JPH086388Y2 - 同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造 - Google Patents
同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造Info
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- JPH086388Y2 JPH086388Y2 JP1991021275U JP2127591U JPH086388Y2 JP H086388 Y2 JPH086388 Y2 JP H086388Y2 JP 1991021275 U JP1991021275 U JP 1991021275U JP 2127591 U JP2127591 U JP 2127591U JP H086388 Y2 JPH086388 Y2 JP H086388Y2
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- terminal
- shield
- signal
- side connector
- cable
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- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/03—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
- H01R9/05—Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
- H01R9/0515—Connection to a rigid planar substrate, e.g. printed circuit board
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/59—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/594—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures for shielded flat cable
- H01R12/596—Connection of the shield to an additional grounding conductor, e.g. drain wire
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/771—Details
- H01R12/775—Ground or shield arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6585—Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、横置き型の同軸リボン
ケ−ブル用コネクタ構造に関するものである。
ケ−ブル用コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の同軸リボンケ−ブル用コ
ネクタ構造の基板側コネクタを図35及び図36に示
す。この基板側コネクタは、絶縁ケ−ス90を備えてお
り、この絶縁ケ−ス90の正面部には、ケ−ブル側コネ
クタが嵌合される嵌合凹部91が形成してあり、この嵌
合凹部91には信号端子92とグランド端子93とが、
その接触部92a、93aを相対向させて設けてあり、
信号端子92、93の端子脚部92b、93bはそれぞ
れ直角に屈曲してあり、信号端子ーグランド端子間が離
れていた。
ネクタ構造の基板側コネクタを図35及び図36に示
す。この基板側コネクタは、絶縁ケ−ス90を備えてお
り、この絶縁ケ−ス90の正面部には、ケ−ブル側コネ
クタが嵌合される嵌合凹部91が形成してあり、この嵌
合凹部91には信号端子92とグランド端子93とが、
その接触部92a、93aを相対向させて設けてあり、
信号端子92、93の端子脚部92b、93bはそれぞ
れ直角に屈曲してあり、信号端子ーグランド端子間が離
れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、従来例
にあっては、信号端子ーグランド端子間が離れているた
めに、インピーダンスを制御することが不可能であり、
このインピ−ダンスをケ−ブルのインピーダンスに近づ
けることができないという問題点があった。また、信号
端子92間にシ−ルドが設けてないために、信号間のク
ロスト−クを防ぐことができないという問題点があっ
た。
にあっては、信号端子ーグランド端子間が離れているた
めに、インピーダンスを制御することが不可能であり、
このインピ−ダンスをケ−ブルのインピーダンスに近づ
けることができないという問題点があった。また、信号
端子92間にシ−ルドが設けてないために、信号間のク
ロスト−クを防ぐことができないという問題点があっ
た。
【0004】本考案は、上記の問題点を解消するもので
あり、横置き型でありながら、インピーダンスを制御す
ることが可能になって、このインピ−ダンスをケ−ブル
のインピ−ダンスに近づけることができるし、また、信
号間のクロスト−クを防ぐことができる同軸リボンケ−
ブル用コネクタを提供することを目的にする。
あり、横置き型でありながら、インピーダンスを制御す
ることが可能になって、このインピ−ダンスをケ−ブル
のインピ−ダンスに近づけることができるし、また、信
号間のクロスト−クを防ぐことができる同軸リボンケ−
ブル用コネクタを提供することを目的にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、ケ−ブルの信号線を接続した信号端子
とケ−ブルのドレイン線を接続したグランド端子とシ−
ルド端子とを有するケ−ブル側コネクタと、ケ−ブル側
コネクタとの嵌合接続時にこのケ−ブル側コネクタの信
