JPH11216094A - 全自動食器洗浄システムおよびそれに用いる装置および器具 - Google Patents

全自動食器洗浄システムおよびそれに用いる装置および器具

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JPH11216094A
JPH11216094A JP3972598A JP3972598A JPH11216094A JP H11216094 A JPH11216094 A JP H11216094A JP 3972598 A JP3972598 A JP 3972598A JP 3972598 A JP3972598 A JP 3972598A JP H11216094 A JPH11216094 A JP H11216094A
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JP
Japan
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tableware
basket
automatic
conveyor
chucking
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Application number
JP3972598A
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English (en)
Inventor
Masanori Koyama
政則 小山
Haruhiko Tokuda
晴彦 徳田
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Nakanishi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】全く人手を必要とせず、衛生管理上も特別を配
慮を必要としない洗浄システム、およびそれに使用する
装置および食器篭を提供する。 【解決手段】使用済の食器を収納した食器篭の浸漬装置
5、食器・食器篭自動分離移載装置及び食器篭受取り装
置で食器を送受する食器・食器篭自動移送装置6、受取
った食器を1個つづ分離して送る装置7、分離された食
器の搬送コンベア及び食器篭の搬送コンベアを備えた洗
浄装置8、洗浄済の食器を積段状態に整理する食器自動
整理装置9、並びに洗浄済の食器篭の搬送コンベア、篭
を受取り待機させるリフターコンベア、食器自動整理装
置9で積段状態に整理した食器をリフターコンベア上で
待機する食器篭に移載する装置、及び食器を入れた食器
篭をリフターコンベアより受取り搬送するコンベアより
なる食器・食器篭自動移送装置10でシステムを構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食器篭に入れて
運ばれて来た使用済みの食器を浸漬し、食器篭より食器
を取り出し、両者を洗浄し、洗浄済食器を食器篭に入れ
て搬出する一連の工程を完全自動化した全自動食器洗浄
システムと、そのシステムに用いることのできる装置お
よび食器篭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄システムは、図14に示
すように、浸漬装置1と洗浄装置2と、それら装置の間
で洗浄装置2の入口部に取り付けた食器自動分離装置3
と、洗浄装置2の出口部に設けられた食器自動整理装置
4と、食器篭に入れられて搬送されて来た食器を食器篭
に入れたまま浸漬装置1に投入する作業員M1 と、浸漬
済の食器を食器篭より取り出し、食器自動分離装置3に
供給し、空の食器篭を洗浄コンベア上に載置する作業員
2 と、洗浄装置2より出て来た洗浄済の食器を洗浄済
の食器篭に入れる作業員M3 とより構成されている。
食器自動分離装置3は、積み重ねられた食器を1個づつ
分離して送る装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記システムで
は、最低で3人、実際はそれ以上の作業員を必要とす
る。また、作業員が洗浄済の食器に触れるので衛生管理
上特別な配慮をしなければならない。
【0004】この発明は、食器の洗浄の一連の工程にお
いて、全く人手を必要とせず完全自動化し、衛生管理上
も特別な配慮を必要としない洗浄システムおよびそのシ
ステムに使用する装置および食器篭を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】全自動食器洗浄システム
を、 線材で構成され、所定数の食器を直立姿勢で
水平方向に積段状態で収納するすることのできる食器篭
と, 所定数の使用済食器を直立して横に積段して収納し
た前記食器篭を搬送し、定位置で停止させることのでき
るコンベアを備え、順次浸漬して搬出する浸漬装置と, 前記浸漬装置で浸漬された食器収納の食器篭から食
器を取り出し、食器と食器篭を分離移載する食器・食器
