JP2533870Y2 - コネクタ端子台 - Google Patents

コネクタ端子台

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JP2533870Y2
JP2533870Y2 JP1989091252U JP9125289U JP2533870Y2 JP 2533870 Y2 JP2533870 Y2 JP 2533870Y2 JP 1989091252 U JP1989091252 U JP 1989091252U JP 9125289 U JP9125289 U JP 9125289U JP 2533870 Y2 JP2533870 Y2 JP 2533870Y2
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Inventor
好文 大島
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株式会社 モリマツ
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【考案の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本考案は、基板側端子台と周辺機器側端子台を着脱自
在に装着してなるツーピースコネクタ端子台の改良に関
するものであり、ツーピースコネクタ端子台としての利
用だけでなく、周辺機器側端子台のみを使用してカード
エッジタイプのシングルコネクタ端子台としても利用で
きるコネクタ端子台である。
(B)従来の技術 従来、カードエッジタイプのシングルコネクタ端子台
は、プリント基板のカードエッジを該端子台の嵌入長穴
に嵌合することにより、プリント配線の回路を外部周辺
機器と結線するものであった。
他方、ツーピースコネクタ端子台は、外部周辺機器に
接続される周辺機器側端子台とプリント基板に接続され
る基板側端子台を各々独立して構成し、両端子台を嵌合
して一体として使用するものであった。
従って、カードタイプのシングルコネクタ端子台とツ
ーピースコネクタ端子台とは、その機能及び結合状態を
異にするため、互換性もなく、それぞれ別タイプのコネ
クタ端子台として生産しなければならなかった。
そのため、生産の合理化、生産コストの合理化等がは
かれず、生産コストの引き下げの障害ともなっていた。
(C)本考案が解決しようとする問題点 そこで、本考案は、基板側端子台と周辺機器側端子台
よりなるツーピースコネクタ端子台における基板側端子
台の接触部をプリント基板のカードエッジのエッジの形
状と同一の板状のものとし、該接触部と対応する嵌入長
穴を有する周辺機器側端子台と組合せることにより、周
辺機器側端子台が、基板側端子台と嵌合してツーピース
コネクタ端子台として利用できるだけでなく、直接、基
板のカードエッジと嵌合して、シングルコネクタ端子台
としても利用できるものとすることを目的とする。
(D)問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため提供されたもの
で、周辺機器側端子台と基板側端子台とよりなるコネク
タ端子台である。該周辺機器側端子台は、カードエッジ
タイプのシングルコネクタ端子台とほぼ同形で、底面長
手方向にカードエッジ及び基板側嵌合接触部が嵌入可能
な嵌入長穴が形成され、該嵌入長穴の内壁に接触部が正
面側と背面側とで互い違いとなるよう設けている。
他方基板側端子台は、中央長手方向にはカードエッジ
と同形の上端アール状にした板状嵌合接触部が周辺機器
側嵌入長穴に嵌入可能な大きさで立設され、板状嵌合接
触部の周りには、周辺機器側端子台下部が挿入される溝
を形成する外周壁を該板状嵌合接触部より若干低く立設
し、該板状嵌合接触部に嵌入長穴の接触部と合致するプ
リント基板側への端子金具の接触片を表裏互い違いに埋
設している。
そして、本考案は、上記基板側端子台の板状嵌合接触
部を周辺機器側端子台の嵌入長穴へ嵌合すると同時に周
辺機器側端子台の下部を基板側端子台の外周壁で形成さ
れる溝に挿入することにより接続されることを特徴とす
るコネクタ端子台である。
(E)実施例 以下図示の実施例に従い説明する。
第1図はツーピースコネクタ端子台における基板側端
