JP2534865B2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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JP2534865B2
JP2534865B2 JP62112835A JP11283587A JP2534865B2 JP 2534865 B2 JP2534865 B2 JP 2534865B2 JP 62112835 A JP62112835 A JP 62112835A JP 11283587 A JP11283587 A JP 11283587A JP 2534865 B2 JP2534865 B2 JP 2534865B2
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pocket
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光 水谷
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Hitachi Maxell Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,本体ケースの前面側にテープローディン
グ用のポケットを有し,このポケットを開閉する前蓋と
これに追従して動く別の蓋(裏蓋)とを備えている形態
のテープカートリッジに関する。
〔従来の技術〕
この種の2枚の蓋を備えたテープカートリッジの従来
技術としては,例えば,実開昭61−126481号公報に示さ
れたようなものがある。そこでは,第4図に示すように
本体ケース1にこれの前面側のテープローディング用の
ポケット6に導出したテープ3の前面側を覆う前蓋9が
横軸11まわりに開閉回転自在に枢着される。一方,テー
プ3の裏面側を覆う裏蓋25が前蓋9の後面側に横軸26を
もって回転自在に枢着されるとともに,本体ケース1側
にS字曲線状に設けた案内溝27に裏蓋25と一体の摺動軸
28が摺動自在に嵌合される。しかして,前蓋9の開閉回
転に追従して裏蓋25が案内溝27に案内されながら上下方
向に姿勢を変えながら曲線移動して開閉作動するように
なっている。このときの裏蓋25の閉じ姿勢への変わり方
をみると,裏蓋25の下端25aがテープ3の裏面側を包み
込むように可及的に接近移動する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし,上記のように前蓋9の開閉回転に追従して裏
蓋25が姿勢を変えながら曲線移動するものでは,裏蓋25
は,摺動軸28や案内溝27の僅かな寸法精度の狂いによっ
て,その下端25aをテープ3に接当干渉して損傷を加え
やすく,また案内溝27との摩擦抵抗が大きくなりやすく
て円滑な開閉動作に支障を来たすのである。
この発明は,かかる従来の難点を解消し,前蓋に追従
する底蓋のテープへの接当干渉を回避できるとともに,
その開閉作動の円滑化を図り得るテープカートリッジを
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は,本体ケース1の前面側のテープローディ
ング用のポケット6の開口下面を開閉する底蓋12が,前
蓋9の開閉回転に追従して前後に同一水平姿勢で直線移
動するものとする。そのために,底蓋12と本体ケース1
との間に底蓋12を前後に直線移動自在に摺動案内する案
内手段13を設ける一方,前蓋9と底蓋12とは,前蓋9の
開閉回転を底蓋12の前記直線移動に変える機構17で連動
連結する。その機構17は、前蓋9の内面におけるテープ
3より上方箇所からポケット6内の後方へ突設されて溝
18を有する腕19と、底蓋12の上面におけるテープ3より
後方箇所からポケット6内の上方へ突設されて前記溝18
に係合する滑子21を有する腕20とからなる。
〔発明の効果〕
この発明は,上記のように底蓋12が前蓋9の開閉回転
に追従して案内手段13および機構17を介して前後に同一
水平姿勢で直線移動することによりポケット6の開口下
面を開閉するものとしてあるので,底蓋12のテープ3と
の接当干渉は容易に避けることができ,また,底蓋12の
開閉作動は極めて円滑に行えるという利点がある。しか
も、前記機構17を構成する溝18を有する腕19と滑子21を
有する腕20とはそれぞれ、前蓋9の内面および底蓋12の
上面からポケット6内の上方へ向けて突設してあるの
で、組付けに際してポケット6内で滑子21に溝18を係合
させるという簡単な操作で足り、それだけ前蓋9および
底蓋12の本体ケース1への組付けが容易に行えて組付け
性の向上を図ることができる。
〔実施例〕
本発明に係るテープカートリッジの一実施例を第1図
ないし第3図に基づき説明する。
第2図において,これの本体ケース1はプラスチック
製の上下ケース1a・1bを突き合わせて一体的に結合して
なる。本体ケース1の内部左右にはテープ3が巻かれる
テープリール4・4を回転自在に収容してある。
本体ケース1の前面側には,第3図に示すように底壁
5の前端の左右方向中央部をケース内方に向けて切り欠
くことによりテープローディング用のポケット6が凹設
されている。また,本体ケース1の前面側において前記
ポケット6の左右にはテープ引出口7・7を開口してい
る。テープ3は,一方のテープリール4からこれの前方
のテープ引出口7を通ってポケット6の前方へ導出させ
たうえで,他側のテープ引出口7に導出されてこれの後
方のテープリール4に巻き取られる。
第1図および第3図において,本体ケース1の前面側
にはテープ引出口7・7間に張られたテープ3の前面側
を覆ってこれを保護するための前蓋9を装着している。
この前蓋9は,本体ケース1の前面をこれの左右全長に
