JP2533793B2 - 平版印刷版の製造方法 - Google Patents

平版印刷版の製造方法

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JP2533793B2 JP63149618A JP14961888A JP2533793B2 JP 2533793 B2 JP2533793 B2 JP 2533793B2 JP 63149618 A JP63149618 A JP 63149618A JP 14961888 A JP14961888 A JP 14961888A JP 2533793 B2 JP2533793 B2 JP 2533793B2
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版から平版印刷版を製造する
方法に関し、更に詳細には、画像露光した感光性平版印
刷版を現像後、フィニッシャーで処理して平版印刷版を
作成する方法に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
従来より、感光性平版印刷版から平版印刷版を製造す
るに際しては、現像後の水洗水を節約するために、一般
に感光性平版印刷版を画像露光後現像し、次に界面活性
剤を含有するリンス液や水溶性樹脂を含有する保護ガム
液などのフィニッシャーで処理する方法が知られている
(特開昭55-115045号公報および特開昭55-12921号公
報)。
更に、現像した後繰り返し使用する水洗水で水洗する
方法が特開昭55-25027号公報により公知であり、この循
環水洗工程の後、前述のフィニッシャーで処理すること
が行われている。
フィニッシャーは製版過程で印刷版上に残るアルカリ
現像液を中和するためにも、酸性〜中性であることが好
ましい。しかしながら、製版過程でアルカリ現像液の一
部が、フィニッシャー中に持込まれると、ゲル状の不溶
物が生じ易かった。その結果、自動現像装置の保守、洗
浄等に不便を来たしたり、スプレーパイプが目詰りした
り、印刷版上に汚れとして付着するなどしばしば問題と
なっていた。このような理由でフィニッシャーを長期間
交換なしで使用することは困難であった。
そこで本発明者等は、リンス液の長寿命化をはかるた
めに種々検討し、先に、リンス処理を複数のリンス浴で
行って徐々に現像液濃度を減少させ、該リンス液のpHを
後段になる程徐々に低くすることによって、リンス液を
安定化しうることを見出した(特願昭62-4616)。
これによってリンス浴中のゲル状物質の発生は大幅に
遅延され、長期間の安定処理が可能になったが、後段の
リンス浴のうち、リンス浴のpHが7付近になるとゲル状
不溶物が徐々に生じることがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって本発明の目的は、現像後のフィニッシャー
処理浴中で現像液の持込みによるゲル状不溶物の生成が
なく長期間に亘って多量の印刷版を安定して製版できる
製版方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明者らは上記のような問題点を解決すべく
鋭意検討を重ねた結果、本発明をなすに至ったものであ
る。
すなわち本発明は、画像露光された感光性平版印刷版
を、自動現像機を用いてアルカリ現像液で現像した後、
フィニッシャーで処理して平版印刷版を製造する方法に
おいて、該フィニッシャーの初期のpHが2〜8の範囲に
あり、かつ、ランニング中フィニッシャーに含まれる現
像液の濃度に応じてフィニッシャーのpHをコントロール
することを特徴とする平版印刷版の製造方法である。
本発明方法において、ランニング中のフィニッシャー
のpHコントロールを未使用のフィニッシャーの補充によ
って行うことが好ましい。
フィニッシャーは界面活性剤を含有するリンス液であ
ってもよい。
またフィニッシャーが水溶性樹脂を含有する保護ガム
液であってもよい。
さらに、現像とフィニッシャー処理の間に水洗工程を
介在させてもよい。
本発明の好ましい実施態様によれば、ランニング中の
フィニッシャーのpHは下記〔I〕式の範囲にコントロー
ルされる。
こゝでCはフィニッシャー中に含まれる現像液の濃度
[体積%(C>2.5)]を示す。このばあいに本発明に
使用されるアルカリ現像液はSiO2/M2O(Mはアルカリ金
属またはアンモニアをあらわす)モル比が0.3〜3.0の珪
酸塩を1〜10重量%含有する現像液であることが好まし
い。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明に用いられる自動現像機としては、感光性平版
印刷版を自動搬送する方式のもので、現像ゾーン、水洗
ゾーン、リンスゾーン、ガム塗布ゾーンおよび乾燥ゾー
ンなどを有するものが好ましい。特に浸漬現像タイプの
ものが現像液の長寿命化に好適であるが、従来より公知
の他の自動現像機も使用可能である。
本発明において最も重要なことは、フィニッシャー中
でゲル状物質が生じないようにフィニッシャーのpHをコ
ントロールすることである。本発明者らは、フィニッシ
ャー中に現像液が持込まれた時にゲル状物質が生成する
条件は、フィニッシャーに含まれる現像液の濃度と、フ
ィニッシャーのpH値によって決まることを見出した。具
体的には、珪酸塩を含有する現像液の場合、現像液がフ
ィニッシャー中に約2体積%以上持込まれ且つpHが中性
域に保たれた場合ゲル状不溶物が生成し易くなることを
見出した。そして、現像液が約3体積%含まれた場合の
フィニッシャーのpHを7.6以上または6.4以下に、更に現
像液の濃度が約5.0体積%になった場合フィニッシャー
のpHを8.3以上または5.7以下、更に約10体積%になった
場合、フィニッシャーのpHを9.2以上、または4.8以下に
コントロールすることによってゲル状不溶物の生成が抑
制されることを見出した。
つまり、フィニッシャー中に含まれる現像液の濃度を
Cとすると、 の範囲でゲル状不溶物が生成しにくいことを見出した。
フィニッシャー中の現像液の濃度は、処理される平版
印刷版に付着してフィニッシャー中に持込まれる量、フ
