JP2528425Y2 - シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構 - Google Patents

シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構

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JP2528425Y2
JP2528425Y2 JP4724091U JP4724091U JP2528425Y2 JP 2528425 Y2 JP2528425 Y2 JP 2528425Y2 JP 4724091 U JP4724091 U JP 4724091U JP 4724091 U JP4724091 U JP 4724091U JP 2528425 Y2 JP2528425 Y2 JP 2528425Y2
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memory
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卓夫 柳原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のシートトラッ
クスライド装置においてそのウォークインロック機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば実
開昭62ー46229号公報に示すものがある。このシ
ートトラックスライド装置の作用について簡単に説明す
る。例えば、ツードアの自動車で後座席の人が前座席の
ドアから乗降する場合を想定する。
【0003】まず、前座席の人が前座席のシートから降
り、そのシートバックを倒すと、ワイヤによりオープン
レバーが回動してロックレバーの係合が解除されるとと
もに、オープンレバーとメモリプレートとが互いに係止
されてその解除状態が保持される。次に、シートを前方
へ移動させて後座席の人が乗降する。
【0004】その後、シートバックを起こしてシートを
後方へ移動させると、ロックプレートの突起部によりメ
モリプレートとオープンレバーとの係止が解除され、ロ
ックレバーが係合する。そして、この手動操作位置で前
座席の人は前座席のシートに座り、必要ならばシートの
位置を再調節する。
【0005】ところで、前記ロックプレートにはロック
レバーが係脱可能な複数のロック孔と、メモリプレート
とオープンレバーとの係止を解除する突起部とが設けら
れている。このロックプレートはロアレールに対し別体
であって、ロアレールの外面に取着されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記ロック
プレートはロアレールに対し別体に設けられているた
め、部品点数が増え、ロアレールに対するロックプレー
トの組付作業が必要となるばかりではなく、構造が複雑
になる問題があった。又、前記メモリプレートは可撓性
プレート及びその係合穴や突起部などから構成されてい
るため、部品点数が増えて構造が複雑になるとともに、
それらの組付作業が面倒であった。
【0007】本考案はこのようなロックプレートの機能
をロアレール自体に持たせてロックプレートをなくすと
ともに、メモリプレートを簡略化することにより、部品
点数を減らして組付作業や構造を簡単にすることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案にかかるシートトラックスライド装置のウォ
ークインロック機構においては、後記する実施例の図面
に示すように、車体のフロア2に固定されるロアレール
3と、シート4に固定されてこのロアレール3に対し移
動可能に支持したアッパレール5と、前記ロアレール3
側においてこのアッパレール5の移動方向に沿って並設
した複数のロック部6と、前記アッパレール5側におい
て回動可能に取付けたハンドル9と、このハンドル9の
回動に伴い前記ロアレール3側の各ロック部6に対し係
脱可能なロックレバー10とを備えている。オープン部
材12は前記アッパーレール5側において移動可能に支
持され、回動可能な前記シート4のシートバック4aに
対し連動手段13により連動して移動するようになって
いる。連動部9a,12aはロックレバー10及びハン
ドル9とオープン部材12との間に設けられ、図3
(b)に示すように前記シートバック4aを倒した時図
6に示すように前記オープン部材12がそれらの間の連
動手段13を介して移動して前記ロックレバー10がロ
アレール3側のロック部6から離脱し、一方、図3
(a)に示すようにシートバック4aを起こした時図4
(a)(b)及び図5に示すようにオープン部材12が
連動手段13を介して移動してロックレバー10が同ロ
ック部6に係合するようになっている。メモリ部材14
は前記アッパレール5側において移動可能に支持され、
図3(c)に示すようにシートバック4aを倒した前記
状態で図7(a)(b)に示すようにオープン部材12
の係止部12aに対し係止部16で係合してオープン部
