JP2004180825A - 食器皿の予備洗浄装置 - Google Patents

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邑一 石野
Yasushi Kamaya
康司 釜谷
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Abstract

【課題】自動的に予備洗浄した食器皿を主洗浄装置に供給可能とすることにより、食器皿の洗浄効果を高めるとともに、再使用の頻度も高めることができるようにした食器皿の予備洗浄装置を提供すること。
【解決手段】主洗浄装置に投入する前に予め食器皿Dを予備洗浄する予備洗浄装置2において、洗浄前の食器皿Dを順次予備洗浄装置内に供給する供給手段17〜20と、該供給手段17〜20より受け取った食器皿Dを予備洗浄部に移送する搬送手段21と、この搬送手段21の終端に近接して設けられ、予備洗浄後の食器皿Dを順次予備洗浄装置外に排出する排出手段36とを備え、前記予備洗浄部では洗浄液を食器皿に噴射する洗浄ノズル35を有している。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、例えば寿司等を載置する食器皿を予備洗浄し、主洗浄装置での洗浄効果を高めることができるようにした食器皿の予備洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転寿司と呼ばれている寿司店においては、寿司等を載置する多数の使用後の食器皿を、洗浄装置により自動的に洗浄し、効率よく再使用することが行われている。そして、従来の食器皿の洗浄装置としては、供給口に積層された食器皿を1枚ずつ下方に落下させる供給手段と、その食器皿を搬送する搬送手段と、搬送途中において食器皿の上下両面を、洗浄液を噴射しながら払拭する回転ブラシと、払拭後の食器皿の水切りを行うエアノズルと、水切り後の食器皿を排出口に向かって上昇させる排出手段とを備えたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平09−238881号公報(第2,3頁、図2)
【特許文献2】
特開2002−86091公報(第3頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1及び2に記載されている従来の食器皿の洗浄装置では、食器皿の再使用の頻度を高めるために、食器皿の供給から排出までのサイクルタイムを短縮しようとすると、食器皿に付着したタンパク質やでんぷん質の汚れ落ちが不十分となり、一部の食器皿を再度洗浄し直す必要があった。また、食器皿を一旦シンク等に漬け置きしてから、洗浄装置に供給する必要があり、その作業が面倒であるとともに、食器皿を再使用する頻度が低下する問題もあった。
【0005】
本発明では、上記問題点を解決するためになされたもので、食器皿をシンク等に漬け置きする手間を省き、自動的に予備洗浄した食器皿を主洗浄装置に供給可能とすることにより、食器皿の洗浄効果を高めるとともに、再使用の頻度も高めることができるようにした食器皿の予備洗浄装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の食器皿の予備洗浄装置は、主洗浄装置に投入する前に予め食器皿を予備洗浄する予備洗浄装置であって、洗浄前の食器皿を順次予備洗浄装置内に供給する供給手段と、該供給手段より受け取った食器皿を予備洗浄部に移送する搬送手段と、前記搬送手段の終端に近接して設けられ、予備洗浄後の食器皿を順次予備洗浄装置外に排出する排出手段とを備え、前記予備洗浄部では洗浄液を食器皿に噴射することを特徴としている。
この特徴によると、予備洗浄部で洗浄液を食器皿に噴射することで食べ滓に洗浄液をしみ込ますことができ、主洗浄装置に投入するまで湿潤状態を保つことで、主洗浄装置での洗浄効果を高めることができる。
【0007】
上記予備洗浄装置において、前記供給手段は積層状にストックされた洗浄前の食器皿を、最下段のものより順に前記搬送手段に間欠的に落下させるものであり、前記排出手段は押上げ部材により食器皿を順次押し上げて上方に積層状に蓄積するものであることが好ましい。
これによると、予備洗浄装置に食器皿を供給すれば、予備洗浄された食器皿が自動的に積層させることができる。
【0008】
