JPH0242076Y2 - - Google Patents

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JPH0242076Y2
JPH0242076Y2 JP3711386U JP3711386U JPH0242076Y2 JP H0242076 Y2 JPH0242076 Y2 JP H0242076Y2 JP 3711386 U JP3711386 U JP 3711386U JP 3711386 U JP3711386 U JP 3711386U JP H0242076 Y2 JPH0242076 Y2 JP H0242076Y2
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switching transistor
capacitor
turned
transistor
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビデオ機器、オーデイオ機器等の直
流電源回路に使用するためのトランジスタ直流変
換器に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図に示す如く、直流電源1にトランス2の
1次巻線3とスイツチングトランジスタ4との直
列回路を接続し、トランス2の2次巻線5にダイ
オード6とコンデンサ7とから成る整流回路を接
続し、更にベース駆動のためにトランス2に3次
巻線9を設け、この3次巻線9を抵抗10を介し
てトランジスタ4のベースに接続し、更にトラン
ジスタ4のベースに定電圧制御回路11を接続
し、出力端子12に定電圧を得るスイツチングレ
ギユレータは公知である。なお、14は商用交流
電源であり、整流回路から成る直流電源1に接続
されている。14は起動抵抗であり、直流電源1
とトランジスタ4のベースとの間に接続されてい
る。定電圧制御回路11は、スイツチングトラン
ジスタ4のベース・エミツタ間に接続されたベー
ス電流バイパス用トランジスタ15と、これを制
御するためのダイオード16、コンデンサ17、
及びツエナーダイオード18とから成り、トラン
ジスタ4のオフ時の3次巻線9の電圧(出力電圧
に等価)をコンデンサ17に充電し、この電圧と
ツエナーダイオード18の基準電圧との比較に基
づいてトランジスタ15を制御するように構成さ
れている。
上述のスイツチングレギユレータにおいて、直
流電力の供給を開始すると、起動抵抗14を通つ
て起動電流が流れ、発振が開始する。トランジス
タ4のオン時には、1次巻線3に電源1の電圧が
印加され、3次巻線9にこれに応じた電圧が発生
し、この巻線9からトランジスタ4にベース電流
IBが供給される。しかる後、トランジスタ4のコ
レクタ電流が飽和すると、オフに転換し、このオ
フ期間にダイオード6がオンになり、トランス2
のエネルギが出力側に放出される。出力電圧の制
御は、3次巻線9の電流I1の一部がトランジスタ
15にバイパスさせることによつて行う。この種
の動作は公知であるので、説明を省略する。
ところで、この装置で電源1の電圧EINが増大
すれば、1次巻線3の電圧、及び3次巻線9の電
圧及び電流も増大する。第2図のスイツチングレ
ギユレータは定電圧制御回路11を有するので、
3次巻線9の電流I1の全部はトランジスタ4に供
給されず、電圧制御トランジスタ15にバイパス
される。バイパス電流I2はトランジスタ4の駆動
に無関係なものであるので、結局、電力損失にな
る。この問題は、機器を接続する交流電源電圧が
例えば100Vから220Vに変わつた時に顕著にな
る。我が国の100Vの交流電源で使用する場合と、
外国の220Vの交流電源で使用する場合とのいず
れにも対処することが出来るように、交流電源電
圧の変化に応じて電源回路の切換えを行うように
構成することも考えられるが、回路構成が複雑に
なり、且つ切換え操作が面倒になるばかりでな
く、切換えを忘れるおそれも生じる。このような
問題は、交流電源電圧が変化する場合に限らず、
