JPH0577637A - 車両用空調装置の吹出モード切換制御装置 - Google Patents

車両用空調装置の吹出モード切換制御装置

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Publication number
JPH0577637A
JPH0577637A JP22220191A JP22220191A JPH0577637A JP H0577637 A JPH0577637 A JP H0577637A JP 22220191 A JP22220191 A JP 22220191A JP 22220191 A JP22220191 A JP 22220191A JP H0577637 A JPH0577637 A JP H0577637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
mode
blowing
temperature
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP22220191A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kouchi
一久 甲地
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP22220191A priority Critical patent/JPH0577637A/ja
Publication of JPH0577637A publication Critical patent/JPH0577637A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低外気温時車両のルーフが開いている状態で
走行する際の乗員頭部の冷やされ過ぎを防ぐ。 【構成】 外気温が15℃以下のとき、外気温センサ2
1で外気温を、室温センサ20で室温をそれぞれ検出
し、コントロールユニット19は外気温と室温との偏差
が5℃以上のときに車両ルーフが開いていると判断し、
吹出モード切換アクチュエータ18を作動させて吹出モ
ードをフットモードからバイレベルモードに自動的に切
り換え、温風をベント吹出口10からも吹き出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置の吹
出モード切換制御装置に関し、特にルーフレスタイプの
車両のルーフ開状態時の空調制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置として、外気温セ
ンサや室温センサなどの各種のセンサからの信号に基い
て車室内へ吹き出す空気の目標温度を演算し、この演算
結果に基いて吹出モードを選択し、吹出口から送風する
ものがある(特開昭55−47915号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の車両
用空調装置は、密閉された車室内における空調制御には
適しているが、近年増えてきたルーフレスタイプの車両
(ソフトトップタイプの車両やサンルーフタイプの車
両)の空調制御には不十分であるという問題がある。例
えば、低外気温時ルーフ開状態で走行する場合、外気温
センサ及び室温センサからの出力信号に基く演算結果に
よって、通常吹出モードはフット吹出モードが選択され
るので、乗員の頭部や手は冷やされる状態となり、不快
感を感じる。この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は低外気温時ルーフ開状態で走行す
る際の乗員頭部の冷やされ過ぎを防ぐことができる車両
用空調装置の吹出モード切換制御装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明は、図1に示すように、外気温を検出する外
気温センサ21と、車室内の温度を検出する室温センサ
20と、吹出モードを切り換える吹出モード切換アクチ
ュエータ18とを備えた車両用空調装置の吹出モード切
換制御装置において、外気温が第1の所定値以下で、し
かも外気温と室温との偏差が第2の所定値以下になった
とき、吹出モードをバイレベルモードに切換えるように
前記吹出モード切換アクチュエータ18を作動させる吹
出モード切換制御手段19を備えている。
【0005】
【作用】前述のように外気温が第1の所定値以下で、し
かも外気温と室温との偏差が第2の所定値以下になった
ときに、吹出モード切換制御手段により吹出モード切換
アクチュエータを作動させて吹出モードをバイレベルモ
ードに切り換えるようにしたので、外気温が低く、しか
もルーフ開状態で走行した場合、吹出モードがバイレベ
ルモードに自動的に切り換わり、乗員頭部に暖かい空気
が吹きつけられる。
【0006】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基いて説明
する。
【0007】図1は、この発明の一実施例に係る吹出モ
ード切換制御装置を備えた車両用空調装置を示す全体構
成図である。
【0008】図中1はダクトであり、このダクト1内に
は、上流側から順にブロア2、エバポレータ3、エアミ
