JPH06155301A - 吸塵式グラインダー - Google Patents
吸塵式グラインダーInfo
- Publication number
- JPH06155301A JPH06155301A JP2019392A JP2019392A JPH06155301A JP H06155301 A JPH06155301 A JP H06155301A JP 2019392 A JP2019392 A JP 2019392A JP 2019392 A JP2019392 A JP 2019392A JP H06155301 A JPH06155301 A JP H06155301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- polishing
- polishing member
- dust suction
- type grinder
- Prior art date
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- Granted
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 この発明の吸塵式グラインダーは、内部空間
17aを有して研磨部材17を取り付けた円形取付体1
8の周囲を防塵カバー20により包囲し、前記内部空間
17aにおける円形取付体18に吸塵穴22を設け、さ
らに前記防塵カバー20にバキューム管21を連結した
ものとしている。 【効果】 この発明の吸塵式グラインダーは、防塵カバ
ー20に連結したバキューム管21から、研磨によって
発生した粉塵を吸引することができるので、削り取られ
たスケールや錆びが微細な粉塵となり空気中に浮遊する
ことはない。そのため、作業者は防塵マスクなしで連続
作業が可能となり、作業環境が改善された。
17aを有して研磨部材17を取り付けた円形取付体1
8の周囲を防塵カバー20により包囲し、前記内部空間
17aにおける円形取付体18に吸塵穴22を設け、さ
らに前記防塵カバー20にバキューム管21を連結した
ものとしている。 【効果】 この発明の吸塵式グラインダーは、防塵カバ
ー20に連結したバキューム管21から、研磨によって
発生した粉塵を吸引することができるので、削り取られ
たスケールや錆びが微細な粉塵となり空気中に浮遊する
ことはない。そのため、作業者は防塵マスクなしで連続
作業が可能となり、作業環境が改善された。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研磨作業により発生
した粉塵が飛散しないように、この粉塵を吸塵するよう
にしたグラインダーに関するものである。
した粉塵が飛散しないように、この粉塵を吸塵するよう
にしたグラインダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、発電所の熱交換器内は、絶えず
冷却水を循環させて冷却を行っているので、長期間運転
するとスケールや錆びが発生する。これらスケールや錆
びの除去作業は、定期点検時に電気式グランイダーにワ
イヤブラシを取り付けて行っているのが現状である。
冷却水を循環させて冷却を行っているので、長期間運転
するとスケールや錆びが発生する。これらスケールや錆
びの除去作業は、定期点検時に電気式グランイダーにワ
イヤブラシを取り付けて行っているのが現状である。
【0003】前記ワイヤブラシは、研磨面への回転接触
によるワイヤのはずみ運動により、スケールや錆びを削
り取るものであり、このような分野には比較的多く使用
されている。このワイヤブラシによる研磨の過程は、回
転によりワイヤの先端が研磨面に接近し、研磨面に衝撃
を与えたあと、引き続きその位置から引っ掻き研削に入
り、その後研磨面から離れて行く。
によるワイヤのはずみ運動により、スケールや錆びを削
り取るものであり、このような分野には比較的多く使用
されている。このワイヤブラシによる研磨の過程は、回
転によりワイヤの先端が研磨面に接近し、研磨面に衝撃
を与えたあと、引き続きその位置から引っ掻き研削に入
り、その後研磨面から離れて行く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
ケールや錆びの除去作業は、密室でワイヤブラシ掛けが
行われるので、削り取られたスケールや錆びが微細な粉
