JPS603638Y2 - Dc−ac コンバ−タの保護回路 - Google Patents

Dc−ac コンバ−タの保護回路

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JPS603638Y2
JPS603638Y2 JP12115375U JP12115375U JPS603638Y2 JP S603638 Y2 JPS603638 Y2 JP S603638Y2 JP 12115375 U JP12115375 U JP 12115375U JP 12115375 U JP12115375 U JP 12115375U JP S603638 Y2 JPS603638 Y2 JP S603638Y2
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JP
Japan
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transistor
oscillation
converter
winding
turned
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Expired
Application number
JP12115375U
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English (en)
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JPS5234023U (ja
Inventor
令介 佐藤
豊彦 寺田
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、DC−ACコンバータさらには鞭−油コン
バータの過負荷等による発振停止に対してトランジスタ
などの発振用素子が破損されるのを防止するDC−AC
コンバータの保護回路に関する。
第1図は、一般に用いられるDC−ADコンバータを示
す回路図である。
トランス1の一次側の主巻線IAにはトランジスタ2,
3のオンで直流電源4から電流を流し、この電流変化を
ドライブ巻線IBを介してそれぞれトランジスタ2,3
のベースに正帰還させ、トランス1の飽和によりトラン
ジスタ2,3が交互にオンするプッシュプル発振回路を
得ている。
そして、トランス1の二次側の出力巻線10に交流電流
を得、整流平滑回路5を介して直流電流を得る。
また、整流平滑回路5を設けなければ、DC−ACコン
バータとなる。
ここで抵抗6,7は直流電源4の電圧を分圧してトラン
ジスタ2,3にバイアス電圧を与え、発振起動時にトラ
ンジスタ2または3をオンさせて発振を開始させるもの
であり、ドライブ巻線の誘起電圧はバイアス電圧と重畳
されてトランジスタ2゜3のベースに加えられる。
また、コンデンサ8はトランス1の電流が飽和した後の
ドライブ巻線IBの逆電流からトランジスタ2,3を保
護するもので、このコンデンサ8の代りにダイオードを
用いることもある。
上述のようなに−ACコンバータまたは況−DCコンバ
ータにおいては、出力巻線ICに接続される負荷の変動
が激しいときまたは過負荷などの原因で発振停止が起り
うる。
そして、発振停止時の等節回路は第2図に示すように、
トランジスタ2,3共に充分なバイアス電流が供給され
たオン状態となり、そのコレクタは直流電源4に直接接
続となる。
従って、トランジスタ2,3のコレクタ電流を制限する
ものがなく、そのコレクタ損失はその最大定格を越え、
ついには破損する。
このように、DC−ACまたはDC−DC−zンバータ
においては、過負荷等による発振停止はトランジスタの
破損を引起するので、第1図の場合は発振停止に対して
直ちに直流電源4を開放する必要がある。
また、発振停止を防ぐには、予想される最も重い負荷お
よび急激な負荷変動に耐えるような余裕を持たせた仕様
を必要とする。
そこで、この考案は発振停止時のトランジスタの破損を
防止でき、負荷状態が良くなれば自動的に発振を開始す
るDC−ACコンバータの保護回路を提供しようとする
ものである。
第3図は、この考案によるDC−ACコンバータの保護
回路の一実施例を示す回路図である。
同図において、トランジスタ9,10は無安定マルチバ
イブレータに構成され、トランジスタ10の出力として
第4図に示すデユーティレジオの波形を得ている。
トランジスタ11はトランジスタ10のオン・オフ出力
でドライブされ、第4図の波形図とは逆相でオン・オフ
動作する構成にされている。
そして、トランジスタ11は抵抗7と並列に接続され、
そのオン・オフ動作により抵抗7の両端を短絡、開放す
るスイッチ動作をする。
換言すれば、トランジスタ11はそのオンでトランジス
タ2,3のバイアス電圧を零にする。
なお、トランジスタ10のコレクタへの直流電源の供給
は、抵抗12とコンデンサ13とによる遅延回路を介し
て行なわれ、電源投入時(コンバータの起動時)点から
所定時間はトランジスタ11をオフ状態に維持する。
上記において、コンバータの発振動作中はドライブ巻線
IBに生じる逆電流によってコンデンサ8が負に充電さ
れる。
従って、トランジスタ11のコレクタ電位はエミッタ電
位より低くなり、トランジスタ11はトランジスタ動作
でなく、ベース・コレクタのダイオードとして動作し、
トランジスタ10側から抵抗14を通してコンデンサ8
へ放電電流が流れる。
この電流はトランジスタ10がオン(第4図のt1期間
)の間は抵抗14の抵抗値でコンデンサ8の充電電圧を
除算した値で、トランジスタ10がオフ(t2期間)の
間はコンデンサ8の電圧と直流電源4電圧との加算値を
抵抗14の抵抗値で除算した値にほぼ一致する。
この電流は、抵抗14の抵抗値が充分に大きい(トラン
ジスタ11のドライブ電流で制限される)ので、トラン
ジスタ2,3の発振には何ら影響を及ぼすものでない。
つぎに、コンバータの発振が停止したとき、ドライブ巻
