JP2011020253A - 表面処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面処理により生じた切屑などを簡単な構成で回収するとともに、処理対象の形状に関わらず効率良く処理できる表面処理装置を提供する。
【解決手段】表面処理装置10は、回転ブラシ22を備えたワークスペース20,モータ収納部40,回収部80により構成される。回収部80には、回転ブラシ22の後方に配置されたフィルタ94と、底面側に設けられた回収トレー84が着脱可能に保持され、上面カバー98には通気孔100が形成されている。回転ブラシ22の後方には、上面カバー98とフィルタ94の間を塞ぐ遮蔽板99が設けられる。回転ブラシ22にワークを押し当てると、表面処理によって生じた切屑は、回転ブラシ22の回転によって生じた気流に乗り、大きなものは回収トレー84に落下する。一方、細かい切屑は、吹き上げられた気流がフィルタ94を通過する際に分離し、回収トレー84に落下する。
【選択図】図2

Description

本発明は、成形品の加工過程などにおいて生じるバリの除去や表面研磨などを行う表面処理装置に関し、更に具体的には、処理対象を回転ブラシに押し当てる表面処理装置に関するものである。
合成樹脂などの成形品の表面に、装飾や機能性の向上といった目的のため、フィルムや箔を設けることは広く行われている。このような成形品に被膜を設けるには、転写成形やインモールド成形のように、樹脂製品の成形と被膜の接触を同時に行う手法など様々なものがあるが、いずれの手法を用いても成形品の表面縁部にバリが生じる場合が多い。また、樹脂成形品に限らず、例えば、板金加工物の加工過程においても、縁部にバリが生じる。バリが残っていると、成形品の見栄えが低下するため取り除く必要がある。このような表面処理を行う技術として、例えば、下記特許文献1には、グラインダーなどの回転駆動機に固定して利用する回転研磨具が開示されている。また、下記特許文献2には、テーブル装置に載置された転写成形品をバリ取り位置に供給し、回転ブラシによってバリ取りを行うとともに、除去されたバリを吸引して取り除く集塵装置を備えたバリ取り装置が開示されている。
特開2007−222993号公報 特開平5−278132号公報
しかしながら、以上のような背景技術には、次のような不都合がある。まず、前記特許文献1に記載の技術では、処理対象の形状にかかわらず表面処理ができるという利点があるが、表面処理によって発生する切屑(ないし塵埃)が、周囲に飛散するという不都合がある。このほかにも、手作業による除去作業のため、作業効率が低くて時間が掛かるほか、作業者の熟練度や能力によって製品の加工品の仕上がりに差が出たり、工具の選定に時間がかかったりするという不都合がある。また、前記特許文献2に記載の技術では、集塵機構を有するため切屑や塵埃の飛散は防止できるものの、集塵機の騒音が大きい,装置の構成が複雑化するなどの不都合がある。更に、前記特許文献2に記載の技術は、主として平面のバリ取りを目的としたものであるため、処理対象に凹凸が含まれると、バリ取りが不能になるおそれがある。
本発明は、以上のような点に着目したもので、表面処理により生じた切屑や塵埃を簡単な構成で回収できるとともに、平面状のみならず凹凸を有する各種形状の処理対象についても、効率良く処理を施すことができる表面処理装置を提供することを、その目的とする。
本発明は、正面及び背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの表面処理手段,前記ワークスペース外に設けられており、前記表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,を備えたことを特徴とする。
他の発明は、背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う複数の表面処理手段,前記ワークスペース外に設けられており、前記複数の表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記複数の表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,備えたことを特徴とする。
