JPH0747618Y2 - 弾性カップリング - Google Patents

弾性カップリング

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JPH0747618Y2
JPH0747618Y2 JP1989097293U JP9729389U JPH0747618Y2 JP H0747618 Y2 JPH0747618 Y2 JP H0747618Y2 JP 1989097293 U JP1989097293 U JP 1989097293U JP 9729389 U JP9729389 U JP 9729389U JP H0747618 Y2 JPH0747618 Y2 JP H0747618Y2
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克人 宮沢
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は弾性カップリングに関し、特に、回転変動を
吸収して歯打ち音(ガー音)を除去することのできる弾
性カップリングに関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
一般に、第8図に示すように、自動車のFR式やRR式等の
トランスミッション31とデファレンシャル32との間は、
ユニバーサルジョイント33、34を介してプロペラシャフ
ト30によって一体に連結されており、走行中に路面から
振動を受けて駆動輪(図示せず)が踊った場合には、プ
ロペラシャフト30はトランスミッション31との間に設け
られているユニバーサルジョイント33を支点として屈曲
し、また、デファレンシャル32はプロペラシャフト30と
の間に設けられているユニバーサルジョイント34を支点
として屈曲するようになっている。
また、このときのトランスミッション31とプロペラシャ
フト30との間の折れ角θとプロペラシャフト30とデフ
ァレンシャル32との間の折れ角θによって、プロペラ
シャフト30出口側においては不等速回転(プロペラシャ
フトに対して2次の回転変動成分)が生じるようにな
り、この折れ角θと折れ角θとが等しくならないた
めに、デファレンシャル32のA部において回転変動が発
生するようになっている。
一方、走行中の減速操作等によってデファレンシャル32
内のギアの伝達トルクが零、すなわちギアが浮遊状態に
なった場合に前記回転変動が発生すると、デファレンシ
ャル32内のギアどうしの歯面衝突が起こり、それによっ
て歯打ち音(ガー音)が発生してしまって運転者に不快
感を与えるようになっていた。
なお、このときのプロペラシャフト30とデファレンシャ
ル32の等価モデルが第9図に示してあり、第9図におい
てIP1はクリアランス以前のイナーシャ、IP2はクリアラ
ンス以降のイナーシャである。
しかしながら、従来は、上記のようなデファレンシャル
32内で発生する歯打ち音(ガー音)を除去する効果的な
手段がなかったため、歯打ち音(ガー音)による運転時
の不快感は避けられないものとなっていた。
この考案は上記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって、プロペラシャフトとデファレンシャ
ルとの間に発生する回転変動を吸収することによって、
デファレンシャル内のギアどうしの歯面衝突を阻止し、
それによって、ギアどうしの歯面衝突による歯打ち音
(ガー音)を除去することのできる弾性カップリングを
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、回転軸と被
回転軸とを軸線をほぼ一致させた状態で連結するととも
に、両軸に発生する回転変動を吸収する弾性カップリン
グであって、前記回転軸に連結されて該軸と一体に回転
するとともに、回転中心部に該軸の軸線方向に延びる突
出部を有する第1のフランジと、前記被回転軸に連結さ
れて該軸と一体に回転するとともに、回転中心部に前記
第1のフランジの突出部が挿入し得る孔を有する第2の
フランジと、前記第1のフランジと前記第2のフランジ
との間に設けられるとともに、内周面が第1のフランジ
の突出部の周面に嵌合される内側スリーブ、外周面が第
2のフランジの孔の内周面に嵌合される外側スリーブお
