JP2019110999A - 食器の浸漬方法および浸漬装置、並びに食器洗浄システム、食器の洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、食器洗浄システム、食器の洗浄方法によれば、一連の構成要素を効果的に結合させ、食器に付着した汚れに水分を与えて湿潤させるに必要な時間を十分確保しつつ、コンパクト化、設置の省スペース化を図り、単位時間当たりの洗浄処理数が増加し、多数の食器の洗浄を可能とする。
これにより、浸漬水の流下による貯水と側面側からの隙間への流入の促進により食器全体への貯水の迅速化、浸漬時間の均一化、外周縁の汚れの除去を促進することができる。
これにより、食器Wに付着している様々な汚れ成分の種類、汚れの付着量等から浸漬時間を最適に設定することができる。
これにより、洗浄レーンを複数備えた浸漬装置の構成とすれば、互いに隣り合う洗浄レーン間の食器列の搬送方向と直交する方向の必要な空間も最少として、この全体の空間に多数の食器を高密度に収納することができる。これによって、より多数の食器の浸漬を同時に行うことができ、浸漬装置全体をコンパクトに構成することができるとともに、設置する際の省スペース化を図ることができる。したがって、食器に付着した汚れに水分を与えて湿潤させるに必要な時間を十分確保しつつ、コンパクト化、設置の省スペース化を図り、より多数の食器の浸漬を可能とする。
これにより、タンク内に貯留させておく浸漬水の量を必要最小限とすることができ節水を図ることができる。また食器列に供給する浸漬水の供給量を最適に調節することができる。
これにより、前記請求項1に記載の浸漬方法と同様の効果を有し、さらに、食器列を安定した自立姿勢として搬送可能である。
これにより、予め準備した食器列をチェーンコンベアの間欠搬送の停止中に容易にセット枠上に載置することができるとともに、チェーンコンベアの駆動によって自動的に一対の支持レール上に引き込んで移載することができる。
これにより、一対の支持レールに載置された食器列をチェーンコンベアの間欠搬送の回動により自動的に受枠上に移載、載置することができる。
これにより、食器に付着した汚れに水分を与えて湿潤させるに必要な時間を十分確保しつつ、コンパクト化、設置の省スペース化を図り、より多数の食器の浸漬を可能とする。
これにより、複数併設した搬送手段の食器列の搬送方向の搬入側に備える食器列の最下端にある食器の底部と側面を支持する各々のセット枠に食器列を載置する際、間欠搬送するチェーンコンベアの停止した状態において各々のセット枠上に一斉に食器列を載置することができ、この作業を短時間に行うことができる。また、複数併設した搬送手段の食器列の搬送方向の搬出側に備える前記食器列の最下端にある食器の底部と側面を支持する上面視でU字状の各々の受枠上にも一斉に食器列を移載することができる。
これにより、タンク内に貯留させておく浸漬水の量を必要最小限とすることができ節水を図ることができる。また、食器列に供給する浸漬水の供給量を最適に調節することができる。
これにより、一連の構成要素を効果的に結合させ、食器に付着した汚れに水分を与えて湿潤させるに必要な時間を十分確保しつつ、コンパクト化、設置の省スペース化を図り、単位時間当たりの洗浄処理数を増加させ、多数の食器の洗浄を可能とする。
これにより、複数列の洗浄レーンを併設してもコンパクト化、設置の省スペース化を図り、種類の異なる食器を含め単位時間当たりの洗浄処理数が増加し、より多数の食器の洗浄を可能とする。
これにより、一連の構成要素を効果的に結合させ、食器に付着した汚れに水分を与えて湿潤させるに必要な時間を十分確保しつつ、コンパクト化、設置の省スペース化を図り、単位時間当たりの洗浄処理数を増加させて、多数の食器の洗浄を可能とする。
以下、本発明の一実施形態に係る食器の浸漬方法が実施される食器の浸漬装置、および食器の浸漬装置を備えた食器洗浄システム、並びに食器の洗浄方法について図1乃至図19を参照して説明する。さらに、他の実施形態の食器洗浄システムを図20乃至図22を参照して説明する。
