JP2527970B2 - 液状洗浄料 - Google Patents

液状洗浄料

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JP2527970B2
JP2527970B2 JP62174555A JP17455587A JP2527970B2 JP 2527970 B2 JP2527970 B2 JP 2527970B2 JP 62174555 A JP62174555 A JP 62174555A JP 17455587 A JP17455587 A JP 17455587A JP 2527970 B2 JP2527970 B2 JP 2527970B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液状油分と界面活性剤と低級アルコールを
配合することを特徴とする非乳化型液状洗浄料に関す
る。
[従来の技術] 非乳化型液状洗浄料は、油性ファンデーション等の油
性メーキャップの洗浄に極めて有効であり、流動性油
分、界面活性剤からなるものが主であった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の非乳化型液状洗浄料は、手のひ
らにとり、メーキャップ等とよく馴染ませてから洗い流
すタイプであるが、洗い流す時、水とw/oのゲルを作
り、洗い難いという次点があった。また、次のような欠
点もあった。
(1) 洗い流した後、後残り感があり、さっぱりしな
い。
(2) 使用中ぬるぬるして、さっぱりしない。
(3) 使用中肌が熱くなる。
本発明者らは、上記欠点の改善について研究した結
果、非乳化型液状洗浄料に低級アルコールを配合したな
らば、この欠点が解消することを見いだして、本発明を
完成した。
[問題を解決するための手段] 即ち本発明は、液状油分50〜98重量%と、HLBが5〜
8の親油性界面活性剤1〜30重量%と、低級アルコール
0.25〜49重量%とを配合することを特徴とする非乳化型
液状洗浄料である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明で用いられる基剤は、液状油分としては、25℃
で液状のもので、例えば、アボガド油、ツバキ油、ター
トル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク
油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、バーシッ
ク油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、
サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶
実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、
ホホバ油、胚芽油、トリオクタン酸グリセリン、トリイ
ソパルミチン酸グリセリン等の液状油脂、流動パラフィ
ン、スクワレン、スクワランプリスタン等の炭化水素、
オレイン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸、ラウリ
ルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルア
ルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、デカメチル
ポリシロキサン等のシリコーン油、ミリスチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシ
ル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチ
ン酸オクチルデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル等のエステル
類がある。界面活性剤は親油性のものが好ましく、HLB
が5〜8のもので、ポリオキシエチレン(以下POEと略
す。)セチルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステ
アリルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEオク
チルフェニルエーテル、POEラウリルエーテル、POEエキ
シルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POE
オクチルドデシルエーテル、POEデシルベンタデシルエ
ーテル、POEベヘニルエーテル、POEデシルテトラデシル
エーテル、POEコレステリルエーテル等のエーテル類、P
OEグリセリルモノイソステアレート、POEグリセリルト
リイソステアレート、POEグリセリルトロオレエート、P
OEグリセリルモノステアレート、POEグリセリルトリス
テアレート、POEトリメチロールプロパントリミリステ
ート、POEトリメチロールプロパントリイソステアレー
ト、POE硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ソルビタン、
モノオレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸グリ
セリン、モノステアリン酸グリセリン、PEGジラウレー
ト、PEGモノステアレート、PEGジステアレート、PEGモ
ノイソステアレート、PEGジイソステアレート、PEGモノ
オレエート、PEGジオレエート等のエステル類がある。
好ましくは、液状のもので、更に好ましくは、POEオレ
イルエーテル系である。アルコールとしては、低級アル
コールで、エタノール、イソプロパノール等がある。油
分の配合料は、50〜98%で、好ましくは、60〜95%であ
る。界面活性剤の配合料は、非乳化型液状洗浄料全量中
の1〜30重量%、好ましくは、3〜20重量%、更に好ま
しくは、5〜15重量%である。1重量%未満では、水と
の乳化力が弱くなり、油分の洗い流しが悪くなる。30重
量%を超えると安全性の面より好ましくない。アルコー
ルの配合量は、洗浄料全量中の0.25%〜49%である。好
ましくは、0.5%〜25%、更に好ましくは、1%〜10%
である。0.25%未満では効果がなく、49%を超えると洗
浄力が低下する。また、界面活性剤配合量に対して1/4
倍量以下では一相であるが、1/4倍量を超えると二相系
になる。本発明の非乳化型液状洗浄料には上記の必須成
分の他、色素、粉末、酸化防止剤、紫外線吸収剤、香
料、親油性活性剤その他の薬剤を加えることができる。
また、発明の効果を損なわない範囲で、水、固形油分、
半固形油分を、加えることができる。本発明の非乳化型
液状洗浄料は、次のような利点をもっている。
(1) 水とw/oのゲルを作り難く、洗い流し易くさっ
ぱりしている。
(2) 使用中、使用後共に清涼感がありさっぱりして
いる。
(3) 水溶性の汚れも落とせる。
[実施例] 次に、比較例及び実施例によって、本発明をさらに詳
細に説明する。
下記の基本処方にエタノールを添加して効果をみた。
−基本処方− 流動パラフィン (70−X)重量部になる量 ネオ−ペンチル−グリコール−ジ−n−デカノエート20
重量部 POE(5)オレイルエーテル 10重量部 エタノール X重量部 −製法− 各原料を均一に混合後、エタノールを添加し、攪拌溶
解することによって洗浄料を得た。
結果を表−1に示す。
表−1からエタノールを0.25%以上配合すれば,各使
用性において良好な結果が得られることが分かる。
実施例8 A.ヒマシ油 57.00重量部 ラウリルアルコール 20.00重量部 POE(10)ラウリルエーテルイソステアレート20.00重
量部 B.エタノール 3.00重量部 A相の各原料を均一に溶解後、エタノールを添加し攪
拌溶解することによって洗浄料を得た。
実施例9 A.スクワラン 67.55重量部 デカメチルシロキサン 15.00重量部 ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル 15.00重量部 POE(20)グリセリルトリイソステアレート 1.00重量
部 B.エタノール 0.25重量部 POE(20)オクチルドデシルエーテル 0.50重量部 イオン交換水 0.70重量部 実施例10 A.流動パラフィン 33.95重量部 オレイルアルコール 10.00重量部 ワセリン 0.05重量部 POE(5)オレイルエーテル 30.00重量部 B.イソプロパノール 25.00重量部 ジプロピレングリコール 1.00重量部 実施例11 A.スクワラン 69.80重量部 フタル酸ジエチル 10.00重量部 ビタミンE 0.20重量部 POE(6)オレイルエーテル 8.00重量部 B.エタノール 10.00重量部 グリセリン 2.00重量部 実施例12 A.ヒマシ油 57.00重量部 ラウリルアルコール 20.00重量部 POE(10)ラウリルエーテル 10.00重量部 POE(5)オレイルエーテル 10.00重量部 B.エタノール 3.00重量部 実施例13 A.スクワラン 67.55重量部 ジメチルポリシロキサン 15.00重量部 ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル 15.00重量部 POE(20)グリセリルトリイソステアレート 1.0 重量
部 B.エタノール 0.25重量部 POE(20)オクチルドデシルエーテル 0.50重量部 イオン交換水 0.70重量部 実施例8〜実施例13においても、洗い流し易さ、さっ
ぱりさ、洗浄力において、良好な結果が得られた。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状油分50〜98重量%と、HLBが5〜8の
    親油性界面活性剤1〜30重量%と、低級アルコール0.25
    〜49重量%とを配合することを特徴とする非乳化型液状
    洗浄料。
JP62174555A 1987-07-13 1987-07-13 液状洗浄料 Expired - Lifetime JP2527970B2 (ja)

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