直流電源電圧が何んらかの理由で変化するあらゆ
る場合に生じる。 上述の如き問題点を解決する
ために、本件出願人は、特願昭60−45187号及び
特願昭60−221670号で、スイツチングトランジス
タ4のオフ時に3次巻線9に誘起するほぼ一定の
電圧で充電されるコンデンサを設け、このコンデ
ンサの電荷でスイツチングトランジスタのベース
電流を供給する方式を提案した。この方式によれ
ば、入力電圧が高い場合における効率を大幅に向
上させることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
特願昭60−221670号に開示されている装置によ
れば、放電回路中に放電制御用トランジスタを設
けたので、必要の時のみ放電電流を流すことがで
きる。ところが、放電制御用トランジスタが3次
巻線に対して並列に接続されているために、負荷
短絡等で出力電圧が低下すれば、オフ時にスイツ
チングトランジスタを逆バイアスするための電圧
が実質的に零になるため、一定電圧に充電されて
いるベース駆動用コンデンサに基づく電流が、ス
イツチングトランジスタのベース・エミツタ間、
3次巻線、放電制御用トランジスタのベース・エ
ミツタ間を通つて流れ、スイツチングトランジス
タ4を迅速にオフにすることができないという問
題が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案は、実施例
を示す図面の符号を参照して説明すると、直流電
源1に接続されたトランス1次巻線3とスイツチ
ングトランジスタ4との直列回路と、前記1次巻
線3に電磁結合された2次巻線5と、前記2次巻
線5に接続され、前記スイツチングトランジスタ
4のオフ時にオンになるダイオード6を含んでい
る整流回路8と、前記1次巻線3及び前記2次巻
線5に電磁結合され且つ前記スイツチングトラン
ジスタ4のベースとエミツタとの間に接続された
3次巻線9と、前記スイツチングトランジスタ4
のベースに接続された定電圧制御回路11aとを
具備する直流変換器に於いて、前記3次巻線9と
前記スイツチングトランジスタ4との間に接続さ
れたコンデンサ20と、前記スイツチングトラン
ジスタ4のオン時に前記3次巻線9に誘起する電
圧でオフになる極性を有して前記3次巻線9と前
記コンデンサ20との間に接続された逆充電阻止
用ダイオード19と、前記スイツチングトランジ
スタ4のオフ時における前記トランス2の電圧で
前記コンデンサ20を充電する充電回路と、前記
コンデンサ20と前記スイツチングトランジスタ
4のベース・エミツタ間との直列回路に対して並
列に接続された例えば抵抗22のような放電回路
形成回路素子と、前記コンデンサ20と前記スイ
ツチングトランジスタ4のベース・エミツタ間と
前記放電回路形成素子とから成る閉回路及び前記
3次巻線9から前記スイツチングトランジスタ4
に至るラインに対してそれぞれ直列になるような
位置に接続され、前記スイツチングトランジスタ
4のオン時にオンになるようにそのベースが前記
3次巻線9に接続された放電制御用トランジスタ
23とを備えていることを特徴とするトランジス
タ直流変換器に係わるものである。
〔作 用〕
本考案に基づいて設けられた放電制御用トラン
ジスタ23は、コンデンサ20とスイツチングト
ランジスタ4との間に設けられ、3次巻線9のオ
ン時電圧でオン制御されるので、オフ時にはコン
デンサ20とスイツチングトランジスタ4との間
が遮断される。この結果、負荷短絡で3次巻線9
の電圧や零になつても、コンデンサ20の放電回
路が形成されない。
〔実施例〕
次に、第1図を参照して本考案の実施例に係わ
るスイツチングレギユレータについて述べる。但
し、符号1〜9,12〜15で示すものは第2図
で同一符号で示したものと実質的に同一であるの
で、その説明を省略する。この実施例では、3次
巻線9の一端とスイツチングトランジスタ4のベ
ースとの間に逆充電阻止用ダイオード19を介し
て第1のコンデンサ20と放電制御用トランジス
タ23とが接続されている。逆充電阻止用ダイオ
ード19は3次巻線9の一端と第1のコンデンサ