篭自動分離移載装置と、該食器・食器篭自動分離移載装
置より送られた空の食器篭を受け取り移送する食器篭受
取装置とよりなる食器・食器篭自動移送装置と, 前記食器・食器篭自動分離移載装置より送られた積
段状態の食器を1個づつ自動分離して送る食器自動分離
装置と, 前記食器自動分離装置により分離されて送られた食
器の搬送コンベアと、前記食器篭受取装置で送られた食
器篭の搬送コンベアとを内蔵する洗浄装置と, 前記洗浄装置で洗浄された食器の所定を積段状態に
整理する食器自動整理装置と, 前記洗浄装置の食器篭搬送コンベアで送られた洗浄
済の食器篭を受け取り搬送するコンベアと、該搬送コン
ベアより食器篭を受け取り待機させるコンベアと、前記
食器自動整理装置で積段状態に整理された所定数の食器
を前記待機中の食器篭に入れる食器自動移載装置と、該
食器を入れた食器篭を搬送搬出する搬送コンベアと、よ
りなる食器・食器篭自動移送装置と,で構成する。
【0006】前記浸漬装置と洗浄装置のかわりに、公知
の浸漬・洗浄の両機能を備えた装置を使用してもよい。
その場合には、浸漬・洗浄工程前に、食器・食器篭自動
移送装置と食器自動分離装置を配置する。
【0007】未洗浄の使用済食器を収納した食器篭を食
器と食器篭に自動分離して移載する装置を,間隔を拡
大、縮小可能な2枚の対向したチャッキングプレートを
有するチャッキング部を、伸縮可能なアームを備えた直
動アーム部に連結し、該直動アーム部を回動して所定の
角度に変更可能な回動部に連結させ、食器を横に積段し
て収納した食器篭の上方より前記アームを伸ばして食器
と食器篭の側面との間にチャッキングプレートを挿入
し、チャッキングプレートの間隔を狭めて所定数の積段
した食器を挟持し、アームを縮めて食器を取り出し、回
動部により直動アーム部を回動させて挟持した食器を食
器自動分離装置に対向させ、アームを伸ばし、2枚の対
向させたチャッキングプレートの間隔を拡げて挟持した
食器を放し、挟持した食器を食器自動分離装置に移し、
アームを縮めて回動して直動アーム部を残った空の食器
篭の上方に位置させ、アームを伸ばしてチャッキングプ
レートを食器篭に挿入し、チャッキングプレートの間隔
を拡げてチャッキングプレートで食器篭の側部を押し圧
して食器篭を保持し、アームを縮めてアーム部を回動さ
せてアーム部を食器篭受取装置に対向させ、アームを伸
ばし、2枚の対向させたチャッキングプレートの間隔を
狭めて保持した食器篭を放し、保持した食器篭を食器篭
受取装置に移すことを可能とする構成とする。
【0008】食器篭受取装置を、2個のL字状プレート
を、それらの水平部分を対向させ、垂直部分を平行と
し、その平行の垂直部分の間隔をシリンダーで拡大、収
縮可能とし、かつ、2個のL字状プレートを回転手段に
連結し、回転してL字状プレートの先端を斜め下向きと
斜め上向きに姿勢を切り換えることを可能とし、回転し
て斜め上向きとした際に、L字状プレートは傾斜し、そ
の下端がシュートの上端部上方に位置させ、2個のL字
状プレートの先端を下向きとし、食器・食器篭自動分離
移載装置により送られて来た食器篭を2個のL字状プレ
ートの平行の垂直部分の間隔を狭めて保持し、回動して
先端を上向きにし、2個のL字状プレートの平行の垂直
部分の間隔を拡げて食器篭を放し、シュートで食器篭を
移送することを可能な構成とする。
【0009】洗浄済の食器と食器篭を受け取り、食器を
食器篭にいれで搬送搬出する食器・食器篭自動移送装置
を,洗浄済の食器篭を受け取り待機させるリフターコン
ベアと,間隔を拡大、縮小可能な2枚の対向したチャッ
キングプレートを有するチャッキング部のアームを回動
手段に連結して、該チャッキング部を回動して食器自動
整理装置において積段状態に整理した食器の整理方向と
水平方向選択可能とし、前記チャッキング部を回動して
食器自動整理装置において積段状態に整理した食器の方
向に向け、前記2枚の対向したチャッキングプレートで
積段状態の食器を挟持し、前記チャッキング部を水平に
し、前記リフターコンベア上で待機する食器篭の上方へ
移行させる手段を設け、前記待機する食器篭の上方へ移
行させた後、リフターコンベアを上昇させることによ
り、チャッキングプレートを食器篭に挿入し、チャッキ
ングプレートの間隔を拡げて挟持する食器を放し、リフ
ターコンベアを下降させることにより、チャッキングプ
レートを食器篭より抜き取ることを可能とする食器自動
移載装置と,前記の食器を収納した食器篭を搬送搬出す
るコンベアと,より構成する。
【0010】食器篭を、線材で構成し、水平方向に積段
状態で収納する所定数の食器の最前部の食器の外周の中
心部より下方を支持する1対の食器支持部材と、該食器
支持部材に直立して固定され、収納する所定数の食器の
最後部の食器の内面または開口縁に接触して、収納する
食器を直立姿勢で保持するための食器収納の姿勢および
枚数の確定部材と、前記食器支持部材に直立して固定さ
れた部材に、食器の出し入れにより食器の押圧で回動可
