JPH0728949Y2 - 円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置 - Google Patents

円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置

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Publication number
JPH0728949Y2
JPH0728949Y2 JP318991U JP318991U JPH0728949Y2 JP H0728949 Y2 JPH0728949 Y2 JP H0728949Y2 JP 318991 U JP318991 U JP 318991U JP 318991 U JP318991 U JP 318991U JP H0728949 Y2 JPH0728949 Y2 JP H0728949Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
rotary brush
cylindrical rotary
top plate
cylindrical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP318991U
Other languages
English (en)
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JPH0498481U (ja
Inventor
正彦 佐藤
弘 芳賀
Original Assignee
株式会社新潟鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鉄工所 filed Critical 株式会社新潟鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばパンやケーキを
焼く時に用いる天板に付着した汚れ,焦げ等を物理的に
除去する天板用クリーナ装置等に供する円柱状回転ブラ
シの目詰まり除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、パンやケーキを焼く時に
は、これらを載せるため平板状の天板が用いられ、この
天板に付着したパン,チーズ,卵等の焦げや汚れを除去
するため天板用クリーナ装置が用いられる。該天板用ク
リーナ装置は、多数のブラシで円柱状に形成された円柱
状回転ブラシを有し、該円柱状回転ブラシは、軸部の回
りにブラシを放射状に植毛して構成され、例えば回転ブ
ラシ上下駆動手段により上下方向に昇降自在に設置され
ている。そして、天板を所定の方向に動かしながらその
表底面に付着した焦げや汚れが該円柱状回転ブラシの回
転力により擦り落とされる。
【0003】また、上記の天板の汚れだけでなく機械部
品に付着した汚れ,屑等も円柱状回転ブラシにより除去
される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の円柱
状回転ブラシで、天板に付着した焦げ,汚れや機械部品
等の汚れを擦り落とす際、円柱状回転ブラシのブラシの
毛先に汚れ等が付着して成長し、ブラシの間に目詰まり
を生じ、そのため、円柱状回転ブラシの清掃力が落ち、
天板や機械部品の清掃が充分でなかったという問題があ
った。
【0005】本考案は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、円柱状回転ブラシのブラ
シ間に目詰まりした汚れ等を除去し、その清掃能力を維
持することができる円柱状回転ブラシの目詰まり除去装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、多数のブラシ
で円柱状に形成された円柱状回転ブラシと、該円柱状回
転ブラシに対向・配置されて該円柱状回転ブラシのブラ
シにその軸方向に沿って一部重ね合わせた状態で直線状
に接触する平板状ブラシとから構成されていることを特
徴とする。
【0007】
【作用】本考案においては、円柱状回転ブラシで清掃す
べき品物の汚れ等を擦り落とすうちに、該円柱状回転ブ
ラシのブラシの間には、汚れ等がブラシに付着して目詰
まりを生じて成長しようとするが、該円柱状回転ブラシ
のブラシは、平板状ブラシに接触しているので、これに
常時擦られて、その汚れが落とされる。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図6により本考案の実施例
に係わる円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置を、天板
用クリーナ装置に装着した場合を例に挙げて説明する。
図2ないし図4において、符号Aは天板用クリーナ装置
で、天板101に付着した焦げや汚れ等を除去するため
のもので、その対象となる天板101は略長方形形状に
なり、その周縁にフランジ部102が形成されている。
【0009】1は多数の棒材1A,1B,1C等を組み
立てて構成された略立方形状のフレームで、このフレー
ム1の下部内側には、モータ2が配設されている。モー
タ2の周りには遮蔽板2Aが配設されている。このモー
タ2には第1プーリ3が取り付けられ、この第1プーリ
3は無端ベルト4を介して第2プーリ5と連結してい
る。
【0010】6は円柱状回転ブラシで、該円柱状回転ブ
ラシ6は、天板101に付着した汚れ等を除去するもの
で、その軸7が軸受け8に支持されるとともに、軸7に
上記第2プーリ5が固着されている。図5に示すよう
に、該円柱状回転ブラシ6は、軸7の周りに設けた保持
部材61に多数の可撓性のブラシ6aを螺旋状に固定し
て構成され、そのブラシ6aの毛先6bの外周輪郭は円
筒状に形成されている。
【0011】9は天板用案内部材で、棒材1B,1Bの
間に架け渡したブラケット10に固定されており、その
案内面12は急傾斜し、その案内面12の上部挿入側
に、帯状凹部13が円柱状回転ブラシ6の軸方向に沿っ
て形成されている。11はブラケット10に固定されて
天板案内部材9の背面を支える縦ブラケットで、12A
は案内面12の下端に設けたストッパである。帯状凹部
13の下部側13Aは曲がりが強い湾曲面に形成され、
円柱状回転ブラシ6の外周部6Aから所定の距離離れた
位置にある。帯状凹部13の上部側13Bは略垂直にな