塵となり空気中に浮遊する。そのため、作業者は防塵マ
スクなしでは連続作業が不可能となり、作業環境の改善
が必要であるという課題を有していた。
ケールや錆びの除去作業は、密室でワイヤブラシ掛けが
行われるので、削り取られたスケールや錆びが微細な粉
塵となり空気中に浮遊する。そのため、作業者は防塵マ
スクなしでは連続作業が不可能となり、作業環境の改善
が必要であるという課題を有していた。
【0005】また、研磨部材として使用しているワイヤ
ブラシは、回転速度が約8,000〜10,000rp
mと高速で回転するので、遠心力でワイヤがスカート状
に広がり、ワイヤの側面で研削することとなり、この側
面が摩耗して細くなると切断されて四方八方に飛散して
大変危険である。そのため、作業者は防護具の着用が義
務付けられ、作業中の負担が増加するという課題を有し
ていた。
ブラシは、回転速度が約8,000〜10,000rp
mと高速で回転するので、遠心力でワイヤがスカート状
に広がり、ワイヤの側面で研削することとなり、この側
面が摩耗して細くなると切断されて四方八方に飛散して
大変危険である。そのため、作業者は防護具の着用が義
務付けられ、作業中の負担が増加するという課題を有し
ていた。
【0006】そこで、この発明の吸塵式グラインダー
は、上記従来の課題を解決することを目的としてなされ
たものである。
は、上記従来の課題を解決することを目的としてなされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の吸
塵式グラインダーは、内部空間17aを有して研磨部材
17を取り付けた円形取付体18の周囲を防塵カバー2
0により包囲し、前記内部空間17aにおける円形取付
体18に吸塵穴22を設け、さらに前記防塵カバー20
にバキューム管21を連結したものとしている。
塵式グラインダーは、内部空間17aを有して研磨部材
17を取り付けた円形取付体18の周囲を防塵カバー2
0により包囲し、前記内部空間17aにおける円形取付
体18に吸塵穴22を設け、さらに前記防塵カバー20
にバキューム管21を連結したものとしている。
【0008】また、この発明の吸塵式グラインダーは、
研磨部材17に砥粒入り繊維ブラシを用いたものとして
いる。なお、砥粒入り繊維ブラシとは、研磨剤をナイロ
ンなどの合成樹脂に混入して線材としたブラシを言う。
さらに、この発明の吸塵式グラインダーは、吸塵穴22
を内部空間17aにおける円形取付体18の円周方向に
複数個設けると共に、これら吸塵穴22の側端に吸塵羽
根23を設けたものとしている。
研磨部材17に砥粒入り繊維ブラシを用いたものとして
いる。なお、砥粒入り繊維ブラシとは、研磨剤をナイロ
ンなどの合成樹脂に混入して線材としたブラシを言う。
さらに、この発明の吸塵式グラインダーは、吸塵穴22
を内部空間17aにおける円形取付体18の円周方向に
複数個設けると共に、これら吸塵穴22の側端に吸塵羽
根23を設けたものとしている。
【0009】
【作用】この発明の吸塵式グラインダーは、防塵カバー
20に連結したバキューム管21から、研磨によって発
生した粉塵を吸引することができる。また、この発明の
吸塵式グラインダーは、研磨部材17を砥粒入り繊維ブ
ラシとすることにより、研磨部材17の回転速度を遅く
しても充分な研磨作用を有する。
20に連結したバキューム管21から、研磨によって発
生した粉塵を吸引することができる。また、この発明の
吸塵式グラインダーは、研磨部材17を砥粒入り繊維ブ
ラシとすることにより、研磨部材17の回転速度を遅く
しても充分な研磨作用を有する。
【0010】さらに、この発明の吸塵式グラインダー
は、吸塵穴22の側端に設けた吸塵羽根23により、研
磨によって発生した粉塵をより強く吸引することができ
る。
は、吸塵穴22の側端に設けた吸塵羽根23により、研
磨によって発生した粉塵をより強く吸引することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の吸塵式グラインダーの構成
を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。図1〜図4は、この発明の吸塵式グラインダーをエ
アグラインダーとした実施例を示しており、このエアグ
ラインダー1は、ハンドル2、モータケース3、および
ギヤケース4より成っている。
