JPH11198344A - スクリーン枠の付着物除去装置及びスクリーン枠の付着物除去方法 - Google Patents

スクリーン枠の付着物除去装置及びスクリーン枠の付着物除去方法

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JPH11198344A
JPH11198344A JP2264298A JP2264298A JPH11198344A JP H11198344 A JPH11198344 A JP H11198344A JP 2264298 A JP2264298 A JP 2264298A JP 2264298 A JP2264298 A JP 2264298A JP H11198344 A JPH11198344 A JP H11198344A
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JP
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screen frame
screen
abrasive
spraying
blast
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JP2264298A
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Isao Sakuraba
勲 櫻庭
Shinichi Uchida
信一 内田
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Fuji Manufacturing Co Ltd
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MICRO SYSTEM KK
Fuji Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン枠に付着した接着材やテープを自
動的に除去したい。 【解決手段】 構成スクリーン枠101の底面121、
外側面122、内側面123をブラストガン131、ブ
ラストガン132、ブラストガン133により圧縮空気
に混入された研磨材を吹き付ける乾式噴射を行う。研磨
材として植物系(ピーチグリッド)を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスクリーン印刷機
に用いられるスクリーン製版のスクリーン枠の付着物除
去装置及び付着物除去方法に関するものである。特に乾
式噴射装置を用いてスクリーン枠を清掃して再利用する
発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、スクリーン製版200の一例
を示す図である。図において、101はスクリーン枠、
102はスクリーン、105は保護用のテープである。
【0003】図12は、スクリーン102の表面を示す
図である。図13は、スクリーン102の裏面を示す図
である。図12及び図13において、30はスクリーン
メッシュ、31はスクリーンメッシュ30の裏側に設け
られた乳材である。乳材31には開口部32が設けられ
ている。この開口部32は、プリントイメージを形成す
るために設けられたものである。この開口部をインキ
(ペースト)が通過することにより、スクリーン印刷が
行われる。
【0004】図14は図11に示したスクリーン製版2
00を矢印Aの方向から見た斜視図である。テープ10
5の一部を破断して内部が判るように図示している。図
15は、図11に示したBB断面図である。スクリーン
102は、接着剤106によりスクリーン枠101に接
着されている。スクリーン102は所定の均一のテンシ
ョンでスクリーン枠101に固定されなければならない
ため接着剤106は接着力が強固なものを用いている。
また、スクリーン製版200の印刷あい間における清掃
やスクリーン製版200を取り外して裏拭き清掃を行う
際にスクリーン102がその端部からスクリーン枠10
1より剥離しないようにテープ105により保護してい
る。
【0005】図16はスクリーン製版200の再利用す
るためにテープ105をはがしスクリーン102を剥離
しようとした場合の状態を示している。スクリーン10
2には印刷パターンが存在しておりその印刷パターンに
よる印刷が終了した場合、または、何らかの理由により
スクリーン102がダメージを受けて交換しなければな
らない場合、スクリーン102をスクリーン枠101か
らきれいに除去しなければならない。しかし、スクリー
ン102は接着剤106及びテープ105により強固に
スクリーン枠101に接着されている。従って図16に
示すようにテープ105、接着剤106、スクリーン1
02は容易にはスクリーン枠101から除去することが
できない。
【0006】図17は、各種の素材と従来のスクリーン
枠の付着物除去方法を示す図である。スクリーン枠10
1は金属、特に、アルミニウムを用いることが多い。接
着剤106にはエポキシ系、シアノ系、ネオプレン系等
の接着剤を用いる。これらの接着剤は反応型接着剤(二
