JP5800722B2 - 乗客コンベアの踏板清掃装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば無端状に連結された踏板の清掃を自動的に行う乗客コンベアの踏板清掃装置に関するものである。
従来の乗客用コンベアの踏段を清掃する装置として、無端状に連結された多数の踏段を有するエスカレータの乗降口に着脱自在に固定される保持具と、前記保持具に取付けられ前記踏段の長手方向に沿って摺動自在に移動可能な回転ブラシを備える清掃手段と、前記清掃手段に設けた前記回転ブラシの毛先を前記踏段のクリート部中に向けて押圧する押圧手段とからなるエスカレータの踏段清掃装置がある。(例えば特許文献1参照)
また、前記のような踏段清掃装置において、回転ブラシの毛先に付着した塵埃を回収するために、無端状に連結されたステップの上面部に回転するブラシ装置を当接させて前記ステップの上面部を清掃するとともに前記ステップの長手方向に沿って摺動自在に移動可能なブラシ装置と、前記ブラシ装置に当接するように設けられ前記ブラシ装置に付着した塵埃類を前記ブラシ装置から転着させる巻き取り式の被着体を有する転写手段を備えるステップ清掃装置がある。(例えば特許文献2参照)
特開昭61−178392号公報(第1頁、第6図) 特開2010−184762号公報(第7頁、第1図)
上述した従来の特許文献1に記載の乗客コンベアの踏段清掃装置にあっては、清掃が進
むにつれて回転ブラシに塵埃が付着し、特に、踏段の両サイドは、乗客用コンベアの駆動用チェーンと機構部に供給される潤滑材の影響により油汚れがあるため、回転ブラシに油分を含む塵埃類がこびりつくことにより、清掃性能が低下するという問題があった。このため、該特許文献1に記載されていないが、清掃運転を中止して回転ブラシを交換したり、取り外して洗浄する必要があるという課題があった。また、回転ブラシを踏段の長手方向に沿って摺動して移動させないと踏段の長手方向全体を清掃することができないという課題があった。
また特許文献2のような踏段清掃装置にあっては、特許文献1での課題は解決できるものの塵埃の回収機構が複雑で、装置の製造コストが高いという課題があった。ブラシ装置をステップの長手方向に沿って摺動して移動させないとステップの長手方向全体を清掃することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、清掃装置の運転を長時間止めることなく、清掃性能を維持することができるとともに安価な製造コストとなる乗客コンベアの踏板清掃装置を提供することを目的としている。
この発明に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置は、無端状に連結された踏板の上面部に回転する刷毛を当接させて前記踏板の上面部を清掃するブラシ装置と、前記ブラシ装置に当接するように配設され前記ブラシ装置に付着した塵埃類を前記ブラシ装置から回収する塵埃回収体と前記塵埃回収体を保持する支持板とを有する固定式の塵埃回収手段とを備えたものである。
この発明に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置によれば、塵埃回収手段によってブラシ装置に付着した塵埃類を塵埃回収体に回収するようにしたことにより、装置コストが安くなるとともに、ブラシ装置の汚れが所定レベル以内に維持され、乗客コンベアの踏板清掃装置の運転を長時間止めることなく、清掃性能を維持することができる。
この発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の設置状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の設置状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の要部の動作を示す図である。 この発明の実施の形態2に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段を示す図である。 この発明の実施の形態3に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段を示す図である。 この発明の実施の形態4に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段を示す図である。 この発明の実施の形態4に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態5に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す側面図である。 この発明の実施の形態5に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の設置状態を示す側面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図6に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す平面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す側面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す正面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の設置状態を示す斜視図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の設置状態を示す側面図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の要部の動作を示す図である。なお、図1〜図3、図5、図6では、部材相互の配置の理解を容易にするためにブラシ装置5にハッチングを入れて簡易的に示している。また、図6(a)は装置の側面図、図6(b)はブラシ装置5及び塵埃回収手段4の詳細図、図6(c)は塵埃回収手段4の斜視図をそれぞれ示している。
