JPS6238469A - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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JPS6238469A
JPS6238469A JP17895585A JP17895585A JPS6238469A JP S6238469 A JPS6238469 A JP S6238469A JP 17895585 A JP17895585 A JP 17895585A JP 17895585 A JP17895585 A JP 17895585A JP S6238469 A JPS6238469 A JP S6238469A
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JP
Japan
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acid
plate
processing
salts
developer
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Application number
JP17895585A
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English (en)
Inventor
Minoru Kiyono
清野 実
Masabumi Uehara
正文 上原
Atsuo Komeno
米野 淳夫
Hideyuki Nakai
英之 中井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations
    • G03F7/3078Processing different kinds of plates, e.g. negative and positive plates, in the same machine

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版の処理方法に関するものであ
り、更に詳しくはポジ型又はネガ型の感光性平版印刷版
を同一の処理装置で処理する感光性平版印刷版の処理方
法に関するものである。
〔発明の背景〕
感光性平版印刷版(以下単に28版という)には大別し
てポジ型とネガ型の2種類があり、目的に応じてそれぞ
れ使い分けられている。しかしながら、ポジ型23版用
とネ〃型PS版用の現像液は一般的には組成が各異なる
ため、ポジ52S版とネ〃型PS版を平行的に処理しよ
うとする場合には、ポジ型28版、ネ〃型PS版それぞ
れ専用の処理装置が必要になり経済性の点で問題があっ
た。
この問題を解決する方法として、実開昭−54−151
401号公報記載の現像工程にネガ用、ポジ用各専用の
現像液を供給する現像液供給装置をもった処理装置を用
いるもの、あるいは同一の処理装置で同一の現像液を用
いて処理するものなどがで提案されている。
一方、28版の現像後の処理としては、以後の画像の消
去修正、不感脂化処理、印刷等の工程に適合するよう、
従来は多量の水を使って水洗する方法がとられていたが
、現像後多量の水を用いて水洗することは、処理に要す
る費用の増大、水資源の浪費、廃水による環境汚染など
の問題を派生し好ましいいものではなった。
上記のような水洗の問題を解決するための方法としては
、特開昭54−8002号公報等に記載の現像後水洗を
経ず直ちに不感脂化処理あるいは界面活性剤水溶液で処
理する方法などが知られている。
しかしながら、これらの方法は使用する不感脂化液ある
いは界面活性剤を含む水溶液の処理能力(一定の液量で
処理しうる23版の枚数)が低く頻繁に処理液を交換す
ることが必要であり、特にポジ型PS版とネガ型PSJ
Iを同一の現像液で処理し更に同一の不感脂化液あるい
は同一の界面活性剤を含む水溶液で処理する場合には処
理能力の低下がと(に顕著であった。
また特開昭59−57242号、同57−158643
号、同59−58431明細公報記載の水洗水を繰り返
して使用する方法、あるいは不感脂化液の希薄液で処理
する方法などが知られている。これらの方法においては
、不感脂化液等の処理液の処理能力低下の問題はある程
度改良されるものの、ネガ型13版とポジ型23版を同
一の現像処理装置で現像処理しさらに現像後の処理も同
一の処理液を用いる場合には、やはり著しい処理能力の
低下が見られ処理液の維持管理が難しく実用化には未だ
不十分であった。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のように多量の廃水の発生を伴う事なくネガ型28
版とポジ型28服を同一の自動現像装置において現像処
理しさらに同一の後処理液で処理処理得る実用価値の高
い処理方法には未だ満足すべきものが得られていないの
が現状である。
本発明の目的は、前記のような欠、αを改良しネガ型2
8版及びポジ型23版を現像後同−の処理液で処理する
ことができ処理廃wLtが少なく、かつその後の消去、
現像インキ盛り、印刷等の工程に対する適応性の良好な
印刷版を得ることのできる処理方法を提供することにあ
る。
また、他の目的はネガ型28服及びポジ型PS版を現像
後同−の処理液で処理することができ、かつその処理液
を長期間に亙り交換する事なく消去、現像インキ盛り、
印刷等の工程に対する適応性の良好な印刷版を得ること
のできる処理方法を提供することにある。
さらに他の目的はネガ型28版及びポジ型28版を現像
後同−の処理液で処理することができ、かつその処理液
の管理が容易な23版の処理方法を提供することにある
[問題点を解決するための手#ff11本発明者等は鋭
意研究の結果、前記の目的は自動現像機を用いて、ネガ
型感光性平版印刷版および/またはポジ型感光性平版印
刷版を自動的に搬送し、製版処理する処理方法において
、前記ネガ型感光性平版印刷版及び/*たはポジ型感光
性平版印刷版を現像後直ちに酸を含む同一の水溶液で処
理し、次いで同一の不感脂化液又は界面活性剤を含む水
溶液のいずれかで処理することを特徴とする感光性平版
印刷版の処理方法によって達成し得ることを見出した。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明において対象とされるネガ型及びポジ型の23版
は、光照射によって溶解性の変化する感光層が支持体上
に塗布されているもの、または電子写真方式等によって
画像様レジスト層を設は得る溶解性層が支持体上に設け
られているものである。
前記の28服に使用される支持体としては、紙、プラス
チックス(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム(アルミニ
ウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような金属の板、二
酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セル
ロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンポ
リプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセター
ルなどのようなプラスチックスのフィルム、上記のごと
き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくはプラ
スチックフィルム、アルミニウムもしくはクロームメッ
キが施された銅版などがあげられ、これらのうち特に、
アルミニウムおよびアルミニウム被覆された複合支持体
が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め、感光層
との密着性を向上させる目的で粗面化処理されているこ
とが望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研摩法、ボー
ル研摩法、電解エツチング、化学的エッチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法及びこれらの組合せ
があげられ、好ましくはブラシ研摩法、電解エツチング
、化学的エツチングおよび液体ホーニングがあげられ、
これらのうちで、特に電解エツチングの使用を含む粗面
化方法が好ましい。
また、電解エツチングの際に用いられる電解浴としては
、酸、アルカリまたはそれらの塩を含む水溶液あるいは
育成溶剤を含む水性溶液が用いられ、これらのうちで特
に塩酸、硝酸またはそれらの塩を含む電解液が好ましい
さらに、粗面化処理の施されたアルミニウム板は、必要
に応じて酸またはアルカリの水溶液にてデスマット処理
される。
こうして得られたアルミニウム板は、陽極酸化処理され
ることが望ましく、特に好ましくは、硫酸またはリン酸
を含む溶で処理する方法があげられる。
またさらに必要に応じて、封孔処理、その他県化ジルコ
ニウム酸カリウム水溶液への浸漬などによる表面処理を
行うことができる。
本発明に使用されるPS版の感光性組成物は必須成分と
して感光性物質を含んでおり、感光性物質として、露光
またはその後の現像処理により、その物理的、化学的性
質が変化するもので、例えば露光により現像液に対する
溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着力