を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。図1〜図4は、この発明の吸塵式グラインダーをエ
アグラインダーとした実施例を示しており、このエアグ
ラインダー1は、ハンドル2、モータケース3、および
ギヤケース4より成っている。
【0012】ハンドル2には、その端部に給気口5が設
けられ、ボール弁6を介しハンドル2内部に給気通路7
が設けられると共に、前記ボール弁6を開閉操作するス
ロットルレバー8が設けられている。なお、9は前記ス
ロットルレバー8を誤作動させないための安全レバーで
ある。モータケース3には、複数枚のベイン10を取り
付けたロータ11が挿入されており、モータケース3の
上部にこのロータ11の上端を軸支している。また、こ
のモータケース3には、給気エアの一部を吸引装置12
へ送るための給気管13を連結すると共に、排気エアを
吸引装置12へ送るための排気管14を連結している。
けられ、ボール弁6を介しハンドル2内部に給気通路7
が設けられると共に、前記ボール弁6を開閉操作するス
ロットルレバー8が設けられている。なお、9は前記ス
ロットルレバー8を誤作動させないための安全レバーで
ある。モータケース3には、複数枚のベイン10を取り
付けたロータ11が挿入されており、モータケース3の
上部にこのロータ11の上端を軸支している。また、こ
のモータケース3には、給気エアの一部を吸引装置12
へ送るための給気管13を連結すると共に、排気エアを
吸引装置12へ送るための排気管14を連結している。
【0013】ギヤケース4には、減速機構15を設けて
おり、ギヤケース4内においてこの減速機構15を介
し、メインシャフト16の下端と、研磨部材17を取り
付けた円形取付体18の中央に設けた固定軸19の上端
とを連結している。さらに、ギヤケース4の下部には、
防塵カバー20を取り付けており、前記円形取付体18
の周囲をこの防塵カバー20により包囲している。ま
た、防塵カバー20には、吸引装置12を介して布製バ
ッグ・ペール缶や吸塵機(図示せず)から配されたバキ
ューム管21を連結している。
おり、ギヤケース4内においてこの減速機構15を介
し、メインシャフト16の下端と、研磨部材17を取り
付けた円形取付体18の中央に設けた固定軸19の上端
とを連結している。さらに、ギヤケース4の下部には、
防塵カバー20を取り付けており、前記円形取付体18
の周囲をこの防塵カバー20により包囲している。ま
た、防塵カバー20には、吸引装置12を介して布製バ
ッグ・ペール缶や吸塵機(図示せず)から配されたバキ
ューム管21を連結している。
【0014】前記円形取付体18には、内部空間17a
におけるこの円形取付体18の円周方向に複数個の吸塵
穴22を設けている。そして、この吸塵穴22の側端に
は、吸塵羽根23を設けている。前記研磨部材17は、
研磨剤をナイロンなどの合成樹脂に混入して線材とした
砥粒入り繊維ブラシとしている。そして、この砥粒入り
繊維ブラシは、図5〜図10に示したような形状とし
て、前記円形取付体18に内部空間17aを有して取り
付けられている。図5、図6に示した砥粒入り繊維ブラ
シは、円形取付体18の周囲に植毛して取り付けてお
り、中央部を内部空間17aとしている。また、図7、
図8に示した砥粒入り繊維ブラシは、下端部の所々に切
込部24を設けている以外は前記図5、図6に示したも
のと同様にしている。さらに、図9、図10に示した砥
粒入り繊維ブラシは、前記円形取付体18の中央に空間
部を有して放射状に散在させ、この円形取付体18に植
毛して取り付けており、これら砥粒入り繊維ブラシ間の
空間部と前記中央の空間部とを内部空間17aとしてい
る。なお、18aは研磨部材17の上部側周に必要に応
じ設けられる広がり防止材である。
におけるこの円形取付体18の円周方向に複数個の吸塵
穴22を設けている。そして、この吸塵穴22の側端に
は、吸塵羽根23を設けている。前記研磨部材17は、
研磨剤をナイロンなどの合成樹脂に混入して線材とした
砥粒入り繊維ブラシとしている。そして、この砥粒入り
繊維ブラシは、図5〜図10に示したような形状とし
て、前記円形取付体18に内部空間17aを有して取り
付けられている。図5、図6に示した砥粒入り繊維ブラ
シは、円形取付体18の周囲に植毛して取り付けてお
り、中央部を内部空間17aとしている。また、図7、