よび内側スリーブと外側スリーブとの間に設けられて両
者間を一体に連結するとともに、一部が内側スリーブ又
は外側スリーブの少なくとも何れか一方の少なくとも一
側に回り込み、その部分に軸線方向に突出する押圧部を
形成するゴム製弾性部材からなるゴムブッシュと、前記
第1のフランジと前記第2のフランジとの間に設けら
れ、両フランジを相対的に回動可能に連結するととも
に、内輪又は外輪の少なくとも何れか一方が前記ゴムブ
ッシュのゴム製弾性部材の押圧部によって軸線方向に押
圧される軸受と、前記第1のフランジ又は第2のフラン
ジの何れか一方に設けられるとともに、周方向に延びる
突部を有する内周ストッパー部と、前記第1のフランジ
又は前記第2のフランジの何れか他方に設けられるとと
もに、前記内周ストッパー部の突部が周方向に所定の間
隙を形成した状態で係合する溝部を有する外周ストッパ
ー部とを具えた手段を採用したものである。
〔作用〕
この考案は前記の手段を採用したことにより、回転軸が
回転すると、回転軸と一体に第1のフランジと外周スト
ッパー部が回転するとともに、第1のフランジの回転は
ゴムブッシュおよび軸受を介して内周ストッパー部と第
2のフランジに伝達され、第2のフランジと一体に被回
転軸が回転する。そして、回転軸と被回転軸との間に発
生する回転変動は、第1のフランジと第2のフランジと
がゴムブッシュおよび軸受を介して、外周ストッパー部
の溝部の端面に内周ストッパー部の突部の端面が当接す
る範囲内で相対的に回動し、このときゴムブッシュのゴ
ム製弾性部材が弾性変形することにより、吸収されるこ
とになる。また、軸受の内輪又は外輪の少なくとも何れ
か一方がゴムブッシュのゴム製弾性部材の押圧部によっ
て軸線方向に押圧されることにより、軸受に予圧が加え
られることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図および第2図にはこの考案による弾性カップリン
グの一実施例が示されていて、第1図は全体を示す縦断
面図であり第2図B-B線に沿って見た図、第2図は第1
図に示すもののA-A線に沿って見た図である。
すなわち、この弾性カップリングは、回転軸であるプロ
ペラシャフトに連結される第1のフランジ1と、この第
1のフランジ1に一体に連結される外周ストッパー部2
と、被回転軸であるデファレンシャルに連結される第2
のフランジ3と、この第2のフランジ3に一体に設けら
れる内周ストッパー部4と、前記第1のフランジ1と前
記第2のフランジ3との間に設けられる単列タイプの軸
受41、42と、ゴムブッシュ6とから構成されている。
前記第1のフランジ1は円盤状をなすとともに、その一
方の側面の中央部には軸方向に突出する突出部10が一体
に設けられ、この突部10の先端部にはねじ部11が螺設さ
れ、さらに周縁部には所定の間隔ごとにボルト挿通用の
ばか穴12が穿設されている。
前記外周ストッパー部2は、環状をなすとともに、内周
面には所定の間隔ごとに軸線方向に延びる扇形状の溝部
14が穿設され、この溝部14と溝部14との間の前記第1の
フランジ1のボルト挿通用のばか穴12に対応する位置に
はボルト螺合用のねじ穴15が螺設されている。
そして、前記第1のフランジ1と前記外周ストッパー部
2とは、前記第1のフランジ1の突部10が設けられてい
る側の面に前記外周ストッパー部2を密着させた状態
で、図示しない位置決めピン等により一体に連結される
ようになっている。
前記第2のフランジ3は、中心部に軸線方向に貫通する
孔25を有する環状をなすものであって、その外周面には
周方向に向かって所定の間隔ごとに前記第1のフランジ
1の溝部14の幅よりも小幅で扇形状をなす突部18が一体
に設けられ、これら複数の突部18によって内周ストッパ
ー部4が構成されるようになっている。また、第2のフ
ランジ3の軸方向の一端部には環状の鍔部19が一体に設
けられ、この鍔部19には周方向に向かって所定の間隔ご
とにボルト挿通用の孔20が設けられている。さらに、第
2のフランジ3の孔25には軸受41、42およびゴムブッシ
ュ6を装着するための段部21が設けられている。
なお、前記ゴムブッシュ6は環状の内側スリーブ9の外
周面にゴム製弾性部材を8を介して環状の外側スリーブ
7を加硫接着等により一体に連結したものである。
上記のように構成される第1のフランジ1、外周ストッ
