JP2598925B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ヒータによって加熱される洗浄水を、交流
モータにより駆動される洗浄ポンプによって、洗浄槽内
で循環し、噴射させて食器を洗浄する食器洗浄機に関す
る。
(ロ) 従来の技術 この種の食器洗浄機は、洗浄水の水温を上げて噴射す
ることにより所望の洗浄率を得るもであり、噴射量がポ
ンプを駆動するモータの能力に関連しているので、モー
タに50Hzと60Hzの周波数の電源を供給した時に洗浄率が
変化する。例えば60Hz仕様とした場合に50Hzの電源を供
給しても所望の洗浄率が得られないことがある。
このことは、洗濯機でも同様であり、特開昭61−1253
89号公報で示すものにあっては、電源周波数の変化に対
して回転翼の反転周期を変化させ、結果として水の飛
散、布いたみ、洗浄率を同等にしている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 食器洗浄機にあっては、洗浄ポンプを間欠的に駆動す
ることによって洗浄率を調整することができなかった。
そこで、本発明は、洗浄率に関与する他方の要素であ
る水温に着目し、電源周波数の変化に対して洗浄水の温
度を変化させ、もって周波数変化に拘らず洗浄率の同等
化を図るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明による解決手段は、洗浄水の温度が所定温度に
なるように上記ヒータを制御する加熱制御部と、供給電
源の周波数を判別する周波数判別部と、この周波数判別
部によって上記周波数が高いと判別されたときには上記
所定温度を低い値に、上記周波数が低いと判別されたと
きには上記所定温度を高い値に変更設定する温度変更設
定部とを備えた構成である。
(ホ) 作用 温度変更設定部は、周波数判別部が60Hzを判別する
と、所定温度として例えば60℃を設定し、50Hzを判別す
ると、例えば65℃を設定する。加熱制御部は洗浄水の温
度が所定温度になるまでヒータによる加熱を実行し、ま
た到達すると、ヒータを例えばON−OFF制御してその所
定温度を維持している。従って、60Hzと50Hzの場合を水
温の点で比較すると、50Hzでは水温が高いばかりでな
く、常温から65℃まで到達する時間もより長くなり、50
Hz及び60Hzいずれでもこの到達時から所定の同じ時間だ
け洗浄作業を続けるとすると、60Hzの場合に対して50Hz
の方が温度と時間の関連で洗浄率を高くする。
一方、洗浄ポンプの噴射量は60Hzの場合を1とする
と、50Hzの場合が約0.8である。
この結果、噴射量で劣る50Hzの場合は温度と時間の要
素で60Hzの場合の洗浄率と略同等の洗浄率を得ることが
できる。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、第2図に於いて
(1)は卓上型の食器洗浄機の本体であり、前面開口に
下開きのドア(2)を設け、内部には洗浄槽(3)を設
けている。この洗浄槽(3)内の中段には食器かご
(4)を前面開口から出し入れできるようにしてある。
(5)は載置用のレールである。
洗浄槽(3)内の下部には食器かご(4)に対して洗
浄水を回転しつつ噴射するアームノズル(6)とシーズ
ヒータ(7)が配設してあり、底部には取外し自在のフ
イルター(8)を設けた凹所(9)が形成してある。ア
ームノズル(6)は本体に多数の取付口を設け、この取
付口にノズル単体をネジ、凹凸係合等の取外しのできる
構成で止着したものであり、ノズル単体としてはノズル
孔の形状、方向、大きさの変ったものを用意でき、槽全
体に噴射すること、全る食器を洗うことができることを
考慮して適宜交換することができるものである。この交
換のために、簡単な治具を用意しても良い。ノズル単体
(6)′の態様を第4図で示している。(10)は洗浄槽
(3)内の水位検出手段であり、フロートの上下動によ
って洗浄水位を洗浄水位スイツチ(11)が、異常な高水
位を異常水位スイツチ(12)が夫々検出するものであ
る。また、洗浄槽(3)の前寄りの外底部には槽内の水
温を検出するサーミスタ(13)が設けてあり、更に上記
ドア(2)の開閉を検出するドアスイツチ(14)も適所
に設けてある。
(15)は給水弁(16)を有する洗浄槽(3)への給水
管路、(17)は凹所(9)から排水ポンプ(18)を経た
