JP2527939Y2 - 車両用空調装置のデフフットモード配風比制御装置 - Google Patents
車両用空調装置のデフフットモード配風比制御装置Info
- Publication number
- JP2527939Y2 JP2527939Y2 JP1990402164U JP40216490U JP2527939Y2 JP 2527939 Y2 JP2527939 Y2 JP 2527939Y2 JP 1990402164 U JP1990402164 U JP 1990402164U JP 40216490 U JP40216490 U JP 40216490U JP 2527939 Y2 JP2527939 Y2 JP 2527939Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、デフフットモード時
の配風比を制御する車両用空調装置のデフフットモード
配風比制御装置に関する。
の配風比を制御する車両用空調装置のデフフットモード
配風比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデフフットモード配風比制御装置
として、外気温度が所定値以下のとき、デフ吹出口側の
風量の割合が多いデフフットモード2を選択し、外気温
度が所定値以上のとき、フット吹出口側の風量の割合が
多くなるデフフットモード1を選択するものがある(特
開平1−282010号公報)。
として、外気温度が所定値以下のとき、デフ吹出口側の
風量の割合が多いデフフットモード2を選択し、外気温
度が所定値以上のとき、フット吹出口側の風量の割合が
多くなるデフフットモード1を選択するものがある(特
開平1−282010号公報)。
【0003】このデフフットモード配風比制御装置によ
れば、外気温度が所定値以下のときはフット吹出口に較
べてデフ吹出口からの温風の吹出量が多くなるので、フ
ロントウィンドウのくもりを確実に防ぐことができ、他
方外気温度が所定値以上のときは、所定値以下のときに
較べてくもりにくいので、デフ吹出口からの温風の吹出
量が絞られ、フット吹出口からの吹出量が多くなる。
れば、外気温度が所定値以下のときはフット吹出口に較
べてデフ吹出口からの温風の吹出量が多くなるので、フ
ロントウィンドウのくもりを確実に防ぐことができ、他
方外気温度が所定値以上のときは、所定値以下のときに
較べてくもりにくいので、デフ吹出口からの温風の吹出
量が絞られ、フット吹出口からの吹出量が多くなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、外気温度が
所定値以下のときに暖房を開始すると、デフフットモー
ド2が選択され、フロントウィンドウのくもりを防ぐこ
とはできるものの、フット吹出口からの温風の吹出量が
デフ吹出口側に較べて少なくなるので、十分且つ迅速な
暖房が期待できないという問題があった。
所定値以下のときに暖房を開始すると、デフフットモー
ド2が選択され、フロントウィンドウのくもりを防ぐこ
とはできるものの、フット吹出口からの温風の吹出量が
デフ吹出口側に較べて少なくなるので、十分且つ迅速な
暖房が期待できないという問題があった。
【0005】この考案はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は外気温度が所定値以下のとき、フ
ロントウィンドウのくもりを防ぎつつ、可能な限り車室
内の十分且つ迅速な暖房を図ることができる車両用空調
装置のデフフットモード配風比制御装置を提供すること
である。
たもので、その課題は外気温度が所定値以下のとき、フ
ロントウィンドウのくもりを防ぎつつ、可能な限り車室
内の十分且つ迅速な暖房を図ることができる車両用空調
装置のデフフットモード配風比制御装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めこの考案は、図1に示すように、外気温度を検出する
外気温度検出手段21と、検出した外気温度に応じてデ
フフットモード時の配風比を変化させるデフフットドア
12,13と、このデフフットドア12,13を駆動す
るデフフットドア駆動手段18,41と、送風機2の風
量を検出する風量検出手段38と、外気温度が所定値以
下で前記送風機2の風量が所定値以上のとき、前記デフ
フットドア駆動手段18,41を作動させてフット吹出
口側の吹出量の割合を増やし、外気温度が所定値以下で
前記送風機2の風量が所定値以下のとき、前記デフフッ
トドア18,41駆動手段を作動させてデフ吹出口側の
吹出量の割合を増やす制御手段19とからなる。