能にして係止された、食器の収納位置確定部材とを設け
る。
【発明の実施の形態】
【0011】この発明に係るシステムおよびそれに使用
する装置および食器篭の実施の形態を以下チヤートおよ
び図面により説明する。
【0012】この発明に係るシステムは、浸漬装置5、
食器・食器篭自動移送装置6、食器自動分離装置7、洗
浄装置8、食器自動整理装置9、および食器・食器篭自
動移送装置10とよりなる。図1は、この発明に係るシ
ステムのの装置の配置説明図であり、第2図は、システ
ムの工程チヤート図である。
【0013】先ず使用済の食器19が食器篭20に収納
されて搬送コンベアに運ばれて、または人手で、浸漬装
置5に投入され浸漬済の食器および食器篭が浸漬装置5
より搬出される。
【0014】次いで、食器・食器篭自動移送装置6の食
器・食器篭自動分離移載装置11(以下装置11と言
う)で、食器19と食器篭20とに分離され、食器19
は食器自動分離装置7により1個づつに分離されて洗浄
装置8の食器搬送コンベア13に送られ、食器篭20
は、洗浄装置8に設けられた食器篭受取装置12により
洗浄装置8の食器篭搬送コンベア14に送られる。
【0015】食器19および食器篭20は、食器搬送コ
ンベア13および食器篭搬送コンベア14で搬送されて
洗浄装置8内を洗浄されながら通過する。
【0016】洗浄装置8から出て来た洗浄済の食器19
は、食器自動整理装置9で所定数のものが積段状態に重
ねられ、押し上げられると食器自動整理装置9の作動が
止まる。
【0017】洗浄装置8から出て来た洗浄済の食器篭2
0は食器・食器篭自動移送装置10の搬送コンベア16
により送られて、リフターコンベア17上に受け止めら
れ降下して待機する。
【0018】前記押し上げられた積段状態の食器19
を、食器自動移載装置15(以下装置15と言う)装置
が取り上げ、装置15は、その状態でリフターコンベア
17上へ移動し、リフターコンベア17上に待機してい
る洗浄済の空の食器篭20に食器19を入れて離す。
【0019】次いでリフターコンベア17が降下し、リ
フターコンベア17のコンベアが回転して、そのコンベ
ア上の洗浄済の食器19を収納した食器篭20を、食器
・食器篭自動移送装置10の搬送コンベア18に移し、
搬出する。
【0020】上記工程の流れは制御装置(図示せず)に
より制御される。
【0021】浸漬装置5は、水槽内を搬送コンベアが回
転し、その上に使用済の食器19を横に重ねて収納した
食器篭20を載置して浸漬搬送する。
【0022】浸漬装置5の食器篭投入部に1対の傾斜平
行バー21と、搬送コンベア5aの上方に位置し、搬送
コンベア5aと平行な乗り移りバー22を設け、投入さ
れた食器篭の先端部が傾斜平行バー21と乗り移りバー
22との接点部で食器篭20を待機させる。
【0023】搬送コンベア5aには、食器篭20に対応
する所定の間隔にアタッチメント5bを配設し、このア
タッチメント5bが前記待機中の食器篭20に係止して
食器篭20を搬送コンベア5aの回転とともに移行させ
る。
【0024】浸漬装置5の搬送コンベア5aの終端部
に、回動可能なエンドストッパー23と、その回動位置
を検出するセンサー23aを設け、食器19を収納して
浸漬された食器篭20が浸漬装置終端に到着した時、食
器篭20の先端部とエンドストッパー23が接触して、
エンドストッパー23が回動し、その回動位置をセンサ
ーが検出して、その検出信号により浸漬装置5の搬送コ
ンベア5aが停止し、食器篭20は所定の位置で停止す
る。食器篭20の停止位置は、装置11の食器19のつ
かみ位置に一致している。
【0025】装置11は、浸漬装置5と食器自動分離装
置7との間に位置している。
【0026】装置11は、浸漬を完了した積段状態の食
器19を食器篭20より取り出し、積段状態の食器19
を自動分離装置7に供給し、空になった食器篭20を洗
浄装置8の食器篭受取装置12に供給する装置である。
【0027】装置11は、積段状態の食器19の外周を
押圧挟持するチャッキング部24と、チャッキング部2
4を掴み位置に移動させ、チャッキングした食器19を
食器篭20より取り出して自動分離装置7に投入するた
めに回転移動させ、チャッキングした空の食器篭20を
洗浄装置8の食器篭搬送コンベア14の入口部に対向し
て設けた食器篭受取装置12に受け渡す位置まで移動さ
せる直働アーム部25と、食器19および食器篭20の
投入姿勢(角度)および受け渡し姿勢を確定するための
アーム回動部26より構成され、1つのチャッキングア
ームで、所定数の積段状態の食器19と1つの空の食器
篭20を順次チャッキングして、食器19の食器自動分
離装置7への投入と、食器篭20の洗浄装置8の食器篭
受取装置12への受け渡し作業を可能にするものであ
る。
【0028】チャッキング部24は、平行に配設した2
枚のチャッキングプレート27、27を直働アーム部2
5に取り付け、シリンダー28によりチャッキングプレ