上記予備洗浄装置において、前記予備洗浄部は洗浄液を食器皿に噴射する前に、搬送途中の食器皿の上面を払拭するブラシを備えていることが好ましい。
これによると、洗浄液を噴射する前に予め大きな食べ滓をブラシで払い落とすので、洗浄効果が大幅に向上する。
【0009】
上記予備洗浄装置において、前記搬送手段が、駆動スプロケットと従動スプロケットに掛け回されて無端回走する1対のローラチェーンと、両ローラチェーン間に所定間隔おきに横架された搬送バーとからなり、隣接する搬送バーと1対のローラチェーンとにより囲まれた枠状空間に食器皿の底部を挿入して搬送するものとするのが好ましい。
このようにすると、食器皿は安定且つ整然と搬送されるので、途中で食器皿が当接し合って搬送不能になるようなことは起きない。
【0010】
上記予備洗浄装置において、前記1対のローラチェーンにおける水平搬送部を、上下1対のチェーンガイドにより支持するのが好ましい。
このようにすると、ローラチェーンの水平搬送部が上下に振れるのが防止されるので、食器皿をより安定して搬送することができる。
【0011】
上記予備洗浄装置において、前記排出手段によって積層状に蓄積された複数の食器皿を、主洗浄装置の供給口まで移動させる移載装置を設けるのが好ましい。このようにすると、予備洗浄後の食器皿を、複数枚まとめて自動的に主洗浄装置の供給口に移動させて供給しうるので、省力化が図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、主洗浄装置1の左側部に、本発明の食器皿の予備洗浄装置2を隣接して設置した例を示す正面図、図2は、主洗浄装置1の要部の中央縦断正面図、図3は、予備洗浄装置2の中央縦断正面図、図4は図3のIV−IV線の拡大縦断側面図、図5同じく、図3のV−V線の横断平面図、図6移載装置の平面図である。
【0014】
この実施形態の主洗浄装置1には、前述した特許文献1(特開平9−238881号公報)に記載されている公知の洗浄装置、すなわち本出願人が先に提案している洗浄装置とほぼ同一の構成のものが使用されている。
【0015】
図2において、主洗浄装置1は、ケース状の筺体3の左側端部上方の供給口4に設けられ、予備洗浄装置2より排出された予備洗浄後の食器皿Dを案内して供給するための供給案内筒5と、その直下に設けられ、供給案内筒5内の食器皿Dを、下端のものより1枚ずつ挟持して落下させる1対の溝6付きの供給ローラ7と、その直下に左右方向を向いて平行に設けられ、上記供給ローラ7より順次1枚ずつ落下された食器皿Dの外周縁部を螺旋溝により受支して右方に搬送する左右1対の搬送スクリュウ8と、搬送中の食器皿Dの上下両面を払拭する上下1対の回転ブラシ9と、両回転ブラシ9と食器皿Dとの接触部に向かって水、温水又は洗浄液等を噴射する上下1対の洗浄ノズル10と、食器皿Dの上下両面に圧縮空気(又は温風圧)を吹き付けることにより乾燥させる上下1対のエアノズル11と、搬送スクリュウ8の右側端と近接する側方に上下動可能に設けられ、乾燥後の食器皿Dを上方に押し上げる押上げ排出装置12と、筺体3の右側端部上方に設けられ、押上げ排出装置12により押し上げられた食器皿Dを順次1枚ずつ収容し、図示しない支持爪により下降を防止して上方の排出口まで案内するとともに、筺体3の上面に立設した複数のガイドバー14内にストックして積層するための排出案内筒13とを備えている。
【0016】
予備洗浄装置2は、図3ないし図5に示すように、下面の四隅部にキャスタを備える架台15の上面に固着されたケース状の筺体16内に設けられている。
【0017】
筺体16の左側部の、上記主洗浄装置1の筺体3の高さより低寸とした上面板16a(図1参照)の左端部には供給手段が構成されている。この供給手段は洗浄前の食器皿Dを搬送手段であるチェーン式搬送装置21に供給するためのもので、以下供給手段について詳述する。
【0018】
上面板16aには供給口17が開口され、その開口縁には、供給案内筒18が下向きに固着されている。供給口17を囲む上面板16aの上面には、複数(例えば4本)のガイドバー19が立設され、それにより囲まれた内方には、食器皿Dが積層状にストックされるようになっている。また、供給案内筒18を囲む上面板16aの下面にも、長短2本ずつのガイドバー19aが垂設されている。
【0019】
供給案内筒18の直下には、主洗浄装置1と同様、外周面に食器皿Dの左右の外周縁部を挟持する溝20aを有する左右1対の供給ローラ20、20が、図示しないモータにより互いに同期して相対回転しうるように枢支されている。