ィニッシャーの仕込量、フィニッシャー成分の蒸発量、
処理される平版印刷版によるフィニッシャーの持出し量
およびフィニッシャー補充液の補充量などに依存する。
またフィニッシャーのpH値は、フィニッシャー初期のpH
とpH緩衝力、持込まれる現像液量とアルカリの強度、お
よびフィニッシャー補充液のpH、pH緩衝力、補充量など
によって決まる。
従って本発明に用いられるフィニッシャーの初期のpH
は2〜8の範囲にあり、好ましくは2.5〜7.5の範囲であ
り、この場合に平版印刷版の非画像部の不感脂化性能が
より高いものになる。特にフィニッシャーのpHを前述の
ように酸性側でコントロールする場合、初期のフィニッ
シャーのpHは4.5以下であることが好ましい。
また本発明に用いられるフィニッシャーはアルカリ性
の現像液の持込みに対してpHを前述の領域にコントロー
ルできるように適切な量のpH緩衝剤を含有することが好
ましい。また適度なpH緩衝剤を含有するフィニッシャー
補充液を補充して、pHをコントロールしてもよい。これ
に用いるフィニッシャー補充液は、フィニッシャーと同
じ液、フィニッシャーの水希釈率を変更した液および全
く別の処方の液でもよい。
これらのフィニッシャーやその補充液に用いられる緩
衝剤としては水溶性塩および酸のいづれかまたは両方が
用いられる。緩衝剤の詳細は、例えば「化学便覧基礎編
II」日本化学会編、昭和47年2月20日第5刷、丸善株式
会社発行、1312〜1320頁に記載されており、これらはそ
のまま適用することができる。好適な酸と水溶性塩とし
ては、モリブデン酸、硼酸、硝酸、硫酸、燐酸、ポリ燐
酸などの無機酸、酢酸、グリコール酸、蓚酸、酒石酸、
安息香酸、こはく酸、くえん酸、りんご酸、乳酸、p−
トルエンスルホン酸などの水溶性有機酸等の酸とその塩
があげられる。より好ましい塩は水溶性アルカリ金属塩
およびアンモニウム塩で、特に好ましいものはモリブデ
ン酸アンモニウムなどのモリブデン酸塩、燐酸ナトリウ
ムなどの燐酸塩、テトラポリ燐酸カリウム、トリメタ燐
酸ナトリウムなどのポリ燐酸塩、蓚酸ナトリウムなどの
蓚酸塩、酒石酸カリウムなどの酒石酸塩、こはく酸ナト
リウムなどのこはく酸塩、くえん酸アンモニウムなどの
くえん酸塩である。かかる酸と水溶性塩はそれぞれ単独
または二種以上組み合わせて使用することができる。
フィニッシャーに含有させておく酸と塩の添加量は特
に限定されないが、該水溶液の総重量に対し酸と塩の総
量で約10重量%以下であることが好ましい。より好まし
くは0.01〜6重量%の範囲で使用される。
場合により、これらの酸と塩を含む補充液を補充する
ことによりpHをコントロールすることが好ましい。
本発明に用いられるフィニッシャーが界面活性剤を含
有するリンス液である場合、上述のpH調整および緩衝剤
としての酸と塩の他に有機溶剤、親油性物質、防腐剤、
防黴剤、酸化防止剤、染料、消泡剤および少量の水溶性
樹脂を含有させておくことが好ましい。
リンス液の主成分である界面活性剤としては、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリ
スチリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンアルキルエーテル類、グリセリン脂肪
酸部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、
ペンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレ
ングリコールモノ脂肪酸エステル類、しょ糖脂肪酸部分
エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分
エステル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸部
分エステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
類、ポリグリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシ
エチレン化ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン
脂肪酸部分エステル類、脂肪酸ジエタノールアミド類、
N,N−ビス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン、トリエタノールアミン脂
肪酸エステル、トリアルキルアミンオキシドなどの非イ
オン性界面活性剤、脂肪酸塩類、アビエチン酸塩類、ヒ
ドロキシアルカンスルホン酸塩類、アルカンスルホン酸
塩類、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩類、直鎖ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩類、分岐鎖アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩
類、アルキルフェノキシポリオキシエチレンプロピルス
ルホン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルスルホフェ
ニルエーテル塩類、N−メチル−N−オレイルタウリン
ナトリウム類、N−アルキルスルホこはく酸モノアミド
二ナトリウム塩類、石油スルホン酸塩類、硫酸化ひまし
油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキルエステルの硫酸エス
テル塩類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸エステル塩類、脂肪酸モノグ
リセリド硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチ
レンスチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、アル