前記浸漬装置200により浸漬水で所定時間浸漬された食器列WRを上昇させる昇降手段400と、前記昇降手段400と連動して食器列WRから順次個々の食器Wを分離し放出する分離手段500を備えた分離放出工程を実施する分離放出装置300、
前記分離放出装置300に加え分離し放出された食器Wの表裏面を反転させる反転手段700を備えた分離反転工程を実施する分離反転装置600、
分離反転装置600から放出された個々の食器Wを搬送しながら表裏面に洗浄水を噴射して洗浄する洗浄工程を実施する洗浄装置800、
前記洗浄装置800で洗浄された個々の食器Wを所定枚数積み重ね、かつ所定枚数積み重ねた食器Wを押し出して取り出しを可能とする食器整理工程を実施する食器整理装置900、
前記各々の装置、および全体を制御する制御装置1000、を備えている。
これにより、食器列WRはその搬送方向、および搬送方向と直交する方向の位置を所定の位置に保持されるとともに、食器列WRの自立姿勢を安定化させて搬送することができる。
なお、搬送手段201上に載置する食器列WRの数、間欠搬送の停止時間、搬送する時間等は一例であってこれに限定されるものではない。
また、食器列WRの数を同じとした場合は、停止時間を長くすれば浸漬時間が長くなり、停止時間を短くすれば浸漬時間が短くなる。
浸漬水供給手段220は、食器列WRの搬送方向で、食器列WRの上方で水平方向に配置された複数のノズル管221と、このノズル管221に浸漬水を下方に噴射する複数のノズル222を備え、前記ノズル管221は複数列の洗浄レーンSR1〜SR4にある食器列WR1〜WR4に亘って浸漬水を噴射できるように管長方向を食器列WRの搬送方向に対して直交する方向とし、かつ食器列WRの搬送方向に複数配置されている。
先ず、タンク225内に浸漬水(例えば清水)を所定の水位レベルになるまで供給する。このとき必要に応じてタンク225内に浸漬水を供給した後、この浸漬水に洗剤を供給するとともに、高温蒸気供給等による加熱手段により浸漬水の温度を所定の温度、例えば40〜50度Cに昇温する。
次に、ポンプ228を駆動しタンク225内の浸漬水を、供給経路を介してノズル管221、223に供給し、ノズル222、ノズル224から噴射を開始させる。ノズル222、ノズル224から噴射した浸漬水は、タンク225内に落下して貯水され循環使用する。
この後、各洗浄レーンSR1〜SR4に予め所定個数(たとえば20個)表面を上向きにして積み重ね自立した各々の食器列WR1〜WR4を搬送手段201の搬入側に有するセット枠212上に載置する。
最初に浸漬装置200に搬入する食器列WR1〜WR4のセット枠212上への載置が終了した後、食器列投入スイッチ230(図9参照)を作業者が押動の操作を行い、この操作信号によって搬送手段201のモータ207が駆動を開始する。モータ207の駆動によりスプロケット208が回転し、各々のチェーンコンベア203が回動する。このときチェーンコンベア203に有する凸部材204が食器列WR1〜WR4の最下段に位置する食器Wの側面に当接してセット枠212上から支持レール205上に押動して移載する。
食器列WR1〜WR4をセット枠212上から支持レール205上に押動して移載する際、駆動軸209とともに回転するアーム210が、略180度回転した状態となるときアーム210の一方端側がアームセンサー211に近接し、これをアームセンサー211が検知しモータ207の駆動を停止するように制御される。このとき食器列間ピッチD分、チェーンコンベア203が回動して支持レール205上に例えば略30秒間停止する制御を行う。また食器列間ピッチD分の搬送時間(チェーンコンベア203の回動時間)は例えば略1秒に設定している。
この後、再びセット枠212上に2番目に搬入する食器列WR1〜WR4を載置し、載置を終了した後、食器列投入スイッチ230を作業者が押動操作を行い、この操作信号によって搬送手段201のモータ207の駆動を開始させる。前記した各々のチェーンコンベア203が回動しチェーンコンベア203に有する凸部材204が食器列WR1〜WR4の最下段に位置する食器Wの側面に当接してセット枠212上から支持レール205上に押動して移載する。以降、この作業、操作を順次繰り返す。