排水管路、(19)は凹所(9)からアームノズル(6)
に洗浄水を供給して噴射させて且つ循環させる洗浄ポン
プ、(20)は槽内に乾燥風を巡回させるブロワーであ
り、洗浄ポンプ(19)は誘導モータ(19M)によって駆
動される。
本体(1)の前面下部には操作面を有する制御ボツク
ス(21)が設けてあり、その操作面には第3図で示すよ
うに予洗、洗い、すすぎ、乾燥の各行程の文字表示及び
時間表示(分)と、各行程に対応するLED(22)…と、
コース別に対応するLED(23)…と、乾燥行程時間の変
更キー(24)と、コースの変更キー(25)と、一時停止
キーを兼ねるスタートキー(26)と、電源スイツチ(2
7)が設けてある。尚、乾燥行程は三種の時間変更が可
能なので、各時間に対応してLED(22)…が配設してあ
る。また、各キー(24)、(25)、(26)は操作の度に
時間或いはコース或いはストツプ・スタートを順送りに
変更、交替させるものである。
上記制御ボツクス(21)内にはROM、RAM、CPU、I/O等
から成るマイクロコンピユータ(28)(以下マイコン)
を中心とした制御回路が組込んであり、その回路図を第
1図で示してある。即ち、マイコン(28)は、洗浄水位
スイツチ(11)、異常水位スイツチ(12)、サーミスタ
(13)、ドアスイツチ(14)、各キー(24)(25)(2
6)から信号を入力し、シーズヒータ(7)、給水弁(1
6)、排水ポンプ(18)、洗浄ポンプ(19)(モータ(1
9M))、ブロワー(20)、LED(22)…、(23)…に対
して作動信号を出力する。また、マイコン(28)は、閉
成中の電源スイツチ(27)を開放させるACソレノイド
(29)やブザー(30)に対して出力することができる。
更に、マイコン(28)は、洗浄ポンプ(Z9)のロツクを
検出するカレントトランス等から成る過電流検出手段
(31)から検出信号を入力する。
次に、マイコン(28)による制御動作を第5図のフロ
ーチヤートに基づいて説明すると、まず電源スイツチ
(27)をONした後の初期設定ではRAM(32)をクリア
し、ROM(33)から標準コース及び時間を呼出して設定
する。そして、サーミスタ(13)の断線を調べた後に、
コース変更キー(25)と、予洗のみコース以外で受付け
られる乾燥時間変更キー(24)との各操作が調べられ
る。
コース変更等やスタートキー(26)の操作とは無関係
にサーミスタ(13)の検出温度は調べられており、その
時にマイコン(28)で構成する異常温度制御部(34)は
80℃以上を検出すると、負荷への出力を停止させ、異常
報知させる。また、同時にマイコン(28)で構成する周
波数判別部(35)は供給電源の周波数を判別し、50Hzの
時に周波数フラグを立て、60Hzの時にこのフラグを消
す。この周波数判別部(35)は別手段(回路)としてマ
イコン(28)に外付けしても良い。
コース、時間が設定されてスタートキー(26)が操作
されると、設定されたコース、時間に従って予洗、洗
い、すすぎ、乾燥の各行程がマイコン(28)で構成する
各行程制御部(36)によって実行されていく。
乾燥行程を除く行程にあって、各行程制御部(36)
は、給水時に洗浄水位スイツチ(11)がトリツプする
と、給水弁(16)を閉成し、異常水位スイツチ(12)が
トリツプすると、給水弁(16)を閉成して排水ポンプ
(18)を駆動し、全行程にあってドアスイツチ(14)が
ドア(2)の開放を検出すると、行程を中断させるもの
である。
指定(選択)されたコースに於ける洗い行程は第5図
のフローチヤートで説明されている。ここでは“洗い”
と云う内容を示す数値“2"を調べた後に洗浄水位まで給
水する。
この後、マイコン(28)で構成する温度変更設定部
(37)は周波数フラグを見て、フラグが立っていれば加
熱制御のための所定温度を65℃に、立っていなければそ
の所定温度を60℃に夫々設定する。また、60Hzに対応し
て予め所定温度が60℃としてあるものでは、フラグが立
っているのを見て65℃に変更して設定することもでき
る。同時にマイコン(28)で構成する温度制御部(38)
は水温を調べて温度をチエツクフラグを立て、水温が既
に60Hzで60℃以上、50Hzで65℃以上であれば時間短縮フ
ラグを立てる。
洗いの行程制御部(36)は、まず洗浄ポンプ(19)を
モータ(19M)によって駆動し、水温を調べて60Hzで60
℃以上、50Hzで65℃以上、即ち所定温度以上でなければ