パー部2、第2のフランジ3、内周ストッパー部4、軸
受41、42、ゴムブッシュ6からなる弾性カップリングを
一体に組み立てるには、まず、第1のフランジ1の突出
部10が設けられている側の面に外周ストッパー部2を密
着させて、図示しない位置決め用ピン等により第1のフ
ランジ1と外周ストッパー部2とを一体に連結する。
次に、第2のフランジ3の内周ストッパー部4の内周側
に設けられている軸受41、42およびおよびゴムブッシュ
6用の段部21に軸受41、42およびゴムブッシュ6を嵌合
するとともに、この軸受41、4およびゴムブッシュ6を
取り付けた第2のフランジ3を前記第1のフランジ1の
突出部10の外周面に、前記軸受41、42および前記ゴムブ
ッシュ6の内周面を嵌合させることによって取り付け、
さらに、前記ゴムブッシュ6および軸受41、42を貫通し
て突出した前記第1のフランジ1の突出部10の先端部の
ねじ部11にウェーブワッシャ100を介してナット101を締
めつけ、前記第1のフランジ1と前記第2のフランジ3
とを一体に連結する。
この場合、前記第1のフランジ1に一体に連結されてい
る外周ストッパー部2の内周面の溝部14内に、前記第2
のフランジ3の内周ストッパー部4の外周面の突部18が
位置し、このとき内周ストッパー部4の突出部18は外周
ストッパー部2の溝部14の端面と所定の間隔をおいて位
置するようににっている。
したがって、前記第1のフランジ1と前記第2のフラン
ジ3とは前記第1のフランジ1の溝部14の端面に前記第
2のフランジ3の突部18の側面が当接する範囲内で回動
可能となる。
なお、前記ゴムブッシュ6は第3図に示すように構成さ
れており、内側スリーブ9の幅に対して外側スリーブ7
の幅をやや小さく形成するとともに、内側スリーブ9と
外側スリーブ7との間のゴム製弾性部材8を、外側スリ
ーブ7の一方の側面の全周を覆うように、一方の側面の
全周に渡って0.1mm〜1mmの厚みで回して加硫成形し、内
側スリーブ9の幅よりもゴム製弾性部材8を軸方向外側
に0.1mm〜1mm突出させて押圧部8aを形成してある。
したがって、このゴムブッシュ6を軸受41と軸受42との
間に設け、軸受41の外側からウェーブワッシャ100を介
してナット101を締めつけることによって、内側スリー
ブ9の幅よりも軸方向外側に突出しているゴム製弾性部
材8の押圧部8aが押し潰されることになり、これによっ
て、軸受41、42にはゴム製弾性部材8の内部応力による
軸方向への予圧(1kg〜500kg)が加わることとなる。
したがって、この予圧によって組み立て後においても軸
受41、42にがたが生じることがなくなることとなる。
なお、前記ゴムブッシュ6は、第4図〜第6図に示すよ
うに構成してもよいものである。
すなわち、第4図に示すゴムブッシュ6は、ゴム製弾性
部材8を外側スリーブ7の両側面の全周に回して加硫成
形して押圧部8a、8bを形成したものであり、第5図に示
すものは、内側スリーブ9の幅を外側スリーブ7の幅よ
りも小さく形成するとともに、ゴム製弾性部材8を内側
スリーブ9の一方の側面の全周に回して加硫成形して押
圧部8cを形成したものであり、また、第6図に示すもの
は、内側スリーブ9の両側面の全周にゴム製弾性部材8
を回して加硫成形して押圧部8c、8dを形成したものであ
る。
次に、前記に示すものの作用について説明する。
まず、プロペラシャフト(図示せず)側から前記第1の
フランジ1のボルト挿通用のばか穴12を介して前記第1
のフランジ1に一体に連結されている外周ストッパー部
2のねじ穴15に図示しないボルトを螺合させることによ
って、プロペラシャフト(図示せず)側と前記第1のフ
ランジ1とを一体に連結するとともに、前記第2のフラ
ンジ3のボルト挿通用の孔20を介してデファレンシャル
(図示せず)側に図示しないボルトを螺合させることに
よって、前記第2のフランジ3とデファレンシャル(図
示せず)側とを一体に連結する。
そして、プロペラシャフトが回転すると、プロペラシャ
フトの回転にともなって第1のフランジ1および第2の
フランジ3を介して第2のフランジ3に一体に連結され
ているデファレンシャルが一体に回転する。
一方、走行中に駆動輪(図示せず)が路面の凹凸によっ
て跳ね上がった場合には、プロペラシャフトはトランス
ミッションとの間のユニバーサルジョイントを支点とし