更に他の発明は、背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの第1の表面処理手段,前記ワークスペース外に設けられており、表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,該回転駆動手段を挟んで、前記第1の表面処理手段と反対側に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの第2の表面処理手段,前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記第1の表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つによれば、前記表面処理手段の一つが、ローラの表面に処理対象に接触して表面処理を行う多数のブラシ体が設けられた回転ブラシであること,該回転ブラシのブラシ体が、前記ローラの回転軸に対して所定角度傾斜していることを特徴とする。
他の形態の一つは、前記回収手段が、前記表面処理手段の回転により生じる気流に混在する切屑ないし塵埃を空気から分離するフィルタ,前記フィルタの下方に配置されており、前記切屑ないし塵埃を受ける回収トレー,前記ワークスペースの背面に連結して前記開放部を覆うとともに、前記フィルタ及び回収トレーを着脱可能に保持し、かつ、前記フィルタで切屑ないし塵埃が分離された空気を外部に排出する通気孔を備えたハウジング,を含むとともに、前記フィルタを、前記表面処理手段の回転によって生じ、前記通気孔へ向かう気流の流路上に配置したことを特徴とする。また、前記フィルタを、前記表面処理手段の後方に配置したことを特徴とする。
更に他の形態の一つは、前記表面処理手段及びフィルタを、前記フィルタが右手になるように側面からみたときに、前記表面処理手段を反時計回りに回転させ、前記通気孔を前記ハウジングの上面に設けるとともに、前記表面処理手段の後方に、前記ハウジングの上面から前記フィルタまでの間を遮る遮蔽板を設けたことを特徴とする。あるいは、前記ワークスペースの上面を透明のカバーで覆うとともに、該ワークスペースの正面にカバーを設けたことを特徴とする。また、前記表面処理手段の背面側に、該表面処理手段によるワークの巻き込みを防止する巻き込み防止手段を設けたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、処理対象に接触して表面処理を行う表面処理手段が設けられたワークスペースの背面側に、前記表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段を設けることとしたので、簡単な構成で切屑や塵埃の回収ができる。また、処理対象を表面処理手段に押し当てて処理を行うため、平面状のみならず凹凸を有する各種形状の処理対象についても、効率良く処理を施すことができるという効果がある。
本発明の実施例1を示す図であり、(A)は表面処理装置の外観斜視図,(B)は前記(A)を矢印FA方向から見た側面図,(C)は前記(A)を矢印FC方向から見た背面図,(D)は前記(A)を矢FB方向から見た平面図である。 前記実施例1を示す図であり、(A)は表面処理装置の内部構造を示す斜視図,(B)はフィルタの着脱の様子を示す斜視図,(C)は回転ブラシの一例を示す図である。 前記実施例1による表面処理の様子を示す側面断面図である。 本発明の実施例2を示す図である。(A)は斜視図,(B)は正面図,(C)は主要部を示す分解図である。 本発明の実施例3を示す図である。(A)は斜視図,(B)は正面図,(C)は巻き込み防止片を示す図である。 本発明の実施例4を示す図である。(A)は前記実施例2,(B)は前記実施例3,(C)及び(D)は本実施例の駆動機構を示す図である。 本発明の他の実施例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図3を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1(A)は、本実施例の表面処理装置の外観斜視図,図1(B)は前記(A)を矢印FA方向から見た側面図,図1(C)は前記(A)を矢印FC方向から見た背面図,図1(D)は前記(A)を矢印FB方向から見た平面図である。図2(A)は本実施例の表面処理装置の内部構造を示す図,図2(B)はフィルタの着脱の様子を示す斜視図,図2(C)は回転ブラシの一例を示す図である。図3は、本実施例による表面処理の様子を示す側面断面図である。本発明の表面処理装置は、各種成形品の縁のバリ取りのほか、表面の研磨処理などを行うための装置であって、処理対象としては、平面状のみならず若干の凹凸を有する各種形状のものが含まれる。本実施例では、成形品の縁のバリ取りを行う場合を例に挙げて説明する。