材12及びロックレバー10及びハンドル9の移動位置
を保持するようになっている。
【0009】当接面17はこのメモリ部材14の保持状
態で図8(a)(b)に示すように同メモリ部材14の
当接部15aに当接してその保持を解除し、図3(a)
に示すようにシートバック4aを起こした前記状態と同
様な状態にハンドル9及びロックレバー10及びオープ
ン部材12が移動して戻るように、ロアレール3に直接
設けられている。
【0010】図7(a)(b)に示すようにメモリ部材
14をこの当接面17から外して前記保持可能状態にす
る部分を、ロアレール3の端部18から外れた空間19
としている。特に、このメモリ部材14は固定端部14
aと自由端部15とを有する一本の棒材を折曲形成した
ものであって、アッパレール5側に対し固定端部14a
で片持梁状に支持されて弾性を有し、このメモリ部材1
4の自由端部15に前記当接部15aが設けられている
とともに、この当接部15aと固定端部14aとの間で
このメモリ部材14に前記係止部16が設けられてい
る。
【0011】また、ロアレール3は底壁3aと、その両
側から上方へ折曲した両側壁3bと、この両側壁3bの
上端から相対向して折曲した両上壁3cとを有し、この
両上壁3c間に形成した長溝3dにアッパレール5が挿
入されて移動可能に支持されている。ロアレール3の当
接面17はこの両側壁3bのうち一方のものの外面上に
あるとともに、ロアレール3の端部18はこの一側壁3
bの一端である。メモリ部材14の当接部15aはこの
一側壁3b上の当接面17に対しメモリ部材14の有す
る弾性により圧接されるとともに、メモリ部材14の係
止部16はこの当接部15aが当接面17に対し接離す
るに伴いオープン部材12の係止部12aに対し係脱す
るようになっている。
【0012】さらに、ロック部6はロアレール3に直接
形成されている。
【0013】
【作用】このように構成されたシートトラックスライド
装置の使い方の一例について述べる。図3(a)に示す
状態では、シートバック4aが起こされ、シート4の位
置が前座席の人にとって最適な状態になるように調節し
てある。この状態では、図4(a)(b)及び図5につ
いて前述したように、ロックレバー10がロアレール3
のロック部6に係合されているとともに、メモリ部材1
4の当接部15aがロアレール3の当接面17に摺接し
ている。従って、オープン部材12の係止部12aがメ
モリ部材14の係止部16から離れ、ハンドル9を回動
させることができる。この場合、ハンドル9を回動させ
てロックレバー10の係合を解除した状態でシート4を
移動させ、適宜位置でハンドル9を離せば、シート4の
位置を再調節することができる。
【0014】次に、図3(b)に示すようにシートバッ
ク4aを倒すと、図6について前述したように、オープ
ン部材12が回動してロックレバー10の係合が解除さ
れるとともに、オープン部材12の係止部12aが係合
可能状態となる。次に、図3(c)に示すようにシート
バック4aを倒したままシート4を前方へ移動させる
と、図7(a)(b)に示すように、アッパレール5と
ともにロックレバー10及びオープン部材12及びメモ
リ部材14が移動する。
【0015】メモリ部材14がロアレール3の端部18
から外れた空間19に達すると、メモリ部材14の係止
部16にオープン部材12の係止部12aが係合され
る。従って、オープン部材12の回動位置がメモリ部材
14により保持され、ロックレバー10の係合が解除さ
れたままの状態となる。この状態で、後座席の人が前座
席のドアから乗降することができる。
【0016】その後、前座席の人が前座席のシート4に
座る場合には、図3(d)に示すようにまずシートバッ
ク4aを起こす。このときにもメモリ部材14による保
持が維持されている。そして、図3(a)に示すように
シート4を後方へ移動させると、図8(a)(b)に示
すようにメモリ部材14の当接部15aがロアレール3
の端部18に当接してロアレール3の当接面17に摺接
する。従って、メモリ部材14によるオープン部材12
の保持が解除され、ハンドル9が回動してロックレバー
10がロアレール3のロック部6に係合される。従っ
て、シート4は一旦そこでロックされる。
【0017】なお、必要ならば前座席の人はシート4の
位置を調節する。
【0018】
【実施例】以下、本考案にかかるツードアの自動車の前
座席用シートトラックスライド装置の一実施例を図面を
参照して説明する。図3(a)で概略的に示すように、
シートトラック1として、車体のフロア2には一対のロ
アレール3が固定されているとともに、シート4には一
対のアッパレール5が固定されている。図1,2に示す
ようにロアレール3は底壁3aと、その両側から上方へ
折曲された両側壁3bと、この両側壁3bの上端から相
対向して折曲された両上壁3cとを有し、この両上壁3
c間に形成された長溝3dに両アッパレール5が嵌入さ
れて両ロアレール3に沿って移動可能に支持されてい
る。
【0019】一方のロアレール3においてその一側壁3
bと底壁3aとの間の隅部には直接複数のロック孔6が
アッパレール5の移動方向に沿って並設されている。一