2番目の食器列WR1〜WR4を載置しセット枠212上から支持レール205上に押動して移載する状態において、セット枠212上に2番目の食器列WR1〜WR4の載置を終了し、食器列投入スイッチ230を作業者が押動操作を行っても最初の食器列WR1〜WR4が支持レール205上に30秒間の停止時間を経過していなければモータ207の駆動を開始させないで30秒の停止時間経過後にモータ207の駆動を開始させる制御を行う(停止優先制御)。前記した各々のチェーンコンベア203が回動しチェーンコンベア203に有する凸部材204が2番目の食器列WR1〜WR4の最下段に位置する食器Wの側面に当接してセット枠212上から支持レール205上に押動して移載する。このときアームセンサー211の検知により食器列間ピッチD分チェーンコンベア203が回動して支持レール205上に略30秒間停止する。
順次食器列WR1〜WR4の浸漬装置200への搬入を繰り返し、例えば1日分(1ロット)の浸漬装置200に搬入する食器列WR1〜WR4が最終となったとき、この最終の食器列WR1〜WR4をセット枠212上に載置した後には、最終食器列投入スイッチ231(図9参照)を操作する。この操作により搬送手段201のモータ207を駆動し、チェーンコンベア203を回動させて食器列間ピッチDの1ピッチ分搬送する。
これによって、個々の食器Wの浸漬作用を安定化させるとともに、食器列WRの浸漬装置200への搬入、搬出の作業が簡略され作業性、安全性の向上が図れ、浸漬に必要最小限の浸漬水となり節水を図ることができる。
なお、受枠センサー407、受枠センサー408、食器センサー410は、洗浄レーンSR1〜SR4の個々に独立して設置された各々の昇降手段400ごとに設けられている。
この各々アーム軸受505には支点軸506を貫通させ、軸受507に支持された支点軸506を回動支点としてアームユニット501が回動する。
可動爪512の上面512a、下面512bを形成し、この上面512aと下面512b間に下方向に傾斜した傾斜面512cが形成されており、上面512a、下面512bが収納本体511の凹部内を摺動する。なお、後述するが上面512aと傾斜面512cとの頂点部が食器Wの相対向する外周縁の下側に入り込み掴んで分離するものである。
モータ(駆動源)521により回転するモータ回転軸522に有するスプロケット523と軸受525に支持された回転軸524に有するスプロケット526同士にチェーン527を懸架し、回転軸524を回転させる。回転軸524の両端部に所定長さの回転レバー528(第2の連結部材)の一端側を固定し、回転レバー528の他方端側は回転軸524を中心軸として回転する。なお、モータ521にはブレーキ手段を内蔵したステッピングモータを用いることが好ましい。
アーム回動機構520に有するモータ521のモータ回転軸522に固定したスプロケット706と支点軸506に固定したスプロケット707にチェーン708を懸架し、モータ521の回転により、図15に示すように回転ドラムユニット701を矢印方向に回転(右回転)させる。
図15(c)、図16(c)に示すように、掴みチャックユニット510を有するアームユニット501は、所定角度(例えば略45度)傾斜した位置で待機する状態となっている。
このとき、回転軸524に固定されたリンク機構532を構成する回転レバー528と連結レバー530のジョイント529が下死点(最下点)にあり、連結レバー530の一方端とアーム502、503のジョイント531が押し下げられた下死点(最下点)にある。
これらの食器センサー550、食器センサー720が、食器Wが無いことを検知しているとき、次の動作であるアームユニット501を傾斜した位置から略水平位置(食器Wの掴み位置)への回動を可能とする制御を行う。
なお、ここでは浸漬装置200において最初に搬入された食器列WR(一番目の食器列)が所定の浸漬時間を経過している状態として説明する。
浸漬装置200から昇降手段400の受枠403上に食器列WRを移載、載置前段階において、センサー感知部材403bが受枠センサー407に近接しており、各々の受枠センサー407が、受枠403が下方位置に有ることを検知している。さらに食器センサー409が受枠403上に食器Wが存在していないことを検知している。これらによって、一対の支持レール205上に載置された食器列WRの受枠403への移載、載置を可能とする状態で待機している。
