JP2000058161A - コネクタ - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
ネクタを提供することを目的とする。 【構成】 ハウジング13に挿入型コネクタ11と圧接
型コネクタ12とを組み込んだコネクタにおいて、挿入
型コネクタ11と圧接型コネクタ12は、同一の導電性
金属板にて一体に形成したスライド接触電極19からな
り、この接触電極19を左右対称形とした2個をハウジ
ング13内に組み込んで2連としたコネクタである。挿
入型コネクタ11へプリント基板10bを挿入すると、
プリント基板10bの2条の配線パターン18が左右の
挿入型コネクタ11に圧接されて、電気的に接続される
とともに機械的にも固定される。コネクタの上面側から
プリント基板10cを圧接するか、スライドすることに
よりプリント基板10cの下面の配線パターン18と圧
接型コネクタ12が接触して電気的に接続される。
Description
入して接続する挿入型コネクタと、プリント基板を圧接
して接続する圧接型コネクタとを一体に具備したコネク
タに関するものである。
ト基板10cを無半田で接続するコネクタには、図5に
示すような挿入型コネクタ11と圧接型コネクタ12と
があった。前記挿入型コネクタ11は、ハウジング13
に2本指を有するフォーク型接触片14を嵌め込み、他
端の端子片21をプリント基板10aに半田17で固定
するとともに、配線パターンに電気的に接続してなるも
のである。前記圧接型コネクタ12は、ハウジング13
に細幅の板ばねからなるリーフ型接触片16を嵌め込
み、このリーフ型接触片16の接触部22を突出口30
から突出させ、他端の端子片21をプリント基板10a
に半田17で固定するとともに、配線パターンに電気的
に接続してなるものである。
11のフォーク型接触片14にプリント基板10bを挿
入し、また、圧接型コネクタ12のリーフ型接触片16
の接触部22にプリント基板10cを圧接し、それぞれ
電気的に接続する。挿入型コネクタ11と圧接型コネク
タ12とは、プリント基板10aの配線パターンを介し
て接続される。この結果、プリント基板10bとプリン
ト基板10cとの配線が接続される。
ネクタ11と圧接型コネクタ12とが独立したコネクタ
では、プリント基板10aにおける挿入型コネクタ11
と圧接型コネクタ12との取付け位置にばらつきがあ
り、寸法精度がでにくいだけでなく、小型化に限度があ
るという問題があった。また、挿入型コネクタ11と圧
接型コネクタ12とをプリント基板10にそれぞれ個々
に取り付けなければならず、作業性が悪く、さらに、部
品点数も多くなるという問題があった。
を満足するコネクタを提供することを目的とするもので
ある。
タ11と圧接型コネクタ12は、同一の導電性金属板に
て一体に形成したスライド接触電極19からなり、左右
対称形の2個のスライド接触電極19をハウジング13
内に組み込んで2連とし、挿入型コネクタ11は、側部
24から伸びた部分にフォーク型接触片14を一体に形
成してなり、圧接型コネクタ12は、側部24と一体の
底部20から細幅のリーフ型接触片16を横向きのU字
形に折曲し、このリーフ型接触片16の上側部分には、
上方へ突出した下向きU字形の接触部22を形成してな
り、ハウジング13は、絶縁物の箱状をなし、背面側か
ら内部の途中まで圧接型コネクタ12の組み込み溝28
が形成され、かつ、背面側から正面側まで貫通して挿入
型コネクタ11の電極溝33が形成され、組み込み溝2
8の上部に接触部22の突出口30が切り込まれて、ハ
ウジング13の正面側と側面側にプリント基板10bの
挿入溝29が開口されるとともに、この挿入溝29と前
記電極溝33を交差するように形成されていることを特
徴とするコネクタである。
ント基板10aに固定的に取り付け、挿入溝29へプリ
ント基板10bを挿入する。すると、プリント基板10
bの2条の配線パターン18が左右の挿入溝29内のフ
