JPH03241353A - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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JPH03241353A
JPH03241353A JP3897190A JP3897190A JPH03241353A JP H03241353 A JPH03241353 A JP H03241353A JP 3897190 A JP3897190 A JP 3897190A JP 3897190 A JP3897190 A JP 3897190A JP H03241353 A JPH03241353 A JP H03241353A
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JP
Japan
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acid
processing
desensitizing
soln
plate
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Pending
Application number
JP3897190A
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English (en)
Inventor
Masabumi Uehara
正文 上原
Akira Nogami
野上 彰
Kazuhiro Shimura
志村 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湿し水不要の感光性平版印刷版と湿し水を必
要とする感光性平版印刷版を1台の自動現像機で共通に
現像処理する処理方法に関し、更に詳しくは現像後処理
部における処理に関する。
〔従来の技術〕
湿し水不要の感光性平版印刷版(以下「水なし平版」と
いう)としては、基板上に感光層及びインキ反撥層とし
てシリコーンゴム層を積層した構造のものが知られてい
る。 そして、このような水なし平版から印刷版を作成
するための処理方法として、特開昭55−156947
号等により、画像部の感光層の少なくとも一部を溶解し
得る処理液を用いて、画像部の感光層の一部又は全部を
溶出させ、その検水又は水を主成分とする溶媒の存在下
で版面をこする方法が知られている。
一方、湿し水を必要とする平版印刷版を作成する感光性
平版印刷版(以下「25版」という)としては、親水性
面を有する支持体の該親水性面上に感光性ジアゾ化合物
等の感光性成分を含む感光性層を有するネガ型のもの、
露光にrリアルカリ可溶性になる0−キノンシア:ニド
化合物を含む感光性層を有するポジ型のものが知られ、
そして、これらの25版から印刷版を作成する処理方法
として、アルカリ剤、界面活性剤、有機溶剤等を含有す
る水性溶液(現像液)を感光性層に付与して非画像部の
感光性層を溶解ないし膨潤し、ブラシによるこすり等の
現像促進操作を加えて非画像部感光性層を除去する処理
方法が知られており、ネガ型23版、ポジ型95版それ
ぞれの専用現像液、及び1種の現像液でネガ型23版と
ポジ型95版を共通に処理できる現像液が知られている
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような水なし平版とPS版を自動現像機
で同時に処理する場合には各々専用の自動現像機が必要
であり、装置コスト及び設置スペースの問題がある。
本発明の目的は、水無し平版とPS版を1台の自動現像
機で同時に処理できる処理方法を提供することである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
上記目的は、少なくとも2つの連続した現像後処理部を
有する自動現像機を用いて湿し水不要の感光性平版印刷
版及び/又は感光性平版印刷版を自動的に搬送し、現像
処理する処理方法において、前記少なくとも2つの現像
後処理部において使用される処理液のうち、少なくとも
1つが染料を含有する溶液であり、残りの少なくとも1
つが界面活性剤水溶液又は不惑脂化液であることを特徴
とする感光性平版印刷版の処理方法。上記「現像後処理
部」とは現像(PS版は非画像部の除去、水なし平版は
画像部のシリコーン層又はシリコーン層と感光層の除去
)工程後の湿式処理を行う部分をいう。
以下、本発明について詳述する。
本発明において、現像方法としては、自動現像機に1つ
の現像ゾーンを設け、水なし平版及びPS版を現像する
方法、あるいは少なくとも2つの連続した現像ゾーンを
設け、該少なくとも2つの現像ゾーンのうち少なくとも
2つで互いに異なる現像液を使用して現像する方法等が
あげられる。
水なし平版及びPS版を共通に処理できる現像液として
は水系アルカリ現像液が好ましい。
該水系アルカリ現像液をアルカリ性にするためのアルカ
リ剤としては、例えばケイ酸アルカリ(ケイ酸カリウム
、ケイ酸ナトリウム等)、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第ニ
リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カ
リウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニ
ウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウムなどのよ
うな無機アルカリ剤、モノ、ジ又はトリエタノールアミ
ン及び水酸化テトラアルキルのような有機アルカリ剤及
びケイ酸アンモニウム等が有用である。
アルカリ剤の現像液中の含有量は0.05〜20重量%
の範囲が好ましく、より好ましくは0.1−10重量%
の範囲である。
このような現像液には更に現像性能を高めるために以下
のような添加剤を加えることができる。
例えば、特開昭58−75152号公報記載のNaCl
2. KC(2゜KBr等の中性塩、特開昭58−19
0952号公報記載のEDTA、 NTA等のキレート
剤、特開昭59−121336号公報記載のCC0CN
Hs”)s)CQ2. CoCQz ◆6HzO等の錯
体、特開昭50−51324号公報記載のアルキルナフ
タレンスルホン酸ソーダ、N〜テトラデシル−N、N−
ジヒドロキシエチルベタイン等のアニオン又は両性界面
活性剤、米国特許4,374.920号明細書記載のテ
トラメチルデンジジオール等の非イオン性界面活性剤、
特開昭55−95946号公報記載のp−ジメチルアミ
ノメチルポリスチレンのメチルクロライド4級化物等の
カチオニックポリマー、特開昭56−142528号公
報記載のビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロラ
イドとアクリル酸ソーダの共重合体等の両性高分子電解
質、特開昭57−192951号公報記載の亜硫酸ソー
ダ等の還元性無機塩、特開昭58−59444号公報記
載の塩化リチウム等の無機リチウム化合物、特公昭50
−34442号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リ
チウム化合物、特開昭59−75255号公報記載のS
i、Ti等を含む有機金属界面活性剤、特開昭59−8
