JP2520813B2 - 吸塵式エアグラインダ―の吸引装置 - Google Patents

吸塵式エアグラインダ―の吸引装置

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JP2520813B2
JP2520813B2 JP4020192A JP2019292A JP2520813B2 JP 2520813 B2 JP2520813 B2 JP 2520813B2 JP 4020192 A JP4020192 A JP 4020192A JP 2019292 A JP2019292 A JP 2019292A JP 2520813 B2 JP2520813 B2 JP 2520813B2
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弘樹 達
直機 岡田
誠之 出口
光康 松尾
敬二 村井
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Yokota Industrial Co Ltd
Kanden Plant Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研磨作業により発生
した粉塵が飛散しないようにした吸塵式エアグラインダ
ーにおける吸引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、研磨によって発生した粉塵を吸塵
式エアグラインダーにより吸引するには、吸塵機から配
されたバキューム管を吸塵式エアグラインダーの防塵カ
バーに直接取り付けることにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸塵式
エアグラインダーが使用される環境は、常に広い部屋で
あるとは限らず、狭い部屋や密室の場合もあり、設置式
の大型の吸塵機を使用することができず、携帯式の小型
の吸塵機しか使用できなかった。したがって、このよう
な携帯式の小型の吸塵機から配されたバキューム管の吸
引力だけでは充分な吸引力を得ることができず、研磨に
よって発生した粉塵を充分に吸引できないという課題を
有していた。
【0004】そこで、この発明の吸塵式エアグラインダ
ーの吸引装置は、上記従来の課題を解決することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の吸塵式エアグ
ラインダーの吸引装置は、研磨部材17の周囲を包囲し
た防塵カバー20に設けた吸塵穴22に受け部材23を
介して保持管24を連結し、この保持管24の上部に吸
引管25を連結すると共に保持管24の内面に側周空間
24aを有して下端部26aの内側面にテーパ面27を
形成した補助吸引管26を挿着し、前記吸引管25の側
周空間25aを介して前記補助吸引管26の上端部26
bをこの吸引管25に挿入すると共に、補助吸引管26
の下端部26aと受け部材23の間に間隙28を設け、
さらに前記保持管24に側周空間24aに連通する給気
エアの流入口29を設け、前記吸引管25の下部に側周
空間25aに連通する排気エアの流入口30を設けたも
のとしている。
【0006】
【作用】この発明の吸塵式エアグラインダーの吸引装置
を介して、布製バッグ・ペール缶や吸塵機から配された
バキューム管を吸塵式エアグラインダーの防塵カバーに
取り付けることにより、研磨によって発生した粉塵は効
率よく吸引される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の吸塵式エアグラインダーの
吸引装置の構成を、実施例として示した図面に基づいて
詳細に説明する。図1〜図4は、この発明の吸塵式エア
グラインダーの吸引装置を装着したエアグラインダーを
示しており、このエアグラインダー1は、ハンドル2、
モータケース3、およびギヤケース4より成っている。
【0008】ハンドル2には、その端部に給気口5が設
けられ、ボール弁6を介しハンドル2内部に給気通路7
が設けられると共に、前記ボール弁6を開閉操作するス
ロットルレバー8が設けられている。なお、9は前記ス
ロットルレバー8を誤作動させないための安全レバーで
ある。モータケース3には、複数枚のベイン10を取り
付けたロータ11が挿入されており、モータケース3の
上部にこのロータ11の上端を軸支している。また、こ
のモータケース3には、給気エアの一部をこの発明の吸
引装置12へ送るための給気管13を連結すると共に、
排気エアをこの発明の吸引装置12へ送るための排気管
14を連結している。
【0009】ギヤケース4には、減速機構15を設けて
おり、ギヤケース4内においてこの減速機構15を介
し、メインシャフト16の下端と、研磨部材17を取り
付けた円形取付体18の中央に設けた固定軸19の上端
とを連結している。さらに、ギヤケース4の下部には、
防塵カバー20を取り付けており、前記円形取付体18
の周囲をこの防塵カバー20により包囲している。ま
た、防塵カバー20には、この発明の吸引装置12を介
して布製バッグ・ペール缶や吸塵機(図示せず)から配
されたバキューム管21を連結している。
【0010】この発明の吸引装置12は、図5に示した
ように、防塵カバー20に設けた吸塵穴22に受け部材
23を介して保持管24を連結し、この保持管24の上
部に吸引管25を連結すると共に保持管24の内面に側
周空間24aを有して下端部26aの内側面にテーパ面
27を形成した補助吸引管26を挿着している。そし
て、前記吸引管25の側周空間25aを介して前記補助
吸引管26の上端部26bをこの吸引管25に挿入する
と共に、補助吸引管26の下端部26aと受け部材23
の間に間隙28を設けている。また、前記保持管24に
は、側周空間24aに連通する給気エアの流入口29を
設け、この流入口29に前記給気管13を連結してい
る。さらに、前記吸引管25の下部には、側周空間25
aに連通する排気エアの流入口30を設け、この流入口
30に前記排気管14を連結している。
【0011】なお、前記円形取付体18には、内部空間
17aにおけるこの円形取付体18の円周方向に複数個
の吸塵穴31を設けている。そして、この吸塵穴31の
側端には、吸塵羽根32を設けている。また、前記研磨
部材17は、研磨剤をナイロンなどの合成樹脂に混入し
て線材とした砥粒入り繊維ブラシとしている。そして、
この砥粒入り繊維ブラシは、図6〜図11に示したよう
な形状として、前記円形取付体18に内部空間17aを
有して取り付けられている。図6、図7に示した砥粒入
