JP2534811Y2 - スイツチングレギユレータの保護回路 - Google Patents
スイツチングレギユレータの保護回路Info
- Publication number
- JP2534811Y2 JP2534811Y2 JP12359490U JP12359490U JP2534811Y2 JP 2534811 Y2 JP2534811 Y2 JP 2534811Y2 JP 12359490 U JP12359490 U JP 12359490U JP 12359490 U JP12359490 U JP 12359490U JP 2534811 Y2 JP2534811 Y2 JP 2534811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- capacitor
- circuit
- switching regulator
- switching
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自励形スイツチングレギユータの保護回路
(起動回路)に関するものである。
(起動回路)に関するものである。
従来の自励形スイツチングレギユレータにおいて、第
2図に示すように起動回路を抵抗R2で構成するもの、あ
るいはコンデンサと抵抗の直列回路で構成するもの等が
知られている。なお、第2図において、R1〜R5は抵抗、
C1〜C4はコンデンサ、D2,D3はダイオード、Q1,Q2はトラ
ンジスタである。
2図に示すように起動回路を抵抗R2で構成するもの、あ
るいはコンデンサと抵抗の直列回路で構成するもの等が
知られている。なお、第2図において、R1〜R5は抵抗、
C1〜C4はコンデンサ、D2,D3はダイオード、Q1,Q2はトラ
ンジスタである。
しかしながら、起動回路を抵抗R2で構成している場
合、スイツチングトランスTの2次側が短絡等過電流状
態になつても、起動用抵抗R2からスイツチングトランジ
スタQ1にベース電流が供給され、発振が継続するため、
2次側に電力が供給され、2次側回路が破損する恐れが
あつた。
合、スイツチングトランスTの2次側が短絡等過電流状
態になつても、起動用抵抗R2からスイツチングトランジ
スタQ1にベース電流が供給され、発振が継続するため、
2次側に電力が供給され、2次側回路が破損する恐れが
あつた。
又、起動回路をコンデンサと抵抗の直列回路で構成し
た場合、2次側短絡等の過電流状態では発振が停止する
が、1次側入力コンデンサの充電電圧が放電するまで再
起動できないため、1度発振停止した際の再起動が困難
であつた。
た場合、2次側短絡等の過電流状態では発振が停止する
が、1次側入力コンデンサの充電電圧が放電するまで再
起動できないため、1度発振停止した際の再起動が困難
であつた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、2次側
の過電流状況にあつては発振を停止し、又再起動を容易
にしたスイツチングレギユレータの保護回路を提供する
ことを目的とするものである。
の過電流状況にあつては発振を停止し、又再起動を容易
にしたスイツチングレギユレータの保護回路を提供する
ことを目的とするものである。
上記目的を達成するために、自励形スイツチングレギ
ユレータの1次直流入力(+)側と入力コンデンサ
(+)側の間にダイオードを挿入し、ダイオードのアノ
ード側と、スイツチングトランジスタのベースとの間に
コンデンサと抵抗の直列回路を挿入した起動回路を構成
したものである。
ユレータの1次直流入力(+)側と入力コンデンサ
(+)側の間にダイオードを挿入し、ダイオードのアノ
ード側と、スイツチングトランジスタのベースとの間に
コンデンサと抵抗の直列回路を挿入した起動回路を構成
したものである。
過電流状態になつた際、巻線N2の出力電圧降下に伴い
巻線N3の出力電圧も降下し、スイツチングトランジスタ
(Q1)4のドライブ電流が減少するが、起動後は起動用
コンデンサC2の直流カツト作用のため、スイツチングト
ランジスタ(Q1)4に直流入力からのベースドライブ電
流も供給されず、発振は停止し2次側への電力供給も停
止する。
巻線N3の出力電圧も降下し、スイツチングトランジスタ
(Q1)4のドライブ電流が減少するが、起動後は起動用
コンデンサC2の直流カツト作用のため、スイツチングト
ランジスタ(Q1)4に直流入力からのベースドライブ電
流も供給されず、発振は停止し2次側への電力供給も停
止する。
発振が停止した後、直流入力を切断すると、起動用コ
ンデンサC2の電荷は抵抗R2にて放電されるため、再起動
可能となるまでの時間はダイオードD1がコンデンサC1の
放電経路を断つているため、コンデンサC1の充電電荷に
関係なく設定可能となる。
ンデンサC2の電荷は抵抗R2にて放電されるため、再起動
可能となるまでの時間はダイオードD1がコンデンサC1の
放電経路を断つているため、コンデンサC1の充電電荷に
関係なく設定可能となる。
本考案の一実施例を第1図により説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すスイツチングレギユ
レータの回路図である。
レータの回路図である。
入力端子1,2より入力される直流入力をスイツチング
トランジスタ(Q1)4により、オン,オフしてスイツチ
ングトランス(T)5の2次側にエネルギを供給する。