線IBには出力が生ぜず、コンデンサ8の負電圧は抵抗
7を通して放電され、トランジスタ11のコレクタは正
Wになる。
ここで、発振停止が第4図のt2期間で生じた場合、こ
の間ではトランジスタ11がオン状態にあるので、コン
デンサ8の両端を短絡した状態にナリ、トランジスタ2
,3は完全にカットオフ状態に保持され、トランジスタ
2,3のコレクタ電流は断たれる。
一方、発振停止がt1期間で生じた場合、トランジスタ
11がオフでトランジスタ2.3にはコレクタ電流が流
れるが、1.<12に設定すれば、トランジスタ2,3
の最大定格を越える時間が短かく、直ちにt2期間に移
行してトランジスタ2,3の破損が防止される。
そして、次のt1期間でトランジスタ11がオフになる
と、トランジスタ2または3がオンして発振の再開が行
なわれる。
なお、コンバータの過負荷状態が継続する場合には、上
述の動作を繰り返し、過負荷が取除かれれば、発振を再
開して正常状態に復帰する。
なお、直流電源4の投入時にトランジスタ11がオン状
態にあるとt2期間だけ発振開始の動作が遅れるが、コ
ンデンサ13と抵抗12との遅延回路で、電源投入時は
トランジスタ11がオフに保持される。
上記実施例においては、プッシュプル発振回路を持つD
C−DCコンバータの場合を示したが、この考案はこれ
に限定されるものでなく、第5図に示すように、−石式
のコンバータにも適用できる。
また、上記実施例においては、発振停止の原因が取除か
れたときに、保護回路により自動復帰させる場合を示し
たが、自動復帰の必要がなければ、第6図に示す保護回
路でも良い。
同図の動作としては、トランジスタ15は電源投入から
所定時間後は常にオンされうる状態にあり、コンバータ
が発振動作中は前述のように単にダイオードとして動作
し、発振停止に対してはトランジスタ2.3をオフ状態
に保持する。
この場合、コンパ−タの発振再開は直流電源4を一旦開
放することにより行なえる。
要するに、この考案においては、マルチバイブレータの
出力で常時オン・オフ動作するトランジスタ11を設え
、このトランジスタ11のスイッチ動作でコンバータの
発振停止時にはトランジスタ2,3をカットオフ状態に
保持してその破損を防止できる。
さらに、トランジスタ11のオフ状態においてトランジ
スタ2,3の発振開始準備を行ない、発振停止の原因が
取除かれた場合は自動的に発振を再開させることも可能
である。
また、保護回路を設けることに関連して、コンバータは
予想される最大負荷に耐える容量のもので良く、何ら余
裕を持たせる必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般のDC−DCコンバータ回路を示す図、第
2図は第1図における発振停止時の等節回路を示す図、
第3図はこの考案によるDC−ACコンバータの保護回
路の一実施例を示す図、第4図はトランジスタ10の出
力波形図、第5図、第6図はこの考案の他の実施例を示
す図である。 1・・・・・・トランス、2,3・・・・・・トランジ
スタ、4・・・・・・直流電源、5・・・・・・整流平
滑回路、6,7・・・・・・抵抗、8・・・・・・コン
デンサ、9,10,11・・・・・・トランジスタ、1
2・・・・・・抵抗、13・・・・・・コンデンサ、1
4・・・・・・抵抗、15・・・・・・トランジスタ、
IA・・・・・・主巻線、1B・・・・・・ドライブ巻
線、IC・・・・・・出力巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次側主巻線と、ドライブ巻線と、二次側出力巻線を有
    するトランスと、このトランスの上記−次側主巻線に直
    列にコレクタエミッタ間が接続され、そのオン動作によ
    り、直流電源からの電流を上記−次側主巻線に流すため
    の発振用トランジスタと、この発振用トランジスタの発
    振起時においてそのベースとエミッタ間に上記ドライブ
    巻線を介してトランジスタがオンとなる方向に直流電圧
    を与える発信起動用のバイアス電圧源とを備えたDC−
    ACコンバータにおいて、発振用トランジスタのベース
    に一端が接続された上記ドライブ巻線の他端と、発信用
    トランジスタのエミッタとの間にスイッチング素子を設
    け、このスイッチング素子を常時オン・オフ動作させ、
    上記トランジスタの発振停止時には上記スイッチング素
    子のオン期間中上記トランジスタをカットオフ状態に保
    持することを特徴とするDC−ACコンバータの保護回
    路。
JP12115375U 1975-09-02 1975-09-02 Dc−ac コンバ−タの保護回路 Expired JPS603638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12115375U JPS603638Y2 (ja) 1975-09-02 1975-09-02 Dc−ac コンバ−タの保護回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12115375U JPS603638Y2 (ja) 1975-09-02 1975-09-02 Dc−ac コンバ−タの保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5234023U JPS5234023U (ja) 1977-03-10
JPS603638Y2 true JPS603638Y2 (ja) 1985-02-01

Family

ID=28601862

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12115375U Expired JPS603638Y2 (ja) 1975-09-02 1975-09-02 Dc−ac コンバ−タの保護回路

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