ックスドア4及びヒータコア5が配置されている。エア
ミックスドア4は、図2の実線で示すフルクール位置と
同図2点鎖線で示すフルヒート位置との間で回動する。
【0009】ダクト1の上流側には内気導入口6及び外
気導入口7が設けられている。各導入口6,7の開閉は
インテークドア8によって行なわれる。インテークドア
8の回動によりダクト1内に内気又は外気が導入され
る。ダクト1の下流側には、図示しないフロントウィン
ドウへの吹出口であるデフ吹出口9と、顔部への吹出口
であるベント吹出口10と、足元への吹出口であるフッ
ト吹出口11とが設けられている。各吹出口9〜11の
開閉は、それぞれデフドア12、ベントドア13及びフ
ットドア14によって行なわれる。各ドア12〜14
は、吹出モードアクチュエータ18によって作動する。
【0010】ダクト1の下流側端部は車室15に接続さ
れており、ダクト1内と車室15内とは、デフドア1
2、ベントドア13及びフットドア14が開いたととき
に、連通する。
【0011】前記エバポレータ3は圧縮機25、凝縮器
26、レシーバタンク27及び膨張弁28とともに、冷
凍サイクルを構成する。
【0012】マイクロコンピュータのコントロールユニ
ット(C/U)19の各入力端子には、車室15内の温度
Trを検出してその信号を出力する室温センサ20と、
外気温Taを検出してその信号を出力する外気温センサ
21と、デフドア12、ベントドア13及びフットドア
14の各開度を検出してその信号を出力するモードドア
開度センサ22と、圧縮機オン・オフスイッチ(A/C
SW)23と、オートエアコンオン・オフスイッチ(A
UTO SW)24とが接続されている。
【0013】コントロールユニット19の出力端子は、
吹出モード切換アクチュエータ18、圧縮機25に接続
されている。また、コントロールユニット19内には図
示しないカウンタが内蔵されている。
【0014】次に、上述の車両用空調装置の作動を説明
する。
【0015】図3は、吹出モード切換制御プログラムの
フローチャートである。
【0016】まず、ステップ301で圧縮機オン・オフ
スイッチ(A/C SW)23をオンにし、ステップ3
02でコントロールユニット19のタイマがスタートす
る。タイマには計測時間t(例えば180秒)が設定さ
れており、タイマスタートと同時にカウントアップし始
める。
【0017】次に、ステップ303でオートエアコンオ
ン・オフスイッチ(AUTO SW)24がオンか否か
を判断する。この答が肯定(Yes)のとき、すなわち
オートエアコンモードのとき、ステップ304に進み、
タイマの計測時間tが経過したか否かを判断する。この
答が否定(No)、すなわち未だ計測時間tが経過して
いないとき、ステップ303に戻り計測時間tの経過を
まつ。
【0018】前記ステップ304の答が肯定(Ye
s)、すなわち計測時間tが経過したとき、ステップ3
05に進み、外気温Taが第1の所定値(例えば15
℃)以下か否かを判断する。この答が否定(No)、す
なわち外気温Taが15℃以上のとき、頭部が冷やされ
過ぎる外気温でないとみなし、ステップ309に進み、
タイマをリセットし、ステップ302に戻る。前記ステ
ップ305の答が肯定(Yes)、すなわち外気温Ta
が15℃以下のとき、ステップ306に進み、室温Tr
と外気温Taとの偏差Dが第2の所定値(例えば5℃)
以下か否かを判断する。この答が否定(No)、すなわ
ちTrとTaとの偏差Dが5℃以上のとき、車両のルー
フが閉じているとみなし、頭部が外気により冷やされる
ことがないと認め、ステップ309に進み、タイマをリ
セットし、ステップ302に戻る。
【0019】前記ステップ306の答が肯定(Ye
s)、すなわち偏差Dが5℃以下のとき、車両のルーフ
が開いているとみなし、頭部が外気により冷やされると
認め、ステップ307に進む。
【0020】図4(a)は車両のルーフが閉じている状
態における室温Trと外気温Taとの関係を示す曲線図
であり、ルーフが閉じていると車室内の熱が逃げないた
め、室温Trと外気温Taとの偏差Dは大きい。図4
(b)は車両のルーフが開いている状態における室温T
rと外気温Taとの関係を示す曲線図であり、ルーフが
開いていると車室内の熱が逃げるため、室温Trは外気
温Taに近づき、偏差Dは小さくなる。なお、偏差Dの
判定をタイマ計測時間tの経過後に行なうようにしたの
は、圧縮機25の起動直後は室温Trが図4(a),
(b)に示すように未だ安定せず、正確な判定値が得ら
れないことがあるからである。
【0021】ステップ307では吹出モードがフットモ
ードか否かを判断する。この答が否定(No)、すなわ
ちフットモードでないとき、ステップ309に進む。ス
テップ307の答が肯定(Yes)、すなわち吹出モー
ドがフットモードであるとき、吹出モードをバイレベル
モード(BI/Lモード)に切り換える。バイレベルモ
ードに切り換わることにより、ベント吹出口10から乗
員頭部に暖かい空気が吹き出し、快適さが得られる。そ
の後、ステップ309に進み、タイマをリセットし、ス
テップ302に戻る。
【0022】前記ステップ303の答が否定(No)、
すなわちオートエアコンオン・オフスイッチ24がオフ