ート27、27間隔の拡大、縮小を可能とし、間隔を狭
めてチャッキングプレート27、27で積段状態の食器
19を挟持し、食器篭20にチャッキングプレート2
7、27を挿入してその間隔を拡げてチャッキングプレ
ート27、27の外面を食器篭20の側壁または側枠に
押圧させて食器篭20を保持することを可能とする
【0029】チャッキングプレート27、27には、食
器19および食器篭20の保持を確実にするために、チ
ャッキングプレート27、27に立直して固定され、食
器篭20に収納された食器19 の最前部および最後部
断面方向に接触する補助ガイド29と、チャッキングプ
レート27、27の内外面の、食器19および食器篭2
0に接触する面に、ゴム系よりなる保持プレート30を
設けるのが好ましい。
【0030】以上の構成により、積段状態の食器19の
チャッキングおよび受渡しと、食器篭20のチャッキン
グと受け渡しの作業が1つのチャッキング部24により
可能となる。チャッキング部24を複数並べて設けれ
ば、複数列の作業を同時に行うことができる。
【0031】直動アーム部25は、駆動モータと、モー
タの回転を読み取るロータリーエンコーダ等の検出器を
直結させて制御系と連動させることにより、チャッキン
グアームの進退停止運動が可能になり、アーム回動部2
6には、電磁クラッチブレーキとモータとロータリーエ
ンコーダー等の検出器を連結させて制御系に連動させ、
チャッキングアームの回転角度の制御を容易にする。
【0032】洗浄装置8の入口上部で、食器篭搬送コン
ベア14の入口先端部に対向して、食器篭受取装置12
を設ける。
【0033】食器篭受取装置12は、図8に示すよう
に、2個のL字状プレート31を、それらの水平部分を
対向させ、垂直部分を平行とし、その平行の垂直部分の
間隔をシリンダーで拡大、収縮可能とし、かつ、2個の
L字状プレート31を回転手段32aに連結し、回転し
てL字状プレート31、31の先端を斜め下向きと斜め
上向きに姿勢を切り換えることを可能とし、回転して斜
め上向きとした際に、L字状プレート31、31は傾斜
し、その下端がシュート32の上端部上方に位置する。
【0034】図5に示すC1〜C6は、チャッキング部
24の作動位置の移動状態を示すもので、C1は、直動
アーム部25を縮めて待機姿勢の状態であり、C2は、
直動アーム部25を伸ばして浸漬装置5より送られて来
た食器篭20の中の浸漬済の食器19を挟持した状態で
あり、C3は、直動アーム部25を縮めた後回転して食
器自動分離装置7の回転杆36に対向指せた状態であ
り、C4は、C3の位置で直動アーム部25を伸ばして
挟持した積段状態の食器19を回転杆36の前に運んだ
状態であり、C5は、C4の位置で積段状態の食器19
を離し、C3→C1→C2の位置に戻り、空の食器篭2
0にチャッキングプレート27、27を挿入し、その間
隔を拡げて食器篭20を保持し、再びC1→C3の位置
を経て洗浄装置8の食器篭受取装置12の2個のL字状
プレート31に対向する位置まで回転した状態であり、
C6は、C5の状態で直働アーム25を伸ばして食器篭
20をL字状プレート31の位置に押した状態を示す。
C6の状態で、L字状プレート31、31の間隔を狭め
て、L字状プレート31、31で食器篭20を保持し、
チャッキングプレート27、27の間隔を狭めて食器篭
20を離し、チャッキングプレート27、27を食器篭
20より抜く。L字状プレート31、31を回転してそ
の間隔を拡げて食器篭20を離す。食器篭20はシュー
ト40を滑り洗浄装置8の食器篭搬送コンベア14上に
落下する。
【0035】洗浄装置8は、従来のシャワー式連続洗浄
方式のものを用いるが、それに限定するものでなく、他
の方式のものでもよい。
【0036】自動食器分離装置7は、従来から公知の回
転杆に設けた分離部材で積段食器を分離する装置である
が、出願人が考案した実用新案登録第3023714号
の装置を使用するのが好ましい。
【0037】その装置は、図9に示すもので、一部除去
部を有するフランジよりなる分離爪33と、分離爪33
の除去部に対応し、分離爪33により分離した食器19
の端縁を支持する、一部除去部を有するフランジよりな
る支持部34とよりなる分離部材35を下部に設けた回
転杆36を2本と、その2本の回転杆36の間隔中心点
方向へスライドとその任意の位置で固定を可能とするア
ジャスト台37と、分離部材35の下方に、傾斜するガ
イド板38と、ガイド板38の下端下方にコンベア39
を設けたものである。
【0038】この装置は、装置11のチャッキング部2
4で回転杆36、36の前に運ばれた浸漬済の積段状態
の食器19を1つづつ分離部材35で分離して落下さ
せ、ガイド板38でコンベア39上へ、または、直接洗
浄装置8の食器搬送コンベア13に移す。分離された食
器19は、洗浄装置8により洗浄される。
【0039】食器自動整理装置9は、洗浄装置8の食器
搬送コンベア13により搬出されて来た洗浄済の食器1
