JP2528439Y2 - シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構 - Google Patents

シートトラックスライド装置におけるウォークインロック機構

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JP2528439Y2
JP2528439Y2 JP4429192U JP4429192U JP2528439Y2 JP 2528439 Y2 JP2528439 Y2 JP 2528439Y2 JP 4429192 U JP4429192 U JP 4429192U JP 4429192 U JP4429192 U JP 4429192U JP 2528439 Y2 JP2528439 Y2 JP 2528439Y2
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lock
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rail
keep
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卓夫 柳原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のシートトラッ
クスライド装置においてそのウォークインロック機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば実
開平3−35826号公報に示すものがある。このシー
トトラックスライド装置の作用について簡単に説明す
る。例えば、ツードアの自動車で後座席の人が前座席の
ドアから乗降する場合を想定する。
【0003】まず、前座席の人が前座席のシートから降
り、そのシートバックを倒すと、ケーブルによりオープ
ンレバーが回動してロックレバーの係合が解除される。
次に、シ−トを前方へ移動させると、ロアレールの当接
面上に接するキープ部材がロアレールの前端部から空間
側に外れ、オープンレバーとキープ部材とが互いに係止
されてロックレバーの係合解除状態が保持される。
【0004】この状態で後座席の人が乗降する。その
後、シートバックを起こしてシートを後方へ移動させる
と、空間側にあるキープ部材がロアレールの前端部に当
接してロアレールの当接面上に接し、キープ部材とオー
プンレバーとの係止が解除され、ロックレバーが係合す
る。
【0005】そして、この手動操作位置で前座席の人は
前座席のシートに座り、必要ならばシートの位置を再調
節する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記キープ
部材は、空間側に位置しているとき以外、常にロアレー
ルの当接面に接して移動する。そのため、わずかながら
も異音が発生して好ましくない。この異音対策として、
グリスを塗布するが、異音発生防止に不十分であり、ま
たその塗布作業が面倒である。さらに、シートを後方へ
移動させたとき、ロアレールの前端側に手が触れてグリ
スにより汚れるおそれがある。
【0007】本考案は、キープ部材がアッパレールとと
もに移動する全工程又は一部の工程で、ロアレールの端
部以外、ロアレールに接しないように改良して、異音発
生等の問題点を解決することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案にかかるシートト
ラックスライド装置のウォークインロック機構において
は、後記する実施例の図面に示すように、ロアレール3
とアッパレール5とハンドル9とロックレバ−10とオ
ープン部材12とキープ部材14とを備えている。ロア
レール3は車体のフロア2に固定されている。アッパレ
ール5はシート4に固定されてこのロアレール3に対し
移動可能に支持されている。前記ロアレール3側で複数
のロック部6がこのアッパレール5の移動方向に沿って
並設されている。ハンドル9は前記アッパレール5側で
回動可能に取付けられている。ロックレバー10はこの
ハンドル9の回動に伴い前記ロアレール3側の各ロック
部6に対し係脱可能になっている。このロックレバー1
0が各ロック部6に係合するようにハンドル9を付勢す
るばね11が設けられている。
【0009】オープン部材12は前記アッパーレール5
側で移動可能に支持され、回動可能な前記シート4のシ
ートバック4aに対し連動手段13により連動して移動
するようになっている。
【0010】連動部9a,12aはロックレバー10及
びハンドル9とオープン部材12との間に設けられ、図
3(b)に示すように前記シートバック4aを倒した時
図6に示すように前記オープン部材12がそれらの間の
連動手段13を介して移動して前記ロックレバー10が
ロアレール3側のロック部6から離脱し、一方、図3
(a)に示すようにシートバック4aを起こした時図4
及び図5に示すようにオープン部材12が連動手段13
を介して移動してロックレバー10が同ロック部6に係
