JP2002226168A - 乗客コンベヤー装置 - Google Patents

乗客コンベヤー装置

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JP2002226168A
JP2002226168A JP2001020821A JP2001020821A JP2002226168A JP 2002226168 A JP2002226168 A JP 2002226168A JP 2001020821 A JP2001020821 A JP 2001020821A JP 2001020821 A JP2001020821 A JP 2001020821A JP 2002226168 A JP2002226168 A JP 2002226168A
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dust
brush
passenger conveyor
cleaning
amount
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JP2001020821A
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English (en)
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Hideki Anshita
英樹 庵下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏み板の踏み面を有効に清掃でき、また除去
された塵を容易に排除できて能率よく清掃することがで
きる乗客コンベヤー装置を得る。 【解決手段】 多数が連結されて主枠1端部3に反転部
8を形成して循環移動する踏み板4を主枠1内に配置
し、また主枠1内の底面にオイルパン9を設けて反転部
8付近を移動する踏み板4の下側に対向して配置する。
また、オイルパン9上に塵受け皿10を配置し、塵受け
皿10上に立設したブラシ11により踏み板4の移動動
作による相対変位を介して、踏み板4の踏み面6を摺擦
する。これによって、下向き状態の踏み面6をブラシ1
1によって摺擦し、踏み面6に付着した塵を落として塵
受け皿10に収容する。これにより、踏み板4を有効に
清掃でき、また塵が塵受け皿10に捕捉されるので塵を
容易に廃棄できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転時における
踏み板の移動動作による相対変位を介して踏み板の踏み
面が清掃される乗客コンベヤー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】清掃手段を有する従来の乗客コンベヤー
装置として、例えば特開平7−109089号公報に示
された構成がある。すなわち、乗客コンベヤーの乗降口
に設けられた櫛板の裏面に可動式のブラシが装備され
て、このブラシを変位させる駆動部が設けられる。そし
て、常時はブラシが踏み板の踏み面から離れた位置に保
持され、清掃時に係員の操作により駆動部が動作して、
ブラシが踏み板を摺擦する位置に変位する。このような
構成によって、踏み板が移動動作して発生するブラシと
の相対変位によって、ブラシが踏み面を摺擦し踏み面の
塵を清掃するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤー装置では、踏み板の踏み面が上向き姿勢に
配置された状態で、踏み面がブラシによって摺擦されて
清掃される。このため、踏み面の塵がブラシによって摺
擦されるものの、塵の全部を除去することは困難であ
る。また、除去された塵を集めて排出することも容易で
なく、摺擦されて踏み面から遊離した塵がブラシに付着
して清掃能力が低下したり、油のついた踏み板に再び付
着して清掃効率が低くなる。したがって、このような不
具合の発生を防ぐ必要があった。
【0004】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、踏み板の踏み面を有効に清掃で
き、また除去された塵を容易に排出することができる乗
客コンベヤー装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤー装置においては、多数が無端状に連結されて乗客