液接着剤)あるいは瞬間接着剤等の特殊な接着剤であ
り、科学反応を伴っているため、非常に強力な接着や高
速な接着を行えるが、一度接着が行われると接着したも
のや接着剤自身を除去するのが非常に難しい。スクリー
ン102のスクリーンメッシュ30の素材としてはテト
ロン、ステンレス、ナイロン、絹等が用いられる。そし
て、これらの端部周辺を物理的にポリエステルテープが
保護している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなスクリーン
枠の付着物を除去するために、従来は、ヒーター加熱を
行い加熱した部分を人手により剥離していた。或いはス
クリーン枠全体をボイラーで加熱し、冷めないうちに人
手により剥離していた。あるいは沸騰したお湯をためた
タンクの中にスクリーン枠を入れ加熱し人手により剥離
していた。しかし、これらの作業はスクリーン枠が過熱
された状態で人間により作業を行うため、時間と労力が
かかってしまうという問題点があった。またどうしても
剥離しないものは刃物や小刀等により人手により削り落
とさなければならないという問題点があった。あるいは
空気と水を混合しスクリーン枠に吹き付けるウオーター
ジェット方式を用いることが考えられた。ウオータージ
ェット方式の場合は機械式であるため人手をかけなくて
すむという利点があるが、排水に接着剤やテープ等の塵
芥が含まれてしまい排水処理が大変であった。また、吹
き付ける圧力が高圧のため、作業中に機械が停止してし
まうとスクリーン枠の同一箇所に長時間空気と水の混合
物が吹き付けられることになりスクリーン枠を切断破壊
してしまうという問題点があった。また高圧の空気と水
の混合物を噴射するため作業者に対する危険も高いとい
う欠点があった。また高圧で噴射するため、非常に大き
な音を発生してしまうという問題点があった。
【0008】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたものである。人手によらないスクリーン
枠の付着物除去装置及びその方法を提供することを目的
とする。また、この発明は環境にやさしく、安全な、ま
た騒音を発生することのないスクリーン枠の付着物除去
装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、スクリーン
枠の付着物除去装置において、乾式噴射装置を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】上記乾式噴射装置は、圧縮空気により研磨
材をスクリーン枠にふきつけるサンドブラスタであるこ
とを特徴とする。
【0011】上記研磨材は、植物系研磨材であることを
特徴とする。
【0012】上記植物系研磨材は、桃の種の粒子である
ことを特徴とする。
【0013】上記桃の種の粒子は、ピーチグリット#6
0−80であることを特徴とする。
【0014】上記サンドブラスタは、スクリーン枠の底
面と外側面とに対応して少なくとも2つのブラストガン
を有することを特徴とする。
【0015】また、この発明は、スクリーン枠の付着物
除去方法において、スクリーン枠に乾式噴射を行う工程
を備えたことを特徴とする。
【0016】上記乾式噴射を行う工程は、圧縮空気によ
り研磨材をスクリーン枠に吹き付ける工程を備えたこと
を特徴とする。
【0017】上記乾式噴射を行う工程は、少なくともス
クリーン枠の底面に研磨材を吹き付ける工程と、スクリ
ーン枠外側面に研磨材を吹き付ける工程と、スクリーン
枠内側面に研磨材を吹き付ける工程とを備えたことを特
徴とする。
【0018】上記研磨材を吹き付ける工程は、スクリー
ン枠に沿ってブラストガンを移動させる工程を備えたこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、乾式噴射
装置を用いたスクリーン枠の付着物除去装置を示す図で
ある。図1ではスクリーン枠101の底面121を上に
した場合を示している。図1においては、圧縮空気によ
り研磨材をスクリーン枠に吹き付けるサンドブラスト方
式による剥離方式を示している。サンドブラストを行う
場合は図1に示すように予めスクリーン枠101からス
クリーン102及びテープ105を剥離させておく。そ
の剥離作業は単に可能な範囲でスクリーン102及びテ
ープ105を引き剥がす作業でよく、刃物等を用いて時
間をかけて引き剥がす必要はない。3つのブラストガン
130からは研磨材や圧縮空気によりスクリーン枠に吹
き付けられる。ブラストガン131は底面121を清掃
する。ブラストガン132は外側面122を清掃する。
ブラストガン133は内側面123を清掃する。3つの
ブラストガン130は矢印Cの方向に移動することによ
りスクリーン枠101の一辺の清掃が行える。あるいは
スクリーン枠101自身を矢印Cの方向に移動すること
によりスクリーン枠101の一辺の清掃が行える。
【0020】図2はブラストガン130の清掃角度を示
す図である。ブラストガン131とブラストガン132
とブラストガン133はそれぞれ点線で示すように所定
の角度だけ振動できるように設定されている。その振動