9を所定数積み重ねる装置であれば、公知のいずれの装
置であってもよいが、出願人が考案した実用新案登録第
2083119号の装置を使用するのが好ましい。
【0040】その食器自動整理装置9は、洗浄装置8の
食器搬送コンベア13の回転方向先端に対向して設けた
シュート40の下端に、斜め上方に傾斜させた樋形状の
案内部材41と、反復運動して、シュート40から案内
部材41に落下した食器19を起立状態で押す押出部材
42と、押出部材42が食器19を1個づつ反復して押
すことと、所定数溜まり重ねられた食器19を更に一度
に押し上げることを可能とする押出部材42の駆動部4
3とよりなる。
【0041】案内部材41には、食器19がシュート4
0より落下する位置よりやや上方に、食器19が案内部
材41の下方から上方へ移動することのみ可能とし、案
内部材41の表面から出没自在の突部44と、それより
上方に、押出部材42が所定数の溜まった食器19を一
度に押し上げた際に、それら食器19が案内部材41の
下方から上方へ移動することのみ可能とし、案内部材4
1の表面から出没自在の突部45とを設ける。押出部材
42が食器19を1つづつ押し上げると、食器19は順
次突部44を通過して案内部材41の下方から上方へ移
動し、所定数の食器19が溜まると、押出部材42がそ
れら食器19を一度に押し上げて突起45を通過させ
る。突起44および45は押し上げられた食器19の滑
り落ちを阻止する。
【0042】上記装置で押出部材42が積段状態の食器
19を押し上げた際に、押出部材42が一時停止し、チ
ャッキング部24が食器19を掴んだ後に、押出部材4
2が下がるようにするのが好ましい。
【0043】食器・食器篭自動移送装置10は、装置1
5とリフターコンベア17と2つの搬送コンベア16、
18とよりなる。
【0044】装置15は、洗浄装置8で洗浄され、食器
自動整理装置9の案内部材41上で積段状態に整理され
た食器19を、リフターコンベア17上で待機する洗浄
済の食器篭20まで移動させ、それら食器19を食器篭
20にいれる装置である。
【0045】装置15は、食器自動整理装置9の案内部
材41上で積段状態に整理された食器19の整理方向と
直角方向に進退運動が可能な、装置11のチャッキング
部24と同じ構成のチャッキング部24を有し、平行の
チャッキングプレート27、27のアーム部46が回転
手段47に連結しており、アーム部46が回転手段47
により回転してチャッキングプレート27、27が前記
食器自動整理装置9の傾斜した案内部材41と平行とな
り、案内部材41上で積段状態に整理された食器19の
両側へ移動し、それら食器19をつかみ、チャッキング
部24が回転手段47で回転されて水平となり、移動手
段、例えばロットレスシリンダー48、または、公知の
一般のシリンダーとガイドよりなる移動手段で、横に移
行して、受け渡し位置、すなわち、後述のリフトコンベ
ア17上で待機する食器篭20の上方へ水平移行を可能
としている。
【0046】装置15のチャッキング部24のチャッキ
ング姿勢は、食器自動整理装置9の案内部材41の傾斜
角度に一致しておれば、安定して食器19をつかむこと
ができる。それ故に、装置15に使用した複数の角度を
制御する回転手段は不要であり、案内部材41に一致し
た角度と移行角度(水平)でチャッキング部24を保持
すればよい。
【0047】搬送コンベア16は、洗浄装置8の食器篭
搬送コンベア14の終端部に対向して設けられ、リフタ
ーコンベア17は、食器自動整理装置9の隣で、装置1
5チャッキング部24の移行先終端のレール間を昇降で
きる位置に配置され、食器篭20の投入位置(上限)、
すなわち上面が前記食器篭搬送コンベア16より食器篭
20を受けとる位置と、食器受取り位置(中間)、すな
わ降下して装置15のチャッキング部24の移行終端で
食器19を食器篭20内に受取る位置と、食器・食器篭
搬出位置、すなわち、更に降下してもう1つの搬送コン
ベア18と対向させた位置、すなわち、搬出位置と、の
間を昇降・停止可能とする。
【0048】リフターコンベア17は、上限位置で洗浄
済の食器篭20を受け取り、搬出位置に下降して待機す
る。積段状態の食器19が装置15のチャッキング部2
4で運ばれて、チャッキング部24が保持している積段
状態の食器19をリフトコンベア17の食器受取り位置
まで運び、リフターコンベア17が上昇して中間位置で
止まる。このリフターコンベア17の上昇により、リフ
ターコンベア17上で待機している洗浄済の食器篭20
にチャッキング部24が入り、チャッキングを解除し食
器19を離す。リフターコンベア17は下限位置に降下
し、リフターに搭載したコンベアを作動させて食器19
を収納した食器篭20を搬送コンベア18に移し、搬送
コンベア18で搬出する。
【0049】食器篭20は、装置11および15のチャ
ッキングプレート27、27および食器篭受取り装置1
1のL字状プレート25により保持が容易で、チャッキ
ング部24により積段状態の食器19を食器篭20より