コンベヤーの主枠内に配置され、主枠端部に反転部を形
成して循環移動する踏み板と、主枠内の底面に設けられ
て反転部付近を移動する踏み板に対向して配置されたオ
イルパンと、このオイルパン上に配置された塵受け皿
と、この塵受け皿上に立設されて踏み板の移動動作によ
る相対変位を介して、踏み板の踏み面を摺擦するブラシ
とが設けられる。
【0006】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、ブラシが立植された回動台を駆動し、終了
指令によりブラシを踏み板の踏み面から離れた隔離姿勢
及び清掃指令によりブラシ踏み板の踏み面を摺擦する直
立姿勢に変態させる駆動装置と、この駆動装置に接続さ
れて、装備された清掃タイマーの出力によって動作して
所定時刻又は乗客コンベヤーの運転時間の累計が設定値
を超えると、駆動装置に清掃指令を発し、その後の所定
時間経過後に終了指令を発する清掃制御装置とが設けら
れる。
【0007】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、塵受け皿に堆積した塵量が所定量を超えた
ときに動作する塵量検出器と、この塵量検出器の動作を
介して付勢されて堆積塵量超過を報知する報知器とが設
けられる。
【0008】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、変態するブラシの作動行程の途中に配置さ
れてブラシの変態動作時に、ブラシに係合してブラシに
付着した塵をすき取る塵除去手段を装備した塵除去装置
が設けられる。
【0009】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、変態するブラシの作動行程の途中に配置さ
れてブラシの変態動作時に、ブラシに係合してブラシに
付着した塵をすき取る塵除去手段を装備した塵除去装置
と、この塵除去装置によってブラシからすき取られて塵
受け皿に堆積した塵量が所定量を超えたときに動作する
塵量検出器と、この塵量検出器の動作を介して付勢され
て堆積塵量超過を報知する報知器とが設けられる。
【0010】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、油分消化剤が収容されて隔離姿勢に配置さ
れたブラシが油分消化剤に浸される油分消化剤容器が設
けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は乗客コン
ベヤーの長手端部を概念的に示す縦断面図、図2は図1
のA部拡大図、図3は図2のB−B線断面図である。図
において、1はエスカレーターからなる乗客コンベヤー
の主枠、2は主枠1の長手端部3に設けられた乗降口、
4は踏段からなる踏み板で、クリート5を有する踏み面
6が形成され、図示が省略してあるが踏み板鎖によって
多数が無端状に連結されて主枠1内に配置され、主枠1
内に設けられた案内レール7に案内されて主枠1端部3
に反転部8を形成して循環移動する。
【0012】9は主枠1内の底面に設けられたオイルパ
ン、10はオイルパン9上に配置された塵受け皿で、循
環移動する踏み板4の帰路側における反転部8付近に、
踏み板6の踏み面6に対向して設けられている。11は
ブラシで、塵受け皿10上に立設されて踏み板4のクリ
ート5の間隔に合わせてブラシ11を形成する毛が設け
られ、乗客コンベヤーの運転時における踏み板4の移動
動作による相対変位を介して踏み板4の踏み面6を摺擦
する。
【0013】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置において、無端状に連結された多数の踏み板4が乗客
コンベヤーの運転時に主枠1内を循環移動する。そし
て、循環移動する踏み板4の踏み面6が、帰路側の主枠
1端部3の反転部8において下向き姿勢の状態でブラシ
11によって摺擦される。
【0014】これによって、踏み面6、すなわち踏み板
4のクリート5の塵がブラシ11によって摺擦され、殆
ど全部が落下して塵受け皿10に収容される。このた
め、踏み板4の踏み面6を有効に清掃でき、また除去さ
れた塵が塵受け皿10に捕捉される。このため、塵受け
皿10を主枠1外に取り出して、手数を要せずに塵受け
