JPH10217120A - バフ集塵装置 - Google Patents

バフ集塵装置

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Publication number
JPH10217120A
JPH10217120A JP9052193A JP5219397A JPH10217120A JP H10217120 A JPH10217120 A JP H10217120A JP 9052193 A JP9052193 A JP 9052193A JP 5219397 A JP5219397 A JP 5219397A JP H10217120 A JPH10217120 A JP H10217120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buff
case
cloth
dust collector
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9052193A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tanaka
潤一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAADE I KK
Original Assignee
SAADE I KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAADE I KK filed Critical SAADE I KK
Priority to JP9052193A priority Critical patent/JPH10217120A/ja
Publication of JPH10217120A publication Critical patent/JPH10217120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低コストで、低能力の吸引装置でも集塵効率の
優れた卓上型のバフの集塵装置を提供する。 【構成】バフモーターを収納するケースにおいて、集塵
効率のよい位置に気密室を設けて外部の集塵機を接続
し、ケース内の一部にバフ布の大きさに合わせて移動で
きる気流遮蔽版を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種素材の仕上げに広
く用いられている卓上型のバフの集塵装置に関するもの
である
【0002】
【従来の技術】卓上タイプのバフの集塵装置にはいくつ
かの種類があるが、バフモーター全体或いはシャフトと
バフの部分のみを収納するケースに吸引装置が付けられ
ていることで共通している。
【0003】バフは高速で回転するとき粉塵を接線方向
に高速で飛ばしながら、同時に高速の気流を発生させ
る。したがって部分的に集塵機の吸引力では捕えられな
い高速の気流が発生する。現在広く用いられている卓上
型のバフの集塵装置は、前面が開口したケースの中にバ
フモーターとシャフト、あるいはシャフトの部分のみを
収納し、ケースの後部に吸引部を設けた構造になってい
る。しかしケース外への研磨粉の飛散を完全に防ぐもの
は少ない。とくに卓上型の場合、貴金属など小さなもの
にバフがけする場合が多く、顔をバフ布に近付けるので
防塵マスクや眼鏡を着用することが多いが、作業能率を
低下させる要因となる。アクリル板などを顔の前面に設
置したものもあるが、研磨材の付着により、観察力を低
下させることは防塵眼鏡と同様であり、衣服や室内の汚
染も避けることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バフ収納ケースに吸引
装置が付いているにもかかわらずケース前面から粉塵が
飛散するのは、前面開口部に於いて、吸引速度よりも速
い、吸引方向と逆向きの気流が部分的に発生しているか
らである。したがって部分的な前面への速い気流さえ遮
蔽し、方向を変えれば、ある程度の吸引力で、気流にの
って流動するような微細な粉塵に関してはほぼ完全に吸
引することができるはずである。
【0005】バフ収納ケース内部の気流はバフ布の回転
によって発生する。バフ布の周辺の空気がバフ布の回転
にしたがって回転する事により遠心力が発生し、バフ布
の平面上に渦巻き状に速い気流が発生する。(図1、
2)
【0006】図1と図2から明らかなように、バフ収納
ケースの外部方向に直接吹き出す速い気流はバフ布の外
周のごく僅かな範囲で、かつ、前方、シャフトの高さか
ら上端までの範囲に限られており、それ以外には下向き
の気流の一部がケースの床面または側面に衝突した後に
前方に吹き出すのと、手やバフ作業物で反射する気流の
みである。それ以外の気流は、そのまま吸引口から吸引
される。
【0007】したがって、バフ収納ケースの外部方向に
吹き出す気流の方向を変え、逆に吸引口にむかう方向に
発生する気流は方向を変えず、そのまま吸入口に吸い込
まれる事により、効率よく集塵する事が可能になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず、卓上型で比較的吸
引力の小さな吸引装置を用いる場合、吸引口を最も効率
のよい位置と形にする必要がある。そのために、バフ布
の回転によって発生する気流が障害物で反射する場合を
除き、方向を変えずにそのまま流れ込む事が望ましい。
現在よく用いられている図1の6の位置はこの点で効率
的ではない。また、バフ研磨物が落下する可能性もあ
る。
【0009】図(1)の5の位置に吸引口を設けると、
気流に従って浮遊する粉塵のみを効率的に吸引するのみ
ならず、後部の壁面4に気流の一部が衝突し、粉塵の一
部が付着し、あるいは落下する。
【0010】次に、バフ布のシャフト高さから上端ま
で、図1の破線矢印の部分の両側に発生する、ケースの
開口部に向かう気流の方向を替えるために遮蔽版を設け
る。この遮蔽版が効果的に作用するためにはケースの内
部に収まっており、さらに作業中の視野を妨げてはなら
ない。
【0011】作業中の視野を妨げないためには図1の7
の破線矢印で示したように、バフ布のシャフトの高さ或
いは、それよりやや下部から下端までを完全に見えるよ
うにすればよい。バフ布の直径は一定ではない場合が多
いが、シャフトの高さは一定である。したがって遮蔽版
は前後に動かす事ができればバフ布の直径の変化に対応
できる(図1)。
【0012】逆に遮蔽版を固定してバフモーターを前後
に動かしてもよい。