図1(A)〜(D)及び図2(A)に示すように、本実施例の表面処理装置10は、処理対象であるワークWの表面処理を行うワークスペース20とモータ収納部40を含む本体部12と、表面処理によって生じた切屑や塵埃(以下「切屑など」とする)を分離して回収するための回収部80により構成されている。前記本体部12は、底面部14A,側面部14B及び14C,仕切部14D,背面部14Eを含むフレーム14の適宜位置に、底面カバー16A,側面カバー16B及び16C,仕切カバー16Dを取り付けることで、前記ワークスペース20とモータ収納部40を形成している。前記モータ収納部40は、更に、背面カバー16E,上部カバー16F,正面カバー16Gを備えている。このような本体部12の底面カバー16Aの裏面の両縁近傍には、一対の脚部18が設けられている。
前記ワークスペース20は、正面側及び背面側が開放しており、それ以外の部分が、前記底面カバー16A,側面カバー16B,仕切カバー16D,上部カバー32によって囲まれている。前記上部カバー32は、本実施例では透明のものが利用されており、前記フレーム14の側面部14Bと仕切部14Dの上方に、着脱可能に設けられている。該上部カバー32は、正面の下端側がワークスペース20の内側に入り込むように、約10°の傾斜が設けられている。また、前記ワークスペース20の内側上方には、回転ブラシ22が回転可能に支持されている。該回転ブラシ22の回転軸30は、前記仕切カバー16Dに設けられた開口部を回転可能に貫通しており、後述するモータ収納部40側に突出している。図2(C)には、前記回転ブラシ22の一例が示されている。同図に示すように、回転ブラシ22は、略円柱状のローラ24の表面に所定の間隔をおいて多数のブラシ体28が配置された構成となっており、前記ローラ24は、前記回転軸30と連結して一体に回転可能となっている。
本実施例では、前記ブラシ体28は、図2(C)に示すように、前記ローラ24の軸方向と略直交する面(図に点線で示す面)に対して所定の角度α傾斜するように形成された略リング状の溝26に、細長い帯状のサンドペーパーを図示しない紐などを用いて多数固定したものとなっている。このため、前記ブラシ体28自体が、前記ローラ24の軸に対して傾いている。前記角度αは、例えば、7〜20°程度である。このように、ブラシ本体28の角度を設定すると、ワークWの立ち上がり部分の側面などにバリが形成されている場合でも、良好に除去することができる。
次に、モータ収納部40について説明する。モータ収納部40では、前記底面カバー16A上に、回転モータ50が設置されている。前記底面カバー16Aの上方には、切欠き44を有する固定プレート42が、フレーム14の側面部14C及び仕切部14Dに略水平状態に固定されており、前記固定プレート42上には、前記回転モータ50の回転数を制御するインバータ62が設けられている。該インバータ62は、配線68によって前記回転モータ50に接続されるとともに、電源コード70によって図示しない電源に接続される。また、前記固定プレート42の上方には、切欠き48A及び48Bを有する固定プレート46が、フレーム側面部14C及び仕切部14Dに、略水平状態に固定されている。該固定プレート46には、前記回転ブラシ22の回転軸30を、回転可能に支持する一対の軸受け56A,58Bが設けられている。
前記軸受け56A,56Bに支持された回転軸30の先端にはプーリ58が設けられている。一方、前記回転モータ50の出力軸(図示せず)の先端にもプーリ54が設けられており、これらプーリ54及び58に、前記切欠き48A及び44を通るベルト60を掛け回すことによって、前記回転モータ50の出力が回転軸30に伝達され、前記回転ブラシ22が回転駆動される。更に、前記モータ収納部40では、上部カバー16Fの正面側に、コントローラ64が設けられており、該コントローラ64と前記インバータ62は、前記切欠き48Bを通る配線66によって接続されている。前記コントローラ64には、電源をON/OFFするためのボタン64Aと、回転数を調節するためのつまみ64Bが設けられている。このようなモータ収納部40では、側面カバー16Cと背面カバー16Eに、それぞれ放熱用の多数の通気孔72及び74が設けられている。
次に、回収部80について説明する。回収部80は、前記ワークスペース20の開放した背面側に、その開放部を覆うように連結されており、一対の側面82A及び82B,背面82C,底面82D,多数の通気孔100を有する上面カバー98からなるハウジング82と、遮蔽板99と、回収トレー84及びフィルタ94などにより構成されている。前記ハウジング82の奥行き,すなわち、遮蔽板99から背面82Cまでの間隔は、例えば、200mm程度に設定されている。これは、ハウジング82の奥行きが浅いと、回転ブラシ22の回転により生じる気流が前記背面82Cに当たって前に戻ってきてしまうため、それを防ぐためである。従って、前記奥行きは、深いほど良いが、装置全体の大型化を防ぐことを考慮すると、200mm以上とするのが都合がよい。前記フィルタ94は、前記回転ブラシ22の回転により生じた気流に混在する切屑102などを分離するためのもので、前記回転ブラシ22の後方に略水平に配置されている。また、前記回収トレー84は、回収部底面82D側に設けられており、前記フィルタ94によって分離された切屑ないし塵埃を回収するものであって、取手86を有しており、前記ワークスペース20の正面側から引き出し可能となっている。前記遮蔽板99は、前記回転ブラシ22の後方において、前記上面カバー98から前記フィルタ94までの間を遮るように配置されている。
