JPH10309668A - ブラスト処理部材 - Google Patents

ブラスト処理部材

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JPH10309668A
JPH10309668A JP13295897A JP13295897A JPH10309668A JP H10309668 A JPH10309668 A JP H10309668A JP 13295897 A JP13295897 A JP 13295897A JP 13295897 A JP13295897 A JP 13295897A JP H10309668 A JPH10309668 A JP H10309668A
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JP
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blast
holding
blasting
processing
holding member
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JP13295897A
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Tadashi Tomioka
直史 富岡
Takeo Imai
威夫 今井
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気の噴射力を用いて行うブラスト処理を、
回転力を用いて行うようにしたブラスト処理部材を得
る。 【解決手段】 図示しない駆動機構により回転される回
転軸2に対してはその軸心方向に対して副数枚(図示の
場合は8枚)の保持材が取り付けられる。保持材は例え
ばゴム等の可撓性、弾力性を有する材料により形成さ
れ、各保持材3の先端縁部にはブラスト4が接着剤等の
固定手段により固着されている。このブラスト処理部材
1は処理装置に取り付けられ、回転軸2の軸心とブラス
ト処理対象物との距離が保持材3の回転半径よりも小さ
くなるようにして処理対象物に配置される。各保持材3
が回転することにより、各保持材3の先端縁部は処理対
象を鞭打つように当たり、この先端縁部に固着されたブ
ラストの処理対象に対する衝突の衝撃により処理対象の
錆、塗料等を剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微粒子を用いてブラ
スト処理を行うブラスト処理部材であって、特に回転力
を用いてブラスト処理を行うことを特徴とするブラスト
処理部材である。
【0002】
【従来の技術】例えば処理対象物の酸化面の除去、塗料
の除去等を行う方法の一つとしてサンドブラスト処理が
ある。このサンドブラスト処理は高速で噴射される圧縮
空気を用いて対象物に対して海砂、川砂、金剛砂等の鉱
物性粒子を噴射衝突させることにより、対象物の付着物
を除去する等の表面処理を行う。また使用する微粒子が
グリットと称されるチルド鋳物の小砕片を用いたグリッ
トブラスト処理もあるが、内容的には前記サンドブラス
ト処理と同じ方法である。さらに、本願出願人はこの微
粒子をプラスチック微粒子(プラスチックビーズ)とし
たブラスト材(商品名マジックジェム)を提供し、上記
鉱物性微粒子或いはグリットでは処理困難な対象、例え
ば自動車のパンパー等のプラスチック部品、ガラス製
品、アルミ製品等比較的軟質な材料でも表面処理が効果
的に行うことができるようにし、また粉塵が殆ど発生し
ない等の効果を発揮し好評を博している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブラスト材を用いた表
面処理は、微粒子の大きさ、種類、噴射速度等を適当に
選択することにより、対象物の表面処理を目的に応じて
極めて効果的に行うことができる。しかしながら、ブラ
スト処理を実施するには、ブロワー等の高圧空気発生装
置、高圧空気の噴射装置、循環装置、対象物から除去さ
れた除去片と微粒子とを分離する分離装置、除去した除
去片を捕集する集塵装置等が必要となり、必然的に装置
は大型高価なものとなる。また、装置によっては噴射し
た微粒子を使い捨てとして除去片と共に廃棄することに
より、分離装置を省いた簡略形のものも提供されている
が、ブラスト処理に大量の微粒子が必要となること、捕
集した微粒子及び除去片はそのまま廃棄物となってしま
い廃棄による公害が生じる可能性があること等の問題が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブラスト処
