JP2528305Y2 - チツプコンベアのヒンジ部の清掃装置 - Google Patents

チツプコンベアのヒンジ部の清掃装置

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JP2528305Y2
JP2528305Y2 JP12607990U JP12607990U JP2528305Y2 JP 2528305 Y2 JP2528305 Y2 JP 2528305Y2 JP 12607990 U JP12607990 U JP 12607990U JP 12607990 U JP12607990 U JP 12607990U JP 2528305 Y2 JP2528305 Y2 JP 2528305Y2
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chip conveyor
brush
hinge pin
chip
conveyor
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和生 森田
和正 野田
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は工作機械等の切粉排出装置のチップコンベア
のヒンジ部の清掃装置に関する。
従来の技術 従来、切粉排出装置は第3図のようにチップコンベア
形が一般的に使用されている。このチップコンベア6に
はヒンジピン5が一定間隔でチップコンベアの進行方向
に対し直角に取付けられておりチップコンベア6の回転
でヒンジピン5が切粉をかき集めて移送し排出部に設け
たバケット11に排出するが、微細な切粉は切削液によっ
て付着し、そのままでは排出部で落下しないで、ヒンジ
部に付着したまま戻され、切粉排出装置の受皿2及びチ
ップコンベア6のヒンジ部にヘドロとして堆積し種々の
弊害がおきる。このため排出部裏側にコンベアと直交す
るブラシローラを回転させ或いはコンベア巾いっぱい植
毛したブラシ12を設けて付着した切粉を除去している。
考案が解決しようとする課題 ブラシローラ、或いはブラシの先に移動するヒンジピ
ンにより打たれ曲げられ変形して充分にヒンジピンの基
部まで達し難いので切粉除去が思うように行われないと
いう問題があった。またブラシの毛はたえず打たれ曲げ
られるのでブラシの寿命が短くなり頻繁に取替える必要
があるという問題点があった。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたもので、その目的とするところはヒンジピンの
基部を充分に清掃するとともにブラシの先がヒンジピン
により変形されるのを少なくするチップコンベアのヒン
ジ部の清掃装置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために本考案は、ヒンジピン式
チップコンベアを用いる切粉排出装置において、チップ
コンベアの移動方向直角に取り付けたヒンジピンに対し
所定角度θで巡還するエンドレスのローラブラシをチッ
プコンベアの排出部位の裏側に設け、該ローラブラシに
は前記チップコンベアの対向側でヒンジピンと平行とな
るようにローラブラシの移動方向と所定角度θで且つヒ
ンジピンの取付ピッチと等しい位置にヒンジピンの巾に
ほぼ等しい巾のブラシ欠落部分を形成し、前記ローラブ
ラシの前記チップコンベア移動方向の移動速度をチップ
コンベア移動速度と等しくする同期駆動手段とを設けて
なり、ヒンジピンとブラシ欠落部分との位相を合わせブ
ラシがチップコンベア面を摺擦するように構成し、ロー
ラブラシをチップコンベアに対し巾方向に相対移動させ
るものである。
作用 同期駆動手段によってローラブラシはチップコンベア
の速度Vと同期しヒンジピンと同じ移動速度となるよう
にV/sinθの速度でθ度方向に斜めに進行する。ローラ
ブラシのブラシ欠落部分はヒンジピンのピッチと同じで
あるためブラシの先はヒンジピンによる変形が起こらな
い。ローラブラシはまたチップコンベアに対して巾方向
にV・cotθの速度で移動するのでヒンジピンの基部を
摺擦して微細切粉をかき落とす。
実施例 以下第1図,第2図,第3図にもとづき説明する。
先ず切粉排出装置を第3図にもとづき説明する。装置
は公知のものであってその枠体1はS状をなす箱形をし
ており、受皿部2の上面は切粉が落下して入るように長
い巾開口している。排出部の枠体下面3は切粉排出のた
め開口しており、その他はカバーで囲まれている。そし
てこの枠体1内にヒンジピン5を等間隔に取付けたエン
ドレスのチップコンベア6が配置され両端のスプロケッ
トホイール7,8で張られ変曲部ではローラ9,10及び案内
板で受けられる。スプロケットローラ7は枠体1上に設
けたモータ13よりプーリ,ベルトを介して回転される。
排出部3は地上より高い部位に設けられていて、その下
にバケット11が据えつけられている。
本考案の清掃装置は、排出部位の裏側に設けられてお
り、エンドレスベルト15の全表面にブラシ15bが植毛さ
れたローラブラシであって、特にエンドレスベルト15の