図1〜図3において、乗客用コンベアの踏板清掃装置1は、使用時に略水平方向に延在
して設置され、筐体2は図4に示すように、取付アーム3により例えばエスカレータ等の無端状に連結された踏板11上に設置される。筐体2の内部には、駆動軸6aを有する駆動用モータ6と、踏板12の長手方向の両端部側および前記両端部の間の中央部側に配置され無端状に連結された踏板12の上面部に回転する刷毛を当接させて前記踏板11の上面部を清掃するブラシ装置5と、踏板11の長手方向の両端部側のブラシ装置5が取り付けられた回転軸7と、踏板11の長手方向の両端部の間の中央部側のブラシ装置5が取り付けられた回転軸8と、駆動用モータ6の駆動軸6aと回転軸7とに懸架された駆動用ベルト9と、駆動用モータ6の駆動軸6aと回転軸8とに懸架された駆動用ベルト10と、各ブラシ装置5にそれぞれ当接するように配設され前記各ブラシ装置5にそれぞれ付着した塵埃類を前記各ブラシ装置5から回収する塵埃回収体4aを有する塵埃回収手段4とを備えている。なお、回転軸7および回転軸8は、筐体2の側面板に設けられた穴に係合され回転自在に保持されている。また、塵埃回収手段4は、図示しないが固定部品によりブラシ装置5に所定の圧力にて押し付けた状態で保持されている。
図6(b)に示すとおり、上記ブラシ装置5は、回転軸7に連結固定された保持体5bを中心として多数の刷毛などの線状体5aが放射状に植設されて外観が略円筒状に形成されたものであり、駆動用モータ6の回転に従動して回転され、線状体5aの先端部がエスカレータ等乗客用コンベアの踏板11の溝内にも侵入するように当接して、踏板11の上面部に付着した汚れや異物を掻き出すように構成されている。
この実施の形態1では、図1に示すように、ブラシ装置5は踏板11の長手方向の両端部側に各1個、中央部側に1個装備され、両端部側の各1個と中央部側の1個は、踏板11の長手方向に互いにオーバーラップさせることにより、踏板11の長手方向全体に亘り一度に清掃できるような構成となっている。
前記塵埃回収手段4は、塵埃・油分が付着し易い例えば天然繊維、化学繊維などの材質からなる繊維状素材の集積体や、発泡材料のブロックなどからなる塵埃回収体4aと、塵埃回収体4aを保持する支持板4bとから構成されている。
前記踏板清掃装置1は取付アーム3により乗客用コンベアの乗降口14近傍に、スカート部13等に固定され設置したときに図4に示すように踏板11の上面及び図示省略している踏板11の溝内にブラシ装置5の線状体5aの先端部が当接するように構成されている。なお、図4において、紙面手前側の手すり12及びスカート部13は装置の設置状態の説明のため省略して記載してある。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。先ず、踏板清掃装置1を乗客用コンベアの乗降口14近傍に図4のようにブラシ装置5の外周面が踏板11上に押し付けるようにセットする。
図1ないし図4に示す状態において、駆動用モータ6を動作させると駆動軸6aが回転する。この駆動軸6aと回転軸7、回転軸8とに懸架された駆動用ベルト9、駆動用ベルト10を介して各ブラシ装置5が矢印Aの方向に回転する。
このような状態において、乗客用コンベアを運転することにより、ブラシ装置5によってかき出された踏板11の溝内を含む上面部に付着している油分を含む塵埃類は、ブラシ装置5の刷毛である線状体5aに付着し、ブラシ装置5が塵埃回収手段4に押し当てられていることにより、ブラシ装置5から除去され、塵埃回収手段4に転着されて回収される。
上述した動作を無端状に連結された踏板11が少なくとも1周する間続けることで、ブ
ラシ装置5が当接した部分の清掃が踏板11の長手方法全体を一度に完了させることができる。もしどうしても一回の清掃動作で踏板11の長手方法全体の清掃が実施できない場合は、適宜幅方向に設置位置をずらして再度同様に清掃運転を実施することで、踏板11の長手方法全体にわたって清掃が完了する。なお、塵埃回収手段4に対する塵埃の転着の効果を上げるために、塵埃回収手段4に例えば、脱脂処理、静電気除去剤の含浸など各種表面処理を施すことは好ましい。また、塵埃回収手段4のブラシ装置5への押し付け圧力を調整することにより塵埃回収効率を適宜調整することができる。
さらに、踏板11は例えば図5の矢印方向(下り運転)に移動するように運転されるが、その逆でも差支えない。
上述したように、この実施の形態1によれば、清掃用のブラシ装置5に付着した油分を含む塵埃類を取り除くための固定式の塵埃回収手段4を設けたことにより安価な装置構成で、ブラシ装置5の踏板11と接触する部分の汚れを落とせるため、清掃性能を落とすことなく、従来よりも長時間安定した乗客用コンベアの踏板面の清掃が可能となる。
また、塵埃回収手段4によるブラシ装置5の汚れ落としは、踏板清掃装置1の運転時に同時に行われるため、清掃完了後のブラシ装置5のメンテナンスが不要となり作業性が向上する。
また、清掃用のブラシ装置5を長時間きれいな状態に保てるので、ブラシ装置5の交換頻度が少なくなり、清掃作業の効率化が図れ、環境負荷の軽減にも繋げられる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図7に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の形態2に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段を示す図であり、図7(a)は装置の側面図、図7(b)はブラシ装置5及び塵埃回収手段4の詳細図、図7(c)は塵埃回収手段4の斜視図をそれぞれ示している。
