JP2532365Y2 - 回転軸用ダンパ - Google Patents

回転軸用ダンパ

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JP2532365Y2 JP1988051970U JP5197088U JP2532365Y2 JP 2532365 Y2 JP2532365 Y2 JP 2532365Y2 JP 1988051970 U JP1988051970 U JP 1988051970U JP 5197088 U JP5197088 U JP 5197088U JP 2532365 Y2 JP2532365 Y2 JP 2532365Y2
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    • F16F15/315Flywheels characterised by their supporting arrangement, e.g. mountings, cages, securing inertia member to shaft
    • F16F15/3153Securing inertia members to the shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用ドライブシャフト等の回転軸に装着
されるマスダンパなどのダイナミックダンパに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、駆動系の振動・騒音を低減する目的で、ドライ
ブシャフト等の回転軸にマスダンパを装着する構成がと
られている(例えばFORD FIESTA WORKSHOP MANUAL′83.
7)。このマスダンパは、第9図に示す通り2分割され
た各ダンパ部片2、2は回転軸1を挟持するように組み
つけられ、ボルト3、ナット4にて締付け、ダンパ部片
2の内周面5を回転軸1に接触させて、この接触部分の
摩擦力でマスダンパが回転軸1に保持されるようになっ
ている。なお、ダンパ部片2の内周面5は断面V字状に
なっている。又、その他の従来技術として、第10図に示
すようにダンパ部片2の内周面5が回転軸1の表面に沿
った円筒面としたものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した構成のダンパにおいては、ト
ルク伝達時に、回転軸1が捩られ、この際ダンパ部片2
の内周面5と回転軸1間で相対変位(相対滑り)が発生
し、これが繰り返されフレッティングが発生するという
問題があった。
従って、本考案の技術的課題は、トルク伝達時に回転
軸が捩られた場合の、ダンパ部片の内周面と回転軸間の
相対変位(滑り)を微少に抑えることにより、フレッテ
ィングの発生を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案は、上述の課題を解決するために、駆動
力を伝達する回転軸の外周面に面接触して嵌合させられ
ることにより摩擦力によって取り付けられる取付部と、
該取付部と一体でありかつ前記回転軸に非接触のマス部
本体とを有する回転軸用ダンパにおいて、前記取付部と
マス部本体とが共に金属によって形成するとともに、そ
の取付部の捩り剛性がマス部本体の捩り剛性よりも小さ
く形成したことを特徴とするものである。
また請求項2の考案は、請求項1に記載した構成に加
えて、前記回転軸の前記取付部が嵌合させられている箇
所に連続して該箇所より外径の小さい小径軸部を前記回
転軸に形成したことを特徴とするものである。
また請求項3に記載した考案は、駆動力を伝達する回
転軸の外周面に面接触して嵌合させられることにより摩
擦力によって取り付けられる取付部と、該取付部と一体
でありかつ前記回転軸に非接触のマス部本体とを有する
回転軸用ダンパにおいて、前記取付部とマス部本体とが
共に金属によって形成されるとともに、その取付部の捩
り剛性がマス部本体の捩り剛性よりも小さく形成され、
さらにマス部本体が、前記取付部に連結された箇所から
軸線方向に延出した箇所を有し、該軸線方向に延出した
箇所の内周面が、前記取付部に連結された箇所から離れ
るに従って内径の増大するテーパ面とされていることを
特徴とするものである。
