JPH11216431A - 湿式靴底脱脂洗浄装置 - Google Patents

湿式靴底脱脂洗浄装置

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Publication number
JPH11216431A
JPH11216431A JP10057312A JP5731298A JPH11216431A JP H11216431 A JPH11216431 A JP H11216431A JP 10057312 A JP10057312 A JP 10057312A JP 5731298 A JP5731298 A JP 5731298A JP H11216431 A JPH11216431 A JP H11216431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat belt
oils
washing liquid
fats
degreasing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10057312A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Kawada
庄二 河田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUYAMA NETSUREN KOGYO KK
Original Assignee
FUKUYAMA NETSUREN KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 靴底に付着した油脂分の脱脂洗浄を、油脂分
解作用を持つ化学洗浄液を用いて効果的に脱脂洗浄でき
る湿式靴底脱脂洗浄装置を得る。 【解決手段】 無限軌道構造上を回転する起毛付きエン
ドレス平ベルトLの上面に靴Aを乗せる構造とし、下面
部下方には油脂分解作用を持つ化学洗浄液の入った洗浄
液容器Dを設置し、その平ベルト下面部と洗浄液容器D
との間に、平ベルトLが回転する事により靴底から平ベ
ルトLに転移付着した油脂分を化学洗浄液により連続し
て化学分解洗浄できる機構を設ける。更に平ベルトLに
残留した化学洗浄液量を調整し靴底に回送する機構によ
り靴底の残留油脂分の平ベルトLへの分解転移を促す。
上記の工程を任意の時間継続することにより靴底を脱脂
洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油脂使用、保管場
所において作業者の靴底に付着する油脂分を除去する為
の、湿式靴底脱脂洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、回転ブラシ、或いは平形マ
ット等により靴底及び上部に付着する固形付着物を乾式
で物理的に剥離除去することを主たる目的としており、
粘着性の高い不揮発性油脂分はブラシ、マット等に転移
付着、滞留する為に継続的な脱脂効果が低かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】機械工場,各種機器修
理工場等の床面は,機械油の漏洩,切削油の飛沫等によ
る油脂分の床面付着が避けられず,作業安全確保の為の
頻繁な床面の清掃と、又工場作業者の付帯建屋への移動
時には、靴のはきかえ,スリッパ等の使用により作業者
の靴底に付着した油脂分の付帯建屋床面への拡散を防止
していた。本装置は,従来の乾式靴底クリーナーの、固
形付着物主体の除去効果に加え,油脂分解作用を持つ化
学洗浄液による湿式脱脂洗浄効果を付加する事により工
場内での安全作業と,工場付帯建屋床面への油汚染の拡
散防止,及び作業者移動時の靴,スリッパ等のはきかえ
時間ロスの減少を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】電動機により駆動される
駆動用ローラー、テンションローラーにより構成される
無限軌道機構上を回転する平ベルトの下方部に、油脂分
解作用を持つ水溶性化学洗浄液の貯留容器を配置し、平
ベルト下面部と洗浄液貯留容器の間に、平ベルトの回転
と連動し平ベルトに化学洗浄液を補給すると同時に平ベ
ルト上の付着物を洗浄する為の機能を持つローラー、及
び平ベルトに補給された洗浄液量を調整する機能を持つ
液量調整ローラーを配置する。
【0005】靴底が平ベルト上部に乗った時点で、電動
機が起動し平ベルトが回転を開始する。同時に下部の洗
浄液補給、洗浄用ローラーにより固形物、油脂分が付着
した平ベルトが洗浄され、又液量調整ローラーにより適
量の洗浄液が補給された平ベルトが回転して靴底に付着
した固形物、及び油脂分を剥離、溶解し付着物を平ベル
トに転移する。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施の形態1】本発明の実施の形態1を図1によって
説明する。図は湿式靴底脱脂洗浄装置を構成する各部品
の配置を示す。ローラー駆動電動機Cにより駆動される
平ベルト駆動ローラーB、及びテンションローラーG、
H,I、Jにより構成される無限軌道機構上を回転する