この実施の形態2は、上述した実施の形態1の踏板清掃装置1の塵埃回収手段4の下部に、回収できずにこぼれてしまう塵埃を受けるための受け皿4cを追加したものですある。その他の構成は上述した実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、塵埃回収手段4の下部に受け皿4cを追加したことにより、清掃動作中に踏板面に零れ落ちる塵埃の量を削減できる。
上記のように、この実施の形態2によれば、塵埃回収手段4の下部に受け皿4cを追加したことにより、清掃動作中に踏板面に零れ落ちる塵埃の量を削減できるので、清掃時間を短くすることができるという効果が得られる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図8に基づいて説明する。図8はこの発明の実施の形態3に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段を示す図であり、図8(a)は装置の側面図、図8(b)はブラシ装置5及び塵埃回収手段4の詳細図、図8(c)は塵埃回収手段4の斜視図をそれぞれ示している。
この実施の形態3は、上述した実施の形態1の踏板清掃装置1の塵埃回収手段4の構造として、箱型の回収手段としたものである。塵埃回収手段15は、箱体15bと、開口部15aとからなる。ブラシ装置5が回転しながら塵埃を回収すると、塵埃回収手段15の開口部15aにブラシ装置5の刷毛である線状体5aの先端部が入り込み、開口部15a
の前面壁面のエッジ15cにより塵埃16が漉き取られ、箱体15b内部の空間に集積されるような構造としたものである。
塵埃回収手段15の設置位置は、ブラシ装置5の刷毛である線状体5aの先端部が前記エッジ15cに上方向から当たるように、上述した実施の形態1の設置位置とは反対側に変更したものである。その他の構成は上述した実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態3においては、塵埃回収手段15として箱型形状の構造体を用いたので、塵埃回収性能が長時間にわたり維持できるので、装置のメンテナンスサイクルを長くすることができるという効果が得られる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図9および図10に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図9はこの発明の実施の形態4に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段を示す図である。図10はこの発明の実施の形態4に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置における塵埃回収手段の他の例を示す図である。なお、図9(a)は装置の側面図、図9(b)はブラシ装置5及び塵埃回収手段4の詳細図、図9(c)は塵埃回収手段4の斜視図をそれぞれ示している。また、図10(a)は装置の側面図、図10(b)はブラシ装置5及び塵埃回収手段4の詳細図、図10(c)は塵埃回収手段4の斜視図をそれぞれ示している。
この実施の形態4は、上述した実施の形態1の塵埃回収手段4の構造と、上述した実施の形態3の塵埃回収手段15の構造を組み合わせたものである。塵埃回収手段17は、繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体17aと箱体17bと、開口部17cとからなる。ブラシ装置5が回転しながら塵埃を回収すると、塵埃回収手段17の繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体17aで大半の塵埃が拭い取られ、その後、開口部17cにブラシ装置5の刷毛である線状体5aの先端部が入り込み、開口部17cの前面壁面のエッジ17dにより塵埃16が漉き取られ、箱体17b内部の空間に集積されるような構造としたものである。
塵埃回収手段17の設置位置は、ブラシ装置5の刷毛である線状体5aの先端部が前記エッジ17dに上方向から当たるように、上述した実施の形態1の設置位置とは反対側に変更したものである。その他の構成は上述した実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
なお、繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体17aと箱体17bの位置関係として、図10に示すように逆になっていてもよい。塵埃回収手段18は、繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体18aと箱体18bと、開口部18cとからなる。ブラシ装置5が回転しながら塵埃を回収すると、塵埃回収手段18の繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体18aで大半の塵埃が拭い取られ、その後、開口部18cにブラシ装置5の刷毛である線状体5aの先端部が入り込み、開口部18cの前面壁面のエッジ18dにより塵埃16が漉き取られ、箱体18b内部の空間に集積されるような構造としたものである。図10の構成にすることにより、大きな塵埃を箱体18bに先に回収し、小さな塵埃を繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体18aに回収できるので、回収効率が更に向上する。
上記のように構成された実施の形態4においては、塵埃回収手段17,18として繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなる塵埃回収体と箱型形状の構造体を用い
