JP2954802B2 - 食器洗浄機用ラック搬送装置 - Google Patents

食器洗浄機用ラック搬送装置

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JP2954802B2
JP2954802B2 JP1200393A JP1200393A JP2954802B2 JP 2954802 B2 JP2954802 B2 JP 2954802B2 JP 1200393 A JP1200393 A JP 1200393A JP 1200393 A JP1200393 A JP 1200393A JP 2954802 B2 JP2954802 B2 JP 2954802B2
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淳一 相原
武 府川
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YOKOKAWA DENSHI KIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主洗浄行程とすすぎ
行程とを有する食器洗浄機に係り、特に、食器を搬入、
搬出するためのラックを搬送する食器洗浄機用ラック搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器の搬送から洗浄行程、す
すぎ行程までを自動で行う食器洗浄機が知られている。
この食器洗浄機は、洗浄機内に設置された汚れた食器
に、ポンプより加圧された洗浄液およびすすぎ水を順次
噴射して上記食器を洗浄するものである。
【0003】従来の食器洗浄機の例を図3に示す。食器
洗浄機1は、箱状をなし、その中央部には洗浄室2が形
成されている。また、洗浄室2は上下に分割され、その
上部は背面に沿って上下動可能な蓋3となっている。一
方、洗浄室2下部の上端には食器4を搭載するラック5
が設置可能とされ、その前後端には、ラック5の設置位
置を規定するためのガイドレール6が設けられている。
【0004】食器洗浄機1の側方には、それぞれテーブ
ル7、8がその側面を食器洗浄機1の側面と平行かつ密
着させた状態で設置されている。これらテーブル7、8
のうち、特に図3に示す左側のテーブル7には使用済み
の食器4を一時的に貯留する水槽9が形成され、水槽9
の上端にはラック5が設置可能となっている。また、テ
ーブル7、8の前後方向の幅および上端の高さはいずれ
も洗浄室2下部と同一とされている。
【0005】この食器洗浄機1におけるラック搬送装置
は図4に示すような構造とされている。搬入側(シン
ク)より食器が積載されたラック5を搬送ローラ10上
に置くと、自動的にテーブル7上を移動し、洗浄室2内
に入る。洗浄室2内には、チェーン13,14が設けら
れており、ラック5の底部が搬送チェーン13,14の
フック13a,14aに引掛かり、所定の位置まで搬送
され、図示しないラックセンサにより検知されて洗浄室
内で停止する。なお、上記搬送チェーン13,14は、
洗浄機下部に設けられたモータ15よって駆動される。
ラック5が所定の位置に停止すると、蓋3が自動的に閉
じて、洗浄が開始される。そして、洗浄が終了すると、
蓋3が自動的に開いて、洗浄室内のラック5は、再び、
搬送チェーン13,14により搬出側(クリーン)へ移
動する。テーブル8上に搬出されたラック5は、搬送ロ
ーラ16によって完全に洗浄室内より引出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した食
器洗浄機では、特に、搬送ローラ10,16のゴムが洗
浄液や、ラック5との摩擦によって劣化しやすい。従来
の食器洗浄機では、搬送ローラ10,16の全面がゴム
によって覆われているため、一部のゴムが劣化しただけ
で、搬送ローラそのものを交換する必要がある。また、
該搬送ローラ10,16は、該内部に設けられたモータ
によって駆動されるようになっているため、上記理由に
よる交換は、コストアップにつながるという問題が生じ
る。
【0007】また、洗浄室内においては、ラック5は、
搬送チェーン13,14によって駆動されるようになっ
ている。しかしながら、チェーンを用いた方式では、時
間の経過とともに搬送チェーン13,14が伸びるた
め、スポロケット(歯車)からはずれやすく、駆動力の
伝達系統に係る故障が頻繁に発生するという問題を生じ
る。また、モータ15の動力伝達にもチェーンが用いら
れており、同様の問題を生じる。
