JP2532431B2 - 材料ウエブを停止させる方法 - Google Patents
材料ウエブを停止させる方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 イ．産業上の利用分野 本発明は、特殊加工部分を設けられた材料ウエブの段
階的送りおよび処理において、特殊加工部分が処理装置
において規定位置に在るとき前記材料ウエブを停止させ
る方法に係る。
階的送りおよび処理において、特殊加工部分が処理装置
において規定位置に在るとき前記材料ウエブを停止させ
る方法に係る。
ロ．従来の技術 紙またはプラスチツクコート紙を用いる包装容器は、
しばしば、ウエブ状の包装材料であつてそれが個々の紙
片またはブランクに分割されて折曲げと封着とによつて
完成包装容器にされる以前に折り目線、排出開口、引裂
き指示または印刷を設けられるものから製造される。前
記材料ウエブに対して施される加工作業の大部分は、整
合して遂行されなくてはならない。即ち、加工作業はそ
れまでに既に遂行された加工作業の結果に関連させて該
材料ウエブ上の規定位置に対して為されなくてはならな
い。このことは包装技術においては周知されており、多
数の異なる方式で達成され得る。
しばしば、ウエブ状の包装材料であつてそれが個々の紙
片またはブランクに分割されて折曲げと封着とによつて
完成包装容器にされる以前に折り目線、排出開口、引裂
き指示または印刷を設けられるものから製造される。前
記材料ウエブに対して施される加工作業の大部分は、整
合して遂行されなくてはならない。即ち、加工作業はそ
れまでに既に遂行された加工作業の結果に関連させて該
材料ウエブ上の規定位置に対して為されなくてはならな
い。このことは包装技術においては周知されており、多
数の異なる方式で達成され得る。
包装材料ウエブに、切抜き、穴またはその他同様のも
のであつて例えば完成包装容器において注出口として役
立つべきものを設けなくてはならないときは、そのよう
な注出口は初めにウエブ状の包装材料に一定間隔で打ち
抜かれる。その後、何らかの形式の開口装置が貼付され
るが、該貼付装置はその最も簡単な実施形式では、例え
ば事前打抜き注出口上に接着される引剥がしカバー細長
片から構成され、これにより、注出口は所望の態様で閉
鎖され得る。従つて、前記開口装置即ちカバー細長片の
貼付は注出口に対して整合して行われなくてはならな
い。
のであつて例えば完成包装容器において注出口として役
立つべきものを設けなくてはならないときは、そのよう
な注出口は初めにウエブ状の包装材料に一定間隔で打ち
抜かれる。その後、何らかの形式の開口装置が貼付され
るが、該貼付装置はその最も簡単な実施形式では、例え
ば事前打抜き注出口上に接着される引剥がしカバー細長
片から構成され、これにより、注出口は所望の態様で閉
鎖され得る。従つて、前記開口装置即ちカバー細長片の
貼付は注出口に対して整合して行われなくてはならな
い。
前記カバー細長片貼付時の整合は、従来、注出口を設
けられた材料ウエブが、カバー細長片がそこで貼付され
る処理装置の前方に設置される感知装置を通過するよう
にされることによつて達成されてきた。前記処理装置の
貼付点と前記感知装置との間の距離は、包装材料ウエブ
において互いに隣接して位置する２個の注出口間の距離
に一致し、または該距離の倍数距離と等しかつた。１個
の注出口が感知装置の下方に達するたびに材料ウエブを
停止させることによつて、１枚のカバー細長片が、その
前に感知装置を通過した注出口上に貼付され得る。何故
ならば、そのとき感知装置は処理装置の直前に在るから
である。この機構は、包装材料ウエブに打抜かれた排出
開口即ち注出口相互間の距離が正確であることを前提と
して良好に機能する。しかし、これは常に必ずしも実態
ではなく、そしてこれに加えて、若干のタイプの包装材
料の場合、材料送り間において該材料が少し伸び、その
結果として、カバー細長片は注出口に対する整合から僅
かに外れて配置される。即ち、それらは多少曲がつて位
置され、そして、不運な場合は、部分的に注出口の外側
に外れてしまう羽目に陥る。
けられた材料ウエブが、カバー細長片がそこで貼付され
る処理装置の前方に設置される感知装置を通過するよう
にされることによつて達成されてきた。前記処理装置の
貼付点と前記感知装置との間の距離は、包装材料ウエブ
において互いに隣接して位置する２個の注出口間の距離
に一致し、または該距離の倍数距離と等しかつた。１個
の注出口が感知装置の下方に達するたびに材料ウエブを
停止させることによつて、１枚のカバー細長片が、その
前に感知装置を通過した注出口上に貼付され得る。何故
