JP2537668Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JP2537668Y2
JP2537668Y2 JP1990026154U JP2615490U JP2537668Y2 JP 2537668 Y2 JP2537668 Y2 JP 2537668Y2 JP 1990026154 U JP1990026154 U JP 1990026154U JP 2615490 U JP2615490 U JP 2615490U JP 2537668 Y2 JP2537668 Y2 JP 2537668Y2
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JP
Japan
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push
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正春 松本
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンパクト容器に係り、特に中皿の交換が容
易なコンパクト容器に関する。
[従来の技術] 一般に、中皿が交換可能な形式のコンパクト容器は、
第3図に示すようにコンパクト基台1に蓋体20を蝶着し
てなり、前記コンパクト基台1に中皿2を着脱自在に装
着してある。そして、必要に応じてこの中皿2を交換す
ることができるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前記した従来のコンパクト容器では、中皿
2を取り外すための機構を備えていないために、コンパ
クト基台1と中皿2との間に爪を差し入れたり、容器を
逆さまにしなければならない等取り外しが困難であると
いう問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、中皿を軽
快で容易に着脱できるようにしたコンパクト容器を提供
することを技術的課題とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は前記技術的課題を解決するために、コンパク
ト基台1に中皿2を装着したコンパクト容器において以
下のような構成とした。
即ち、コンパクト基台1に設けたガイド部8に沿って
上下動自在に押しボタン部3を設ける。
この押しボタン部3の、コンパクト基台1底部付近ま
で延出した下端から、肉薄状で弾力をもたせた屈曲部5
を介して押し上げアーム4を水平方向に延出する。
それと共に、前記押しボタン部3の下端部に突出押圧
部3aを設け、この突出押圧部3aを、前記押し上げアーム
4の上で、前記屈曲部5に近い位置に突出させる。
前記押し上げアーム4の先端6を中皿下面に位置せし
める。
一方、前記コンパクト基台1に、前記押しボタン部3
の押し下げ時に押し上げアーム4の中程が当接する段部
7を設ける。
そして、前記押しボタン部3の押し下げ時に、前記突
出押圧部3aにより、屈曲部5の近くの押し上げアーム4
を押圧できるように形成し、屈曲部5の近くを押し下げ
られた押し上げアーム4の中程が、段部7に当接し、押
し上げアーム4は段部7を支点として揺動し、先端6が
上昇し中皿2の底部9を押し上げるよう構成してコンパ
クト容器とした。
[作用] 押しボタン部3を押し下げるだけで中皿2が押し上げ
られるので、従来の容器のように、中皿2の縁部を爪で
引っ掛けて持ち上げるような面倒はなく、中皿2の交換
を迅速かつ容易に行うことができる。
そして、押しボタン部3の押し下げによる押し上げア
ーム4の揺動は、押しボタン部3の下端部の突出押圧部
3aが、直接屈曲部5の近くの押し上げアーム4を押圧し
て押圧力を伝達して揺動させる。
したがって、押圧力の伝達に屈曲部5を介さないの
で、屈曲部5のさらなる屈曲に力が消費されず、中皿2
を軽快に押し上げることができる。
そして、押圧力の伝達に屈曲部5を介さないので、屈
曲部5は薄く形成でき、押し上げアーム4を段部7を支
点として揺動させるとき、屈曲部5を屈曲させるが、こ
の屈曲部5は軽く屈曲できるものに形成できる。
[実施例] 本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
コンパクト容器はコンパクト基台1に図示しない蓋体
を蝶着して構成されている。コンパクト基台1には中枠
10が設けられ、この中枠10には中皿2を着脱自在に装着
するための窓部10aが形成されている。そして、この窓
部10aの内縁部に対応する部位にはコンパクト基台1底
面に立設した中皿保持突起1cが位置している。
一方、中皿2の周囲には前記中皿保持突起1cに着脱自
在に係合する凹所2aが形成されている。前記中枠10の窓
部近傍には釦口10dが形成されており、この釦口10dには
上面が平面に形成された押しボタン部3が配置されてい
る。この押しボタン部3は断面逆L字状に形成され、釦
口10dから露出した部分が押圧部となっており、下端は
コンパクト基台1底部付近まで延出されている。そし
て、前記釦口10dの内縁に垂設したガイド部8とコンパ
クト基台1底面に立設したガイド部8aに沿って上下動自
在に支持されている。
前記押しボタン部3の下端には肉薄状で弾力をもたせ