わたって閉合する前面壁9aと,前面壁9aの左右端から後
方に連設した左右側片9b・9b,および前面壁9aの上端か
ら後方へ連設した上壁9cとを有してなり,その左右側片
9b・9bが本体ケース1の左右側壁10・10に各前端外面側
に嵌め込まれて横軸11・11で回転自在に枢着される。こ
れで前蓋9は,第1図に示すように,テープ3の前面側
を覆う閉じ位置Aとその前面側に開放する上開き位置B
とにわたって横軸11まわりに上下方向に回転自在であ
り,片方の横軸11上に枢着した図外のばねで常に閉じ方
向に回転付勢されている。
本体ケース1の底面側の前端には前記ポケット6の開
口下面を開閉する底蓋12が装着される。この底蓋12はポ
ケット6の開口下面を覆いうる大きさの平たい矩形状に
形成されて,この左右端と本体ケース1のポケット6の
左右両側部14・14との間には,底蓋12がポケット6の開
口下面を閉じる前方閉じ位置Cとその開口下面を開く後
方開き位置Dとにわたって前後に直線移動自在に案内摺
動する案内手段13が設けられる。その案内手段13は,具
体的には,第3図に示すように底蓋12の左右端に突設し
た摺動軸15・15とポケット6の両側部14・14に前記軸15
・15が前後に摺動自在に嵌合するよう直線状に設けた案
内溝16・16とからなる。
また前蓋9と底蓋12とは,前蓋9の開閉回転を底蓋12
の前後直線移動に変える機構17でもって連結される。そ
の機構17は,第3図に示すように前蓋9の上壁9cの内面
の左右方向中央部からV字状の溝18を有する左右一対の
腕19・19を後方へ一体に突設し,一方底蓋12の上面の左
右方向中央部から左右一対の腕20・20を上向きに一体に
突設し,各腕20の上端に設けた滑子21を前記溝18に係合
する。
かくして,前蓋9および底蓋12の閉じ状態より前蓋9
が横軸11まわりに上方へ開き回転するとき腕19の溝18内
の前縁18aが滑子21を後方へ押し動かすため,底蓋12は
案内溝16に沿って後方の開き位置Dにまで真直ぐに移動
してポケット6およびテープ3の下方を開放する。反対
に,前蓋9を開き位置Bより閉じ位置Aにまで回転させ
ると,その腕19の溝18内の後縁18bが滑子21を前方へ押
し動かすため,これにより底蓋12が前方の閉じ位置Cに
まで真直ぐに移動してポケット6およびテープ3の下方
を閉じる。なお,本体ケース1の底壁5および上壁22の
各前端にはそれぞれ腕19・20との接当から逃げるための
切欠部23・24を設けている。
上記実施例によれば,底蓋12はテープ3の下方を前後
に直線移動するので,テープ3に接当干渉するようなこ
とが殆どなくなり,また底蓋12は前蓋9の回転に追従し
て案内手段13の案内下で前後に円滑に直線移動して開閉
する。しかも,前蓋9と底蓋12とを連動連結する機構17
としては,前蓋9側の腕19と底蓋12側の腕20を組み合わ
せるという簡単な構造で容易に組み立てられる。
第4図に示す従来の裏蓋25では,同図中,矢印F方向
に外力を加えて押し上げると,裏蓋25が上方へ容易に開
いてしまうため,テープ3の保護機能上好ましくない
が,上記実施例の底蓋12によれば,案内手段13として底
蓋12の摺動軸15を案内溝16に嵌合してあるので,この蓋
12を下方から押し上げられても開くような不具合がな
い。また前記機構17として腕20の滑子21を腕19のV状の
溝18に係合してあるため,この底蓋12が下方から前後方
向に押されても開閉するようなこともない。
なお,上記機構17としては腕19・20の組み合わせ以外
に,例えば,ギヤなどを組み合わせて構成するものであ
ってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係るテープカートリッジ
の一実施例を示しており,第1図は第2図におけるX−
X線断面図,第2図は全体の内部平面図,第3図は要部
の分解斜視図である。 第4図は従来例のテープカートリッジを示す断面図であ
る。 1……本体ケース, 3……テープ, 6……テープローディング用のポケット, 9……前蓋, 11……横軸, 12……底蓋, 13……案内手段, 17……機構, 18……溝, 19・20……腕, 21……滑子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1の前面側に前蓋9が、テープ
    ローディング用のポケット9に導出したテープ3の前面
    側を覆う閉じ位置Aと、テープ3の前面より上方へ回転
    して開放する開き位置Bとにわたって横軸11まわりに回
    転自在に枢着され、 本体ケース1の底面側に前記ポケット6の開口下面を開
    閉する底蓋12が、ポケット6の開口下面を閉じる前方閉
    じ位置Cと、ポケット6の開口下面を開く後方開き位置
    Dとにわたって前後に直線移動自在に装着され、 底蓋12と本体ケース1間には底蓋12を前後に直線移動自
    在に案内するための案内手段13が設けられ、 前蓋9と底蓋12とは前蓋9の開閉回転を底蓋12の前記直
    線移動に変える機構17で連動連結されており、 前記機構17が、前蓋9の内面におけるテープ3より上方
    箇所からポケット6内の後方へ突設されて溝18を有する
    腕19と、底蓋12の上面におけるテープ3より後方箇所か
    らポケット6内の上方へ突設されて前記溝18に係合する
    滑子21を有する腕20とからなることを特徴とするテープ
    カートリッジ。
JP62112835A 1987-05-08 1987-05-08 テ−プカ−トリツジ Expired - Fee Related JP2534865B2 (ja)

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