子台1の正面図であり、第2図は同平面図であり、第3
図は同部分切欠拡大正面図である。第3図は、外周壁6
に囲まれた板状嵌合接触部4の長手方向の側壁表面(正
面側)に、多数の端子金具5の接触片5aの端部の部分が
埋設されている状態を示している。尚、第2図では、板
状嵌合接触部4の多数の端子金具5の接触片5aの部分が
側壁表裏面(正面側及び背面側)に、延長線上で重なり
合わないよう互い違いに埋設されている状態を平面より
示している。
第4図は基板側端子台1の拡大縦断面図であり、外周
壁6に囲まれた板状嵌合接触部4の長手方向の側壁表裏
面(正面側及び背面側)に、端子金具5の接触片5aの部
分が、互い違いに埋設されている状態を断面より示すも
のである(縦断面に一方の端子金具の断面しか現れてい
ないことより明らかに示されている)。
第5図はツーピースコネクター端子台の一部切欠の展
開斜視図であり、基板側端子台1の板状嵌合接触部4が
周辺機器側端子台2の嵌入長穴3に嵌合されると同時に
周辺機器側端子台2の下部が基台側端子台1の外周壁6
で形成される溝に嵌合される状態を示す。そして、本考
案は、第5図の嵌合される状態を示す一部切欠の展開斜
視図に現れるような基板側端子台1と周辺機器側端子台
2とからなるコネクタ端子台である。
本考案における周辺機器側端子台2は、通常のカード
エッジタイプのシングルコネクタ端子台とほぼ同形のも
ので、第5図の上部に示されるように底面長手方向に、
基板のカードエッジ及び基板側端子台1の板状嵌合接触
部4が嵌入可能な長穴である嵌入長穴3を有するもので
ある。
嵌入長穴3の長手方向の内壁には、対向面(正面側内
壁面と背面側内壁面)で、端子金具の接触用脚8が互い
違いの位置になるよう周辺機器側端子台2の端子金具が
装着されている。尚、周辺機器側端子台2の接触用脚8
の位置は、基板側端子台1の板状嵌合接触部4の接触片
5aの位置に対応するものである。
周辺機器側端子台2の嵌入長穴3は基板側端子台1の
板状嵌合接触部4と嵌合可能であることは勿論のこと、
カードエッジタイプのシングルコネクタ端子台と同様に
図示されないプリント基板の外部結線用接触子の存在す
るカードエッジとも直接に嵌合可能な形状とされてい
る。
嵌入長穴3の内壁に設けられた接触用脚8は、基板側
端子台1を嵌合した場合には、対応する端子金具5の接
触片5aに接触するものであることは勿論、プリント基板
のカードエッジを嵌合した場合には、カードエッジに設
けられた外部結線用接触子とも接触するものである。
すなわち、該周辺機器側端子台2は、カードエッジタ
イプのシングルコネクタ端子台と比較して観察すれば従
来のものと技術的に同様であり、本考案の特徴は、基板
側端子台1の構成に現れる。
基板側端子台1は、第1図の正面図、第2図の平面図
にその全体が示されている。基板側端子台1の板状嵌合
接触部4の周囲には基板側端子台1と一体成形された外
周壁6が立設されている。
外周壁6の内側に生ずる溝部は周辺機器側端子台2の
下部に設けられた段部9を嵌合可能な形状とされてい
る。したがって、基板側端子台1と周辺機器側端子台2
とが接続された場合、基板側端子台1の板状嵌合接触部
4が周辺機器側端子台2の嵌入長穴3に嵌合されるだけ
でなく、同時に周辺機器側端子台2の段部9が、基板側
端子台1の外周壁6内側に形成された溝に嵌合されるた
め、その結合が確実なものなっている。
板状嵌合接触部4は、基板側端子台1上面側中央の長
手方向に、ほぼ全長にわたって該端子台1と一体成形さ
れて設けられている。板状嵌合接触部4の長尺方向の長
さ及び板厚は、プリント基板の外部結線用接触子が形成
された周縁部(カードエッジ)と同一である。勿論、周
辺機器側端子台2の嵌入長穴3に対応している。
第3図の部分切欠拡大正面図で示されるように、板状
嵌合接触部4の長手方向の両側壁表面(正面側壁面と背
面側壁面)には、多数の端子金具5の接触片5aの端部表
面が両側壁表面に現れるように埋設されている。本実施
例では第2図の平面図及び第4図の断面図に現れるよう
に板状嵌合接触部4に埋設された接触片5aが接触しない
よう正面側と背面側に互い違いに位置させて構成してい
る。これは各接触片5a間の絶縁効果を上げ、狭い範囲に