ォーク型接触片14の弾性に抗して圧接しながら圧入さ
れて、プリント基板10bは、コネクタに電気的に接続
されるとともに機械的にも固定される。また、コネクタ
の上面側からプリント基板10cを圧接するか、スライ
ドすることによりプリント基板10cの下面の配線パタ
ーン18と圧接型コネクタ12の接触部22が接触して
電気的に接続される。
び図2において、スライド接触電極19は、挿入型コネ
クタ11と圧接型コネクタ12とを一体に形成してなる
もので、このスライド接触電極19左右対称形に形成し
て、これらを2個ハウジング13内に組み込んで2連の
コネクタとしたものである。
を有する金属板からなり、底部20の部分から細幅のリ
ーフ型接触片16を横向きのU字形に折曲し、このリー
フ型接触片16の下側部分には、ハウジング13への圧
入突起部23を形成し、リーフ型接触片16の上側部分
には、上方へ突出した下向きU字形の接触部22を形成
する。前記挿入型コネクタ11は、前記底部20を垂直
に折曲して側部24とし、この側部24から伸びた部分
に上下の2本指を有するフォーク型接触片14を一体に
形成し、このフォーク型接触片14の先端部の内側に
は、接触部25を膨出し、また、フォーク型接触片14
の上下両側部分に圧入突起部26を一体に設け、底部2
0と側部24の折曲部分には、折曲を容易にする折り曲
げ用溝27を形成する。なお、前記ハウジング13内に
組み込まれる左右のスライド接触電極19は、挿入型コ
ネクタ11が外側で圧接型コネクタ12が内側となるよ
うに、挿入型コネクタ11と圧接型コネクタ12の位置
が左右対称形になっている。
の絶縁物からなり、縦、横が略正方形で、厚さの薄い、
全体が箱状をなし、背面側から内部の途中までスライド
接触電極19の圧接型コネクタ12が差し込まれる組み
込み溝28が形成され、かつ、背面側から正面側まで貫
通して挿入型コネクタ11が差し込まれる電極溝33が
形成され、組み込み溝28の上部には、接触部22が突
出するための突出口30が背面から切り込まれている。
さらに、ハウジング13の上面には、接触部22の頂点
よりも低いガイド突起31が一体に形成されている。
口し、かつ、ハウジング13の内部の途中まで伸びた挿
入溝29が形成されている。この挿入溝29は、前記電
極溝33を交差するように形成されてプリント基板10
bが挿入される。この挿入溝29の正面側には、プリン
ト基板10bの挿入を案内するテーパーが周囲に形成さ
れている。前記ハウジング13の側面部における挿入溝
29の開口部分と一致する位置に、ストッパ32が一体
に形成されている。これらの組み込み溝28、電極溝3
3、挿入溝29、ストッパ32などは、左右対称のスラ
イド接触電極19が組み込まれるものであるから、ハウ
ジング13の両側部に形成される。
29に挿入されるものであるから、挿入端部に逃げ切欠
き34が切り欠かれており、また、プリント基板10b
の上面及び/又は下面には、所定幅の配線パターン18
が2条形成されている。この配線パターン18の先端部
分におけるプリント基板10bの角部は、挿入溝29へ
の挿入を容易にするため、丸みをもって形成されてい
る。
コネクタのハウジング13の底部分をプリント基板10
aに固定的に取り付ける。取り付けられたハウジング1
3の正面の側の挿入溝29へプリント基板10bを挿入
する。すると、プリント基板10bの2条の配線パター
ン18が左右の挿入溝29内のフォーク型接触片14の
弾性に抗して接触部25に圧接しながらストッパ32の
位置まで圧入されて、プリント基板10bは、コネクタ
に電気的に接続されるとともに機械的にも固定される。
また、コネクタの上面側からプリント基板10cを圧接
するか、スライドすることによりプリント基板10cの
下面の配線パターン18と圧接型コネクタ12の接触部
22が接触して電気的に接続される。このとき、ガイド
突起31がプリント基板10cの上方から圧接するとき
の、又は、横方向からスライドするときの位置決めとし
て作用する。