号端子に接触する信号端子とケ−ブル側コネクタのグラ
ンド端子に接続するグランド端子とケ−ブル側コネクタ
のシ−ルド端子に接触するシ−ルド端子とを絶縁ケ−ス
に設け、信号端子の端子脚部とグランド端子の端子脚部
とを、互いに平行となるストリップライン形状にした基
板側コネクタとを備えたことを特徴とする
めに、本考案は、ケ−ブルの信号線を接続した信号端子
とケ−ブルのドレイン線を接続したグランド端子とシ−
ルド端子とを有するケ−ブル側コネクタと、ケ−ブル側
コネクタとの嵌合接続時にこのケ−ブル側コネクタの信
号端子に接触する信号端子とケ−ブル側コネクタのグラ
ンド端子に接続するグランド端子とケ−ブル側コネクタ
のシ−ルド端子に接触するシ−ルド端子とを絶縁ケ−ス
に設け、信号端子の端子脚部とグランド端子の端子脚部
とを、互いに平行となるストリップライン形状にした基
板側コネクタとを備えたことを特徴とする
【0006】
【作用】信号端子ーグランド端子間をマイクロストリッ
プライン形状にすることによって、インピーダンスを制
御することが可能になって、このインピ−ダンスをケ−
ブルのインピ−ダンスに近づけることができる。
プライン形状にすることによって、インピーダンスを制
御することが可能になって、このインピ−ダンスをケ−
ブルのインピ−ダンスに近づけることができる。
【0007】また、シ−ルド端子を設けることによっ
て、信号間のクロスト−クを防ぐことができる。
て、信号間のクロスト−クを防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【009】図1は同軸リボンケ−ブルの斜視図、図2は
本考案に係わる同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造のケ
−ブル側コネクタの平面図、図3は同ケ−ブル側コネク
タの正面図である。
本考案に係わる同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造のケ
−ブル側コネクタの平面図、図3は同ケ−ブル側コネク
タの正面図である。
【0010】同軸リボンケ−ブル11は、図1に示すよ
うに誘電体12で被覆された中心導体13からなる信号
線17とドレイン線14とを銅箔シ−ルド15で一緒に
くるんで一本のシ−ルド電線とし、このシ−ルド電線を
他数個横に並べてジャケット16で被覆して成る。
うに誘電体12で被覆された中心導体13からなる信号
線17とドレイン線14とを銅箔シ−ルド15で一緒に
くるんで一本のシ−ルド電線とし、このシ−ルド電線を
他数個横に並べてジャケット16で被覆して成る。
【0011】同軸リボンケ−ブル用コネクタ1はケ−ブ
ル側コネクタ2と基板側コネクタ3とにより構成されて
いて、ケ−ブル側コネクタ2は、図4に示すように大略
絶縁ケ−ス4と左右のカバ−部材5、6とクランプ部材
7と絶縁ケ−ス4に設けられた多数個の信号端子8、グ
ランド端子9、シ−ルド端子10とにより構成されてい
る。
ル側コネクタ2と基板側コネクタ3とにより構成されて
いて、ケ−ブル側コネクタ2は、図4に示すように大略
絶縁ケ−ス4と左右のカバ−部材5、6とクランプ部材
7と絶縁ケ−ス4に設けられた多数個の信号端子8、グ
ランド端子9、シ−ルド端子10とにより構成されてい
る。
【0012】左側のカバ−部材5は、図5乃至図8に示
すように長方形の立方体である樹脂ブロックより成るカ
バ−本体5aを備えており、このカバ−本体5aの先端
部には信号線係合溝18とドレイン線係合溝19とが交
互に形成してあり、信号線係合溝18には端子先挿入穴
18aが、ドレイン線係合溝19には端子先挿入穴19
aがそれぞれ形成してある。そして、カバ−本体5aの
左右には係合片部20が設けてある。右側のカバ−部材
6は、図9乃至図12に示すように長方形の立方体であ
る樹脂ブロックより成るカバ−本体6aを備えており、
このカバ−本体6aの先端部には信号線係合溝21とド
レイン線係合溝22とが交互に形成してあり、信号線係
合溝21には端子先挿入穴21aが、ドレイン線係合溝
22には端子先挿入穴22aがそれぞれ形成してある。
そして、カバ−本体6aの左右には係合溝部23が形成
してある。
すように長方形の立方体である樹脂ブロックより成るカ
バ−本体5aを備えており、このカバ−本体5aの先端
部には信号線係合溝18とドレイン線係合溝19とが交
互に形成してあり、信号線係合溝18には端子先挿入穴
18aが、ドレイン線係合溝19には端子先挿入穴19
aがそれぞれ形成してある。そして、カバ−本体5aの
左右には係合片部20が設けてある。右側のカバ−部材
6は、図9乃至図12に示すように長方形の立方体であ
る樹脂ブロックより成るカバ−本体6aを備えており、
このカバ−本体6aの先端部には信号線係合溝21とド
レイン線係合溝22とが交互に形成してあり、信号線係
合溝21には端子先挿入穴21aが、ドレイン線係合溝
22には端子先挿入穴22aがそれぞれ形成してある。
そして、カバ−本体6aの左右には係合溝部23が形成
してある。
【0013】そして、同軸リボンケ−ブル11の先端部
のジャケット16を除いてシ−ルド電線17を露出さ
せ、銅箔シ−ルド15を剥がした状態で、この同軸リボ
ンケ−ブル11を左右のカバ−部材5、6で挟み付け、
左のカバ−部材5の係合片部20を右のカバ−部材6の
係合溝23に係合して両カバ−部材5、6を互いに連結
し、同軸リボンケ−ブル11を挟持する。このように両
カバ−部材5、6を合わせた状態では信号線係合溝18
とドレイン線係合溝22とが相対向し、信号線係合溝2
1とドレイン線係合溝19とが相対向する。したがっ
て、一のシ−ルド電線においては、その信号線17が信
号線係合溝18に沿わせて曲げられており、ドレイン線
14がドレイン線係合溝22に沿わせて曲げられ、隣の
シ−ルド電線においては、その信号線17が信号線係合
溝21に沿わせて曲げられており、ドレイン線14がド
レイン線係合溝19に沿わせて曲げられる。したがっ
て、信号線17とドレイン線14とがカバ−部材5、6
の長手方向に沿うて交互に配置されている。