皿10の塵を適所に廃棄することができる。
【0015】したがって、摺擦されて踏み面6から遊離
した塵がブラシ11に付着し易くなって摺擦清掃能力が
低下したり、踏み面6から遊離した塵が油のついた踏み
板4に再び付着して清掃効率が低くなる不具合が解消す
る。このように、踏み板4の踏み面6を有効に清掃で
き、また塵を容易に排除することができて清掃能率を向
上することができる。
【0016】また、主枠1端部には乗客コンベヤーの機
械室(図示しない)が設けられるが、塵受け皿10、ブ
ラシ11がこの機械室を避けて踏み板4の反転部8に対
向した主枠1内の底面に配置される。このため、乗客コ
ンベヤーの機械室における保守作業用のスペースを狭く
することがなく、機械室における保守作業に影響するこ
とがないので容易に保守作業を行うことができる。
【0017】実施の形態2.図4〜図7は、この発明の
他の実施の形態の一例を示す図で、図4は前述の図2相
当図、図5は図2の側面図、図6は図4のブラシが下降
した状態を示す図。図7は図4のブラシの動作を説明す
るフローチャートである。なお、図4〜図7の他は前述
の図1〜図3の実施の形態と同様に乗客コンベヤー装置
が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は
相当部分を示す。
【0018】12は駆動装置で、塵受け皿10上に配置
された駆動機13、塵受け皿10上に配置されて駆動機
13から離れた位置に配置された枢持腕14、枢持腕1
4に枢持されてブラシ11が立植され回動台15、一端
が回動台15に固定されてブラシ11と平行に配置され
た回動腕16、駆動機13の出力軸に一端が固定された
駆動腕17並びに両端がそれぞれ回動腕16及び駆動腕
17の回動端に枢着されたリンク18によって構成され
ている。
【0019】19は駆動装置12に接続されて要時に駆
動装置12を制御する清掃制御装置、20は清掃制御装
置19に接続された清掃タイマーで、一日の所定時刻又
は乗客コンベヤーの運転時間の累計が設定値を超える
と、清掃出力を発し、その後の所定時間経過後に終了出
力を発する。例えば、乗客コンベヤーの運転中に、9
時、10時、11時というように一時間ごとに清掃出力
を発し、その後の五分経過後に終了出力を発したり、ま
た一日の乗客コンベヤーの運転開始時刻及び運転終了時
刻にそれぞれ清掃出力を発し、その後の十分経過後に終
了出力を発したりする。なお、この清掃タイマー20
は、乗客コンベヤーの運転時間の累計が設定値(例えば
5時間)を超えると、その都度清掃出力を発するように
してもよい。
【0020】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置において、無端状に連結された多数の踏み板4が乗客
コンベヤーの運転時に主枠1内を循環移動する。そし
て、常時は駆動装置12の駆動腕17が反回動台15側
に倒れた位置に配置されて、ブラシ11が踏み板4の踏
み面6から下降した図6に示す状態に保持される。
【0021】そして、要時に駆動装置12が制御される
が、その状況を図7に示すフローチャートによって説明
する。すなわち、ステップ101により例えば一日の所
定時刻になると清掃タイマー20が清掃出力を発する。
これにより、ステップ102へ進んで清掃制御装置19
が駆動装置12に清掃指令を発し、ステップ103へ進
む。
【0022】ステップ103において駆動装置12が清
掃作動し、駆動腕17が回動台15側へ回動してリンク
18と一直線上に配置され、回動腕16が直立して回動
台15及びブラシ11が図4に示す状態に保持される。
これによって、循環移動する踏み板4の踏み面6が、帰
路側の主枠1端部3の反転部8において下向き姿勢の状
態でブラシ11によって摺擦される。したがって、詳細
な説明を省略するが図4〜図7の実施の形態においても
図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0023】次いで、ステップ104へ進み清掃タイマ
ー20が清掃出力を発した後の所定時間経過により終了
出力を発するとステップ105へ進み、所定時間が経過
せず終了出力を発しなければステップ103に戻る。そ
して、ステップ105において清掃制御装置19が駆動
装置12に終了指令を発する。そして、ステップ106