ならば、そのとき感知装置は処理装置の直前に在るから
である。この機構は、包装材料ウエブに打抜かれた排出
開口即ち注出口相互間の距離が正確であることを前提と
して良好に機能する。しかし、これは常に必ずしも実態
ではなく、そしてこれに加えて、若干のタイプの包装材
料の場合、材料送り間において該材料が少し伸び、その
結果として、カバー細長片は注出口に対する整合から僅
かに外れて配置される。即ち、それらは多少曲がつて位
置され、そして、不運な場合は、部分的に注出口の外側
に外れてしまう羽目に陥る。
ハ．発明が解決しようとする問題点 従つて、特殊加工部分を設けられた材料ウエブを、該
特殊加工部分に少し変動が生じていたり、または材料ウ
エブが取扱い間に伸び縮みする傾向があることと無関係
に、前記特殊加工部分に対して完全に整合を保つて処理
を施すことを可能にする方法を提供することが望まし
い。
特殊加工部分に少し変動が生じていたり、または材料ウ
エブが取扱い間に伸び縮みする傾向があることと無関係
に、前記特殊加工部分に対して完全に整合を保つて処理
を施すことを可能にする方法を提供することが望まし
い。
事前に設けられた特殊加工部分に対して整合させて材
料ウエブを処理することを可能ならしめ、そして前述し
た既知方法の諸欠点に影響されない精密な方法を提供す
ることが本発明の目的である。
料ウエブを処理することを可能ならしめ、そして前述し
た既知方法の諸欠点に影響されない精密な方法を提供す
ることが本発明の目的である。
簡単で、信頼され、そして各種の異なる処理及び材料
ウエブに適合し得る前記タイプの方法を提供することが
本発明のもう一つの目的である。
ウエブに適合し得る前記タイプの方法を提供することが
本発明のもう一つの目的である。
これら及びその他の目的は、本発明に従つて、説明の
冒頭に言及されたタイプの方法が、不規則形状の特殊加
工部分の、送り方向に見たときの前境界線および後境界
線の通過が感知され、これら両境界線から前記特殊加工
部分の対称線の位置を表示するという特徴を備えること
によって達成される。
冒頭に言及されたタイプの方法が、不規則形状の特殊加
工部分の、送り方向に見たときの前境界線および後境界
線の通過が感知され、これら両境界線から前記特殊加工
部分の対称線の位置を表示するという特徴を備えること
によって達成される。
さらに、本発明に基づく方法の一好的実施例は、特許
請求の範囲第２項〜第５項から明らかな特徴を付与され
る。
請求の範囲第２項〜第５項から明らかな特徴を付与され
る。
ニ．問題点を解決するための手段 本発明に従つて、前記材料ウエブを停止させることに
よつて、処理が材料ウエブ上の実際の特殊加工部分に対
して極度に小さい誤差で整合して行われ得る。処理さる
べき前記特殊加工部分を正確に感知する方法によつて、
前記特殊加工部分間のいかなる変更された、または、間
違つた距離、材料ウエブの伸び縮みまたはその他同様の
欠陥も最終の結果に影響を及ぼさない。従つて材料ウエ
ブの長手方向に不規則に配置された注出口上への例えば
カバー細長片のほとんど正確な貼付が達成され得る。
よつて、処理が材料ウエブ上の実際の特殊加工部分に対
して極度に小さい誤差で整合して行われ得る。処理さる
べき前記特殊加工部分を正確に感知する方法によつて、
前記特殊加工部分間のいかなる変更された、または、間
違つた距離、材料ウエブの伸び縮みまたはその他同様の
欠陥も最終の結果に影響を及ぼさない。従つて材料ウエ
ブの長手方向に不規則に配置された注出口上への例えば
カバー細長片のほとんど正確な貼付が達成され得る。
以下、本発明に基づく方法の一好適実施例を、発明の
理解に不可欠な細部のみを示す添付図面を参照して、よ
り詳細に説明する。
理解に不可欠な細部のみを示す添付図面を参照して、よ
り詳細に説明する。
ホ．実施例 本発明を実施するための機構は、自由に回転し得るよ
うに支持された材料ロール２から解かれる材料ウエブ１
の段階供給を目的とするものである。該材料ウエブ１は
その全長に沿つて実質的に等間隔を以て設けられる打抜
き注出口の形式にされた多数の特殊加工部分３を有す
る。用語“特殊加工部分”は、本願説明及び特許請求の
範囲において、何らかの形式のマーキング（例えば穴、
スロツト、切抜き、刻み目、または印刷マーキング）で
あつてその整合様式において該材料ウエブ１の他部分と
は相違するものを示すのに用いられる。
うに支持された材料ロール２から解かれる材料ウエブ１
の段階供給を目的とするものである。該材料ウエブ１は
その全長に沿つて実質的に等間隔を以て設けられる打抜
き注出口の形式にされた多数の特殊加工部分３を有す
る。用語“特殊加工部分”は、本願説明及び特許請求の