ヒータ(7)に通電し、所定温度以上であればヒータ
(7)を断電する。しかし、一度水温が所温度以上に成
ると、温度到達フラグを立てる。一方、12分カウンタ
(39)がカウントすると、12分経過フラグを立て、時間
短縮フラグを見る。時間短縮フラグが立っていれば(最
初の水温が所定温度以上であった時)、洗浄ポンプ(1
9)及びヒータ(7)を停止し、コース内容をすすぎを
示す数値“3"に変更して排水のサブルーチンを実行させ
る。
一方、最初の水温が所定温度以上でなかった場合は、
水温がその後に一度所定温度以上に到達して到達フラグ
が立っていれば、12分経過後に更に1分カウンタ(40)
がカウントアツプした時に洗浄ポンプ(19)及びヒータ
(7)の停止に至る。
更に、当初から市水をそのまま使用している場合は12
分経過しても到達フラグが立たない以上(所定温度以上
になっていない以上)、水温が所定温度以上になるまで
洗い作業が続く。そして、所定温度以上に到達後、1分
カウンタ(40)がカウントアツプした時に洗浄ポンプ
(19)及びヒータ(7)の停止に至る。
この洗い作業中、アームノズル(6)から噴射される
洗浄水量(噴射量)は、モータ(1.9M)の回転数が供給
電源の周波数に依存するために、60Hzの場合に対して50
Hzの場合が小と成る。しかし、50Hzの場合は水温が高い
こと、その水温に到達するまでの時間も長くなることに
より、噴射量が小さいことは補なわれ、結果的に洗浄率
は同等(100%)に成る(次表参照)。
因みに所定温度を60℃とした場合、50Hzの時には60Hz
の時に比べて洗浄率が3〜4%低くなり、これを補なっ
て洗浄率を100%にするのに、約10分間を要することが
実験により確認されており、本実施例ではこれを所定温
度到達までの時間の差だけに短縮できた。
尚、本実施例にあっては、所定温度を50Hzと60Hzのい
ずれでも一定とし、60Hzで1分カウンタ(40)を用いる
ところを、50Hzでは例えば2分、3分等のそれより長い
時間カウンタを用いて洗浄率を確保し、これを周波数フ
ラグの有無で選択するように構成することも可能であ
る。
次のすすぎ行程は洗い行程と同様であり、2回実行さ
れ、初回ではヒータ(7)をOFFし、次回ではヒータ
(7)をON−OFFして70℃の湯を用いて実行させる。
斯る洗い行程及びすすぎ行程での所定温度に対するヒ
ータ(7)のON−OFFの制御は、マイコン(28)で構成
する加熱制御部(41)が実行している。
次の乾燥行程では乾燥の行程制御部(36)はブロワー
(20)を駆動させ、また設定された時間だけヒータ
(7)をONさせる。
指定コースが終了すると、ブザー(30)が終了相当の
報知を行なう。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、電源周波数の変化に対して洗浄水の
加熱温度を変化させることで応じ、洗浄ポンプによる噴
射水量が変った場合でも水量変化を温度変化で調整して
略均等の洗浄率を得ることができ、いかなる使用場所で
も洗いむらの少い極めて実用的な食器洗浄機を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による食器洗浄機の制御ブロツク図、第
2図は内部機構図、第3図は操作パネルの正面図、第4
図はノズル単体の斜視図、第5図は全体の主要な動作を
説明するためのフローチヤート、第6図は洗い行程の動
作を説明するためのフローチヤートである。 (28)……マイコン、(35)……周波数判別部、(37)
……温度変更設定部、(41)……加熱制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱される洗浄水を、交流
    モータにより駆動される洗浄ポンプによって、洗浄槽内
    で循環し、噴射させて食器を洗浄する食器洗浄機に於い
    て、洗浄水の温度が所定温度になるように上記ヒータを
    制御する加熱制御部と、供給電源の周波数を判別する周
    波数判別部と、この周波数判別部によって上記周波数が
    高いと判別されたときには上記所定温度を低い値に、上
    記周波数が低いと判別されたときには上記所定温度を高
    い値に変更設定する温度変更設定部とを備えたことを特
    徴とする食器洗浄機。
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