の中心を実線の矢印で示している。ブラストガン131
は底面121に対して垂直方向から研磨材を吹き付け
る。ブラストガン132及びブラストガン133は水平
方向に対して45°から60°の方向から研磨材を吹き
付ける。このようにして底面121、外側面122、内
側面123の3方向からの清掃が同時に行える。なお、
内側面123に対して清掃を行う必要がない場合はブラ
ストガン133はなくてもよい。また外側面122に対
して清掃を行う場合は、ブラストガン132はなくても
良い。前述したように、テープ105が外側面122に
残っている可能性があるので底面121と外側面122
の清掃を行うことが望ましい。
【0021】図3はメッシュコンベア120を用いてス
クリーン枠101の付着物を連続して除去する付着物除
去装置の正面図である。図4は出口方向からの側面図で
ある。図5はその平面図である。図3から図5に示した
付着物除去装置はメッシュコンベア120によりスクリ
ーン枠101を次々に搬送し、スクリーン枠101の一
対の辺すなわち2つの辺を同時に清掃する装置である。
スクリーン枠101が矢印C方向に移動するため、ブラ
ストガン130は固定しておくことができる。また、対
向する辺を同時に清掃するため、図1に示した構成を取
る場合、即ち一辺に3つのブラストガン130を用いる
場合には同時に6個のブラストガン130を動作させる
ことになる。6個のブラストガン130はガン振動モー
タ111により振動させられる。スクリーン枠101を
投入する場合は、スクリーン枠101のサイズに合わせ
てブラストガン130の位置を調整し、制御盤110に
備えられたスタートボタンによりメッシュコンベア12
0の移動を開始する。6個のブラストガン130はガン
振動モータ111によって振動しながら研磨材をスクリ
ーン枠101に吹き付ける。この作業は除去室117の
中で行われる。スクリーン枠101が除去室117を通
過するとエアブロー室118に入りエアーブローが行わ
れ、その後エアブロー室118から排出される。この状
態で制御盤110の対向する一対の辺の付着物除去が終
了したことになる。次にスクリーン枠101の配置方向
を90°変えて再び投入し、同様の除去作業を行うこと
により、4辺の除去作業が終了することになる。除去室
117とエアブロー室118の下には回収皿112が設
けられており、除去された付着物及び研磨材が吸引回収
される。回収皿112で回収したものは図示していない
回収タンクに送られ、選別やフィルタリングを行い再利
用できる研磨材は再利用する。また、ダストコレクター
を用いて吸引のために用いた空気から塵芥を除去し、清
浄化された空気を外部に排出する。従って排出される空
気はきれいなものであり空気公害を起こすことはない。
ダストコレクタにより回収された塵芥は産業ゴミとして
処分する。
【0022】図6は回転テーブル135を用いた付着物
除去装置の正面図である。図7はその側面図である。図
8はその平面図である。図6から図8に示した付着物除
去装置の特徴となる点は回転テーブル135を有してお
り、スクリーン枠101を90°回転させることができ
る点である。従って2辺を清掃した後回転テーブル13
5によりスクリーン枠101を90°回転させ他の2辺
を清掃することができる。また、この装置で特徴となる
点はブラストガン130を2次元方向に移動することが
できる点である。ブラストガン130は、ガン幅移動モ
ータ140とガン水平移動モータ141によりX方向お
よびY方向に移動することが可能になっている。
【0023】まず、この装置を動作させる場合には前面
のドア136を開き回転テーブル135にスクリーン枠
101をセットする。ドアを閉じてスクリーン枠101
のサイズを制御盤110から入力する。制御盤110の
スタートボタンを押すことにより、スクリーン枠101
のサイズに合わせてブラストガン130が移動し付着物
の除去を開始する。同時に6個のブラストガン130が
スクリーン枠101の辺に沿って移動しながら付着物の
除去を行う。スクリーン枠101の一対の辺の付着物除
去が終了すると回転テーブル135が90°回転する。
スクリーン枠101の幅が異なる場合にはブラストガン
130の幅を変え、その後、ブラストガン130が移動
しながら付着物を除去する。この除去作業が終了する
と、エアーブローが行われ除去作業が終了する。ドア1
36を開き次のスクリーン枠101と交換する。
【0024】図9は、サンドブラスト方式を用いる場合
の実験結果を示す図である。No.1〜No.4はネオ
プレン系の接着剤を用いた場合を示している。No.5
〜No.9はエポキシ系の接着剤を用いた場合を示して
いる。No.8とNo.9の場合は特に接着剤の膜圧が
大きい場合を示している。ブラストガン130の直径は
9mmまたは12mmのものを用いた。また、エアー圧
は5.0〜6.0Kg/cm2 である場合を試した。ま
た、スクリーン枠101とブラストガン130の距離が
18cmまたは15cmの場合を試した。また、清掃す
る一辺の長さは全て60cmの場合を試した。また、清
掃する場所が1面即ち、底面だけの場合と、3面の場合