範囲において、何らかの形式のマーキング（例えば穴、
スロツト、切抜き、刻み目、または印刷マーキング）で
あつてその整合様式において該材料ウエブ１の他部分と
は相違するものを示すのに用いられる。
本発明を実施するための機構は、さらに、感知装置４
有する。該感知装置４は前記特殊加工部分３例えば注出
口が該感知装置４の直下を通過するような材料ウエブ１
に隣接する位置に配置される。前記感知装置４は例えば
材料ウエブ１に対して指向されそして材料ウエブ１から
注出口への遷移を記録する光電池から構成され得る。は
り合わせ包装材料において前記注出口が該材料の若干の
層を通つて延在するに過ぎない（例えば中心キヤリア層
を通過するが、プラスチツク層またはアルミフオイル層
を通過しない）場合には、感知装置４は一材料タイプか
ら他の一材料タイプへの遷移を記録する。
有する。該感知装置４は前記特殊加工部分３例えば注出
口が該感知装置４の直下を通過するような材料ウエブ１
に隣接する位置に配置される。前記感知装置４は例えば
材料ウエブ１に対して指向されそして材料ウエブ１から
注出口への遷移を記録する光電池から構成され得る。は
り合わせ包装材料において前記注出口が該材料の若干の
層を通つて延在するに過ぎない（例えば中心キヤリア層
を通過するが、プラスチツク層またはアルミフオイル層
を通過しない）場合には、感知装置４は一材料タイプか
ら他の一材料タイプへの遷移を記録する。
前記感知装置４のすぐ後には、処理装置５が配置され
る。該処理装置５は材料ウエブ１の運動経路に隣接して
位置されそして注出口と整合して材料ウエブ１上にカバ
ー細長片形式の開口装置６を貼付するようにされたユニ
ツトを有する。材料ウエブ上に様々の異なるタイプの開
口装置即ちカバー細長片を貼付する機構は当業者には周
知されており、従つてこの関連においてはさらに詳細に
は説明しない。
る。該処理装置５は材料ウエブ１の運動経路に隣接して
位置されそして注出口と整合して材料ウエブ１上にカバ
ー細長片形式の開口装置６を貼付するようにされたユニ
ツトを有する。材料ウエブ上に様々の異なるタイプの開
口装置即ちカバー細長片を貼付する機構は当業者には周
知されており、従つてこの関連においてはさらに詳細に
は説明しない。
前記感知装置１及び処理装置５の後方若干距離のとこ
ろに、材料ウエブ１の進行方向に、送りシリンダ７が配
置されており、該送りシリンダ７は、材料ウエブ１の下
に配置されるカウンタシリンダ８と共に、材料ウエブ１
と係合しそしてそれを第１図において右から左の方向へ
駆動前進させる。前記送りシリンダ７は、所望の位置に
段階的に回転自在且つロツク自在である前進駆動装置９
に駆動軸を介して結合されている。前記前進駆動装置９
は在来の電動機11によつて動力伝達装置10を介して作動
される。前記送りシリンダ７の駆動軸にはパルス発生器
が配置されており、該パルス発生器12は、前記前進駆動
装置９及び感知装置４と同様に、制御ユニツト13に電気
的に接続されている。
ろに、材料ウエブ１の進行方向に、送りシリンダ７が配
置されており、該送りシリンダ７は、材料ウエブ１の下
に配置されるカウンタシリンダ８と共に、材料ウエブ１
と係合しそしてそれを第１図において右から左の方向へ
駆動前進させる。前記送りシリンダ７は、所望の位置に
段階的に回転自在且つロツク自在である前進駆動装置９
に駆動軸を介して結合されている。前記前進駆動装置９
は在来の電動機11によつて動力伝達装置10を介して作動
される。前記送りシリンダ７の駆動軸にはパルス発生器
が配置されており、該パルス発生器12は、前記前進駆動
装置９及び感知装置４と同様に、制御ユニツト13に電気
的に接続されている。
本発明を実施するための機構は多数の案内ローラ14を
有し、これら案内ローラ14は、図示されていない案内レ
ール及びその他案内要素と協働して、前記材料ウエブ１
を案内して本装置を通過させる。さらに、駆動シリンダ
15が材料ロール２から前記材料ウエブ１を、前記送りシ
リンダ７の補助によつて本発明に基づく機構を通過する
材料ウエブ１の間欠駆動前進が材料ロール２の慣性によ
つて影響されないように調時された状態で解くために設
けられている。本発明に基づく機構によつて処理されつ
つある材料ウエブ１の部分は、二つの材料ルーブ16によ
つて材料ウエブ１の残余部分から孤立せしめられる。前
記材料ループの長さは機械的にまたは図示されない光電
池によつて検知されそして材料ウエブ１の孤立部分の前
後において材料ウエブの送りを制御する。このこともま
た従来通りであり、当業者には周知されている。従つ
て、これ以上詳細には説明しない。
有し、これら案内ローラ14は、図示されていない案内レ