っている。そして、この天板案内部材9の前方且つ・上
方に上記円柱状回転ブラシ6が位置している。図1,図
2,図4において、フレーム1の上部には、帯板14が
水平に取り付けられ、該帯板14に平板状ブラシ15
が、その長孔15A,15Aにボルト,ナットからなる
締付手段16を介して取り付けられている。
【0012】上記平板状ブラシ15は、取付板状部18
の端部に直線状に多数のブラシ19を取り付けて構成さ
れ、該円柱状回転ブラシ6に対向・配置され、該円柱状
回転ブラシ6のブラシ6aの毛先6bに軸方向に沿って
一部重ね合わせた状態で直線状に接触し、長孔15A,
15Aにより、該円柱状回転ブラシ6の径方向に対して
移動調整自在となっている。
【0013】しかして、図2に示すように、作業者が天
板101を手で抱えながら垂直にして挿入し、天板10
1を案内面12に沿って進ませると、円柱状回転ブラシ
6のブラシ6aにより天板101が擦られ、その表底面
の焦げや汚れが除去される。さらに、最下端に進んだ状
態の天板101を円柱状回転ブラシ6に接触させて再び
擦りながら抜き出すと、その抜き出し途中で天板101
の表底面に付着した焦げ,汚れ等の除去が為される。
【0014】本実施例においては、円柱状回転ブラシ6
で天板101の汚れ,焦げ等を擦り落とすうちに、該円
柱状回転ブラシ6のブラシ6aの間には、汚れ等がブラ
シに付着して目詰まりを生じて成長しようとするが、該
円柱状回転ブラシ6のブラシ6aは、平板状ブラシ15
に接触しているので、これに常時擦られて、その汚れが
落とされる。
【0015】以上の如き構成によれば、円柱状回転ブラ
シ6のブラシ6aの毛先6b等に天板101の汚れ,屑
等が付着することを防止し、円柱状回転ブラシ6の清掃
能力を維持することができる。なお、本実施例において
は、清掃すべき品物の例として天板101を挙げている
が、これに限定されないことは勿論である。
【0016】また、本実施例においては、円柱状回転ブ
ラシ6は、軸7の周りに設けた保持部材61に多数の可
撓性のブラシ6aを螺旋状に固定して構成されている
が、必ずしもかかる構造に限定されることなく、例え
ば、保持部材61の周りに放射状にブラシ6aを設けて
構成することもできる。さらに、本実施例においては、
本考案に係わる円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置
を、天板用クリーナ装置に装着した場合を例に挙げて説
明したが、他の装置に適用できることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
円柱状回転ブラシで清掃すべき品物の汚れ等を擦り落と
すうちに、該円柱状回転ブラシのブラシには汚れ等が付
着して成長し、目詰まりを生じようとするが、該円柱状
回転ブラシのブラシは、平板状ブラシに接触しているの
で、これに常時擦られて、その汚れが落とされる。
【0018】従って、円柱状回転ブラシのブラシに汚
れ,屑等が付着することを防止することができ、円柱状
回転ブラシの清掃能力を維持し、清掃すべき品物の汚れ
等を充分に除去することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わる円柱状回転ブラシの目
詰まり除去装置の要部を示す側面図である。
【図2】同円柱状回転ブラシに係わる天板用クリーナ装
置の側面図である。
【図3】同円柱状回転ブラシに係わる天板用クリーナ装
置の斜視図である。
【図4】同円柱状回転ブラシに係わる天板用クリーナ装
置の要部を示す平面図である。
【図5】同円柱状回転ブラシの斜視図である。
【図6】同円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置におけ
る平板状ブラシの側面図である。
【符号の説明】
6 円柱状回転ブラシ 6a ブラシ 15 平板状ブラシ 101 天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のブラシで円柱状に形成された円柱
    状回転ブラシと、該円柱状回転ブラシに対向・配置され
    て該円柱状回転ブラシのブラシにその軸方向に沿って一
    部重ね合わせた状態で直線状に接触する平板状ブラシと
    から構成されていることを特徴とする円柱状回転ブラシ
    の目詰まり除去装置。
JP318991U 1991-02-01 1991-02-01 円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置 Expired - Lifetime JPH0728949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP318991U JPH0728949Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP318991U JPH0728949Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0498481U JPH0498481U (ja) 1992-08-26
JPH0728949Y2 true JPH0728949Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=31731912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP318991U Expired - Lifetime JPH0728949Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 円柱状回転ブラシの目詰まり除去装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0728949Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5950337B2 (ja) * 2012-03-29 2016-07-13 Necプラットフォームズ株式会社 ライブラリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0498481U (ja) 1992-08-26

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