に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理により
水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電子
写真方式により画像部を形成できるもの等が使用できる
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アシド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ化
合物、酸で分解するC−0−C−基を有する化合物等が
あげられる。
感光性ジアゾ化合物としては、露光によりアルカリ可溶
性に変化するポジ型のものとして0−キノンジアジド化
合物、露光により溶解性が減少するネガ型のものとして
芳香族ジアゾニウム塩等があげられる。
0−キノンジアジド化合物の具体例としては、例えば特
開昭47−5303号、同48−63802号、同48
−63803号、同49−38701号、同56−10
44号、 同56−1045号、特公昭41−1122
2号、同43−28403号、同45−96fO号、同
49−17481号の各公報、米国特許第2,797,
213号、同第3,046,120号、同3,188,
210号、同3,454,400号、同3,544,3
23号、同3,573,917号、同第3,674゜4
95号、同第3,785,825号、英国特許第1,2
77 、602号、同第1,251,345号、同第1
,267.005号、同第1゜329 、888号、 
同第1,330,932号、ドイツ特許第854゜89
0号 などの各明細書中に記載されているものをあげる
ことができ、これらの化合物を単独あるいは組合せて感
光成分として用いたPS版に対して本発明を好ましく適
用することができる。
これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物の0−キ
ノンジアットスルホン酸エステルまたは〇−キ/ンジア
ジドカルボン酸エステル、および芳香族アミ/化合物の
0−キノンジアジドスルホン酸または0−キノンジアッ
トカルボン酸アミドが包含され、また、これら 0−キ
ノンジアジド化合物を単独で使用したもの、およびアル
カリ可溶性樹脂と混合し、この混合物を感光層として設
けたものが包含される。
アルカリ可溶性樹脂には、ノボラック型7エ/−ル樹脂
が含まれ、具体的には、フェノールホルムアルデヒド樹
脂、クレゾールホルムアルデヒド84脂フエノールクレ
ゾール混合ホルムアルデヒド樹脂、クレゾールキシレノ
ール混合ホルムアルデヒド樹脂などが含まれる。
更に特開昭50−125806号公報に記載されている
様に、上記のようなフェノール樹脂と共に、ヒープチル
7エ/−ルホルムアルデヒド樹皿のような炭素数3〜8
のアルケル基で置換されたフェノールまたはクレゾール
とホルムアルデヒドとの縮合物とを併用したものも適用
できる。
0−キノンノアシト化合物を感光成分とする感光層には
、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分などの添加剤を加えることができる。
0−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層の単
位面積当たりの量は少なくとも約0.5〜7g/−2の
範囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用するポジ型25版の画像露光は特に
変える必要はなく常法に従えばよい。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例えば、ジアゾニウム塩及び/又はp−ジアゾ
フェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物であるジ
アゾ樹脂、特公昭52−7364号公報に記載されてい
る p−ジアゾジフェニルアミンのフェノール塩または
フルオロカプリン酸塩等、特公昭49−48001号公
報に記載されている3−メドキシジフエニルアミン−4
−ジアゾニウムクロライドと4−ニトロノフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドとの共重縮合物の有機溶媒可溶性
塩からなるジアゾ樹脂、p−ジアゾジフェニルアミンと
ホルムアルデルヒトとの縮合物の2−メトキシ−4−ヒ
ドロキシ−5ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩、p−ジ
アゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物の
テトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩等が
挙げられる。
これらを感光成分とするネガ型25版に対しても本発明
を好ましく適用できる。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上させるため、種々の樹脂と混合しても
ちいたものに対しても本発明を適用できる。
かかる樹脂としては、シェラツク、ポリビニルアルコー
ルの誘導体等のばか特開昭50−118802号公報中
に記載されている側鎖にアルコール性水酸基を有する共
重合体、特開昭55−155355号公報中に記載され
ているフェノール性水酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げ
られる。
これらの樹脂には下記一般式で示される構造単位を少な
くとも50重量%を含む共重合体、一般式      
R。
−(CH2−C) − COO(CH2CHO)  nH (式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R2は
水素原子、メチル基、エチル基またはクロルメチル基を
示し、nは1〜10の整数である。)及び、芳香族水酸
基を有する単量体単位を1〜80モル%、ならびにアク
リル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステル単量単
位を5〜90モル%有し、10〜200の酸価を持つ高
分子化合物が包含される。
本発明の処理方法が適用されるネガ型25版の感光層に
は更に、染料、可塑剤、プリントアウト性能を与える成
分等の添加量を加えることができる。
上記感光層の単位面積当たりの量は少なくとも0.1〜
’Ig/va2の範囲について本発明を適用できる。
本発明の処理方法で処理するネガ型15版の画像露光は
特に変える必要はなく常法に従えばよい。
本発明に用いられる現像液としてジアゾ化合物等を感光
性物質としたネガ型15版に対しては、アルカリ剤、有
機溶剤、アニオン型界面活性剤、亜硫酸塩等で水を溶媒
として含ませたものが用いられる。
アルカリ剤としては、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナ
トリウム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム
、第ニリン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第ニ
リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモ
ニウムなどのような無機アルカリ剤、モノ、ジ、又はト
リエタノールアミン及び水酸化テトラアルキルアンモニ
ウムのような有機アルカリ剤及び有機珪酸アンモニウム
等が有用である。
アルカリ剤の現像液組成物中における含有量は0.05
〜20重量パーセントの範囲で用いるのが好適であり、
より好ましくは0.1〜10重量パーセントである。
有機溶剤としてはエチレングリフールモノ7エ二ルエー
テル、ベンジルアルコール、n−プロピルアルコール等
が有用である。
有機溶剤の現像液組成物中における含有量としては0.
5〜15重量パーセントが好適であり、より好ましい範
囲としては 1〜5重量パーセントである。
アニオン型界面活性剤としては、高級フルコール(C,
〜C2□)硫酸エステル塩M、[例えば、ラウリルアル
コールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコー
ルサルフェートのナトリウム、塩、ラウリルアルコール
サルフェートのアンモニウム塩、rTeepol B−
81J(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアル
キルサルフェートなど]、脂肪族アルコールリン酸エス
テル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルの
ナトリウム塩など)、フルキルアリールスルホン酸塩類
(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩
イソプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジ
ナフタリンノスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベ
ンゼンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミ
ドのスルホン酸塩類 (例えば、CI?ll3−CONCILzCtl□5O