キルりん酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルりん酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテルりん酸エステル塩類、スチレン−
無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類、オレフィン
−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類、ナフタレ
ンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類などのアニオン性界
面活性剤、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム塩
類、ポリオキシエチレンアルキルアミン塩類、ポリエチ
レンポリアミン誘導体などのカチオン性界面活性剤、カ
ルボキシベタイン類、アミノカルボン酸類、スルホベタ
イン類、アミノ硫酸エステル類、イミダゾリン類などの
両性界面活性剤があげられる。以上挙げた界面活性剤の
中でポリオキシエチレンとあるものは、ポリオキシメチ
レン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレンなど
のポリオキシアルキレンに読み替えることもでき、それ
らの界面活性剤もまた包含され、以下の説明においても
同様である。
上記の界面活性剤は、単独もしくは2種以上を組み合
わせて使用することができ、水溶液中に約0.001重量%
から約10重量%、より好ましくは0.01重量%から5重量
%の範囲で使用される。
本発明におけるリンス液には更にソルビン酸、p−オ
キシ安息香酸エチル、フェノール、ホルマリン、デヒド
ロ酢酸塩、4−イソチアゾリン3−オン化合物、などの
防腐剤、防黴剤、没食子酸プロピル、2,6−ジ−t−ブ
チル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフェノールなどの酸化防止剤を含有させてお
くことができる。これらの保存料としての防腐剤、防黴
剤、酸化防止剤は少量添加することにより、該水溶液の
保存による変質等を防止することができるが、好ましい
添加量は0.001〜5重量%である。
本発明におけるリンス液には、親油性物質を含有させ
ておくことが好ましい。これにより、平版印刷版の画像
部がより高い感脂性を示すようになり、現像インキ盛り
(現像後、画像を見易くするためと、画像の感脂性を高
め保持するためにエマルジョン型のインキ(通常黒色)
を画像上にのせること)が容易になるばかりでなく、該
水溶液による処理の後、版面保護剤処理を行なう場合
は、画像部の感脂性の低下を強く抑えることができる。
好ましい親油性物質には、例えばオレイン酸、ラウリン
酸、吉草酸、ノニル酸、カプリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸などのような炭素数が5〜25の有機カルボン
酸、ひまし油などが含まれる。これらの親油性物質は単
独もしくは2以上組み合わせて使用することができる。
本発明におけるリンス液中に含ませる親油性物質は、そ
の総重量に対して0.005重量%から約10重量%、より好
ましくは0.05〜5重量%の範囲である。
更に本発明に用いられるリンス液には有機シラン化合
物等の消泡剤を含有させておくことが好ましい。
本発明においてフィニッシャーが水溶性樹脂を含有す
る保護ガム液である場合、保護ガム液には、前述のpH調
整剤および緩衝剤としての酸と塩の他に、界面活性剤、
親油性物質、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、消泡剤など
を含有させておくことが好ましい。
保護ガム液の主成分である水溶性樹脂としては、水溶
性の天然高分子、半天然物(半合成物)、合成高分子の
いづれもが用いられる。
天然高分子には、かんしょデンプン、ばれいしょデン
プン、タピオカデンプン、小麦デンプン及びコーンスタ
ーチ等のデンプン類、カラジーナン、ラミナラン、海ソ
ウマンナン、ふのり、アイリッシュモス、寒天及びアル
ギン酸ナトリウム等の藻類から得られるもの、トロロア
オイ、マンナン、クインスシード、ペクチン、トラガカ
ントガム、カラヤガム、キサンチンガム、グアービンガ
ム、ローカストビンガム、アラビアガム、キャロブガム
及びベンゾインガム等の植物性粘質物、デキストラン、
グルカン及びレバンなどのホモ多糖並びにサクシノグル
カン及びザンタンガムなどのヘテロ多糖等の微生物粘質
物、にかわ、ゼラチン、カゼイン及びコラーゲン等のタ
ンパク質などが挙げられる。半天然物(半合成品)には
アルギン酸プロピレングリコールエステルの他に、ビス
コース、メチルセルロース、エチルセルロース、メチル
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート等の繊維素誘導体並びに加工で
んぷん等があげられる。加工でんぷんには白色デキスト
リン、黄色デキストリン及びブリティッシュガムなどの
焙焼でんぷん、酵素デキストリン及びシャーディンガー
デキストリンなどの酵素変性デキストリン、可溶化でん
ぷんのような酸分解でんぷん、ジアルデヒドスターチの
ような酸化でんぷん、変性アルファー化でんぷん及び無
変性アルファー化でんぷん等のアルファー化でんぷん、
りん酸でんぷん、脂肪酸でんぷん、硫酸でんぷん、硝酸
でんぷん、キサントゲン酸でんぷん及びカルバミン酸で
んぷんなどのエステル化でんぷん、カルボキシアルキル
でんぷん、ヒドロキシアルキルでんぷん、スルフォアル
キルでんぷん、シアノエチルでんぷん、アリルでんぷ
ん、ベンジルでんぷん、カルバミルエチルでんぷん及び
ジアルキルアミノでんぷんなどのエーテル化でんぷん、
メチロール架橋でんぷん、ヒドロキシアルキル架橋でん
ぷん、りん酸架橋でんぷん及びジカルボン酸架橋でんぷ
んなどの架橋でんぷん、でんぷんポリアクリルアミド共
重合体、でんぷんポリアクリル酸共重合体、でんぷんポ
リ酢酸ビニル共重合体、でんぷんポリアクリルニトリル
共重合体、カチオン性でんぷんポリアクリル酸エステル