めこの考案は、図1に示すように、外気温度を検出する
外気温度検出手段21と、検出した外気温度に応じてデ
フフットモード時の配風比を変化させるデフフットドア
12,13と、このデフフットドア12,13を駆動す
るデフフットドア駆動手段18,41と、送風機2の風
量を検出する風量検出手段38と、外気温度が所定値以
下で前記送風機2の風量が所定値以上のとき、前記デフ
フットドア駆動手段18,41を作動させてフット吹出
口側の吹出量の割合を増やし、外気温度が所定値以下で
前記送風機2の風量が所定値以下のとき、前記デフフッ
トドア18,41駆動手段を作動させてデフ吹出口側の
吹出量の割合を増やす制御手段19とからなる。
【0007】
【作用】外気温度が所定値以下で送風機の風量が所定値
以下のときは、デフ吹出口側の吹出量の割合を増やして
フロントウィンドウのくもりを防ぎ、外気温度が所定値
以下で送風機の風量が所定値以上のときは、フット吹出
口側の吹出量の割合が増えて車室内の十分且つ迅速な暖
房が可能になり、フット吹出口側に較べてデフ吹出口の
吹出量の割合が減ったとしても、送風機の風量が多いの
で、くもりを防ぐに十分なだけの吹出量がデフ吹出口か
ら得られる。
以下のときは、デフ吹出口側の吹出量の割合を増やして
フロントウィンドウのくもりを防ぎ、外気温度が所定値
以下で送風機の風量が所定値以上のときは、フット吹出
口側の吹出量の割合が増えて車室内の十分且つ迅速な暖
房が可能になり、フット吹出口側に較べてデフ吹出口の
吹出量の割合が減ったとしても、送風機の風量が多いの
で、くもりを防ぐに十分なだけの吹出量がデフ吹出口か
ら得られる。
【0008】
【実施例】次に、この考案の一実施例を図面に基いて説
明する。
明する。
【0009】図2はデフフットモード配風比制御装置を
備えた車両用空調装置の全体構成図であって、図中1は
ダクトであり、このダクト1内には、上流側から順に送
風機2、エバポレータ3、エアミックスドア4及びヒー
タコア5が配置されている。エアミックスドア4の開度
はエアミックスドアアクチュエータ16によって調節さ
れる。
備えた車両用空調装置の全体構成図であって、図中1は
ダクトであり、このダクト1内には、上流側から順に送
風機2、エバポレータ3、エアミックスドア4及びヒー
タコア5が配置されている。エアミックスドア4の開度
はエアミックスドアアクチュエータ16によって調節さ
れる。
【0010】ダクト1の上流側には内気導入口6及び外
気導入口7が設けられている。各導入口6,7の開閉は
インテークドア8によって行なわれる。インテークドア
8はインテークドアアクチュエータ17によって作動
し、内気導入口6及び外気導入口7のいずれか一方が閉
じ、ダクト1内に内気又は外気が導入される。ダクト1
の下流側には、図示しないフロントウィンドウへの吹出
口であるデフ吹出口9と、顔部への吹出口であるベント
吹出口10と、足元への吹出口であるフット吹出口11
とが設けられている。各吹出口9〜11の開閉は、それ
ぞれデフドア12、ベントドア13及びフットドア14
によって行なわれる。各ドア12〜14は、モードドア
アクチュエータ18によって作動する。ダクト1の下流
側端部は車室15に接続されており、ダクト1内と車室
15内とは、デフドア12、ベントドア13又はフット
ドア14が開いたときに、連通する。
気導入口7が設けられている。各導入口6,7の開閉は
インテークドア8によって行なわれる。インテークドア
8はインテークドアアクチュエータ17によって作動
し、内気導入口6及び外気導入口7のいずれか一方が閉
じ、ダクト1内に内気又は外気が導入される。ダクト1
の下流側には、図示しないフロントウィンドウへの吹出
口であるデフ吹出口9と、顔部への吹出口であるベント
吹出口10と、足元への吹出口であるフット吹出口11
とが設けられている。各吹出口9〜11の開閉は、それ
ぞれデフドア12、ベントドア13及びフットドア14
によって行なわれる。各ドア12〜14は、モードドア
アクチュエータ18によって作動する。ダクト1の下流
側端部は車室15に接続されており、ダクト1内と車室
15内とは、デフドア12、ベントドア13又はフット
ドア14が開いたときに、連通する。
【0011】マイクロコンピュータのコントロールユニ
ット(C/U)19の各入力端子には、車室15内の温
度を検出して車室内温度Trの信号を出力する車室内温
度センサ20と、外気温Taを検出してその信号を出力
する外気温度センサ21と、日射量Tsを検出してその
信号を出力する日射量センサ22と、デフドア12及び
フットドア14の各開度を検出してその信号を出力する
