JP2527575B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、フロート型の洗浄水位スイッチが検出する
まで給水し、この洗浄水を加熱し且つモータ駆動の洗浄
ポンプによつて循環して噴射し、もつて食器類を洗う食
器洗浄機に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の食器洗浄機は、ポンプを駆動する前に給水
し、比較的水面が静かな状態でフロート型の水位スイッ
チにより洗浄水位を検出し、以下ヒータによつて洗浄水
を加熱しつつ循環、噴射して食器類を温度と噴射力とに
より洗うのである。この洗浄中に何等かの原因で漏水す
ると、ヒータは空だき状態と成り、周囲を過熱状態とす
るだけでなく、ヒータ自体も劣化する。そこで、水位ス
イッチがOFFした時に出力を停止させて空だきを未然に
防止せんとすると、洗浄中の水面は乱れているので、瞬
間的な水位低下に簡単に応答してしまう。
一方、空だきを防ぐ構成は、風呂、温水器の分野で比
較的古くから提案されており、その一例が特公昭61−23
457号公報に開示されている。このものは風呂と加熱さ
れる熱交換器との間にポンプを設け、ポンプが水を循環
している間に送水圧力でスイッチをONし、このスイッチ
がONしている時に加熱を可能とする。そして、水が無く
或いは低水位になつて送水圧力が採れなくなると、スイ
ッチがOFFして加熱を停止することができる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、この場合もポンプが駆動してわずかでも水を
循環させている間は、送水圧力が仲々低下しないし、送
水圧力に変動が生じやすくて検出状態が安定しないので
あつた。
本発明は、ポンプ駆動用のモータへの供給電流が定格
負荷(洗浄水位)では比較的安定した値であるが、ここ
から過負荷、軽負荷に変つた時に明確に変化することに
着目し、極めて安定した空だき検出を行ない、安全性を
確保せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明による解決手段は、フロート型の洗浄水位スイ
ッチが検知するまで給水し、この洗浄水をヒータによっ
て加熱し且つモータ駆動の洗浄ポンプによって循環して
噴射し、もって食器類を洗うものに於いて、電源周波数
が50Hzであるか60Hzであるかを判別する判別手段と、上
記モータへの供給電流を検出する電流検出手段と、上記
モータにとって洗浄水が無いか、低水位になった状態で
の電流値であって、前記50Hzの電源周波数に対応する第
1基準電流値と前記60Hzの電源周波数に対応する第2基
準電流値とを有し、前記判別手段によって電源周波数が
50Hzであると判別された場合には前記第1基準電流値を
出力し、前記判別手段によって電源周波数が60Hzである
と判別された場合には前記第2基準電流値を出力する出
力手段と、前記電流検出手段による検出電流値を前記出
力手段から出力された基準電流値と比較する比較手段
と、前記検出電流値が前記基準値よりも小さいとの比較
出力が所定時間継続するのを検出する時間検出部と、こ
の時間検出部から所定時間継続したとの出力があると、
上記ヒータによる加熱を停止させると共に、異常低水位
報知手段を作動させる異常制御部とを備えた構成であ
る。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、第2図に於いて
(1)は卓上型の食器洗浄機の本体であり、前面開口に
下開きのドア(2)を設け、内部には洗浄槽(3)を設
けている。この洗浄槽(3)内の中段には食器かご
(4)を前面開口から出し入れできるようにしてある。
洗浄槽(3)内の下部には食器かご(4)に対して洗
浄水を回転しつつ噴射するアームノズル(5)と洗い、
すすぎ、乾燥の行程で用いられるシーズヒータ(6)が
配設してあり、底部には取外し自在のフイルター(7)
を設けた凹所(8)が形成してある。(9)は洗浄槽
(3)内の水位検出手段であり、フロートの上下動によ
つて洗浄水位を洗浄水位スイッチ(10)が検出するもの
である。また、洗浄槽(3)の前寄りの外底部には槽内
の水温を検出するサーミスタ(11)が設けてある。
(12)は給水弁(13)を有する洗浄槽(3)への給水
