JPH0298332A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は食器洗浄器、特にヤカン等の外部容器で給水
された場合に洗浄庫内の洗浄水の水位が所定水位に達し
た時点で使用者に警告音を発するようにしたものに関す
る。

［従来の技術］ 従来、循環ポンプ等の洗浄水供給装置を用いて噴射ノズ
ルを回転させ、この噴射ノズルに設けた噴射口より洗浄
水を洗浄庫内の食器類に噴射して洗浄を行なう食器洗浄
機はよく知られている。第３図は従来の食器洗浄機の断
面図。

図において、（１）は洗浄機本体、（２）はこの洗浄機
本体（１）内に設けられた洗浄庫で、下部には給水口（
４）が設けられており、底部には洗浄水を循環させるた
めの循環口（５）及び排水の排出口（６）を有する凹状
の排水溜り（３）が設けられている。（７）は一端が給
水口（４）に接続され、電磁開閉弁（８）を介して他端
が水道の蛇口等に接続される給水管、（９）は一端が排
水口（６）に接続され、排水ポンプ（ｌＯ）を介して他
端が例えば台所の流しに配設される排水管である。（１
１）は循環口に接続された循環ポンプで、その出力側は
ホース等を介して噴射ノズル（１２）に接続されている
。（１３）は噴射ノズル（１２）に設けた複数の噴射口
である。（１４）は洗浄機本体（１）の前面に設けた開
口部、（１５）はこの開口部（１４）を開閉する扉、（
２２）は食器類（２３）を収納するラックで、洗浄庫（
２）内に設けたガイドレールに沿って開口部（１４）か
ら洗浄庫（２）内に収容される。（１Ｂ）は洗浄機本体
（１）と洗浄庫（２）の間に形成された送風器（１８）
内に配設された送風機で、外気の取入口（１７）から入
った空気は送風機（１８）によって送風路（１８）、連
通口（１９）を通って洗浄庫（２）内に強制送風され、
扉（１５）に設けた排気路（２０）から排出される。な
お、外気の取入口（１７）には、ゴミ等の侵入を防止す
るためフィルタ（図示せず）が取付けられている。（２
１）は洗浄庫（２）の下部に設けたヒータである。（２
４）は、排水溜り（３）に取り付けられた水位検知用ユ
ニット本体で、同本体（２４）内にはマグネット付きの
水位検知フロート（２５）が取付けられる。（２Ｂ）は
水位検知スイッチ、（２７）はオーバフロー検知スイッ
チである。これら両スイッチ（２Ｂ）　、　（２７）は
リードスイッチであり、水位検知用ユニット本体（２４
）の外に取り付けられている。（２８）はドアスイッチ
、（２９）は扉（１５）の開閉に使用されるレバーで、
ドアスイッチ（２８）を動作させる。

従来の食器洗い機は上記のように構成され、まず、ラッ
ク（２２）に汚れた食器類（２３）を収納して洗浄器（
２）内に収納し、扉（１５）を閉め、ドアスイッチ（２
８）をロックする。このとき、洗浄庫（２）内に洗剤を
入れて置く。次に、図示省略の電源スィッチをオン操作
して電磁開閉弁（８）を開成し、洗浄庫（２）内に給水
管（７）及び給水口（４）の給水経路を介して洗浄水を
給水する。そして、洗浄水が所定の水位（ａ）に達した
ときは、水位検知フロート（２５）の上昇と共に水位検
知スイッチ（２６）が動作し、電磁開閉弁（８）を閉成
し、給水工程が終了する。

ついで、循環ポンプ（１１）を作動させれば、洗剤が混
った洗浄水は噴射ノズル（１２）に圧送され、噴射ノズ
ル（１２）はこれにより回転しながら噴射口（１３）か
ら食器類（２３）に洗浄水を噴出し、食器類（２３）を
洗浄する洗浄工程が実施される。この間、その洗浄水は
ヒータ（２１）により所定の温度まで加熱されながら、
排水溜り（３）、循環ポンプ（１１）、噴射ノズル（１
２）の循環経路を循環する。

上述した洗浄工程が終了すると、循環ポンプ（１１）を
停止させ、排水ポンプ（１０）を作動させて洗浄庫（２
）内の汚れた洗浄水を排水管（９）の排水経路を経て外
部へ排出する。その後、上記と同様に洗浄庫（２〉内に
洗浄水を再び給水し、給水が終了したなら、循環ポンプ
（１１）を作動させ、食器類（２３）を濯ぐ。この間は
ヒータ（２１）は通電せず、洗浄水を上記循環経路を循
環させる。この動作を所定の回数繰返して濯ぎ工程が終
了する。