合するようになっている。
【0011】キープ部材14は前記アッパレール5側で
移動可能に支持され、図8に示すようにオープン部材1
2の係止部12aに対し係止部16で係合してオープン
部材12及びロックレバー10及びハンドル9の移動位
置を保持するようになっている。
【0012】前記キ−プ部材14は当接部15aを有
し、アッパレール5の移動に伴い、図3(c)(d)及
び図7,8に示すようにロアレール3の端部18から外
れた空間19にある位置と、図3(a)(b)及び図4
に示すようにロアレール3に面する位置とを取り得るよ
うになっている。
【0013】前記オ−プン部材12は案内部20a,2
0bを有し、このキープ部材14の当接部15aがロア
レール3に面する時、図5,6に示すようにこの当接部
15aをロアレール3から離すように、前記キープ部材
14の係止部16を支持するようになっている。
【0014】前記キープ部材14は固定端部14aと自
由端部15とを有する一本の棒材を折曲形成したもので
あって、アッパレール5側に対し固定端部14aで片持
梁状に支持されて弾性を有し、このキープ部材14の自
由端部15に前記当接部15aが設けられているととも
に、この当接部15aと固定端部14aとの間でこのキ
ープ部材14に前記係止部16が設けられている。
【0015】また、ロアレール3は底壁3aと、その両
側から上方へ折曲した両側壁3bと、この両側壁3bの
上端から相対向して折曲した両上壁3cとを有し、この
両上壁3c間に形成した長溝3dにアッパレール5が挿
入されて移動可能に支持されている。ロアレール3の端
部18はこの両側壁3bのうち一方のものの一端であ
る。
【0016】
【作用】このように構成されたシートトラックスライド
装置の使い方の一例について述べる。
【0017】図3(a)に示す状態では、シートバック
4aが起こされ、シート4の位置が前座席の人にとって
最適な状態になるように調節してある。この状態では、
図4及び図5について前述したように、ロックレバー1
0がロアレール3のロック部6に係合されているととも
に、キープ部材14の係止部16がオープン部材12の
案内部20aに支持されてキープ部材14の当接部15
aがロアレール3から離れている。従って、オープン部
材12の係止部12aがキープ部材14の係止部16か
ら離れ、ハンドル9を回動させることができる。この場
合、ハンドル9を回動させてロックレバー10の係合を
解除した状態でシート4を移動させ、適宜位置でハンド
ル9を離せば、シート4の位置を再調節することができ
る。
【0018】次に、図3(b)に示すようにシートバッ
ク4aを倒すと、図6について前述したように、オープ
ン部材12が回動してロックレバー10の係合が解除さ
れるとともに、キープ部材14の係止部16がオープン
部材12の案内部20bに支持されてキープ部材14の
当接部15aがロアレール3から離れたままとなる。
【0019】次に、図3(c)に示すようにシートバッ
ク4aを倒したままシート4を前方へ移動させると、図
7に示すように、アッパレール5とともにロックレバー
10及びオープン部材12及びキープ部材14が移動
し、キープ部材14の当接部15aがロアレール3の端
部18から外れた空間19に達する。
【0020】そして、図3(d)に示すようにシートバ
ック4aを起こすと、図8に示すように、キープ部材1
4の係止部16にオープン部材12の係止部12aが係
合される。従って、オープン部材12の回動位置がキー
プ部材14により保持され、ロックレバー10の係合が
解除されたままの状態となる。
【0021】この状態で、後座席の人が前座席のドアか
ら乗降することができる。その後、前座席の人が前座席
のシート4に座る場合に、図3(a)に示すようにシー
ト4を後方へ移動させると、図9に示すようにキ−プ部
材14の当接部15aがロアレール3の端部18に当接
してキープ部材14によるオープン部材12の保持が解
除される。その直後、図5に示すようにハンドル9が回
動してロックレバー10がロアレール3のロック部6に
係合される。従って、シート4は一旦そこでロックされ
る。この場合、キープ部材14の係止部16がオープン
部材12の案内部20aに支持されてキープ部材14の
当接部15aがロアレール3から離れる。
【0022】なお、必要ならば前座席の人はシート4の
位置を再調節する。
【0023】
【実施例】以下、本考案にかかるツードアの自動車の前
座席用シートトラックスライド装置の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0024】図3(a)で概略的に示すように、シート
トラック1として、車体のフロア2に一対のロアレール
3が固定されているとともに、シート4に一対のアッパ
レール5が固定されている。図1,2に示すようにロア
レール3は底壁3aと、その両側から上方へ折曲された
両側壁3bと、この両側壁3bの上端から相対向して折
曲された両上壁3cとを有し、この両上壁3c間に形成
された長溝3dにアッパレール5が嵌入されてロアレー