ール及びその他案内要素と協働して、前記材料ウエブ１
を案内して本装置を通過させる。さらに、駆動シリンダ
15が材料ロール２から前記材料ウエブ１を、前記送りシ
リンダ７の補助によつて本発明に基づく機構を通過する
材料ウエブ１の間欠駆動前進が材料ロール２の慣性によ
つて影響されないように調時された状態で解くために設
けられている。本発明に基づく機構によつて処理されつ
つある材料ウエブ１の部分は、二つの材料ルーブ16によ
つて材料ウエブ１の残余部分から孤立せしめられる。前
記材料ループの長さは機械的にまたは図示されない光電
池によつて検知されそして材料ウエブ１の孤立部分の前
後において材料ウエブの送りを制御する。このこともま
た従来通りであり、当業者には周知されている。従つ
て、これ以上詳細には説明しない。
第１図から明らかであるように、前記感知装置４は、
材料ウエブ１の運動方向に見たとき、処理装置５の少し
前方に配置されている。より詳細に述べると、前記感知
装置４の光電池と処理装置５の細長片貼付位置との間の
距離は、前記材料ウエブ１の注出口の連続する２個の特
殊加工部分３間の距離よりも小さい。
材料ウエブ１の運動方向に見たとき、処理装置５の少し
前方に配置されている。より詳細に述べると、前記感知
装置４の光電池と処理装置５の細長片貼付位置との間の
距離は、前記材料ウエブ１の注出口の連続する２個の特
殊加工部分３間の距離よりも小さい。
本発明を実施するための機構が、材料ウエブ１の注出
口上に整合する引きはがしカバー細長片形式の開口装置
６を貼付するため、本発明に基づく方法に従つて使用さ
れるとき、前記材料ウエブ１は駆動シリンダ15及びそれ
と協働する案内ローラ14の作用によつて材料ロール２か
ら解かれる。前記駆動シリンダ15の駆動は、それに隣接
して配置されそして光電池（図示せず）によつて読取ら
れる前記材料ループ16の長さに基づいて在来の方式で制
御される。前記材料ループ16からの、本発明を実施する
ための機構を通過する材料ウエブ１の送りは、材料を段
階的に前進させる前記送りシリンダ７によつて実行され
る。まず、参考となる方法（本発明の実施例ではない）
について述べると、前記送りシリンダ７は、前記感知装
置４がその光電池によつて材料ウエブ１における注出口
の存在を感知しそしてそのことを制御ユニツト13へ信号
するまで、前記包装用の材料ウエブ１を第２図において
右から左へ駆動する。前記感知装置４の光電池は、包装
材料から注出口への遷移における光りの差を感知し、そ
して、かようにして、第２図に参照番号18によつて示さ
れるごとく、材料ウエブ１の送り方向において見たとき
の前記注出口の前縁を表示する。発生されたパルスは制
御ユニツト13のパルスカウンタを始動させ、該パルスカ
ウンタは、前記送りシリンダ７の回転につれて前記パル
ス発生器12から連続的に到達するパルス20を数え始め
る。前記感知装置４と処理装置５との間の距離に相当す
る送り長さと同等である規定パルス数の後、前記制御ユ
ニツト13は信号21を前記駆動装置９へ送り、該前進駆動
装置９は前記送りシリンダ７の回転を直接に中断してそ
れをその回転位置においてロツクする。感知された注出
口は、この時点において、処理装置５の細長片貼付点の
直下に在り、そしてカバー細長片が前記注出口上の正確
な位置に貼付され得る。貼付が完了されると同時に、前
記送りシリンダ７は再始動され、そして前記手順が反復
される。
口上に整合する引きはがしカバー細長片形式の開口装置
６を貼付するため、本発明に基づく方法に従つて使用さ
れるとき、前記材料ウエブ１は駆動シリンダ15及びそれ
と協働する案内ローラ14の作用によつて材料ロール２か
ら解かれる。前記駆動シリンダ15の駆動は、それに隣接
して配置されそして光電池（図示せず）によつて読取ら
れる前記材料ループ16の長さに基づいて在来の方式で制
御される。前記材料ループ16からの、本発明を実施する
ための機構を通過する材料ウエブ１の送りは、材料を段
階的に前進させる前記送りシリンダ７によつて実行され
る。まず、参考となる方法（本発明の実施例ではない）
について述べると、前記送りシリンダ７は、前記感知装
置４がその光電池によつて材料ウエブ１における注出口
の存在を感知しそしてそのことを制御ユニツト13へ信号
するまで、前記包装用の材料ウエブ１を第２図において
右から左へ駆動する。前記感知装置４の光電池は、包装
材料から注出口への遷移における光りの差を感知し、そ
して、かようにして、第２図に参照番号18によつて示さ
れるごとく、材料ウエブ１の送り方向において見たとき
の前記注出口の前縁を表示する。発生されたパルスは制
御ユニツト13のパルスカウンタを始動させ、該パルスカ