4241−号公報記載の有機硼素化合物、ヨーロッパ特
許101.010号明細書記載のテトラアルキルアンモ
ニウムオキサイド等の4級アンモニウム塩があげられる
。該水系アルカリ現像液には水なし平版の現像性を高め
るために有機溶剤を1〜20重量%の範囲で添加するこ
とが好ましい。有機溶剤としては、メタノール、エタノ
ール、ベンジルアルコール等のアルコール類、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン等
の多価アルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン類、ジオキサン等の環状エーテ
ル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、2
−フロボキシエタノール等のエチレングリコールエーテ
ル類、エチレングリコールエチルエーテルアセテート等
のグリコールエーテルエステル類、γ−ブチロラクトン
等のラクトン類、N−メチルピロリドン等のラクタム類
、メチルアミン、エチルアミン、・ジェタノールアミン
等のアミン類、水酸化テトラアルキルアンモニウム等の
アンモニウム類、ホルムアミド等のアミド類等の有機溶
剤があげられる。
後者の方法においては、前記互いに異なる現像液は、そ
の少なくとも1つが水を主たる溶媒とする(具体的には
溶媒の50重量%以上が水である)アルカリ性(pHは
10以上、好ましくは12以上)現像液であり、残りの
少なくとも1つが有機溶剤(水なし平版のインキ反撥層
を膨潤又は感光層の画像部を膨潤又は溶解する)及び界
面活性剤の少なくとも1つを含有する現像液であること
が好ましい。
前記アルカリ性現像液としては、感光性成分としてジア
ゾ化合物を用いたネガ型感光層を有するPS版の現像液
、感光性成分として0−キノンジアジド化合物を用いた
ポジ型感光層を有するPS版の現像液、及び上記ポジ型
PS版とネガ型15版との共通現像液として公知の現像
液が挙げられる。
また、有機溶剤及び界面活性剤の少なくとも1つを含有
する現像液としては、例えば特開平1−149043号
、特開平1−150142号、特開平1−154157
号、特開平1−154158号等に記載された基板上に
感光層及びインキ反撥層としてシリコーン層を積層した
構成を有する水なし平版用現像液が挙げられる。
上記2種類の現像液の処理順序は、前記有機溶剤及び界
面活性剤の少なくとも1つを含有する現像液による処理
の後に前記アルカリ性現像液による処理を行うことが好
ましい。
また、前記少なくとも2つの現像ゾーンのうち、少なく
とも1つにおいて現像促進操作、好ましくは擦り操作を
施すことが好ましく、特に前記第2の現像ゾーンにおい
て現像促進操作を施すことが好ましい。この擦り操作と
しては、例えば回転するローラ状の擦り部材を用いて擦
る方法、平板状の擦り部材を回転することにより擦る方
法、平板状の擦り部材を前後及び/又は左右に揺動させ
ることにより擦る方法、ローラ状の擦り部材あるいは平
板状の擦り部材を回転しながら前後及び/又は左右に揺
動させることによって擦る方法などが挙げられる。これ
らの擦り部材は、例えばブラシ、スポンジ、布等で作成
することができる。これらの擦り部材は複数個組み合わ
せて使用してもよい。
本発明において、現像と現像後処理との間で水洗を行う
ことが好ましい。
次に、本発明に係る現像後処理部における処理について
説明する。
現像後処理部において使用する染料を含有する処理液に
含有させる染料は、水なし平版のインキ反撥層、感光層
及び/又はプライマー層(感光層と支持体の中間に位置
し、両者の接着を高める層)を染色できるものであれば
よく、該処理液としては、公知のクリスタルバイオレッ
ト、アセドラシンレッド等の0.1〜JO%水溶液を用
いることができる。本発明において、染料を含有する溶
液による処理は染色と水洗を兼ねるものであってもよい
本発明の現像後処理部において用いられる界面活性剤水
溶液(以下「リンス液」という)は、現像済みの平版印
刷版に付着して持ち込まれる現像液成分、溶解した感光
層組成物等を分散安定化し、乾燥後も平版印刷版表面に
固着させない効果を有するものと考えられる。
かかる界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエ−テル キルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリスチ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンアルキルエ−テルリン脂肪酸部分エステル類、
ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリスリトー
ル脂肪酸部分エステル類、プロピレングリコールモノ脂
肪酸エステル、しょ糖脂肪酸部分エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸部分エステル類、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪
酸部分エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし油類、
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類、
脂肪酸ジェタノールアミド類、N,N−ビス−2−ヒド
ロキシアルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキル
アミン、トリエタノールアミン脂肪酸エステル、トリア
ルキルアミンオキシドなどの非イオン性界面活性剤、脂
肪酸塩類、アビチェン酸塩類、ヒドロキシアルカンスル
ホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスル
ホこはく酸エステル塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩類、分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩類、アルキルフェノキシ
ポリオキシエチレンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキ
ンエチレンアルキルスルホフェニルエーテル塩類、N−
メチル−N−オレイルタウリンナトリウム類、N−アル
キルスルホこはく酸モノアミドニナトリウム塩類、石油
スルホン酸塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪
酸アルキルエステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸
エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸エステル塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩
類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸
エステル塩類、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテル硫酸エステル塩類、アルキルりん酸エステル塩類