Jaなど)、二塩基CH。
性脂肪酸エステルのスルホン酸塩!(例えば、ナトリウ
ムスルホフハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスル
ホコハク酸ノヘキシルエステルなど)がある。これらの
中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
亜硫酸塩としては、水溶液で水不溶性ジアゾ樹脂を溶解
する働外を有し、特に疎水性樹脂と組合せた感光層から
成る28版の現像において、製造後長側間経過した版材
でも汚れのない印刷版を作ることが出来る。
亜硫酸塩としてはナトリウム、カリウム、リチウムのご
ときアルカリ金属および、マグネシウムのごときアルカ
リ土類金属塩等が有月である。
他方、0−キノンジアット化合物を含む感光層を有する
ポジ型28版に対しては上記アルカリ剤を0.1〜30
重量パーセント、好ましくは0.5〜20!!量パーセ
ント含有した水溶液が用いられ通常pH9〜13の範囲
で用いられる。
このような現像液には更に現像性能を高めるために以下
の様な添加剤を加元ることができる。例えば、特開昭5
8−75152号公報記載のNaC1、KCNKBr等
の中性塩、特開昭58−190952号公報記載のED
TA%NTA等のキレート剤、特開昭59−12133
6号公報記載の[Co(NHs )a ]fJ!1、C
oCl2・6H20等の錯体、特開昭50−51324
号公報記載のフルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、N
−テトラデシル−NSN−ジヒドロキシエチルベタイン
等のアニオン又は両性界面活性剤、米国特許第4374
920号明細書記載のテトラメチルデシンノオール等の
非イオン性界面活性剤、特開昭55−95946号公報
記載のp−ツメチルアミノメチルポリスチレンのメチル
クロライド4級化物等のカチオニツクボリマー、特開昭
56−142528号公報記載のビニルベンジルトリメ
チフレアンモニウムクロライドとアクリル酸ンーグの共
重合体等の両性高分子電解質、特開昭57−19295
2号公報記載の亜硫酸ソーダ等の還元性無機塩、特開昭
58−59444号公報記載の塩化リチウム等の無fi
 リチウム化合物、特公昭50−34442号公報記載
の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合物、特開昭5
9−75255号公報記載のSi%Ti9を含む有機金
属界面活性剤、特開昭59−84241号公報記載の有
機はう素化合物、ヨーロッパ特許第101010号明細
書記載のテトラアルキルアンモニウムオキサイド等の4
級アンモニウム塩、ベンジルアルコールエチレングリコ
ールモノフェニルエーテル等の有機溶剤等があげられる
その他に、ジアゾ系ネ〃型および0−キノンシアノド系
ポジ型の28版を共通現像処理できるものとして、例え
ば特開昭57−192952号公報記載の還元性無機塩
を含有するアルカリ性水溶液、並びに特公昭50−34
442号公報記載の水溶性有n 17チウム塩およV/
または両性表面活性剤を含有する水溶液があげられる。
現像時に現像液を供給する方法としては、28版上に大
量の現像液を供給し循環して使用する方法や、常に未使
用の現像液を処理の度ごとに少量ずつ供給する方法など
がある。またネガ型23版とポジ型28版の現像液の組
成が異なる場合には、同一の処理装置内に2つの現像液
供給系を設は必要に応じて供給系を切り換えて現像液を
供給する方法などもある。
PS版上に現像液を供給する方法には例えば、噴射方法
あるいは滴下式により供給する方法あるいは塗布方式に
より供給する方法などが挙げられる。
現像液を噴射方式あるいは滴下方式により供給する具体
的方法には、例えば、シャワーパイプやノズルなどから
供給する方法が挙げられる。また現像液を塗布方式によ
り供給する方法には現像液供給部材とをPS版を接触さ
せることにより現像液を供給する方法、あるいは現像液
供給部材とPS版を非接触で、現像液を供給する方法が
ある。
現像液供給部材とPS版を接触させ、現像液をPS版上
に供給する方法には、例えばスポンジあるいは布などの
ような吸水性の部材でPS版を擦ることにより供給する
方法、あるいはゴムなどのような非吸水性の部材、前記
スポンジあるいは布などのような吸水性の部材にかかわ
らず、これらの部材をローラ状にし、搬送されるPS版
とローラーの回転を同調させながら供給する方法などが
挙げられる。
現像液供給部材とPS版を非接触で現像液をPS版上に
供給する方法には、例えば、細い間隙に現像液をためて
おきその中をPS版を通過させることにより供給する方
法、あるいは、現像液供給部材に表面張力により雫状に
垂れ下がる現像液にPS版を接触させ供給する方法、あ
るいは筒状の物に現像液を貯めておき該筒状の物の側面
に細い間隙を作り、その間隙にPS版を通過させること
により供給する方法などが挙げられる。
また、これらの現像液供給方法において、現像液は、液
状のみならず泡状でもPS版上に供給することができる
。さらに現像液方式により供給する方法では、現像液を
霧状で供給することもできる。
その他の現像液供給方法としては、フィルムベースなど
に現像液を付着させ、それをPS版上にラミネートする
ことにより供給する方法やワックス状の現像液をPS版
と接触させて供給する方法などが挙げられる。
また、前記現像液の供給方法は、1つの方法のみを用い
ても良いし、2つ以上の方法を組合せて用いても良い。
前記手段により供給する現像液の量は、PS版の大きさ
や種類にかかわらず処理のたびに常に一定の量を、ある
いは処理するPS版の面積に対応する量を、あるいは処
理するPS版の種類お上V/または非画像面積に対応す
る量を、あるいは処理するPS版の長手あるいは中手の
長さに比例する量を用いる。
前述した現像液の量は1版あたり11以下であることが
望ましい。
また、使用する現像液の温度は5℃〜60°Cの範囲が
好ましく、より好ましくは10℃〜45℃の範囲でり、
さらにより好ましくは、20〜35℃の範囲である。
また、現像液は原液および希釈用液(通常は水)または
各々異なる組成を有する溶液を各々別々の貯蔵層に貯め
ておき各々を別々にPS版上に供給する方法、あるいは
現像液供給時に自動的に所定の濃度に仕上げ均一状態で
PS版上に供給する方法などが挙げられる。これらの中
では後者の自動的に希釈混合し、均一状態でPS版上に
供給する方法が好ましい。
また現像液の原液を希釈用液で予め所定の濃度に希釈し
たいわゆる使用液の状態で現像液貯m槽に貯めておき、
処理時にPS版上に供給する方法もある。
本発明においては現像促進手段を設けることもできる。
現像促進手段としては現像を促進する物理的手段あるい
は化学的手段あるいは電気的手段あるいは機械的手段な
どすべての手段を用いることができる。機械的手段には
例えば擦り部材で擦る方法などが挙げられる。
具体的には例えば、ローラー状の擦り部材を回転するこ
とにより擦る方法、あるいは平板状の擦り部材を回転す
ることにより擦る方法あるいは平板状の擦り部材を前後
および/あるいは左右に移動させることにより擦る方法
あるいはローラー状の擦り部材あるいは平板状の擦り部
材を回転しながら前後および/あるいは左右に移動させ
ることにより擦る方法などが挙げられる。尚、これらの
擦り部材は複数個組み合わせて使用しても良い。
これらの擦り部材にはブラシあるいはスポンジあるいは
布などを一例として挙げることができる。
その池の現像促進手段には、例えば、高圧空気を吹き付
ける方法、あるいは超音波を照射する方法、あるいはP
S版に振動を与える方法、ある−・は特開昭58−42
042号公報に記載されているような電気化学的に現像
する方法、あるいはマイクロウェーブの照射により瞬時
に23版上の現像液を加熱する方法、あるいは研摩剤粉
末を含むスラリー液にてホーニングする方法などが挙げ
られる。
現像促進手段を付加する時期は、現像液を供給する前あ
るいは供給中、あるいは供給後のいずれの時期でも良い
が、現像液の供給中あるいは供給後に付加することが好
ましい。
また、前記の現像液供給手段と現像促進手段とは一体化
されていても良い。
例えば、現像促進手段が円盤状のブラシであり、現像液
供給手段がノズルである場合、円盤状ブラシの回転軸の
中心にノズルを設置することもできる。
本発明において、現像ゾーンをPS版が通過する時間は
15秒〜60秒であることが好ましい。
本発明の処理においては、現像処理された平版印刷版は
水洗を経ず直ちに酸を含む水溶液によって処理される。
本発明にかかる酸を含む水溶液に用いられる酸には、ホ
ウ酸、硝酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、等の無機酸、
シュウ酸、酒石酸、没食子酸、安息香酸、フィチン酸、
有機スルホン酸、等の有機酸等が含まれる。
これらの酸は、水溶液が酸性の状態であればナトリウム
、カリウム、リチウム、等のアルカリ金属、アンモニウ
ム等の塩として含有されていてもよい。
これらの酸の中でもリン酸、フィチン酸、ホウ酸が好ま
しく、ポリリン酸、有機スルホン酸が特に好ましい、好
ましく用いられる酸の含有量は0.1〜30重量%であ
り、1〜10重量%が特に好ましい。
酸を含む水溶液のpH値は2〜5が好ましく、待に2〜
3が好ましい。
酸を含む水溶液を23版上に供給する方法としては、2
3版上に大量に処理液を供給し循環させて使用する方法
