JPS591545Y2 - シ−ト状物のクリ−ニング装置 - Google Patents

シ−ト状物のクリ−ニング装置

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JPS591545Y2
JPS591545Y2 JP4318482U JP4318482U JPS591545Y2 JP S591545 Y2 JPS591545 Y2 JP S591545Y2 JP 4318482 U JP4318482 U JP 4318482U JP 4318482 U JP4318482 U JP 4318482U JP S591545 Y2 JPS591545 Y2 JP S591545Y2
Authority
JP
Japan
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brush
screw
rotating cylindrical
cylindrical brush
sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP4318482U
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English (en)
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JPS57186535U (ja
Inventor
信一 青山
賢三 中曽根
公一 野村
Original Assignee
のむら産業株式会社
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Publication date
Application filed by のむら産業株式会社 filed Critical のむら産業株式会社
Priority to JP4318482U priority Critical patent/JPS591545Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベルト、或いは絨税等のシート状物をクリーニ
ングする装置に関する。
通常ベルト、或いは絨穂等のシート状物に付着したゴミ
その他を取るには円筒ブラシを回転させてこれらに擦す
り付ける方法が比較的簡便であるため広く用いられてい
る。
ところがこの円筒ブラシのブラシの先端には除去したゴ
ミその他が付着し易く、そして付着するとブラシによる
除去効果が著しく低下する為、この円筒ブラシを更にク
リニングする必要が生じる。
特にゴミその他が湿分を帯びている場合にはこの必要性
が高くなるものである。
従来この点まで考慮したシート状物のクリーニング装置
として例えば第1図の如きものが提案されている。
即ち回転円筒ブラシ1のブラシ2中に棒状の抵抗体3を
予め挿入位置決めし、この抵抗体3にブラシ2を順次接
触させ、この擦合せによりブラシ2に付着したゴミその
他のクリーニングを行なっていたものである。
しかしながらこのようなりリーニング装置によるときに
は、ブラシ2の長手方向全体に互って接触抵抗が生じる
為、とりわけブラシ2が強い剛性を有するときは回転円
筒ブラシ1を駆動するモーター(図示せず)に対し高い
負荷が生じ、クリーニングの効果自体も十分なものが得
られず、しかもこの抵抗体3自体にゴミその他が付着し
て来ると(特にゴミその他が湿分を帯びている場合に付
着が著しい。
)抵抗体3自体を洗浄しなければならないという不都合
があった。
本発明は斜上の点に鑑み開発されたものであって、シー
ト状物の表面付着物を除去する回転円筒ブラシに滑面で
且つ中央から両端へ向けて形成したスパイラル部を備え
たスクリュウを回転自在に対峙位置決めし、該スクリュ
ウのスパイラル部を回転円筒ブラシのブラシと一定量噛
合・接触させたシート状物のクリーニング装置を提供す
ることにより上記不都合を解決せんとするものである。
以下その詳細を第2図〜第4図に基づいて説明する。
第2図は本考案に係る装置の1実施例を示すものである
まずその構成を説明すると、このシート状物のクリーニ
ング装置は、回転円筒ブラシ11とこの回転円筒ブラシ
11を清掃するスクリュウ13とより主に構成される。
回転円筒ブラシ11はその外周にブラシ12を備えてい
る。
ブラシ12の材質はこの回転円筒ブラシ11がどの様な
シート状物の付着物を除去するのかによって適宜選択さ
れるもので、シート状物、例えばベルl−1或いは絨穂
等の性質、及びこれらに対して付着しているゴミその他
の付着物の内容を考慮して決定される。
ブラシ12の毛足の長さ、植毛密度等の決定も同様であ
る。
回転円筒ブラシ11は図示せぬモーターにより駆動自在
とされている。
13はスクリュウで゛この回転円筒ブラシ11に対して
平行に対峙位置決めされるもので゛ある。
スクリュウ13は回転自在にして回転円筒ブラシ11に
組合わせられる。
原則として無駆動で足りるが、後述する作用効果の為に
これを駆動自在としておくと有益である。
スクリュウ13は滑面のスパイラル部14 a j4
bを備え、このスパイラル部14a、14bが回転円筒
ブラシ11のブラシ12と一定量噛合・接触するように
して、前述の如く回転円筒ブラシ11に対し回転自在で
且つ平行に対峙位置決めさせるものである。
尚、ここに於いて滑面とは「形状が不変で、ゴミその他
が入り込ます湿分や油分を有するようなゴミその他が付
着し難い表面性状」を意味し必ずしも鏡面を意味するも
のではない。
そして、このスクリュウ13のスパイラル部14 a
、14 bが長手方向の中央部Cを始点とし互いに両端
へ向かう各スパイラル15 a 、15 bによって形