は、図1(b)に示すように、挿入型コネクタ11と圧
接型コネクタ12とを1つずつの場合としたが、これに
限られるものではなく、図3に示すように、1つの挿入
型コネクタ11と2つの圧接型コネクタ12とを一体に
形成して、プリント基板10cにおける2条の配線パタ
ーン18に接続するようにしてもよく、さらに3つ以上
でもよい。
は、圧接型コネクタ12の底部20と挿入型コネクタ1
1の側部24が直交するようにして、プリント基板10
bとプリント基板10cとが平行面に位置するようにし
たが、これに限られるものではなく、圧接型コネクタ1
2の底部20と挿入型コネクタ11の側部24が同一面
とし、プリント基板10bを前記実施例のように水平で
はなく、直角にして挿入されるようにしてもよく、この
場合には、勿論、電極溝33、挿入溝29などは、前記
実施例と異なる形状になる。
19におけるそれぞれの挿入型コネクタ11が外側で圧
接型コネクタ12が内側になるようにハウジング13に
組み込んだ。そのため、プリント基板10bにおける2
条の配線パターン18の間に逃げ切欠き34を形成し
た。このような構成とすることにより、挿入溝29に挿
入される配線パターン18の部分のプリント基板10b
の幅が十分広くなり、逃げ切欠き34の部分から折れる
おそれがない。しかし、使用目的によっては、図4に示
すように、2個のスライド接触電極19におけるそれぞ
れの圧接型コネクタ12が外側で挿入型コネクタ11が
内側になるようにハウジング13に組み込み、プリント
基板10bにおける2条の配線パターン18をわずかに
隙間をもって形成し、これらの2条の配線パターン18
の両側に逃げ切欠き34を形成した挿入片部35とする
ようにしてもよい。このような構成とすることにより、
挿入溝29に挿入される挿入片部35の幅が細くなるの
で、逃げ切欠き34の部分から折れる心配があるが、折
れに対しては他の手段で解決するようにしてもよい。
コネクタ11と圧接型コネクタ12は、同一の導電性金
属板にて一体に形成したスライド接触電極19からなる
ので、挿入型コネクタ11と圧接型コネクタ12との取
付けや寸法精度が正確で、製造及び組立ての作業性に優
れ、部品点数も少なくなる。さらに、小型化もできる。
形のスライド接触電極19を2個ハウジング13内に組
み込んで2連としたので、複数の配線パターン18に同
時に、かつ、正確に接続できる。
ネクタ11は、側部24から伸びた部分にフォーク型接
触片14を一体に形成してなり、圧接型コネクタ12
は、前記側部24と一体の底部20から細幅のリーフ型
接触片16を横向きのU字形に折曲し、このリーフ型接
触片16の上側部分に、上方へ突出した下向きU字形の
接触部22を形成してなり、ハウジング13は、絶縁物
の箱状をなし、背面側から内部の途中まで圧接型コネク
タ12の組み込まれる組み込み溝28を形成し、かつ、
背面側から正面側まで貫通して挿入型コネクタ11の組
み込まれる電極溝33を形成し、組み込み溝28の上部
に接触部22の突出する突出口30を切り込み、ハウジ
ング13の正面側と側面側にプリント基板10bの挿入
溝29を開口するとともに、この挿入溝29と前記電極
溝33を交差するように形成したので、小型化、低コス
ト化、高信頼性を満足するコネクタを提供することがで
きる。
接触電極19は、1つの挿入型コネクタ11と1つまた
は2つ以上の圧接型コネクタ12とを一体に形成したの
で、より多くの配線パターン18に同時に、かつ、正確
に接続できる。
ライド接触電極19におけるそれぞれの挿入型コネクタ
11が外側で圧接型コネクタ12が内側になるようにハ
ウジング13に組み込み、プリント基板10bにおける
2条の配線パターン18の間に逃げ切欠き34を形成し
たので、挿入溝29に挿入される配線パターン18の部
分のプリント基板10bの幅が十分広くなり、逃げ切欠
き34の部分から折れるおそれがない。
ライド接触電極19におけるそれぞれの圧接型コネクタ
12が外側で挿入型コネクタ11が内側になるようにハ