や、つねに未使用の処理液を少量、処理の度毎に23版
上に供給する方法等がある。
具体的な供給方法としては、例えば、噴射方法あるいは
滴下式により供給する方法あるいは塗布方式により供給
する方法などが挙げられる。
処理液を噴射方式あるいは滴下方式により供給する具体
的方法には、例えば、シャワーバイブや/でルなどから
供給する方法が挙げられる。−まだ処理液を塗布方式に
より供給する方法には処理液供給部材とPS版を接触さ
せることにより処理液を供給する方法、あるいは処理液
供給部材とPS版を非接触で、処理液を供給する方法が
ある。
処理液供給部材とPS版を接触させ、処理液を23版上
に供給する方法には、例えばスポンジあるいは布などの
ような吸水性の部材でPS版を擦るることにより供給す
る方法、あるいはゴムなどのような非吸水性の部材、前
記スポンジあるいは布などのような吸水性の部材にかが
わらず、これらの部材をローラ状にし、搬送されるPS
版とローラーの回転を同調させながら供給する方法など
が挙げられる。
処理液供給部材とPS版を非接触で処理液を23版上に
供給する方法には、例えば、細い間隙に処理液をためて
おきその中をPS版を通過させることにより供給する方
法、あるいは、処理液供給部材に表面張力により雫状に
垂れ下がる処理液にPS版を接触させ供給する方法、あ
るいは筒状の物に処理液を貯めておき該筒状の物の側面
に細い間隙を作り、その間隙にPS版を通過させること
により供給する方法などが挙げられる。
酸を含む水溶液で処理された平版印刷版は直ちに不感脂
化液又は界面活性剤を含む水溶液で処理される。
本発明によって得られる平版印刷版の後処理に用いるこ
とのできる不感脂化剤は、水溶性高分子化合物及び水を
必須成分とし必要に応じて界面活性剤、酸、水溶性塩類
、湿潤剤、有機溶剤、及び防腐防黴剤等を含有すること
ができる。
前記不感脂化剤に用いられる水溶性高分子化合物には天
然高分子と半天然物と合成品が含まれる。
天然高分子には、かんしょデンプン、ばれいしょデンプ
ン、タピオカデンプン、小麦デンプン及びコーンスター
チ等のデンプン類、カラジーナン、ラミナラン、海ソウ
マンナン、ふのり、アイリッシュモス、寒天及びアルギ
ン酸ナトリウム等の藻類から得られるもの、トロロアオ
イ、マンナン、クインスシード、ベクチル、ト、う〃カ
ントガム、−カラヤガム、キサンチンガム、グアービン
ガム、ローカストビンガム、アラビアガム、キャロブ〃
ム及びベンゾインガム等の植物性粘質物、デキストラン
、グルカン及ゾレバンなどのホモ多糖並びにサクシノグ
lレカン及びザンタンガムなどのへテロ多糖等の微生物
粘質物、にかわ、ゼラチン、カゼイン及びフラーデン糖
のタンパク質などが挙げられる。半天然物(半合成品)
にはアルギン酸プロピレングリコールエステルの他に、
ビスコース、メチルセルロース、エチルセルロース、メ
チルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルエチルセルロース及びヒドロキシプロピル
メチルセルロース7タレート等の繊維素誘導体並び加工
でんぷん等があげられる。加工でんぷんには白色デキス
トリン、黄色デキストリン及びブリティッシュがムなど
の焙焼でんぷん、酵素デキストリン及びシャーディンブ
ーデキストリンなどの酵素変性デキストリン、可溶化で
んぷんに示される酵分解でんぷん、ジアルデヒドスター
チに示される醇化でんぷん、変性アルファー化でんぷん
及び無変性アルファー化でんぷん等のアルファー化でん
ぷん、りん酸でんぷん、脂肪でんぷん、硫酸でんぷん、
硝酸でんぷん、キサントゲン酸でんぷん及びカルバミン
酸でんぷんなどのエステル化でんぷん、カルボキシアル
キルでんぷん、ヒドロキシアルキル アルキルでんぷん、シアノエチルでんぷん、アリルでん
ぷん、ベンジルでんぷん、カルバミルエチルでんぷん及
びジアルキルアミフルキルでんぷんなどのエーテル化で
んぷん、メチロール架橋でんぷん、ヒドロキシアルキル
架橋でんぷん、りん酸架橋でんぷん及びジカルボン酸架
橋でんぷんなどの架橋でんぷん、でんぷんポリアクリル
アミド共重合体、でんぷんポリアクリル酸共重合体、で
んぷんポリ酢酸ビニル共重合体、でんぷんポリアクリロ
ニトリル共重合体、カチオン性でんぷんポリアクリル酸
エステル共重合体、カチオン酸でんぷんビニルポリマー
共重合体、でんぷんポリスチレンマレイン酸共重合体及
びでんぷんポリエチレンオキサイド共重合体などのでん
ぷんグラフト共重合体などがあげられる。合成品にはポ
リビニルアルコールの他部分アセタール化ポリビニルア
ルコール、アリル変性ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルメチルエーテル、ポリビニルエチルエーテル及びポリ
ビニルイソブチルエーテルなどの変性ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸エス
テル部分けん化物、ポリアクリル酸エステル共重合体部
分けん化物、ポリメタアクリル酸塩及びポリアクリルア
マイドなどのポリアクリル酸誘導体およびボリメタタリ
ル酸誘導体、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオ
キシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン
とビニルアセテートの共重合体、カルボキシビニルポリ
マー、スチロールマレイン酸共重合体物、スチロールク
ロトン酸共重合物などがあげられる.これらの内、藻類
から得られるもの、植物性粘質物、繊維素誘導体、加工
デンプン、アルギン酸プロピレングリコールエステル及
び合成品は印刷版上の皮膜形成性が良好なため好ましく
用いられる.さらに好ましくはアルギン酸ナトリウム、
アルギン酸プロピレングリコールエステル、トラがカン
トガム、ローカストビンガム、グアービンガム、アラビ
アガム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、焙焼でんぷん、
酸素変性デキストリン、酸化でんぷん、酸分解でんぷん
、アルファー化でんぷん、ポリエチレングリコール、ポ
リビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸誘導体、ポリメタクリル酸誘導体、ポリエチ
レンオキシド、ポリビニルピロリドンである。植物性粘
質物、繊維素誘導体及1加工でんぷんは乳化物の保護コ
ロイド性が強いため好ましく用いられる。焙焼でんぷん
、酸素変性デキストリン、酸化でんぷん、酸分解でんぷ
ん、アルファー化でんぷんは画像部の感脂性低下をまね
かないため好ましく用いられる。繊維素誘導体は増粘効
果によるエマルノ!ン安定性が高いため好ましい。
カルボキシメチルセルロース、アラビアガム、トラがカ
ントガム、ローカストビン〃ム及びグアービンガムは非
画像部の不感脂性が高いため好ましい。中でもアラビア
ガムは非画像部の不感脂性が極めて高く好ましい。これ
らの水溶性高分子化合物は単独または二種以上紙み合わ
せて使用できる。
特にアルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリ
コールエステル、アラビアガム、デキストリン、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ホ17エチレングリコール、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドンからなる群
から選ばれた二種以上の水溶性高分子化合物の併用は均
一な皮膜形成性、画像部の感脂性低下防止、乳化物の保
護コロイド性能、乳化物の乳化安定性の点から好ましい
。アラビアガムを含み、他の水溶性高分子化合物を一種
またはそれ以上併用したものは、画像部の感脂性を低下
されることなく、非画像部の親水性、不感脂化を高める
ことができるので好ましく、アラビアガムと他の水溶性
高分子化合物総量の比は好ましくは4.ttl〜1対1
5、さらに好ましくは2対1〜1対8である。中でもア
ラビアガムとデキストリンの併用が最も好適に用いられ
る。
水溶性高分子は、広範囲の濃度で含有されるが、一般的
には不感脂化剤の総重量に対して約1〜約60重量%、
より好ましくは2〜40重1%、さらに好適には8〜2
5重量%で使用される。
本発明に用いられる不感脂化剤には、さらに界面活性剤
を含有させることが好ましい。
かかる界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル頚、ポリオキシエチレンポリスチレンフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチリルポリオキシブロビレンアル
キルエーテル、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソル
ビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリスリトール詣
肪酸部分エステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸
エステル、しょ糖脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪酸部分エステル類、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸部
分エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし油類、ポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類、脂肪
酸ジェタノールアミド類、N、N−ビス−2−ヒドロキ
シアルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、トリエタノールアミン脂肪酸エステル、トリアルキ
ルアミンオキンドなどの非イオン性界面活性剤、脂肪酸
塩類、アビチェン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン
酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスルホこ
はく酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、分
岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩類、フルキルフェニルキシポリオキシ
エチレンプロビルスルホン酸塩類、ポリオキシエチレン
アルキルスルホフェニルエーテル塩JI、N−メチル−
N−オレイルタウリンナトリウム類、N−フルキルスル
ホこはく酸モノアミドニナトリウム塩類、石油スルホン
酸塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキ
ルエステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル
塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル
塩類、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫
酸エステル塩類、≠ルキシりん酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルりん酸エステル塩類、ポ
リオキンエチレンアルキルフェニルエーテルりん酸エス
テル塩類、スチレンー無水マレイン酸共重合物の部分け
ん化物類、オレフィン−無水マレイン酸共重合物の部分
けん化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物
類などの7ニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、
第四級アンモニウム塩類、ポリオキシエチレンアルキル
アミン塩類、ポリエチレンポリアミン誘導体などのカチ
オン性界面活性剤、カルボキシベタイン類、アミノカル
ボン酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル類、
イミダゾリン類などの両性界面活性剤があげられる。以
上挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとあるも
のは、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、ポ
リオキシブチレンなどのポリオキシアルキレンに読み替
えることもでき、それらの界面活性剤もまた包含され、
以下の説明においても同様である。これらの内、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリ
スチリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロビレナアルキルエーテル類、グリセリン脂肪
酸部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、
ペンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレ
ングリフールモノ’fNiqeエステル類、ポリオキシ
エチレンソルビタン土肪酸部分エステル類、ポリオキシ
エチレングリセリン脂、”jj酸部分エステル類、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レン化ひまし油、ジアルキルスルホこはく酸塩類、アル
キルベンゼンX/l、ホ:[11、アルキルナフタレン
スルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン塩類は前記の親油性物質と同
様に、平版印刷臘の画像部の感脂性の低下を抑える働き
もあるので好ましく、その中でもポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チレンフェニルエーテル類、グリセリン脂肪酸部分エス
テル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリ
スリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレングリコー
ルモノ脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコール后肪
酸エステル類、ジアルキルスルホこは<fm塩M、フル
キル硫酸エステル塩類は特に好ましい。また非イオン界
面活性剤ではIILBが14以下のものが乳化物を安定
化させる効果が高いために好ましく、さらにHLBが1
1以下が好ましい。これらの界面活性剤は単独または二
種以上組み合わせて使用できるが、待にポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシプロピレ
ンシアルキル7二二ルエーテル類に代表されるアルキル
フェニル型非イオン性界面活性類剤とジアルキルスルホ
こはく酸塩類の併用、脂肪酸エステル型界面活性剤類と
ジアルキルスルホこはく酸塩類の併用及びアルキルフェ
ニル型非イオン性界面活性剤類と脂肪酸エステル型界面
活性剤類とジアルキルスルホこはく酸塩類の併用は不感
、@他剤の製造時に乳化が容易であるばかりでなく、画
像部の感脂性の低下を抑える効果が相剰的に現われるの
で好ましい。さらに脂肪酸エステル型界面活性剤類とジ
アルキルスルホこはく酸塩類の併用の際には該脂肪酸エ
ステル型界面活性剤としては少なくとも二種の脂肪酸エ
ステル型界面活性剤の混合物(例乏ばソルビタンモノオ
レエートとソルビタンモノラウレートの混合物)を用い
ると現像液成分の混入の際にエマル:)Bンの安定性が
向上するので好ましい。界面活性剤は、不感脂化の総重
量に対して約0.5〜約20重量%、より好ましく1〜
10重量%の範囲で使用できる。
本発明に用いられる不感脂化剤には、さらに酸を含有さ
せることが好ましい。
不感脂化剤中には含有される酸は、使月前の不感脂化剤
のp)lを酸性域、好ましくはp)11〜5、より好ま
しくはpi(1,5〜3の範囲に調整することを主目的
として用いられるものである。例えば燐酸、ピロ燐酸、
ポリ燐酸、第一燐酸ナトリウム、ホウ酸、塩酸、硫酸、
硝酸等の無機酸、或は例えばこはく酸、修酸、くえん酸
、マレイン酸、乳酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホンm等y>有機酸が使用でき、これらは単独ま
たは2以上組合わせて使用することができる。これらの
中でも特に燐酸およびこはく酸が好ましい。酸の使重量
は不感脂化剤のpitが酸性域となるような量で使用す
れぼよいが、大略0.01〜5重景%である。
不惑脂化剤には更に緩衝剤として水溶性塩を含有させて
おくことが好ましい。これにより不感脂化剤を平版印刷
版に施した場合に、非画像部がより親水性となる。緩衝
剤の詳細は、例えば[化学便覧基礎、IQIIJ日本化
学会編、昭和47年2月20日第5刷丸善株式会社発行
、1312〜1320頁に記載されでおり、これらはそ
のまま適用することができる。
好適な水溶塩にはモリブデン酸、ホウ酸、硝酸、硫酸、
燐酸、ポリ燐酸などの無機酸の塩並びに酢酸、修酸、酒
石酸、安息香酸、こはく酸、くえん酸、りんご酸、乳酸
、たんにん酸、r+−)ルエンスルホン酸などの有機酸
の塩があげられる。より好ましい塩は水溶性アルカリ金
属塩およびアンモニウム塩で、特に好ましいものはモリ
ブデン酸アンモニウムなどのモリブテン酸塩、硝酸カリ
ウムなどの硝酸塩、硫酸塩、燐酸ナトリウムなどの燐酸
塩、テトラポリ燐酸カリウム、トリメタ燐酸ナトリウム
などのポリ燐酸塩、修酸ナトリウムなどの修酸塩、酒石
酸カリウムなどの酒石酸塩、こほく酸ナトリウムなどの
こはく酸塩、くえん酸アンモニウムなどのくえん酸塩で
ある。かかる水溶性塩はそれぞれ単独または二種以上組
み合わせて使用することができ、不感脂化剤の総重量に
対し塩の総量は約10重量%以下がエマルジョン安定性
上好ましい。より好ましくは0.01〜6重量%の範囲
で使用される。また不感脂化剤のpHは1〜10の間に
するのが好ましく、画像部の感脂性の低下を抑えるため
には1〜8の間が好ましい。最も好ましくはl)H2、
O〜6.0のときに弁間像部の不感層化効果が高い。不
惑脂化剤には更に親油性物質を溶解含有させておくこと
ができる。これにより不感脂化剤のエマルジョン安定性
がより改善される上、画像部の感脂性の低下をより少な
くすることができる。好ましい親油性物質としては、平
版印刷層インクのベヒクルとして使用される親油樹脂が
ある。
具体的にはフェノールホルムアルデヒド樹脂、クレゾー
ルホルムアルデヒド樹m、t−ブチル7エ7−ルホルム
アルデヒド樹蒲なとのノボラック型7エ/−ル樹脂、7