のとき、ステップ310に進み、タイマをリセットす
る。その後、ステップ311で再度オートエアコンオン
・オフスイッチ24がオンか否かを判断し、この答が肯
定(Yes)、すなわちオートエアコンオン・オフスイ
ッチ24がオンのとき、ステップ302に戻る。ステッ
プ311の答が否定(No)、すなわちオートエアコン
オン・オフスイッチ24がオフのとき、ステップ312
に進み、マニュアルモードにし、ステップ311に戻
り、オートエアコンオン・オフスイッチ24がオンにな
るのを監視する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の車両用空
調装置の吹出モード切換制御装置によれば、外気温が第
1の所定値以下で、しかも外気温と室温との偏差が第2
の所定値以下になったときに、吹出モード切換制御手段
により吹出モード切換アクチュエータを作動させて吹出
モードをバイレベルモードに切り換えるようにしたの
で、外気温が低く、しかもルーフ開状態で走行した場
合、吹出モードがバイレベルモードに自動的に切り換わ
り、乗員頭部に暖かい空気が吹きつけられる結果、乗員
頭部の冷やされ過ぎによる不快感を解消することができ
る。また、ルーフの開閉状態を自動的に判別して吹出モ
ードが切り換わるので、安全走行に資する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明のクレーム対応図である。
【図2】図2はこの発明の一実施例に係る吹出モード切
換制御装置を備えた車両用空調装置を示す全体構成図で
ある。
【図3】図3は吹出モード切換制御プログラムのフロー
チャートである。
【図4】図4はルーフが閉じた状態及び開いた状態にお
ける室温Trと外気温Taとの関係を示す曲線図であ
る。
【符号の説明】
18 吹出モードアクチュエータ 19 コントロールユニット(吹出モード切換制御手
段) 20 室温センサ 21 外気温センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気温を検出する外気温センサと、車室
    内の温度を検出する室温センサと、吹出モードを切り換
    える吹出モード切換アクチュエータとを備えた車両用空
    調装置の吹出モード切換制御装置において、外気温が第
    1の所定値以下で、しかも外気温と室温との偏差が第2
    の所定値以下になったとき、吹出モードをバイレベルモ
    ードに切換えるように前記吹出モード切換アクチュエー
    タを作動させる吹出モード切換制御手段を備えているこ
    とを特徴とする車両用空調装置の吹出モード切換制御装
    置。
JP22220191A 1991-08-07 1991-08-07 車両用空調装置の吹出モード切換制御装置 Pending JPH0577637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22220191A JPH0577637A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 車両用空調装置の吹出モード切換制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22220191A JPH0577637A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 車両用空調装置の吹出モード切換制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577637A true JPH0577637A (ja) 1993-03-30

Family

ID=16778724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22220191A Pending JPH0577637A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 車両用空調装置の吹出モード切換制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0577637A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7104533B2 (en) 2002-11-26 2006-09-12 Tokai Rubber Industries, Ltd. Cylindrical vibration damping device
JP2015186961A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 マツダ株式会社 車両用空調制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7104533B2 (en) 2002-11-26 2006-09-12 Tokai Rubber Industries, Ltd. Cylindrical vibration damping device
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