共重合体、カチオン性でんぷんビニルポリマー共重合
体、でんぷんポリスチレンマレイン酸共重合体及びでん
ぷんポリエチレンオキサイド共重合体などのでんぷんグ
ラフト共重合体などがあげられる。合成品にはポリビニ
ルアルコールの他部分アセタール化ポリビニルアルコー
ル、アリル変性ポリビニルアルコール、ポリビニルメチ
ルエーテル、ポリビニルエチルエーテル及びポリビニル
イソブチルエーテルなどの変性ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸エステル部
分けん化物、ポリアクリル酸エステル共重合体部分けん
化物、ポリメタアクリル酸塩及びポリアクリルアマイド
などのポリアクリル酸誘導体およびポリメタクリル酸誘
導体、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシ
ド、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドンとビニル
アセテートの共重合物、カルボキシビニルポリマー、ス
チロールマレイン酸共重合物、スチロールクロトン酸共
重合物などがあげられる。これらの内、藻類から得られ
るもの、植物性粘質物、繊維素誘導体、加工デンプン、
アルギン酸プロピレングリコールエステル及び合成品は
印刷版上の皮膜形成性が良好なため好ましく用いられ
る。
これらの水溶性樹脂は保護ガム水溶液中に一種または
二種以上の組み合わせで添加せしめられ、その合計の添
加量は1〜40重量%であることが好ましく、更に好まし
くは3〜20重量%である。添加量が1%未満では、平版
印刷版に形成される乾燥後の厚みが小さく保護ガムとし
ての役目を果さない。遂に40%以上の温度では、ガム液
の粘度が高くなり、循環使用に支障をきたすばかりでな
く、印刷開始時のインキ着肉性を劣化させまた経済的に
もコストアップになり、好ましくない。
本発明に用いる保護ガム液に用いられる親油性物質と
しては、高沸点有機溶剤、脂肪酸、脂肪油、一価アルコ
ール、ワックスの他に平版印刷版用インクのベヒクルと
して使用される親油性樹脂がある。好ましい親油性樹脂
としてはフェノールホルムアルデヒド樹脂、クレゾール
ホルムアルデヒド樹脂、t−ブチルフェノールホルムア
ルデヒド樹脂などのノボラック型フェノール樹脂、フェ
ノールとキシレンとをホルムアルデヒドで縮合させたキ
シレン樹脂、フェノールとメシチレンとをホルムアルデ
ヒドで縮合させた樹脂、ポリヒドロキシスチレン、ブロ
ム化ポリヒドロキシスチレン、カシュー樹脂、スチレン
と無水マレイン酸の共重合体の部分エステル化物、メラ
ミン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、ロジン、水添ロジン及びロジンエステルなどの変
性ロジン、ギルソナイトなどの石油樹脂を挙げることが
できる。
好ましい高沸点有機溶剤には例えばジブチルフタレー
ト、ジ−n−オクチルフタレート、ジ−(2−エチルヘ
キシル)フタレート、ジノニルフタレート、ジデシルフ
タレート、ジラウリルフタレート、ブチルベンジルフタ
レートなどのフタル酸ジエステル類、例えばジオクチル
アゼレート、ジオクチルアジペート、ジブチルグリコー
ルアジペート、ジブチルセバケート、ジ−(2−エチル
ヘキシル)セバケート、ジオクチルセバケートなどの脂
肪族二塩基酸エステル類、例えばエポキシ化大豆油など
のエポキシ化トリグリセライド類、例えばトリクレジル
フォスフェート、トリオクチルスォスフェート、トリス
クロルエチルフォスフェートなどの燐酸エステル類、例
えば安息香酸ベンジルなどの安息香酸エステル類が含ま
れる。好ましい脂肪酸には、カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデシル
酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタ
デシル酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル
酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、ノ
ナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、
セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メリシン
酸、ラクセル酸、イソ吉草酸等の飽和脂肪酸とアクリル
酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ウンデシレン酸、オ
レイン酸、エライジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブ
ラシジン酸、ソルビン酸、リノール酸、リノレン酸、ア
ラキドン酸、プロピオール酸、ステアロール酸、イワシ
酸、タリリン酸、リカン酸等の不飽和脂肪酸がある。一
価アルコールは、脂肪族飽和一価アルコール、脂肪族不
飽和一価アルコール、芳香族アルコール、脂環式アルコ
ール、複素環式アルコール等に分類される。また一価ア
ルコールは置換基を有していてもよく、該置換基として
は、クロル、ブロムの如きハロゲン原子、メトキシ、プ
ロポキシの如きアルコキシ基、フェノキシの如きアリー
ルオキシ基等が挙げられる。
これらの親油性物質の添加量は保護ガム液に対して、
0.01〜10重量%であり、更に好ましい範囲は0.1〜5重
量%である。添加量がこの範囲よりも少いと期待される
インキ着肉性の向上がみられず、また、この範囲より多
い添加量では、親油性物質を可溶化または乳化して安定
な保護ガム液とするための界面活性剤が多量に必要であ
るばかりでなく、非画像部に対する不感脂化力を劣化さ
せる。
本発明に用いる保護ガム液に含有させる界面活性剤と
しては,前述のリンス液で示した界面活性剤が好適に用
いられる。
本発明に用いる保護ガム液は、含有させる界面活性
剤、親油性物質等、適宜選択することによってエマルジ
ョン型ガム液、サスペンジョン型ガム液、非エマルジョ
ン型非サスペンジョン型ガム液等、いかようにも製造可
