JP5561716B2 - 表面処理装置 - Google Patents
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Description
(1)回転ブラシ22が設けられたワークスペース20の背面側に、表面処理によって生じた切屑102を分離するフィルタ94と分離された切屑102を回収する回収トレー84とが、ハウジング82に着脱可能に保持された回収部80を設けるとともに、前記フィルタ94を、前記回転ブラシ22の回転によって生じ前記ハウジング82の通気孔100へ向かう気流の流路上に配置することとした。このため、前記回転ブラシ22の回転により生じる気流を利用して切屑102などの分離・回収ができるため、別途集塵装置を設ける必要がなくなり、装置構成を簡略化することができる。
(3)略円柱状のローラ24の表面に、該ローラ24の回転軸と略直交する面に対して傾斜するように多数のブラシ体28が設けられた回転ブラシ22を利用しているため、ワークWの立ち上がり部分の側面などにバリが形成されている場合でも、良好に除去することができる。
(4)回転ブラシ22の上部側が、透明な上部カバー32によって覆われているため、切屑や塵埃が飛散することなく、また、表面の状態を確認しながら作業ができる。更に、前記上部カバー32の正面に傾斜を付けて、下端側がワークスペース20の内側に入り込むように形成されているため、回転ブラシ22の回転によって生じた気流が逆流してきた場合でも戻すことができる。
(1)前記実施例で示した各部の形状,大きさは一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。例えば、図7(B)に示す表面処理装置210のように、ワークスペース20,モータ収納部40,回収部80の全ての高さを、前記実施例1の表面処理装置10の半分程度の高さとすることによって、テーブル212などに載せて使用する卓上型の装置として利用できる。
(2)前記実施例の回転駆動機構も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、他の公知の各種の機構を適用してよい。回転ブラシ22の支持機構も一例であり、例えば、自在継手(ユニバーサルジョイント)を利用して、回転ブラシ22の角度を変更できるようにするなど適宜変更可能である。
(5)前記回転ブラシ22の構造も一例であり、前記実施例1では、ローラ24の軸に略直交する面に対して、ブラシ体28を所定角度傾斜させることとしたが、ブラシ体28を傾けなくてもよい。また、サンドペーパーの利用も一例であり、他の公知の各種のブラシ体を用いてよい。更に、前記サンドペーパーの粗さの粒度を変えることで、磨き粗さの調整を行うようにしてもよい。
(9)前記実施例1では、本発明をバリ取りに適用することとしたが、これも一例であり、本発明は、薄板の表面研磨の加工仕上げや、木材表面の磨き上げ加工にも適用可能である。このほか、ステンレスのヘアライン加工にも適用可能である。
(10)前記実施例では、図5(C)に示したように、巻き込み防止片504を研磨ロール522側に設けたが、回転ブラシ22側にも同様に設けてよい。
(11)前記実施例では、バリ取り用の回転ブラシと、研磨用のロールを設けたが、それらの組み合わせは任意であり、荒さの異なる研磨用ロールを2つ設けるなど、必要に応じて適宜変更してよい。また、他の各種のロール,ディスクなどを取り付けてもよい。
(12)前記実施例では、表面処理手段として、回転ブラシと研磨ロールを設けたが、更に多数の表面処理手段を設けることを妨げるものではない。例えば、実施例2と実施例3を組み合わせて、一つの回転ブラシと二つの研磨ロールを設けるようにしてもよい。
12:本体部
14:フレーム
14A:底面部
14B,14C:側面部
14D:仕切部
14E:背面部
16A:底面カバー
16B,16C:側面カバー
16D:仕切カバー
16E:背面カバー
16F:上部カバー
16G:正面カバー
18:脚部
20,20A:ワークスペース
22,22A〜22C:回転ブラシ
24:ローラ
26:溝
28:ブラシ体
30:回転軸
32:上部カバー
40:モータ収納部
42,46:固定プレート
44,48A,48B:切欠き
50:回転モータ
51:回転軸
54:プーリ
56A,56B:軸受け
58:プーリ
60,61:ベルト
62:インバータ
64:コントローラ
64A:ボタン
64B:つまみ
66,68:配線
70:電源コード
72,74:通気孔
80,80A:回収部
82:ハウジング
82A,82B:側面
82C:背面
82D:底面
82E:正面上部カバー
83:スリット
84,84A:回収トレー
86:取手
88:ホルダ
90:フレーム
92:取手
94:フィルタ
96:ネジ
98:上面カバー
99:遮蔽板
100:通気孔
102:切屑(ないし塵埃)
200,210,220:表面処理装置
212:テーブル
222:ワークスペース
224:回転ブラシ
226:回転軸
230:回収部
232:上面カバー
234:スリット
236:フレーム
238:ホルダ
240:取手
242:フィルタ
246:通気孔
248:遮蔽板
400:表面処理装置
420:ワークスペース
421:カバー
422:研磨ロール
423:座金
424:ボルト
430:回転軸
464:コントローラ
464A:スタートボタン
464B:ストップボタン
464C:回転数調整ボタン
500:表面処理装置
502:カバー
504:巻き込み防止片
504A:基部
504B:先端部
520:ワークスペース
521:開閉扉
522:研磨ロール