のジャケット16を除いてシ−ルド電線17を露出さ
せ、銅箔シ−ルド15を剥がした状態で、この同軸リボ
ンケ−ブル11を左右のカバ−部材5、6で挟み付け、
左のカバ−部材5の係合片部20を右のカバ−部材6の
係合溝23に係合して両カバ−部材5、6を互いに連結
し、同軸リボンケ−ブル11を挟持する。このように両
カバ−部材5、6を合わせた状態では信号線係合溝18
とドレイン線係合溝22とが相対向し、信号線係合溝2
1とドレイン線係合溝19とが相対向する。したがっ
て、一のシ−ルド電線においては、その信号線17が信
号線係合溝18に沿わせて曲げられており、ドレイン線
14がドレイン線係合溝22に沿わせて曲げられ、隣の
シ−ルド電線においては、その信号線17が信号線係合
溝21に沿わせて曲げられており、ドレイン線14がド
レイン線係合溝19に沿わせて曲げられる。したがっ
て、信号線17とドレイン線14とがカバ−部材5、6
の長手方向に沿うて交互に配置されている。
【0014】絶縁ケ−ス4は、図13乃至図16に示す
ように長方形の立方体である樹脂ブロックより成るケ−
ス本体25を備えており、このケ−ス本体25の前面
(正面)には長方形状の嵌入凹部26が形成してあり、
この嵌入凹部26の中央部には、この嵌入凹部26の長
手方向に沿うて端子保持部27が突出形成してある。そ
して、ケ−ス本体25後面には長方形状の凹部28が形
成してあり、この凹部28には、前記端子保持部27を
境に相対向させて信号端子装着孔29とグランド端子装
着孔30とが形成してあり、これらの装着孔29、30
は端子保持部27の両側面部にまで及んでいる。そし
て、信号端子装着孔29とグランド端子装着孔30と
は、ケ−ス本体25の長手方向に所定のピッチ間隔で且
つ千鳥配列で多数個形成してある。また、凹部26に
は、相対向する信号端子装着孔29とグランド端子装着
孔20とを一組とするとき、隣り合う組の間に位置させ
てシ−ルド端子装着孔31が形成してあり、これらのシ
−ルド端子装着孔31は端子保持部27の両側面部にま
で及んでいる。
ように長方形の立方体である樹脂ブロックより成るケ−
ス本体25を備えており、このケ−ス本体25の前面
(正面)には長方形状の嵌入凹部26が形成してあり、
この嵌入凹部26の中央部には、この嵌入凹部26の長
手方向に沿うて端子保持部27が突出形成してある。そ
して、ケ−ス本体25後面には長方形状の凹部28が形
成してあり、この凹部28には、前記端子保持部27を
境に相対向させて信号端子装着孔29とグランド端子装
着孔30とが形成してあり、これらの装着孔29、30
は端子保持部27の両側面部にまで及んでいる。そし
て、信号端子装着孔29とグランド端子装着孔30と
は、ケ−ス本体25の長手方向に所定のピッチ間隔で且
つ千鳥配列で多数個形成してある。また、凹部26に
は、相対向する信号端子装着孔29とグランド端子装着
孔20とを一組とするとき、隣り合う組の間に位置させ
てシ−ルド端子装着孔31が形成してあり、これらのシ
−ルド端子装着孔31は端子保持部27の両側面部にま
で及んでいる。
【0015】そして、絶縁ケ−ス4の信号端子装着孔2
9には信号端子8が、グランド端子装着孔30にはグラ
ンド端子9が、さらにシ−ルド端子装着孔31にはシ−
ルド端子10がそれぞれ装着してある。
9には信号端子8が、グランド端子装着孔30にはグラ
ンド端子9が、さらにシ−ルド端子装着孔31にはシ−
ルド端子10がそれぞれ装着してある。
【0016】すなわち、信号端子8は、その圧入部8c
を信号端子装着孔29に圧入して絶縁ケ−ス4に装着し
てある。この場合、圧接部8aは凹部26の上方に突出
しており、直線部8bは端子保持部27の側面部に添わ
せてある。
を信号端子装着孔29に圧入して絶縁ケ−ス4に装着し
てある。この場合、圧接部8aは凹部26の上方に突出
しており、直線部8bは端子保持部27の側面部に添わ
せてある。
【0017】また、グランド端子9は、その圧入部9c
をグランド端子装着孔30に圧入して絶縁ケ−ス4に装
着してある。この場合、圧接部9aは凹部26の上方に
突出しており、直線部9bは端子保持部27の側面部に
添わせてあって、信号端子8の直線部8bとの間には厚
さhの隔壁部4aが介在している。すなわち、信号端子
8の直線部8bとグランド端子9の直線部9bとを絶縁
ケ−ス4の隔壁部4aを挟んで相対向させて信号端子ー
グランド端子間をマイクロストリップライン形状にして
ある。
をグランド端子装着孔30に圧入して絶縁ケ−ス4に装
着してある。この場合、圧接部9aは凹部26の上方に
突出しており、直線部9bは端子保持部27の側面部に
添わせてあって、信号端子8の直線部8bとの間には厚
さhの隔壁部4aが介在している。すなわち、信号端子
8の直線部8bとグランド端子9の直線部9bとを絶縁
ケ−ス4の隔壁部4aを挟んで相対向させて信号端子ー
グランド端子間をマイクロストリップライン形状にして
ある。
【0018】また、シ−ルド端子10は、図17および
図18に示すように板状のシ−ルド本体10aを備えて
おり、このシ−ルド本体10aには圧入部10bが形成
してあり、この圧入部10bにはシ−ルド本体10aに
対してほぼ直角をなす短絡部10cが形成してある。そ
して、圧入部10bをシ−ルド端子装着孔31に圧入し
てシ−ルド端子10が装着してある。この場合、短絡部
10cはグランド端子9に接触しており、しかも、シ−
ルド端子10は、図19に示すように隣り合う信号端子
8間に位置していて信号端子8間のクロスト−クを防止
している。
図18に示すように板状のシ−ルド本体10aを備えて
おり、このシ−ルド本体10aには圧入部10bが形成
してあり、この圧入部10bにはシ−ルド本体10aに
対してほぼ直角をなす短絡部10cが形成してある。そ
して、圧入部10bをシ−ルド端子装着孔31に圧入し
てシ−ルド端子10が装着してある。この場合、短絡部
10cはグランド端子9に接触しており、しかも、シ−
ルド端子10は、図19に示すように隣り合う信号端子
8間に位置していて信号端子8間のクロスト−クを防止