平ベルトL上に置かれた靴Aの重量負荷により、テンシ
ョンローラーGが移動する。その移動を検知しローラー
駆動電動機Cが自動起動し電動機軸とウオームギヤーに
より連結された平ベルト駆動ローラーBが回転する。平
ベルト駆動ローラーBの回転により平ベルトLは、スト
ッパーKにより固定された靴Aを乗せた状態で回転を継
続する為、靴Aの底に付着する固形付着物、及び油脂分
は平ベルトとの摩擦により剥離除去され平ベルトに転移
する。平ベルト駆動ローラーBを経過した平ベルトLは
その下方部で、平ベルトLとの接触により従動回転し、
且つ洗浄液容器Dに保留された油脂分解作用を持つ洗浄
液にその一部分が浸漬している洗浄液補給ブラシローラ
ーEと接触し、靴底より平ベルトLに転移付着した固形
分、油脂分は化学洗浄液に剥離置換洗浄される。更に平
ベルトLに付着残留する余分な化学洗浄液は、液量調整
ローラーFによりその残留量を調整され再び靴Aに至り
靴底の固形物残留分、油脂残留分を溶解し平ベルトLに
転移させる。平ベルトLを無限軌道機構上で連続回転さ
せ上記の工程を必要に応じ任意時間継続することにより
靴底を脱脂洗浄する。
【0007】
【実施の形態2】本発明の実施の形態2を図2によって
説明する。図は湿式靴底脱脂洗浄装置を構成する各部品
の配置を示す。ローラー駆動電動機Cにより駆動される
平ベルト駆動ローラーB、及びテンションローラーG、
H,I、Jにより構成される無限軌道機構上を回転する
平ベルトL上に置かれた靴Aの重量負荷により、テンシ
ョンローラーGが移動する。その移動を検知しローラー
駆動電動機Cが自動起動し電動機軸とウオームギヤーに
より連結された平ベルト駆動ローラーBが回転する。平
ベルト駆動ローラーBの回転により平ベルトLは、スト
ッパーKにより固定された靴Aを乗せた状態で回転を継
続する為、靴Aの底に付着する固形付着物、及び油脂分
は平ベルトとの摩擦により剥離除去され平ベルトに転移
する。平ベルト駆動ローラーBを経過した平ベルトLは
その下方部で、平ベルトLとの接触により従動回転し、
且つ洗浄液容器Dに保留された油脂分解作用を持つ洗浄
液にその一部分が浸漬している洗浄液補給、洗浄用ロー
ラーMと接触し、靴底より平ベルトLに転移付着した固
形分、油脂分は化学洗浄液中で浸漬洗浄される。更に平
ベルトLに付着残留する余分な化学洗浄液は、液量調整
ローラーFによりその残留量を調整され再び靴Aに至り
靴底の固形物残留分、油脂残留分を溶解し平ベルトLに
転移させる。平ベルトLを無限軌道機構上で連続回転さ
せ上記の工程を必要に応じ任意時間継続することにより
靴底を脱脂洗浄する。
【0008】
【発明の効果】本発明により,靴底に付着する固形物の
剥離洗浄、及び付着油脂分の、脱脂洗浄が、油脂分解作
用を持つ化学洗浄液による湿式洗浄により同時に、効率
よく実施でき、且つ平ベルトに転移した油脂汚れも並行
して化学洗浄液により洗浄置換される為、従来の乾式ブ
ラシ洗浄方法のみではブラシに付着、滞留し装置の継続
的な使用が不可能であった靴底に付着する不揮発性油脂
分の脱脂洗浄が効果的、継続的に可能になった。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1として予定する湿式靴底脱脂
洗浄装置の機能配置図である。
【図2】本発明の実施例2として予定する湿式靴底脱脂
洗浄装置の機能配置図である。
【符号の説明】
A 靴 B 平ベルト駆動ローラー C ローラー駆動電動機 D 洗浄液容器 E 洗浄液補給ブラシローラー F 液量調整ローラー G〜J テンションローラー K ストッパー L 平ベルト(起毛付きエンドレス平ベルト) M 洗浄液補給、洗浄用ローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機、ベルト駆動用ローラー、テンシ
    ョンローラーにより構成される無限軌道駆動機構上を回
    転する起毛付き平形エンドレスベルト(以下、平ベル
    ト)と、その下方部に配置された洗浄液容器と、回転す
    る平ベルトを洗浄すると同時に平ベルトに洗浄液を補給
    する機構と、平ベルトに補給された洗浄液量を調整する
    機構を持つ湿式靴底脱脂洗浄装置。
JP10057312A 1998-02-02 1998-02-02 湿式靴底脱脂洗浄装置 Pending JPH11216431A (ja)

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JP2013103200A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Sanshin Seiki:Kk 皿のクリーニング装置
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KR20180116863A (ko) * 2017-04-18 2018-10-26 김성규 외부 미세먼지 및 세균의 실내 유입 방지를 위한 공동현관 소독 시스템 및 그 구동방법
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