管路、(14)は凹所(8)から排水ポンプ(15)を経た
排水管路、(16)は凹所(8)からアームノズル(5)
に洗浄水を供給して噴射させて且つ循環させる洗浄ポン
プ、(17)は槽内に乾燥風を巡回させるブロワーであ
る。上記洗浄ポンプ(16)は誘導モータ等の交流モータ
(18)によつて駆動される。
本体(1)の前面下部には操作面を有する制御ボック
ス(19)が設けてあり、その操作面には一時停止キーを
兼ねるスタートキー(20)と、電源スイッチ(21)が設
けてある。
上記制御ボックス(19)内にはROM、RAM、CPU、I/O等
から成るマイクロコンピユータ(22)(以下マイコン)
を中心とした制御回路が組込んであり、その回路図を第
1図で示してある。即ちマイコン(22)は、洗浄水位ス
イッチ(10)、サーミスタ(11)、スタートキー(20)
から信号を入力し、シーズヒータ(6)、給水弁(1
3)、排水ポンプ(15)、洗浄ポンプ(16)(モータ(1
8))、ブロワー(17)に対して作動信号を出力する。
また、マイコン(22)は、閉成中の電源スイッチ(21)
を強制的に開放させるACソレノイド(23)やブザー(2
4)に対して出力することができる。更に、マイコン(2
2)は、モータ(18)への供給電流を検出する電流検出
手段としてのカレントトランス(25)と、検出電流値相
当の電圧値(I)をマイコン(22)が出力する過負荷用
基準電圧値と過負荷検出用比較器(26)によつて比較す
ると共に、その検出電流値相当の電圧値(I)を軽
(無)負荷用基準電圧値と軽(無)負荷用比較器(27)
によつて比較すると云う比較手段(C)とを外付けして
おり、この比較手段(C)からの比較出力、即ち過負荷
検出信号或いは軽(無)負荷検出信号を入力するように
している。
次に、マイコン(22)による制御動作を第3図のフロ
ーチヤートに基づいて説明すると、まず電源スイッチ
(21)をONした後の初期設定ではRAM(28)をクリア
し、ROM(29)からコース及び時間を呼び出して設定す
る。
スタートキー(20)の操作とは無関係に、サーミスタ
(11)の検出温度は調べられており、その時にマイコン
(22)で構成する異常温度制御部(30)は80℃以上を検
出すると、全出力を停止させると共に異常を報知させ
る。また、マイコン(22)で構成する周波数判別部(3
1)は供給電源の周波数を判別し、50Hzであれば周波数
フラグを立て、60Hzであれば消す。
コース、時間が設定されてスタートキー(20)が操作
されると、洗い、すすぎ、乾燥の各行程がマイコン(2
2)で構成する各行程制御部(32)によつて実行されて
いく。洗い、すすぎの各行程にあつては、給水弁(13)
が開放されて給水が行なわれ、洗浄水位スイッチ(10)
がトリップすると、給水弁(13)が閉じられ、洗浄ポン
プ(16)をモータ(18)によつて駆動し、所定温度、例
えば60℃に水温が上るまでヒータ(6)による加熱を行
なわせる。
洗浄ポンプ(16)及びヒータ(6)の作動により、洗
い、或いはすすぎは実行されるが、洗浄ポンプ(16)が
作動されると、この間にモータ(18)が凍結等の原因で
ロックして過負荷状態ではないか、洗浄水の漏れで無負
荷或いは軽負荷状態ではないかが調べられる。而して、
モータ(18)の供給電流は電源周波数によつて変るの
で、周波数フラグが調べられ、50Hzと60Hzに区別して負
荷状態を調べる。
まず、マイコン(22)(出力手段)は、過負荷及び軽
(無)負荷に相当する基準値を比較手段(C)の各比較
器(26)(27)に出力し、カレントトランス(25)が検
出するモータ電流に相当する検出値(I)と比較させて
いる。比較出力として過負荷検出信号或いは軽(無)負
荷検出信号がマイコン(22)に入力されると、マイコン
(22)で構成する5秒カウンタ(33)がカウントを開始
し、カウントアップすると、マイコン(22)で構成する
時間検出部(34)が時間検出信号をマイコン(22)で構
成する異常制御部(35)に入力する。
かくして、異常制御部(35)は、ヒータ(6)及びモ
ータ(18)を停止させると共に、過負荷或いは軽(無)
負荷に相当する表示やブザー(24)による報知を行なわ
せる。本実施例では過負荷の場合は凍結、軽(無)負荷