、ポリオキシエチレンアルキルエーテルりん酸エステル
塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルり
ん酸エステル塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物
の部分けん化物類、オレフィン−無水マレイン酸共重合
物の部分けん化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリ
ン縮合物類などのアニオン性界面活性剤、アルキルアミ
ン塩類、第四級アンモニウム塩類、ポリオキシエチレン
アルキルアミン塩類、ポリエチレンポリアミン誘導体な
どのカチオン性界面活性剤、カルボキシベタイン類、ア
ミノカルボン酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸エス
テル類、イミダシリン類などの両性界面活性剤があげら
れる。
以上挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとある
ものは、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、
ポリオキシブチレンなどのポリオキシアルキレンに読み
替えることもでき、それらの界面活性剤もまた包含され
、以下の説明においても同様である。
これらの内、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリスチリル7エ二ルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロビレンアルキルエーテル
類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪
酸部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エ
ステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類
、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類
、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキ
シエチレン化ひまし油、ジアルキルスルホこはく酸塩類
、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、脂肪酸
塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ナフタレンスルホ
ン酸塩ホリマリン縮金物、ポリオキシエチレンアルキル
アミン塩類、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム
塩類は平版印刷版の画像部の感脂性の低下を抑える傾向
もあるので好ましく、その中でもポリオキシエチレンア
ルキル7二ニルエーテルポリオキシエチレンポリスチリ
ルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタ
ン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸
部分エステル類、プロピレングリコールモ/ 脂肪酸エ
ステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、
ジアルキルスルホンこはく酸エステル塩類、アルキル硫
酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類は特
に好ましい。
最も好ましいものは分散力の強いアルキルベンゼンスル
ホン酸塩類及びジアルキルスルホこはく酸エステル塩類
である。
上記の界面活性剤は、単独もしくは2種以上を組み合わ
せて使用することができ、水溶液中に約0.1重量%か
ら約20重量%、より好ましくは0.5重量%から10
重量%の範囲で使用される。
本発明におけるリンス液のpHは1〜12が好ましい。
このpHに該水溶液を調整するために、酸および緩衝剤
としての水溶性塩のいづれかまたは両方を含有させてお
くことが好ましい。これにより、平版印刷版にリンス液
を施した場合に、版上に残留する現像液成分が中和され
、非画像部がより親水性となる。
緩衝剤の詳細は、例えば「化学便覧基礎編■」日本化学
全編、昭和47年2月20日第5刷、丸善株式会社発行
、1312〜1320頁に記載されており、これらはそ
のまま適用することができる。
好適な酸と水溶性塩としては、モリブデン酸、ホウ酸、
硝酸、硫酸、燐酸、ポリ燐酸などの無機酸、酢酸、しゅ
う酸、酒石酸、安息香酸、こはく酸、くえん酸、りんご
酸、乳酸、I)−トルエンスルホン酸などの水溶性有機
酸等の酸とその塩があげられる。より好ましいの塩は水
溶性アルカリ金属塩およびアンモニウム塩で、特に好ま
しいものはモリブデン酸アンモニウムなどのモリブデン
酸塩、燐酸ナトリウムなどの燐酸塩、テトラポリ燐酸カ
リウム、トリメタ燐酸ナトリウムなどのポリ燐酸塩、し
ゅう酸ナトリウムなどのしゅう酸塩、酒石酸カリウムな
どの酒石酸塩、こはく酸ナトリウムなどのこはく酸塩、
くえん酸アンモニウムなどのくえん酸塩である。かかる
酸と水溶性塩はそれぞれ単独または二種以上組み合わせ
て使用することができる。
リンス液のより好ましいpHは0.5〜8である。
最も好ましいpHは2.0〜6.5であり、この場合に
平版印刷版の非画像部の不惑脂化性能がより高いものと
なる。
また本発明方法ではリンス液中に現像成分が持ち込まれ
るので、これを中和するために、予定されたPS版の処
理面積に応じた量の塩および、または酸をあらかじめ含
有させておくことが好ましい。
又、必要に応じて補充することができる。
リンス液中に含有させる酸と塩の添加量は特に限定され
ないが、リンス液の総重量に対し酸と塩の総量で約10
重量%以下であることが好ましい。
より好ましくは0.01〜6重量%の範囲で使用される
本発明におけるリンス液には更にソルビン酸、p−オキ
シ安息香酸エチルなどの防腐剤、防黴剤、没食子酸プロ
ピル、2.6−ジーt−ブチル−4〜エチルフエノール
、2.6−ジーL−ブチル−4−メチルフェノールなど
の酸化防止剤を含有させておくことができる。
これらの保存料としての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は
少量添加することにより、リンス液の保存による変質等
を防止することができるが、好ましい添加量は0.00
1〜5重量%である。
本発明におけるリンス液には、親油性物質を含有させて
おくことができる。
これにより、平版印刷版の画像部がより高い感脂性を示
すようになり、現像インキ盛りが容易になるばかりでな
く、リンス液による処理の後、版面保護剤処理を行う場
合は、画像部の感脂性の低下を強く抑えることができる
好ましい親油性物質には、例えばオレイン酸、ラウリン
酸、吉草酸、ノニル酸、カプリン酸、ミスチリン酸、パ
ルミチン酸などのような炭素数が5〜25の有機カルボ
ン酸、ひまし油などが含まれる。これらの親油性物質は
単独もしくは2以上組み合わせて使用することができる
本発明におけるリンス液中に含まれる親油性物質の含有
量は、好ましくは、0.005重量%から約10重量%
、より好ましくは0.05〜5重量%の範囲である。