たので、塵埃回収性能が更に長時間にわたり維持できるので、装置のメンテナンスサイクルを長くすることができるという効果が得られる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5を図11および図12に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図11はこの発明の実施の形態5に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置を示す側面図である。図12はこの発明の実施の形態5に係わる乗客コンベアの踏板清掃装置の設置状態を示す側面図である。
この実施の形態5では、踏板清掃装置1は、筐体2の外周下端に軟質樹脂、ゴム等で形成されたパッキン体19を備え、かつ筐体2の天面の中央付近に内部の空気を吸引するための吸引口20を備えている。図12はこの実施の形態5の踏板清掃装置1の動作状態を示すものであり、吸引口20に例えば掃除機からなる吸引装置21を接続し、乗客用コンベアに設置して使用する。上述した実施の形態1と同様な運転を実施すると同時に、掃除機からなる吸引装置21を運転し、踏板11の溝部から掻き出された塵埃で、ブラシ装置5で捕捉できずに踏板面に零れ落ちた塵埃を掃除機からなる吸引装置21による吸引力により回収することができる。
掃除機からなる吸引装置21による吸い込みにより、踏板清掃装置1の左側下部より気流Bのように吸い込み、筐体2内部を気流Cのように流れ内部に残った零れた塵埃を巻き上げながら吸引口20より排出される。パッキン体19は、掃除機からなる吸引装置21にて吸引するときに筐体2と踏板面との隙間を狭くし、吸引効率を向上させる役割を果たしている。その他の構成は上述した実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態5においては、塵埃の捕捉手段として補助的に掃除機からなる吸引装置21を装着したので、塵埃の回収効率が更に向上し、清掃動作中に踏板面に零れ落ちる塵埃の量を削減できるので、清掃時間を更に短くすることができるという効果が得られる。
なお、上記実施の形態1〜5では、駆動源として駆動用モータ6を用い、駆動力の伝達手段として駆動用ベルト9,10を用いたが、駆動手段や伝達手段、伝達方式などはこれら実施の形態のものに限定されるものではない。例えば、伝達手段としてチェーンなどを用い、あるいは回転軸7,8を直接駆動するダイレクトドライブ方式などに変更しても良い。
また、ブラシ装置5と塵埃回収手段4が常時当接しているように図示したが、塵埃回収手段4の保持機構を図の上下方向に可変にできるような構造とし、例えば駆動用モータ6の起動時等、当接状態を任意に解除し得るようにしても良い。
更に、ブラシ装置5を両端各1個、中央1個の合計3個の構成で説明したが、ブラシ装置5の個数や配置は、これに限定されるものでなく、必要に応じて増減してもよい。
さらに、ブラシ装置5と塵埃回収手段4の当接のさせ方、当接させる位置、あるいは圧力のかけ方等、この発明の範囲内で各種の変更や変形できることは言うまでもない。
ところで、上記各実施の形態ではこの発明をエスカレータに適用した場合について説明したが、例えばいわゆる「動く歩道」や、移動方向に段差が生じない傾斜路を形成した乗客用コンベアなどにも適用できることは言うまでもない。
また、踏板または踏面がゴム製の素材を用いたものでも差支えない。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、乗客コンベアの踏板清掃装置の運転を長時間止めることなく、清掃性能を維持することができる乗客コンベアの踏板清掃装置の実現に好適である。
1 踏板清掃装置
4 塵埃回収手段
4a 塵埃回収体
4c 受け皿
5 ブラシ装置
11 踏板
15 塵埃回収手段
16 塵埃
17 塵埃回収手段
17a 塵埃回収体
18 塵埃回収手段
18a 塵埃回収体
21 吸引装置

Claims (8)

  1. 無端状に連結された踏板の上面部に回転する刷毛を当接させて前記踏板の上面部を清掃するブラシ装置と、前記ブラシ装置に当接するように配設され前記ブラシ装置に付着した塵埃類を前記ブラシ装置から回収する塵埃回収体と前記塵埃回収体を保持する支持板とを有する固定式の塵埃回収手段とを備えたことを特徴とする乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  2. 前記ブラシ装置は、前記踏板の長手方向の両端部側および前記両端部の間の中央部側に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  3. 前記塵埃回収手段の前記塵埃回収体は、繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  4. 前記塵埃回収手段の下部に受け皿を設けたことを特徴とする請求項3に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  5. 前記塵埃回収手段は、塵埃を漉き取るエッジ及び塵埃を保持する箱体を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  6. 前記塵埃回収手段は、前記塵埃回収体として、繊維状素材の集積体または発泡材料のブロックからなり、かつ塵埃を漉き取るエッジ及び塵埃を保持する箱体を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  7. 前記ブラシ装置によって掻き出された塵埃類を吸引する吸引装置を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
  8. 前記吸引装置は掃除機であることを特徴とする請求項7に記載の乗客用コンベアの踏板清掃装置。
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