へ進んで駆動装置12が終了作動し、駆動腕17が反回
動台15側へ回動して図6に示す状態となって、ブラシ
11が踏み板4の踏み面6から下降した状態に保持され
る。
【0024】これにより、図4〜図7の実施の形態にお
いて、適時に適宜な所定時間について、ブラシ11によ
り踏み板4の踏み面6が摺擦される。このため、踏み面
6がブラシ11によって余計に摺擦されることがなく、
踏み面6の塗装が剥がれること等の不具合の発生を未然
に防ぐことができ、良好な所要の清掃作用を得ることが
できる。
【0025】実施の形態3.図8及び図9も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図8は前述の図2
相当図、図9は図8のブラシが下降した状態を示す図で
ある。図において、前述の図4〜図7と同符号は相当部
分を示す。なお、図8及び図9の他は図4〜図7と同様
に乗客コンベヤー装置が構成されている。
【0026】21は駆動装置で、塵受け皿10上に配置
された電動シリンダーからなり水平方向に動作する駆動
機22、塵受け皿10上に配置されて駆動機22から離
れた位置に設けられた枢持腕14、枢持腕14に枢持さ
れてブラシ11が立植された回動台15、一端が回動台
15に固定された回動腕16並びに両端がそれぞれ回動
腕16の回動端及び駆動機22の作動部に枢着された駆
動リンク23によって構成されている。
【0027】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置において、無端状に連結された多数の踏み板4が乗客
コンベヤーの運転時に主枠1内を循環移動する。そし
て、常時は駆動装置21の駆動リンク23の駆動機22
側の端部が回動台15から離れた位置に配置されて、ブ
ラシ11が踏み板4の踏み面6から下降した図9に示す
状態に保持される。
【0028】そして、図4〜図7の実施の形態と同様
に、要時に駆動装置21が制御されて駆動機22が作動
し、駆動装置21の駆動リンク23の駆動機22側の端
部が回動台15に接近した位置に配置される。これによ
り、回動腕16が回動してブラシ11が直立して図8に
示す状態に保持されて、図4〜図7の実施の形態と同様
に踏み板4の踏み面6がブラシ11によって摺擦され
る。したがって、詳細な説明を省略するが図8及び図9
の実施の形態においても図4〜図7の実施の形態と同様
な作用が得られる。
【0029】実施の形態4.図10も、この発明の他の
実施の形態の一例を示す図で、前述の図2に相当する斜
視図である。なお、図10の他は前述の図4〜図7と同
様に乗客コンベヤー装置が構成されている。図におい
て、図4〜図7と同符号は相当部分を示し、24は駆動
装置12の駆動腕で、駆動機13によって駆動され常時
は駆動機13が制動されることにより、反回動台15側
に倒れた位置に保持されてブラシ11を水平に倒伏して
踏み板4の踏み面6から離れた姿勢、すなわち隔離姿勢
に配置する。
【0030】また、駆動腕24は要時に駆動機13によ
って駆動されて、駆動機13が制動されることにより回
動台15側に倒れた位置に保持されてブラシ11を直立
姿勢に配置する。25は塵除去装置で、塵受け皿10上
に配置されて水平に、かつ互いに平行に設けられた多数
本の針金からなる塵除去手段26が、直立姿勢から隔離
姿勢に変態する作動行程の途中においてブラシ11に係
合してブラシ11の綿ぼこり等の塵をすき取る。
【0031】27は第一塵量検出器で、堆積した塵量に
よる光量の変化によって作動する光電式検出器からな
り、塵受け皿10上に配置されて駆動装置12の回動台
15における踏み板4の移動方向の先頭側、すなわち図
10に示す矢印C方向の先頭側に設けられて、清掃制御
装置19に接続されている。
【0032】28も第一塵量検出器27と同様な検出器
からなる第二塵量検出器で、塵受け皿10上に配置され
て駆動装置12の回動台15における踏み板4の移動方
向の後尾側、すなわち図10に示す矢印C方向の後尾側
に設けられて、清掃制御装置19に接続されている。
【0033】29は報知器で、乗客コンベヤーの管理室
等に設けられて第一塵量検出器27、第二塵量検出器2
8の動作に基づく清掃制御装置19の指令によって付勢
されて、第一塵量検出器27の動作によって矢印C方向
の先頭側において堆積した塵量が所定量を超えたことを