図8に示した砥粒入り繊維ブラシは、下端部の所々に切
込部24を設けている以外は前記図5、図6に示したも
のと同様にしている。さらに、図9、図10に示した砥
粒入り繊維ブラシは、前記円形取付体18の中央に空間
部を有して放射状に散在させ、この円形取付体18に植
毛して取り付けており、これら砥粒入り繊維ブラシ間の
空間部と前記中央の空間部とを内部空間17aとしてい
る。なお、18aは研磨部材17の上部側周に必要に応
じ設けられる広がり防止材である。
【0015】前記吸引装置12は、図11に示したよう
に、防塵カバー20に設けた吸塵穴25に受け部材26
を介して保持管27を連結し、この保持管27の上部に
吸引管28を連結すると共に保持管27の内面に側周空
間27aを有して下端部29aの内側面にテーパ面30
を形成した補助吸引管29を挿着している。そして、前
記吸引管28の側周空間28aを介して前記補助吸引管
29の上端部29bをこの吸引管28に挿入すると共
に、補助吸引管29の下端部29aと受け部材26の間
に間隙31を設けている。また、前記保持管27には、
側周空間27aに連通する給気エアの流入口32を設
け、この流入口32に前記給気管13を連結している。
さらに、前記吸引管28の下部には、側周空間28aに
連通する排気エアの流入口33を設け、この流入口33
に前記排気管14を連結している。
に、防塵カバー20に設けた吸塵穴25に受け部材26
を介して保持管27を連結し、この保持管27の上部に
吸引管28を連結すると共に保持管27の内面に側周空
間27aを有して下端部29aの内側面にテーパ面30
を形成した補助吸引管29を挿着している。そして、前
記吸引管28の側周空間28aを介して前記補助吸引管
29の上端部29bをこの吸引管28に挿入すると共
に、補助吸引管29の下端部29aと受け部材26の間
に間隙31を設けている。また、前記保持管27には、
側周空間27aに連通する給気エアの流入口32を設
け、この流入口32に前記給気管13を連結している。
さらに、前記吸引管28の下部には、側周空間28aに
連通する排気エアの流入口33を設け、この流入口33
に前記排気管14を連結している。
【0016】なお、前記実施例では、この発明の吸塵式
グラインダーをエアグラインダーに実施した例について
説明したが、この発明の吸塵式グラインダーは、電気式
のグラインダーにも実施できるのは言うまでもない。次
に、以上のように構成されたこの発明の吸塵式グライン
ダーの作動状態について説明する。
グラインダーをエアグラインダーに実施した例について
説明したが、この発明の吸塵式グラインダーは、電気式
のグラインダーにも実施できるのは言うまでもない。次
に、以上のように構成されたこの発明の吸塵式グライン
ダーの作動状態について説明する。
【0017】先ず、安全レバー9を外してスロットルレ
バー8を操作することにより、ボール弁6を開放して、
前記給気通路7にエアを流入させるようにする。する
と、このエアは、給気通路7を通過してモータケース3
に送られ、ベイン10に吹き付けられて、ロータ11を
約20,000〜21,000rpmの高速で回転させ
る。ロータ11の高速回転は、減速機構15を介して約
4,500rpmに減速され、円形取付体18の固定軸
19が回転する。この減速された固定軸19の回転によ
り研磨部材17が回転するが、砥粒入り繊維ブラシとし
た研磨部材17は、回転速度を遅くしても充分な研磨作
用を有するので、遠心力でこの砥粒入り繊維ブラシがス
カート状に広がり難くなり、研磨部材17の側面で研削
することがなくなり、飛散することもない。
バー8を操作することにより、ボール弁6を開放して、
前記給気通路7にエアを流入させるようにする。する
と、このエアは、給気通路7を通過してモータケース3
に送られ、ベイン10に吹き付けられて、ロータ11を
約20,000〜21,000rpmの高速で回転させ
る。ロータ11の高速回転は、減速機構15を介して約
4,500rpmに減速され、円形取付体18の固定軸
19が回転する。この減速された固定軸19の回転によ
り研磨部材17が回転するが、砥粒入り繊維ブラシとし
た研磨部材17は、回転速度を遅くしても充分な研磨作
用を有するので、遠心力でこの砥粒入り繊維ブラシがス
カート状に広がり難くなり、研磨部材17の側面で研削
することがなくなり、飛散することもない。
【0018】そして、研磨によって発生した粉塵は、研