【0008】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、駆動力の伝達系統に係る故障発生を低減でき、
また、ラックを搬送する搬送ローラの交換等のメンテナ
ンスが容易で、かつ、交換時の費用が低減できる食器洗
浄機用ラック搬送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、食器が積載された
ラックを洗浄室に対して搬入および搬出する食器洗浄機
用ラック搬送装置において、前記洗浄室の搬入側に設け
られ、前記ラックを搬入側から前記洗浄室の内部へ搬入
する第1の搬送ローラと、前記洗浄室の内部に設けら
れ、前記第1の搬送ローラによって搬入された前記ラッ
クを所定の位置まで搬送する第2の搬送ローラと、前記
洗浄室の内部に設けられ、前記ラックを所定の位置から
前記洗浄室の外部へ搬出する第3の搬送ローラと、前記
洗浄室の搬出側に設けられ、前記第3の搬送ローラによ
って搬出されるラックを前記洗浄室から完全に引出す第
4の搬送ローラと、前記第1、第2、第3および第4の
搬送ローラとは別途に、かつ、各々に対応して設けら
れ、各々をダイレクト駆動する複数のモータとを具備す
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の食器洗浄機用ラック搬送装置において、前記第
1、第2、第3、第4の搬送ローラは、前記ラックの底
部端が当る部分にのみゴム部材を具備することを特徴と
する。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、まず、ラック
は、第1の搬送ローラによって洗浄室の内部へ搬入され
る。洗浄室の内部では、第2の搬送ローラによって、所
定の位置まで搬送される。洗浄後、ラックは、第3の搬
送ローラによって上記所定の位置から洗浄室の外部へ搬
出され、さらに、第4の搬送ローラによって、洗浄室か
ら完全に引出される。この一連の作業において、上記第
1、第2、第3および第4の搬送ローラは、各々に対応
して別途に設けられたモータによってダイレクト駆動さ
れる。また、請求項2記載の発明によれば、ラックは、
該ラックの底部端が当る部分にのみゴム部材を備えた第
1、第2、第3、第4の搬送ローラによって搬送され
る。
【0012】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。なお、この図において、図3および図
4と同一の構成要素には同一符号を付けて説明を省略す
る。20,21は、各々、テーブル7,8に設けられた
搬送ローラであり、外部に配設されたモータM1,M2
によりダイレクト駆動され、ラック5を矢印Bの方向に
搬送する。これら搬送ローラ20,21には、ラック5
のエッジ部が当る端部にのみゴム20a,20bおよび
21a,21bが設けられている。また、テーブル7の
側部にはラックセンサS1が設けられており、テーブル
8の側部にはラックセンサS2が設けられている。
【0013】洗浄室2内には、上記搬送ローラ20,2
1と同様の構造からなる搬送ローラ22,23と補助ロ
ーラ24a,24b,25a,25b,26a,26b
が設けられている。上記搬送ローラ22,23も同様
に、ラック5のエッジ部が当る端部にのみゴム22a,
22bおよび23a,23bが設けられているととも
に、外部に設けられたモータM3,M4によりダイレク
ト駆動されるようになっている。また、補助ローラ24
a,24b,25a,25b,26a,26bは、ラッ
ク5の搬送方向に対して回転自在に、それぞれ搬送路の
側面に設けられている。さらに、ガイドレール6には、
ラックセンサS3が設けられており、ラック5が所定の
位置に到達した旨を検知するようになっている。
【0014】図2(a)は上記洗浄室内のおける搬送路
の上面図であり、同図(b)は補助線C−C’における
一部断面図である。これらの図において、搬送ローラ2
2,23の一端と、該搬送ローラをダイレクト駆動する
モータM3,M4とは、各々、かさ歯車30,31によ
って接続されている。
【0015】上述した構成によれば、搬入側(シンク)
より食器が積載されたラック5を搬送ローラ20上に置
くと、ラックセンサS1がラック5を検出し、モータM
1,M3を起動する。これによって、搬送ローラ20が
回転し、ラック5はテーブル7上を移動し、洗浄室2内
に入る。洗浄室2内では、上記モータM3の起動によっ
て搬送ローラ22が回転しているため、ラック5は、ラ
ックセンサS3により検知されるまで、補助ローラ24
a,24b,25a,25b,26a,26bに支持さ
れながら、搬送ローラ22よって搬送される。そして、