出し入れするのが容易確実で食器自動整理装置9で整理
する所定数の食器を確実に収納する構造とする。
【0050】すなわち、食器篭20は、線材で構成さ
れ、食器19の外周より内側で食器19の中心部より下
部を保持する一対または二対の水平の食器支持部材49
と、該食器支持部材49に立直して収納する食器19の
内面最後部または開口縁と接触して食器19をほぼ直立
姿勢で保持するための食器19の収納姿勢および収納枚
数確定部材50と、食器支持部材49に立直して固定さ
れた部材51に、食器19の出し入れを容易にするため
に、所定角度に回動可能に設けた食器収納位置確定部材
52により構成される。収納姿勢および収納枚数確定部
材50は、バネと係止部材(図示省略)で取り付け位置
を可変にすることで、収納枚数の変更を可能とする。
【0051】食器収納位置確定部材52は、L字状の2
つの線材がL字の水平線の部分が平行であって、その先
端で食器支持部材49に直立固定された部材51に、食
器の出し入れにより食器の押圧で回動可能に係止され、
2つのL字の垂直部分がその先端でつながりアーチ状を
なす。
【0052】所定数の食器19が食器支持部材49に載
置されて食器篭20に収納されたときに、食器収納位置
確定部材51のアーチ部に最端の食器19の糸尻が入
り、該アーチ部が食器19を収納姿勢および収納枚数確
定部材50の方向へ押して、食器収納位置確定部材52
と収納姿勢および収納枚数確定部材50とで積段状態の
食器19を安定させる。食器収納位置確定部材52が所
定角度に回動可能であるので、食器篭20に収納した食
器16を装置11および15のチャッキング部24で取
り出すのを容易にする。
【0053】装置11および15のチャッキングプレー
ト27、27を食器篭20に挿入して、その間隔を狭め
て積段状態の食器19を掴み、その間隔を広げて食器篭
20を保持するために、食器篭20に収納した積段状態
の食器19の側方と食器篭20の側方枠との間隔は約3
cm以上あるようにする。そのために、洗浄しようとす
る食器19の大きさに適合した食器篭20を選ぶ。
【0054】前記浸漬装置5と洗浄装置8の代わりに、
食器搬送コンベア13と食器篭搬送コンベア14を備
え、浸漬・洗浄の両機能を備えた装置を使用してもよ
い。その場合には、浸漬・洗浄工程前に、食器・食器篭
自動移送装置6と食器自動分離装置7を配置する。
【0055】食器・食器篭自動分離移載装置、食器篭受
取装置12、食器自動移載装置15は、この発明に係る
システムでの使用以外に、それぞれ個別の装置として、
他の装置と共に使用することができる。
【0056】
【発明の効果】この発明に係る全自動食器洗浄システム
は、使用済の食器を食器篭に入れて浸漬し、食器と食器
篭に分離して洗浄し、洗浄した食器を再び洗浄した食器
篭にいれて搬出する一連の工程を、全く人手を必要とせ
ずに完全自動化し、衛生管理上も特別な配慮を必要とし
ない。
【0057】この発明に係る食器・食器篭自動分離移載
装置は、完全自動的に、浸漬した食器を食器篭より取り
出して食器自動分離装置に送り、空の食器篭を浸漬装置
の食器受取装置に送るので、全く人手を必要とせず、衛
生管理上も特別な配慮を必要としない。
【0058】この発明に係る食器篭受取装置は、空の食
器篭を受け取り、他の装置に移送するのを容易にする。
【0059】この発明に係る食器自動移載装置、完全自
動的に、洗浄され食器自動整理装置で積段状態に整理さ
れた食器を挟持し、リフターコンベア上で待機している
食器篭の上方へ移行した後、空の食器篭に食器を収納さ
せることができ、全く人手を必要とせず、衛生管理上も
特別な配慮を必要としない。
【0060】この発明に係る食器篭は、収納した食器を
食器・食器篭自動移載装置で取り出し、洗浄した食器を
食器自動移載装置により収納するのを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】全自動食器洗浄システムの装置の配置説明図で
ある。
【図2】システムの工程のチャート図である。
【図3】浸漬装置から搬出された食器篭の状態の説明図
である。
【図4】浸漬装置から搬出された食器篭がエンドストッ
パーが当接した状態の説明図である。
【図5】食器・食器篭自動分離移載装置の作動説明図で
ある。
【図6】食器・食器篭自動分離移載装置の要部説明図で
ある。
【図7】食器・食器篭自動分離移載装置のチャッキング
部の説明図である。
【図8】食器篭受取装置の、(A)は平面図、(B)は
正面図、(C)は側面図である。
【図9】食器自動分離装置の説明図である。
【図10】食器自動整理装置の要部説明図である。
【図11】食器自動移載装置とリフターコンベアの説明
図である。
【図12】食器篭に食器を収納した状態の、(A)は正
面図、(B)は側面図である。
【図13】食器篭より収納した食器を取り出す最の食器
篭の(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図14】従来の食器洗浄システムの装置の配置の、