一対の支持レール205上に載置された食器列WRの移載、載置を可能とする下方位置にある受枠403上に、浸漬装置200のチェーンコンベア203を食器列間ピッチD分だけ間欠搬送して一対の支持レール205上に載置された食器列WR(一番目の食器列)を移載、載置する。
洗浄レーンSR1〜SR4の全ての受枠403上に食器列WRの移載、載置が終了したとき、食器センサー409が受枠403上に食器Wが存在していることを検知する。この検知信号によって、昇降手段400のモータ402を駆動し、受枠403を食器列WRとともに上昇させる。上昇させる過程で食器列WRの最上端に位置する食器Wを食器センサー410が検知したときモータ402の駆動を停止し、食器列WRの最上端の食器Wの高さ方向の位置(掴み位置)を保持する。
さらに、食器列WRの最上端に位置する食器Wを食器センサー410が検知したとき、モータ521を駆動し掴みチャックユニット510を有するアームユニット501が所定角度傾斜(例えば略45度)した位置で待機する状態からアームユニット501を略水平位置に回動させる。
さらなる押圧によって可動爪512は付勢手段であるばね部材513の付勢力に抗して後退(食器Wの外周縁から互いに離れる方向)していく。
さらに、アームユニット501が回動し略水平位置に達して可動爪512の上面512aと傾斜面512cの頂点部が食器Wの外周縁の下面を越えたとき、図13(c)に示すように、可動爪512はばね部材513の付勢力によって内側(食器Wの外周縁に近づく方向)に押圧され、可動爪512の上面512aと傾斜面512cの頂点部が最上端に位置する食器Wの外周縁と直下の食器Wの外周縁との間に入り、最上端に位置する食器Wの外周縁の下面を支持して掴んだ状態となる。
アームユニット501が回動し略水平位置で最上端に位置する食器W(一番目の食器W)を掴んだ後、アームユニット501を傾斜位置へ回動させることによって、図13(d)に示すように、最上端に位置する食器Wを食器列WRから分離する。
図15(b)、図16(a)は、アームユニット501が略水平位置から次第に回動し、アームユニット501の傾斜角度が増していく過程を示し、掴みチャック510a〜510dで掴んだ食器Wは自重により落下をし始める。さらに傾斜角度が増していくと、図16(b)に示すように、食器Wは重力による落下力に加えて、掴みチャック510a〜510dで掴んだ食器Wの外周縁が押出し部材540に当接摺動しながら回転ドラム701a〜701dの各々の食器収納空間704側へ押し出される。
図15(c)、図16(c)に示すように、アームユニット501が所定の傾斜角度に変化していくとき、掴んだ食器Wは、アームユニット501の傾斜と連動して回転する回転ドラム701a〜701dの各々の食器収納空間704内へ落下して放出される。このとき食器センサー550は、掴みチャック510a〜510d部に食器Wが有ることを検知している状態から落下、放出によって食器Wが無いことを検知する状態となる。
さらに、アームユニット501が略水平位置から傾斜位置へと回動するのと同期して、回転ドラムユニット701は、図15に示す太線矢印方向に45度右回転する。
つまり、アームユニット501を傾斜した位置から略水平位置へ、略水平位置から傾斜した位置へ回動する1サイクル動作を行うと、これに同期して回転ドラムユニット701は、図15に示す太線矢印方向に90度右回転することとなる。
これらによって、よりスムースで安定した食器Wの自重落下をさせることができ、落下速度も増して放出時間を短縮させることができる。
食器列WRの最上端に位置する食器W(一番目)を掴みチャック510a〜510dから回転ドラム701a〜701dの各々の食器収納空間704側へ押し出されるとき、食器センサー550は発光素子から受光素子へ光が導通し掴みチャック510a〜510d部分に食器Wが無いことを検知し、この検知信号により昇降手段400のモータ402を駆動し受枠403を上昇させる。受枠403の上昇にともない食器センサー410が二番目の食器Wが有ることを検知してモータ402の駆動を停止させ、二番目の食器Wを掴み位置に保持する。