の場合は洗浄水系の異常として表示させる。
尚、本実施例に於ける電源周波数に応じたモータ(1
8)の洗浄中の定格負荷電流、無負荷電流、過負荷電流
は次表のとおりである。
従つて、過負荷相当、軽(無)負荷相当の基準値は安
全性を考慮して第4図中に数値で示すとおり50Hz、60Hz
に区別して設定した(本発明では、過負荷相当であっ
て、60Hzの基準電流値を第1基準電流値、50Hzの基準電
流値を第2基準電流値としている)。また5秒カウンタ
(33)は洗浄中の波動、立上り時の変動による電流相当
値(I)の一時的な上昇、減少に対処すべく電流相当値
が正常範囲に戻れば、その都度クリアされるものであ
り、また比較手段中のコンデンサの放電を待つものであ
り、検出精度や安定性の向上のために、その時間は変更
することができる。
こうして、洗浄ポンプ(16)が作動中に異常が無く水
温が所定温度(60℃)に到達すると、到達フラグが立て
られてヒータ(6)はOFFされる。そして、当初の水温
が高くても最低12分間の洗浄が異常無く実行されると、
12分フラグが立てられ、1分カウンタ(36)がカウント
を開始し、カウントアップすると、モータ(18)もOFF
して排水ポンプ(15)による排水作業を実行し、この行
程を終了する。
以後、すすぎ、乾燥(ヒータ(6)を当初からON−OF
Fしていく)が実行されて、コースが終るとブザー(2
4)が異常とは異なる終了相当の報知を行なう。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、フロート型水位スイッチや圧力スイ
ッチでは検知しにくい洗浄水の漏れに対し、極めて精度
良く且つ安定して検出することができ、空だきによるヒ
ータ自体及びヒータ周辺の過熱損傷を未然に防止でき、
安全性の高い食器洗浄機を提供できるものである。
その上、洗浄水が無い、あるいは低水位であることを
検知するためのモータの基準電流値を電源周波数50Hz及
び60Hzに対応してそれぞれ設定するようにしているの
で、電源周波数にかかわらず正確に洗浄水の漏れを検知
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による食器洗浄機の制御回路図、第2図
は内部機構図、第3図は全体の主要な動作を説明するた
めのフローチヤート、第4図は洗い行程の動作を説明す
るためのフローチヤートである。 (10)……洗浄水位スイッチ、(16)……洗浄ポンプ、
(18)……モータ、(22)……マイコン、(25)……カ
レントトランス、(26)(27)……比較器、(C)……
比較手段、(33)……5秒カウンタ、(34)……時間検
出部、(35)……異常制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロート型の洗浄水位スイッチが検知する
    まで給水し、この洗浄水をヒータによって加熱し且つモ
    ータ駆動の洗浄ポンプによって循環して噴射し、もって
    食器類を洗うものに於いて、電源周波数が50Hzであるか
    60Hzであるかを判別する判別手段と、上記モータへの供
    給電流を検出する電流検出手段と、上記モータにとって
    洗浄水が無いか、低水位になった状態での電流値であっ
    て、前記50Hzの電源周波数に対応する第1基準電流値と
    前記60Hzの電源周波数に対応する第2基準電流値とを有
    し、前記判別手段によって電源周波数が50Hzであると判
    別された場合には前記第1基準電流値を出力し、前記判
    別手段によって電源周波数が60Hzであると判別された場
    合には前記第2基準電流値を出力する出力手段と、前記
    電流検出手段による検出電流値を前記出力手段から出力
    された基準電流値と比較する比較手段と、前記検出電流
    値が前記基準電流値よりも小さいとする比較出力が所定
    時間継続するのを検出する時間検出部と、この時間検出
    部から所定時間継続したとの出力があると、上記ヒータ
    による加熱を停止させると共に、異常低水位報知手段を
    作動させる異常制御部とを備えたことを特徴とする食器
    洗浄機。
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