している。
【0019】このように各端子8、9、10を装着した
絶縁ケ−ス4の凹部28に、同軸リボンケ−ブル11を
取り付けたカバ−部材5、6の先端部分を嵌合すること
によって信号端子8の圧接部8aに信号線17を圧接
し、グランド端子9の圧接部9aにドレイン線14を圧
接してシ−ルド電線の信号線17を信号端子8に接続
し、ドレイン線14をグランド端子9に接続して、ケ−
ブル側コネクタ2が構成されている。
絶縁ケ−ス4の凹部28に、同軸リボンケ−ブル11を
取り付けたカバ−部材5、6の先端部分を嵌合すること
によって信号端子8の圧接部8aに信号線17を圧接
し、グランド端子9の圧接部9aにドレイン線14を圧
接してシ−ルド電線の信号線17を信号端子8に接続
し、ドレイン線14をグランド端子9に接続して、ケ−
ブル側コネクタ2が構成されている。
【0020】また、基板側コネクタ3は横置きシ−ルド
タイプであり、図20に示すように絶縁ケ−ス33と多
数個の信号端子43、グランド端子44、シ−ルド端子
45、46とにより構成されている。
タイプであり、図20に示すように絶縁ケ−ス33と多
数個の信号端子43、グランド端子44、シ−ルド端子
45、46とにより構成されている。
【0021】絶縁ケ−ス33は長方形の立方体である樹
脂ブロックより成るケ−ス本体37を備えており、この
ケ−ス本体37の前面(正面)には長方形状の嵌入凹部
38が形成してあり、ケ−ス本体37の後面にはロケ−
タ部37aが形成してあり、このロケ−タ部37aの下
面が実装面37bになっている。嵌入凹部38の上側に
は、信号端子装着孔39aとグランド端子装着孔40a
とが左右方向(長手方向)に交互に形成してあり、嵌入
凹部38の下側には、グランド端子装着孔40bと信号
端子装着孔39bとが左右方向(長手方向)に交互に形
成してあって、信号端子装着孔39aとグランド端子装
着孔40bとは相対向しており、また、グランド端子装
着孔40aと信号端子装着孔39bとは相対向してい
る。そして、嵌入凹部38には、相対向する信号端子装
着孔39a(39b)とグランド端子装着孔40b(4
0a)とを一組とするとき、信号端子装着孔39a、3
9bの外方に位置させてシ−ルド端子装着孔41aが、
グランド端子装着孔40a、40bの外方に位置させて
シ−ルド端子装着孔41bが形成してあり、これらのシ
−ルド端子装着孔41a、41bの両側には嵌入凹部3
8に表出する端子溝部42が形成してある。
脂ブロックより成るケ−ス本体37を備えており、この
ケ−ス本体37の前面(正面)には長方形状の嵌入凹部
38が形成してあり、ケ−ス本体37の後面にはロケ−
タ部37aが形成してあり、このロケ−タ部37aの下
面が実装面37bになっている。嵌入凹部38の上側に
は、信号端子装着孔39aとグランド端子装着孔40a
とが左右方向(長手方向)に交互に形成してあり、嵌入
凹部38の下側には、グランド端子装着孔40bと信号
端子装着孔39bとが左右方向(長手方向)に交互に形
成してあって、信号端子装着孔39aとグランド端子装
着孔40bとは相対向しており、また、グランド端子装
着孔40aと信号端子装着孔39bとは相対向してい
る。そして、嵌入凹部38には、相対向する信号端子装
着孔39a(39b)とグランド端子装着孔40b(4
0a)とを一組とするとき、信号端子装着孔39a、3
9bの外方に位置させてシ−ルド端子装着孔41aが、
グランド端子装着孔40a、40bの外方に位置させて
シ−ルド端子装着孔41bが形成してあり、これらのシ
−ルド端子装着孔41a、41bの両側には嵌入凹部3
8に表出する端子溝部42が形成してある。
【0022】そして、絶縁ケ−ス33の信号端子装着孔
39aには第1の信号端子43が、グランド端子装着孔
40bには第1のグランド端子44が、さらにシ−ルド
端子装着孔41aには第1のシ−ルド端子45がそれぞ
れ装着してあり、絶縁ケ−ス33の信号端子装着孔39
bには第2の信号端子46が、グランド端子装着孔40
aには第2のグランド端子47が、さらにシ−ルド端子
装着孔41bには第2のシ−ルド端子48がそれぞれ装
着してある。
39aには第1の信号端子43が、グランド端子装着孔
40bには第1のグランド端子44が、さらにシ−ルド
端子装着孔41aには第1のシ−ルド端子45がそれぞ
れ装着してあり、絶縁ケ−ス33の信号端子装着孔39
bには第2の信号端子46が、グランド端子装着孔40
aには第2のグランド端子47が、さらにシ−ルド端子
装着孔41bには第2のシ−ルド端子48がそれぞれ装
着してある。
【0023】第1の信号端子43は、図24(イ)、
(ロ)に示すように圧入部49と、この圧入部49の先
側に連なる接触部50と、圧入部49の後側に連なる端
子脚部51とを備えており、この端子脚部51は、圧入
部49に対して屈曲された傾斜部52とこの傾斜部52
に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部53とを有して
いる。
(ロ)に示すように圧入部49と、この圧入部49の先
側に連なる接触部50と、圧入部49の後側に連なる端
子脚部51とを備えており、この端子脚部51は、圧入
部49に対して屈曲された傾斜部52とこの傾斜部52
に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部53とを有して
いる。
【0024】第1のグランド端子44は、図25
(イ)、(ロ)に示すように圧入部54と、この圧入部
54の先側に連なる接触部55と、圧入部54の後側に
連なる端子脚部56とを備えており、この端子脚部56
は、圧入部54に対して屈曲された傾斜部57とこの傾
斜部57に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部58と
を有している。そして、第1のグランド端子44は、そ
の幅寸法が第1の信号端子43に比べて大きくしてあ
る。
(イ)、(ロ)に示すように圧入部54と、この圧入部
54の先側に連なる接触部55と、圧入部54の後側に