20の一端(右端)との間に接続され、スイツチ
ングトランジスタ4のオフ時に3次巻線9に誘起
する電圧でオンになる極性を有している。
第1のコンデンサ20の充電回路を構成するた
めに、3次巻線9の他端(下端)と第1のコンデ
ンサ20の他端(左端)との間に充電用ダイオー
ド21が接続されている。この充電用ダイオード
21は、スイツチングトランジスタ4のオフ時に
オンになる極性を有する。
第1のコンデンサ20の放電回路を形成するた
めの抵抗22は、コンデンサ20の一端(右端)
とスイツチングトランジスタ4のエミツタとの間
に接続されている。
逆充電阻止用ダイオード19と第1のコンデン
サ20と放電制御用トランジスタ23との直列回
路に抵抗25を介して並列接続されている第2の
コンデンサ24は、3次巻線9からスイツチング
トランジスタ4にスピードアツプ用の微分電流を
供給するものである。
本考案に従う放電制御用トランジスタ23のベ
ースは抵抗26を介して3次巻線9の一端に接続
されている。
定電圧制御回路11aは、トランス2の4次巻
線27と、ここに接続された整流平滑回路28
と、ここに接続された誤差信号形成回路29と、
ここから得られる誤差信号に応答するトランジス
タ15とから成る。誤差信号形成回路29は、こ
こに内蔵されているツエナーダイオードによつて
与えられる基準電圧と、平滑回路28から得られ
る検出電圧とをトランジスタで比較し、検出電圧
と基準電圧との差に対応する電流を電圧制御用ト
ランジスタ15のベースに流すように形成された
公知の回路である。
30は過電流検出抵抗であり、スイツチングト
ランジスタ4に直列に接続されている。スイツチ
ングトランジスタ4のベースと過電流検出用抵抗
30の左端との間には過電流制限用トランジスタ
31が接続され、このベースが抵抗32を介して
過電流検出用抵抗30の右端に接続されている。
〔動 作〕
第1図の回路で、電源スイツチ(図示せず)が
オンになると、起動抵抗14を通してスイツチン
グトランジスタ4のベース電流が供給され、スイ
ツチングトランジスタ4がオンになる。しかる
後、スイツチングトランジスタ4が飽和してオフ
に転換すると、ダイオード6がオンになり、スイ
ツチングトランジスタ4のオン時にトランス2に
蓄えられたエネルギが放出され、この放出が終了
すると、再びスイツチングトランジスタ4がオン
になる。
ところで、スイツチングトランジスタ4のオフ
期間には、3次巻線9に電源電圧EINに無関係の
ほぼ一定の電圧が発生する。この電圧は、スイツ
チングトランジスタ4のオン時の電圧と逆向きの
電圧であるので、充電用ダイオード21がオンに
なり、3次巻線9、充電用ダイオード21、第1
のコンデンサ20、及び逆充電阻止用ダイオード
19から成る閉回路が形成され、コンデンサ20
が定電圧充電される。
スイツチングトランジスタ4のオン時には、抵
抗25と第2のコンデンサ24とを通つてスイツ
チングトランジスタ4のベースに微分電流が流れ
込むと同時に、放電制御用トランジスタ23が3
次巻線9の電圧でオン駆動される。これにより、
第1のコンデンサ20、放電制御用トランジスタ
23、スイツチングトランジスタ4、及び放電用
抵抗22から成る閉回路が形成され、第1のコン
デンサ20の放電電流によつてスイツチングトラ
ンジスタ4のベース電流が供給される。
この回路で交流電源電圧が、例えば100Vから
220Vに変化した場合、スイツチングトランジス
タ4のオン時に3次巻線9の電圧も高くなるが、
逆充電阻止用ダイオード19がオフになるため、
3次巻線9の電圧による第1のコンデンサ20の
充電は阻止される。3次巻線9の高い電圧に基づ
いて第2のコンデンサ24を通つてベース電流が
供給されるが、第2のコンデンサ24の容量が小
さいので、スイツチングトランジスタ4のオンの
立上り後はここを介してほとんどベース電流が供
給されない。 出力端子12が短絡状態になる
と、3次巻線9の電圧が低下するか又は零にな
る。このため、放電制御用トランジスタ23がオ
フになり、第1のコンデンサ20の放電が阻止さ