【0020】
供給ローラ20、20の下方には、食器皿Dを右方に搬送するためのチェーン式搬送装置21(搬送手段)が設けられている。
【0021】
このチェーン式搬送装置21は、図3及び図5に示すように駆動モータ22により、図3において正面視時計方向に同期して回転させられる1対の駆動スプロケット23、23と、筺体16内の左端部に、両駆動スプロケット23と対向状に設けられた1対の従動スプロケット24、24と、両従動スプロケット24の斜め右下方に設けられた大径の1対のアイドラスプロケット25と、これら各スプロケット23、24、25に掛け回された1対のローラチェーン26、26とを備えている。
【0022】
両ローラチェーン26の対向面に所定間隔おきに取付けられた内向き倒立L字状のブラケット27の上面には、食器皿Dの搬送バー28が、一定間隔おきに取付けられている。そして一対のローラチェーン26との間隔及び隣接する搬送バー28間の間隔は、食器皿Dの鍔部を除いた底部が挿入可能な寸法とされている。
【0023】
また、供給ローラ20の溝20aが、下方を向いたとき、すなわち両ローラ20により挟持された食器皿Dが落下したとき、隣接する2個の搬送バー28が、供給案内筒18の直下を通過し、落下した食器皿Dの底部が両搬送バー28と1対のローラチェーン26との間の枠状空間に挿入されるように、供給ローラ20の回転とローラチェーン26の回走速度とを同期させている。
【0024】
29は、ローラチェーン26の水平搬送部と下向き回走部の振れを防止するための上下1対のチェーンガイドで、図4に示すように、筺体16の内部の支持枠30の側壁に、アジャストボルト31により取付けられている。
【0025】
図3に示すように、ローラチェーン26の水平搬送部における供給案内筒18よりも右方の直上には、左端部が上向きに折曲された左右1対の浮上がり防止杆32、32が、搬送中の食器皿Dにおける端部上面と近接するようにして、支持枠30(図4参照)に取付けられている。
【0026】
この浮き上がり防止杆32、32に食器皿Dが到達すると、上部に配置した予備洗浄部からの予備洗浄作用が食器皿Dに施される。本実施形態における予備洗浄部は固定ブラシ34と洗浄ノズル35を備えるものであるが、食器皿の食べ滓に湿潤状態を与えて浸け置き効果を得るためには、洗浄ノズル35だけであってもよい。
【0027】
更に詳述すると、供給案内筒18の右方の筺体16の天井面に取付けられた倒立L字状のブラケット33には、食器皿Dの上面を払拭するための固定ブラシ34が下向きに取付けられている。洗浄ノズル35は、固定ブラシ34の右側方より、該ブラシ34と食器皿Dの上面に水又は温水等を噴射して、食べ滓を落とすとともにこびりついた物に対し湿潤状態を与えるためのものである。
【0028】
図3において、チェーン式搬送装置21の右側方には、排出手段36が設けられている。この排出手段36は、上記主洗浄装置1の押上げ排出装置12とほぼ同じ構成の公知のもので、ブラケット37に固定された軸受38と、この軸受38により上下に摺動可能に支持された、上端に拡径した押上げパッド39aを有する昇降ロッド39と、該昇降ロッド39の下端に固定され、上下1対のローラ40、40が枢着された上向コ字状の昇降板41と、上下1対のローラ40間に先端部が挿入され、駆動スプロケット23の直下の駆動軸42の正逆回動により上下に揺動する平面視右向きコ字状をなる駆動アーム43とを備えている。
【0029】
図3に示すように、押上げパッド39aは、下限の待機位置にあるときには、ローラチェーン26の右側端と近接した位置において、その水平搬送部の上面より若干下位となるようにしてあり、ローラチェーン26の搬送バー28により搬送されてきた食器皿Dが、押上げパッド39a上にスムーズに移載されるようになっている。
【0030】
排出手段36の昇降ロッド39と対向する筺体16の上面板16aには、排出口44が開口され、この排出口44には、排出案内筒45が、下端を筺体16内に突入させて取付けられている。排出案内筒45の下端部の外周面には、平面視コ字状の3個の支持片46が、円周方向に等間隔おきに固着され、各支持片46には、案内筒45に穿設した挿通孔45aを挿通して内方に突出する支持爪47の外方の基端部が、上方へのみ回動可能に枢着されている。
【0031】
排出案内筒45を囲む上面板16aの上面には、4本のガイドバー19が立設され、このガイドバー19は、筺体16の右端部上面に連設された、主洗浄装置1の筺体3と等高をなすケース48内の上端まで延出されている。