方のアッパレール5に固定されたロックブラケット7及
びハンドルサポート8にはハンドル9が回動可能に取付
けられている。このハンドル9にはロックブラケット7
内でロックレバー10が同ハンドル9と一体回動可能に
固定されている。このロックレバー10はハンドル9の
回動に伴い前記ロアレール3の各ロック孔6に対し係脱
可能であって、ハンドル9上に取着されたスプリング1
1の付勢力により常にはロック孔6に係合されるように
なっている。
【0020】前記ハンドル9にはハンドルサポート8に
隣接してオープンレバー12が同ハンドル9に対し回動
可能に支持されている。このオープンレバー12は回動
可能なシート4のシートバック4aに対し連動手段とし
てのケーブル13により連動されている。そして、図3
(b)で示すようにシートバック4aを倒した時オープ
ンレバー12がケーブル13により引かれて図6に示す
ように回動すると、ハンドル9と一体回動可能に固定さ
れた連動部9aがオープンレバー12の連動部12bに
より押され、ロックレバー10及びハンドル9がスプリ
ング11の付勢力に抗して回動し、ロックレバー10が
ロアレール3のロック孔6から離脱するようになってい
る。
【0021】一方、図3(a)に示すようにシートバッ
ク4aを起こした時ケーブル13が緩んでハンドル9及
びロックレバー10がスプリング11の付勢力により図
4(a)(b)及び図5に示すように回動すると、ハン
ドル9の連動部9aによりオープンレバー12がその連
動部12bで押されて回動するとともに、ロックレバー
10がロアレール3のロック孔6に係合されるようなっ
ている。
【0022】前記アッパレール5上にあるメモリバー1
4は細長い一本の棒材を折曲形成したものである。アッ
パレール5上の後端部にはロックブラケット7に隣接し
て一対の取付舌片5a,5bが突設され、メモリバー1
4の固定端部14aが一方の取付舌片5aに載せられた
状態で他方の取付舌片5bに係入されている。このよう
にメモリバー14は片持梁状に支持されて弾性を有し、
ロアレール3上でロックブラケット7上を通り、アッパ
レール5の前端部でハンドルサポート8の長孔8aを貫
通している。このメモリバー14の自由端部15には当
接部15aが形成されている。ロアレール3の両側壁3
bのうち一方の側壁3bの外面上には当接面17が形成
され、この当接面17に対しメモリバー14の自由端部
15の当接部15aがメモリバー14の有する弾性によ
り圧接されるようになっている。そして、ロアレール3
に対しアッパレール5が移動すると、メモリバー14の
当接部15aはロアレール3の当接面17に摺接する状
態と、図7(a)(b)に示すようにロアレール3の一
側壁3bの前端部18から外れた空間19に位置する状
態とを取り得るようになっている。
【0023】前記メモリバー14にはその当接部15a
と固定端部14aとの間で前記オープンレバー12に対
応して係止部16が形成されているとともに、このオー
プンレバー12には係止部12aが形成されている。メ
モリバー14の当接部15aがロアレール3の当接面1
7に摺接している状態では、メモリバー14の係止部1
6がハンドルサポート8の長孔8aを移動してオープン
レバー12から離れ、その係止部12aの回動軌跡から
外れた位置にある。従って、オープンレバー12の回動
位置に関係なくその係止部12aがメモリバー14の係
止部16から常に離脱する。
【0024】一方、メモリバー14の当接部15aがロ
アレール3の前端部18から外れた空間19に位置して
ロアレール3の当接面17から離れている状態では、メ
モリバー14の係止部16がハンドルサポート8の長孔
8aを移動してオープンレバー12に接近し、シートバ
ック4aを倒してケーブル13によりオープンレバー1
2を回動させたとき、その係止部12aがメモリバー1
4の係止部16に係合されるようになっている。従っ
て、シートバック4aの状態に関係なくオープンレバー
12の回動位置がメモリバー14により保持され、ロア
レール3のロック孔6に対するロックレバー10の係合
が解除されたままの状態を維持する。
【0025】次に、このように構成されたシートトラッ
クスライド装置の使い方の一例について述べる。図3
(a)に示す状態では、シートバック4aが起こされ、
シート4の位置が前座席の人にとって最適な状態になる
ように調節してある。この状態では、図4(a)(b)
及び図5について前述したように、ロックレバー10が
ロアレール3のロック孔6に係合されているとともに、
メモリバー14の当接部15aがロアレール3の当接面
17に摺接している。従って、オープンレバー12の係
止部12aがメモリバー14の係止部16から離れ、ハ
ンドル9を回動させることができる。この場合、ハンド
ル9を回動させてロックレバー10の係合を解除した状
態でシート4を移動させ、適宜位置でハンドル9を離せ
ば、シート4の位置を再調節することができる。
【0026】次に、図3(b)に示すようにシートバッ
ク4aを倒すと、図6について前述したように、オープ
ンレバー12が回動してロックレバー10の係合が解除
されるとともに、オープンレバー12の係止部12aが