デフ・フットドア開度ドアセンサ37と、送風機2の印
加電圧Vb1を検出してその信号を出力する送風機印加
電圧検出器38とからの各出力信号がマルチプレクサ
(MPX)23及びA/D変換器(A/D)24を介し
て入力される。また、吹出温度を設定する温度設定器2
5と、各種のスイッチを有するコントロールパネル26
とが、コントロールユニット19の入力端子に接続され
ている。コントロールパネル26の各種のスイッチとし
て、オート制御スイッチ27、オフスイッチ28、コン
プレッサオンオフスイッチ29、風量切換スイッチ30
〜32、吹出モード切換スイッチなどがあり、この吹出
モード切換スイッチとしては、デフモードスイッチ3
3、ベントモードスイッチ34、フットモードスイッチ
35、バイレベルモードスイッチ36、デフフットモー
ドスイッチ42がある。
ット(C/U)19の各入力端子には、車室15内の温
度を検出して車室内温度Trの信号を出力する車室内温
度センサ20と、外気温Taを検出してその信号を出力
する外気温度センサ21と、日射量Tsを検出してその
信号を出力する日射量センサ22と、デフドア12及び
フットドア14の各開度を検出してその信号を出力する
デフ・フットドア開度ドアセンサ37と、送風機2の印
加電圧Vb1を検出してその信号を出力する送風機印加
電圧検出器38とからの各出力信号がマルチプレクサ
(MPX)23及びA/D変換器(A/D)24を介し
て入力される。また、吹出温度を設定する温度設定器2
5と、各種のスイッチを有するコントロールパネル26
とが、コントロールユニット19の入力端子に接続され
ている。コントロールパネル26の各種のスイッチとし
て、オート制御スイッチ27、オフスイッチ28、コン
プレッサオンオフスイッチ29、風量切換スイッチ30
〜32、吹出モード切換スイッチなどがあり、この吹出
モード切換スイッチとしては、デフモードスイッチ3
3、ベントモードスイッチ34、フットモードスイッチ
35、バイレベルモードスイッチ36、デフフットモー
ドスイッチ42がある。
【0012】また、コントロールユニット19の各出力
端子は、駆動回路38〜41を介して、インテークドア
アクチュエータ17、送風機2、ミックスドアアクチュ
エータ16及びモードドアアクチュエータ18にそれぞ
れ接続されている。
端子は、駆動回路38〜41を介して、インテークドア
アクチュエータ17、送風機2、ミックスドアアクチュ
エータ16及びモードドアアクチュエータ18にそれぞ
れ接続されている。
【0013】次に、上述の車両用空調装置の作動を説明
する。
する。
【0014】図3は、その車両用空調装置の自動制御プ
ログラムのフローチャートである。まず、ステップS3
01において、初期設定を行なう。次に、ステップS3
02において、各種のセンサからの出力信号がコントロ
ールユニット19に入力される。次に、入力された車室
内温度Tr信号、外気温度Ta信号、日射量Ts信号及
び設定温度Tdを表す信号等から、車室15内への吹出
空気の目標吹出温度(総合信号)Tが、次式に基いて演
算される(ステップS303)。
ログラムのフローチャートである。まず、ステップS3
01において、初期設定を行なう。次に、ステップS3
02において、各種のセンサからの出力信号がコントロ
ールユニット19に入力される。次に、入力された車室
内温度Tr信号、外気温度Ta信号、日射量Ts信号及
び設定温度Tdを表す信号等から、車室15内への吹出
空気の目標吹出温度(総合信号)Tが、次式に基いて演
算される(ステップS303)。
【0015】T=ATd+BTr+CTa+DTs+E ここで、A,B,C,D及びEは定数である。
【0016】次に、上記総合信号Tに基いて送風機2に
印加される電圧Vb1が決定され、送風機2の風量が制
御される(ステップS304)。通常、外気温度が低い
ときは電圧Vb1が高めに設定されるので、暖房開始時
は風量が多い。
印加される電圧Vb1が決定され、送風機2の風量が制
御される(ステップS304)。通常、外気温度が低い
ときは電圧Vb1が高めに設定されるので、暖房開始時
は風量が多い。
【0017】更に、総合信号Tに基いて、ミックスドア
制御、インテークドア制御が行なわれ(ステップS30
5,ステップS306)。最後に、後述するモードドア
制御サブルーチンが実行され(ステップS307)、ス
テップ302に戻り、以後上記動作を繰り返す。
制御、インテークドア制御が行なわれ(ステップS30
5,ステップS306)。最後に、後述するモードドア
制御サブルーチンが実行され(ステップS307)、ス
テップ302に戻り、以後上記動作を繰り返す。