さらに請求項4に記載した考案は、駆動力を伝達する
回転軸の外周面に面接触して嵌合させられる取付部と、
該取付部と一体でありかつ前記回転軸に非接触のマス部
本体とを有する回転軸用ダンパにおいて、前記取付部と
マス部本体とが共に金属によって形成されるとともに、
その取付部の捩り剛性がマス部本体の捩り剛性よりも小
さく形成され、さらに前記回転軸の前記取付部が嵌合さ
せられている箇所に連続して該箇所より外径の小さい小
径軸部が前記回転軸に形成されるとともに、前記マス部
本体が、前記取付部に連結された箇所から軸線方向に延
出した箇所を有し、該軸線方向に延出した箇所の内周面
が、前記取付部に連結された箇所から離れるに従って内
径の増大するテーパ面とされていることを特徴とするも
のである。
そして請求項5に記載したようにこの考案では、前記
取付部の回転軸側の内面の軸線方向の長さを、前記回転
軸の該取付部に接触する箇所の軸線方向の長さより長く
形成して、取付部の内周面の少なくとも一端部が回転軸
に対して非接触とすることができる。
〔作用〕
したがって請求項1の考案によれば、回転軸の回転数
の変化などによって回転軸に捩りトルクが作用すると、
マス部本体およびこれと一体の取付部とが、その慣性力
よってトルク変化を抑制するように作用し、その結果、
回転軸とこれに取り付けたダンパとの間に捩り力が生じ
る。その場合、ダンパにおける取付部の捩り剛性が低い
ために、この取付部に捩り変形が生じ、ダンパに作用す
るトルクが捩り変形によって吸収される。そのため、ダ
ンパと回転軸とが摩擦力にって嵌合固定されているとし
ても、両者の間の微小な滑りが防止される。これは、回
転軸に作用するトルクが繰り返し変動する場合も同様で
あり、したがってダンパと回転軸との間の微小な滑りが
繰り返されることがなく、その結果、フレッティング摩
耗を有効に防止することができる。
また請求項2の考案では、これに加えて、回転軸に捩
りトルクが作用すると、ダンパを嵌合させてある箇所に
隣接する小径の部分に捩りが生じ、回転軸の僅かな捩り
変形によってトルクを吸収する。そのため回転軸とダン
パと間の相対的な滑りが更に効果的に防止もしくは抑制
され、回転軸とこれに接触する取付部とが共に金属製で
あっても、フレッティング摩耗を有効に防止することが
できる。
また請求項3の考案では、ダンパと回転軸とが面接触
していて両者の相対的な滑りによってフレッティング摩
耗が生じる可能性のある状態であっても、取付部の捩り
によってトルクが吸収されて回転軸とダンパとの相対的
な滑りが抑制され、その結果、フレッティング摩耗を効
果的に防止でき、さらにマス部本体の内周側に泥水など
が浸入しても、その部分かテーパ状に形成されているの
で、遠心力によってマス部本体の端部側に効果的に排出
することができる。
さらに請求項4の考案では、小径部の捩り変形による
トルクの吸収ならびにそれに伴う相対滑りの抑制による
フレッティング摩耗の防止作用と、テーパ面による泥水
などの排除作用とを得ることができる。
そして請求項5に記載したように構成することによ
り、取付部のエッジ部が回転軸の外周面に接触しないの
で、回転軸とダンパとの相対的な滑りに起因するフレッ
ティング摩耗の防止作用がより積極的に生じる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、以下の実施例は車両用ドライブシャフトにマ
スダンパを取付けた構造の場合である。
第7図にその全体図を示す。5はエンジン、6は変速
機、7はディファレンシャルである。このディファレン
シャル7は、車両の幅方向中心よりも片側に偏倚した位
置に設けられている。ディファレンシャル7と左右輪
8、8とは回転軸(ドライブシャフト)1a、1bにて動力
伝達可能に連結されている。右側の回転軸1aと左側の回
転軸1bとは異なった長さとなっている。いわゆる不等長
となっている。この実施例では右側の回転軸1aが左側の
回転軸1bより長くなっている。マスダンパは、振動が問
題となる長い方の右側の回転軸1aに取付けられている。
その取付位置は、回転軸1aの略中央位置となっており、
マスダンパは2個のダンパ部片2、2から構成されてい
る。
第1図は、ダンパの装着図、第2図は半裁断面図を示
す。
2個のダンパ部片2、2が回転軸1を挟持するように