メモリバー14の係止部16上に位置して係合可能状態
となる。次に、図3(c)に示すようにシートバック4
aを倒したままシート4を前方へ移動させると、図7
(a)(b)に示すように、アッパレール5とともにロ
ックレバー10及びオープンレバー12及びメモリバー
14が移動する。
【0027】メモリバー14の当接部15aがロアレー
ル3の前端部18から外れた空間19に達すると、メモ
リバー14の係止部16がオープンレバー12に接近し
てその係止部16にオープンレバー13の係止部12a
が係合される。従って、オープンレバー12の回動位置
がメモリバー14により保持され、ロックレバー10の
係合が解除されたままの状態となる。
【0028】この状態で、後座席の人が前座席のドアか
ら乗降することができる。その後、前座席の人が前座席
のシート4に座る場合には、図3(d)に示すようにま
ずシートバック4aを起こす。このときにもメモリバー
14による保持が維持されている。そして、図3(a)
に示すようにシート4を後方へ移動させると、図8
(a)(b)に示すようにメモリバー14の当接部15
aがロアレール3の前端部18に当接してメモリバー1
4の自由端部15が撓み、その当接部15aがロアレー
ル3の当接面17に摺接する。従って、メモリバー14
によるオープンレバー12の保持が解除され、ハンドル
9がスプリング11の付勢力により回動してロックレバ
ー10がロアレール3のロック孔6に係合される。シー
ト4は一旦そこでロックされる。
【0029】そして、必要ならば、前座席の人はシート
4の位置を調節する。特に本実施例では、ロアレール3
の当接面17とロアレール3の前端部18から外れた空
間19とを利用して、オープンレバー12に対するメモ
リバー14の保持動作を行わせている。この当接面17
や前端部18や空間19はロアレール3にもともと必然
的にあるものであり、これらを有効に利用することによ
り、従来技術で示したロックプレートをなくすことがで
きる。従って、ロアレール3に直接ロック孔6を形成し
たことと相俟って、部品点数が減り、組付作業や構造を
簡単にすることができる。
【0030】さらに、メモリバー14は一本の棒材を折
曲形成して片持梁状に支持したものであって、その一部
をロアレール3の当接面17に対する当接部15aやオ
ープンレバー12の係止部12aに対する係止部16と
して有効に利用しているので、部品点数が減り、組付作
業や構造を簡単にすることができる。
【0031】
【考案の効果】本考案によれば、ロアレール3にもとも
と必然的にある当接面17と端部18と同端部18から
外れた空間19とを有効に利用して、オープン部材12
に対するメモリ部材14の保持動作を行わせているばか
りではなく、メモリ部材14を一本の片持梁状の折曲棒
材を有効に利用して簡略化しているので、ロアレール3
に直接ロック部6を形成したことと相俟って、部品点数
が減り、組付作業や構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートトラックスライド装置のウォークインロ
ック機構を示す組立斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)はそれぞれシートの
各移動状態を示す作用説明図である。
【図4】(a)は図3(a)の状態における同機構を示
す部分平面図であり、(b)は同じく部分正面図であ
る。
【図5】同じく縦断面図である。
【図6】図3(b)の状態における同機構を示す縦断面
図である。
【図7】(a)は図3(c)の状態における同機構を示
す縦断面図であり、(b)は同じく部分正面図である。
【図8】(a)は図3(d)から図3(a)の状態に戻
す途中の同機構を示す部分平面図であり、(b)は同じ
く部分正面図である。
【符号の説明】
1 シートトラック、2 フロア、3 ロアレール、3
a 底壁、3b 側壁、3c 上壁、3d 長溝、4
シート、4a シートバック、5 アッパレール、5a
取付舌片、5b 取付舌片、6 ロック孔(ロック
部)、9 ハンドル、9a 連動部、10 ロックレバ
ー、11 スプリング、12 オープンレバー(オープ
ン部材)、12a 係止部、12b 連動部、13 ケ
ーブル(連動手段)、14 メモリバー(メモリ部
材)、14a 固定端部、15 自由端部、15a 当
接部、16 係止部、17 当接面、18 前端部、1
9 空間。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロア(2)に固定される
    ロアレール(3)と、 シート(4)に固定され、このロアレール(3)に対し
    移動可能に支持したアッパレール(5)と、 前記ロアレール(3)側においてこのアッパレール
    (5)の移動方向に沿って並設した複数のロック部
    (6)と、 前記アッパレール(5)側において回動可能に取付けた
    ハンドル(9)と、 このハンドル(9)の回動に伴い前記ロアレール(3)
    側の各ロック部(6)に対し係脱可能なロックレバー
    (10)と、 前記アッパレール(5)側において移動可能に支持さ