【0013】更に、バフ布の交換を用意にするため、遮
蔽版は簡単に着脱か移動できるようにする。
【0014】遮蔽版の幅はバフ布の幅があれば前面に吹
き出す高速気流の大部分の方向を変える事ができる。し
かしバフ布と側壁との間隔、モーター等の形状、接続す
る吸引装置の能力などによって部分的に前面への吹き出
しが発生する可能性がある。しかしバフ布の幅の4倍程
度もあればほぼ完全に前面への吹き出しを押さえる事が
できる。
【0015】ケースの床面に当たって前方へ方向転換す
る一部の気流は床面を低くし、作業に必要な高さまで前
面に遮蔽板を設けることによって解決する(図1の
8)。
【0016】バフ布と側壁との間隔が狭い場合は気流が
側壁で反射して、その一部が前方へ吹き出すこともあ
り、このばあも床面の場合と同様、一部を遮蔽すること
によって解決できる。
【作用】
【0017】以上の手段によってバフ研磨作業の作業性
を損なうことなく、集塵装置前面の開口部からの、研磨
粉を伴った気流の吹き出しをほぼ完全に押さえる事がで
きる。
【0018】
【実施例】
【0019】図3は合板で作成したケースの見取り図で
あり、図4はその断面図である。5はバフの位置を示
す。ケースは作業物を飛ばした時の衝撃が小さい事、手
に触れた時の感触、安価にできる事など、金属製より木
製のほうがメリットが多い。
【0020】図4の8は、底面で反射した気流や粉塵を
遮蔽する部分である。
【0021】図4の5は吸引口である。これはケースの
横幅全域に開口しているが、必要に応じて部分的に塞ぐ
事ができる。10は産業用集塵機、電気掃除機などの吸
引装置のパイプを接続する気密室である。この例では図
3の9に接続口を設けているが、他の場所に設ける事も
できる。
【0022】バフ布上部で発生する前方開口部への気流
を反射させる遮蔽版はアクリルなど、透明プラスチック
製で、ケースの天井に設けた同心円の円盤を重ねた形の
ものに差し込む構造(図5)とした。これをバフ布に近
付け、バフ布のシャフトの高さから下端までの、バフ研
磨作業に必要な部分の視野を確保する事ができる。
【発明の効果】
【0023】以上の工夫により、粉塵の飛散をほぼ完全
に防ぎ、かつ産業用集塵機や電気掃除機などとの簡単な
接続でできる卓上型のバフ集塵装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置内のバフ布の位置とバフ布の回転で発生す
る気流、及び装置内の壁面と開口部の断面を示す図であ
る。
【図2】バフ布両側における気流を示す断面図である。
【図3】装置の外観を示す見取り図である。
【図4】装置内部の構造とバフの位置を示す断面図であ
る。
【図5】気流の遮蔽板の構造を示す見取り図である。
【図6】気流遮蔽版取り付け部の断面図である。
【符号の説明】
1 バフモーターのシャフト 2 バフ布 3 ケース天井部 4 ケース後部壁面 5 吸引口 6 ケース床面最奥部で一般的な集塵装置の吸引口の位
置を示す。 7 ケース内天井からシャフト高さまでの範囲を示す。 8 ケース前面下端の遮蔽板 9 外部集塵機(掃除機)の接続口 10 気密室 11 気流遮蔽版 12 気流遮蔽版取り付け部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バフモーターの全体またはシャフト部を収
    納するケースにおいて、最奥部の天井に上向きに、ほぼ
    ケースの幅全域にわたり、幅1cmから5cmの開口部
    を設け、その上部に産業用集塵機または電気掃除機を接
    続する気密室(10)を設けたバフの集塵装置
  2. 【請求項2】ケース内の天井からバフモーターのシャフ
    トの高さまでとバフ布の厚さ以上の幅をカバーし、作業
    者がバフ布前側の下半分が直接見えるようにバフ布の直
    径に合わせてバフ布の近くに接近できるように前後に移
    動できる気流遮蔽板(11)を持つバフの集塵装置。
  3. 【請求項3】ケース内の天井からバフモーターのシャフ
    トの高さまでとバフ布の厚さ以上の幅をカバーする遮蔽
    板を持ち、バフ布の直径に合わせてバフ布の下半分が作
    業者に直接見える位置に接近できるようにバフモーター
    を前後に移動できる構造を持つバフ集塵装置。
JP9052193A 1997-01-31 1997-01-31 バフ集塵装置 Pending JPH10217120A (ja)

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JP9052193A JPH10217120A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 バフ集塵装置

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JPH10217120A true JPH10217120A (ja) 1998-08-18

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ID=12907967

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020253A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Sanko Sangyo Kk 表面処理装置
CN102873626A (zh) * 2012-11-01 2013-01-16 昆山市大金机械设备厂 抛光平台
CN110405562A (zh) * 2019-06-22 2019-11-05 江苏恒隆通新材料科技有限公司 一种导光扩散板加工用具有灰尘收集功能的打磨装置
CN112238390A (zh) * 2019-07-19 2021-01-19 江门市洁控环保科技有限公司 一种环保抛光机
JP2021030406A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社タクボ精機製作所 駆動軸とバフホイールとの連結構造及び該連結構造を有する研磨装置

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JP2011020253A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Sanko Sangyo Kk 表面処理装置
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