成されているものである。
スパイラル部14 a 、14 bの各スパイラル15
a。
15bの傾角及びピッチは回転円筒ブラシ11のブラシ
12の密度を考慮して適宜決定することができる。
スパイラル15a、15bの切込み深さはブラシ12の
毛足の長さを考慮に入れることが好ましい。
ブラシ12とスパイラル部14 a 、14 bとの噛
合量はブラシ12の腰の強さに主に影響を受けるもので
あり、少なくともスクリュウ13が回転円筒ブラシ11
の回転により従動的に回転する程度に噛合させる必要が
ある。
しかし過度の噛合は逆にスクリュウ13の円滑な回転を
妨げ回転円筒ブラシ11の駆動に対してもそれだけ負荷
増となるものなので、噛合量は調整自在にしておくこと
が望ましい。
次に作用を説明する。
回転円筒ブラシ11の回転によりスクリュウ13は誘導
されて従動回転し、スパイラル部14 a 、14 b
の各々のスパイラル15a、15bは、第2図Bで示す
如く恰も点接触の抵抗棒16 a 、16 bが矢示X
のように互いに離反する方向に移動するのと同様な接触
状態をブラシ12との間に呈する。
スクリュウ13の回転が逆のときは反対に中央部Cに集
まるような動きとなる(矢示Y)。
そして、夫々のスパイラル15 a 、15 bによっ
てこのような接触が連続的に行なわれブラシ12のクリ
ーニングが行なわれるものである。
各スパイラル15 a 、15 bには、スラスト方向
の接触抵抗が働いてゴミその他はよく落とされるが、ス
クリュウ13全体としては、スパイラル部14a、14
bでの応力が互いに逆の為発生した応力は皆相殺されて
しまうものである。
第2図Bの原理のみからすれば抵抗棒16 a 、16
bは移動手段を備える必要があるが、本考案の場合は
スパイラルの特性により各スパイラル15 a 、15
bとブラシ12との接触点はブラシ12の回転に伴な
いスクリュウ13が従動回転すれば自動的に移動するの
で敢て駆動手段を必要としないものである。
勿論スクリュウ13を駆動回転自在にすることも十分可
能で、シート状物の汚れが激しく、従ってそれだけ回転
円筒ブラシ11のブラシ12の汚れが著しいときにはス
クリュウ13を駆動回転させることにより各スパイラル
15 a 、15 bが極めて短時間でブラシ12全面
と接触しつつその付着物を取除いてゆくものである。
このとき、各スパイラル15 a 、15 bによるス
ラスト方向の接触抵抗が一層増加した状態でブラシ12
へ付与されるので、より一層効率よく回転円筒ブラシ1
1のクリーニングか行なわれる。
むろんこの場合でもスクリュウ13全体としてはスラス
ト方向の応力発生はない。
そして情況に応じ、スクリュウ13の回転方向と回転速
度を適宜調整自在にしておけば更に良好である。
第3図は本考案の他の実施例を示すものである。
この実施例は回転円筒ブラシ21.21を図示の如く2
不平行に対峙せしぬ、その間に1本のスクノユウ23を
介在したものである。
そして、平行に対峙位置決めした2本の回転円筒ブラシ
21.21間に於いて、スクリュウ23は、そのスパイ
ラル部24a、24bが両方のブラシ22.22と一定
量で噛合・接触するように介在している。
ブラシ22、22の構成及びスクリュウ23の構成は第
1実施例(第2図)のものと同様なので、省略する。
次にこの実施例の作用を説明する。
回転円筒ブラシ21.21が2本平行に対峙されている
為、スクノユウ23のラジアル方向の応力は各々相殺さ
れるようになる。
スパイラル部24 a 、24 bの各スパイラル25
a 、25 bはそれぞれの回転円筒ブラシ21.2
1のブラシ22.22に対し、接触しているので回転と
共に同時に双方のブラシ22、22に対するり1−ニン
グを行なうものである。
2つの回転円筒ブラシ21.21は、ベルトや絨穂等の
シート状物のゴミや付着物を取るものであるから、通常
同速同方向回転を行なうものであるがこれは、スクリュ
ウ23を結果として同一の方向に回転させることになる
ので、スクリュウ23の従動回転は極めてスムーズに行
なわれるものである。
次に第4図について説明する。
第4図は本考案に係るシート状物のクリーニング装置を
穀粒のヌカ取り装置4のヌカ取りベル) 43 a 、
43 bのクリーニングに採用した概略図を示す。
このヌカ取り装置4は米、麦、小豆等の穀粒のヌカ、ゴ
ミその他の表面付着物をベルトによって払拭・除去する
ものであって、回転速度の相違する一対の基本ローラベ
ルl−41a 、41 bを傾斜状態で対向位置決めし
、これら基本ローラベル)−412,41b上にその対
向面間に若干の間隙42を残してヌカ取りベルl−43
a、43bを各々掛は廻し、この間隙42内で穀粒44
の表面付着物をヌカ取りベル1〜43a。
43 bに転着させて除去するものである。
尚、44′はヌカが既に除去された穀粒である。
ここに於いて、本考案に係る装置10は第1実施例(第
2図)で説明したものが示される。
即ち転着したヌカその他をヌカ取りベル) 43 a
、43 bから除去する為に先ず両方のヌカ取りベル)
43 a 。
43 bに対して組合わせた回転円筒ブラシ11.11
にてクリーニングし、除去したヌカの付着した回転円筒
ブラシ11.11をスクリュウ13で更にクリニングす
るものである。
尚、図中45はクリーニング装置10を囲繞するカバ一
体で、図示せぬバキューム装置に接続され、離反したヌ
カその他46をバキューム装置によって強制的に吸引す
ることにより、上記クリーニングの効果を一層向上させ
るものである。
勿論、カバ一体45の存在により、除去されたヌカその
他46は近辺へ散乱することがない。
以上説明した如く、本考案によれば、その構成をシート
状物の表面付着物を除去する回転円筒ブラシと、この回