能であるが、エマルジョン型ガム液およびサスペンジョ
ン型ガム液は平版印刷版の画像部の感脂性の低下を防止
する性能が高いため好ましく用いられる。さらにエマル
ジョン型ガム液は本発明による製版方法において、懸濁
物の発生が強くおさえられ、不溶物の発生が少ないので
好ましい。
本発明において現像された後の平版印刷版の版面上の
現像液はできるだけ少なくなるようスキージされる方が
好ましい。これは現像液によるフィニッシャーの汚染が
極力阻止され、リンス液の処理能力が増大するからであ
る。
また、現像とフィニッシャーの間に水洗工程を設け、
平版印刷版上の現像液を水洗することが、フィニッシャ
ーの処理能力を高める上で好ましい。これに用いる水洗
水は節約のため、繰り返し使用することが好ましく、更
に新鮮な水洗水を水洗浴に補充することにより長期間使
用できて好ましい。スキージされた後の平版印刷版上の
好ましい現像液および水洗水の残留量は20ml/m2以下が
好ましく、より好ましくは10ml/m2以下であり、最も好
ましくは5ml/m2以下である。
本発明においてフィニッシャー処理は、現像済みの平
版印刷版をフィニッシャーに浸漬する方法、フィニッシ
ャーをローラーで塗布する方法、多数のノズルからフィ
ニッシャーを噴出してPS版あるいはローラーに噴きつけ
る方法等種々可能であるが、該フィニッシャーをくり返
し使用することにより、製版処理するPS版当りのフィニ
ッシャーの使用量を大きく減少することが可能となる。
フィニッシャーを平版印刷版上へ供給する処理方法にお
ける使用量は、0.1/分以上40l/分以下が好ましい。
さらに好ましくは3〜20l/分である。また、多数のノズ
ルから噴出する方法のごとき平版印刷版上での攪拌を高
めた状態で処理する方法は、平版印刷版上に残留付着し
ているものをフィニッシャーにより洗浄できる点、しか
も、フィニッシャーの均一化が計れるため、さらに好ま
しい。
フィニッシャーの補充は本発明のより好ましい態様の
一つである。補充は、アルカリ性現像液の持込みに対し
て、リンス液を所定のpHにコントロールするため、およ
び、フィニッシャー中の現像液成分の濃度を希釈して、
ゲル状不溶物を析出しにくくさせるものであり、具体的
にはPS版の処理量、好ましくは処理面積に応じて行なわ
れ、PS版1m2に対して好ましくは1〜400ccの範囲で、
より好ましくは、5〜200ccの範囲で行なわれる。更に
好ましくは、5〜100ccの範囲である。
これに用いる補充液は、初めに仕込んだフィニッシャ
ーと全く同じ組成、濃度の液、同じ組成で水希釈率のみ
変えた液、あるいは別の組成の液のいずれでも良い。
本発明に用いられる感光性平版印刷版は親油性表面を
有する支持体の上に感光性組成物を含有する感光性層を
設けたものであり、該感光性組成物にはジアゾ化合物を
含む感光性組成物、英国特許第1,235,281号および同第
1,495,861号各明細書に記載されているようなアジド化
合物を含む感光性組成物、米国特許第3,860,426号明細
書に記載されているような光架橋性フオトポリマーを含
む感光性組成物、米国特許第4,072,528号および同第4,0
72,527号各明細書に記載されているような光重合型フオ
トポリマーを含む感光性組成物、特開昭56-19063号およ
び同56-29250号明細書に記載されているような光導電性
組成物、特開昭52-62501号および同56-111852号明細書
に記載されているようなハロゲン化銀乳剤組成物などが
あげられる。
これらの感光性組成物の中で、ジアゾ化合物を含む感
光性組成物は感光層の保存性、現像ラチチュードなどの
現像性能、画質などの画像性能、インキ着肉性、感脂
性、耐摩耗性などの印刷性能、適用する現像液の低公害
性等、総合的にすぐれているため好ましく用いられる。
ジアゾ化合物を含む感光性組成物は、ネガ型とポジ型
に分けられる。
ジアゾ化合物を含むネガ型感光性組成物は、感光性ジ
アゾ化合物及び好ましくは高分子化合物を含有するもの
で、感光性ジアゾ化合物としては従来知られたものが使
用できるが、好ましいものとしては有機溶媒可溶のジア
ゾ樹脂の塩、たとえばp−ジアゾジフェニルアミンとホ
ルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドの縮合物とヘキ
サフルオロ燐酸塩との塩、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン−5−スルフオン酸塩との塩などが挙
げられる。
高分子化合物としては、たとえばアクリル酸またはメ
タアクリル酸共重合体、クロトン酸共重合体、イタコン
酸共重合体、マレイン酸共重合体、側鎖にカルボキシル
基を有するセルロース誘導体、側鎖にカルボキシル基を
有するポリビニルアルコール誘導体、側鎖にカルボキシ
ル基を有するヒドロキシアルキルアクリレートまたはメ
タクリレート共重合体、カルボキシル基を有する不飽和
ポリエステル樹脂などが好ましく用いられる。
ポジ型感光性組成物に用いられるジアゾ化合物として
は従来知られたものが使用できるが代表的なものとして
はo−キノンジアジド類が挙げられ、好ましくはo−ナ
フトキノンジアジド化合物が挙げられる。o−ナフトキ
ノンジアジド化合物の内でも、特に種々のヒドロキシ化
合物のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルま
たはo−ナフトキノンジアジドカルボン酸エステル、お
よび芳香族アミノ化合物のo−ナフトキノンジアジドス
ルホン酸アミドまたはo−ナフトキノンジアジドカルボ
ン酸アミドが好適である。好ましいヒドロキシル化合物
としてはフェノール類とカルボニル基含有化合物との縮
合樹脂が挙げられる。該フェノール類としてはフェノー
ル、クレゾール、レゾルシン及びピロガロール等が挙げ
られ、該カルボニル基含有化合物としてはホルムアルデ
ヒド、ベンズアルデヒド及びアセトン等が挙げられる。
好ましいヒドロキシル化合物としては、フェノール・ホ
ルムアルデ樹脂、クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、