【0032】
図1に示すように、ケース48の上面と上記主洗浄装置1の筺体3の左側部上面には、予備洗浄装置2より排出されて積層された食器皿Dを、主洗浄装置1の供給口4まで移動させる移載装置49が設けられている。
【0033】
移載装置49は、図1及び図6に示すように、上面が開口されたケース体50内に収容され、図示しない駆動モータの上下方向を向く回転軸に固着された円板51に枢着されて、左右方向に往復移動する駆動ロッド52と、その先端(右端)に枢着された回動アーム53とを備える、垂直軸回りに回転する主動ギヤ54と、この主動ギヤ54と噛合する従動ギヤ55と、従動ギヤ55に固着されて、図6の矢印の方向に往復回動する、複数枚の食器皿Dの左側の外周面を囲むようにして押動可能な半円筒状の移載アーム56とからなっている。57は、最下段の食器皿Dの底部を案内する円弧状のガイド突条である。
【0034】
次に、食器皿Dの洗浄要領について説明する。図3において、予備洗浄装置2のガイドバー19に積層されてストックされた食器皿Dが、最下段のものより、供給ローラ20を介して順次間欠的に落下されると、下方を無端回送しているローラチェーン26の隣接する搬送バー28間に保持された状態で右方に搬送される。
【0035】
その搬送途中において、予備洗浄部にさしかかると、食器皿Dの上面の軽い汚れが、固定ブラシ34と洗浄ノズル35よりの洗浄水により払拭されて除去される。これにより予備洗浄された食器皿Dは、洗浄水の付着した状態のまま排出手段36の押上げパッド39a上に移載され、昇降ロッド39の上昇により、排出案内筒45内において支持爪47により支持される。
【0036】
この工程が繰り返されることにより、予備洗浄された食器皿Dは、順次ガイドバー19に沿って上方に積層され、ストックされる。
【0037】
図1に示すように、積層された食器皿Dがケース48の上面上より所定数突出した際には、移載装置49を作動させて、主洗浄装置1側の供給口4まで移動させ、供給案内筒5に投入することができる。予備洗浄された食器皿Dが次の主洗浄装置1側の供給口4へ移動するまでの浸け置き時間は、主洗浄においてより効果を発揮させるために2分以上とするのが好ましい。
【0038】
図2に示すように、主洗浄装置1において供給案内筒5より順次搬送スクリュウ8上に載置された食器皿Dは、その搬送途中に回転ブラシ9と洗浄ノズル10より噴射される洗浄液により本洗浄されたのち、エアノズル11よりの圧縮空気により水切りされ、押上げ排出装置12に移載されて上方の排出案内筒13及びガイドバー14に順次積層状にストックされる。
【0039】
以上説明したように、上記実施形態の予備洗浄装置2を使用すると、洗浄前の多数の食器皿Dを積層状にストックしておき、これを1枚ずつ搬送しながら予備洗浄したのち、自動的にガイドバー19に沿って上方に積層され、予備洗浄装置2に隣接して設置された主洗浄装置1に送り込んで本洗浄することが可能となる。
【0040】
従って、主洗浄装置1による食器皿Dの洗浄効果が高まり、タンパク質やでんぷん質の落ちにくい汚れでも簡単に除去され、シンク等に予め漬け置きしてから洗浄するという手間が省ける。また、主洗浄装置1での洗浄効果が高まることにより、食器皿Dの供給から排出までのサイクルタイムを速くすることも可能となり、食器皿Dを再使用する頻度を高めることができる。
【0041】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態では、予備洗浄装置2の食器皿Dの搬送手段に、チェーン式搬送装置21を用いているが、主洗浄装置1と同様の搬送スクリュウ8を使用することもできる。また、固定ブラシ34の代わりに、回転ブラシを用いることもある。
【0042】
また、食器皿Dの押上げ手段は、流体圧シリンダやソレノイド、ステッピングモータ等により正逆回転させられるスクリュウ式の昇降ロッドを用いることもできる。
【0043】
更に、上記実施形態においては、予備洗浄装置2と主洗浄装置1とを別個の筐体で近接配置して使用しているが、一つの共通筐体で構成してもよいことはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0045】