本発明において、リンス液を繰り返して使用する場合に
は、補充液を補充して使用することが好ましい。リンス
液の補充液は母液(繰り返し使用される処理液)と同じ
ものを用いることができるが、更に、母液の新液よりp
Hを低くしておくことが好ましい。また、リンス液の補
充液は濃厚液を水で希釈して使用することが、リンス液
の補充液の調製効率及び運搬効率の点から好ましい。リ
ンス液の補充液の補充量は通常、感光性平版印刷版1 
m2あたり1〜50mQの範囲が適当である。
本発明の現像後処理部で使用する不感脂化液は、現像済
みの平版印刷版に付着しているアルカリ現像液を除去し
、版の非画像部を水に対し親和しやすい性質に変える効
果を有するものと考えられる。
本発明に使用し得る不感脂化液は、水溶性高分子化合物
および水を必須成分とし必要に応じて界面活性剤、酸、
水溶性塩類、親油性物質、湿潤剤、有機溶剤、及び防腐
防黴剤等を含有することができる。
本発明に用いられる不感脂化液に含まれる水溶性高分子
化合物には天然高分子と半天然物と合成品が含まれる。
天然高分子には、かんしょデンプン、ばれいしょデンプ
ン、タピオカデンプン、小麦デンプン及びコーンスター
チ等のデンプン類、カラジーナン、ラミナラン、海ソウ
マンナン、ふのり、アイリッシュモス、寒天及びアルギ
ン酸ナトリウム等の藻類から得られるもの、トロロアオ
イ、マンナン、クインスシード、ペクチル、トラガカン
トガム、カラヤガム、キサンチンガム、グアービンガム
、ローカストビンガム、アラビアガム、キャロプガム及
びベンゾインガム等の植物性粘質物、デキストラン、グ
ルカン及びレバンナトのホモ多糖並びにサクシノグルカ
ン及びザンタンガムなどのへテロ多糖等の微生物粘質物
、にかわ、ゼラチン、カゼイン及びコラーゲン糖のタン
パク質などが挙げられる。半天然物(半金成品)にはア
ルギン酸プロピレングリコールエステルの他に、ビスコ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルエ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
エチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース7タレート等の繊維素誘導体並び加工でんぷん等が
あげられる。加工でんぷんには白色デキストリン、黄色
デキストリン及びブリティッシュガムなどの焙焼でんぷ
ん、酵素デキストリン及びシャーデインガーデキストリ
ンなどの酵素変性デキストリン、可溶化でんぷんに示さ
れる酵分解でんぷん、ジアルデヒドスターチIこ示され
る醇化でんぷん、変性アルファー化でんぷん及び無変性
アルファー化でんぷん、りん酸でんぷん、脂肪でんぷん
、硫酸でんぷん、硝酸でんぷん、キサントゲン酸でんぷ
ん及びカルバミン酸でんぷんなどのみステル化でんぷん
、カルボキシアルキルでんぷん、ヒドロキシアルキルで
んぷん、スルホアルキルでんぷん、シアノエチルでんぷ
ん、アリルでんぷん、ベンジルでんぷん、カルバミルエ
チルでんぷん及びジアルキルアミアルキルでんぷんなど
のエーテル化でんぷん、メチロール架橋でんぷん、ヒド
ロキシアルキル架橋でんぷん、りん酸架橋でんぷん及び
ジカルボン酸架橋でんぷんなどの架橋でんぷん、でんぶ
んポリアクリルアミド共重合体、でんぷんポリアクリル
酸共重合体、でんぷんポリ酢酸ビニル共重合体、でんぷ
んポリアクリロニトリル共重合体、カチオン性でんぷん
ポリアクリル酸エステル共重合体、カチオン酸でんぷん
ビニルポリマー共重合体、でんぷんポリスチレンマレイ
ン酸共重合体及びでんぷんポリエチレンオキサイド共重
合体などのでんぷんグラフト共重合体などがあげられる
合成品にはポリビニルアルコールの他部分アセタール化
ポリビニルアルコール、アリル変性ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチルエー
テル及びポリビニルイソブチルエーテルなどの変性ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリア
クリル酸エステル部分けん化物、ポリアクリル酸エステ
ル共重合体部分けん化物、ポリメタアクリル酸塩及びポ
リアクリルアマイドなどのポリアクリル酸誘導体及びポ
リメタクリル酸誘導体、ポリエチレングリフール、ポリ
エチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
ピロリドンとビニルアセテートの共重合体、カルボキシ
ビニルポリマー スチロールマレイン酸共重合体物、ス
チロールクロトン酸共重合物などがあげられる。これら
の内、藻類から得られるもの、植物性粘質物、繊維素誘
導体、カロエデンプン、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル及び合成品は印刷版上の皮膜形成性が良好な
ため好ましく用いられる。さらに好ましくはアルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル
、トラガカントガム、ローカストビンガム、グアービン
ガム、アラビアガム、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、ヒドロキンエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、焙
焼でんぷん、酸素変性デキストリン、酸化でんぷん、酸
分解でんぷん、アルファー化でんぷん、ポリエチレング
リコール、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸誘導体、ポリメタクリル酸誘導
体、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドンであ
る。植物性粘質物、繊維素誘導体及び加工でんぷんは乳
化物の保護コロイド性が強いため好ましく用いられる。
焙焼でんぷん、酵素変性デキストリン、酸化でんぷん、
酸分解でんぷん、アルファー化でんぷんは画像部の感脂
性低下をまねかないため好ましく用いられる。
繊維素誘導体は増粘効果によるエマルジョン安定性が高
いため好ましい。カルボキシメチルセルロース、アラビ
アガム、トラガカントガム、ローカストビンガム及びグ
アービンガムは非画像部の不惑脂性が高いため好ましい
。中でもアラビアガムは非画像部の不感脂性が極めて高
く好ましい。これらの水溶性高分子化合物は単独または
二種以上組み合わせて使用できる。特にアルギン酸ナト
リウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ア
ラビアガム、デキストリン、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドンからなる群から選ばれた二種以上
の水溶性高分子化合物の併用は均一な皮膜形成性、画像
部の感脂性低下防止、乳化物の保護コロイド性能、乳化
物の乳化安定性の点から好ましい。アラビアガムを含み
、他の水溶性高分子化合物を一種またはそれ以上併用し
たものは、画像部の感脂性を低下させることなく、非画
像部の親水性、不感脂化を高めることができるので好ま
しく、アラビアガムと他の水溶性高分子化合物総量の比
は好ましくは4対1〜1#15、さらtこ好ましくは2
対1〜1対8である。中でもアラビアガムとデキストリ