連なる端子脚部56とを備えており、この端子脚部56
は、圧入部54に対して屈曲された傾斜部57とこの傾
斜部57に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部58と
を有している。そして、第1のグランド端子44は、そ
の幅寸法が第1の信号端子43に比べて大きくしてあ
る。
【0025】第1のシ−ルド端子45は、図26
(イ)、(ロ)に示すように圧入部59と、この圧入部
59の先側に連なる接触部60と、圧入部59の後側に
連なる端子脚部61とを備えており、接触部60は、保
持片60aの左右に接触片60bを形成してなり、接触
片60bはその基部で屈曲されている。また、端子脚部
61は、圧入部59に対して直角に屈曲されたのち逆方
向に屈曲された傾斜部62とこの傾斜部62に対して屈
曲されたスル−ホ−ル装着部63とを有している。そし
て、第1のシ−ルド端子45は、その幅寸法が第1のグ
ランド端子45に比べて大きくしてある。
(イ)、(ロ)に示すように圧入部59と、この圧入部
59の先側に連なる接触部60と、圧入部59の後側に
連なる端子脚部61とを備えており、接触部60は、保
持片60aの左右に接触片60bを形成してなり、接触
片60bはその基部で屈曲されている。また、端子脚部
61は、圧入部59に対して直角に屈曲されたのち逆方
向に屈曲された傾斜部62とこの傾斜部62に対して屈
曲されたスル−ホ−ル装着部63とを有している。そし
て、第1のシ−ルド端子45は、その幅寸法が第1のグ
ランド端子45に比べて大きくしてある。
【0026】第2の信号端子46は、図27(イ)、
(ロ)に示すように圧入部64と、この圧入部64の先
側に連なる接触部65と、圧入部64の後側に連なる端
子脚部66とを備えており、この端子脚部66は、圧入
部64に対して屈曲された傾斜部67とこの傾斜部67
に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部68とを有して
いる。
(ロ)に示すように圧入部64と、この圧入部64の先
側に連なる接触部65と、圧入部64の後側に連なる端
子脚部66とを備えており、この端子脚部66は、圧入
部64に対して屈曲された傾斜部67とこの傾斜部67
に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部68とを有して
いる。
【0027】第2のグランド端子47は、図28
(イ)、(ロ)に示すように圧入部69と、この圧入部
69の先側に連なる接触部70と、圧入部69の後側に
連なる端子脚部71とを備えており、この端子脚部71
は、圧入部69に対して屈曲された傾斜部72とこの傾
斜部72に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部73と
を有している。そして、第2のグランド端子47の幅寸
法は第1のグランド端子44に等しくしてある。
(イ)、(ロ)に示すように圧入部69と、この圧入部
69の先側に連なる接触部70と、圧入部69の後側に
連なる端子脚部71とを備えており、この端子脚部71
は、圧入部69に対して屈曲された傾斜部72とこの傾
斜部72に対して屈曲されたスル−ホ−ル装着部73と
を有している。そして、第2のグランド端子47の幅寸
法は第1のグランド端子44に等しくしてある。
【0028】第2のシ−ルド端子48は、図29
(イ)、(ロ)に示すように圧入部74と、この圧入部
74の先側に連なる接触部75と、圧入部74の後側に
連なる端子脚部76とを備えており、接触部75は、保
持片75aの左右に接触片75bを形成してなり、接触
片75bはその基部で屈曲されている。また、端子脚部
76は、圧入部74に対して直角に屈曲されたスル−ホ
−ル装着部77を有している。そして、第2のシ−ルド
端子48の幅寸法は第1のシ−ルド端子60に等しくし
てある。
(イ)、(ロ)に示すように圧入部74と、この圧入部
74の先側に連なる接触部75と、圧入部74の後側に
連なる端子脚部76とを備えており、接触部75は、保
持片75aの左右に接触片75bを形成してなり、接触
片75bはその基部で屈曲されている。また、端子脚部
76は、圧入部74に対して直角に屈曲されたスル−ホ
−ル装着部77を有している。そして、第2のシ−ルド
端子48の幅寸法は第1のシ−ルド端子60に等しくし
てある。
【0029】そして、第1の信号端子43は、その圧入
部49を信号端子装着孔39aに圧入し、端子脚部51
のスル−ホ−ル挿入部53をロケ−タ部37aの挿入孔
37cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着してあり、第1の
グランド端子44は、その圧入部54をグランド端子装
着孔40bに圧入し、端子脚部56のスル−ホ−ル挿入
部58をロケ−タ部37aの挿入孔37cに挿入して絶
縁ケ−ス4に装着してあり、第1のシ−ルド端子45
は、その圧入部59をシ−ルド端子装着孔41aに圧入
し、端子脚部61のスル−ホ−ル挿入部63をロケ−タ
部37aの挿入孔37cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着
してあり、このシ−ルド端子45の接触片がシ−ルド端
子装着孔45の両側の端子溝部45aに挿入してある。
部49を信号端子装着孔39aに圧入し、端子脚部51
のスル−ホ−ル挿入部53をロケ−タ部37aの挿入孔
37cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着してあり、第1の
グランド端子44は、その圧入部54をグランド端子装
着孔40bに圧入し、端子脚部56のスル−ホ−ル挿入
部58をロケ−タ部37aの挿入孔37cに挿入して絶
縁ケ−ス4に装着してあり、第1のシ−ルド端子45
は、その圧入部59をシ−ルド端子装着孔41aに圧入
し、端子脚部61のスル−ホ−ル挿入部63をロケ−タ
部37aの挿入孔37cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着