ピロガロール・アセトン樹脂、レゾルシン・ベンズアル
デヒド樹脂が挙げられる。
o−キノンジアジド化合物の代表的な具体例として
は、ベンゾキノン−(1,2)−ジアジドスルホン酸また
はナフトキノン−(1,2)−ジアジドスルホン酸とフェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂またはクレゾール・ホル
ムアルデヒド樹脂とのエステル、特開昭56-1044号公報
に記載されているナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−5−スルホン酸とレゾルシン−ベンズアルデヒ
ド樹脂とのエステル、米国特許第3,635,709号明細書に
記載されているナフトキノン−(1,2)−ジアジドスル
ホン酸とピロガロール・アセトン樹脂とのエステル、特
開昭55-76346号公報に記載されているナフトキノン−
(1,2)−ジアジド−(2)−5−スルホン酸とレゾル
シン−ピロガロール−アセトン共重縮合物とのエステル
が挙げられる。その他有用なo−キノンジアジド化合物
としては、特開昭50-117503号公報に記載されている末
端にヒドロキシル基を有するポリエステルにo−ナフト
キノンジアジドスルホニルクロライドをエステル化反応
させたもの、特開昭50-113305号公報に記載されている
ようなp−ヒドロキシスチレンのホモポリマーまたは他
の共重合し得るモノマーとの共重合体にo−ナフトキノ
ンジアジドスルホニルクロライドをエステル化反応させ
たもの、特開昭54-29922号公報に記載されているビスフ
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂とo−キノンジアジド
スルホン酸とのエステル、米国特許第3,859,099号明細
書に記載されているアルキルアクリレート、アクリロイ
ルオキシアルキルカルボネート及びヒドロキシアルキル
アクリレートの共重合体とo−キノンジアジドスルホニ
ルクロライドとの縮合物、特公昭49-17481号公報記載の
スチレンとフェノール誘導体との共重合生成物とo−キ
ノンジアジドスルホン酸との反応生成物、米国特許第3,
759,711号明細書に記載されているようなp−アミノス
チレンと他の共重合しうるモノマーとの共重合体とo−
ナフトキノンジアジドスルホン酸または、o−ナフトキ
ノンジアジドカルボン酸とのアミド、及びそのほかにポ
リヒドロキシベンゾフェノンとo−ナフトキノンジアジ
ドスルホニルクロライドとのエステル化合物等が挙げら
れる。
これらのo−キノンジアジド化合物は単独で使用する
ことができるが、アルカリ可溶性樹脂と混合し、この混
合物を感光層として設ける方が好ましい。好適なアルカ
リ可溶性樹脂には、ノボラック型フェノール樹脂が含ま
れ、具体的にはフェノールホルムアルデヒド樹脂、クレ
ゾールホルムアルデヒド樹脂、特開昭55-57841号公報に
記載されているようなフェノール・クレゾールホルムア
ルデヒド共重縮合樹脂などが含まれる。さらに、特開昭
50-125806号公報に記されている様に、上記のようなフ
ェノール樹脂と共にt−ブチルフェノール・ホルムアル
デヒド樹脂のような炭素数3〜8のアルキル基で置換さ
れたフェノールまたはクレゾールとホルムアルデヒドと
の縮合物とを併用すると、より一層好ましい。
更に上記アルカリ可溶性ノボラック型フェノール樹脂
の他のアルカリ可溶性樹脂を必要に応じて配合すること
ができる。例えば、スチレン−アクリル酸共重合体、メ
チルメタクリレート−メタクリル酸共重合体、アルカリ
可溶性ポリウレタン樹脂、特公昭52-28401号公報記載の
アルカリ可溶性ビニル系樹脂、およびアルカリ可溶性ポ
リブチラール樹脂等をあげることができる。
o−キノンジアジド化合物の含有量は感光性組成物全
固形分に対し、5〜80重量%が好ましく、特に好ましく
は10〜50重量%である。アルカリ可溶性樹脂の含有量は
感光性組成物の全固形分に対し30〜90重量%が好まし
く、特に好ましくは50〜85重量%である。
感光性組成物層は多層に分けて設けることもでき、ま
た、必要に応じてさらに染料、可塑剤、プリントアウト
性能を与える成分などの添加剤を加えることもできる。
支持体上に設けられる上記感光性組成物の塗布量は0.
1〜7g/m2が好ましく、より好ましくは0.5〜4g/m2であ
る。
また必要により支持体と感光性組成物層の間に特公昭
57-16349号公報記載の金属塩と親水性セルロース、特公
昭46-35685号公報記載のポリビニルホスホン酸、特開昭
60-149491号公報記載のβ−アラニンあるいは特開昭60-
232998号公報記載のトリエタノールアミン、塩酸塩など
の下塗層を設けてもよい。
本発明に用いられる感光性平版印刷版に使用される支
持体としては、アルミニウム(アルミニウム合金も含
む)、紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート、二酢酸セルロ
ース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、ポ
リビニルアセタール、ポリカーボネート、等)及び亜
鉛、銅等の金属の上にアルミニウムがラミネート又は蒸
着された複合支持体が好適に用いられる。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層
の密着性を向上させる目的で粗面化処理されていること
が望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研磨法、ボ
ール研磨法、電解エッチング、化学的エッチング、液体
ホーニング、サンドプラスト等の方法およびこれらの組
合せが挙げられ、好ましくはブラシ研磨法、電解エッチ
ング、化学的エッチングおよび液体ホーニングが挙げら
れ、これらのうちで特に電解エッチングの使用を含む粗
面化方法が好ましい。また、電解エッチングの際に用い
られる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの塩