報知し、また第二塵量検出器28の動作によって矢印C
方向の後尾側において堆積した塵量が所定量を超えたこ
とを報知する。
【0034】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置において、無端状に連結された多数の踏み板4が乗客
コンベヤーの運転時に主枠1内を循環移動する。そし
て、図4〜図7の実施の形態と同様に駆動装置12が制
御されて、要時に直立姿勢のブラシ11によって踏み板
4の踏み面6が摺擦される。したがって、詳細な説明を
省略するが図10の実施の形態においても図4〜図7の
実施の形態と同様な作用が得られる。
【0035】また、図10の実施の形態において、直立
姿勢から隔離姿勢に変態するブラシ11に塵除去装置2
5の塵除去手段26が係合してブラシ11に付着した塵
を除去する。これにより、ブラシ11に付着した塵が再
び踏み板4の踏み面6に移行することがなく良好な清掃
作用を得ることができる。
【0036】また、第一塵量検出器27によって矢印C
方向の先頭側において踏み板4の踏み面6からブラシ1
1によって掻き落とされて塵受け皿10上に堆積した塵
量が検出される。そして、その検出量が所定量を超えた
ときに清掃制御装置19が動作して報知器29が付勢さ
れて矢印C方向の先頭側における塵の所定量超過が報知
される。これによって、乗客コンベヤーの管理人により
塵受け皿10上の塵の撤去が行われる。したがって、塵
受け皿10上の塵の状況を正常に容易に管理することが
でき、塵量が過大になることによって生じる不具合の発
生を未然に防止することができる。
【0037】また、駆動装置12等の変位機構に介して
装備されたブラシ11の動作により、適時に適宜な所定
時間について踏み板4の踏み面6を摺擦する構成におい
て、ブラシ11を動作させる駆動装置12を制御する清
掃制御装置19の制御指令仕様を、第一塵量検出器27
による堆積塵量の検出の周期によって容易に設定するこ
とができる。これによって、踏み面6がブラシ11によ
って過剰に摺擦されず、良好な所要の清掃作用を得るこ
とができる。また、塵量検出器27による堆積塵量の検
出の周期の短縮によってブラシ11の損耗を管理するこ
とができ、清掃作用を効率的な状態に容易に維持するこ
とができる。
【0038】また、第二塵量検出器28によって矢印C
方向の後尾側において、塵除去装置25によってブラシ
11からすき取られて塵受け皿10上に堆積した塵量が
検出される。そして、その検出量が所定量を超えたとき
に清掃制御装置19が動作して報知器29が付勢されて
矢印C方向の後尾側における塵の所定量超過が報知され
る。これによって、乗客コンベヤーの管理人により塵受
け皿10上の塵の撤去が行われる。したがって、塵受け
皿10上の塵の状況を正常に容易に管理することがで
き、塵量が過大になることによって生じる不具合の発生
を未然に防止することができる。
【0039】実施の形態5.図11〜図13も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図11は前述の
図2に相当する斜視図、図12は図11のブラシが下向
きに配置された状況における側面図、図13は図12の
清掃制御装置による駆動装置等の動作を説明するフロー
チャートである。なお、図11〜図13の他は前述の図
4〜図7の実施の形態と同様に乗客コンベヤー装置が構
成されている。図において、図4〜図7、図10と同符
号は相当部分を示す。
【0040】30は駆動装置で、駆動電動機31が要時
に動作し、また制動されて前述の図4〜図7の実施の形
態と同様にブラシ11を水平姿勢又は直立姿勢に保持す
る。32は上面が開放された油分消化剤容器で、塵受け
皿10上における駆動装置30の回動台15の直下位置
に配置されて、例えば炭化水素を消化する天然のバクテ
リア及び柑橘系植物から抽出した脱脂剤、すなわち天然
柑橘油等からなる油分消化剤33が収容されている。
【0041】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置において、無端状に連結された多数の踏み板4が乗客
コンベヤーの運転時に主枠1内を循環移動する。そし
て、図4〜図7の実施の形態と同様に駆動装置30が制
御されて、要時に直立したブラシ11によって踏み板4