ウンタは、前記送りシリンダ７の回転につれて前記パル
ス発生器12から連続的に到達するパルス20を数え始め
る。前記感知装置４と処理装置５との間の距離に相当す
る送り長さと同等である規定パルス数の後、前記制御ユ
ニツト13は信号21を前記駆動装置９へ送り、該前進駆動
装置９は前記送りシリンダ７の回転を直接に中断してそ
れをその回転位置においてロツクする。感知された注出
口は、この時点において、処理装置５の細長片貼付点の
直下に在り、そしてカバー細長片が前記注出口上の正確
な位置に貼付され得る。貼付が完了されると同時に、前
記送りシリンダ７は再始動され、そして前記手順が反復
される。
以上説明された工程において、光電池は送り方向に見
たとき注出口の前縁即ち境界線を感知するのに使用され
た。換言すると、光電池は包装材料から注出口までの遷
移における光度の変化を記録した。これは、前記注出口
の端縁が直線でありそして材料ウエブの端縁に対して、
即ち材料ウエブ１の送り方向に対して、直角に位置され
る場合には満足される結果を生じる。しかし、もし前記
注出口が円形または楕円形であるか、または材料ウエブ
１の長手方向に対して直角でない直線端縁を有するなら
ば、材料ウエブの横位置は感知結果にとつて重大であ
る。
たとき注出口の前縁即ち境界線を感知するのに使用され
た。換言すると、光電池は包装材料から注出口までの遷
移における光度の変化を記録した。これは、前記注出口
の端縁が直線でありそして材料ウエブの端縁に対して、
即ち材料ウエブ１の送り方向に対して、直角に位置され
る場合には満足される結果を生じる。しかし、もし前記
注出口が円形または楕円形であるか、または材料ウエブ
１の長手方向に対して直角でない直線端縁を有するなら
ば、材料ウエブの横位置は感知結果にとつて重大であ
る。
しかし、本発明に基づく方法によつて、単に、前記特
殊加工部分または不規則形状の注出口が材料ウエブ１の
端縁に対し直角の対称線を有する（このことは実際上注
出口において極めてしばしば見られる実態である）こと
を条件として、前記のような場合においても優れた正確
性を保証することが可能である。本発明に基づく方法の
実施例においては、前記光電池は、注出口の前縁の位置
を読取るだけでなく、同時に、材料ウエブ１の送り方向
に見たときの注出口の後縁の位置をも読取る。穴の幅は
これによつてパルスの個数として記憶され、そしてこの
個数の半分が各端縁から注出口の対称線までの距離を表
す。かくのごとく、対称線は大きな信頼度および正確度
を以て注出口の形状及び材料ウエブの横位置と無関係に
該注出口の位置を示す。
殊加工部分または不規則形状の注出口が材料ウエブ１の
端縁に対し直角の対称線を有する（このことは実際上注
出口において極めてしばしば見られる実態である）こと
を条件として、前記のような場合においても優れた正確
性を保証することが可能である。本発明に基づく方法の
実施例においては、前記光電池は、注出口の前縁の位置
を読取るだけでなく、同時に、材料ウエブ１の送り方向
に見たときの注出口の後縁の位置をも読取る。穴の幅は
これによつてパルスの個数として記憶され、そしてこの
個数の半分が各端縁から注出口の対称線までの距離を表
す。かくのごとく、対称線は大きな信頼度および正確度
を以て注出口の形状及び材料ウエブの横位置と無関係に
該注出口の位置を示す。
実際において、本発明に基づく方法のこの実施例は、
感知装置４が注出口（またはその他の特殊加工部分）
の、材料ウエブ１の送り方向に見たときの前縁を記録す
るとき、制御ユニツト13のパルスカウンタが始動される
ことによつて極めて簡単に実行される。しかし、第２の
端縁も記録されるときまでは、前記パルスカウンタは単
に一つおきにパルスを数え、そのあと、規定パルス数が
数えられて制御ユニツトが材料ウエブ１の送りを中断す
るまでは、各パルスを数える。単に一つおきにパルスを
数えることによつて、特殊加工部分３の長さの半分が記
録され、従つて、これは実際上注出口の対称線における
カウントダウンの開始に相当し、それによつて、規定パ
ルス数のあと、感知の瞬間における注出口の不規則形状
または包装用材料ウエブの横位置と無関係に、正確な位
置において材料ウエブの送りを中断することが可能にさ
れる。
感知装置４が注出口（またはその他の特殊加工部分）
の、材料ウエブ１の送り方向に見たときの前縁を記録す
るとき、制御ユニツト13のパルスカウンタが始動される
ことによつて極めて簡単に実行される。しかし、第２の
端縁も記録されるときまでは、前記パルスカウンタは単
に一つおきにパルスを数え、そのあと、規定パルス数が
数えられて制御ユニツトが材料ウエブ１の送りを中断す
るまでは、各パルスを数える。単に一つおきにパルスを