ル3に沿って移動可能に支持されている。
【0025】一方のロアレール3においてその一側壁3
bと底壁3aとの間の隅部には直接複数のロック孔6が
アッパレール5の移動方向に沿って並設されている。一
方のアッパレール5に固定されたロックブラケット7及
びハンドルサポート8にはハンドル9が回動可能に取付
けられている。このハンドル9にはロックブラケット7
内でロックレバー10が同ハンドル9と一体回動可能に
固定されている。このロックレバー10はハンドル9の
回動に伴い前記ロアレール3の各ロック孔6に対し係脱
可能であって、ハンドル9上に取着されたねじりコイル
ばね11の付勢力により常にロック孔6に係合されるよ
うになっている。
【0026】前記ハンドル9にはハンドルサポート8に
隣接してオープンレバー12が同ハンドル9に対し回動
可能に支持されている。このオープンレバー12は回動
可能なシート4のシートバック4aに対し連動手段とし
てのケーブル13により連動されている。
【0027】そして、図3(b)で示すようにシートバ
ック4aを倒した時オープンレバー12がケーブル13
により引かれて図6に示すように回動すると、ハンドル
9と一体回動可能に固定された連動部9aがオープンレ
バー12の連動部12bにより押され、ロックレバー1
0及びハンドル9がばね11の付勢力に抗して回動し、
ロックレバー10がロアレール3のロック孔6から離脱
するようになっている。
【0028】一方、図3(a)に示すようにシートバッ
ク4aを起こした時ケーブル13が緩んでハンドル9及
びロックレバー10がばね11の付勢力により図4
(a)(b)及び図5に示すように回動すると、ハンド
ル9の連動部9aによりオープンレバー12がその連動
部12bで押されて回動するとともに、ロックレバー1
0がロアレール3のロック孔6に係合されるようなって
いる。
【0029】前記アッパレール5上にあるキープバー1
4は細長い一本の棒材を折曲形成したものである。アッ
パレール5上の後端部にはロックブラケット7に隣接し
て一対の取付舌片5a,5bが突設され、キープバー1
4の固定端部14aが一方の取付舌片5aに載せられた
状態で他方の取付舌片5bに係入されている。このよう
にキープバー14は片持梁状に支持されて弾性を有し、
ロアレール3上でロックブラケット7上を通り、アッパ
レール5の前端部でハンドルサポート8の長孔8aを貫
通している。このキープバー14の自由端部15には当
接部15aが形成されている。そして、ロアレール3に
対しアッパレール5が移動すると、キープバー14の当
接部15aは、図4(a)(b)に示すようにロアレー
ル3に面する状態と、図7,8に示すようにロアレール
3の一側壁3bの前端部18から外れた空間19に位置
する状態とを取り得るようになっている。
【0030】前記キープバー14にはその当接部15a
と固定端部14aとの間で前記オープンレバー12に対
応して係止部16が形成されているとともに、このオー
プンレバー12には係止部12aが形成されている。ま
た、前記オープンレバー12にはその係止部12aの上
下両側で案内部20a,20bが突設され、この両案内
部20a,20bと係止部12aとが滑らかに連続して
いる。
【0031】キープバー14の当接部15aがロアレー
ル3の一側壁3bに面する状態では、図4〜図6に示す
ように、キープバー14の係止部16が前記オープンレ
バー12の案内部20a,20bに支持されて同当接部
15aが一側壁3bから離れるようになっている。
【0032】一方、キープバー14の当接部15aがロ
アレール3の前端部18から外れた空間19に位置して
ロアレール3から離れ、シートバック4aを起こした状
態では、図8(a)(b)に示すように、ハンドル9が
ばね11の付勢力により連動部9a,12bを介してオ
ープンレバー12とともに回動する。そして、キープバ
ー14の係止部16がハンドルサポート8の長孔8aを
移動してオープンレバー12に接近し、オープンレバー
12の係止部12aがキープバー14の係止部16に係
合されるようになっている。従って、シートバック4a
の状態に関係なくオープンレバー12の回動位置がキー
プバー14により保持され、ロアレール3のロック孔6
に対するロックレバー10の係合が解除されたままの状
態を維持する。
【0033】次に、このように構成されたシートトラッ
クスライド装置の使い方の一例について述べる。図3
(a)に示す状態では、シートバック4aが起こされ、
シート4の位置が前座席の人にとって最適な状態になる
ように調節してある。この状態では、図4(a)(b)
及び図5について前述したように、ロックレバー10が
ロアレール3のロック孔6に係合されているとともに、
キープバー14の係止部16がオープンレバー12の上
側案内部20aに支持されてキープバー14の当接部1
5aがロアレール3から離れている。従って、オープン
レバー12の係止部12aがキープバー14の係止部1
6から離れ、ハンドル9を回動させることができる。こ
の場合、ハンドル9を回動させてロックレバー10の係