エ/−ルとキシレンとをホルムアルデヒドで縮合させた
キシレン樹脂、フェノールとメシチレンとをホルムアル
デヒドで縮合させた樹脂、ポリヒドロキシスチレン、ブ
ロム化ポリヒドロキシスチレン、カシュー杉I脂、スチ
レンと無水マレイン酸の共重合体の部分エステル化物、
メラミン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、ロジン、水添ロジン及びロジンエステルなど
の変性ロジン、ギルツナイトなどの石油樹脂を挙げるこ
とができ、これらの内でもノボランク型7エ/−ルυイ
脂、ロジンおよび変性ロジンが好ましい。他の好ましい
親油性物質には可塑剤、脂肪酸、脂肪油、ワックスがあ
る。好ましい可塑剤には例えばジブチル7タレート、ジ
デシル7タレート、ジ−n−オクチル7タレート、シー
(2−エチルヘキシル)7タレート、ジノニルフタレー
ト、ジデシル7タレート、ノラウリル7タレート、ブチ
ルベンノル7タレートなどの7タル酸ジエステル類、例
えばジオクチルアゼレート、ジオクチルアジペート、ノ
ブチルグリコールアジベート、ジブチルセバケート、ノ
ー〈2−エチルヘキシル)セバケート、ジオクチルセバ
ケートなどの脂肪族二塩基酸エステル類、例えばエポキ
シ化大豆油などのエポキシ化トリグリセライド類、例工
ばトリクレジル7オス7エート、トリオクチル7オス7
エート、トリスクロルエチル7tスフエートなどの燐酸
エステル類、例えば安息香酸ベンツルなどの安息香酸エ
ステル類が含まれる。これらの内でも特に好ましいもの
は、臭気がなく安全性の高いジオクチル7ジベート、ジ
ブチルセバケートおよびジオクチルアゼレートである。
好ましい脂肪酸には、カプロン酸、エナント酸、カプリ
ル酸、ヘラルゴン酸、カプリン酸、ウンデシル酸、ラウ
リン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸
、バルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、/ナ
デカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセレン酸、セ
ロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メリシン酸、
ラフセル酸、イソ吉草酸等の飽和脂肪酸とアクリル酸、
クロトン酸、イソクロトン酸、ウンデシル酸、オレイン
酸、エライジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジ
ン酸、ソルビン酸、リノール酸、リルン酸、アラキドン
酸、プロピオール酸、ステア0−ル酸、イワシ酸、タリ
リン酸、リカン酸等の不飽和脂肪酸がある。好ましいワ
ックスとしてはカルバナラロウ、ミツロウ、鯨ロウ、虫
白ロウ、羊毛ロウ、セ□ラックロア等が挙げられる。
不感脂化剤には更に湿潤剤を含有させておくことができ
る。これレニより不感脂化剤の水溶性高分子化合物等の
親水性成分が平版印刷版の非画像部へ適度に拡がる特性
と、皮膜の柔軟性を向上させることができる。かかる湿
潤剤の好ましい例は多価アルコールであり、具体的には
エチレングリコール、ノエチレングリコール、トリエチ
レングリフール、プロピレングリフール、ブチレングリ
コール、ベンタンジオール、ヘキシレンフグリコール、
テトラエチレングリフール、ポリエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
グリセリン、ソルビトール、ペンタエリスリトールなど
があげられ、特にグリセリンが好ましい。湿潤剤は本発
明の不惑脂化剤の総重量に対して約0.5〜約10重量
%、より好ましくは1〜5重量%の範囲に用いられる。
不感脂化剤には有機溶剤を含有させることができる。好
ましい有機溶剤は水難溶性のものであり、例えばテレピ
ン油、キシレン、トルエン、ベンゼン、n−へフタン、
ソルベントナフサ、ケロシン、ミネラルスピリッツ、沸
点が約120°C〜約250 ’Cの石油留分、シクロ
ヘキサノンなどのケトン類、ジクロロエチレンなどのハ
ロゲン化炭化水素、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチ
レングリコールモツプチルエ−テル ノエチルエーテルなどのエチレングリコールエーテル類
などである。これらの溶剤は、不感脂化剤の総重量に対
して約0.05〜約10重量%、より好ましくは0,5
〜5重量%の範囲で使用される。
不感脂化剤には更にソルビン酸、p−オキシ安息香酸エ
チ,−などの防腐剤、防黴剤、没食子酸プロピル、2,
6−ジーt−ブチル−4−エチルフェノール、2.6ー
ノーし一ブチルー4ーメチル7エ/−ルなどの酸化防止
剤を含有させておくことが好ましい。これらの保存料と
しての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は少量添加すること
で不感脂化剤の保存効果が得られるが、好ましくは0.
001〜5重量%である。
本発明に用いられる不感脂化剤には、含有させる界面活
性剤、親油性物質等、適宜選択することによってエマル
ノ!ン型不感脂化耐、サスベンツタン型不感脂化剤、非
エマルノ5ン型非サスベンツタン型不惑脂化剤等、いが
ようにもgl造可能であるが、エマルジaン型不感脂化
剤およびサスベンジシン型不感脂化剤は平版印刷版の画
像部の感詣性の低下を防止する性能が高いため好ましく
用いられる.また不感脂化剤の調製効率、運搬効率を高
めるために、成分を高濃度で調液しておき、使用時に好
ましい濃度に水で希釈する方法も使用できる。
また本発明の方法によって得られる平版印刷版の後処理
に用いられる界面活性剤を含む水溶液に使用される界面
活性剤としては、ポリオキシエチレンフルキルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、
ポリオキシエチレンポリスチルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル
、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪酸
部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エス
テル類、プロピレングリコールモノ曜肪酸エステル、し
よ糖脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレンソルビト
ール謂肪酸部分エステル類、ポリエチレングリフール脂
肪酸エステル類、ポリグリセリン虞肪酸部分エステル頚
、ポリオキシエチレン化ひまし油類、ポリオキシエチレ
ングリセリン詣肪酸部分エステル類、詣肪酸ノエタノー
ルアミドM,N,N−ビス−2−ヒドロキシアルキルア
ミン類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、トリエタ
ノールアミン詣肪酸エステル、トリアルキルアミンオキ
シドなどの非イオン性界面活性剤、脂肪酸塩類、アビチ
ェン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩類、アル
カンスルホン酸塩類、ジフルキルスルホこはく酸エステ
ル塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、分岐鎖
アルキルベンゼンスルホン酸[1、アルキルナフタレン
スルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリオキシエチレ
ンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルスルホフェニルエーテルtWM、N−メチル−N−オ
レイルタウリンナトリウム類、N−アルキルスルホこは
く酸モノアミドニナトリウム塩類、石油スルホン酸塩厘
、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキルエス
テルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩類、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩類
、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステルmM、
ポリオキシエチレンスチリル7ウニルエーテル?1lf
E aエステル塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルりん酸エステル塩類
、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルりん酸
エステル塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物の部
分けん化物類、才しフィン−無水マレイン酸共重合物の
部分けん化all M 、ナフタレンスルホン酸塩ホル
マリン縮合物類などのアニオン性界面活性剤、アルキル
アミン塩類、第四級アンモニウム塩類、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン塩類、ポリエチレンポリアミン誘導
体などのカチオン性界面活性剤、カルボキシベタイン類
、アミノカルボン酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸
エステル類、イミダゾリン類などの両性界面活性剤があ
げられる。
以上挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとある
ものは、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、
ポリオキシブチレンなどのポリオキシフルキレンに読み
替えることもでき、それらの界面活性剤もまた包含され
、以下の説明においても同様である。
これらの内、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、
ポリオキシエチレンフルキルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリスチリル7エ二ルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル
類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪
酸部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エ
ステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類
、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類
、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキ
シエチレン化ひまし油、ジアルキルスルホこはく酸塩類
、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、脂肪酸
塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ナフタレンスルホ
ン酸塩ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル
アミン塩類、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム
塩類は平版印刷版の画像部の感脂性の低下を抑える傾向
もあるので好ましく、その中でもポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チリル7エ二ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソル
ビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリスリ)−ルN
MN1部分エステル類、プロピレングリフールモノ脂肪
酸エステル頚、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
類、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩類、アルキル
硫酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類は
特に好ましい。
最も好ましいものは分散力の強いアルキルベンゼンスル
ホン酸塩類及びジアルキルスルホこはく酸エステル塩類
である。
上記の界面活性剤は、単独もしくは2種以上を組み合わ
せて使用することができ、水溶液中に約0.1重量%か
ら約20重量%、より好ましくは0.5重量%から10
重量%の範囲で使用される。 本発明における界面活性
剤を含む水溶液のpHは1〜12が好ましい。
このpHに該水溶液を調整するために、酸および緩衝剤
としての水溶性塩のいづれかまたは両方を含有させでお
くことが好ましい。
これにより、平版印刷版に該水溶液を施した場合に、版
上に残留する現像液成分が中和され、非画像部がより親
水性となる。
緩衝剤の詳細は、例えば[化学便覧基礎iI[J日本化
学全編、昭和47年2月20日第5刷、丸善株式会社発
行、1312〜1320頁に記載されており、これらは
そのまま適用することができる。
好適な酸と水溶性塩としては、モリブデン酸、ホウ酸、
硝酸、硫酸、燐酸、ポリ燐酸などの無機酸、酢酸、しゆ
う酸、酒石酸、安息香酸、こはく酸、くえん酸、りんご
酸、乳酸、p−トルエンスルホン酸などの水溶性育成酸
等の酸とその塩があげられる。より好ましい塩は水溶性
アルカリ金属塩およびアンモニウム塩で、特に好ましい
ものはモリブデン酸アンモニウムなどのモリブデン酸塩
、燐酸ナトリウムなどの燐酸塩、テトラポリ燐酸カリウ
ム、トリメタ燐酸ナトリウムなどのポリ燐酸塩、しゅう
酸ナトリウムなどのしゅう酸塩、酒石酸カリウムなどの
酒石酸塩、こはく酸ナトリウムなどのこはく酸塩、くえ
ん酸アンモニウムなどのくえん酸塩である。かかる酸と
水溶性塩はそれぞれ単独または二種以上組み合わせて使
用することができる。
該界面活性剤を含む水溶液のより好ましいpHは1.5
〜8である。最も好ましいI]Hは2.0〜6.5であ
り、この場合に平版印刷版の非画像部の不感脂化性能が
より高いものとなる。
まtこ本発明による製j入方法では該水溶液中t:現像
液成分が持ち込まれるので、これを中和するために、予
定されたPS版の処理面積に応じた量の塩および、また
は酸をあらかじめ含有させておくことが好ましい。
該水溶液中に含有させる酸と塩の添加量は筒用こ限定さ
れないが、該水溶液の総重量に対し酸と塩の総量で約1
0重量%以下であることが好ましい。
より好ましくは0.01〜6重景%の範囲で使用される
本発明における界面活性剤を含む水溶液には更にソルビ
ン酸、p−オキシ安息香酸エチルなどの防腐剤、防黴剤
、没食子酸プロピル、2,6−ジー1−ブチル−4−エ
チルフェノール、2.6−ジーt−ブチル−4−メチル
フェノールなどの酸化防止剤を含有させておくことがで
きる。
これらの保存料としての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は
少量添加することにより、該水溶液の保存による変質等
を防止することができるが、好ましい添加量は0.00
1〜5重量%である。
本発明における界面活性剤を含む水溶液には、親油性物
質を含有させておくことが好ましい。
これにより、平服印刷版の画像部がより高い感脂性を示
すようになり、現像インキ盛りが容易になるばかりでな
く、該水溶液による処理の後、版面保護剤処理を行う場
合は、画像部の感脂性の低下を強く抑えることができる
好ましい親油性物質には、例えばオレイン酸、ラウリン
酸、吉草酸、ノニル酸、カプリン酸、ミスチリン酸、パ
ルミチン酸などのような炭素数が5〜25の育成カルボ
ン酸、ひまし油などが含まれる。
これらの親油性物質は単独もしくは2以上組み合わせて
使用することができる。
本発明における界面活性剤を含有する水溶液中に含まれ
る親油性物質は、その総数量に対しで0.005重量%
から約10重量%、より好ましくは0゜05〜5重量%
の範囲である。
前記の不感脂化液又は界面活性剤を含む液を28版上に
供給する方法としては、28版上に大量の処理液を供給
して循環させて使用する方法や、常に未使用の処理液を
少量処理の度毎に28版上に供給する方法等がある。具
体的には前記の酸を含む水溶液を供給するのと同様な方
法を用いることができる。
不惑脂化液又は界面活性剤を含む水溶液で処理された平
版印刷版は修正、現像インキ盛り、印刷等の工程に掛け
ることができる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
[実施例] まず、次のPS版AおよびBを作成して露光を行った。
なお、以下の文中の%は重量%、部は重量部を示す。
(ps版A〕 厚さ0.24mn+のJ I S 1050アルミニウ
ム板を2%の水酸化ブ′トリウム水溶液中に浸漬し、脱
脂処理を行った後に、希塩酸溶液中にて電気化学的に粗
面化し、よく洗浄した後に希塩酸溶液中で陽極酸化処理
を行って2.5y/+n2の酸化皮膜を上記アルミニウ
ム板表面上に形成させた。
得られたアルミニウム板を水洗、乾燥後、下記組成の感
光液を乾燥重量2.5g/m2となるように塗布し、乾
燥してポジ型PS版[A]を得た。版の寸法は1003
X 800mmとした。
(感光i(り レゾルシン−ベンズアルデヒドI(Il’Irのす7ト
キノンー1,2−シアノド(2)−5−スルホン酸エス
テル(特開昭56−1044号広報の実施例1に記載さ
れているもの)・・・・・・・・1部 クレゾール−7二7−ルー ホルムアルデヒド樹脂   ・・・・・・・・3部t、
 e r +−ブチルフェノール−ベンズアルデヒド!
(脂のす7トキノンー1,2−ノアシト(2)−5−ス
ルホン酸エステル(vf開昭60−31138号広報の
実施例1に記載されているもの)          
  ・・・・・・0.1部クリスタルバイオレット(B
、^、S、F、製、染料)・・・・・・0.05部 エチレングリコールモアメチルエーテル・・・・・・2
0部 このPS版[A]に透明ポジティブフィルムを密着させ
て2キロワツトのメタルハライドランプで70cmの距
離から60秒間露光を行った。
〔PS版B〕
厚さ0.24+lflのJ I S 1050アルミニ
ウム板を20%リン酸ナトリウム水溶液に浸漬して脱脂
し、希硝酸溶液中にて電気化学的に粗面化し、よく洗浄
した後に′Ri硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って1.