て屈曲し、また、デファレンシャルはプロペラシャフト
との間のユニバーサルジョイントを支点として屈曲し、
トランスミッションとプロペラシャフトとの間の折れ
角、およびプロペラシャフトとデファレンシャルとの折
れ角とは等しくならずに差が生じることになる(第8図
参照)。
この場合、プロペラシャフトとデファレンシャルとの間
には弾性カップリングが設けられており、この弾性カッ
プリングの第1のフランジ1と第2のフランジ3とがゴ
ムブッシュ6を介して、第1のフランジ1の外周ストッ
パー部2の内周面の溝部14の端面に、第2のフランジ3
の内周ストッパー部4の突部18の側面が当接する範囲内
で相対的に回動することになり、このときゴムブッシュ
6が弾性変形することにより、プロペラシャフトとデフ
ァレンシャルとの間のA部(第8図参照)に生じる回転
変動を吸収できることとなる。
したがって、回転変動によるデファレンシャル内のギア
どうしの歯面間の衝突を阻止することができ、歯面衝突
による歯打ち音(ガー音)を完全に除去できることとな
る。
また、第2のフランジ3と第1のフランジ1との間に、
1つのゴムブッシュ6を2つの軸受41、42で挟持するよ
うに、ゴムブッシュ6と軸受41、42とを設けてあるの
で、第1のフランジ1と第2のフランジ3の軸受41、42
への接触面積を大きくすることができることになり、こ
れによって、プロペラシャフト側に連結される第1のフ
ランジ1とデファレンシャル側に連結される第2のフラ
ンジ3との間での軸心のずれを小さくすることができる
こととなり、しかも、前記軸受41、42には、その間に介
在しているゴムブッシュ6によって軸方向への予圧が作
用しているのでがたが完全になくなり、したがって、軸
心のずれによる軸の振れを完全になくすことができて、
軸の振れによる捩じれ振動や曲げ振動の発生を確実阻止
できることになる。
なお、第7図にはこの考案による弾性カップリングをプ
ロペラシャフトとデファレンシャルとの間に設けた際の
等価モデルが示してあり、第6図に示すように、ばね定
数Kのゴムブッシュを有する弾性カップリングをプロペ
ラシャフトとデファレンシャルとの間に取り付けること
によって、プロペラシャフトとデファレンシャルとの間
の回転変動を吸収できることとなり、この弾性カップリ
ングによって回転変動がデファレンシャル内のギアのク
リアランス部に伝達することを阻止できるので、デファ
レンシャル内のギアどうしの歯面衝突による歯打ち音
(ガー音)を除去できるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成して、回転軸に第1のフラ
ンジを連結し、被回転軸に第2のフランジを連結し、両
フランジ間にゴムブッシュと軸受とを設けて、両フラン
ジを相対的に回動可能としたことにより、回転軸と被回
転軸とをほぼ軸線を一致させた状態で連結することがで
きるとともに、回転軸側の駆動力を第1のフランジ、ゴ
ムブッシュ、軸受および第2のフランジを介して被回転
軸側に伝達させることができる。
また、両軸間に発生する回転変動は、第1のフランジと
第2のフランジとがゴムブッシュと軸受とを介して相対
的に回動し、このときゴムブッシュが弾性変形すること
により吸収されることになる。
さらに、第1のフランジに外周ストッパー部を設けると
ともに、第2のフランジに内周ストッパー部を設けて、
外周ストッパー部の溝部内にその端面との間に所定の間
隙が形成されるように内周ストッパー部の突部を係合さ
せたことにより、第1のフランジと第2のフランジと
は、外周ストッパー部の溝部の端面に内周ストッパー部
の突部の端面が当接する範囲内で相対的に回動可能とな
る。したがって、両フランジの相対的な回動時における
ゴムブッシュの変形を制限することができることとな
る。
さらに、ゴムブッシュを内側スリーブとゴム製弾性部材
と外側スリーブとで構成し、ゴム製弾性部材の一部を少
なくとも何れか一方のスリーブの少なくとも一側に回し
込み、その部分に軸線方向に突出する押圧部を形成した
ことにより、組立て後に軸受の内輪又は外輪の少なくと
も何れか一方を軸線方向に押圧することができることに
なる。したがって、軸受に予圧を加えることができるの
で、使用時における軸受のがたをほとんどなくすことが
でき、第1のフランジと第2のフランジとの軸線のずれ