り繊維ブラシは、円形取付体18の周囲に植毛して取り
付けており、中央部を内部空間17aとしている。ま
た、図8、図9に示した砥粒入り繊維ブラシは、下端部
の所々に切込部33を設けている以外は前記図6、図7
に示したものと同様にしている。さらに、図10、図1
1に示した砥粒入り繊維ブラシは、前記円形取付体18
の中央に空間部を有して放射状に散在させ、この円形取
付体18に植毛して取り付けており、これら砥粒入り繊
維ブラシ間の空間部と前記中央の空間部とを内部空間1
7aとしている。なお、18aは研磨部材17の上部側
周に必要に応じ設けられる広がり防止材である。
【0012】次に、以上のように構成されたこの発明の
吸塵式エアグラインダーの吸引装置の作動状態について
説明する。先ず、安全レバー9を外してスロットルレバ
ー8を操作することにより、ボール弁6を開放して、前
記給気通路7にエアを流入させるようにする。すると、
エアの一部が給気管13から吸引装置12の側周空間2
4aに給気される。また、前記給気通路7に流入したエ
アは、給気通路7を通過してモータケース3に送られ、
ロータ11を回転させたのち、モータケース3の排気管
14から吸引装置12の側周空間25aに排気される。
【0013】前記吸引装置12の側周空間24aに給気
されたエアは、図5に示したように、間隙28を通過す
るときに、補助吸引管26の下端部26aのテーパ面2
7により図中の矢印のように上方向に流れが生じると共
に、吸引装置12の側周空間25aに排気されたエア
が、この側周空間25aから吸引管25に流れるとき
に、補助吸引管26のエアを吸引管25内に引き込むの
で、吸引力が発生することになる。
【0014】なお、前記モータケース3に送られたエア
は、ベイン10に吹き付けられロータ11を約20,0
00〜21,000rpmの高速で回転させる。ロータ
11の高速回転は、減速機構15を介して約4,500
rpmに減速され、円形取付体18の固定軸19が回転
する。この減速された固定軸19の回転により研磨部材
17が回転するが、砥粒入り繊維ブラシとした研磨部材
17は、回転速度を遅くしても充分な研磨作用を有する
ので、遠心力でこの砥粒入り繊維ブラシがスカート状に
広がり難くなり、研磨部材17の側面で研削することが
なくなる。
【0015】そして、研磨によって発生した粉塵は、研
磨部材17の内部空間17aに寄せ集められ、円形取付
体18の吸塵穴31から前記吸引装置12を介してバキ
ューム管21に吸引され、布製バッグ・ペール缶や吸塵
機(図示せず)に回収される。この場合、吸塵穴31の
側端に設けた吸塵羽根32により、研磨によって発生し
た粉塵はより強く吸引される。
【0016】
【発明の効果】この発明の吸塵式エアグラインダーの吸
引装置は、以上に述べたように構成されており、布製バ
ッグ・ペール缶や吸塵機から配されたバキューム管を吸
塵式エアグラインダーの防塵カバーに取り付けることに
より、この吸引装置を介して研磨によって発生した粉塵
は効率よく吸引されるので、吸塵機を使用しない場合に
も充分な吸引力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吸引装置を装着した吸塵式エアグラ
インダーの側断面図である。
【図2】この発明の吸引装置を装着した吸塵式エアグラ
インダーの平面図である。
【図3】この発明の吸引装置を装着した吸塵式エアグラ
インダーの正面図である。
【図4】この発明の吸引装置を装着した吸塵式エアグラ
インダーの側面図である。
【図5】この発明の吸塵式グラインダーの吸引装置の拡
大断面図である。
【図6】この発明の吸引装置を装着した吸塵式グライン
ダーに用いる研磨部材の一例を示す断面図である。
【図7】図6に示した研磨部材の一部省略底面図であ
る。
【図8】この発明の吸引装置を装着した吸塵式グライン
ダーに用いる研磨部材の他の例を示す半断面図である。
【図9】図8に示した研磨部材の一部省略底面図であ
る。
【図10】この発明の吸引装置を装着した吸塵式グライ
ンダーに用いる研磨部材のさらに他の例を示す半断面図
である。
【図11】図10に示した研磨部材の一部省略底面図で
ある。
【符号の説明】
17 研磨部材 20 防塵カバー 22 吸塵穴 23 受け部材 24 保持管 24a 側周空間 25 吸引管 25a 側周空間 26 補助吸引管 26a 下端部 26b 上端部 27 テーパ面 28 間隙 29 流入口 30 流入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 達 弘樹 大阪府大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電興業株式会社内 (72)発明者 岡田 直機 大阪府大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電興業株式会社内 (72)発明者 出口 誠之 大阪府大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電興業株式会社内 (72)発明者 松尾 光康 大阪府大阪市西区新町2丁目18番1号 有限会社新栄商店内 (72)発明者 村井 敬二 大阪府東大阪市西岩田3丁目5番55号 ヨコタ工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−50605(JP,U) 実開 平2−139055(JP,U) 実開 昭50−115892(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨部材17の周囲を包囲した防塵カバ
    ー20に設けた吸塵穴22に受け部材23を介して保持
    管24を連結し、この保持管24の上部に吸引管25を
    連結すると共に保持管24の内面に側周空間24aを有
    して下端部26aの内側面にテーパ面27を形成した補
    助吸引管26を挿着し、前記吸引管25の側周空間25
    aを介して前記補助吸引管26の上端部26bをこの吸
    引管25に挿入すると共に、補助吸引管26の下端部2
    6aと受け部材23の間に間隙28を設け、さらに前記
    保持管24に側周空間24aに連通する給気エアの流入
    口29を設け、前記吸引管25の下部に側周空間25a
    に連通する排気エアの流入口30を設けたことを特徴と
    する吸塵式エアグラインダーの吸引装置。
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