してあり、このシ−ルド端子45の接触片がシ−ルド端
子装着孔45の両側の端子溝部45aに挿入してある。
【0030】上記のように第1の信号端子43、グラン
ド端子44及びシ−ルド端子45を絶縁ケ−ス4に装着
した状態では、各端子43、44、45の端子脚部5
1、56、61は、その傾斜部52、57、62の部分
で互いに平行になされていて、信号端子43の傾斜部5
2の外側にシ−ルド端子45の傾斜部62が位置し、信
号端子43の傾斜部52の内側にグランド端子44の傾
斜部57が位置していて、信号端子43の端子脚部51
とグランド端子44の端子脚部56とは、その傾斜部5
2、54の部分でストリップライン形状になされてい
る。
ド端子44及びシ−ルド端子45を絶縁ケ−ス4に装着
した状態では、各端子43、44、45の端子脚部5
1、56、61は、その傾斜部52、57、62の部分
で互いに平行になされていて、信号端子43の傾斜部5
2の外側にシ−ルド端子45の傾斜部62が位置し、信
号端子43の傾斜部52の内側にグランド端子44の傾
斜部57が位置していて、信号端子43の端子脚部51
とグランド端子44の端子脚部56とは、その傾斜部5
2、54の部分でストリップライン形状になされてい
る。
【0031】また、第2の信号端子46は、その圧入部
64を信号端子装着孔39bに圧入し、端子脚部66の
スル−ホ−ル挿入部68をロケ−タ部37aの挿入孔3
7cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着してあり、第2のグ
ランド端子47は、その圧入部69をグランド端子装着
孔40aに圧入し、端子脚部71のスル−ホ−ル挿入部
73をロケ−タ部37aの挿入孔37cに挿入して絶縁
ケ−ス4に装着してあり、第2のシ−ルド端子48は、
その圧入部74をシ−ルド端子装着孔41bに圧入し、
端子脚部76のスル−ホ−ル挿入部77をロケ−タ部3
7aの挿入孔37cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着して
あり、このシ−ルド端子48の接触片75a、75bが
シ−ルド端子装着孔41bの両側の端子溝部42に挿入
してある。
64を信号端子装着孔39bに圧入し、端子脚部66の
スル−ホ−ル挿入部68をロケ−タ部37aの挿入孔3
7cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着してあり、第2のグ
ランド端子47は、その圧入部69をグランド端子装着
孔40aに圧入し、端子脚部71のスル−ホ−ル挿入部
73をロケ−タ部37aの挿入孔37cに挿入して絶縁
ケ−ス4に装着してあり、第2のシ−ルド端子48は、
その圧入部74をシ−ルド端子装着孔41bに圧入し、
端子脚部76のスル−ホ−ル挿入部77をロケ−タ部3
7aの挿入孔37cに挿入して絶縁ケ−ス4に装着して
あり、このシ−ルド端子48の接触片75a、75bが
シ−ルド端子装着孔41bの両側の端子溝部42に挿入
してある。
【0032】上記のように第2の信号端子46、グラン
ド端子47及びシ−ルド端子48を絶縁ケ−ス4に装着
した状態では、信号端子46とグランド端子47の端子
脚部66、71は、その傾斜部67、72の部分で互い
に平行になされていて、第2の信号端子46の端子脚部
66と第2のグランド端子47の端子脚部71とは、そ
の傾斜部67、72の部分でストリップライン形状にな
されている。
ド端子47及びシ−ルド端子48を絶縁ケ−ス4に装着
した状態では、信号端子46とグランド端子47の端子
脚部66、71は、その傾斜部67、72の部分で互い
に平行になされていて、第2の信号端子46の端子脚部
66と第2のグランド端子47の端子脚部71とは、そ
の傾斜部67、72の部分でストリップライン形状にな
されている。
【0033】このよう構成された基板側コネクタ3は、
各端子43,44、45、46、47、48のピン状の
端子脚部51、56、61、66、71、76のスル−
ホ−ル挿入部53、58、63、68、73、77を基
板(図示せず)のスル−ホ−ル(図示せず)に挿入され
て基板に実装されている。
各端子43,44、45、46、47、48のピン状の
端子脚部51、56、61、66、71、76のスル−
ホ−ル挿入部53、58、63、68、73、77を基
板(図示せず)のスル−ホ−ル(図示せず)に挿入され
て基板に実装されている。
【0034】次に、ケ−ブル側コネクタ2と基板側コネ
クタ3との結合について説明する。
クタ3との結合について説明する。
【0035】ケーブル側コネクタ2を基板側コネクタ3
に挿入すると、ケ−ブル側コネクタ2の信号端子8の接
触部8dが、基板側コネクタ3の第1、第2の信号端子
43、46の接触部50、65に接触すると共に、ケ−
ブル側コネクタ2のグランド端子9の接触部9dが、基
板側コネクタ3の第1、第2のグランド端子44、47
の接触部55、70に接触する。これと同時に、ケ−ブ
ル側コネクタ2のシ−ルド端子10の側縁部が、基板側
コネクタ3の第1、第2のシ−ルド端子45、48の接
触部60b,75bに接触する。
に挿入すると、ケ−ブル側コネクタ2の信号端子8の接
触部8dが、基板側コネクタ3の第1、第2の信号端子
43、46の接触部50、65に接触すると共に、ケ−
ブル側コネクタ2のグランド端子9の接触部9dが、基
板側コネクタ3の第1、第2のグランド端子44、47
の接触部55、70に接触する。これと同時に、ケ−ブ
ル側コネクタ2のシ−ルド端子10の側縁部が、基板側
コネクタ3の第1、第2のシ−ルド端子45、48の接
触部60b,75bに接触する。
【0036】上記の実施例においては、基板側コネクタ
3においては、第1の信号端子43の端子脚部51と第
1のグランド端子44の端子脚部56とは、その傾斜部
52、54の部分でストリップライン形状になされてお
り、また、第2の信号端子46の端子脚部66と第2の
グランド端子47の端子脚部71とは、その傾斜部6
7、72の部分でストリップライン形状になされている