合を解除した状態でシート4を移動させ、適宜位置でハ
ンドル9を離せば、シート4の位置を再調節することが
できる。
【0034】次に、図3(b)に示すようにシートバッ
ク4aを倒すと、図6について前述したように、オープ
ンレバー12が回動してロックレバー10の係合が解除
されるとともに、キープバー14の係止部16がオープ
ンレバ−12の下側案内部20bに支持されてキープバ
ー14の当接部15aがロアレール3から離れたままと
なる。
【0035】次に、図3(c)に示すようにシートバッ
ク4aを倒したままシート4を前方へ移動させると、図
7に示すように、アッパレール5とともにロックレバー
10及びオープンレバー12及びキープバー14が移動
し、キープバー14の当接部15aがロアレール3の前
端部18から外れた空間19に達する。
【0036】そして、図3(d)に示すようにシ−トバ
ック4aを起こすと、図8(a)(b)に示すように、
キ−プバー14の係止部16がオープンレバー12に接
近してその係止部16にオープンレバー12の係止部1
2aが係合される。従って、オープンレバー12の回動
位置がキ−プバー14により保持され、ロックレバー1
0の係合が解除されたままの状態となる。
【0037】この状態で、後座席の人が前座席のドアか
ら乗降することができる。その後、前座席の人が前座席
のシート4に座る場合に、図3(a)に示すようにシー
ト4を後方へ移動させると、図9(a)(b)に示すよ
うにキープバー14の当接部15aがロアレール3の前
端部18に当接してキ−プバー14の自由端部15が撓
み、キープバー14によるオープンレバー12の保持が
解除される。その直後、図5に示すようにハンドル9が
ばね11の付勢力により回動してロックレバー10がロ
アレール3のロック孔6に係合される。従って、シート
4は一旦そこでロックされる。この場合、キープバー1
4の係止部16がオ−プンレバー12の上側案内部20
aに支持されてキープバー14の当接部15aがロアレ
ール3から離れる。
【0038】そして、必要ならば、前座席の人はシート
4の位置を調節する。特に本実施例では、オープンレバ
ー12に上下の案内部20a,20bを突設したので、
この案内部20a,20bにキープバー14の係止部1
6が支持されると、キープバー14の当接部15aがロ
アレール3の前端部18を除きロアレール3に接するこ
とはなくなる。従って、アッパレール5がロアレール3
に対し移動するとき、異音が発生しない。そのため、異
音対策に伴う従来の問題も解消できる。
【0039】また、オープンレバー12の上下両案内部
20a,20bとロアレール3の前端部18とこの前端
部18から外れた空間19とを利用して、オープンレバ
ー12に対するキープバー14の保持動作を行わせてい
る。この前端部18や空間19はロアレール3にもとも
と必然的にあるものであり、これらを有効に利用するこ
とにより、ロアレール3に直接ロック孔6を形成したこ
とと相俟って、部品点数が減り、組付作業や構造を簡単
にすることができる。
【0040】さらに、キープバー14は一本の棒材を折
曲形成して片持梁状に支持したものであって、その一部
をロアレール3の前端部18に対する当接部15aやオ
ープンレバー12の係止部12aや案内部20a,20
bに対する係止部16として有効に利用しているので、
部品点数が減り、組付作業や構造を簡単にすることがで
きる。
【0041】前記実施例では、オープンレバー12に上
下の案内部20a,20bを設けたので、アッパレール
5の移動の全工程において、キープバー14の当接部1
5aがロアレール3にその端部18を除き接しないが、
上下の案内部20a,20bのうちいずれかのものを設
けるだけでもよい。この場合には、アッパレール5の移
動工程のうち一部のみにおいて同当接部15aがロアレ
ール3に接しない。
【0042】
【考案の効果】本考案によれば、キープバー14がアッ
パレール5とともに移動する全工程又は一部の工程で、
ロアレール3の端部18以外、ロアレール3に接しない
ので、異音発生等の問題を解決することができる。
【0043】また、ロアレール3にもともと必然的にあ
る端部18と同端部18から外れた空間19とを有効に
利用して、オープン部材12に対するキープ部材14の
保持動作を行わせているばかりではなく、キープ部材1
4を一本の片持梁状の折曲棒材を有効に利用して簡略化
しているので、部品点数が減り、組付作業や構造を簡単
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートトラックスライド装置のウォークインロ
ック機構を示す組立斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)はそれぞれシートの
各移動状態を示す作用説明図である。
【図4】(a)は図3(a)の状態における同機構を示
す部分平面図であり、(b)は同じく部分正面図であ
る。
【図5】同じく縦断面図である。
【図6】図3(b)の状態における同機構を示す縦断面
図である。