(A)は平面説明図、(B)は側面説明図である。
【符号の説明】
1 浸漬装置 2 洗浄装置 3 食器自動分離装置 4 食器自動整理装置 5 浸漬装置 5a 搬送コンベア 5b アタッチメント 6 食器・食器篭自動移送装置 7 食器自動分離装置 8 洗浄装置 9 食器自動整理装置 10 食器・食器篭自動移送装置 11 食器・食器篭自動分離移載装置 12 食器篭受取装置 13 食器搬送コンベア 14 食器篭搬送コンベア 15 食器自動移載装置 16 搬送コンベア 17 リフターコンベア 18 搬送コンベア 19 食器 20 食器篭 21 傾斜平行バー 22 乗り移りバー 23 エンドストッパー 24 チャッキング部 25 直動アーム部 26 アーム回動部 27 チャッキングプレート 28 シリンダー 29 補助ガイド 30 補助プレート 31 L字状プレート 32 回転手段 33 分離爪 34 支持部 35 分離部材 36 回転扞 37 アジャスト台 38 ガイド板 39 コンベア 40 シュート 41 案内部材 42 押出部材 43 駆動部材 45 突部 46 突部 46 アーム部 47 回転手段 48 ロットレスシリンダー 49 食器支持部材 50 収納姿勢および収納枚数確定部材 51 部材 52 食器収納位置確定部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材で構成され、所定数の食器を直
    立姿勢で水平方向に積段状態で収納するすることのでき
    る食器篭と, 所定数の使用済食器を直立して横に積段して収納し
    た前記食器篭を搬送し、定位置で停止させることのでき
    るコンベアを備え、順次浸漬して搬出する浸漬装置と, 前記浸漬装置で浸漬された食器収納の食器篭から食
    器を取り出し、食器と食器篭を分離移載する食器・食器
    篭自動分離移載装置と、該食器・食器篭自動分離移載装
    置より送られた空の食器篭を受け取り移送する食器篭受
    取装置とよりなる食器・食器篭自動移送装置と, 前記食器・食器篭自動分離移載装置より送られた積
    段状態の食器を1個づつ自動分離して送る食器自動分離
    装置と, 前記食器自動分離装置により分離されて送られた食
    器の搬送コンベアと、前記食器篭受取装置で送られた食
    器篭の搬送コンベアとを内蔵する洗浄装置と, 前記洗浄装置で洗浄された食器の所定を積段状態に
    整理する食器自動整理装置と, 前記洗浄装置の食器篭搬送コンベアで送られた洗浄
    済の食器篭を受け取り搬送するコンベアと、該搬送コン
    ベアより食器篭を受け取り待機させるコンベアと、前記
    食器自動整理装置で積段状態に整理された所定数の食器
    を前記待機中の食器篭に入れる食器自動移載装置と、該
    食器を入れた食器篭を搬送搬出する搬送コンベアと、よ
    りなる食器・食器篭自動移送装置と,よりなる全自動食
    器洗浄システム。
  2. 【請求項2】 線材で構成され、所定数の食器を直
    立姿勢で水平方向に積段状態で収納するすることのでき
    る食器篭と, 使用済の食器を収納した食器篭から食器を取り出
    し、食器と食器篭を分離移載する食器・食器篭自動分離
    移載装置と、該食器・食器篭自動分離移載装置より送ら
    れた空の食器篭を受け取り移送する食器篭受取装置とよ
    りなる食器・食器篭自動移送装置と, 前記食器・食器篭自動分離移載装置より送られた積
    段状態の食器を1個づつ自動分離して送る食器自動分離
    装置と, 前記食器自動分離装置により分離されて送られた食
    器の搬送コンベアと、前記食器篭受取装置で送られた食
    器篭の搬送コンベアとを内蔵する浸漬・洗浄装置と, 前記浸漬・洗浄装置で洗浄された食器の所定を積段
    状態に整理する食器自動整理装置と, 前記洗浄装置の食器篭搬送コンベアで送られた洗浄
    済の食器篭を受け取り搬送するコンベアと、該搬送コン
    ベアより食器篭を受け取り待機させるコンベアと、前記
    食器自動整理装置で積段状態に整理された所定数の食器
    を前記待機中の食器篭に入れる食器自動移載装置と、該
    食器を入れた食器篭を搬送搬出する搬送コンベアと、よ
    りなる食器・食器篭自動移送装置と,よりなる全自動食
    器洗浄システム。
  3. 【請求項3】 間隔を拡大、縮小可能な2枚の対向した
    チャッキングプレートを有するチャッキング部を、伸縮
    可能なアームを備えた直動アーム部に連結し、該直動ア
    ーム部を回動して所定の角度に変更可能な回動部に連結
    してなり,食器を横に積段して収納した食器篭の上方よ
    り前記アームを伸ばして食器と食器篭の側面との間にチ
    ャッキングプレートを挿入し、チャッキングプレートの