ところで、前記フィルタ94は、図2(B)に示すように、前記ハウジング82に対して着脱可能なフレーム90に載せて利用される。前記フレーム90は、図示の例では格子状であって、取手92を有するとともに、セットしたフィルタ94を固定するためのネジ96を備えている。前記ハウジング82の内側上方には、前記フレーム90を略水平状態に支持するためのホルダ88が設けられており(図3参照)、ハウジング側面82Bには、前記フレーム90を引き出すためのスリット83が形成されている。前記ホルダ88は、本実施例では、前記回転ブラシ22の後方であって、該回転ブラシ22の中央部からやや下寄りの位置に配置されている。
次に、図3も参照して、本実施例の作用を説明する。処理を開始する前に、前記フレーム90を回収部80から外してフィルタ94を載せ、ネジ96で固定してから、前記スリット83に差し込んでハウジング82に装着しておくものとする。コントローラ64のボタン64Aによって電源をONにして回転モータ50を駆動し、回転ブラシ22を回転させるとともに、つまみ64Bによって回転スピードを調節する。本実施例では、回転ブラシ22の回転方向を図3に矢印F3で示す方向に回転させる。すなわち、回転ブラシ22及びフィルタ94を、前記フィルタ94が右手になるように側面から見たときに、回転ブラシ22を反時計回りに回転させるものとする。すると、回転ブラシ22の回転により、図3に矢印F4で示す方向に気流が生じる。
この状態で、図3に示すように、ワークWを回転ブラシ22のブラシ体28に押し当ててバリ取りなどの表面処理を行う。本実施例では、前記回転ブラシ22の上部側が、透明な上部カバー32によって覆われているため、切屑102などが飛散することなく処理できるとともに、表面の状態を確認しながら処理ができる。ワークWから除去された切屑102は、前記回転ブラシ22の回転によって生じる矢印F4方向の気流に乗り、そのうち、大きいものは前記回収トレー84に直接落下し、細かいものは気流に乗って吹き上げられる。このとき、前記上部カバー32の正面に傾斜を付けて、下端側が前記ワークスペース20の内側に入り込むように形成されているため、前記気流が逆流してきた場合でも、矢印F4方向に戻すことができる。
前記回転ブラシ22の正面側から背面側へ流れた空気は、前記遮蔽板99が存在するため、該遮蔽板99の裏側に流れて、フィルタ94及び上面カバー98の通気孔100を通過して外部に排気される。このとき、前記通気孔100へ向かう気流の流路上に前記フィルタ94が配置されているため、該フィルタ94を通過しようとする空気に含まれる細かい切屑102などが分離されて前記回収トレー84に落下し、前記切屑102などが分離された空気のみが前記通気孔100から外部に排出される。前記回収トレー84にたまった切屑102などは、適宜タイミングで廃棄する。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)回転ブラシ22が設けられたワークスペース20の背面側に、表面処理によって生じた切屑102を分離するフィルタ94と分離された切屑102を回収する回収トレー84とが、ハウジング82に着脱可能に保持された回収部80を設けるとともに、前記フィルタ94を、前記回転ブラシ22の回転によって生じ前記ハウジング82の通気孔100へ向かう気流の流路上に配置することとした。このため、前記回転ブラシ22の回転により生じる気流を利用して切屑102などの分離・回収ができるため、別途集塵装置を設ける必要がなくなり、装置構成を簡略化することができる。
(2)ワークWを回転ブラシ22に押し当てて処理を行うハンドリング式のため、ワークWの任意の位置を回転ブラシ22に合わせて作業ができる。
(3)略円柱状のローラ24の表面に、該ローラ24の回転軸と略直交する面に対して傾斜するように多数のブラシ体28が設けられた回転ブラシ22を利用しているため、ワークWの立ち上がり部分の側面などにバリが形成されている場合でも、良好に除去することができる。
(4)回転ブラシ22の上部側が、透明な上部カバー32によって覆われているため、切屑や塵埃が飛散することなく、また、表面の状態を確認しながら作業ができる。更に、前記上部カバー32の正面に傾斜を付けて、下端側がワークスペース20の内側に入り込むように形成されているため、回転ブラシ22の回転によって生じた気流が逆流してきた場合でも戻すことができる。