磨部材17の内部空間17aに寄せ集められ、円形取付
体18の吸塵穴22から吸引装置12を介してバキュー
ム管21に吸引され、布製バッグ・ペール缶や吸塵機
(図示せず)に回収される。この場合、吸塵穴22の側
端に設けた吸塵羽根23により、研磨によって発生した
粉塵はより強く吸引される。
磨部材17の内部空間17aに寄せ集められ、円形取付
体18の吸塵穴22から吸引装置12を介してバキュー
ム管21に吸引され、布製バッグ・ペール缶や吸塵機
(図示せず)に回収される。この場合、吸塵穴22の側
端に設けた吸塵羽根23により、研磨によって発生した
粉塵はより強く吸引される。
【0019】また、前記吸引装置12では、図11に示
したように、給気管13から側周空間27aに給気され
たエアは間隙31を通過するときに、補助吸引管29の
下端部29aのテーパ面30により図中の矢印のように
上方向に流れが生じると共に、排気管14から吸引装置
12の側周空間28aに排気されたエアが、この側周空
間28aから吸引管28に流れるときに、補助吸引管2
9のエアを吸引管28内に引き込むので、吸引力が発生
する。そして、この吸引装置12により、研磨によって
発生した粉塵はより効率よく吸引され、布製バッグ・ペ
ール缶や吸塵機(図示せず)に回収される。
したように、給気管13から側周空間27aに給気され
たエアは間隙31を通過するときに、補助吸引管29の
下端部29aのテーパ面30により図中の矢印のように
上方向に流れが生じると共に、排気管14から吸引装置
12の側周空間28aに排気されたエアが、この側周空
間28aから吸引管28に流れるときに、補助吸引管2
9のエアを吸引管28内に引き込むので、吸引力が発生
する。そして、この吸引装置12により、研磨によって
発生した粉塵はより効率よく吸引され、布製バッグ・ペ
ール缶や吸塵機(図示せず)に回収される。
【0020】
【発明の効果】この発明の吸塵式グラインダーは、以上
に述べたように構成されおり、防塵カバー20に連結し
たバキューム管21から、研磨によって発生した粉塵を
吸引することができるので、削り取られたスケールや錆
びが微細な粉塵となり空気中に浮遊することはない。そ
のため、作業者は防塵マスクなしで連続作業が可能とな
り、作業環境が改善された。
に述べたように構成されおり、防塵カバー20に連結し
たバキューム管21から、研磨によって発生した粉塵を
吸引することができるので、削り取られたスケールや錆
びが微細な粉塵となり空気中に浮遊することはない。そ
のため、作業者は防塵マスクなしで連続作業が可能とな
り、作業環境が改善された。
【0021】また、この発明の吸塵式グラインダーは、
研磨部材17を砥粒入り繊維ブラシとすることにより、
この回転速度を遅くしても充分な研磨作用を有するの
で、遠心力でこの砥粒入り繊維ブラシがスカート状に広
がり難くなり、研磨部材17の側面で研削することがな
くなる。したがって、この研磨部材17の側面が摩耗し
て細くならないので、切断されて四方八方に飛散するよ
うなことはない。そのため、作業者は防護具の着用が不
要となり、作業中の負担が軽減される。
研磨部材17を砥粒入り繊維ブラシとすることにより、
この回転速度を遅くしても充分な研磨作用を有するの
で、遠心力でこの砥粒入り繊維ブラシがスカート状に広
がり難くなり、研磨部材17の側面で研削することがな
くなる。したがって、この研磨部材17の側面が摩耗し
て細くならないので、切断されて四方八方に飛散するよ
うなことはない。そのため、作業者は防護具の着用が不
要となり、作業中の負担が軽減される。
【0022】さらに、この発明の吸塵式グラインダー
は、吸塵穴22の側端に設けた吸塵羽根23により、研
磨によって発生した粉塵をより強く吸引することができ
るので、布製バック・ペール缶や吸塵機(図示せず)の
負荷を軽減することができる。
は、吸塵穴22の側端に設けた吸塵羽根23により、研
磨によって発生した粉塵をより強く吸引することができ
るので、布製バック・ペール缶や吸塵機(図示せず)の
負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吸塵式グラインダーの側断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の吸塵式グラインダーの平面図であ
る。
る。
【図3】この発明の吸塵式グラインダーの正面図であ