と一側面の場合を示した。また、それぞれの時間を分単
位で示した。結果の欄に何も記入していないものはおお
むね付着物の除去が行われ良好であったことを示してい
る。No.1に示すように研磨材としてプラスチック系
(製品名:ポリプラスPE)を用いた場合は、底面に一
分間サンドブラストを行っただけで面荒れが大きくなり
スクリーン枠を痛めてしまうことが判った。それに対し
て、No.2に示すように植物系の研磨材を用いた場合
は面荒れが少なく良好な結果を得ることができた。具体
的には桃の種を粒子にした研磨材(製品名:ピーチグリ
ット#60−80)を用いる場合が良好であった。桃の
種を用いる場合であってもNo.4、No7、No.9
に示すように接着剤やテープが残留する場合も生じてし
まう。特に接着剤の膜圧が大きい場合(No.8及びN
o.9の場合)には、長時間のサンドブラストが必要で
あることが判った。植物系の研磨材としてその他にくる
み粉やコーンやその他の殻や種子の粉を用いることがで
きる。
【0025】図10は株式会社不二製作所の総合カタロ
グの中に載せられた研磨材の切削力と破砕性を示す図で
ある。植物系の研磨材は切削力が極小であり、破砕性が
中ぐらいに位置づけられるものである。従ってアルミニ
ウムでできているスクリーン枠を切削してしまう危険性
が少なく、表面に付いた付着物を破砕する力を適度に発
揮する研磨材であると考えられる。アルミ系、シリコン
系、鉄系、ガラス系は、切削力が植物系よりも大きいた
め、スクリーン枠の付着物除去には向かないと考えられ
る。合成系は切削力が極小であるが、破砕性が低いため
向かないと考えられる。以上の結果植物系の研磨材がス
クリーン枠の付着物除去に最も適していると考えられ
る。
【0026】サンドブラスト方式は、従来から存在する
ものであり、その適用分野は、 (1)加工物の表面に対する凹凸加工 (2)ばり取り (3)錆取り (4)溶射や塗装、接着などの前処理 などに用いられている。この発明は、従来から存在して
いるサンドブラスト方式をスクリーン枠の付着物除去に
用いる点が大きな特徴である。前述したように、サンド
ブラスト方式は、ばり取りや錆取り等、余分な付着物を
除去するために従来から用いられているものであるが、
この発明のように、スクリーン印刷機のスクリーン枠へ
の付着物を除去することに用いる前例は存在しない。こ
の発明は、接着剤により一度強固に接着されたスクリー
ンをスクリーン枠から引き離すためにサンドブラスト方
式を用いるものであり、このようなアイデアはかつて存
在していない。サンドブラスト方式を用いた装置は、4
0年以上も前から市場において販売され、使用され続け
ているにもかかわらず、スクリーン枠の不着物の除去の
ために用いられたことがないという事実は、サンドブラ
スト方式をスクリーン枠の不着物除去に用いるというこ
の発明が容易に考えられたものではないということを示
す証拠である。すなわち、サンドブラスト方式に係わる
技術者と、スクリーン製版あるいはスクリーン印刷機に
係わる技術者とが従来から存在しているにも係わらず、
そのいずれの技術者もサンドブラスト方式によるスクリ
ーン枠の清掃ということを思い付かなかったものであ
り、この発明において、初めて提案されたものである。
従来サンドブラスト方式をスクリーン枠の清掃に用いる
ことを思い付かなかった理由としては、 (1)サンドブラスト方式が加工物の表面への凹凸加工
や前処理の加工を主眼として考えられていたためと考え
られる。 (2)サンドブラスト方式において、クリーニングとい
う処理も行えるが、従来のサンドブラスト方式によるク
リーニングは、ばりや、錆や、成形金型の汚れを除去す
るものであり、もともと、接着したものを剥がすという
ものではなかった。スクリーン枠の不着物は、意識的に
強力な接着剤でスクリーンを接着したものであり、この
ように、故意に接着した物を引き離すためにサンドブラ
スト方式を用いることを思い付かなかったものと考えら
れる。 以上のような点から、サンドブラスト方式により、スク
リーン枠の不着物を除去することは、新規なものであ
り、かつ、スクリーン印刷機の業界、及び、サンドブラ
スト方式の関連業界のいずれの技術者も容易に考えるこ
とができなかったものである。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、スクリ
ーン枠の付着物除去のために、サンドブラスト方式を用
いるようにしたので、人手を介することなく付着物の除
去を行うことができる。
【0028】また、作業中の危険を減少させることがで
きる。また、騒音を減少させることができる。また、環
境問題が生じない装置を得ることができる。
【0029】また、桃の種を研磨材として使用すること
により比較的ランニングコストが低い方式を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
動作原理を示す図である。
【図2】 この発明のサンドブラスト方式の詳細を示す
図である。
【図3】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