次に、図4を参照しながら、本発明の実施例4について説明する。なお、上述した実施例1と同様ないし対応する構成部分には同一の符号を用いることとする(以下同様)。図4(A)は斜視図,(B)は正面図,(C)はブラシ部分の分解図である。これらの図に示すように、本実施例の表面処理装置400では、上述した実施例1と比較して、回転ブラシ22の先に研磨ロール422を取り付けた構成となっている。すなわち、回転ブラシ22の回転軸430を延長し、この延長部分に研磨ロール422を取り付けた構造となっている。
次に、本実施例のワークスペース420は、回転ブラシ22及び研磨ロール422の部分が開放されており、正面側に開閉可能なカバー421が設けられた構成となっている。モータ収納部40は、基本的には前記実施例と同様であるが、コントローラ464に、スタートボタン464A,ストップボタン464B,回転数調整ボタン464Cが設けられている。また、研磨ロール422は、図4(C)に示すように、座金423,ボルト424によって、回転軸430の先端側に取り付けられている。この取り付け構造は、公知の各種の構造である。
次に、本実施例の作用を説明すると、コントローラ464のスタートボタン464Aを押すと、回転モータ50が駆動され、回転ブラシ22及び研磨ロール422が回転する。回転スピードは、回転数調整ボタン464Cによって調整する。本実施例でも、回転ブラシ22及び研磨ロール422の回転方向は、前記実施例と同様であり、ワークスペース420の開放部分から回収部80の方向に気流が生じる。
この状態で、ワークWを回転ブラシ22もしくは研磨ロール422に押し当ててバリ取りや研磨などの表面処理が行なわれる。作業者は、ワークWの状態を見ながら、回転ブラシ22によるバリ取りと、研磨ロール422による研磨の作業を行なうことができる。本実施例でも、回転ブラシ22及び研磨ロール422の回転によって、切屑などは、前記実施例と同様に回収部80に回収される。
なお、ワークWを回転ブラシ22あるいは研磨ロール422に当てることで、気流の向きが変化し、ワークスペース420の正面のほうに切屑や埃などが出てくる恐れがある。しかし、本実施例では、ワークスペース420の正面側にカバー421が設けられているため、切屑などは良好に回収部80に回収されるようになる。
次に、図5を参照しながら、本発明の実施例3について説明する。図5(A)は斜視図,(B)は正面図,(C)はモータ収納部40側から研磨ロール側を見た図である。これらの図に示すように、本実施例の表面処理装置500では、ワークスペース520の側面上部が開閉扉521となっており、また、研磨ロール522がモータ収納部40を挟んで、前記回転ブラシ22と反対側に設けられている。すなわち、回転ブラシ22の回転軸530を、モータ収納部40の反対側に延長し、その先端側に研磨ロール522が取り付けられている。研磨ロール522の背面側には、回転軸530の方向からみて略逆L字状のカバー502が設けられている。カバー502は、全部もしくは一部を透明とすることで、作業中のワークWを見ることができるようにしている。
また、該カバー502の内側には、図5(C)に示すように、カバー502から研磨ロール522に向かう巻き込み防止片504が設けられている。この巻き込み防止片504は、作業中に、研磨ロール522の回転によって、同図に矢印で示す方向にワークWが巻き込まれたときに、ワークWが作業者のほうに向かってくるのを防止するためのものである。巻き込み防止片504は、基部504Aに対して先端部504Bがスライド可能となっており、研磨ロール522の磨耗,ロール自体の交換などを行なったときに、間隔を調整できるようになっている。
本実施例の動作は、研磨ロール522の位置が異なるのみで、上述した実施例2と基本的には同様である。図示の例では、研磨ロール522については、ワークスペースや回収部を設けていないが、回転ブラシ22側と同様に、ワークスペースや回収部を設けるようにしてよい。
次に、図6を参照しながら、本発明の実施例4について説明する。同図(A)は、上述した実施例2における回転モータ50から研磨ロール422に至る部分の概略を示したもので、回転モータ50の駆動力は、ベルト60,プーリ58,回転軸430を介して、回転ブラシ22及び研磨ロール422に伝達される。回転軸430の一方の側に、回転ブラシ22及び研磨ロール422が並んで取り付けられている。図6(B)は、上述した実施例3の場合を示したもので、回転モータ50の駆動力は、ベルト60,プーリ58,回転軸530を介して、その両端の回転ブラシ22及び研磨ロール522に伝達される。