起動回路3はダイオードD1、抵抗R2,R3、コンデンサC2
により構成される。入力端子1,2に直流入力が入力され
ると、コンデンサC2、抵抗R3を通し、スイツチングトラ
ンジスタ(Q1)4のベースに電圧が印加され、ベース電
流が流れこれをドライブする。以後、スイツチングトラ
ンス(T)5の巻線N3による正帰還作用により発振を開
始し、前述したように2次側にエネルギを供給する。
トランジスタ(Q1)4により、オン,オフしてスイツチ
ングトランス(T)5の2次側にエネルギを供給する。
起動回路3はダイオードD1、抵抗R2,R3、コンデンサC2
により構成される。入力端子1,2に直流入力が入力され
ると、コンデンサC2、抵抗R3を通し、スイツチングトラ
ンジスタ(Q1)4のベースに電圧が印加され、ベース電
流が流れこれをドライブする。以後、スイツチングトラ
ンス(T)5の巻線N3による正帰還作用により発振を開
始し、前述したように2次側にエネルギを供給する。
2次側負荷が過負荷状態となつた際には、ドライブ電
圧となる巻線N3の出力電圧が低下し、スイツチングトラ
ンジスタ(Q1)4がオンしにくくなつてくるが、コンデ
ンサC2による直流入力カツトオフ作用により直流入力側
からの起動電流も遮断されるため、ついには発振を停止
する。
圧となる巻線N3の出力電圧が低下し、スイツチングトラ
ンジスタ(Q1)4がオンしにくくなつてくるが、コンデ
ンサC2による直流入力カツトオフ作用により直流入力側
からの起動電流も遮断されるため、ついには発振を停止
する。
入力端子1,2の直流入力を遮断すると起動用コンデン
サC2の充電電荷は抵抗R2により放電され、すぐに再起動
可能となる。
サC2の充電電荷は抵抗R2により放電され、すぐに再起動
可能となる。
本考案によれば、自励形スイツチングレギユレータの
過電流保護回路を、起動回路を実施例の如く構成するこ
とによつて安価に構成でき、発振停止後の再起動可能と
なるまでの時間を短くすることもできる。
過電流保護回路を、起動回路を実施例の如く構成するこ
とによつて安価に構成でき、発振停止後の再起動可能と
なるまでの時間を短くすることもできる。
第1図は、本考案の一実施例のスイツチングレギユータ
の基本回路図である。 第2図は、従来のスイツチングレギユレータの基本回路
図である。 1,2……直流入力、3……起動回路、4……スイツチン
グトランジスタ、5……スイツチングトランス。
の基本回路図である。 第2図は、従来のスイツチングレギユレータの基本回路
図である。 1,2……直流入力、3……起動回路、4……スイツチン
グトランジスタ、5……スイツチングトランス。
Claims (1)
- 【請求項1】入力コンデンサと、トランス1次巻線とス
イツチングトランジスタとの直列回路とが、直流入力に
対して接続され、一方、トランス2次巻線には整流平滑
回路が接続されて、前記トランジスタのオフ時にトラン
ス励磁エネルギを2次側に供給するスイツチレギユレー
タにおいて、直流入力(+)側と入力コンデンサ(+)
側の間にダイオードを挿入し、かつ、直流入力(+)側
とスイツチングトランジスタのベースとの間にコンデン
サと抵抗の直列回路を接続したことを特徴とするスイツ
チングレギユレータの保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12359490U JP2534811Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スイツチングレギユレータの保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12359490U JP2534811Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スイツチングレギユレータの保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480288U JPH0480288U (ja) | 1992-07-13 |
JP2534811Y2 true JP2534811Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=31871290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12359490U Expired - Lifetime JP2534811Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スイツチングレギユレータの保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534811Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12359490U patent/JP2534811Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480288U (ja) | 1992-07-13 |
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Legal Events
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