ように、信号端子ーグランド端子間をマイクロストリッ
プライン形状にしてあるために、インピ−ダンスのマッ
チングがとられて、反射が押さえられている。
3においては、第1の信号端子43の端子脚部51と第
1のグランド端子44の端子脚部56とは、その傾斜部
52、54の部分でストリップライン形状になされてお
り、また、第2の信号端子46の端子脚部66と第2の
グランド端子47の端子脚部71とは、その傾斜部6
7、72の部分でストリップライン形状になされている
ように、信号端子ーグランド端子間をマイクロストリッ
プライン形状にしてあるために、インピ−ダンスのマッ
チングがとられて、反射が押さえられている。
【0037】また、基板側コネクタ3において、第1の
シ−ルド端子45の端子脚部61を、その傾斜部62
で、信号端子44の端子脚部51の傾斜部52に平行に
して近づけてあるために、信号間のクロスト−クを防ぐ
ことができる。
シ−ルド端子45の端子脚部61を、その傾斜部62
で、信号端子44の端子脚部51の傾斜部52に平行に
して近づけてあるために、信号間のクロスト−クを防ぐ
ことができる。
【0038】図31乃至図34に基板側コネクタ3の他
の実施例を示す。この基板側コネクタ3が上記の一実施
例のものの基板側コネクタ3と異なるところは、第1の
シ−ルド端子の形状である。このシ−ルド端子80は図
30(イ)、(ロ)に示すように、圧入部81と、この
圧入部81の先側に連なる接触部82と、圧入部81の
後側に連なる端子脚部83とを備えており、接触部82
は、保持片82aの左右に接触片82bを形成してな
り、接触片82bはその基部で屈曲されている。また、
端子脚部83は、圧入部81の面部に対して直角をなす
シ−ルド板部84を備え、このシ−ルド板部84の端部
にはスル−ホ−ル装着部85が形成してある。
の実施例を示す。この基板側コネクタ3が上記の一実施
例のものの基板側コネクタ3と異なるところは、第1の
シ−ルド端子の形状である。このシ−ルド端子80は図
30(イ)、(ロ)に示すように、圧入部81と、この
圧入部81の先側に連なる接触部82と、圧入部81の
後側に連なる端子脚部83とを備えており、接触部82
は、保持片82aの左右に接触片82bを形成してな
り、接触片82bはその基部で屈曲されている。また、
端子脚部83は、圧入部81の面部に対して直角をなす
シ−ルド板部84を備え、このシ−ルド板部84の端部
にはスル−ホ−ル装着部85が形成してある。
【0039】そして、絶縁ケ−ス80には、上記の一実
施例のものと同様に第1、第2の信号端子43,46、
第1、第2のグランド端子44,73及び第2のシ−ル
ド端子48をそれぞれ圧入して装着してあり、シ−ルド
端子80は、その圧入部81をシ−ルド端子装着孔41
bに圧入し、端子脚部83のスル−ホ−ル挿入部85を
ロケ−タ部37aの挿入孔37cに挿入して絶縁ケ−ス
4に装着してあり、このシ−ルド端子80の接触片82
bがシ−ルド端子装着孔41bの両側の端子溝部42に
挿入してある。この場合、シ−ルド板部84はロケ−タ
部上にあって隣り合う信号端子43(47)及びグラン
ド端子44(47)間に位置して信号間のクロスト−ク
を防止している。
施例のものと同様に第1、第2の信号端子43,46、
第1、第2のグランド端子44,73及び第2のシ−ル
ド端子48をそれぞれ圧入して装着してあり、シ−ルド
端子80は、その圧入部81をシ−ルド端子装着孔41
bに圧入し、端子脚部83のスル−ホ−ル挿入部85を
ロケ−タ部37aの挿入孔37cに挿入して絶縁ケ−ス
4に装着してあり、このシ−ルド端子80の接触片82
bがシ−ルド端子装着孔41bの両側の端子溝部42に
挿入してある。この場合、シ−ルド板部84はロケ−タ
部上にあって隣り合う信号端子43(47)及びグラン
ド端子44(47)間に位置して信号間のクロスト−ク
を防止している。
【0040】また、この実施例においても、基板側コネ
クタ3においては、第1の信号端子43の端子脚部51
と第1のグランド端子44の端子脚部56とは、その傾
斜部52、54の部分でストリップライン形状になされ
ており、また、第2の信号端子46の端子脚部66と第
2のグランド端子47の端子脚部71とは、その傾斜部
67、72の部分でストリップライン形状になされてい
るように、信号端子ーグランド端子間をマイクロストリ
ップライン形状にしてあるために、インピ−ダンスのマ
ッチングがとられて、反射が押さえられている。
クタ3においては、第1の信号端子43の端子脚部51
と第1のグランド端子44の端子脚部56とは、その傾
斜部52、54の部分でストリップライン形状になされ
ており、また、第2の信号端子46の端子脚部66と第
2のグランド端子47の端子脚部71とは、その傾斜部
67、72の部分でストリップライン形状になされてい
るように、信号端子ーグランド端子間をマイクロストリ
ップライン形状にしてあるために、インピ−ダンスのマ
ッチングがとられて、反射が押さえられている。
【0041】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、ケ−ブ
ルの信号線を接続した信号端子とケ−ブルのドレイン線
を接続したグランド端子とシ−ルド端子とを有するケ−
ブル側コネクタと、ケ−ブル側コネクタとの嵌合接続時
にこのケ−ブル側コネクタの信号端子に接触する信号端
子とケ−ブル側コネクタのグランド端子に接続するグラ
ンド端子とケ−ブル側コネクタのシ−ルド端子に接触す
るシ−ルド端子とを絶縁ケ−スに設け、信号端子の端子
脚部とグランド端子の端子脚部とを、互いに平行となる
ストリップライン形状にした基板側コネクタとを備えた
ので、信号端子ーグランド端子間をマイクロストリップ
ライン形状にすることによって、インピーダンスを制御
することが可能になって、このインピ−ダンスをケ−ブ
ルのインピ−ダンスに近づけることができ、インピ−ダ
ンスのマッチングがとられて、反射が押さえることがで
きる。しかも、ケ−ブル側コネクタ及び基板側コネクタ
ともにシ−ルド端子を備えているためにクロストロ−ク