理部材は、回転軸と、この回転軸に取り付けられた保持
材と、この保持材の少なくとも先端部に固着された微粒
子から構成され、回転軸を介して回転する保持材の先端
部が対象物に衝突することにより、当該保持材の先端部
に固着されたブラストが対象物の表面処理を行うよう構
成されている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は上記従来形のブラスト処
理に対して、対象物に微粒子を高速で衝突させるための
運動エネルギーを従来の方法と大きく相違させたことに
その特徴がある。即ち、従来のブラスト処理は高速で噴
射する空気に搬送される微粒子を対象物に噴射すること
により、ブラストの衝突による衝撃によって付着物、錆
等処理対象除去するようになっている。これに対して本
部材は、例えばゴムフィルム等可撓性を有する部材から
構成された保持材が回転軸を中心として回転するよう構
成され、この保持材の先端部分を中心として、上記プラ
スチックビーズ等のブラストが接着剤等の固定手段によ
って固着されている。
【0006】このように構成されたブラスト部材は、保
持材の回転半径よりも回転軸が対象物に近接するように
して対象物に近接配置される。この状態で回転軸を回転
させると、保持材の先端部は対象物に対して鞭を打つよ
うにして衝突することになる。即ち、本部材では保持材
の回転エネルギーを、対象物に対するブラストの衝突エ
ネルギーに変換し、このブラストの衝突によって対象物
の表面処理を行う。
【0007】また、ブラスト保持部材は板状のものか
ら、短冊状のもの、或いは瓶洗い用のブラシの如く、回
転軸の周囲に放射状に多数の線状の保持部材が植設され
ているものなど色々な構成が可能である。また、保持材
を有するブラスト装置は、例えば道路の白線除去或いは
付着したガム等を除去する道路表面処理用の比較的大型
の装置から、例えば片手で持って垂直面の表面処理を行
える小型の装置まで各種の構成が可能である。さらに、
例えば粗いブラストを固着したブラスト処理部材と、微
細なブラストを固着したブラスト処理部材とを連設させ
ることにより、表面の荒仕上げと、最終仕上げを同時に
行える装置を形成する等、同時に異なるブラストを使用
する装置を一台の装置として構成することが可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す。矢印1
はブラスト処理部材を示す。2は同ブラスト処理部材1
の回転軸であって、後で例示するブラスト処理装置にこ
のブラスト処理部材が取り付けられた際に、同装置に設
けられた駆動装置により回転可能に構成されている。こ
の回転軸2に対して放射状に複数の保持材3が取り付け
られている。
【0009】図示の構成の保持材3はゴム、或いは軟質
プラスチック等の可撓性を有する材料から形成されたシ
ート状物となっており、図示の場合は回転軸2を中心と
して8枚の保持材3が放射状に取り付けられているが、
もとよりこの保持材2の取り付け枚数は8枚に限定され
るものではない。また保持材3は可撓性を有する柔軟な
材料により形成されており、後述する微粒子の衝突力を
発揮するためには回転軸2が水平に配置されている構成
でかつこの回転軸2が停止している時に、各保持材3が
自重によりある程度下側に垂れ下がる程度の柔らかさを
有しているのが効果的である。
【0010】上記各保持材3の端縁部、即ち回転軸2の
取り付け側と対向する側の端縁にはブラスト処理を行う
ための微粒子(以下「ブラスト」とする)4が接着剤等
の固定手段により固着されている。例えばブラスト処理
部材1を道路の白線除去、或いは固着したガム等を除去
するために用いる場合にはこのブラスト材4として、前
述のプラスチック微粒子が最適であるが、その他目的に
応じて鉱物性粒子、グリット等各種の微粒子の固着も当
然可能で、かつまたこれらの微粒子の大きさ(メッシ
ュ)も自由に選定できる。
【0011】図2は上述のブラスト処理部材1の作動状
態を示す。このブラスト処理部材1の回転軸2が図示し
ない駆動源により回転すると、この回転軸2に取り付け
られた各保持材3は自己の有する柔軟性、可撓性により
矢印で示す回転方向に対して弓形にしなるようにして回
転する。この際の各保持材3の先端縁の回転軌跡をRと
し、かつこの回転軌跡Rの半径をD1 とすると、同ブラ
スト処理材1の回転軸2はこの半径D1 よりも小さい値
2 を以て処理対象5に近接配置される。
【0012】上述の状態で回転軸2が回転することによ
り処理対象5に接近した保持材3はその先端縁が丁度処
理対象5を鞭打つようにして衝突する。これにより保持