る。
る。
【図4】この発明の吸塵式グラインダーの側面図であ
る。
る。
【図5】この発明の吸塵式グラインダーに用いる研磨部
材の一例を示す断面図である。
材の一例を示す断面図である。
【図6】図5に示した研磨部材の一部省略底面図であ
る。
る。
【図7】この発明の吸塵式グラインダーに用いる研磨部
材の他の例を示す半断面図である。
材の他の例を示す半断面図である。
【図8】図7に示した研磨部材の一部省略底面図であ
る。
る。
【図9】この発明の吸塵式グラインダーに用いる研磨部
材のさらに他の例を示す半断面図である。
材のさらに他の例を示す半断面図である。
【図10】図9に示した研磨部材の一部省略底面図であ
る。
る。
【図11】この発明の吸塵式グラインダーの吸引装置の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
17 研磨部材 17a 内部空間 18 円形取付体 20 防塵カバー 21 バキューム管 22 吸塵穴 23 吸塵羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 達 弘樹 大阪府大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電興業株式会社内 (72)発明者 岡田 直機 大阪府大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電興業株式会社内 (72)発明者 出口 誠之 大阪府大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電興業株式会社内 (72)発明者 松尾 光康 大阪府大阪市西区新町2丁目18番1号 有 限会社新栄商店内 (72)発明者 村井 敬二 大阪府東大阪市西岩田3丁目5番55号 ヨ コタ工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 内部空間17aを有して研磨部材17を
取り付けた円形取付体18の周囲を防塵カバー20によ
り包囲し、前記内部空間17aにおける円形取付体18
に吸塵穴22を設け、さらに前記防塵カバー20にバキ
ューム管21を連結したことを特徴とする吸塵式グライ
ンダー。 - 【請求項2】 研磨部材17に砥粒入り繊維ブラシを用
いたことを特徴とする請求項1記載の吸塵式グラインダ
ー。 - 【請求項3】 吸塵穴22を内部空間17aにおける円
形取付体18の円周方向に複数個設けると共に、これら
吸塵穴22の側端に吸塵羽根23を設けたことを特徴と
する請求項1記載の吸塵式グラインダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4020193A JP2520814B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 吸塵式グラインダ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4020193A JP2520814B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 吸塵式グラインダ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06155301A true JPH06155301A (ja) | 1994-06-03 |
JP2520814B2 JP2520814B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=12020344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4020193A Expired - Fee Related JP2520814B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 吸塵式グラインダ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520814B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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