ラック5が所定の位置まで移動し、ラックセンサS3に
よって検出されると、モータM3が停止する。この結
果、ラック5は、上記所定の位置に停止する。その後、
蓋3が閉じて、洗浄が開始される。そして、洗浄が終了
すると、蓋3が開き、モータM4が起動される。洗浄室
内のラック5は、搬送ローラ23により搬出側(クリー
ン)へ移動する。そして、テーブル8において、ラック
5がラックセンサS2によって検出されると、モータM
2が起動し、テーブル8上に搬出されたラック5は、搬
送ローラ21によって完全に洗浄室内より引出される。
なお、このような一連の動作はシーケンス制御等によっ
て行なわれる。
【0016】また、長時間の使用において、搬送ローラ
20,21等に設けられたゴム20a,20bもしくは
ゴム21a,21bが劣化した場合には、搬送ローラ2
0,21のみを交換すればよい。この時、本実施例によ
るラック搬送装置では、搬送ローラ20,21は、それ
らをダイレクト駆動するモータM1,M2に対して、か
さ歯車30,31によって接続されているだけなので容
易に交換できる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、ラックが、第1、第2、第3および第4
の搬送ローラによって搬送される際に、これら第1、第
2、第3および第4の搬送ローラを、各々に対応して別
途に設けられたモータによってダイレクト駆動するよう
にしたため、駆動力の伝達系統に係る故障発生を低減で
きるという利点が得られる。また、ラックを搬送する搬
送ローラの交換等のメンテナンスが容易で、かつ、交換
時の費用が低減できるという利点が得られる。また、請
求項2記載の発明によれば、第1、第2、第3、第4の
搬送ローラは、ラックの底部端が当る部分にのみゴム部
材を備えるようにしたため、ラックを搬送する搬送ロー
ラの交換等のメンテナンスが容易で、かつ、交換時の費
用が低減できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるラック搬送装置の構
造を示す斜視図である。
【図2】(a)は同実施例の食器洗浄機における洗浄室
の上面図であり、(b)は同図(a)に示す補助線C−
C’における一部断面図である。
【図3】食器洗浄機の全体を示す斜視図である。
【図4】従来の食器洗浄機におけるラック搬送装置の構
造を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 食器 5 ラック 2 洗浄室 20 搬送ローラ(第1の搬送ローラ) 21 搬送ローラ(第4の搬送ローラ) 22 搬送ローラ(第2の搬送ローラ) 23 搬送ローラ(第3の搬送ローラ) M1,M2,M3,M4 モータ(複数のモータ) 20a,20b,21a,21b,22a,22b,2
3a,23b ゴム(ゴム部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/24 B08B 3/02 B65G 39/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器が積載されたラックを洗浄室に対し
    て搬入および搬出する食器洗浄機用ラック搬送装置にお
    いて、 前記洗浄室の搬入側に設けられ、前記ラックを搬入側か
    ら前記洗浄室の内部へ搬入する第1の搬送ローラと、 前記洗浄室の内部に設けられ、前記第1の搬送ローラに
    よって搬入された前記ラックを所定の位置まで搬送する
    第2の搬送ローラと、 前記洗浄室の内部に設けられ、前記ラックを所定の位置
    から前記洗浄室の外部へ搬出する第3の搬送ローラと、 前記洗浄室の搬出側に設けられ、前記第3の搬送ローラ
    によって搬出されるラックを前記洗浄室から完全に引出
    す第4の搬送ローラと、 前記第1、第2、第3および第4の搬送ローラとは別途
    に、かつ、各々に対応して設けられ、各々をダイレクト
    駆動する複数のモータとを具備することを特徴とする食
    器洗浄機用ラック搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2、第3、第4の搬送ロー
    ラは、前記ラックの底部端が当る部分にのみゴム部材を
    具備することを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機用
    ラック搬送装置。
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