組付けられ、ボルト3、ナット4にて締付けられ固定さ
れている。各ダンパ部片2、2は、回転軸1への取付部
2aとマス部本体2bとが一体的に構成され、取付部2aに
て、ボルト3、ナット4により回転軸1に取付けられて
いる。
取付部2aはマス部本体2bよりも肉厚が薄い薄板状に形
成されており、回転軸のもつ捩れ剛性よりも小さい捩れ
剛性とすることにより、回転軸へ追従しての弾性変形が
容易となる低剛性とされている。なお、回転軸1及びダ
ンパ部片2の材質は、例えば回転軸1には機械構造用炭
素鋼を、ダンパ部片2には球状黒鉛鋳鉄を使用する。
又、ダンパ部片2の取付部2aの内周の回転軸1への当
接面の幅Lは、回転軸1における大径部11の幅lよりも
大きく形成されており、取付けられた状態で、取付部2a
の内周の当接面の軸方向両端部に、回転軸1における大
径部11と接触しない非接触部が形成されるようになって
いる。
マス部本体2bの内周面と、回転軸1の外周面との間に
は、間隙Sが形成されている。
第3図ないし第5図は、ダンパ部片を示す。第3図は
側面図、第4図は正面図、第5図は平面図である。な
お、ここでは、2個のダンパ部片のうち1個のダンパ部
片のみを示した。
ダンパ部片2の取付部2aは、薄板状をなしており、回
転軸1へダンパ部片2を固定するための固定ボルト3
(第5図参照)が挿通される孔3aが設けられている。ダ
ンパ部片2は、取付部2aの内周面21が回転軸1の表面に
接触することにより支持され、マス部本体2bによりマス
効果を生じさせる。マス部本体の内周面22は、取付部2a
の内周面21よりも内径が大きくなっており、ダンパ部片
2が回転軸1に取付けられた際、マス部本体2bと回転軸
1間に間隙S(第2図参照)が設定される様に形成され
ている。なお、内周面22を取付部2aから離れる方向に向
かって徐々に内径が大きくなるテーパ形状に形成されて
いる。
第6図は回転軸を示し、ダンパが取付けられる部分の
拡大図を示す。
回転軸1aにおけるダンパの取付部には、ダンパ部片2
の取付部2aの内周面21と接触する大径部11と、この大径
部11の両側に小径部12が形成されている。小径部12は機
械加工(施盤等)により形成される。
この実施例は、ダンパ部片2の取付部2aが低剛性の薄
板状であり、かつ、マス部本体2bと回転軸1間に間隙が
形成されていることにより、トルク伝達時に回転軸1に
捩りが生じたとしても、マス部本体2bと回転軸は非接触
状態であるので相対滑りは発生しない。又、ダンパ部片
2の取付部2aと回転軸1との接触部においては、回転軸
1の捩れ変形に追従して低剛性の取付部2aも変形するた
め両者間の相対滑りが微少に抑えられる。従ってフレッ
ティングの発生を防止することができる。
なお、ダンパ部片2の取付部2aの内周の回転軸1への
当接面の幅Lが、回転軸1における大径部11の幅よりも
大きく形成されていることにより、ダンパ部片2の取付
部2aのエッジ部(コーナ部)が回転軸1に接触しないた
め、フレッティングに対する効果はさらに助長される。
更に、この実施例においては、回転軸1におけるダン
パ部片2の取付部近傍に小径部12が形成されていること
により効果が顕著である。すなわち、トルク伝達時の回
転軸1の捩れ変形は捩り剛性の低い小径部12で変形し吸
収されるため、大径部11(ダンパ部片2の取付部2aとの
接触部)での捩れ変形はより小さくなる。したがって、
取付部2aでの変形吸収も小さくて済み、容易に追従させ
ることができ確実にフレッティングの発生を防止するこ
とができる。
又、この実施例ではダンパ部片2のマス部本体2bの内
周面22の形状がテーパ形状に形成されていることによ
り、マス部本体2bと回転軸1間の間隙Sに、仮に、泥
水、石等の異物が侵入したとしても遠心力の作用により
異物をテーパ形状に沿って外部へ放出することができ
る。この結果摩耗や腐食を抑制することができ、ダンパ
および回転軸の耐久性を向上させることができる。
以上、本考案を特定の実施例について詳細に説明した
が、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、
実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の実施態様
が考えられるものである。