これに対し、図6(C)の実施例は、ギヤやベルト車による伝達機構600を回転軸602,604に設けたもので、回転ブラシ22は回転軸602に取り付けられており、研磨ロール522は回転ブラシ604に取り付けられている。回転モータ50の駆動力をベルト61で伝達機構600に伝達することで、回転軸602,604を回転駆動している。このとき、伝達機構600によって、回転軸602,604の回転数を変更したり、更にクラッチ機構を設けることで、回転軸602,604の一方のみを回転させるといったことも可能となる。
図6(D)の実施例は、回転モータ50の回転軸51に、プーリ700,710を設けた構成となっている。回転ブラシ22の回転軸704のプーリ706には、前記プーリ700のベルト702が掛けられており、研磨ロール522の回転軸714のプーリ716には、前記プーリ710のベルト712が掛けられている。回転モータ50の駆動力は、回転軸51,プーリ700,ベルト702,プーリ706,回転軸704を介して回転ブラシ22に伝達される。他方、回転モータ50の駆動力は、回転軸51,プーリ710,ベルト712,プーリ716,回転軸714を介して研磨ロール522に伝達される。プーリ700,706,710,716の径を変更することで、回転ブラシ22及び研磨ロール522の回転数を変更することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した各部の形状,大きさは一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。例えば、図7(B)に示す表面処理装置210のように、ワークスペース20,モータ収納部40,回収部80の全ての高さを、前記実施例1の表面処理装置10の半分程度の高さとすることによって、テーブル212などに載せて使用する卓上型の装置として利用できる。
(2)前記実施例の回転駆動機構も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、他の公知の各種の機構を適用してよい。回転ブラシ22の支持機構も一例であり、例えば、自在継手(ユニバーサルジョイント)を利用して、回転ブラシ22の角度を変更できるようにするなど適宜変更可能である。
(3)前記回転ブラシ22を軸方向に複数配置して、幅広のワークWの加工を行うようにしてもよい。このとき、同一の回転ブラシを複数配置してもよいが、図7(A)に示す表面処理装置200のように、ブラシ体28の目の粗さ(サンドペーパーの粗さの粒度)がそれぞれ異なる3つのブラシ22A,22B,22Cを利用することで、一つの装置で磨き粗さを段階的に変えられるようにしてもよい。あるいは、前記回転ブラシ22A,22B,22Cでブラシ体の傾きを変えることにより、傾きの少ない回転ブラシではワークWの主に平面部分のバリ取りを行い、傾きの大きい回転ブラシでは、ワークWの凹凸部分(立体部分)のバリ取りを行うというように、ワークWの形状に合わせて任意の回転ブラシを選んで処理を行うようにしてもよい。
(4)前記実施例1で示した回収トレー84も一例であり、図7(A)に示す例のように、回収部80Aからワークスペース20Aの手前まで、同図に点線で示すように、回収トレー84Aの奥行きを広げてもよい。
(5)前記回転ブラシ22の構造も一例であり、前記実施例1では、ローラ24の軸に略直交する面に対して、ブラシ体28を所定角度傾斜させることとしたが、ブラシ体28を傾けなくてもよい。また、サンドペーパーの利用も一例であり、他の公知の各種のブラシ体を用いてよい。更に、前記サンドペーパーの粗さの粒度を変えることで、磨き粗さの調整を行うようにしてもよい。
(6)前記実施例1で示した回転ブラシ22の回転方向(矢印F3方向)も一例であり、反対方向(図3において時計回り方向)に回転させることを妨げるものではない。この場合、前記遮蔽板99を外すとともに、上面カバー98の通気孔100をなくして、前記フィルタ94で切屑102を受けるとともに、ハウジング82には、前記フィルタ94の下方に通気孔を形成すれば、前記フィルタ94が、通気孔へ向かう気流の流路上に配置されることになるため、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