ンの併用が最も好適に用いられる。水溶性高分子は、広
範囲の濃度で含有されるが、−船釣には不感脂化剤の総
重量に対して約l〜約60を量%1.より好ましくは2
〜40重量%、さらに好適には8〜25重量%で使用さ
れる。
本発明に用いられる不感脂化液には、さらに界面活性剤
を含有させることが好ましい。
かかる界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル類、ポリオキシエチレンポリスチレンフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチリルポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、グリセリン脂肪酸部分エステル類′、ソ
ルビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリスリトール
脂肪酸部分エステル類、プロピレングリコールモノ脂肪
酸エステル、しょ糖脂肪酸部分エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエ
チレンソルビトール脂肪酸部分エステル類、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸
部分エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし油類、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類、脂
肪酸ジェタノールアミド類、N、N−ビス−2−ヒドロ
2キシアルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキル
アミントリエタノールアミン脂肪酸エステル、トリアル
キルアミンオキシドなどの非イオン性界面活性剤、脂肪
酸塩類、アビチェン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホ
ン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスルホ
こはく酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、
分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩類、アルキルフェニルキシポリオキ
シエチレンプロビルスルホン酸塩類、ポリオキシエチレ
ンアルキルスルホフェニルエーテル塩類、N−メチル−
N−オレイルタウリンナトリウム類、N−アルキルスル
ホこはく酸モノアミドニナトリウム塩類、石油スルホン
酸塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキ
ルエステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル
塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル
塩類、ポリオキンエチレンスチリルフェニルエーテル硫
酸エステル塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩類、ホ
リオキシエチレンアルキルフェニルエ−−rル’)/v
Mエステル塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物の
部分けん化物類、オレフィン無水マレイン酸共重合物の
部分けん化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮
合物類などのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩
類、第四級アンモニウム塩類、ポリオキンエチレンアル
キルアミン塩類、ポリエチレンポリアミン誘導体などの
カチオン性界面活性剤、カルボキシベタイン類、アミノ
カルボン酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル
類、イミダシリン類などの両性界面活性剤があげられる
。以上挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとあ
るものは、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン
、ポリオキシブチレンなどのポリオキシアルキレンに読
み替えることもでき、それらの界面活性剤もまた包含さ
れ、以下の説明においても同様である。これらの内、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエ−テルポリオキシエチレンポリ
スチリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリ
オキンプロピレナアルキルエーテル類、グリセリン脂肪
酸部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、
ペンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレ
ングリコールモノ脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし
油、ジアルキルスルホこはく酸塩類、アルキルベンゼン
スルホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、
アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン塩類は前記の親油性物質と同様に、平版印刷版
の画像部の感脂性の低下を抑える働きもあるので好まし
く、その中でもポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル チレンポリスチレンフェニルエーtル類、クリセリン脂
肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類
、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピ
レングリコールモノ脂肪酸エステル類、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル類、ジアルキルスルホこはく酸
塩類、アルキル硫酸エステル塩類は特に好ましい。また
非イオン界面活性剤ではHLBが14以下のものが乳化
物を安定化させる効果が高いために好ましく、さらにH
LBが11以下が好ましい。これらの界面活性剤は単独
または二種以上組み合わせて使用できるが、特にポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ホリオキシ
プロピレンジアルキルフェニル工ーテル類に代表される
デルキルフェニル型非イオン性界面活性類剤とジアルキ
ルスルホこはく酸塩類の併用、脂肪酸エステル類界面活
性剤類とジアルキルスルホこはく酸塩類の併用及びアル
キルフェニル型非イオン性界面活性剤類と脂肪酸エステ
ル型界面活性剤類とジアルキルスルホこはく酸塩類の併
用は不感脂化の製造時に乳化が容易であるばかりでなく
、画像部の感脂性の低下を抑える効果が相剰的に現われ