ウジング13に組み込み、プリント基板10bにおける
2条の配線パターン18をわずかに隙間をもって形成
し、これらの2条の配線パターン18の両側に逃げ切欠
き34を形成した挿入片部35としたので、挿入溝29
に挿入される挿入片部35の幅を細くすることができ
る。
視図で、(a)は、コネクタにプリント基板10bを挿
入する直前の斜視図、(b)は、スライド接触電極19
の斜視図である。
プリント基板10cを接続した状態を示すもので、
(a)は、コネクタにプリント基板10bを挿入した状
態の一部切り欠いた平面図、(b)は、(a)における
C−C線側面図、(c)は、(a)における正面図、
(d)は、(a)におけるA−A線側面図、(e)は、
(a)におけるB−B線側面図である。
例を示す平面図である。
斜視図である。
2の説明図である。
コネクタ、12…圧接型コネクタ、13…ハウジング、
14…フォーク型接触片、16…リーフ型接触片、17
…半田、18…配線パターン、19…スライド接触電
極、20…底部、21…端子片、22…接触部、23…
圧入突起部、24…側部、25…接触部、26…圧入突
起部、27…折り曲げ用溝、28…組み込み溝、29…
挿入溝、30…突出口、31…ガイド突起、32…スト
ッパ、33…電極溝、34…逃げ切欠き、35…挿入片
部。
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジング13に挿入型コネクタ11と
圧接型コネクタ12とを組み込んだコネクタにおいて、
前記挿入型コネクタ11と圧接型コネクタ12は、同一
の導電性金属板にて一体に形成したスライド接触電極1
9からなることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 左右対称形のスライド接触電極19を2
個ハウジング13内に組み込んで2連としたことを特徴
とする請求項1記載のコネクタ。 - 【請求項3】 挿入型コネクタ11は、側部24から伸
びた部分にフォーク型接触片14を一体に形成してな
り、圧接型コネクタ12は、前記側部24と一体の底部
20から細幅のリーフ型接触片16を横向きのU字形に
折曲し、このリーフ型接触片16の上側部分に、上方へ
突出した下向きU字形の接触部22を形成してなり、ハ
ウジング13は、絶縁物の箱状をなし、背面側から内部
の途中まで圧接型コネクタ12の組み込まれる組み込み
溝28を形成し、かつ、背面側から正面側まで貫通して
挿入型コネクタ11の組み込まれる電極溝33を形成
し、組み込み溝28の上部に接触部22の突出する突出
口30を切り込み、ハウジング13の正面側と側面側に
プリント基板10bの挿入溝29を開口するとともに、
この挿入溝29と前記電極溝33を交差するように形成
したことを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。 - 【請求項4】 スライド接触電極19は、1つの挿入型
コネクタ11と1つまたは2つ以上の圧接型コネクタ1
2とを一体に形成してなることを特徴とする請求項1、
2又は3記載のコネクタ。 - 【請求項5】 2個のスライド接触電極19におけるそ
れぞれの挿入型コネクタ11が外側で、圧接型コネクタ
12が内側になるようにハウジング13に組み込み、プ
リント基板10bにおける2条の配線パターン18の間
に逃げ切欠き34を形成してなることを特徴とする請求
項3又は4記載のコネクタ。 - 【請求項6】 2個のスライド接触電極19におけるそ
れぞれの圧接型コネクタ12が外側で、挿入型コネクタ
11が内側になるようにハウジング13に組み込み、プ
リント基板10bにおける2条の配線パターン18をわ
ずかに隙間をもって形成し、これらの2条の配線パター
ン18の両側に逃げ切欠き34を形成した挿入片部35
としたことを特徴とする請求項3又は4記載のコネク
タ。
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