この後、モータ521を駆動し掴みチャックユニット510を有するアームユニット501が所定角度傾斜した位置で待機する状態から再びアームユニット501を略水平位置に回動させる。
掴みチャック510a〜510dで掴んで分離し放出した食器Wは、アームユニット501の回動と同期(連動)して間欠回転する回転ドラム701a〜701dの各々の食器収納空間704内へ順次放出、移載されていく。各々の食器収納空間704内へ放出、移載された食器Wは、回転ドラム701a〜701dの回転により順次食器Wの表面側を下向きに反転させ、反転後の食器Wを食器収納空間704から自重落下させて放出する。アームユニット501が傾斜した位置にあるとき、この傾斜した位置と反対側(180度)の位置が回転ドラム701a〜701dへの放出位置となる(図15(c)参照)。
一つの食器列WRの全ての食器Wの分離放出動作を終了した後、次に間欠搬送されてくる食器列WRを昇降手段400の受枠403に移載し、同様の分離放出動作を最終食器列WRまで繰り返す。
アームユニット501の傾斜した位置から略水平位置へ瞬時反転させずに、アームユニット501の傾斜した位置に達したとき、モータ521の回転を一時停止する制御を行うことによって、アームユニット501が傾斜した位置に留まる時間、すなわち待機時間を制御することができる。
この待機時間は例えば略0.05秒とし掴みチャックユニット510部での食器Wの分離、放出時間、食器収納空間704への収納時間等を基に設定する。この待機時間を設けることによって掴みチャックユニット510部からの分離放出、回転ドラムユニット701への放出、収納を確実に行うことができる。
また、掴みチャックユニット510を有するアームユニット501の略水平位置から傾斜した位置へ瞬時反転させ、アームユニット501が略水平位置よりも僅かに傾斜した位置方向へ回動した位置でモータ521の回転を一旦停止する制御を行う。この一旦停止による待機時間は例えば略0.1秒とし、掴みチャックユニット510での食器Wの掴みをより確実に行うための時間として設定する。前記待機時間が経過した後、モータ521を回転させてアームユニット501を略水平位置から傾斜した位置へ回動させる。
さらに、アームユニット501が回動し略水平位置に達して可動爪512の上面512aと傾斜面512cの頂点部が食器Wの外周縁の下面を越えたとき、可動爪512はばね部材513の付勢力によって内側(食器Wの外周縁に近づく方向)に押圧され、可動爪512の上面512aと傾斜面512cの頂点部が最上端に位置する食器Wの外周縁と直下の食器Wの外周縁との間に入り、最上端に位置する食器Wの外周縁の下面を支持して掴んだ状態となる(図13(a)〜(c)参照)。
前記したアームユニット501が略水平位置よりも僅かに傾斜した位置方向へ回動した位置でのモータ521の回転の一旦停止による待機時間は、可動爪512はばね部材513の付勢力による戻り時間を確実に確保し、これによって食器Wを確実に掴んだ後、アームユニット501が略水平位置から所定角度傾斜した位置へ回動を開始するときの衝撃(反力)によって、一旦掴んだ食器Wを脱落させずに、確実に掴むことができる。
この状態のとき、食器列WRの最上端に位置する食器Wから下方の二番目に有る食器Wの外周縁から可動爪512の傾斜面512c、および上面512aと傾斜面512cの頂点部が離れて、可動爪512はばね部材513の付勢力によって押圧されて内側(食器Wの外周縁に近づく方向)に確実に戻りきり、これによって最上端に位置する食器Wをより確実に掴むことができる。
なお、チェーンコンベア203を1ピッチ(食器列間ピッチD)分だけ回動させる時間は略1秒である。
したがって、一つの食器列WRの全数の食器Wが分離された後、次の食器列WRの最上端の食器Wの分離を開始されるまでの必要時間を最少として連続的に食器Wの分離、放出、および反転動作を行うことができる。
搬送手段801は、各々の洗浄レーンSR1〜SR4に併設され、各々の無端状のコンベア802が共通の回転軸として各々二つのスプロケット803に懸架されている。
なお図示していないが、各々の一方のスプロケット803は共通の回転軸である駆動軸がモータ(駆動源)により同期して回転する。
