JP2558106Y2 - 吸塵式サンダー - Google Patents

吸塵式サンダー

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JP2558106Y2
JP2558106Y2 JP3417392U JP3417392U JP2558106Y2 JP 2558106 Y2 JP2558106 Y2 JP 2558106Y2 JP 3417392 U JP3417392 U JP 3417392U JP 3417392 U JP3417392 U JP 3417392U JP 2558106 Y2 JP2558106 Y2 JP 2558106Y2
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dust
sander
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dust suction
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敬二 村井
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Yokota Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、研磨作業により発生
した粉塵が飛散しないように、この粉塵を吸塵するよう
にしたサンダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吸塵式サンダーには、例
えば、図7に示したようなものが存在する。この吸塵式
サンダーは、研磨材30を取り付けたパット12の外周
辺に吸塵用隙間31を設けて、このパット12の外周辺
を防塵カバー17により包囲し、さらに防塵カバー17
にバキューム管19を連結したものとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吸塵式サンダーは、研磨作業により発生した粉塵は
バキューム管19の吸引力のみによって吸引されている
ので、吸塵効率が余り良くないという課題を有してい
た。また、パット12の外周辺に吸塵用隙間31を設け
ているため防塵カバー17が大きくなり、この防塵カバ
ー17が研磨作業の邪魔になると共に、研磨材30が防
塵カバー17の内側に隠れてしまい、研磨作業がし難く
なるという課題を有していた。
【0004】そこで、この考案の吸塵式サンダーは、上
記従来の課題を解決することを目的としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案の吸
塵式サンダーは、回転方向に傾斜させた複数個の吸塵孔
20を設けたパット12に、前記複数個の吸塵孔20の
全部、または何れか一部に対応する通孔22を設けた研
磨ディスク14を取り付け、前記パット12の外周辺を
防塵カバー17により包囲し、さらに前記防塵カバー1
7にバキューム管19を連結したものとしている。
【0006】また、この考案の吸塵式サンダーは、前記
研磨ディスク14の径をパット12の径より大きくした
ものとするのが好ましい。さらに、この考案の吸塵式サ
ンダーは、前記吸塵孔20をパット12の周辺に設けた
環状溝21に設けたものとするのが好ましい。しかも、
この環状溝21の外側壁21aを内寄りに傾斜させたも
のとするのがより好ましい。
【0007】
【作用】この考案の吸塵式サンダーは、防塵カバー17
に連結したバキューム管19の吸引力と、パット12を
回転させることにより生ずる吸塵孔20の吸引力とによ
り、研磨によって発生した粉塵を吸引することができ
る。また、この考案の吸塵式サンダーは、研磨ディスク
14の径をパット12の径より大きくすると、研磨ディ
スク14が防塵カバー17から食出し、防塵カバー17
が研磨作業の邪魔にならない。
【0008】
【実施例】以下、この考案の吸塵式サンダーの構成を、
実施例として示した図面に基づいて詳細に説明する。図
1〜図3は、この考案の吸塵式サンダーをエアサンダー
とした実施例を示しており、このエアサンダー1は、ハ
ンドル2、モータケース3、およびギヤケース4より成
っている。
【0009】ハンドル2には、その端部に給気口5が設
けられ、ボール弁(図示せず)を介しハンドル2内部に
給気通路6が設けられると共に、前記ボール弁を開閉操
作するスロットルレバー7が設けられている。モータケ
ース3には、複数枚のベイン8を取り付けたロータ9が
挿入されており、モータケース3の上部にこのロータ9
の上端を軸支している。
【0010】ギヤケース4には、減速機構10を設けて
おり、ギヤケース4内においてこの減速機構10を介
し、前記ロータ9の下端とメインシャフト11とを連結
すると共に、このメインシャフト11と、パット12の
中央孔13と研磨ディスク14の中央孔15に差し込ん
でこの研磨ディスク14をパット12に取り付けた固定
部材16とを連結している。さらに、ギヤケース4の下
部には、防塵カバー17を取り付けており、前記パット
12の外周辺上部をこの防塵カバー17により包囲して
いる。また、防塵カバー17には、必要に応じ吸引装置