材3の先端縁近傍に設けられているブラスト4が矢印P
で示す方向から大きな角度αを以て衝突することにな
る。このブラスト4の衝突による衝撃によって処理対象
5の付着物の除去等の表面処理が行われる。即ちこのブ
ラスト処理部材1の回転力は、回転軸2を処理対象5に
近接させることにより保持材3の先端縁に設けられたブ
ラスト4の衝突力として作用し、丁度高圧空気によりブ
ラスト4を噴射した場合と同様の効果を発揮することに
なる。
【0013】またD1 >D2 の範囲で前記回転軸2と処
理対象5との距離D2 を調節することにより処理対象5
に対する処理効果を調整することができる。即ち回転軸
2の回転速度が同じであることを前提とすると、D2
値を小さくさせることにより処理対象5に対する保持材
3のブラスト固着部の衝突角度αが大きくなり、ブラス
ト4の衝撃力が大きくなる。但し保持材3の柔軟性によ
っても相違するが、余りD2 を小さくすると、ブラスト
4を衝突させた後、後方に移動する保持材(符号3´で
示す)の屈曲が強くなり、かつこの保持材3´のブラス
ト4´が処理対象5を擦過摺動する距離が大きくかつブ
ラスト4´部分の圧接力が大きくなって処理対象5に対
して擦過痕を残す可能性もある。従って保持材3の柔軟
性等及びかつ処理対象5の表面状態を考慮してこのD2
を決定する。また当然のことながらブラスト処理材1の
回転速度を大きくすることによりブラスト4の処理対象
に対する衝撃を大きくすることができる。
【0014】一方D2 を大きく設定すると、前記角度α
が小さくなり、従って処理対象に対するブラスト4の衝
撃力は小さくなる。従って処理対象5が磨耗性の高いも
のである場合には、ブラスト4の粒子が同じ大きさでれ
ばD2 を大きく設定するのが望ましい。即ち本発明のブ
ラスト処理部材では、回転軸2と処理対象の距離D2
同ブラスト処理部材の回転速度、所望の粒径或いは材質
のブラストが設けられているブラスト処理部材の選択等
を適宜組み合わせることによって、殆どの処理対象に対
して利用が可能となる。
【0015】図3は第2の実施例を示す。この実施例で
は前記保持材3が当該保持材3の幅方向、即ちブラスト
処理部材1の回転半径方向に対して複数の短冊状に切断
されており、各短冊部3Aの端縁部を中心としてブラス
ト4がそれぞれ固着されている。また保持材3自体は前
記実施例の場合と同様可撓性、柔軟性を有する材料によ
り形成されている。
【0016】上記のように保持材3を複数の短冊部3A
に分割することにより各短冊部3Aがそれぞれ独立して
処理対象5に接触する。このため図4に示すように処理
対象5の表面が凹凸、或いは波打つような曲面になって
いることにより処理対象5と回転軸2との距離D2 の値
が回転軸2の軸心方向において異なっていても個々の短
冊部3Aがそれぞれ独立して処理対象5に接触するた
め、保持材3全体では捩れを生じることなく処理対象に
対して万遍なくブラスト4が衝突することになる。
【0017】図5は第3の実施例を示す。この実施例で
は前記実施例1のように保持材3は一枚のシート状に形
成されているが、この保持材3には多数の通気孔3aが
形成されている。これにより保持材3が回転する際に抵
抗となる空気の一部を通気孔3aを介して後方に逃し、
ブラスト処理部材1全体の回転における負荷を減少させ
る。但し、このブラスト処理部材1の回転自体がブロワ
ーとして機能するので、例えば対象物から剥離除去した
除去片を吸引口等に向かって吹き飛ばす等ブロワー機能
を重視する場合には、却ってこの通気孔3aは形成せ
ず、図1に示す構成としておく。
【0018】図6は第4の実施例を示す。この実施例で
は回転軸2に対して、この回転軸2を中心として放射状
に多数の線状の保持材6が植設され、ブラスト処理部材
7が形成される。このブラスト処理部材7の線状保持材
6も前記保持材3と同様、可撓性及び柔軟性を有する材
料から形成されており、各線状保持材6の先端部にはそ
れぞれブラスト4が固着されている。この構成のブラス
ト処理部材7も図7に示すように前記各実施例と同様回
転軌跡Rの半径をD1 よりも小さい値D2 を以て処理対
象5に近接配置され、ブラスト処理に供される。
【0019】図8は上記各実施例に示すブラスト処理部
材の使用状態の一例を示すブラスト処理装置を示し、例
えば舗装道路等の路面11に引かれた白線の除去、ある
いは吐き捨てたガム等の付着物の除去を行うようにした
ブラスト処理装置の構成を概念的に示している。
【0020】符号10はブラスト処理装置を示し、同装
置10では例えば小型の内燃機関或いは電動モータ等の
駆動装置(何れも図示せず)により回転駆動されるブラ
