JPH0619331Y2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JPH0619331Y2
JPH0619331Y2 JP6156588U JP6156588U JPH0619331Y2 JP H0619331 Y2 JPH0619331 Y2 JP H0619331Y2 JP 6156588 U JP6156588 U JP 6156588U JP 6156588 U JP6156588 U JP 6156588U JP H0619331 Y2 JPH0619331 Y2 JP H0619331Y2
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JP
Japan
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coil
transistor
voltage
primary
switching element
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JP6156588U
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JPH01166483U (ja
Inventor
正文 永見
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、DC−DCコンバータ関し、特にその安全
回路の改良に関するものである。
〔従来技術〕
従来のDC−DCコンバータとしては、例えば第3図に
示すようなものがある。図において、1は入力電圧V
INの入力端子、2はヒユーズ2Aを利用した安全回
路、3はトランス、C3はトランス3の一次側に設けら
れた平滑コンデンサ、R1は起動用の抵抗、TR1,T
R2はダーリントン構成のトランジスタ、R3は抵抗、
D2はダイオード、R2,C1はトランス3の一次側と
二次側との間に接続された自励発振用フイードバツクル
ープを形成する抵抗及びコンデンサ、ZD1はツエナー
ダイオード、D1,C2はトランス3である。トランス
3は、1次側コイル31と、二次側第1コイル32及び
二次側第2コイル33とからなつている。安全回路2
は、二次側第1コイル31とコンデンサC3とに接続さ
れ、該二次側第1コイル31に流れる電流をオン,オフ
制御するスイツチング素子としてのトランジスタTR
3、このトランジスタTR3のコレクタ・ベース間に接
続された抵抗R5、二次側第1コイル31に流れ込む電
流の一部を積分してその積分値の大きさによつてトラン
ジスタTR3のオン,オフ状態を制御する抵抗R4及び
コンデンサC4からなる制御回路、抵抗R4と二次側第
1コイル31との間に接続されたダイオードD3とによ
り構成されている。
次に動作について説明する。入力端子1への入力電圧V
INがオフ時であつて低電位である時には、抵抗R4と
コンデンサC4との接続点の電圧Vは、入力電圧V
INと同電位になつている。次に、入力電圧VINがオ
ンし、高電位になると、トランジスタTR3のベース電
位は抵抗R4とコンデンサC4による時定数に従つて上
昇し、トランジスタTR3がオンする。従つて、トラン
ス3の一次側へ入力電圧VINが供給され、電力が供給
される。そして一次側が発振すると、電圧Vの大きさ
は固定され、トランジスタTR3のオン状態を持続させ
る。他方、一次側が発振しない場合には、トランジスタ
TR3は前記時定数の時間経過後、オフする。しかし
て、このことは一次側が途中で変則的に発振停止した場
合にも、同様にトランジスタTR3はオフする。従つ
て、トランジスタTR3のオフ動作によつてDC−DC
コンバータの安全回路2によるフエールセーフ動作が実
行されることになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこのようなDC−DCコンバータ
にあつては、スイツチング素子としてのトランジスタT
R3のベース電流は入力端子1より抵抗R5,R4を通
じてコンデンサC4へ流れる構成となつているため、入
力電圧VINが設定電圧より低い電圧となつた場合、該
ベース電流が小さくなり、所定の電力を出力するための
供給電力を充分確保できないという問題点があつた。す
なわち、DC−DCコンバータは、入力電圧VINが低
電圧になると、入力される電流値が大きくなるため、第
3図のトランジスタTR3とコンデンサC3との間の電
圧Vが変動してしまう問題点があつた。
この考案の目的は、トランスの一次側コイルに流れる電
流をオン・オフ制御するスイツチング素子に定電流を供
給することができるDC−DCコンバータを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のDC−DCコンバータは、トランスの一次側
コイルに流れる電流をオン・オフ制御するスイッチング
素子TR3に定電流を供給する定電流回路4を設けたこ
とを特徴としている。
〔作用〕
このように定電流回路4を設けると、スイツチング素子
TR3へ定電流を供給でき、入力電圧VINが設定電圧
より低い電圧となつた場合でも、所定の電流を確保で
き、トランスが所定の電力を出力するための供給電力を
充分確保できる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第1図は、
この考案の一実施例を示す図である。なお、第1図中、
第3図で説明した従来例と同一符号は同一または相当部
分を示す。
まず構成を説明すると、この実施例のDC−DCコンバ
ータは、第3図に示す従来例の抵抗R4の代りに定電流
回路4が接続され、スイツチング素子としてのトランジ
スタTR3のコレクタと該定電流回路4との間に定電圧
回路5が接続され、入力端子1にはバツテリ6からイグ
ニツシヨンスイツチ(以下、IGN SWという)7を
経て入力電圧VINが供給されるようになつている。定
電流回路4は、トランジスタTR3のベースにコレクタ
が接続されたトランジスタTR10と、該トランジスタ
TR10のベースと入力端子1間に接続された抵抗R6
と、該トランジスタTR10のベースとアース間に接続
されたツエナーダイオードZD2と、該トランジスタT