【0018】図4は、前記モードドア制御サブルーチン
のプログラムフローチャートである。 まず、ステップ
S401において、マニュアル制御モードか否かを判断
する。この答が否定(No)のとき、すなわちオート制
御モードのとき、ステップS402に進み、目標吹出温
度Tがベントモード域にあるか否かを判断し、この答が
否定(No)のとき、ステップS403に進む。このス
テップS403で、目標吹出温度Tがバイレベルモード
域にあるか否かを判断し、この答が否定(No)のと
き、ステップS404に進み、外気温度Taが所定値α
(例えばα=0℃)以下か否かを判断する。この答が否
定(No)のとき、ステップS405に進み、デフフッ
トモード1を選択し、フット吹出口11からの吹出量の
割合を増やし、本プログラムを終了する。
のプログラムフローチャートである。 まず、ステップ
S401において、マニュアル制御モードか否かを判断
する。この答が否定(No)のとき、すなわちオート制
御モードのとき、ステップS402に進み、目標吹出温
度Tがベントモード域にあるか否かを判断し、この答が
否定(No)のとき、ステップS403に進む。このス
テップS403で、目標吹出温度Tがバイレベルモード
域にあるか否かを判断し、この答が否定(No)のと
き、ステップS404に進み、外気温度Taが所定値α
(例えばα=0℃)以下か否かを判断する。この答が否
定(No)のとき、ステップS405に進み、デフフッ
トモード1を選択し、フット吹出口11からの吹出量の
割合を増やし、本プログラムを終了する。
【0019】ステップS404の答が肯定(Yes)、
すなわち外気温が0℃より低いとき、ステップS406
に進み、送風機2の印加電圧Vb1が所定値β(例えば
β=7〜8V)以上か否かを判断する。この答が肯定
(Yes)、すなわち印加電圧Vb1が所定値β以上の
とき、送風機2の風量が多いとみなし、デフフットモー
ド1を選択し、フット吹出口11からの吹出量の割合を
増やす。これにより足元に温風が十分に供給され、迅速
なウォームアップが実現できる。また、デフ吹出口9か
らの吹出量の割合がフット吹出口11側よりも減少する
が、送風機2の風量が多いので、フロントウインドウの
くもりを防ぐに十分な吹出量が得られる。
すなわち外気温が0℃より低いとき、ステップS406
に進み、送風機2の印加電圧Vb1が所定値β(例えば
β=7〜8V)以上か否かを判断する。この答が肯定
(Yes)、すなわち印加電圧Vb1が所定値β以上の
とき、送風機2の風量が多いとみなし、デフフットモー
ド1を選択し、フット吹出口11からの吹出量の割合を
増やす。これにより足元に温風が十分に供給され、迅速
なウォームアップが実現できる。また、デフ吹出口9か
らの吹出量の割合がフット吹出口11側よりも減少する
が、送風機2の風量が多いので、フロントウインドウの
くもりを防ぐに十分な吹出量が得られる。
【0020】前記ステップS406の答が否定(N
o)、すなわち送風機2の印加電圧Vb1が7V以下の
ときステップS407に進み、送風機2の風量が十分で
ないとみなして、デフフットモード2を選択し、デフ吹
出口9からの吹出量の割合を増やしてくもり止めを優先
し、本プログラムを終了する。
o)、すなわち送風機2の印加電圧Vb1が7V以下の
ときステップS407に進み、送風機2の風量が十分で
ないとみなして、デフフットモード2を選択し、デフ吹
出口9からの吹出量の割合を増やしてくもり止めを優先
し、本プログラムを終了する。
【0021】前記ステップS402の答が肯定(Ye
s)、すなわち目標吹出温度Tがベントモード域にある
ときステップS408に進み、ベントモードを選択し、
本プログラムを終了する。
s)、すなわち目標吹出温度Tがベントモード域にある
ときステップS408に進み、ベントモードを選択し、
本プログラムを終了する。
【0022】前記ステップS403の答が肯定(Ye
s)、すなわち目標吹出温度Tがバイレベルモード域に
あるときステップS409に進み、バイレベルモードを
選択し、本プログラムを終了する。
s)、すなわち目標吹出温度Tがバイレベルモード域に
あるときステップS409に進み、バイレベルモードを
選択し、本プログラムを終了する。
【0023】前記ステップS401の答が肯定(Ye
s)、すなわちマニュアルモードのとき、ステップS4
10に進み、ベントモードスイッチ34がオンか否かを
判断し、この答が肯定(Yes)、すなわちオンのとき
はステップS411に進みベントモードを選択し、本プ
ログラムを終了する。ステップS410の答が否定(N
o)、すなわちベントモードスイッチ34がオフのと