の踏み面6が摺擦される。したがって、詳細な説明を省
略するが図11〜図13の実施の形態においても図4〜
図7の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0042】また、下向き姿勢に配置されるブラシ11
に塵除去装置25の塵除去手段26が係合してブラシ1
1に付着した塵を除去する。したがって、詳細な説明を
省略するが図11〜図13の実施の形態においても図1
0の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0043】また、図11〜図13の実施の形態におい
て、駆動装置30が清掃制御装置19によって制御され
て動作し、ブラシ11が下向き姿勢に配置されて油分消
化剤容器32の油分消化剤33に浸される。このような
清掃制御装置19の機能によるブラシ11の動作を図1
3に示すフローチャートによって説明する。すなわち、
ステップ201において、例えば一日の所定時刻になる
と清掃タイマー20が清掃出力を発する。これにより、
ステップ202へ進んで清掃制御装置19が駆動装置3
0に清掃指令を発し、ステップ203へ進む。なお、こ
の清掃タイマー20は、乗客コンベヤーの運転時間の累
計が設定値(例えば5時間)を超えると、その都度清掃
出力を発するようにしてもよい。
【0044】ステップ203において駆動装置30が清
掃作動し、回動台15が回動してブラシ11が直立姿勢
に配置されて図11に示す状態に保持される。これによ
って、循環移動する踏み板4の踏み面6が、帰路側の主
枠1端部3の反転部8において下向き姿勢の状態でブラ
シ11によって摺擦される。次いで、ステップ204へ
進み清掃タイマー20が清掃出力を発した後の所定時間
を経過して終了出力を発するとステップ205へ進み、
所定時間が経過せず終了出力を発しなければステップ2
03に戻る。
【0045】そして、ステップ205において清掃制御
装置19が駆動装置30に終了指令を発する。次いで、
ステップ206へ進んで清掃制御装置19が駆動装置3
0に油分消化指令を発する。そして、ステップ207へ
進んで駆動装置30が油分消化作動し、ステップ208
において回動台15が回動してブラシ11が塵除去装置
25の塵除去手段26が係合してブラシ11に付着した
塵が除去される。
【0046】次いで、ステップ209により回動台15
がさらに回動してブラシ11が下向き姿勢に配置され
て、図12に示すように油分消化剤容器32の油分消化
剤33に浸される。これによって、ブラシ11に付着し
ている油分が除去される。これにより、油分が付着した
ままのブラシ11によって踏み板4の踏み面6が摺擦さ
れて、踏み面6に油が広がって汚損が促進される不具合
の発生を解消することができる。
【0047】次いで、ステップ210へ進んでブラシ1
1が油分消化剤33に浸された後の所定時間を経過し
て、清掃タイマー20が油分消化終了出力を発するとス
テップ211へ進み、所定時間が経過せず油分消化終了
出力を発しなければステップ209に戻る。そして、ス
テップ211において清掃制御装置19の動作を介して
駆動装置30が通常作動し、回動台15が回動してブラ
シ11が踏み板4の踏み面6を摺擦しない水平姿勢に配
置される。
【0048】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、多数が
無端状に連結されて乗客コンベヤーの主枠内に配置さ
れ、主枠端部に反転部を形成して循環移動する踏み板
と、主枠内の底面に設けられて反転部付近を移動する踏
み板に対向して配置されたオイルパンと、このオイルパ
ン上に配置された塵受け皿と、この塵受け皿上に立設さ
れて踏み板の移動動作による相対変位を介して、踏み板
の踏み面を摺擦するブラシとを設けたものである。
【0049】これによって、下向きに配置された状態の
踏み板の踏み面がブラシによって摺擦され、踏み面に付
着した塵の殆ど全部が落下して塵受け皿に収容される。
このため、踏み板の踏み面を有効に清掃でき、また除去
された塵が塵受け皿に捕捉されるので、塵受け皿を主枠
外に取り出して塵受け皿の塵を手数を要せずに適所に廃
棄することができる。したがって、摺擦されて踏み面か
ら遊離した塵がブラシに付着して摺擦清掃能力が低下し
たり、油のついた踏み板に再び付着して清掃効率が低く