をほとんどなくすことができる。この結果、軸線のずれ
による捩じれ振動や曲げ振動の発生を阻止することがで
き、耐久性を大幅に向上させることができることにな
る。
そして、自動車のプロペラシャフトとデファレンシャル
との間に装着した場合には、ゴムブッシュの弾性変形に
よって両者間に発生する回転変動を吸収できるので、デ
ファレンシャル内のギアどうしの歯面衝突による歯打ち
音(ガー音)の発生を阻止することができ、快適な運転
性を提供することができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による弾性カップリングの一実施例を
示す縦断面図であり第2図のB-B線に沿って見た図、第
2図は第1図のA-A線に沿て見た図、第3図は第1図の
ゴムブッシュを示す断面図、第4図、第5図および第6
図は第1図のゴムブッシュの他の実施例を示す断面図、
第7図はプロペラシャフトとデファレンシャルとの間に
弾性カップリングを設けた等価モデル図、第8図はトラ
ンスミッションとデファレンシャルとをプロペラシャフ
トで連結した状態を示す説明図、第9図は弾性カップリ
ングが設けられていない状態のプロペラシャフトとデフ
ァレンシャルとの間の等価モデル図である。 1……第1のフランジ 2……外周ストッパー部 3……第2のフランジ 4……内周ストッパー部 41、42……軸受 6……ゴムブッシュ 7……外側スリーブ 8……ゴム製弾性部材 8a、8b、8c、8d……押圧部 9……内側スリーブ 10……突出部 11……ねじ部 12……ばか穴 14……溝部 15……ねじ穴 18……突部 19……鍔部 21……段部 25……孔 30……プロペラシャフト 31……トランスミッション 32……デファレンシャル 33……ユニバーサルジョイント 100……ウェーブワッシャ 101……ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と被回転軸とを軸線をほぼ一致させ
    た状態で連結するとともに、両軸に発生する回転変動を
    吸収する弾性カップリングであって、 前記回転軸に連結されて該軸と一体に回転するととも
    に、回転中心部に該軸の軸線方向に延びる突出部(10)
    を有する第1のフランジ(1)と、 前記被回転軸に連結されて該軸と一体に回転するととも
    に、回転中心部に前記第1のフランジ(1)の突出部
    (10)が挿入し得る孔(25)を有する第2のフランジ
    (3)と、 前記第1のフランジ(1)と前記第2のフランジ(3)
    との間に設けられるとともに、内周面が第1のフランジ
    (1)の突出部(10)の周面に嵌合される内側スリーブ
    (9)、外周面が第2のフランジ(3)の孔(25)の内
    周面に嵌合される外側スリーブ(7)および内側スリー
    ブ(9)と外側スリーブ(7)との間に設けられて両者
    間を一体に連結するとともに、一部が内側スリーブ
    (9)又は外側スリーブ(7)の少なくとも何れか一方
    の少なくとも一側に回り込み、その部分に軸線方向に突
    出する押圧部(8a)(8b)(8c)(8d)を形成するゴム
    製弾性部材(8)からなるゴムブッシュ(6)と、 前記第1のフランジ(1)と前記第2のフランジ(3)
    との間に設けられ、両フランジ(1)(3)を相対的に
    回動可能に連結するとともに、内輪又は外輪の少なくと
    も何れか一方が前記ゴムブッシュ(6)のゴム製弾性部
    材(8)の押圧部(8a)(8b)(8c)(8d)によって軸
    線方向に押圧される軸受(41)(42)と、 前記第1のフランジ(1)又は第2のフランジ(3)の
    何れか一方に設けられるとともに、周方向に延びる突部
    (18)を有する内周ストッパー部(4)と、 前記第1のフランジ(1)又は前記第2のフランジ
    (3)の何れか他方に設けられるとともに、前記内周ス
    トッパー部(4)の突部(18)が周方向に所定の間隙を
    形成した状態で係合する溝部(14)を有する外周ストッ
    パー部(2)とを具えたことを特徴とする弾性カップリ
    ング。
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