数えることによつて、特殊加工部分３の長さの半分が記
録され、従つて、これは実際上注出口の対称線における
カウントダウンの開始に相当し、それによつて、規定パ
ルス数のあと、感知の瞬間における注出口の不規則形状
または包装用材料ウエブの横位置と無関係に、正確な位
置において材料ウエブの送りを中断することが可能にさ
れる。
光電池による欠陥記録が最終結果に影響を及ぼさない
ことを保証するために、本発明に基づく方法のもう一つ
の修正実施例が使用され得る。この実施例では、２個の
カウンタが使用され、何れも注出口の前縁によつて始動
される。第１のカウンタはパルス発生器からパルスを単
に一つおきに数え、光電池からのどんなそれ以上の信号
によつても影響されない。光電池からの各後続信号にお
いて、第１のカウンタの値はレジスタ内に記憶され、そ
して第２のカウンタがゼロにセツトされるが、そのあと
直ちに始動される。最後の光電池信号の後、第１のカウ
ンタのレジスタは、パルス数で表される注出口の半幅を
表示し、そして第２のカウンタのレジスタはウエブ送り
方向に見たときの注出口の後縁からの距離を表示する。
注出口全体が確実に通過したことを意味するものとして
知られる値に第１のカウンタが到達したとき、該第１の
カウンタのレジスタにおける値は、材料ウエブ１の送り
が中断さるべき点での規定値に加えられる。この値に等
しいパルス数に第２のカウンタが達したとき、ウエブの
送りは中断される。
ことを保証するために、本発明に基づく方法のもう一つ
の修正実施例が使用され得る。この実施例では、２個の
カウンタが使用され、何れも注出口の前縁によつて始動
される。第１のカウンタはパルス発生器からパルスを単
に一つおきに数え、光電池からのどんなそれ以上の信号
によつても影響されない。光電池からの各後続信号にお
いて、第１のカウンタの値はレジスタ内に記憶され、そ
して第２のカウンタがゼロにセツトされるが、そのあと
直ちに始動される。最後の光電池信号の後、第１のカウ
ンタのレジスタは、パルス数で表される注出口の半幅を
表示し、そして第２のカウンタのレジスタはウエブ送り
方向に見たときの注出口の後縁からの距離を表示する。
注出口全体が確実に通過したことを意味するものとして
知られる値に第１のカウンタが到達したとき、該第１の
カウンタのレジスタにおける値は、材料ウエブ１の送り
が中断さるべき点での規定値に加えられる。この値に等
しいパルス数に第２のカウンタが達したとき、ウエブの
送りは中断される。
上記方法は、また、前記カウンタがカウントダウンシ
ーケンスにおける所望パルス数、即ち注出口の前縁から
材料ウエブの停止位置までのパルス数、に初めからセツ
トされる方式でも実施され得る。その後、両カウンタが
注出口の前縁において始動されそしてパルスを設定値か
ら減じ、前と同様に、第１のカウンタは単に一つおきに
パルスを数える。光電池からのその後の各信号におい
て、値は第１のカウンタにおいて計数される。最後の可
能光電池信号の後、即ち注出口の後縁において、第２の
カウンタの値は注出口の半幅に相当するパルス数だけ減
じられており、そして該カウンタがゼロまでカウントダ
ウンされたとき、材料ウエブの停止位置が到達される。
ーケンスにおける所望パルス数、即ち注出口の前縁から
材料ウエブの停止位置までのパルス数、に初めからセツ
トされる方式でも実施され得る。その後、両カウンタが
注出口の前縁において始動されそしてパルスを設定値か
ら減じ、前と同様に、第１のカウンタは単に一つおきに
パルスを数える。光電池からのその後の各信号におい
て、値は第１のカウンタにおいて計数される。最後の可
能光電池信号の後、即ち注出口の後縁において、第２の
カウンタの値は注出口の半幅に相当するパルス数だけ減
じられており、そして該カウンタがゼロまでカウントダ
ウンされたとき、材料ウエブの停止位置が到達される。
以上説明された２個のカウンタによる方法は、注出口
とその周囲包装材料との間のコントラストが余りにも弱
くて注出口の通過時に光電池から過誤信号が生じる恐れ
がある場合に特に好適である。最後の光電池信号（それ
は、従つて、注出口の後縁から発生されなくてならな
い）が確実に記録された後にのみ、受取られたパルス
は、規定パルス数とともに、材料ウエブの送りが中断さ
るべき点を示すのに用いられ、そしてこの方法は、従つ
て、困難な状況下においても完全に信頼され得る結果を
提供する。しかしこの場合には、幾つかのカウンタおよ
び追加の電子装置を使用してより大きい技術的努力が必
要とされ、従つてこの方法は他の方法では過誤の生じる
恐れが容認しがたいほどに大きくなる場合においてのみ
使用さるべきである。