スト処理部材1により路面11の塗装或いは付着物を除
去する。この場合路面11から剥離除去された除去片は
ブラスト処理部材1の回転により生じるブロワー効果に
より装置背後に吹き飛ばされる。この装置の後部には集
塵装置12が設置され、吹き飛ばされた除去片を吸引捕
集する。なおブラスト処理部材1によるブラスト処理に
あっては保持材3または6に固着されたブラスト4は、
この保持材3または6から僅かな量が離脱するだけであ
るため、捕集物から除去片とブラストとを分離する必要
はなく、従ってブラスト装置10には分離装置は必要な
く、装置全体を安価かつ小型に形成することができる。
【0021】また図示しないがブラスト処理装置10に
対して回転軸2を昇降させる手段を設ければ前記D2
値を調節することができ、路面11の状態に応じて効果
的な処理が可能となる。また、ブラスト処理部材1はブ
ラスト処理装置10に対して容易に着脱できるよう構成
することにより、磨耗したブラスト処理部材1の交換、
或いはブラスト4の粒径が異なるブラスト処理部材への
交換等も容易に行うように構成することは当業者におい
て容易に実施可能である。
【0022】図9はブラスト処理装置の別の構成例を示
す。この装置ではブラスト処理部材1Aとブラスト処理
部材1Bとが配置されている。このうち例えばブラスト
処理部材1Aのブラスト4の粒径を大きくして路面11
の荒仕上げを行い、後続のブラスト処理部材1Bのブラ
スト4の粒径を小さくして最終仕上げを行うようにした
り、或いはブラスト処理部材1Aの回転軸心から路面ま
での距離D2 をブラスト処理部材1Bの回転軸心から路
面までの距離D2 よりも小さく設定して、ブラスト処理
部材1Aではブラストの衝突の衝撃による剥離効果を主
体とし、後続のブラスト処理部材1Bでは研磨効果を主
体とする等各種の方法が考えられる。
【0023】以上ブラスト処理部材の利用例を比較的大
型の路面処理装置を例に説明したが、ブラスト処理部材
の大きさは自由に構成できるので、より大型の装置を構
成することも当然可能であり、また反面手持ち形の小型
の装置として利用することもまた当然可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上に具体的に説明したように
保持材にブラストを固着し、かつこの保持材を回転させ
ることにより、回転力を対象物に対するブラストの衝突
エネルギーに転換することによりブラスト処理を行うよ
う構成したので、ブラスト処理において発生するのは殆
ど剥離された剥離片等の残滓のみであり、このためブラ
ストと剥離片を分離する必要が無く、ブラスト処理装置
において分離装置を省略することが可能となる。
【0025】また、回転力は電動モータ或いは小型の内
燃機関等を用いることができ、ブラストを噴射する大型
のブロワーが不要となる。
【0026】さらに、ブラスト処理部材の回転軸の軸心
から処理対象までの距離を調節したり、ブラスト処理部
材の回転数を調整することにより処理対象に対するブラ
ストの衝撃力を容易に調整することが可能となり、一つ
のブラスト処理部材で幅広い処理対象に対応することが
可能となる。
【0027】さらにまた、一つのブラスト処理装置に複
数のブラスト処理部材を取り付けることにより、異なる
粒径や材質のブラストを用いて異なるブラスト処理を行
ったり、或いは各ブラスト処理部材の回転軸心と処理対
象との距離を異ならせることより荒仕上げと最終仕上
げ、或いはブラスト処理と研磨処理等、一つの装置を作
動させることにより一連の処理を一括して行うことも可
能となる等各種の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブラスト処理部材
の斜視部分図である。
【図2】図1に示すブラスト処理部材の作動状態を示す
ブラスト処理部材の側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブラスト処理部材
の斜視部分図である。
【図4】図3に示すブラスト処理部材の作動状態を示す
ブラスト処理部材の概略図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブラスト処理部材
の斜視部分図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示すブラスト処理部材
の斜視部分図である。
【図7】図6に示すブラスト処理部材の作動状態を示す
ブラスト処理部材の側面図である。
【図8】本発明のブラスト処理部材を装着したブラスト
処理装置の一例を示すブラスト処理装置の断面図であ