き、ステップS412に進み、バイレベルモードスイッ
チ36がオンか否かを判断し、この答が肯定(Ye
s)、すなわちオンのときステップS413に進みバイ
レベルモードを選択し、本プログラムを終了する。ステ
ップS412の答が否定(No)、すなわちバイレベル
モードスイッチ36がオフのとき、ステップS414に
進み、デフモードスイッチ33がオンか否かを判断す
る。この答が否定(No)のとき、ステップS415に
進み、デフフットモード1を選択し、本プログラムを終
了する。前記ステップS414の答が肯定(Yes)、
すなわちデフモードスイッチ33がオンのとき、デフモ
ードを選択し、本プログラムを終了する。
s)、すなわちマニュアルモードのとき、ステップS4
10に進み、ベントモードスイッチ34がオンか否かを
判断し、この答が肯定(Yes)、すなわちオンのとき
はステップS411に進みベントモードを選択し、本プ
ログラムを終了する。ステップS410の答が否定(N
o)、すなわちベントモードスイッチ34がオフのと
き、ステップS412に進み、バイレベルモードスイッ
チ36がオンか否かを判断し、この答が肯定(Ye
s)、すなわちオンのときステップS413に進みバイ
レベルモードを選択し、本プログラムを終了する。ステ
ップS412の答が否定(No)、すなわちバイレベル
モードスイッチ36がオフのとき、ステップS414に
進み、デフモードスイッチ33がオンか否かを判断す
る。この答が否定(No)のとき、ステップS415に
進み、デフフットモード1を選択し、本プログラムを終
了する。前記ステップS414の答が肯定(Yes)、
すなわちデフモードスイッチ33がオンのとき、デフモ
ードを選択し、本プログラムを終了する。
【0024】前述の実施例においては、送風機2の電圧
Vb1が所定値β以上か否かによって、予め配風比が固
定されたデフフットモード1又はデフフットモード2を
選択する場合について述べたが、これに代え、外気温度
Taが所定値αの以下のときは、図5の配風比を決める
テーブル図に基き、検出した電圧Vb1の値に応じたデ
フフトモードの配風比を決定するようにしてもよい。電
圧Vb1の値が大きくなるにつれフット吹出口11から
の吹出量の割合が増加する。
Vb1が所定値β以上か否かによって、予め配風比が固
定されたデフフットモード1又はデフフットモード2を
選択する場合について述べたが、これに代え、外気温度
Taが所定値αの以下のときは、図5の配風比を決める
テーブル図に基き、検出した電圧Vb1の値に応じたデ
フフトモードの配風比を決定するようにしてもよい。電
圧Vb1の値が大きくなるにつれフット吹出口11から
の吹出量の割合が増加する。
【0025】なお、前述の実施例においては、デフフッ
トモード1又はデフフットモード2のいずれかを選択す
るとき、その条件を送風機2の印加電圧Vb1が所定値
αより大きいか否かに求めたが、印加電圧Vb1に代
え、必要吹出温度、総合信号などに求めてもよい。
トモード1又はデフフットモード2のいずれかを選択す
るとき、その条件を送風機2の印加電圧Vb1が所定値
αより大きいか否かに求めたが、印加電圧Vb1に代
え、必要吹出温度、総合信号などに求めてもよい。
【0026】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案の車両用空
調装置のデフフットモード配風比制御装置によれば、外
気温度が所定値以下で送風機の風量が所定値以下のとき
は、デフ吹出口側の吹出量の割合が増えてフロントウィ
ンドウのくもりを防ぎ、外気温度が所定値以下で送風機
の風量が所定値以上のときは、フット吹出口側の吹出量
の割合が増えて車室内の十分且つ迅速な暖房が可能にな
り、その一方でフット吹出口側に較べてデフ吹出口の吹
出量の割合が減少するが、送風機の風量が多いので、フ
ロントウィンドウのくもりを防ぐに十分な吹出量は得ら
れる。したがって、フロントウィンドウのくもりを防ぎ
つつ、可能な限り車室内の十分且つ迅速な暖房を図るこ
とができる。
調装置のデフフットモード配風比制御装置によれば、外
気温度が所定値以下で送風機の風量が所定値以下のとき
は、デフ吹出口側の吹出量の割合が増えてフロントウィ
ンドウのくもりを防ぎ、外気温度が所定値以下で送風機
の風量が所定値以上のときは、フット吹出口側の吹出量
の割合が増えて車室内の十分且つ迅速な暖房が可能にな
り、その一方でフット吹出口側に較べてデフ吹出口の吹
出量の割合が減少するが、送風機の風量が多いので、フ
ロントウィンドウのくもりを防ぐに十分な吹出量は得ら
れる。したがって、フロントウィンドウのくもりを防ぎ