    間隔を狭めて所定数の積段した食器を挟持し、アームを
    縮めて食器を取り出し、回動部により直動アーム部を回
    動させて挟持した食器を食器自動分離装置に対向させ、
    アームを伸ばし、2枚の対向させたチャッキングプレー
    トの間隔を拡げて挟持した食器を放し、挟持した食器を
    食器自動分離装置に移し、アームを縮めて回動して直動
    アーム部を残った空の食器篭の上方に位置させ、アーム
    を伸ばしてチャッキングプレートを食器篭に挿入し、チ
    ャッキングプレートの間隔を拡げてチャッキングプレー
    トで食器篭の側部を押し圧して食器篭を保持し、アーム
    を縮めてアーム部を回動させてアーム部を食器篭受取装
    置に対向させ、アームを伸ばし、2枚の対向させたチャ
    ッキングプレートの間隔を狭めて保持した食器篭を放
    し、保持した食器篭を食器篭受け取り装置に移すことを
    可能とする、食器・食器篭自動分離移載装置。
  4. 【請求項4】 2個のL字状プレートを、それらの水平
    部分を対向させ、垂直部分を平行とし、その平行の垂直
    部分の間隔をシリンダーで拡大、収縮可能とし、かつ、
    2個のL字状プレートを回転手段に連結し、回転してL
    字状プレートの先端を斜め下向きと斜め上向きに姿勢を
    切り換えることを可能とし、回転して斜め上向きとした
    際に、L字状プレートは傾斜し、その下端がシュートの
    上端部上方に位置してなり、2個のL字状プレートの先
    端を下向きとし、食器・食器篭自動分離移載装置により
    送られて来た食器篭を2個のL字状プレートの平行の垂
    直部分の間隔を狭めて保持し、回動して先端を上向きに
    し、2個のL字状プレートの平行の垂直部分の間隔を拡
    げて食器篭を放し、シュートで食器篭を移送することを
    可能とする食器篭受取装置。
  5. 【請求項5】 洗浄済の食器篭を受け取り待機させるリ
    フターコンベアと,間隔を拡大、縮小可能な2枚の対向
    したチャッキングプレートを有するチャッキング部のア
    ームを回動手段に連結して、該チャッキング部を回動し
    て食器自動整理装置において積段状態に整理した食器の
    整理方向と水平方向選択可能とし、前記チャッキング部
    を回動して食器自動整理装置において積段状態に整理し
    た食器の方向に向け、前記2枚の対向したチャッキング
    プレートで積段状態の食器を挟持し、前記チャッキング
    部を水平にし、前記リフターコンベア上で待機する食器
    篭の上方へ移行させる手段を設け、前記待機する食器篭
    の上方へ移行させた後、リフターコンベアを上昇させる
    ことにより、チャッキングプレートを食器篭に挿入し、
    チャッキングプレートの間隔を拡げて挟持する食器を放
    し、リフターコンベアを下降させることにより、チャッ
    キングプレートを食器篭より抜き取ることを可能とする
    食器自動移載装置と,前記の食器を収納した食器篭を搬
    送搬出するコンベアと,よりなる食器・食器篭自動移送
    装置
  6. 【請求項6】 線材で構成され、水平方向に積段状態で
    収納する所定数の食器の最前部の食器の外周の中心部よ
    り下方を支持する1対の食器支持部材と、該食器支持部
    材に直立して固定され、収納する所定数の食器の最後部
    の食器の内面または開口縁に接触して、収納する食器を
    直立姿勢で保持するための食器収納の姿勢および枚数の
    確定部材と、前記食器支持部材に直立して固定された部
    材に、食器の出し入れにより食器の押圧で回動可能にし
    て係止された、食器の収納位置確定部材とを設けてなる
    食器篭。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101528368B1 (ko) * 2013-10-16 2015-06-11 동건화학 주식회사 살균 및 건조기능을 갖는 식기 자동 공급장치
JP2019112225A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社中西製作所 食器の分離放出方法、食器の分離放出装置、食器洗浄システム、食器の洗浄方法
JP2021000157A (ja) * 2019-06-19 2021-01-07 株式会社中西製作所 食器の浸漬方法および洗浄方法、並びに食器の浸漬装置、食器洗浄システム
CN112315396A (zh) * 2020-02-17 2021-02-05 昆山亨少食品机械有限公司 一种智能厨房的清洗系统
JP2021126330A (ja) * 2020-02-13 2021-09-02 日清医療食品株式会社 食器洗浄補助装置

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