(7)前記実施例1では、回転ブラシ22の回転軸30を略水平方向に支持することとしたが、図7(C)に示す表面処理装置220のように、回転ブラシ224の回転軸226を略垂直方向に支持するようにしてもよい。そして、回収部230の上面カバー232の略中央部に、フィルタ242をセットする格子状のフレーム236を、ホルダ238に差し込むためのスリット234を設け、前記フィルタ242によって回収部230を2つに分割する。前記フィルタ242は、図示しないネジなどによって前記フレーム236に固定される。そして、分割した部分のうちの左側には、上面に多数の通気孔246を設け、正面側に遮蔽板248を設ける。このような配置で、前記回転ブラシ224を同図に矢印F5で示す方向に回転させると、該回転によって生じた気流に乗った切屑102は、前記フィルタ242で分離されて下方に設置された図示しない回収トレーに落下し、切屑102が分離された空気のみが、同図に矢印F6で示すように、上面の通気孔246から外部に排出される。むろん、図7(C)に示す例も一例であり、回転ブラシを支持する方向や回転方向に応じて、フィルタの設置位置や設置方向を変えることで、前記実施例1と同様の効果が得られる。
(8)前記実施例1の表面処理装置10は、例えば、鋼板及び表面処理鋼板の主としてプレス部品のバリ取り,アルミニウム及びステンレス等の非鉄金属板の主としてプレス部品のバリ取り,エポキシ樹脂及びフェノール樹脂などの合成樹脂の成形時のバリ取り及び部品加工時のバリ取り,凹凸が最大100mm程度の大きな寸法変化を持つ部品のバリ取りなど、公知の各種の成形品及び加工品のバリ取りに適用できる。
(9)前記実施例1では、本発明をバリ取りに適用することとしたが、これも一例であり、本発明は、薄板の表面研磨の加工仕上げや、木材表面の磨き上げ加工にも適用可能である。このほか、ステンレスのヘアライン加工にも適用可能である。
(10)前記実施例では、図5(C)に示したように、巻き込み防止片504を研磨ロール522側に設けたが、回転ブラシ22側にも同様に設けてよい。
(11)前記実施例では、バリ取り用の回転ブラシと、研磨用のロールを設けたが、それらの組み合わせは任意であり、荒さの異なる研磨用ロールを2つ設けるなど、必要に応じて適宜変更してよい。また、他の各種のロール,ディスクなどを取り付けてもよい。
(12)前記実施例では、表面処理手段として、回転ブラシと研磨ロールを設けたが、更に多数の表面処理手段を設けることを妨げるものではない。例えば、実施例2と実施例3を組み合わせて、一つの回転ブラシと二つの研磨ロールを設けるようにしてもよい。
本発明によれば、処理対象に接触して表面処理を行う回転ブラシなどの表面処理手段が設けられたワークスペースの背面側に、前記表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段を設け、簡単な構成で切屑などの回収を可能としたため、表面処理装置の用途に適用できる。特に、処理対象を表面処理手段に押し当てて処理を行うため、平面状のみならず凹凸を有する各種形状の処理対象の表面処理に好適である。
10:表面処理装置
12:本体部
14:フレーム
14A:底面部
14B,14C:側面部
14D:仕切部
14E:背面部
16A:底面カバー
16B,16C:側面カバー
16D:仕切カバー
16E:背面カバー
16F:上部カバー
16G:正面カバー
18:脚部
20,20A:ワークスペース
22,22A〜22C:回転ブラシ
24:ローラ
26:溝
28:ブラシ体
30:回転軸
32:上部カバー
40:モータ収納部
42,46:固定プレート
44,48A,48B:切欠き
50:回転モータ
51:回転軸
54:プーリ
56A,56B:軸受け
58:プーリ
60,61:ベルト
62:インバータ
64:コントローラ
64A:ボタン
64B:つまみ
66,68:配線
70:電源コード
72,74:通気孔
80,80A:回収部
82:ハウジング
82A,82B:側面
82C:背面
82D:底面
82E:正面上部カバー
83:スリット
84,84A:回収トレー
86:取手
88:ホルダ
90:フレーム
92:取手
94:フィルタ
96:ネジ
98:上面カバー
99:遮蔽板
100:通気孔
102:切屑(ないし塵埃)
200,210,220:表面処理装置
212:テーブル
222:ワークスペース
224:回転ブラシ
226:回転軸
230:回収部
232:上面カバー
234:スリット
236:フレーム
238:ホルダ
240:取手
242:フィルタ
246:通気孔
248:遮蔽板
400:表面処理装置
420:ワークスペース
421:カバー
422:研磨ロール
423:座金
424:ボルト
430:回転軸
464:コントローラ
464A:スタートボタン
464B:ストップボタン
464C:回転数調整ボタン
500:表面処理装置
502:カバー
504:巻き込み防止片
504A:基部
504B:先端部
520:ワークスペース
521:開閉扉
522:研磨ロール
530:回転軸
600:伝達機構
602,604:回転軸
604:回転ブラシ
700,706,710,716:プーリ
702:ベルト