(a)請求項1に記載の発明によれば、予備洗浄部で洗浄液を食器皿に噴射することで食べかすに洗浄液をしみ込ますことができ、主洗浄装置に投入するまで湿潤状態を保つことで、主洗浄装置での洗浄効果を高めることができる。
【0046】
(b)請求項2に記載の発明によれば、予備洗浄装置に食器皿を供給すれば、予備洗浄された食器皿が自動的に積層させることができる。
【0047】
(c)請求項3に記載の発明によれば、洗浄液を噴射する前に予め大きな食べ滓をブラシで払い落とすので、洗浄効果が大幅に向上する。
【0048】
(d)請求項4に記載の発明によれば、食器皿は安定且つ整然と搬送されるので、途中で食器皿が当接し合って搬送不能になるようなことは起きない。
【0049】
(e)請求項5に記載の発明によれば、ローラチェーンの水平搬送部が上下に振れるのが防止されるので、食器皿をより安定して搬送することができる。
【0050】
(f)請求項6に記載の発明によれば、予備洗浄後の食器皿を、複数枚まとめて自動的に主洗浄装置の供給口に移動させて供給しうるので、省力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の予備洗浄装置と、それに隣接して設置された主洗浄装置との正面図である。
【図2】主洗浄装置の要部の中央縦断正面図である。
【図3】予備洗浄装置の要部の中央縦断正面図である。
【図4】図3のIV−IV線の拡大縦断側面図である。
【図5】同じく、図3のV−V線の横断平面図である。
【図6】移載装置の平面図である。
【符号の説明】
l 主洗浄装置
2 予備洗浄装置
3 筐体
4 供給口
5 供給案内筒
6 溝
7 供給ローラ
8 搬送スクリュウ
9 回転ブラシ
10 洗浄ノズル
11 エアノズル
12 押上げ排出装置
13 排出案内筒
14 ガイドバー
15 架台
16 筐体
16a 上面板
17 供給口
18 供給案内筒
19,19a ガイドバー
20 供給ローラ
21 チェーン式搬送装置(搬送手段)
22 駆動モータ
23 駆動スプロケット
24 従動スプロケット
25 アイドラスプロケット
26 ローラチェーン
27 ブラケット
28 搬送バー
29 チェーンガイド
30 支持枠
31 アジャストボルト
32 浮上がり防止杆
33 ブラケット
34 固定ブラシ
35 洗浄ノズル
36 排出手段
37 ブラケット
38 軸受
39 昇降ロッド
39 押上げパッド
40 ローラ
41 昇降板
42 駆動軸
43 駆動アーム
44 排出口
45 排出案内筒
45a 挿通孔
46 支持片
47 支持爪
48 ケース
49 移載装置
50 ケース体
51 円板
52 駆動ロッド
53 回動アーム
54 主動ギヤ
55 従動ギヤ
56 移載アーム
57 ガイド突条

Claims (6)

  1. 主洗浄装置に投入する前に予め食器皿を予備洗浄する予備洗浄装置であって、洗浄前の食器皿を順次予備洗浄装置内に供給する供給手段と、該供給手段より受け取った食器皿を予備洗浄部に移送する搬送手段と、前記搬送手段の終端に近接して設けられ、予備洗浄後の食器皿を順次予備洗浄装置外に排出する排出手段とを備え、前記予備洗浄部では洗浄液を食器皿に噴射することを特徴とする食器皿の予備洗浄装置。
  2. 前記供給手段は積層状にストックされた洗浄前の食器皿を、最下段のものより順に前記搬送手段に間欠的に落下させるものであり、前記排出手段は押上げ部材により食器皿を順次押し上げて上方に積層状に蓄積するものである請求項1に記載の食器皿の予備洗浄装置。
  3. 前記予備洗浄部は洗浄液を食器皿に噴射する前に、搬送途中の食器皿の上面を払拭するブラシを備えている請求項1または2に記載の食器皿の予備洗浄装置。
  4. 前記搬送手段が、駆動スプロケットと従動スプロケットに掛け回されて無端回走する1対のローラチェーンと、両ローラチェーン間に所定間隔おきに横架された搬送バーとからなり、隣接する搬送バーと1対のローラチェーンとにより囲まれた枠状空間に食器皿の底部を挿入して搬送するものである請求項1ないし3のいずれかに記載の食器皿の予備洗浄装置。
  5. 前記1対のローラチェーンにおける水平搬送部を、上下1対のチェーンガイドにより支持してなる請求項4に記載の食器皿の予備洗浄装置。
  6. 前記排出手段によって積層状に蓄積された複数の食器皿を、主洗浄装置の供給口まで移動させる移載装置を設けた請求項1ないし5のいずれかに記載の食器の予備洗浄装置。
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