つつ、可能な限り車室内の十分且つ迅速な暖房を図るこ
とができる。
【図1】この考案のクレーム対応図である。
【図2】この考案の一実施例に係るデフフットモード配
風比制御装置を備えた車両用空調装置を示す全体構成図
である。
風比制御装置を備えた車両用空調装置を示す全体構成図
である。
【図3】その車両用空調装置の自動制御モードプログラ
ムのフローチャートである。
ムのフローチャートである。
【図4】モードドア制御のサブルーチンのフローチャー
トである。
トである。
【図5】デフフットモードの配風比を決定するためのテ
ーブル図である。
ーブル図である。
2 送風機 9 デフ吹出口 11 フット吹出口 12 デフドア 14 フットドア 18 モードドアアクチュエータ 19 コントロールユニット(C/U) 21 外気温度センサ 41 駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】 外気温度を検出する外気温度検出手段
と、検出した外気温度に応じてデフフットモード時の配
風比を変化させるデフフットドアと、このデフフットド
アを駆動するデフフットドア駆動手段と、送風機の風量
を検出する風量検出手段と、外気温度が所定値以下で前
記送風機の風量が所定値以上のとき、前記デフフットド
ア駆動手段を作動させてフット吹出口側の吹出量の割合
を増やし、外気温度が所定値以下で前記送風機の風量が
所定値以下のとき、前記デフフットドア駆動手段を作動
させてデフ吹出口側の吹出量の割合を増やす制御手段と
からなることを特徴とする車両用空調装置のデフフット
モード配風比制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402164U JP2527939Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 車両用空調装置のデフフットモード配風比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402164U JP2527939Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 車両用空調装置のデフフットモード配風比制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487505U JPH0487505U (ja) | 1992-07-29 |
JP2527939Y2 true JP2527939Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31880128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990402164U Expired - Lifetime JP2527939Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 車両用空調装置のデフフットモード配風比制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527939Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6325812B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2018-05-16 | 株式会社Subaru | 車両用空調装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62299422A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-26 | Mazda Motor Corp | 車輛用空気調和装置 |
JP2680391B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1997-11-19 | 日産自動車株式会社 | 自動車用空気調和装置のヒータユニット |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP1990402164U patent/JP2527939Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487505U (ja) | 1992-07-29 |
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