なお、図示していないが、コンベア802は食器Wの搬送方向と直交する方向を規制するガイド部材、および上向きの洗浄水の噴射による個々の食器Wの浮き上がりを防止するため、食器Wの裏面側の位置を規制するガイド部材を備えて、これによって個々の食器Wを各々の洗浄レーンSR1〜SR4に搬送方向に沿って略直線状に搬送する。
先ず、タンク814内に洗浄水(例えば清水)を所定の水位レベルになるまで供給する。このとき必要に応じてタンク814内に洗浄水を供給した後、この洗浄水に洗剤を供給するとともに、高温蒸気供給等による加熱手段により洗浄水の温度を所定の温度、例えば40〜60度Cに昇温する。
次に、ポンプ813を駆動しタンク814内の洗浄水を、供給経路を介してノズル管811に供給し、ノズル812から噴射を開始させる。ノズル812から噴射した洗浄水は、タンク814内に落下して貯水され循環使用する。
コンベア802を駆動し、分離反転装置600の回転ドラム701a〜701dの食器収納空間704から表面側を下向きにしてコンベア802上に落下放出された食器Wはコンベア802で搬送されながら表裏面に洗浄水の噴射を受け、付着した汚れが除去される。なお、搬送方向の洗浄ゾーンの一部に配置したノズル812には高速、および低速の水流を噴出させてキャビテーション噴流を生じさせるものを用いれば、洗浄効果をより高めることができる。
洗浄された個々の食器Wは順次食器整理装置900に自重落下していく。
コンベア804はスプロケット808に懸架されており、スプロケット808が駆動手段であるモータ(図示なし)により駆動されコンベア804を回動させる。
また、スプロケット808は、並行するリンク804a間に対応して突部806を有し、この突部806は、リンク804aの谷形状部間に支持されている食器Wをコンベア804の下流端にて押し出す機能を有する。
200 浸漬装置
201 搬送手段
202 コンベア
203 チェーンコンベア
204 凸部材
205 支持レール
206 ガイドレール
207 モータ(駆動源)
208 スプロケット
209 駆動軸
210 アーム(間欠搬送制御手段)
211 アームセンサー(間欠搬送制御手段)
212 セット枠
220 浸漬水供給手段
221 ノズル管
222 ノズル
223 ノズル管
224 ノズル
225 タンク
226 水受け
227 水受け
228 ポンプ
230 食器列投入スイッチ
231 最終食器列投入スイッチ
232 最終食器列解除スイッチ
300 分離放出装置
400 昇降手段
401 固定部材
402 モータ(駆動源)
403 受枠(受台)
403a 雌ネジ体
403b センサー感知部材
404 昇降用ネジ棒
405 スライド軸(ガイド棒)
406 食器列ガイド
407 受枠センサー(下降位置検知手段)
408 受枠センサー(上限位置検知手段)
409 食器センサー(受枠上の食器有無検知手段)
410 食器センサー(掴み位置検知手段)
500 分離手段
501 アームユニット
502、503 アーム
504 連結アーム
505 アーム軸受
506 支点軸 (回動支点軸、第1の回動支点、ドラム回転駆動軸)
507 軸受
508 固定部材
509a、509b 固定部材
510 掴みチャックユニット
510a、510b、510c、510d 掴みチャック
511 収納本体
512 可動爪
512a 上面
512b 下面
512c 傾斜面
513 ばね部材(付勢手段)
514 上ガイドレール(ガイドレール)
515 下ガイドレール(ガイドレール)
520 アーム回動機構
521 モータ(駆動源)
522 モータ回転軸
523 スプロケット
524 回転軸
525 軸受
526 スプロケット
527 チェーン
528 回転レバー(第2の連結部材)
529 ジョイント(第3の回動支点)
530 連結レバー(第1の連結部材)
531 ジョイント(第2の回動支点)
532 リンク機構
533 固定フレーム
540 押出し部材
541 固定フレーム
550 食器センサー(分離放出検知手段)
560 食器シュート
570 注水管
600 分離反転装置
700 反転手段