を含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用いら
れ、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれらの塩を
含む電解液が好ましい。さらに粗面化処理の施されたア
ルミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリの水溶
液にてデスマット処理される。こうして得られたアルミ
ニウム板は陽極酸化処理されることが望ましく、特に好
ましくは、硫酸またはリン酸を含む浴で処理する方法が
挙げられる。また、さらに必要に応じて封孔処理、その
他弗化ジルコニウム酸カリウム水溶液への浸漬などによ
る表面処理を行うことができる。
かくして得られるPS版は透明原画を通してカーボンア
ーク灯、水銀灯、メタルハライドランプ、タングステン
ランプ、キセノンランプ等の活性光線の豊富な光源によ
り露光され、次いで現像される。
このようなPS版の現像処理に用いられる現像液は、PS
版に用いる感光性組成物の種類等により種々変化しうる
が、本発明の製版方法を好ましく適用できる現像液は、
アルカリ剤の少なくとも一つを含有するものである。
アルカリ剤としてはケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、ケイ酸リチウム、メタケイ酸ナトリウム等のケイ酸
塩のほか、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウム、水酸化アンモニウム、第三リン酸ナトリウ
ム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第二
リン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第二リン酸
アンモニウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカ
リ剤、モノ−、ジ−、またはトリエタノールアミン、モ
ノ−、ジ−、またはトリメチルアミン、モノ−、ジ−、
またはトリエチルアミン、モノ−、またはジイソプロピ
ルアミン、n−ブチルアミン、モノ−、ジ−、またはト
リイソプロパノールアミン、エチレンイミン、エチレン
ジイミン等の有機アミン化合物が挙げられるが、好まし
くはケイ酸塩であり、本発明の効果が特に顕著である。
現像液中のケイ酸塩の量は、現像液の総重量に対して、
一般的には約0.5〜1.5重量%、より好ましくは1〜10重
量%、最も好ましくは2〜8重量%である。更にそのSi
O2/M2Oモル比(Mはアルカリ金属原子またはアンモニウ
ムをあらわす)。が0.3〜3.0であることが好ましい。
上記のような現像液で画像露光されたPS版を現像する
方法としては従来公知の種々の方法が可能である。具体
的には画像露光されたPS版を現像液中に浸漬する方法、
当該PS版の感光層に対して多数のノズルから現像液を噴
出する方法、現像液が湿潤されたスポンジで当該PS版の
感光層を拭う方法、当該PS版の感光層の表面に現像液を
ローラー塗布する方法などが挙げられる。またこのよう
にしてPS版の感光層に現像液を施した後、感光層の表面
をブラシなどで軽く擦ることもできる。現像条件につい
ては、前記現像方法に応じて適宜選ぶことができる。一
例を示すと、例えば浸漬による現像方法では約10〜35℃
の現像液に約5〜80秒間浸漬させる方法が選ばれる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。
しかし、本発明は以下の具体例により何等制限されるも
のではない。
実施例1 砂目立て処理した1S材アルミニウム板を40℃に保った
2重量%の水酸化ナトリウム溶液に1分間浸漬し、エッ
チング処理を行った。次いで水洗後硫酸−クロム酸混液
に約1分間浸漬して純アルミニウム表面を露出させた。
これを30℃に保った20重量%の硫酸中に浸漬し、直流電
圧15V、電流密度2A/dm2で3分間陽極酸化処理を行い、
水洗、乾燥した。かくして処理したアルミニウム板上
に、下記組成の感光性組成物溶液を2g/m2(乾燥重量)
となるように塗布し、乾燥してPS版を得た。
アセトン−ピロガロール樹脂の ナフトキノン−1,2−ジアジド (2)−5−スルホン酸エステル (米国特許第3,635,709号の実施例1 に記載の方法で合成したもの) ……5g t−ブチルフェノール−ホルム アルデヒド樹脂(PR-50530: 住友ジュレーズ(株)製) ……0.5g クレゾールホルムアルデヒド 樹脂(ヒタノール#3110: 日立化成工業(株)製) ……5g メチルエチルケトン ……50g シクロヘキサノン ……40g このようにして得られたポジ型PS版を透明陽画フィル
ムを通して3kwのメタルハライドランプを用いて60秒間
露光した。
次に下記に示すような自動現像機、現像液、水洗水お
よびリンス浴により現像処理を行った。
(1)自動現像機 現像浴とそれに続く水洗浴−リンス浴からなり、露光
済みの平版印刷版を搬送する駆動装置と、各処理浴の処
理液を貯溜槽→ポンプ→スプレー→ノズル→貯溜槽と循
環させる装置および各処理浴への補充装置を有する自動
現像機であり、各処理浴の貯溜槽はオーバーフローによ
り過剰の処理液を排出する機構となっている。
(2)現像液 下記現像液原液を水にて7倍希釈しその21を上記現
像浴に仕込んだ。現像液のpHは13.9であった。
JIS3号珪酸ナトリウム水溶液 ……332g 水酸化カリウム(48重量%水溶液) ……191g N−アルキル−N,N−ジヒドロ キシエチルベタイン両性界面活性剤 (36重量%水溶液) ……3.2g 純 水 ……688g 下記組成の補充液を水にて5倍に希釈して、1003mm×
800mmサイズの平版印刷版を一版処理する毎に現像液に5
0mlづつ補充した。
(組成) JIS3号珪酸ナトリウム水溶液 ……238g 水酸化カリウム(48重量%水溶液) ……328g 純 水 ……645g (3)水洗水 下記組成からなる水洗水(pH1.5)8lを水洗浴に仕込
み1003mm×800mmの印刷版を1版処理する毎に40mlの水