704:回転軸
712:ベルト
714:回転軸
W:ワーク

Claims (10)

  1. 正面及び背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,
    該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの表面処理手段,
    前記ワークスペース外に設けられており、前記表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,
    前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,
    を備えたことを特徴とする表面処理装置。
  2. 背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,
    該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う複数の表面処理手段,
    前記ワークスペース外に設けられており、前記複数の表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,
    前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記複数の表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,
    を備えたことを特徴とする表面処理装置。
  3. 背面が開放されており、両側面及び底面がカバーで覆われたワークスペース,
    該ワークスペース内の上方に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの第1の表面処理手段,
    前記ワークスペース外に設けられており、表面処理手段を回転駆動する回転駆動手段,
    該回転駆動手段を挟んで、前記第1の表面処理手段と反対側に回転可能に支持されており、処理対象に接触して表面処理を行う少なくとも一つの第2の表面処理手段,
    前記ワークスペースの背面の開放部に連結されており、前記第1の表面処理手段の回転により生じる気流を利用して、表面処理によって生じた切屑ないし塵埃を回収する回収手段,
    を備えたことを特徴とする表面処理装置。
  4. 前記表面処理手段の一つが、ローラの表面に処理対象に接触して表面処理を行う多数のブラシ体が設けられた回転ブラシであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表面処理装置。
  5. 前記回転ブラシのブラシ体が、前記ローラの回転軸に対して所定角度傾斜していることを特徴とする請求項4記載の表面処理装置。
  6. 前記回収手段が、
    前記表面処理手段の回転により生じる気流に混在する切屑ないし塵埃を空気から分離するフィルタ,
    前記フィルタの下方に配置されており、前記切屑ないし塵埃を受ける回収トレー,
    前記ワークスペースの背面に連結して前記開放部を覆うとともに、前記フィルタ及び回収トレーを着脱可能に保持し、かつ、前記フィルタで切屑ないし塵埃が分離された空気を外部に排出する通気孔を備えたハウジング,
    を含むとともに、
    前記フィルタを、前記表面処理手段の回転によって生じ、前記通気孔へ向かう気流の流路上に配置したことを特徴とする請求項1〜5記載の表面処理装置。
  7. 前記フィルタを、前記表面処理手段の後方に配置したことを特徴とする請求項6記載の表面処理装置。
  8. 前記表面処理手段及びフィルタを、前記フィルタが右手になるように側面からみたときに、
    前記表面処理手段を反時計回りに回転させ、前記通気孔を前記ハウジングの上面に設けるとともに、
    前記表面処理手段の後方に、前記ハウジングの上面から前記フィルタまでの間を遮る遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項7記載の表面処理装置。
  9. 前記ワークスペースの上面を透明のカバーで覆うとともに、該ワークスペースの正面にカバーを設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表面処理装置。
  10. 前記表面処理手段の背面側に、該表面処理手段によるワークの巻き込みを防止する巻き込み防止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の表面処理装置。
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