なる不具合が解消する。このように、踏み板の踏み面を
有効に清掃でき、また塵を容易に排除することができて
清掃能率を向上する効果がある。
【0050】また、この発明は以上説明したように、ブ
ラシが立植された回動台を駆動し、終了指令によりブラ
シを踏み板の踏み面から離れた隔離姿勢及び清掃指令に
よりブラシ踏み板の踏み面を摺擦する直立姿勢に変態さ
せる駆動装置と、この駆動装置に接続されて、装備され
た清掃タイマーの出力によって動作して所定時刻又は乗
客コンベヤーの運転時間の累計が設定値を超えると、駆
動装置に清掃指令を発し、その後の所定時間経過後に終
了指令を発する清掃制御装置とを設けたものである。
【0051】これによって、清掃制御装置の動作により
駆動装置によって駆動されて、ブラシが踏み板の踏み面
に対して隔離姿勢及び直立姿勢に変態する。そして、ブ
ラシによって適時に適宜な所定時間について踏み板の踏
み面が摺擦される。このため、踏み面がブラシによって
余計に摺擦されることがなく、踏み面の塗装が剥がれる
こと等の不具合の発生を未然に防ぐことができ、良好な
清掃作用を実現する効果がある。
【0052】また、この発明は以上説明したように、塵
受け皿に堆積した塵量が所定量を超えたときに動作する
塵量検出器と、この塵量検出器の動作を介して付勢され
て堆積塵量超過を報知する報知器とを設けたものであ
る。
【0053】これによって、塵量検出器によりブラシを
介して落下して塵受け皿に堆積した塵量が検出される。
そして、その検出量が所定量を超えたときに報知器が付
勢されて堆積塵の所定量超過が報知され、乗客コンベヤ
ーの管理人により塵受け皿の塵の撤去が行われる。した
がって、塵受け皿の塵の状況を正常に容易に管理するこ
とができ、堆積塵量が過大になることによって生じる不
具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0054】また、この発明は以上説明したように、変
態するブラシの作動行程の途中に配置されてブラシの変
態動作時に、ブラシに係合してブラシに付着した塵をす
き取る塵除去手段を装備した塵除去装置を設けたもので
ある。
【0055】これによって、ブラシの変態動作時におい
て塵除去装置の塵除去手段に、ブラシが係合してブラシ
に付着した塵を除去することができる。したがって、ブ
ラシに付着した塵が再び踏み板の踏み面に移行すること
がなく清掃能率を向上する効果がある。
【0056】また、この発明は以上説明したように、変
態するブラシの作動行程の途中に配置されてブラシの変
態動作時に、ブラシに係合してブラシに付着した塵をす
き取る塵除去手段を装備した塵除去装置と、この塵除去
装置によってブラシからすき取られて塵受け皿に堆積し
た塵量が所定量を超えたときに動作する塵量検出器と、
この塵量検出器の動作を介して付勢されて堆積塵量超過
を報知する報知器とを設けたものである。
【0057】これによって、塵量検出器によりブラシに
付着した塵がすき取られて塵受け皿に堆積した塵量が検
出される。そして、その検出量が所定量を超えたときに
報知器が付勢されて堆積塵の所定量超過が報知されて、
乗客コンベヤーの管理人により塵受け皿の塵の撤去が行
われる。したがって、塵受け皿の塵の状況を正常に容易
に管理することができ、堆積塵量が過大になって再びブ
ラシに付着し踏み板の踏み面に移行する不具合の発生を
未然に防止する効果がある。
【0058】また、この発明は以上説明したように、油
分消化剤が収容されて隔離姿勢に配置されたブラシが油
分消化剤に浸される油分消化剤容器を設けたものであ
る。
【0059】これによって、隔離姿勢に配置されたブラ
シが油分消化剤容器の油分消化剤に浸されて、ブラシに
付着している油分が除去される。したがって、油分が付
着したままのブラシによって踏み板の踏み面が摺擦され
て、踏み面に油が広がって汚損が促進される不具合の発
生を解消する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、乗客コ
ンベヤーの長手端部を概念的に示す縦断面図。
【図2】 図1のA部拡大図。
【図3】 図2のB−B線断面図。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の
図2相当図。
【図5】 図4の側面図。