701 回転ドラムユニット
701a〜701d 回転ドラム
702 回転ドラムの側壁
703 回転ドラムの仕切壁
704 食器収納空間
705 ドラム駆動部
706 スプロケット
707 スプロケット
708 チェーン
710 食器落下ガイド
720 食器センサー(反転放出検知手段)
800 洗浄装置
801 搬送手段
802 コンベア
803 スプロケット
804 コンベア(搬送手段)
804a リンク(食器保持部材)
805 棒状体
806 突部
807 食器シュート
808 スプロケット
809 食器シュート
810 洗浄水供給手段
811 ノズル管
812 ノズル
813 ポンプ
814 タンク
900 食器整理装置
901 スタッカー
902 スタッカー用の押し板の駆動手段
903 押出爪用の駆動手段
904 ホルダー
905 (スタッカー用の)押し板
906 押出爪
907 第1保持爪
908 第2保持爪
1000 制御装置
W 食器
WR 食器列
SR、SR1〜SR4 洗浄レーン
Claims (14)
- 食器に付着している汚れ成分に水分を与えて湿潤させる食器の浸漬方法であって、
複数の食器を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段による食器の搬送方向に沿って食器に向けて浸漬水を供給する浸漬水供給手段と、を備え、
複数の食器の表面側を上向きにして積み重ねて一つの自立した食器列を形成し、
前記食器列を前記搬送手段の搬送方向に所定ピッチごとに複数載置し、
前記搬送手段により前記所定ピッチごとに複数回繰り返し間欠搬送される前記複数の食器列の上方から前記浸漬水供給手段により浸漬水を供給し、
前記浸漬水を前記食器列の上方にある食器の外周縁から下方にある食器の外周縁側へ流下させることにより、浸漬水を互いに隣り合う食器間の隙間に流入させて各食器内に貯水し、
前記貯水した浸漬水により食器に付着している汚れ成分に水分を与えて湿潤させることを特徴とする食器の浸漬方法。 - 浸漬水供給手段は、食器列の最上端の食器の表面側と、互いに隣り合う食器の外周縁とに向けて浸漬水を噴射し、上方にある食器の外周縁から下方にある食器の外周縁側へ浸漬水を流下させる作用に加え、互いに隣り合う食器間の隙間に浸漬水を流入させることを特徴とする請求項1に記載の食器の浸漬方法。
- 搬送手段の間欠搬送による食器列の停止回数および/または停止時間により、食器に付着している汚れ成分に水分を与えて湿潤させる浸漬時間を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の食器の浸漬方法。
- 搬送手段を食器列の搬送方向と直交する方向に複数列併設し、前記各々の搬送手段上に載置した複数の食器列に浸漬水を供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器の浸漬方法。
- 浸漬水を所定量貯水するタンクを備え、食器列に供給した浸漬水を前記タンクに流動落下させて回収し、浸漬水として循環使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器の浸漬方法。
- 食器に付着している汚れ成分に水分を与えて湿潤させる工程を実施する食器の浸漬装置であって、
複数の食器の表面を上向きにして積み重ねて一つの自立した食器列を形成し、前記食器列の最下端にある食器を支持して複数の前記食器列を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記複数の食器列の上方から浸漬水を供給する浸漬水供給手段と、を備え、
前記搬送手段は、食器の搬送方向に沿って前記食器列の最下端にある食器の側面に係止する複数の凸部材を有する無端状のチェーンコンベアと、
前記チェーンコンベアを回動させる駆動源と、
前記チェーンコンベアを挟んで食器列の最下端にある食器の底部を支持する一対の支持レールと、
前記食器列の最下端にある食器の搬送方向と直交する方向の側面位置を規制する一対のガイドレールと、を備え、