530:回転軸
600:伝達機構
602,604:回転軸
604:回転ブラシ
700,706,710,716:プーリ
702:ベルト
704:回転軸
712:ベルト
714:回転軸
W:ワーク
Claims (10)
- 正面及び背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,
該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの表面処理手段,
前記ワークスペース外に設けられており、前記表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,
前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,
を備えており、
前記回収手段は、前記表面処理手段の回転により生じる気流が、前記回収手段の背面にあたって前に戻ってしまうことを防止できる奥行きを有することを特徴とする表面処理装置。 - 背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,
該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う複数の表面処理手段,
前記ワークスペース外に設けられており、前記複数の表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,
前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記複数の表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,
を備えており、
前記回収手段は、前記表面処理手段の回転により生じる気流が、前記回収手段の背面にあたって前に戻ってしまうことを防止できる奥行きを有することを特徴とする表面処理装置。 - 背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,
該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの第1の表面処理手段,
前記ワークスペース外に設けられており、前記第1の表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,
該回転駆動手段を挟んで、前記第1の表面処理手段と反対側に回転可能に支持されており、前記回転駆動手段により回転駆動されて処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの第2の表面処理手段,
前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記第1の表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,
を備えており、
前記回収手段は、前記表面処理手段の回転により生じる気流が、前記回収手段の背面にあたって前に戻ってしまうことを防止できる奥行きを有することを特徴とする表面処理装置。 - 前記表面処理手段の一つが、ローラの表面に処理対象に接触して表面処理を行う多数のブラシ体が設けられた回転ブラシであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表面処理装置。
- 前記回転ブラシのブラシ体が、前記ローラの回転軸に対して所定角度傾斜していることを特徴とする請求項4記載の表面処理装置。
- 前記回収手段が、
前記表面処理手段の回転により生じる気流に混在する切屑ないし塵埃を空気から分離するフィルタ,
前記フィルタの下方に配置されており、前記切屑ないし塵埃を受ける回収トレー,
前記ワークスペースの背面に連結して前記開放部を覆うとともに、前記フィルタ及び回収トレーを着脱可能に保持し、かつ、前記フィルタで切屑ないし塵埃が分離された空気を外部に排出する通気孔を備えたハウジング,
を含むとともに、
前記フィルタを、前記表面処理手段の回転によって生じ、前記通気孔へ向かう気流の流路上に配置したことを特徴とする請求項1〜5記載の表面処理装置。 - 前記フィルタを、前記表面処理手段の後方に配置したことを特徴とする請求項6記載の表面処理装置。
- 前記表面処理手段及びフィルタを、前記フィルタが右手になるように側面からみたときに、
前記表面処理手段を反時計回りに回転させ、前記通気孔を前記ハウジングの上面に設けるとともに、
前記表面処理手段の後方に、前記ハウジングの上面から前記フィルタまでの間を遮る遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項7記載の表面処理装置。 - 前記ワークスペースの上面を透明のカバーで覆うとともに、該ワークスペースの正面にカバーを設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表面処理装置。
- 前記表面処理手段の背面側に、該表面処理手段によるワークの巻き込みを防止する巻き込み防止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の表面処理装置。
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JP2009143928 | 2009-06-17 | ||
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