れ、スイツチングトランジスタ4がオン駆動され
ない。もし、抵抗22の所にのみ放電制御用トラ
ンジスタを接続し、これを3次巻線9の電圧でオ
ン・オフ制御する様にすれば、第1のコンデンサ
20の電圧がスイツチングトランジスタ4と3次
巻線9とを通つて放電制御用トランジスタのベー
スに印加され、スイツチングトランジスタ4がオ
ン状態になり、破壊する恐れが生じる。
本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形可能なものである。例えば、第1図の定
電圧制御回路11aを第2図の定電圧制御回路1
1に置き換えてもよい。また、出力電圧の検出を
出力端子12によつて行つてもよい。また、トラ
ンス2に4次巻線を設け、ここに得られるオフ時
の電圧で第1のコンデンサ20を充電してもよ
い。また、トランス2における各巻線3,5,
9,27を単巻構成としてもよい。また、第1の
コンデンサ20、ダイオード19等を3次巻線9
の下端とスイツチングトランジスタ4のエミツタ
との間に移してもよい。
〔考案の効果〕
上述から明らかな如く、本考案によれば、放電
制御用トランジスタが負荷短絡時にオンになるこ
とが阻止され、スイツチングトランジスタ4の破
壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるスイツチング
レギユレータを示す回路図、第2図は従来のスイ
ツチングレギユレータを示す回路図である。 1……電源、2……トランス、3……1次巻
線、4……スイツチングトランジスタ、5……2
次巻線、8……整流回路、9……3次巻線、19
……逆充電阻止用ダイオード、20……第1のコ
ンデンサ、21……充電用ダイオード、22……
抵抗、23……放電制御用トランジスタ、24…
…第2のコンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源1に接続されたトランス1次巻線3と
    スイツチングトランジスタ4との直列回路と、前
    記1次巻線3に電磁結合された2次巻線5と、前
    記2次巻線5に接続され、前記スイツチングトラ
    ンジスタ4のオフ時にオンになるダイオード6を
    含んでいる整流回路8と、前記1次巻線3及び前
    記2次巻線5に電磁結合され且つ前記スイツチン
    グトランジスタ4のベースとエミツタとの間に接
    続された3次巻線9と、前記スイツチングトラン
    ジスタ4のベースに接続された定電圧制御回路1
    1aとを具備する直流変換器に於いて、 前記3次巻線9と前記スイツチングトランジス
    タ4との間に接続されたコンデンサ20と、 前記スイツチングトランジスタ4のオン時に前
    記3次巻線9に誘起する電圧でオフになる極性を
    有して前記3次巻線9と前記コンデンサ20との
    間に接続された逆充電阻止用ダイオード19と、 前記スイツチングトランジスタ4のオフ時にお
    ける前記トランス2の電圧で前記コンデンサ20
    を充電する充電回路と、 前記コンデンサ20と前記スイツチングトラン
    ジスタ4のベース・エミツタ間との直列回路に対
    して並列に接続された放電回路形成回路素子と、 前記コンデンサ20と前記スイツチングトラン
    ジスタ4のベース・エミツタ間と前記放電回路形
    成素子とから成る閉回路及び前記3次巻線9から
    前記スイツチングトランジスタ4に至るラインに
    対してそれぞれ直列になるような位置に接続さ
    れ、前記スイツチングトランジスタ4のオン時に
    オンになるようにそのベースが前記3次巻線9に
    接続された放電制御用トランジスタ23と を備えていることを特徴とするトランジスタ直流
    変換器。
JP3711386U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0242076Y2 (ja)

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