前記チェーンコンベアの複数の凸部材の各々の位置である所定ピッチごとに前記複数の食器列を位置させ、前記複数の食器列の最下端にある食器の側面が、前記凸部材により搬送方向に押動されることにより前記複数の食器列を自立したまま前記一対の支持レール上を摺動しながら前記所定ピッチごとに複数回繰り返し間欠搬送されるとともに、
前記浸漬水供給手段より複数の食器列に供給した浸漬水を、前記食器列の上方にある食器の外周縁から下方にある食器の外周縁側へ流下させることにより、浸漬水を互いに隣り合う食器間の隙間に流入させて各食器内に貯水し、前記貯水した浸漬水により食器に付着している汚れ成分に水分を与えて湿潤させることを特徴とする食器の浸漬装置。 - 搬送手段の食器列の搬送方向の搬入側に、前記食器列の最下端にある食器の底部と側面を支持する上面視でU字状のセット枠を備え、前記セット枠の上面と一対の支持レールの上面とを略同一高さとし、前記セット枠上に載置された前記食器列の最下端にある食器の側面にチェーンコンベアの凸部材を係止させて前記一対の支持レール上に引き込んで移載することを特徴とする請求項6に記載の食器の浸漬装置。
- 搬送手段の食器列の搬送方向の搬出側に、前記食器列の最下端にある食器の底部と側面を支持する上面視でU字状の受枠を備え、前記受枠の上面と一対の支持レールの上面とを略同一高さとし、
前記一対の支持レールに載置された前記食器列の最下端にある食器にチェーンコンベアの凸部材を係止させて前記食器列を押出して、前記受枠上に移載することを特徴とする請求項6または7に記載の食器の浸漬装置。 - 食器列の搬送方向と直交する方向に搬送手段を複数列併設し、前記各々の搬送手段上に載置した複数の食器列に浸漬水を供給することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の食器の浸漬装置。
- 複数列併設した搬送手段は同一の駆動源によって駆動するとともに、前記各々の搬送手段上に搬送方向と直交する方向において、食器列をその中心軸線位置が略同一として所定ピッチごとに載置して間欠搬送することを特徴とする請求項9に記載の食器の浸漬装置。
- 浸漬水を所定量貯水するタンクを備え、食器列に供給した浸漬水を前記タンクに流動落下させて回収し、浸漬水として循環使用することを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の食器の浸漬装置。
- 請求項6〜11のいずれかに記載の食器の浸漬装置と、
前記浸漬装置による浸漬工程の後、食器列の最上段にある一つの食器を掴んで前記食器列から分離し放出する分離放出装置と、前記分離放出装置から放出した個々の食器を搬送する搬送手段と食器の表裏面に洗浄水を噴射するノズルを有する洗浄水供給手段を設けた洗浄装置と、を備え、
前記浸漬装置、前記分離放出装置、および前記洗浄装置を食器の搬送方向が同一となるように配置して一つの洗浄レーンを構成したことを特徴とする食器洗浄システム。 - 浸漬装置、分離放出装置、および洗浄装置により構成した一つの洗浄レーンを、食器の搬送方向と直交する方向に複数列併設したことを特徴とする請求項12に記載の食器洗浄システム。
- 複数の食器の表面を上向きに積み重ねた一つの自立した食器列を搬送しながら浸漬水を供給して、食器に付着している汚れ成分に水分を与えて湿潤させる浸漬工程と、
前記浸漬工程の後、前記食器列の最上段にある食器を掴んで前記食器列から分離し放出する分離放出工程と、
前記分離放出工程により放出した食器を搬送しながら、食器の表裏面にノズルより洗浄水を噴射させて食器を洗浄する洗浄工程と、を備え、
前記浸漬工程においては、前記食器列の上方から浸漬水を供給し、浸漬水を前記食器列の上方にある食器の外周縁から下方にある食器の外周縁側へ流下させることにより、浸漬水を最上端の食器の表面側と、互いに隣り合う食器間の隙間とに流入させて貯水し、この貯水した浸漬水により食器に付着している汚れ成分に水分を与えて所定時間湿潤させ、
前記分離放出工程においては、浸漬水を最上端の食器の表面側と、互いに隣り合う食器間の隙間とに流入させて貯水したままの状態で食器を前記食器列から分離し放出することを特徴とする食器の洗浄方法。
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