るので好ましい。さらに脂肪酸エステル型界面活性剤類
とジアルキルスルホこはく酸塩類の併用の際には該脂肪
酸エステル型界面活性剤としては少なくとも二種の脂肪
酸エステル型界面活性剤の混合物(例えばソルビタンモ
ノオレエートとソルビタンモノラウレートの混合物)を
用いると現像液成分の混入の際にエマルジョンの安定性
が向上するので好ましい。界面活性剤は、不感脂化の総
重量に対して約0.5〜約20重量%、より好ましく1
〜10重量%の範囲で使用できる。
本発明に用いられる不感脂化液には、さらに酸を含有さ
せることが好ましい。
不感脂化液中に含有される酸は、使用前の不感脂化液の
pHの酸性域、好ましくはpH1〜5、より好ましくは
pH1,5〜3の範囲に調整することを主目的として用
いられるものである。例えば燐酸、ピロ燐酸、ポリ燐酸
、第一燐酸ナトリウム、硼酸、塩酸、硫酸、硝酸等の無
機酸、或は例えばこはく酸、修酸、くえん酸、マレイン
酸1.乳酸、p−1−ルエンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸等の有機酸が使用でき、これらは単独または2以
上組み合わせて使用することができる。これらの中でも
特に燐酸およびこはく酸が好ましい。酸の使用量は不感
脂化剤のpHが酸性域となるような量で使用すればよい
が、大略0.01〜5重量%である。
不感脂化液には更に緩衝剤として水溶性塩を含有させて
おくことが好ましい。これにより不感脂化液を平版印刷
版に施した場合に、非画像部がより親水性となる。緩衝
剤の詳細は、例えば「化学便覧基礎編■」日本化学全編
、昭和47羊2月20日第5刷丸善株式会社発行、13
12〜1320頁に記載されており、これらはそのまま
適用することができる。好適な水溶塩にはモリブデン酸
、硼酸、硝酸、硫酸、燐酸、ポリ燐酸などの無機酸の塩
並びに酢酸、修酸、酒石酸、安息香酸、こはく酸、くえ
ん酸、りんご酸、乳酸、たんにん酸、p−トルエンスル
ホン酸などの有機酸の塩があげられる。より好ましい塩
は水溶性アルカリ金属塩およびアンモニウム塩で、特に
好ましいものはモリブデン酸アンモニウムなどのモリブ
テン酸塩、硝酸カリウムなどの硝酸塩、硫酸塩、燐酸ナ
トリウムなどの燐酸塩、テトラポリ燐酸カリウム、トリ
メタ燐酸ナトリウムなどのポリ燐酸塩、修酸ナトリウム
などの修酸塩、酒石酸カリウムなどの酒石酸塩、こはく
酸ナトリウムなどのこはく酸塩、くえん酸アンモニウム
などのくえん酸塩である。かかる水溶性塩はそれぞれ単
独または二種以上組み合わせて使用することができ、不
感脂化剤の総重量に対し塩の総量は約10重量%以下が
エマルジョン安定性上好ましい。より好ましくは0.0
1〜6重量%の範囲で使用される。また不感脂化剤のp
Hは1〜10の間にするのが好ましく、画像部の感脂性
の低下を抑えるためには1〜8の間が好ましい。最も好
ましくはpH2,0〜6.0のときに非画像部の不感脂
化効果が高い。
不感脂化液には更に親油性物質を溶解含有させておくこ
とができる。これにより不感脂化液のエマルジ□ン安定
性がより改善される上、画像部の感脂化の低下をより少
なくすることができる。好ましい親油性物質としては、
平版印刷用インクのベヒクルとして使用される親油樹脂
がある。具体的にはフェノールホルムアルデヒド樹脂、
クレゾールホルムアルデヒド樹脂、t−ブチルフェノー
ルホルムアルデヒド樹脂などのノボラック型フェノール
811脂、フェノールとキシレンとをホルムアルデヒド
で縮合させたキシレン樹脂、フェノールとメシチレンと
をホルムアルデヒドで縮合させた樹脂、ポリヒドロキン
スチレン、ブロム化ポリヒドロキシスチレン、カシュー
樹脂、スチレンと無水マレイン酸の共重合体の部分エス
テル化物、メラミン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、水添ロジン及びロジンエ
ステルなどの変性ロジン、ギルツナイトなどの石油樹脂
を挙げることができ、これらの内でもノボラック型フェ
ノール樹脂、ロジンおよび変性ロジンが好ましい。他の
好ましい親油性物質には可塑剤、脂肪酸、脂肪油、ワッ
クスがある。好ましい可塑剤には例えばジブチルフタレ
ート、ジデシル7タレート、ジ−n−オクチルフタレー
ト、ジー(2−エチルヘキシル)フタレート、ジノニル
フタレート、ジデシル7タレート、ジラウリルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレートなどのフタル酸ジエステ
ル類、例えばジオクチルアゼレート、ジオクチルアジペ
ート、ジブチルグリコールアジペート、ジブチルセバケ
ート、ジー(2−エチルヘキシル)セバケート、ジオク
チルセバケートなどの脂肪族二塩基酸エステル類、例え
ばエポキシ化大豆油などのエポキシ化トリグリセライド
類、例えばトリクレジルフォスフェート、トリオクチル
フォスフェート、トリスクロルエチルフォスフェート燐
酸エステル類、例えば安息香酸ベンジルなどの安息香酸
エステル類が含まれる。これらの内でも特に好ましいも
のは、臭気がなく安全性の高いジオクチルアジペート、
ジブチルセバケートおよびジオクチルアゼレートである
。好ましい脂肪酸には、カプロン酸、エナント酸、カプ
リル酸、ベラルベン酸、カプリン酸、ウンデシル酸、ラ
ウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル
酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、ノ
ナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセレン酸、
セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メリシン酸
、ラフセル酸、イソ吉草酸等の飽和脂肪酸とアクリル酸
、クロトン酸、イソクロトン酸、ウンデシル酸、オレイ
ン酸、エライジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシ
ジン酸、ンルビン酸、リノール酸、リルン酸、アラキド
ン酸、プロピオール酸、ステアロール酸、イワシ酸、ク
リリン酸、リカン酸等の不飽和脂肪酸がある。好ましい
ワックスとしてはカルバナラロウ、ミツロウ、鯨ロウ、
虫白ロウ、羊毛ロウ、セラックロウ等が挙げられる。
不感脂化液には更に湿潤剤を含有させておくことができ
る。これにより不感脂化液の水溶性高分子化合物等の親
木性成分が平版印刷版の非画像部へ適度に拡がる特性と
、皮膜の柔軟性を向上させることができる。かかる湿潤
剤の好ましい例は多価アルコールであり、具体的にはエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ベンタンジオール、ヘキシレンフグリコール、テ
トラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、トリプロピレングリコール、グ
リセリン、ソルビトール、ペンタエリスリトールなどが
あげられ、特にグリセリンが好ましい。湿潤剤は本発明
の不感脂化剤の総重量に対して約0.5〜約10重量%
、より好ましくは1〜5重量%の範囲に用いられる。
不感脂化液には有機溶剤を含有させることができる。好
ましい有機溶剤は水難溶性のものであり、例エバテレピ
ン油、キシレン、トルエン、ベンゼン、n−へブタン、
ソルベントナフサ、ケロシン、ミネラルスピリッツ、沸