回転移動方向Aに対してチップコンベアとの対向側でヒ
ンジピンとθとなる所定角度で且つヒンジピン5のピン
取付位置のピッチと同ピッチにヒンジピンと同じか僅か
に大きな巾にブラシ15bが植毛されていないブラシ欠落
部分15aがつくられている。そしてこのエンドレスベル
ト15はチップコンベア6の進行方向に対し直角に取り付
けたヒンジピン5とブラシ欠落部分15a部分が平行とな
るヒンジピンに対しθの所定角度で回転移動するように
枠体1に回転可能に軸承された支持ローラ16,17に張設
され、ブラシ15b先端がチップコンベア下面を摺擦する
位置に配されている。そしてブラシ欠落部分15a部分に
ヒンジピンが位置するような位相関係に構成されてい
る。支持ローラ16はモータ18により回転され、チップコ
ンベア6の駆動モータ13と同期回転されるが、チップコ
ンベア6の速度をV,エンドレスベルト15の速度をvとす
るとき移動方向がθ°異なっているのでV=sinθ・v
の関係になるように制御されている。
このように構成された本考案の動作を説明する。
本機の運転とともに切削加工が始まり生成された切粉
は落下して枠体1の開口よりチップコンベア6上に落下
する。本機の運転とともに回転されるモータ13によりス
プロケットホイール7の回転でチップコンベア6が移動
し切粉はヒンジピン5により集められ移送されて大きな
切粉は自重により排出口3よりバケット11内に排出され
る。しかし小さな切粉は切削液によりヒンジピンの基部
に付着したままである。ブラシ用のモータ18はモータ13
と同期回転されチップコンベア6の速度Vに対しエンド
レスベルト15の速度はv=V/sinθに制御されているの
でエンドレスベルト15はチップコンベア6の移動ととも
に移動し且つチップコンベア6の巾方向に速度v′=V
・cotθで移動する。したがってブラシ15bのブラシ欠落
部分15aにヒンジピン5が入ったままであり、ブラシ15b
はチップコンベアの巾方向に相対移動して表面を摺擦す
るのでヒンジピン5の基部には付着した微細切粉がかき
落とされる。
考案の効果 上述のように構成されているので本考案は以下の効果
を奏する。
ヒンジピンの奥の付着切粉を隅々まで充分に除去する
ことができヘドロとしてたまることが防止される。また
ブラシはチップコンベアと同期して移動するためヒンジ
ピンによりブラシの変形が少なくブラシの寿命を長くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブラシ取付部の説明側面図、第2図は
チップコンベアのピンジピンとブラシローラの関係を示
す説明図、第3図は従来のチップコンベア形切粉排出装
置の説明図である。 1……枠体、5……ヒンジピン 6……チップコンベア、13,18……モータ 15……エンドレスベルト、15b……ブラシ 16,17……支持ローラ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−127120(JP,U) 実開 昭57−59525(JP,U) 実開 昭63−148626(JP,U) 実開 昭54−42292(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒンジピン式チップコンベアを用いる切粉
    排出装置において、チップコンベアの移動方向直角に取
    り付けたヒンジピンに対し所定角度θで巡還するエンド
    レスのローラブラシをチップコンベアの排出部位の裏側
    に設け、該ローラブラシには前記チップコンベアの対向
    側でヒンジピンと平行となるようにローラブラシの移動
    方向と所定角度θで且つヒンジピンの取付ピットと等し
    い位置にヒンジピンの巾にほぼ等しい巾のブラシ欠落部
    分を形成し、前記ローラブラシの前記チップコンベア移
    動方向の移動速度をチップコンベア移動速度と等しくす
    る同期駆動手段とを設けてなり、ヒンジピンとブラシ欠
    落部分との位相を合わせブラシがチップコンベア面を摺
    擦するように構成し、ローラブラシをチップコンベアに
    対し巾方向に相対移動させることを特徴とするチップコ
    ンベアのヒンジ部の清掃装置。
JP12607990U 1990-11-28 1990-11-28 チツプコンベアのヒンジ部の清掃装置 Expired - Lifetime JP2528305Y2 (ja)

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JPH0484222U JPH0484222U (ja) 1992-07-22
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JP4543485B2 (ja) * 2000-03-09 2010-09-15 株式会社サタケ 無端チェーンコンベア清掃装置
KR100756021B1 (ko) * 2006-05-10 2007-09-11 주식회사 삼흥정밀화학 컨베이어 시스템
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