とその周囲包装材料との間のコントラストが余りにも弱
くて注出口の通過時に光電池から過誤信号が生じる恐れ
がある場合に特に好適である。最後の光電池信号（それ
は、従つて、注出口の後縁から発生されなくてならな
い）が確実に記録された後にのみ、受取られたパルス
は、規定パルス数とともに、材料ウエブの送りが中断さ
るべき点を示すのに用いられ、そしてこの方法は、従つ
て、困難な状況下においても完全に信頼され得る結果を
提供する。しかしこの場合には、幾つかのカウンタおよ
び追加の電子装置を使用してより大きい技術的努力が必
要とされ、従つてこの方法は他の方法では過誤の生じる
恐れが容認しがたいほどに大きくなる場合においてのみ
使用さるべきである。
ヘ．発明の効果 感知装置４のパルス19と送り停止信号21との間の距離
は制御ユニツト13のパルスカウンタのパルスの所望数を
設定することによつて変更され得る。従つて、貼付位置
の微調整は電子的に達成され、そして感知装置４の物理
的位置を調節する必要は全く生じない。従つて、これに
よつて機構の精密性並びに耐久性が向上される。カバー
細長片で掩閉さるべき注出口の正確な位置において感知
が行われることによつて、従来知られている機構と比較
して、正確度が極めて明瞭に増加され、このことは、一
方において、誤貼付の恐れが防止されることを意味し、
他方において、公差が従来よりも小さくされ得、従つ
て、カバー細長片の寸法が減じられて材料の消費がより
少なくされ得ることを意味する。掩閉さるべき実際の注
出口を感知する本発明の原理によつて、注出口間に異な
る名目距離を有する材料ウエブ間において修正を行う場
合の再設定もすべて回避される。言うまでもなく、あら
かじめ材料ウエブ上に設けられた特殊加工部分と整合し
て実行さるべきあらゆるタイプの処理作業に使用され得
る本発明に基づく方法は、実用テストにおいて、そして
超高性能包装機械において、長時間運転間に良好に機能
することを証明した。
は制御ユニツト13のパルスカウンタのパルスの所望数を
設定することによつて変更され得る。従つて、貼付位置
の微調整は電子的に達成され、そして感知装置４の物理
的位置を調節する必要は全く生じない。従つて、これに
よつて機構の精密性並びに耐久性が向上される。カバー
細長片で掩閉さるべき注出口の正確な位置において感知
が行われることによつて、従来知られている機構と比較
して、正確度が極めて明瞭に増加され、このことは、一
方において、誤貼付の恐れが防止されることを意味し、
他方において、公差が従来よりも小さくされ得、従つ
て、カバー細長片の寸法が減じられて材料の消費がより
少なくされ得ることを意味する。掩閉さるべき実際の注
出口を感知する本発明の原理によつて、注出口間に異な
る名目距離を有する材料ウエブ間において修正を行う場
合の再設定もすべて回避される。言うまでもなく、あら
かじめ材料ウエブ上に設けられた特殊加工部分と整合し
て実行さるべきあらゆるタイプの処理作業に使用され得
る本発明に基づく方法は、実用テストにおいて、そして
超高性能包装機械において、長時間運転間に良好に機能
することを証明した。
第１図は、注出口を設けられた包装材料ウエブに開口装
置を貼付するのに使用されるとき設計され得る本発明を
実施するための機構の斜視図である。 第２図は参考となる方法を示す概略図である。 図面上、１……材料ウエブ、３……特殊加工部分、４…
…感知装置、５……処理装置、６……開口装置、７……
送りシリンダ、９……前進駆動装置、11……電動機、12
……パルス発生器、13……制御ユニツト、15……駆動シ
リンダ、16……材料ループ、18……前縁、19,20……パ
ルス、21……信号
置を貼付するのに使用されるとき設計され得る本発明を
実施するための機構の斜視図である。 第２図は参考となる方法を示す概略図である。 図面上、１……材料ウエブ、３……特殊加工部分、４…
…感知装置、５……処理装置、６……開口装置、７……
送りシリンダ、９……前進駆動装置、11……電動機、12
……パルス発生器、13……制御ユニツト、15……駆動シ
リンダ、16……材料ループ、18……前縁、19,20……パ
ルス、21……信号
Claims (5)
- 【請求項１】不規則形状の特殊加工部分（３）が設けら
れた材料ウエブ（１）段階的送り及び処理において、前
記特殊加工部分（３）が処理装置（５）の所定位置にあ
る時に前記材料ウエブ（１）を停止させる方法におい
て、 前記特殊加工部分（３）の、送り方向に見たときの前境
界線および後境界線の通過が感知され、これら両境界線
から前記特殊加工部分（３）の対称線の位置を表示する
ことを特徴とする方法。 - 【請求項２】上記感知によりカウントダウンシーケンス