点が約1 2 0 ’O〜約250°Cの石油留分、シ
クロヘキサノンなどのケトン類、ジクロロエチレンなど
のハロゲン化炭化水素、エチレングリコールモノメチル
エーテル リコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル テル類などである。これらの溶剤は、不感脂化液の総重
量に対して約0.05〜約10重量%、より好ましくは
0,5〜5重量%の範囲で使用される。
不感脂化液には更にンルビン酸、p−オキシ安息香酸エ
チルなどの防腐剤、防黴剤、没食子酸プロピル、2.6
−シーt=ブチル−4−エチルフェノール、2。
6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノールなどの酸化
防止剤を含有させておくことが好ましい。これらの保存
料としての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は少量添加する
ことで不感脂化液の保存効果が得られるが、好ましくは
o.ooi〜5重量%である。
本発明に用いられる不感脂化液には、含有させる界面活
性剤、親油性物質等、適宜選択することによってエマル
ジョン型不惑脂化液、サスペンション型不感脂化液、非
エマルジョン型非サスペンション型不感脂化液等、いか
ようにも製造可能であるが、エマルジョン型不感脂化液
およびサスペンション型不感脂化液は平版印刷版の画像
部の感脂性の低下を防止する性能が高いため好ましく用
いられる。また不感脂化液の調製効率及び運搬効率を高
めるために、成分を高濃度で調液しておき、使用時に好
ましい濃度に水で希釈する方法を採ることが好ましい。
本発明において、感光性平版印刷版に供給する不感脂化
液は、実質的に未使用の液か、又は繰り返して使用する
液である。ここで、未使用の不惑脂化液とは、感光性平
版印刷版の処理に使用していない不感脂化液をいい、実
質的に未使用の不感脂化液とは、未使用の不惑脂化液で
なくても未使用の液と実用上向等の不感脂化の能力を有
するものをいう。
不感脂化液に実質的に未使用の液を使用する場合、濃厚
液を水で自動的に希釈して供給し、またそのだめの装置
が自動現像機本体に内蔵されることが好ましい。その使
用量は感光性平版印刷版1m2あたり500mQ以下が
好ましく、より好ましくは1010−2O0である。
不感脂化液を繰り返し使用する場合、該不感脂化液には
補充液を補充して使用することが好ましい。不感脂化液
の補充液は母液と同じものを用いることができるが、更
に、母液の新液よりpHを低くしておくことが好ましい
。不感脂化液の補充液の補充量は通常、感光性平版印刷
版1 m2あたりl〜50+nQの範囲が適当である。
不感脂化液及びその補充液は濃厚液を水で希釈して使用
することが不感脂化液及びその補充液の調製効率及び運
搬効率の点から好ましい。
次に、本発明の現像後処理の好ましい実施態様を挙げる
(1)染料を含有する溶液で染色した後、リンス液又は
不感脂化液で処理する。
(2)水なし平版の処理においては不感脂化液による処
理を施さず、PS版の処理において、染色、リンス液に
よる処理、次いで不感脂化液による処理の順序で処理す
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。なお、以下の記載で「部」
とあるのは「重量部」を意味する。
使用した自動現像機 第1図は実施例に使用した自動現像機の概略構成を示す
断面図である。同図において、lは現像を行う現像部N
  laは現像処理槽、2は染色を行う染色部、2aは
染色処理槽、3は水洗部、3aは水洗槽、4はリンス液
による処理又は不感脂化液による不惑脂化処理を行うリ
ンス・不感脂化処理部、4aはリンス・不感脂化処理連
槽、5は搬送ローラ、6は搬送用を兼ねる絞りローラ、
7は受はローラ、Pは感光性平版印刷版の搬送経路、l
b、lb’、2b、2b’、3b、3b’、44bはシ
ャワーパイプ、lc、2cはブラシローラ、ld、2d
3d、4dはポンプである。
ポジ型ps版の作成 厚さ0.24mmのJIS−1050アルミニウム板を
2%の水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、脱脂処理を
行った後に、希硝溶液中にて電気化学的に粗面化し、よ
く洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って2
.5g/m”の酸化皮膜を上記アルミニウム板表面上に
形成させた。このように処理されたアルミニウム板を水
洗、乾燥後、下記組成の感光液を乾燥重量2.58/m
”となるように塗布し、乾燥してポジ型PS版を得た。
感光性塗布液組成 す7トキノンー(1,2)−ジアジド−(2)−5−ス
ルホン酸クロライドとピロガロール・アセトン樹脂との
エステル化合物(特開昭60−143345号公報合或
例2に記載された化合物) ・・・2重量部 フェノールと”−+p−混合クレゾールとホルムアルデ
ヒドとの共重縮合樹脂(合成時のフェノール、m−クレ
ゾール及びp−クレゾールの各々の仕込みモル比が20
:48:32、重量平均分子量Mw−74001数平均
分子量M n−1400)・・・6.5重量部 p(ert−オクチルフェノールとホルムアルデヒドよ
り合成されたノボラック樹脂とナフトキノン−(1,2
)−ジアジド−(2)−5−スルホン酸クロライドとの
エステル化合物 (縮合率;50モル%、My−1700)・・・0.1
重量部 ビクトリアピュアブルーBOH (保土ケ谷化学(株)II)    ・・・0.08重
量部エチルセロソルブ       ・・・80重量部
メチルセロソルブ       ・・・20重量部ネガ
型PS版の作成 厚さ0.24mmのJIS−1050アルミニウム板を
20%リン酸ナトリウム水溶液に浸漬して脱脂し、希塩
酸溶液中で電気化学的に粗面化し、よく洗浄した後に希
硫酸溶液中で陽極酸化処理を行ってL5g/m”の酸化
皮膜を上記アルミニウム板表面上に形成させた。このよ
うに処理されたアルミニウム板をざらにメタ珪酸ナトリ
ウム水溶液中に浸漬して封孔処理を行い、水洗、乾燥し
た後に、下記組成の感光液を乾燥重量2.0g/m2と
なるように塗布し、乾燥してネガ型PS版を得た。
感光液組成 p−ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒドと
の縮合物のヘキサフルオロリン酸塩・・・lli量部 N−(4−ヒドロキンフェニルメタクリルアミド)共重
合体(特公昭57−438(10号の実施例1に記載の
もの)           ・・・10重量部ビクト
リア・ピュアー・ブルー・BOH(保土ケ谷化学工業(
株)製、染料)  ・・・0.2重量部エチレングリコ
ールモノメチルエーテル・・・100重量部 水なし平版の作成 ジアゾ樹脂の合皮 p−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩14.5gを水冷下
で4.09gの濃硫酸に溶解した。この反応液に1.0
gのパラホルムアルデヒドを反応温度がlOoCを越え
ないようにゆっくり滴下した。その後、2時間水冷下に
て撹拌を続けた。この反応混合物を氷冷下、500m(
2のエタノールに滴下し、生じた沈澱を濾過した。エタ
ノールで洗浄後、この沈澱物を100m12の純水に溶
解し、この液に6.8gの塩化亜鉛を溶解した冷濃厚水