【図7】図3(c)の状態における同機構を示す部分平
面図である。
【図8】(a)は図3(d)の状態における同機構を示
す部分平面図であり、(b)は同じく縦断面図である。
【図9】(a)は図3(d)から図3(a)の状態に戻
す途中の同機構を示す部分平面図であり、(b)は同じ
く縦断面図である。
【符号の説明】
1 シートトラック、2 フロア、3 ロアレール、3
a 底壁、3b 側壁、3c 上壁、3d 長溝、4
シート、4a シートバック、5 アッパレール、5a
取付舌片、5b 取付舌片、6 ロック孔(ロック
部)、9 ハンドル、9a 連動部、10 ロックレバ
ー、11 ばね、12 オープンレバー(オープン部
材)、12a 係止部、12b 連動部、13 ケーブ
ル(連動手段)、14 キ−プバー(キ−プ部材)、1
4a 固定端部、15 自由端部、15a 当接部、1
6 係止部、18 前端部、19 空間、20a 案内
部、20b 案内部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロア(2)に固定されるロア
    レール(3)と、 シート(4)に固定され、このロアレール(3)に対し
    移動可能に支持したアッパレール(5)と、 前記ロアレール(3)側でこのアッパレール(5)の移
    動方向に沿って並設した複数のロック部(6)と、 前記アッパレール(5)側で回動可能に取付けたハンド
    ル(9)と、 このハンドル(9)の回動に伴い前記ロアレール(3)
    側の各ロック部(6)に対し係脱可能なロックレバー
    (10)と、 このロックレバー(10)が各ロック部(6)に係合す
    るようにハンドル(9)を付勢するばね(11)と、 前記アッパレール(5)側で移動可能に支持され、回動
    可能な前記シート(4)のシートバック(4a)に対し
    連動手段(13)により連動して移動するオープン部材
    (12)と、 前記シートバック(4a)を倒した時前記オープン部材
    (12)がそれらの間の連動手段(13)を介して移動
    して前記ロックレバー(10)がロアレール(3)側の
    ロック部(6)から離脱し、一方、シートバック(4
    a)を起こした時オープン部材(12)が連動手段(1
    3)を介して移動してロックレバー(10)が同ロック
    部(6)に係合するように、ロックレバー(10)及び
    ハンドル(9)とオープン部材(12)との間に設けた
    連動部(9a,12b)と、 前記アッパレール(5)側で移動可能に支持され、オー
    プン部材(12)の係止部(12a)に対し係止部(1
    6)で係合してオープン部材(12)及びロックレバー
    (10)及びハンドル(9)の移動位置を保持するキー
    プ部材(14)とを備えたシートトラックスライド装置
    において、 前記キープ部材(14)には、アッパレール(5)の移
    動に伴い、ロアレール(3)の端部(18)から外れた
    空間(19)にある位置と、ロアレール(3)に面する
    位置とを取り得る当接部(15a)を設け、 このキープ部材(14)の当接部(15a)がロアレー
    ル(3)に面する時この当接部(15a)をロアレール
    (3)から離すように、前記キープ部材(14)の係止
    部(16)を支持する案内部(20a,20b)を前記
    オープン部材(12)に設けたことを特徴とするシート
    トラックスライド装置におけるウォークインロック機
    構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、キープ部材(14)
    は固定端部(14a)と自由端部(15)とを有する一
    本の棒材を折曲形成したものであって、アッパレール
    (5)側に対し固定端部(14a)で片持梁状に支持さ
    れて弾性を有し、このキープ部材(14)の自由端部
    (15)に当接部(15a)を設けるとともに、この当
    接部(15a)と固定端部(14a)との間でこのキー
    プ部材(14)に係止部(16)を設けたことを特徴と
    するシートトラックスライド装置におけるウォークイン
    ロック機構。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ロアレール(3)は
    底壁(3a)と、その両側から上方へ折曲した両側壁
    (3b)と、この両側壁(3b)の上端から相対向して
    折曲した両上壁(3c)とを有し、この両上壁(3c)
    間に形成した長溝(3d)にアッパレール(5)を嵌入
    して移動可能に支持したものであって、ロアレール
    (3)の端部(18)はこの両側壁(3b)のうち一方
    のものの一端であることを特徴とするシートトラックス
    ライド装置におけるウォークインロック機構。
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