を開始させ、このカウントダウンシーケンスの終りにお
いて材料ウエブの送りが中断される、特許請求の範囲第
１項記載の方法。 - 【請求項３】前記カウントダウンシーケンスの長さが調
節されるようになっている、特許請求の範囲第２項記載
の方法。 - 【請求項４】前記カウントダウンシーケンスは、前記ウ
エブの送り方向に見て、前記不規則形状の特殊加工部分
（３）の前境界線が感知された時に開始される、特許請
求の範囲第２項又は第３項記載の方法。 - 【請求項５】前記カウントダウンシーケンスは、前記ウ
エブの送り方向に見て、実際に前記不規則形状の特殊加
工部分（３）の前境界線が記録された時に開始し、前記
特殊加工部分（３）の後境界線も記録された時点まで前
記カウントダウンシーケンスの一つおきのパルスのみが
記録され、その後所定数のパルス数が数え上げられるま
で各パルスが数えられて、前記ウエブ（１）の送りが中
断される、特許請求の範囲第２項から第４項までのいず
れか１つに記載の方法。
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|---|---|---|---|
| SE86003654 | 1986-01-28 | ||
| SE8600365A SE8600365L (sv) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | Sett och anordning for frammatning av en materialbana |
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|---|---|
| JPS62215456A JPS62215456A (ja) | 1987-09-22 |
| JP2532431B2 true JP2532431B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=20363251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (12)
| Country | Link |
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| US (1) | US4782987A (ja) |
| EP (1) | EP0230986B1 (ja) |
| JP (1) | JP2532431B2 (ja) |
| KR (1) | KR920005841B1 (ja) |
| CN (1) | CN1017695B (ja) |
| AT (1) | ATE70795T1 (ja) |
| AU (1) | AU585121B2 (ja) |
| BR (1) | BR8700555A (ja) |
| CA (1) | CA1295639C (ja) |
| DE (1) | DE3775421D1 (ja) |
| ES (1) | ES2027233T3 (ja) |
| SE (1) | SE8600365L (ja) |
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| US5000725A (en) * | 1988-11-07 | 1991-03-19 | Fmc Corporation | Bi-directional registration of servo indexed webs |
| JPH02137379U (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-15 | ||
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| SG66765A1 (en) * | 1993-12-02 | 2001-01-16 | Heraeus Gmbh W C | Process and apparatus for producing a laminate |
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| CN114728484A (zh) * | 2019-11-13 | 2022-07-08 | 利乐拉瓦尔集团及财务有限公司 | 用于将开口装置施加于包装材料的卷材的单元和方法 |
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1987
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