R10のエミツタに抵抗R10を介してエミツタが接続
れたトランジスタTR11と、該トランジスタTR11
のベースとダイオードD3との間に接続された抵抗R1
1とで構成されている。定電圧回路5は、ツエナーダイ
オードZD3とダイオードD10との直列回路により構
成され、ツエナーダイオードZD3はトランジスタTR
3のコレクタに接続され、ダイオードD10はトランジ
スタTR10のエミツタに接続されている。その他の構
成は、第3図の従来例と同一である。
次に、第2図のタイムチヤートを参照して動作を説明す
る。
IGN SW7がオンして入力電圧VINが入力される
と、抵抗R6とツエナーダイオードZD2間に電圧V
refが発生し、トランジスタTR10のエミツタ電位
がV=Vref−VBE10(ただし、V
BE10はトランジスタTR10のベース・エミツタ間
電圧)と決定される。
トランジスタTR11のエミツタ電位Vは、V=V
+I・R11+VBE11(ただし、Vはコンデ
ンサC4とダイオードD3との接続点の電圧、Iはト
ランジスタTR3のベース電流、R11は抵抗R11の
抵抗値、VBE11はトランジスタTR11のベース・
エミツタ間電圧)で決定される。なお、IGN SW7
のオン起動時はV≒0Vである。トランジスタTR3
のベース電流Iは(V−V)/R10(ただし、
R10は抵抗R10の抵抗値)で決定され、DC−DC
コンバータが起動後、V<0−VBE11となるよう
に設定すればV=0となり、トランジスタTR3のベ
ース電流Iは入力電圧VINの状態によらず一定の状
態で駆動できる。
また、定電圧回路5を図示のように設けることにより、
入力電圧VINがサージ入力等で異常に高くなつた場
合、DC−DCコンバータ回路を保護できる。
この例では、V点にトランジスタTR3のコレクタ電
位よりツエナーダイオードZD3でフイードバツクをか
け、トランジスタTR3のコレクタ電位が、V+V
+V(ただし、 VはツエナーダイオードZD3のツエナー電圧 VはダイオードD10の順方向降下電圧) より高くなつた時、ツエナーダイオードZD3がオン
し、トランジスタTR10をオフさせ、電圧Vを一定
にしている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、その構成を、
トランスの一次側コイルに流れる電流をオン・オフ制御
するスイツチング素子に定電流を供給するための定電流
回路を設けた構造としたため、該スイツチング素子へ定
電流を供給でき、入力電圧が設定電圧より低い電圧とな
つた場合でも、所定の電流を確保でき、トランスが所定
の電力を出力するための供給電力を充分確保できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の回路図、第2図はそのタ
イムチヤート図、第3図は従来例の回路図である。 2は安全回路、TR3はトランジスタ(スイツチング素
子)、4は定電流回路、3はトランス、31は二次側第
1コイル、32は一次側コイル、33は二次側第2コイ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次側第1コイル(31)と、該二次側第
    1コイル(31)に接続された一次側コイル(32)
    と、二次側第2コイル(33)とからなるトランス
    (3)を備え、前記一次側コイル(32)に前記二次側
    第2コイル(33)に発生する電圧が正帰還され、前記
    二次側第1コイル(31)及び前記一次側コイル(3
    2)に直流電圧を印加することによって発振を開始し、
    直流電圧を出力するDC−DCコンバータにおいて、前
    記二次側第1コイル(31)は、その端子間に、前記一
    次側コイル(32)に流れる電流をオン・オフ制御する
    スイッチング素子(TR3)と該スイッチング素子に定
    電流(I)を供給する定電流回路(4)との直列回路
    が接続され、かつ前記一次側コイル(32)は前記スイ
    ッチング素子(TR3)から給電されて発振を開始する
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
JP6156588U 1988-04-12 1988-05-12 Dc−dcコンバータ Expired - Lifetime JPH0619331Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156588U JPH0619331Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 Dc−dcコンバータ
EP89106350A EP0340485B1 (en) 1988-04-12 1989-04-11 Control system for head-up display for automotive vehicles
DE68926799T DE68926799T2 (de) 1988-04-12 1989-04-11 Steuerungssystem für Headup-Displays für Kraftfahrzeuge
US07/337,134 US5202668A (en) 1988-04-12 1989-04-12 Control system for a head-up display for automotive vehicles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156588U JPH0619331Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 Dc−dcコンバータ

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Publication Number Publication Date
JPH01166483U JPH01166483U (ja) 1989-11-21
JPH0619331Y2 true JPH0619331Y2 (ja) 1994-05-18

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