上記実施例においては、マス部本体2bと回転軸1の間
にのみ間隙Sが形成されているが、この間隙が取付部2a
の半分くらいまで延長形成されていてもよい。この場合
には、取付部2aがより弾性変形しやすくなり、回転軸1
の捩れ変形に対する追従性がよくなる。
又、回転軸1におけるダンパの取付部近傍に形成され
ている小径部12はかならずしも必要ではなく、単なる同
径のシャフトでも、又片側のみ小径部12を形成した場合
においても十分効果を満たすものである。
更に、ダンパ部片2の取付部2aとマス部本体2bは隣接
して形成されているが、第8図に示すように、取付部2a
の径方向外側にマス部本体2bが位置するように形成して
もよい。この場合、マス部本体2bの回転軸に対向する内
周面は、上記実施例と同様にテーパ形状とされる。
なお、上記実施例はマスダンパの場合について説明し
たが、回転軸への取付部位を有するダイナミックダンパ
であれば、他の構造のダイナミックダンパにも適用する
ことができる。
〔考案の効果〕
以上のように、請求項1の考案によれば、面接触させ
た嵌合させることにより摩擦力によって相互に固定して
ある回転軸とダンパとの間の滑りが、ダンパにおける取
付部の捩り剛性を低くしてこの部分の捩り変形でトルク
を吸収することにより防止でき、したがって互いに金属
製であり、かつ面接触による摩擦力で取り付けた回転軸
とダンパとの間のフレッティング摩耗を有効に防止する
ことができる。
また請求項2の考案では、ダンパを取り付けた箇所に
隣接して回転軸に小径部を形成したので、この小径部で
の捩り変形によってもトルクが吸収され、その結果、ダ
ンパを面接触させて嵌合させてある箇所での捩り変形を
抑制でき、それに伴い回転軸とダンパとの相対的な滑り
やそれに起因するフレッティング摩耗を効果的に防止
し、回転軸やダンパの耐久性を向上させることができ
る。
また請求項3の考案では、回転軸とダンパとの間に浸
入した泥水などをテーパ面によって効果的に排出できる
ので、腐食や摩耗を防止して、回転軸およびダンパの耐
久性を向上させることができる。
さらに請求項4の考案では、上述した小径部の捩り変
形によるフレッティング摩耗の防止効果およびテーパ面
による泥水などの排除による摩耗などの防止効果を共に
得ることができる。
そして請求項5に記載したように構成することによ
り、取付部のエッジ部が回転軸の外周面に接触して滑る
ことを防止し、その結果、耐フレッティング摩耗性を向
上させ、ダンパおよび回転軸の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の第1実施例を示し、第1
図はダンパ部片の組立斜視図、第2図はダンパ部片の半
裁組立断面図、第3図はダンパ部片の側面図、第4図は
ダンパ部片の正面図、第5図はダンパ部片の平面図、第
6図は回転軸のダンパ部片取付部拡大図、第7図はFF車
のドライブシャフトの関係を示す車両前部の全体図、第
8図は本考案の第2実施例でダンパ部片の半裁組立断面
図、第9図は第1の従来構造を示し、第9図(a)はダ
ンパ部片の組立斜視図、第9図(b)はダンパ部片単品
の斜視図、第10図は第2の従来構造を示し、第10図
(a)はダンパ部片の組立斜視図、第10図(b)はダン
パ部片単品の斜視図である。 1a、1b……回転軸 11……大径部 12……小径部 2……ダンパ部片 2a……取付部 2b……マス部本体 21……取付部内周面 22……マス部本体内周面 3……ボルト 3a……ボルト挿通孔 4……ナット 5……エンジン 6……変速機 7……ディファレンシャル 8……車輪 l……間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−201937(JP,U) 実開 昭60−4764(JP,U) 実開 昭63−25849(JP,U)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動力を伝達する回転軸の外周面に面接触
    して嵌合させられることにより摩擦力によって取り付け
    られる取付部と、該取付部と一体でありかつ前記回転軸
    に非接触のマス部本体とを有する回転軸用ダンパにおい
    て、 前記取付部とマス部本体とが共に金属によって形成され
    るとともに、その取付部の捩じり剛性がマス部本体の捩