を減少させることができる。
ルの信号線を接続した信号端子とケ−ブルのドレイン線
を接続したグランド端子とシ−ルド端子とを有するケ−
ブル側コネクタと、ケ−ブル側コネクタとの嵌合接続時
にこのケ−ブル側コネクタの信号端子に接触する信号端
子とケ−ブル側コネクタのグランド端子に接続するグラ
ンド端子とケ−ブル側コネクタのシ−ルド端子に接触す
るシ−ルド端子とを絶縁ケ−スに設け、信号端子の端子
脚部とグランド端子の端子脚部とを、互いに平行となる
ストリップライン形状にした基板側コネクタとを備えた
ので、信号端子ーグランド端子間をマイクロストリップ
ライン形状にすることによって、インピーダンスを制御
することが可能になって、このインピ−ダンスをケ−ブ
ルのインピ−ダンスに近づけることができ、インピ−ダ
ンスのマッチングがとられて、反射が押さえることがで
きる。しかも、ケ−ブル側コネクタ及び基板側コネクタ
ともにシ−ルド端子を備えているためにクロストロ−ク
を減少させることができる。
【図1】同軸リボンケ−ブルの斜視図である。
【図2】本考案に係わる同軸リボンケ−ブル用コネクタ
構造のケ−ブル側コネクタの平面図である。
構造のケ−ブル側コネクタの平面図である。
【図3】同ケ−ブル側コネクタの正面図である。
【図4】図2A−A線に沿う断面図である。
【図5】左のカバ−部材の平面図である。
【図6】同カバ−部材の正面図である。
【図7】図5B−B線に沿う断面図である。
【図8】図6C部の拡大図である。
【図9】右のカバ−部材の平面図である。
【図10】同カバ−部材の正面図である。
【図11】図9D−D線に沿う断面図である。
【図12】図9E部の拡大図である。
【図13】絶縁ケ−スの正面図である。
【図14】同絶縁ケ−スの正面図である。
【図15】図14F−F線に沿う断面図でる。
【図16】図14G−G線に沿う断面図でる。
【図17】シ−ルド端子の正面図である。
【図18】シ−ルド端子の側面図である。
【図19】ケ−ブル側コネクタの端子配置説明図であ
る。
る。
【図20】基板側コネクタの一部省略した背面図であ
る。
る。
【図21】図20H−H線に沿う断面図である。
【図22】図20I−I線に沿う断面図である。
【図23】図20J−J線に沿う断面図である。
【図24】(イ)は信号端子の側面図である。(ロ)は
同平面図である。
同平面図である。
【図25】(イ)はグランド端子の平面図である。
(ロ)は同側面図である。
(ロ)は同側面図である。
【図26】(イ)はシ−ルド端子の平面図である。
(ロ)は同側面図である。
(ロ)は同側面図である。
【図27】(イ)は信号端子の平面図である。(ロ)は
同側面図である。
同側面図である。
【図28】(イ)はグランド端子の側面図である。
(ロ)は同平面図である。
(ロ)は同平面図である。
【図29】(イ)はシ−ルド端子の平面図である。
(ロ)は同側面図である。
(ロ)は同側面図である。
【図30】(イ)はシ−ルド端子の平面図である。
(ロ)は同側面図である。
(ロ)は同側面図である。
【図31】基板側コネクタの他の実施例の一部省略した
背面図である。
背面図である。
【図32】図31K−K線に沿う断面図である。
【図33】図31L−L線に沿う断面図である。
【図34】図3131M−M線に沿う断面図である。
【図35】従来の同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造の
基板側コネクタの正面図である。
基板側コネクタの正面図である。
【図36】同基板側コネクタの側面図である。
2 ケ−ブル側コネクタ 3 基板側コネクタ 8、43、46 信号端子 9、44、47 グランド端子 10、45、48、80 シ−ルド端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 23/68 302 Z 6901−5B
Claims (1)
- 【請求項1】 ケ−ブルの信号線を接続した信号端子と
ケ−ブルのドレイン線を接続したグランド端子とシ−ル
ド端子とを有するケ−ブル側コネクタと、ケ−ブル側コ
ネクタとの嵌合接続時にこのケ−ブル側コネクタの信号
端子に接触する信号端子とケ−ブル側コネクタのグラン
ド端子に接続するグランド端子とケ−ブル側コネクタの
シ−ルド端子に接触するシ−ルド端子とを絶縁ケ−スに
設け、信号端子の端子脚部とグランド端子の端子脚部と
を、互いに平行となるストリップライン形状にした基板
側コネクタとを備えたことを特徴とする同軸リボンケ−
ブル用コネクタ構造。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP1991021275U JPH086388Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1991021275U JPH086388Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111170U JPH04111170U (ja) | 1992-09-28 |
JPH086388Y2 true JPH086388Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12050576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991021275U Expired - Lifetime JPH086388Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 同軸リボンケ−ブル用コネクタ構造 |
Country Status (3)
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1992
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EXPY | Cancellation because of completion of term |