【図6】 図4のブラシが下降した状態を示す図。
【図7】 図4のブラシの動作を説明するフローチャー
ト。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す図で、前述の
図2相当図。
【図9】 図8のブラシが下降した状態を示す図。
【図10】 この発明の実施の形態4を示す図で、前述
の図2に相当する斜視図。
【図11】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述
の図2に相当する斜視図。
【図12】 図11のブラシが下向きに配置された状況
における側面図。
【図13】 図12の清掃制御装置による駆動装置等の
動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 主枠、 3 端部、 4 踏み板、 6 踏
み面、 8 反転部、 9 オイルパン、 10
塵受け皿、 11 ブラシ、 12 駆動装置、
15 回動台、 19 清掃制御装置、 20
清掃タイマー、 25 塵除去装置、 26 塵
除去手段、 27 第一塵量検出器(塵量検出器)、
28 第二塵量検出器(塵量検出器)、 29
報知器、32 油分消化剤容器、 33 油分消化
剤。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数が無端状に連結されて乗客コンベヤ
    ーの主枠内に配置され、上記主枠端部に反転部を形成し
    て循環移動する踏み板と、上記主枠内の底面に設けられ
    て上記反転部付近を移動する上記踏み板に対向して配置
    されたオイルパンと、このオイルパン上に配置された塵
    受け皿と、この塵受け皿上に立設されて上記踏み板の移
    動動作による相対変位を介して、上記踏み板の踏み面を
    摺擦するブラシとを備えた乗客コンベヤー装置。
  2. 【請求項2】 ブラシが立植された回動台を駆動し、終
    了指令により上記ブラシを上記踏み板の踏み面から離れ
    た隔離姿勢及び清掃指令により上記ブラシ踏み板の踏み
    面を摺擦する直立姿勢に変態させる駆動装置と、この駆
    動装置に接続されて、装備された清掃タイマーの出力に
    よって動作して所定時刻又は乗客コンベヤーの運転時間
    の累計が設定値を超えると、上記駆動装置に清掃指令を
    発し、その後の所定時間経過後に終了指令を発する清掃
    制御装置とを備えたことを特徴とする請求項1記載の乗
    客コンベヤー装置。
  3. 【請求項3】 塵受け皿に堆積した塵量が所定量を超え
    たときに動作する塵量検出器と、この塵量検出器の動作
    を介して付勢されて堆積塵量超過を報知する報知器とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤー
    装置。
  4. 【請求項4】 変態するブラシの作動行程の途中に配置
    されて上記ブラシの変態動作時に、上記ブラシに係合し
    て上記ブラシに付着した塵をすき取る塵除去手段を装備
    した塵除去装置を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の乗客コンベヤー装置。
  5. 【請求項5】 変態するブラシの作動行程の途中に配置
    されて上記ブラシの変態動作時に、上記ブラシに係合し
    て上記ブラシに付着した塵をすき取る塵除去手段を装備
    した塵除去装置と、この塵除去装置によってブラシから
    すき取られて塵受け皿に堆積した塵量が所定量を超えた
    ときに動作する塵量検出器と、この塵量検出器の動作を
    介して付勢されて堆積塵量超過を報知する報知器とを備
    えたことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベヤー装
    置。
  6. 【請求項6】 油分消化剤が収容されて隔離姿勢に配置
    されたブラシが上記油分消化剤に浸される油分消化剤容
    器を備えたことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベ
    ヤー装置。
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