    じり剛性よりも小さく形成されていることを特徴とする
    回転軸用ダンパ。
  2. 【請求項2】駆動力を伝達する回転軸の外周面に面接触
    して嵌合させられることにより摩擦力によって取り付け
    られる取付部と、該取付部と一体でありかつ前記回転軸
    に非接触のマス部本体とを有する回転軸用ダンパにおい
    て、 前記取付部とマス部本体とが共に金属によって形成され
    るとともに、その取付部の捩り剛性がマス部本体の捩り
    剛性よりも小さく形成され、さらに前記回転軸の前記取
    付部が嵌合させられている箇所に連続して該箇所より外
    径の小さい小径軸部が前記回転軸に形成されていること
    を特徴とする回転軸用ダンパ。
  3. 【請求項3】駆動力を伝達する回転軸の外周面に面接触
    して嵌合させられることにより摩擦力によって取り付け
    られる取付部と、該取付部と一体でありかつ前記回転軸
    に非接触のマス部本体とを有する回転軸用ダンパにおい
    て、 前記取付部とマス部本体とが共に金属によって形成され
    るとともに、その取付部の捩り剛性がマス部本体の捩り
    剛性よりも小さく形成され、さらにマス部本体が、前記
    取付部に連結された箇所から軸線方向に延出した箇所を
    有し、該軸線方向に延出した箇所の内周面が、前記取付
    部に連結された箇所から離れるに従って内径の増大する
    テーパ面とされていることを特徴とする回転軸用ダン
    パ。
  4. 【請求項4】駆動力を伝達する回転軸の外周面に面接触
    して嵌合させられることにより摩擦力によって取り付け
    られる取付部と、該取付部と一体でありかつ前記回転軸
    に非接触のマス部本体とを有する回転軸用ダンパにおい
    て、 前記取付部とマス部本体とが共に金属によって形成され
    るとともに、その取付部の捩り剛性がマス部本体の捩り
    剛性よりも小さく形成され、さらに前記回転軸の前記取
    付部が嵌合させられている箇所に連続して該箇所より外
    径の小さい小径軸部が前記回転軸に形成されるととも
    に、前記マス部本体が、前記取付部に連結された箇所か
    ら軸線方向に延出した箇所を有し、該軸線方向に延出し
    た箇所の内周面が、前記取付部に連結された箇所から離
    れるに従って内径の増大するテーパ面とされていること
    を特徴とする回転軸用ダンパ。
  5. 【請求項5】前記取付部の回転軸側の内面の軸線方向の
    長さが、前記回転軸の該取付部に接触する箇所の軸線方
    向の長さより長く形成されて、取付部の内周面の少なく
    とも一端部が回転軸に対して非接触となっていることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の回転軸
    用ダンパ。
JP1988051970U 1988-04-18 1988-04-18 回転軸用ダンパ Expired - Lifetime JP2532365Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988051970U JP2532365Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 回転軸用ダンパ
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DE8989302892T DE68901680T2 (de) 1988-04-18 1989-03-22 Befestigung eines daempfers auf einer drehachse.
US07/327,527 US4943263A (en) 1988-04-18 1989-03-23 Structure for mounting damper on rotary shaft

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPH01154020U JPH01154020U (ja) 1989-10-24
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