を補充した。(水洗浴の貯溜槽は8lでオーバーフローす
る構造になっている。) (組成) メタ珪酸ナトリウム ……10g 純 水 ……1000g (4)界面活性剤を含むリンス液 下記組成からなるリンス液原液を水で8倍に希釈した
リンス液(pH約6.0)8lをリンス浴に仕込んだ。次にこ
のリンス液原液を水で種々希釈率にて希釈しリンス補充
液A,B,C,Dを準備した。リンス補充液は1003mm×800mmの
印刷版を1版処理する毎に各々40mlを補充した。(リン
ス浴も8lでオーバーフローする構造を有する。) (組成) ドデシルフェニルエーテル ジスルホン酸ナトリウム (40重量%水溶液) ……50g ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム ……20g リン酸(85重量%水溶液) ……50g 水酸化ナトリウム ……20g シリコン消泡剤AST-731 ……0.1g 水 ……900g 以上の条件で1003mm×800mmのサイズの感光性平版印
刷版を毎日60枚づつ3ヶ月間処理を行ったところ表Iに
示した様にリンス液C,Dでは水不溶性のヘドロ状不溶物
が発生し、スプレーの目詰りを生じ、またヘドロ状物が
印刷版上にも付着し、印刷汚れとなった。
それに対し:リンス液A,Bは、ヘドロ状不溶物を生ぜ
ず、3ヶ月間安定して処理できた。
尚、各リンス液中に含まれる現像液は現像液の持込み
とリンス液の補充により、A〜Eのいずれも約3.1体積
%に保たれていた。
実施例2 界面活性剤を含むリンス液(4)のかわりに、下記に
示した水溶性樹脂を含有する保護ガム液(5)を用いた
他は実施例1と全く同様の処理を行った。
(5)水溶性樹脂を含有する保護ガム液 下記組成からなる保護ガム液E,F,G,H,Iを準備し、各
々8lを、実施例1で示した自動現像機のリンスに用いた
浴に仕込んだ。
(保護ガム液Eの組成) アラビアガム ……30g 変性澱粉(商品名 日澱化学(株)製 ペノンJE-66) ……100g ヘキサメタリン酸ナトリウム ……2.5g アルキルジフェニルエーテルジスルホン 酸ナトリウム40%水溶性(商品名 三洋化成(株)製サンデットBL) ……5g デヒドロ酢酸ナトリウム ……0.3g リン酸(85%) ……2g 保護ガム液EのpHは3.3であった。この保護ガム液E
に0.1N水酸化ナトリウムを加えてpHを4.0,5.0,6.5およ
び8.0に調整し、各々保護ガム液F,G,HおよびIとし、実
施例1と同様に1003mm×800mmの印刷版を1版処理する
毎に各々の保護ガム液を40ml補充した。実施例1と同様
にして3ヶ月間処理した。
尚、保護ガム液中に含まれる現像液濃度は、現像液の
持込みと保護ガム液の補充により、第1回目E〜Iのい
ずれもほゞ3.1体積%に保たれていた。また第2回目
は、水洗浴の出口ローラーとして市場から回収した絞り
性の悪いローラーを用いたので保護ガム液に現像液が多
く持込まれ、その濃度は4.8体積%であった。
また、保護ガム液Iを用いた場合、第2回目、2週間
目より、画像部へのインキ着肉性がやゝ劣った。
結果を表2に記す。
実施例3 実施例2の保護ガム液Eの組成のうち、リン酸(85
%)のかわりにヒドロキシ酢酸10gを用いた他は実施例
2と全く同じ処理を行ったところ、第1回目に相当する
条件(現像液濃度3.1体積%)では、初期pHは2.8であ
り、2週間目までは徐々に上昇し、2週間目以降は5.3
でほゞ安定し、ヘドロ状不溶物は発生せず、3ヶ月間安
定して処理することができた。更に第2回目に相当する
条件(現像液濃度4.8体積%)でテストを行ったとこ
ろ、初期pHは2.8であり、2週間目までは徐々に上昇
し、2週間目以降はほゞ6.0になり、約1ヶ月後にヘド
ロ状水不溶物を生じ、それ以上処理を続けるとができな
かった。
本発明の好ましい実施態様を以下に示す。
(1)ランニング中のフィニッシャーのpHコントロール
を未使用のフィニッシャーの補充によって行うことを特
徴とする請求項1または2記載の平版印刷版の製造方
法。
(2)フィニッシャーが界面活性剤を含有するリンス液
であることを特徴とする請求項1または2記載の平版印
刷版の製造方法。
(3)フィニッシャーが水溶性樹脂を含有する保護ガム
液であることを特徴とする請求項1または2記載の平版
印刷版の製造方法。
(4)現像とフィニッシャー処理の間に水洗工程を介在
させることを特徴とする請求項1または2記載の平版印
刷版の製造方法。
(5)該アルカリ現像液がSiO2/M2O(Mはアルカリ金属
またはアンモニアをあらわす)モル比0.3〜3.0の珪酸塩
を1〜10重量%含有する現像液であることを特徴とする
請求項1または2記載の平版印刷版の製造方法。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、現像後のフィニッシャー処理浴
中で現像液の持込みによるゲル状不溶物の生成がなく、
長期間に亘って多量の印刷版を安定して処理することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−57242(JP,A) 特開 昭57−8543(JP,A) 特開 昭62−19859(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光された感光性平版印刷版を、自動
    現像機を用いて珪酸塩含有アルカリ現像液で現像した
    後、フィニッシャーで処理して平版印刷版を製造する方
    法において、ランニング中のフィニッシャーのpHを下記
    〔I〕式の範囲にコントロールすることを特徴とする平
    版印刷版の製造方法。 こゝでCはフィニッシャー中に含まれる現像液の濃度
    〔体積%(C>2.5)〕を示す。
  2. 【請求項2】pH緩衝剤を含有するフィニッシャー補充液
    を感光性平版印刷版1m2に対して1〜400ccの範囲で補
    充してフィニッシャーのpHをコントロールすることを特
    徴とする請求項(1)記載の平版印刷版の製造方法。
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