18を介して布製バッグ、ペール缶や吸塵機(図示せ
ず)から配されたバキューム管19を連結している。
【0011】前記パット12は、硬質ゴム、合成樹脂、
軽金属などにより作成されており、回転方向に傾斜させ
た複数個の吸塵孔20を、このパット12の周辺に設け
た環状溝21に沿って設けている。そして、この環状溝
21の外側壁21aを内寄りに傾斜させたものとしてい
る。なお、前記吸塵孔20の傾斜角αは、この実施例で
示したものは約30°としているが、必要とする吸引力
に応じて変更することができる。
【0012】前記研磨ディスク14は、パット12の複
数個の吸塵孔20の全部、または何れか一部に対応する
通孔22を設けている。この通孔22は、吸塵孔20の
全部、または何れか一部に合致させるのが好ましいが、
前記環状溝21に吸塵孔20を設けたものであれば、こ
の環状溝21が通気空間となるので、特に通孔22と吸
塵孔20を合致させることなくずらせたものとしてもよ
い。また、研磨ディスク14の径はパット12の径より
大きくしたものとするのが好ましい。さらに、研磨ディ
スク14は、通常円形として実施されるが、多角形など
としても実施されるのは言うまでもない。
【0013】なお、前記実施例では、この考案の吸塵式
サンダーをエアサンダーに実施した例について説明した
が、この考案の吸塵式サンダーは、電気式のサンダーに
も実施できるのは言うまでもない。次に、以上のように
構成されたこの考案の吸塵式サンダーの作動状態につい
て説明する。
【0014】先ず、スロットルレバー7を操作すること
により、ボール弁(図示せず)を開放して、前記給気通
路6にエアを流入させるようにする。すると、このエア
は、給気通路6を通過してモータケース3に送られ、ベ
イン8に吹き付けられて、ロータ9を高速で回転させ
る。ロータ9の高速回転は、減速機構10を介して減速
され、メインシャフト11に伝達され、メインシャフト
11が回転する。この減速されたメインシャフト11の
回転によりパット12と伴に研磨ディスク14が回転す
る。
【0015】そして、前記研磨ディスク14により被研
磨物を研磨すると、研磨によって発生した粉塵は、研磨
ディスク14の通孔22からパット12の吸塵孔20を
通り、バキューム管19に吸引され、布製バッグ、ペー
ル缶や吸塵機(図示せず)に回収される。この場合、パ
ット12に設けられた吸塵孔20は、回転方向に傾斜さ
せているので、パット12の回転により吸引力が生じ、
研磨によって発生した粉塵はより強く吸引される。
【0016】また、前記パット12の環状溝21の外側
壁21aを内寄りに傾斜させたものとすると、吸引され
た粉塵が環状溝21の留まることなく吸塵孔20にスム
ーズの流れ込む。
【0017】
【考案の効果】この考案の吸塵式サンダーは、以上に述
べたように構成されおり、防塵カバー17に連結したバ
キューム管19の吸引力と、パット12を回転させるこ
とにより生ずる吸塵孔20の吸引力とにより、研磨によ
って発生した粉塵を吸引することができるので、吸塵効
率が非常に良くなった。
【0018】また、この考案の吸塵式サンダーは、研磨
ディスク14の径をパット12の径より大きくすると、
研磨ディスク14が防塵カバー17から食出し、防塵カ
バー17が研磨作業の邪魔にならないので、研磨作業が
し易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の吸塵式サンダーの分解斜視図であ
る。
【図2】この考案の吸塵式サンダーの斜視図である。
【図3】この考案の吸塵式サンダーの断面図である。
【図4】この考案の吸塵式サンダーのパットの底面図で
ある。
【図5】この考案の吸塵式サンダーのパットの図4中の
A−A線による断面図である。
【図6】この考案の吸塵式サンダーのパットの図4中の
B−B線による断面図である。
【図7】従来の吸塵式サンダーの断面図である。
【符号の説明】
12 パット 14 研磨ディスク 17 防塵カバー 19 バキューム管 20 吸塵穴 21 環状溝 21a 外側壁 22 通孔

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向に傾斜させた複数個の吸塵孔2
    0を設けたパット12に、前記複数個の吸塵孔20の全
    部、または何れか一部に対応する通孔22を設けた研磨
    ディスク14を取り付け、前記パット12の外周辺を防
    塵カバー17により包囲し、さらに前記防塵カバー17
    にバキューム管19を連結したことを特徴とする吸塵式
    サンダー。
  2. 【請求項2】 前記研磨ディスク14の径を、パット1
    2の径より大きくしたことを特徴とする請求項1記載の
    吸塵式サンダー。
  3. 【請求項3】 前記吸塵孔20を、パット12の周辺に
    設けた環状溝21に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の吸塵式サンダー。
  4. 【請求項4】 前記環状溝21の外側壁21aを、内寄
    りに傾斜させたことを特徴とする請求項3記載の吸塵式
    サンダー。
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