正面図である。
【図4】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
側面図である。
【図5】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
平面図である。
【図6】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
正面図である。
【図7】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
側面図である。
【図8】 この発明のスクリーン枠の付着物除去装置の
平面図である。
【図9】 この発明のサンドブラスト方式の実験結果を
示す図である。
【図10】 研磨材の比較図である。
【図11】 従来のスクリーン製版200を説明する図
である。
【図12】 従来のスクリーン102を示す図である。
【図13】 従来のスクリーン102を示す図である。
【図14】 従来のスクリーン製版200の構造を示す
図である。
【図15】 従来のスクリーン製版200の断面図であ
る。
【図16】 従来の問題点を示す図である。
【図17】 従来の付着物除去方式を示す図である。
【符号の説明】
30 スクリーンメッシュ、31 乳材、101 スク
リーン枠、102 スクリーン、105 テープ、10
6 接着剤、110 制御盤、111 ガン振動モー
タ、112 回収皿、117 除去室、118 エアブ
ロー室、119回収ホース、120 メッシュコンベ
ア、121 底面、122 外側面、123 内側面、
130,131,132,133 ブラストガン、13
4 テーブル回転モータ、135 回転テーブル、13
6 ドア、140 ガン幅移動モータ、141 ガン水
平移動モータ、200 スクリーン製版。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン枠の付着物除去装置におい
    て、 乾式噴射装置を備えたことを特徴とするスクリーン枠の
    付着物除去装置。
  2. 【請求項2】 上記乾式噴射装置は、圧縮空気により研
    磨材をスクリーン枠にふきつけるサンドブラスタである
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン枠の付着物
    除去装置。
  3. 【請求項3】 上記研磨材は、植物系研磨材であること
    を特徴とする請求項2記載のスクリーン枠の付着物除去
    装置。
  4. 【請求項4】 上記植物系研磨材は、桃の種の粒子であ
    ることを特徴とする請求項3記載のスクリーン枠の付着
    物除去装置。
  5. 【請求項5】 上記桃の種の粒子は、ピーチグリット#
    60−80であることを特徴とする請求項4記載のスク
    リーン枠の付着物除去装置。
  6. 【請求項6】 上記サンドブラスタは、スクリーン枠の
    底面と外側面とに対応して少なくとも2つのブラストガ
    ンを有することを特徴とする請求項2記載のスクリーン
    枠の付着物除去装置。
  7. 【請求項7】 スクリーン枠の付着物除去方法におい
    て、スクリーン枠に乾式噴射を行う工程を備えたことを
    特徴とするスクリーン枠の付着物除去方法。
  8. 【請求項8】 上記乾式噴射を行う工程は、圧縮空気に
    より研磨材をスクリーン枠に吹き付ける工程を備えたこ
    とを特徴とする請求項7記載のスクリーン枠の付着物除
    去方法。
  9. 【請求項9】 上記乾式噴射を行う工程は、少なくとも
    スクリーン枠の底面に研磨材を吹き付ける工程と、スク
    リーン枠外側面に研磨材を吹き付ける工程と、スクリー
    ン枠内側面に研磨材を吹き付ける工程とを備えたことを
    特徴とする請求項7記載のスクリーン枠の付着物除去方
    法。
  10. 【請求項10】 上記研磨材を吹き付ける工程は、スク
    リーン枠に沿ってブラストガンを移動させる工程を備え
    たことを特徴とする請求項8記載のスクリーン枠の付着
    物除去方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003006729A1 (fr) * 2001-07-10 2003-01-23 Tokai Senko K. K. Procede et dispositif permettant de separer un pochoir rotatif d'anneaux terminaux
JP2019209434A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 新東工業株式会社 ブラスト加工方法
JP2021011068A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 株式会社ソノコム スクリーン枠の付着物除去方法およびスクリーン枠の付着物除去装置

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