    れ、回動可能な前記シート(4)のシートバック(4
    a)に対し連動手段(13)により連動して移動するオ
    ープン部材(12)と、 前記シートバック(4a)を倒した時前記オープン部材
    (12)がそれらの間の連動手段(13)を介して移動
    して前記ロックレバー(10)がロアレール(3)側の
    ロック部(6)から離脱し、一方、シートバック(4
    a)を起こした時オープン部材(12)が連動手段(1
    3)を介して移動してロックレバー(10)が同ロック
    部(6)に係合するように、ロックレバー(10)及び
    ハンドル(9)とオープン部材(12)との間に設けた
    連動部(9a,12b)と、 前記アッパレール(5)側において移動可能に支持さ
    れ、シートバック(4a)を倒した前記状態でオープン
    部材(12)の係止部(12a)に対し係止部(16)
    で係合してオープン部材(12)及びロックレバー(1
    0)及びハンドル(9)の移動位置を保持するメモリ部
    材(14)とを備え、 このメモリ部材(14)の保持状態で同メモリ部材(1
    4)の当接部(15a)に当接してその保持を解除し、
    シートバック(4a)を起こした前記状態と同様な状態
    にハンドル(9)及びロックレバー(10)及びオープ
    ン部材(12)が移動して戻るように、ロアレール
    (3)に直接当接面(17)を設けるとともに、メモリ
    部材(14)の当接部(15a)をこの当接面(17)
    から離して前記保持可能状態にする部分を、ロアレール
    (3)の端部(18)から外れた空間(19)とし、 このメモリ部材(14)は固定端部(14a)と自由端
    部(15)とを有する一本の棒材を折曲形成したもので
    あって、アッパレール(5)側に対し固定端部(14
    a)で片持梁状に支持されて弾性を有し、このメモリ部
    材(14)の自由端部(15)に前記当接部(15a)
    を設けるとともに、この当接部(15a)と固定端部
    (14a)との間でこのメモリ部材(14)に前記係止
    部(16)を設けたことを特徴とするシートトラックス
    ライド装置におけるウォークインロック機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ロアレール(3)
    は底壁(3a)と、その両側から上方へ折曲した両側壁
    (3b)と、この両側壁(3b)の上端から相対向して
    折曲した両上壁(3c)とを有し、この両上壁(3c)
    間に形成した長溝(3d)にアッパレール(5)を嵌入
    して移動可能に支持したものであって、ロアレール
    (3)の当接面(17)はこの両側壁(3b)のうち一
    方のものの外面上にあるとともに、ロアレール(3)の
    端部(18)はこの一側壁(3b)の一端であり、メモ
    リ部材(14)の当接部(15a)はこの一側壁(3
    b)上の当接面(17)に対しメモリ部材(14)の有
    する弾性により圧接されるとともに、メモリ部材(1
    4)の係止部(16)はこの当接部(15a)が当接面
    (17)に対し接離するに伴いオープン部材(12)の
    係止部(12a)に対し係脱するようになっていること
    を特徴とするシートトラックスライド装置におけるウォ
    ークインロック機構。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ロック部(6)を
    ロアレール(3)に直接形成したことを特徴とするシー
    トトラックスライド装置におけるウォークインロック機
    構。
JP4724091U 1991-06-21 1991-06-21 シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構 Expired - Lifetime JP2528425Y2 (ja)

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JP4724091U JP2528425Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構

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JPH05528U JPH05528U (ja) 1993-01-08
JP2528425Y2 true JP2528425Y2 (ja) 1997-03-12

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JP4724091U Expired - Lifetime JP2528425Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構

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