溶液を加えた。生じた沈澱を濾過した後、エタノールで
洗浄し、これを150mQの純水に溶解した。この液に
、8gのへキサフルオロリン酸アンモニウムを溶解した
冷濃厚水溶液を加えた。生じた沈澱を濾取し水洗した後
、30°Cで一昼夜乾燥してジアゾ樹脂−1を得た。
β−ナフトールとのカップリング物をGPC法で測定し
た該ジアゾ樹脂のスチレン換算の重量平均分子量(My
)は1500、数平均分子量は500であった。
ポリマーの合皮 2=ヒドロキシエチルメタクリレート150 g %ア
クリロニトリル60g、  メチルメタクリレート79
.5g。
メタクリル酸10.5g (それぞれのモル比は37:
35:24:4)を蒸留ジオキサン700gに溶解させ
(トータル七ツマー濃度: 4.6モル/Q)ベンゾイ
ルパーオキシド15g (2モル%)を徐々に投入し、
窒素気流中、還流状態で8時間重合反応を行った。
反応終了後、ヒドロキノン0.5gを投入し、減圧下、
溶媒を留去し、粘度が上昇したところでステンレスプレ
ート上に流し出し真空乾燥を行い、270gの板状脱脂
(ポリマー1)を得た。該ポリマーのGPC測定値を以
下に示す。
M W : 4.80X 10’、分散比=2.2脱脂
洗浄したアルミニウム板を40重量%硫酸水溶液中、温
度30°C1電流密度1.5A/dm2の条件で2分間
陽極酸化を行い、水洗いした後、1重量%ケイ酸ナトリ
ウム水溶液中で85℃、25秒の条件でケイ酸ソーダ処
理し、次いで水洗を行い基板を得た。
この基板に下記組成のプライマー層組成物をポリマーに
より5.5°Cで塗布し、85℃で3分間乾燥させてプ
ライマー層を設けた。乾燥膜厚はlomg/d+n”で
あった。
プライマー層組成物 ポリマー          100重量部(アルコー
ル性水酸基含有ポリマー) ジアゾ樹脂          20重量部(p−ジア
ゾジフェニルアミン・ホルムアルデヒド樹脂) メチルセロルブ        2400重量部次に上
記組成物を塗布した板に3kW長高圧水銀灯を用いて1
00mJ/cm”の全面露光を行った。このようにして
得られたプライマー層を塗設したアルミニウム板は、感
光層塗布用溶剤(メチルセロネルブ)や現像液に浸漬し
ても溶解する事はなかった。
尚、日立分光計3200によりUV積分球を測定し、ジ
アゾの分解率を測定したところ、上記露光により378
nmのジアゾ吸収部は完全に分解している事がわかった
上記プライマー層を塗設したアルミニウム板上に、下記
感光性組成物を乾燥重量で3 B/dm”になるよう5
5℃でポリマー塗布し乾燥して感光層を設けた。
感光性組成物 ポリマー           100重量部(アルコ
ール性水酸基含有ポリマー) ジアゾ樹脂          10重量部(p−ジア
ゾジフェニルアミン・ ホルムアルデヒド樹脂) ビクトリアブルーBOH2重量部 メチルセロンルブ       2000重量部エチル
セロソルブ       10001! 置部次に、上
記感光層上に下記シリコーンゴム組成物を乾燥重量で1
5mg/dm”になるよう755°Cでポリマー塗布し
乾燥してシリコーンゴム層を設けた。
シリコーンゴム組成物 東芝シリコーン製Y F −3057100重量部東芝
シリコーン製T S L −818010重量部 アエロジルR−972(日本アエロジル(株)製)3重
量部 ジラウリル酸ジーn−ブチル錫  0.8重量部ヘキサ
ン           1400f[置部得られたシ
リコーンゴム層の表面に厚さ5μの片面マット化ポリプ
ロピレンフィルムをラミネートし、湿し水不要感光性平
版印刷版を得た。
現像液(使用液) ツルフィツト               5部(ク
ラレイソプレンケミカル社製) フェニルセロソルブ          2部水酸化カ
リウム            2部A珪酸カリ (日
本化学(株)製)     3部バイオニンA−44B
(竹本油脂(株)製)6部水            
                 82部染色液(染
料を含有する溶液) 水                        
  1000部ビクトリア・ブルーBOH (保土ケ谷化学(株)製、染料)     2部エタノ
ール              200部リンス液 ジー(2−エチレンヘキシル)スルホ こはく酸エステルマトリラム塩    15部リン酸二
水素すl−IJウム・二水塩   5.4部クエン酸・
−水塩          1.2部水       
                    1000部
不感脂化液 水                        
   1000部アラビアガム           
 200部リン酸                 
 1部実施例1 前記ポジ型25版及び水なし平版にポジティブフィルム
を重ね3kWメタルハライドランプで70cmの距離か
ら50秒間露光しt;。また、水なし平版は露光後ラミ
ネートフィルムを剥離した。。
次に、第1図に示す現像処理槽で露光済みの25版及び
水なし平版を現像処理した。処理条件を下上記条件で処
理して得られt;印刷板を印刷機にかけ印刷したところ
、総て汚れもなく、良好な印刷物が得られた。
実施例2 リンス処理の代わりに下記不感脂化処理を行ったほかは
実施例1と同様の実験を行った。
上記条件で処理して得られた印刷板を印刷機に刷物が得
られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1台の自動現像機で処理液を交換する
ことなく15版と水なし平版の双方を処理することがで
きる。したがって、自動現像機における、設置費用、設
置面積等の経済性の問題、並びに作業能率上及び維持管
理上の問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に使用した自動現像機の概略構
成を示す断面図である。 l・・・現像部 2・・・染色部 3・・・水洗部 4・・・リンス・不感脂化処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも2つの連続した現像後処理部を有する自動現
    像機を用いて湿し水不要の感光性平版印刷版及び/又は
    感光性平版印刷版を自動的に搬送し、現像処理する処理
    方法において、前記少なくとも2つの現像後処理部にお
    いて使用される処理液のうち、少なくとも1つが染料を
    含有する溶液であり、残りの少なくとも1つが界面活性
    剤水溶液又は不感脂化液であることを特徴とする感光性
    平版印刷版の処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5625535A (en) * 1995-07-13 1997-04-29 Hulsebosch; David A. Compact construction for portable computer power supply

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5625535A (en) * 1995-07-13 1997-04-29 Hulsebosch; David A. Compact construction for portable computer power supply

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