5り/112の酸化皮膜を上記アルミニウム板表面上に
形成させた。
得られたアルミニウム板を、さらにメタケイ酸ナトリウ
ム水溶液中に浸漬して封孔処理を行い、水洗、乾燥した
後に、下記の感光液を乾燥重量2.0y10r”となる
ように塗布し、乾燥してネノ型PS版[B]を得た。服
のサイズはPS版LA]と同一とした。
感光液) p−ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒドと
の縮合物のへキサフルオ ロ燐酸塩         ・・・・・・1部N−(4
−ヒドロキシフェニルメタクリルアミド共重合体く特公
昭57−43890号公報の実施例1に記載のもの) 
 ・・・・・・10部ビクトリア・ピュア・ブルー・B
OH (保土谷化学(株)製、染料)・・・・・・0.2部エ
チレングリフールモアメチルエーテル・・・・・・10
0部 このPS版[B]に透明ネガティブフィルムを密着させ
て2キロワツトのメタルハライドランプで70部mの距
離から、30秒間露光を行った。
実施例1 上記の露光済みのPS版[A]及び[B]を第1図に示
すような自動現像機にて、25℃、40秒間現像処理し
た。第1図は本実施例に用いた現像処理装置を示す概略
側断面図である。処理装置全体は、現像処理部AS酸を
含む水溶e(以下単に酸溶液という)処理部B及び不感
脂化処理部Cから成っている。
現像処理部Aは主として、現像処理槽1、搬送ローラ3
、下側案内板4、移動式回転ブラシ9、液供給ノズル7
、絞りローラ5、現像液(原液)貯蔵タンク12、現像
液供給ポンプ10.希釈水タンク12゛、希釈水供給ポ
ンプ10’、廃液タンク13から戊っており、現像時に
はポンプ12.12’が作動して所定量の現像液及び希
釈水を送り出し混合器16riilii液を混合し移動
式回転ブラシ9の作動下で供給/ブル7から28版上に
供給するように構成されている。
15は水道に接続された給水管である。
現像処理に使用された液は、絞りローラ5によってスク
イズされ、現像処理槽1の底部より廃液タンク13に排
出させるようになっている。
酸溶液処理部Bは、主として酸溶液処理槽2、搬送ロー
ラ3゛、串ローラ6、絞ワローラ5゛、シャワーパイプ
8゛及び移動式ブラシ29から成っており、酸溶液タン
ク24に貯えられた酸溶液(原液)は酸溶液供給ポンプ
21によって送り出され希釈水タンク24゛から希釈水
供給ポンプ21′によりで送られる希釈水と混合器25
で混合された後シャワーI(イブ8を通じて現像処理部
を通過して出てきた平版印刷版上に供給される。酸溶液
の供給された版面ば移動式ブラン29によって摩擦され
処理が行なわれる。使用済みの酸溶液は廃液タンク27
に回収される。
不感脂化処理部Cは主として不惑脂化処理槽30、搬送
ローラ3″、絞りローラ5”、から成り不感脂化液タン
ク31に貯えられた不感脂化液は不感脂化液供給ポンプ
32によって送られシャワーパイプ8”から版面上に供
給される。
現像液の組成は23版上への供給時(希釈後)において
下記のとうりのものを用いた。
(現像液) ケイ酸ナトリウム(日本工業規格ケイ酸ソーダ3号) 
     ・・・・・・100部水酸化ナトリフム  
      ・・・・・・8部亜硫酸ナトリウム   
     ・・・・・・4部水           
          ・・・・・・688部酸溶液は版
面への供給時(希釈後)下記の組成を持つものを使用し
た。
(酸溶液) リン酸              ・・・・・・3部
クエン酸             ・・・・・・3部
水酸化ナトリウム        ・・・・・・3部水
                  ・・・・・・1
000!不感脂化液は下記のものを用いた。
(不感脂化a) デキストリン        ・・・・・・10部カル
ボキシメチルセルロース ナトリ9ム塩     ・・・・・・0.45部りん酸
           ・・・・・・0.25部シー(
2−エチルヘキシル)スルホ こはく酸ナトリウム塩  ・・・0.14部ポリエチレ
ンオキサイド(エチレン オキサイド付加モル数20)ノニル フェニールエーテル   ・・・・・・0.16p−ヒ
ドロキシエチルベンゾエート ・・・・・・0.05部 水                     ・・・
・・・90部上記によって前記の23版[A FIB 
]各400版を処理し、最後に処理した[A]と[B]
の印刷版をそれぞれ印刷機にかけ印刷を行ったところい
ずれの版についても極めて良好な印刷物が得られた。
比較例 前記実施例1の酸溶液に換えて単に水を用いた他は実施
例1と同様にして前記23版[A ][B ]各200
版を処理した。最後に処理した[A ][B ]の版を
それぞれ印刷機にかけ印刷を行ったところ、[B]の版
の非画像部にインキの着肉があり印刷物に汚れが発生し
て実用に耐えられないものであった実施例2 第2図に示す自動現像機を用い酸溶液の組成を下記のも
のに換えた他は実施例1と同様にして23版[A]及び
[B]の処理を行った。第2図の現像機は各処理渡糸循
環方式を用いている点、及び現像処理部に形状が異なる
ブラシ41が用いられている点、酸溶液処理部にブラシ
が無い点などで実施例1で使用したものと異なっている
が基本的には類似の構成を有するもので、!@1図の現
像機と同一の機能を有する部分には第1図と同一の番号
を付しであるので各部分の説明は省略する。
酸溶液は下記の組成のものを用いた。
(酸溶液) リン酸           ・・・・・・6!IS水
酸化ナトリウム     ・・・・・・3部水    
          ・・・・・・1000部PS版[
A ][B ]各400版を処理し最後に処理した[A
 ][B ]の版をそれぞれ印刷機にかけて印刷を行っ
たところいずれの版に就いても良好な印刷物が得られた
[発明の効果] 本発明の方法により、廃液の発の極めて少ない条件下に
おいてネ〃型PS版及びボン型13版を同一処理液によ
って処理することが可能となった。各処理液は長い期間
に亙って安定に使用が可能であり、その管理も容易であ
る。得られた版は優れた印刺通性を持っており、そのま
ま印刷あるいは像の修正消去、現像インキ盛りなどの工
程にかけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の実施例に用いた自動現像
機の構成を示す該略側断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動現像機を用いて、ネガ型感光性平版印刷版および/
    またはポジ型感光性平版印刷版を自動的に搬送し、製版
    処理する処理方法において、前記ネガ型感光性平版印刷
    版及び/またはポジ型感光性平版印刷版を現像後直ちに
    酸を含む同一の水溶液で処理し、次いで同一の不感脂化
    液又は界面活性剤を含む水溶液のいずれかで処理するこ
    とを特徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
JP17895585A 1985-08-13 1985-08-13 感光性平版印刷版の処理方法 Pending JPS6238469A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0371135A (ja) * 1989-08-10 1991-03-26 Konica Corp 感光性平版印刷版の処理方法
JPH0369947A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Konica Corp 感光性平版印刷版の処理方法
JPH0377951A (ja) * 1989-08-21 1991-04-03 Konica Corp 感光性平版印刷版の処理方法
JPH03167335A (ja) * 1989-11-22 1991-07-19 Kanebo Ltd 空気仮撚法によるレーヨン結束紡績糸及びレーヨン/羊毛結束紡績糸

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