た屈曲部5を介して押し上げアーム4が水平方向に延出
されていると共に、前記押しボタン部3の下端部に突出
押圧部3aが設けてある。
そして、前記突出押圧部3aを、前記押し上げアーム4
の上で、前記屈曲部5に近い位置に突出させ、前記押し
上げアーム4の先端6が中皿2の下面に入り込むように
配置する。そして、前記屈曲部5はその弾発力により、
押しボタン部3と押し上げアーム4との角度が開く向き
付勢させるようになっている。
そして、前記コンパクト基台1には前記押しボタン部
3の押し下げ時に押し上げアーム4に中程が当接する段
部7が設けられている。
以下、動作を説明する。
まず、中皿2の装着状態にあっては第2図中実線に示
すように、押しボタン部3は屈曲部5の弾発力によって
上方に持ち上げられており、押し上げアーム4の先端6
は中皿2の底部9に軽く接触した位置にある。
ここで、中皿2を取り外すために第2図中破線に示す
ように押しボタン部3を押すと、押しボタン部3が下動
し、押しボタン部3の下端部に設けた突出押圧部3aが、
押し上げアーム4の、屈曲部5の近くを押し下げる。
そして、押し上げアーム4の中程が段部7に当接して
押し上げアーム4は段部7を支点としてシーソーのよう
に揺動してその先端6が持ち上がる。
これにより前記突起1cと凹所2aとの係合が外れ中皿2
が外れる。
押しボタン部3から指を離すと押しボタン部3は元位
置に復帰するため、中皿2は容易に装着できる。
[考案の効果] 本考案によれば、押しボタン部3を押し下げるだけで
中皿2が押し上げられるので、従来のもののように、中
皿2の縁部を爪で引っ掛けて持ち上げるような面倒はな
く、中皿の交換を迅速かつ容易に行うことができる。
そして、押しボタン部3の押し下げによる押し上げア
ーム4の揺動は、押しボタン部3の下端部の突出押圧部
3aが、直接屈曲部5の近くの押し上げアーム4を押圧し
て押圧力を伝達して揺動させる。
したがって、前記押圧力の伝達に屈曲部5を介さない
ので、屈曲部5のさらなる屈曲に力が消費されず、中皿
2を軽快に押し上げることができる。
そして、押圧力の伝達に屈曲部5を介さないので、屈
曲部5は肉薄に形成でき、押し上げアーム4を段部7を
支点として揺動させるとき、屈曲部5を屈曲させるが、
この屈曲部5は軽く屈曲できるものに形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は要
部を断面とした斜視図、第2図は動作過程を示す要部の
断面図、第3図は従来のコンパクト容器を示す断面図で
ある。 1……コンパクト基台、2……中皿、3……押しボタン
部、3a……突出押圧部、4……押し上げアーム、5……
屈曲部、6……先端、7……段部、8……ガイド部、9
……底部。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−37108(JP,U) 実開 昭63−62009(JP,U) 実開 昭63−62010(JP,U) 実開 昭58−94408(JP,U) 実開 昭63−123212(JP,U) 実開 昭62−177413(JP,U) 実開 平1−153106(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンパクト基台1に中皿2を着脱自在に装
    着したコンパクト容器において、 コンパクト基台1に設けたガイド部8に沿って上下動自
    在に押しボタン部3を設け、この押しボタン部3の、コ
    ンパクト基台1底部付近まで延出した下端部から、肉薄
    状で弾力をもたせた屈曲部5を介して押し上げアーム4
    を水平方向に延出すると共に、前記押しボタン部3の下
    端部に突出押圧部3aを設け、この突出押圧部3aを、前記
    押し上げアーム4の上で、前記屈曲部5に近い位置に突
    出させ、前記押し上げアーム4の先端6を中皿2の下面
    に位置せしめる一方、前記コンパクト基台1に、前記押
    しボタン部3の押し下げ時に押し上げアーム4の中程が
    当接する段部7を設け、前記押しボタン部3の押し下げ
    時に、前記突出押圧部3aにより、屈曲部5の近くの押し
    上げアーム4を押圧できるように形成し、屈曲部5の近
    くを押し下げられた押し上げアーム4の中程が、段部7
    に当接し、押し上げアーム4は段部7を支点として揺動
    し、先端6が上昇し中皿2の底部9を押し上げるよう構
    成したことを特徴とするコンパクト容器。
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JPH03119312U JPH03119312U (ja) 1991-12-09
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JPS6337108U (ja) * 1986-08-28 1988-03-10
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JPH0420344Y2 (ja) * 1986-10-14 1992-05-11
JPH0513288Y2 (ja) * 1987-02-05 1993-04-08

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