転円筒ブラシと対峙位置決めされ、且つ、表面に回転円
筒ブラシと噛合・接触する滑面のスパイラル部を備えた
回転円筒ブラシ清掃用のスクリュウと、から成るものと
し、且つ該スクリュウのスパイラル部が、長手方向の中
央部を始点とし互いに両端へ向けて逆方向に設けられる
ようにしたのでシート状物からのゴミその他の付着物の
転着した回転円筒ブラシを効率よく清掃することができ
、スクリュウは無駆動で回転円筒ブラシの回転に応する
従動回転を行なえばよいので、特別に駆動源を必要とせ
ず極めて経済的である上に、スパイラル部の各々のスパ
イラルがブラシに対していわば点接触の状態で移動し結
果として線接触と同様の接触状態を呈するので、従来の
如く構造自体が線接触であった場合に比し、回転円筒ブ
ラシに対する負荷抵抗が極めて小さく、そして負荷抵抗
が極小であるため特にブラシが強い剛性を有するときで
も容易に対処でき、又全体としてのブラシ接触面積が従
来のものより増加しているため清掃の効率が極めて良く
、そしてこのためにブラシが特に軟弱であったときも清
掃が十分に行ない得るものである。
即ちこれは換言すればいつでもきれいな回転円筒ブラシ
でシート状物をクリーニングできるということにほかな
らない。
加えて必要に応してスクリュウを強制回転させるならば
、この回転ブラシの清掃効果は更に向上し、又、回転ブ
ラシとスクリュウは相互に噛合・接触を繰返しているた
め互いに清掃し合い、しかもスクリュウのスパイラル部
はゴミその他が付着し難い滑面としであるためスクリュ
ウ自体は全く洗浄が不要であるという効果がある。
これは特に、穀粒のヌカ取り用のベルトのように湿分を
有する付着物のあるシート状物を連続的にクリーニング
するに当たって有益となるもので本考案の最も大きな効
果の1つである。
そして更にはスクリュウのスラスト方向の応力発生を相
殺できるため、スクリュウの軸受にかかる負担を極めて
小さくでき、実施例の如く回転円筒ブラシを2本設けれ
ばラジアル方向の応力も相殺することができより回転が
スムーズになるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは従来のシート状物のクリーニング装置を
示すものでAはその平面図、B、はその正面図、第2図
A、Bは本考案の1実施例を示すものでAは装置の平面
図、Bはその原理説明図、第3図は本考案の他の実施例
を示す装置の平面図、そして、第4図は本考案に係かる
シート状物のクリーニング装置を使用した穀粒のヌカ取
り装置を示す全体概略側面図である。 図中 11.21・・・・・・回転円筒ブラシ、12.
22・・・・・・ブラシ、13.23−・・−スクリュ
ウ、14 a 、14 b 、24 a 、24b・・
・・・・スパイラル部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)シート状物の表面付着物を除去する回転円筒ブラ
    シと、この回転円筒ブラシと対峙位置決めされ、且つ、
    表面に回転円筒ブラシと噛合・接触する滑面のスパイラ
    ル部を備えた回転円筒ブラシ清掃用のスクリュウとから
    戊り、該スクリュウのスパイラル部が、スクリュウの長
    手方向中央部を始点とし互いに両端へ向けて逆方向に設
    けられていることを特徴とするシート状物のクリーニン
    グ装置。
  2. (2)回転円筒ブラシは、スクリュウを挾んで2本対峙
    され夫々を該スクリュウと噛合・接触させたものである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のシート状物のクリ
    ーニング装置。
JP4318482U 1982-03-29 1982-03-29 シ−ト状物のクリ−ニング装置 Expired JPS591545Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4318482U JPS591545Y2 (ja) 1982-03-29 1982-03-29 シ−ト状物のクリ−ニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4318482U JPS591545Y2 (ja) 1982-03-29 1982-03-29 シ−ト状物のクリ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57186535U JPS57186535U (ja) 1982-11-26
JPS591545Y2 true JPS591545Y2 (ja) 1984-01-17

Family

ID=29840179

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4318482U Expired JPS591545Y2 (ja) 1982-03-29 1982-03-29 シ−ト状物のクリ−ニング装置

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JP (1) JPS591545Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL2629871T3 (pl) * 2010-10-22 2016-08-31 Gala Inc Urządzenie filtracyjne

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JPS57186535U (ja) 1982-11-26

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