る。
【図9】本発明のブラスト処理部材を装着したブラスト
処理装置の他の例を示すブラスト処理装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ブラスト処理部材 2 回転軸 3 保持材 3A 短冊部 3a 小孔 4 ブラスト 5 処理対象 6 線状保持材 7 (線状保持材を有する)ブラスト処理部材 10 ブラスト処理装置 D1 保持材の回転半径 D2 回転軸と対象物との距離

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒子を対象物に衝突させて対象物のブ
    ラスト処理を行う部材であって、駆動機構により回転力
    を与えられる回転軸と、この回転軸に対して設けられか
    つ可撓性を有する複数の保持材と、この保持材の先端部
    に固着されたブラストとからなり、保持材の回転半径よ
    りも小さい値を以て、回転軸を処理対象に近接させるこ
    とにより、保持材の回転時に各保持材のブラスト固着先
    端部が処理対象に対して衝突するよう構成し、このブラ
    ストの衝突の衝撃によって対象物のブラスト処理を行う
    よう構成したことを特徴とするブラスト処理部材。
  2. 【請求項2】 前記保持材はゴム、軟質プラスチック等
    の可撓性を有するシート状物として形成され、このシー
    ト状物の複数枚が回転軸の軸心方向に対して一側を固定
    されるようにして当該回転軸を中心として放射状に設け
    られ、回転軸に固定された側の端部と対向する先端部端
    縁部にはブラストが固着されていることを特徴とする請
    求項1記載のブラスト処理部材。
  3. 【請求項3】 各保持材には小孔が形成されていること
    を特徴とする請求項2記載のブラスト処理部材。
  4. 【請求項4】 保持材は、自己の回転の半径方向におい
    て複数の切れ込みが形成されることにより個々の短冊状
    部に分離されるよう構成したことを特徴とする請求項2
    または3記載のブラスト処理部材。
  5. 【請求項5】 回転軸に対しては多数の線状保持材が放
    射状に植設され、各線状保持材の先端部にそれぞれブラ
    ストが固着されていることを特徴とする請求項1記載の
    ブラスト処理部材。
  6. 【請求項6】 保持材に固着されるブラストはプラスチ
    ック微粒子であることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れかに記載のブラスト処理部材。
JP13295897A 1997-05-08 1997-05-08 ブラスト処理部材 Pending JPH10309668A (ja)

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JP13295897A JPH10309668A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ブラスト処理部材

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JP13295897A Pending JPH10309668A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ブラスト処理部材

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JP (1) JPH10309668A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020253A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Sanko Sangyo Kk 表面処理装置
KR101454545B1 (ko) * 2013-06-12 2014-10-27 주식회사 포스코 숏 블라스트
KR20180129436A (ko) * 2017-05-26 2018-12-05 엠.씨.케이 (주) 브러시형 연마 제품 및 장치

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JP2011020253A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Sanko Sangyo Kk 表面処理装置
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