多数の接触片5aを埋設することができるようにするため
である。
第4図の断面図に示されるように端子金具5の一方側
は接触用脚8の面が板状嵌合接触部4の表面と同一面を
なすように板状嵌合接触部4に埋設され、他方側は基板
側端子台1のベースを貫通した位置から正面図における
前方向に90度に折れまがって、結線用脚5bとされてい
る。本考案におけるツーピースコネクタ端子台は通常、
この結線用脚5bを基板の外部結線用接触子に結線するこ
とになる。
尚、図中7は、周辺機器側端子台2と基板側端子台1
を嵌合した場合に、嵌合状態を確実にするための装着レ
バーである。
(F)本考案の効果 第1に、本考案は叙上のように周辺機器側端子台2の
嵌入長穴3に基板側端子台1の板状嵌合接触部4及びプ
リント基板のカードエッジいずれをも嵌合可能とし、ツ
ーピースコネクタ端子台ではあるが、周辺機器側端子台
2をカードエッジタイプのシングルコネクタ端子台とし
ても使用できることとした。これにより端子台生産の合
理化がはかれ、生産コストを引き下げることも可能とな
った。
第2に、板状嵌合接触部4と嵌入長穴3との嵌合だけ
でなく、本考案の基板側端子台1の外周壁6に囲まれた
溝内に周辺機器側端子台2の下部が挿入されるため、し
っかりとした嵌合となり、両者の間にガタが生じること
なく、接続の確実性を高くすることが可能となる。
さらに、本考案は板状嵌合接触部4の先端部をアール
状に形成した上、外周壁より若干高く構成したため、板
状嵌合接触部4を嵌入長穴3へ嵌合することがスムース
となった。
第3に、板状嵌合接触部4の表裏(正面側及び背面
側)に互い違いに端子金具5の接触片5aを設けているた
め、絶縁のための隔壁を必要としないで端子間の絶縁を
最小限で確保でき、全体として小型化を可能とした。
実施例の効果ではあるが、第4図の縦断面図に示され
るよう板状嵌合接触部4には端子金具5が埋設され金属
製の端子金具自体を構造の一部とするため薄型になって
も強度が確保されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は基板側端子台の正面図であり、第2図は同平面
図であり、第3図は同一部切欠の正面図であり、第4図
は縦断面図であり、第5図は基板側端子台の板状嵌合接
触部が周辺機器側端子台の嵌入長穴に嵌合される状態を
示す一部切欠の展開斜視図である。 1……基板側端子台 2……周辺機器側端子台 3……嵌入長穴 4……板状嵌合接触部 5……端子金具 5a……接触片 5b……結線用脚 6……外周壁 7……装着レバー 8……結線用脚 9……段部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周辺機器側端子台と基板側端子台とよりな
    るコネクタ端子台において、 周辺機器側端子台をカードエッジタイプのシングルコネ
    クタ端子台とほぼ同形で、底面長手方向にカードエッジ
    及び基板側端子台の板状嵌合接触部が嵌入可能な嵌入長
    穴を形成し、該嵌入長穴の内壁に接触部を正面側と背面
    側とで互い違いの位置となるよう設け、 他方、基板側端子台の中央長手方向にはカードエッジと
    同形で上端アール状にした板状嵌合接触部を周辺機器側
    嵌入長穴に嵌入可能なる大きさで設け、板状嵌合接触部
    の周りに、周辺機器側端子台下部が挿入される溝を形成
    するための外周壁を該板状嵌合接触部より若干低く形成
    し、該板状嵌合接触部には嵌入長穴の接触部と合致する
    プリント基板側への端子金具の接触片を表裏(正面側と
    背面側)互い違いに位置するよう埋設し、 基板側端子台の板状嵌合接触部を周辺機器側端子台の嵌
    入長穴へ嵌合すると同時に周辺機器側端子台の下部を基
    板側端子台の外周壁で形成される溝に挿入することによ
    り接続することを特徴とするコネクタ端子台。
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JP2772471B2 (ja) * 1995-08-10 1998-07-02 宮崎鉄工株式会社 巻取ドラムの線材端末処理装置

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