最後に、濯ぎ工程の最後の排水が終ったときは、送風機
（１６）を作動させ、外気の取入口（１７）から流入し
た外気を、送風路（１８）を経て連通口（１９）より洗
浄庫（２）内へ強制送風する。この間、洗浄庫（２）内
はヒータ（２１）により所定の温度で加熱され、導入さ
れた外気は食器類（２３）の水分を吸収しつつ、排気器
（２０）から外部へ放出される。この作用は食器類（２
３）の乾燥が終了するまで継続運転され、乾燥が終了し
た時点で乾燥工程が終了する。

このようにして、通常一連の動作が終了するが、給水工
程において、電磁開閉弁（８）の故障により、洗浄庫（
２）内に洗浄水が給水され続ける場合や洗浄庫（２）内
に食器類（２３）を収納した後、扉（１５）をドアスイ
ッチ（２８）でロックする前にヤカン等の外部容器でも
給水する場合がある。そこで、給水工程におけるこれら
二つの場合について、第２図のフローチャートに基づい
て説明する。

まず、食器類（２３）をラック（２２）にセットした後
、扉（１５）が開が閉の状態により、次に行われる作業
が分れる。そこで、食器類（２３）のラック（２２）へ
のセットした後に（ステップＳ１）、扉（１５）が閉の
場合と扉（１５）が開の場合の作業とに分けて説明する
（ステップＳ２）。

（１）扉（１５）が閉の場合 扉（１５）を閉めて洗浄を開始するのであれば（ステッ
プＳ３）、給水が始まり（ステップＳ４）、洗浄水の水
位の上昇により、洗浄水が所定の水位にあるか否かの判
断が水位検知スイッチ（２６）の動作によって行われる
（ステップＳ５）。電磁開閉弁（８）の故障がなければ
（ステップＳ６）、水位検知スイッチ（２６）が動作し
て電磁開閉弁（８）が閉成され、給水が停止され（ステ
ップＳ７）、次工程へ作業が進行する（ステップＳ８）
。一方、電磁開閉弁（８）が故障していれば、給水は停
止されず、洗浄水の水位は上昇して所定水位以上となり
、オーバフロー検知スイッチ（２７）が動作して（ステ
ップＳ９）、排水ポンプ（ｌＯ）が駆動させられる（ス
テップ１０）。

（２）扉（１５）が開の場合について 扉（１５）を開けて、ヤカン等の外部容器により洗浄庫
（２）内に給水するのであれば、給水が始まり（ステッ
プ５ｌｌ）、次に、洗浄水が所定の水位にあるか否かの
判断が目視によって行われる（ステップ１２）。この目
視の判断の有無、判断不可によって外部容器による給水
停止か、直ちに扉（１５）を閉めるかの作業に分岐する
。洗浄庫（２）内に所定水位まで洗浄水が入ったと使用
者が目視及び経験により判断したら、外部容器による給
水を停止しくステップ５１３）、扉（１５）を閉め（ス
テップ５１４）、洗浄を開始するか（ステップ５１５）
、その状態で待ちとなる。また、目視による判断ができ
なかった場合には給水が続けられ、洗浄水の水位が上昇
すると、オーバフロー検知スイッチ（２７）が動作しく
ステップ１６）、排水ポンプ（１０）が駆動させられる
（ステップ１７）。

このように、ドアスイッチ（２８）をロックせず、扉（
１５）を開の状態で手作業にて洗浄庫（２）内に洗浄水
を入れることもできる。この時、給水する洗浄水の量は
目視及び経験により判別することになる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の食器洗浄機では、ヤカン等の外部容
器により洗浄器（２）内へ給水する場合、使用者の目視
及び経験によって水量を決定するため、洗浄水を洗浄庫
（２）内に注入している間は常に見ていなければならず
、洗浄水の水量にもバラツキが生じ易く、いざ洗浄とな
った時に水量が足らず、もう１度注入し直さなければな
らない等の問題点があった。

この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、外部容器により給水する場合に、洗浄水が所定の水
位にあるかどうかを目視だけに頼らず、警告音によって
判別できる食器洗浄機を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に掛る食器洗浄機は洗浄庫の扉の開閉を検知す
るドアスイッチと、警告音を発する警音器と、ドアスイ
ッチの開の検知信号と水位検知手段のオーバフロー検知
信号を受けて警音器を動作させる警音器制御回路とを備
えるように構成したものである。

［作用］ この発明においては、洗浄庫の扉を開けて外部給水した
場合に、洗浄庫内の洗浄水が所定水位に達したときに水
位検知手段が検知信号を出力し、その検知信号と扉が開
いているドアスイッチの検知信号とを受けた警音器制御
回路が警音器を動作させて警告音を発し、使用者に給水
停止を促す。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例のブロック図である。この
発明の一実施例において機械的構成は従来例と同一であ
るので、第１図において従来例と同一構成部材は同一符
号を用いて重複した構成の説明を省略する。図において
、（３０）はドアスイッチ（２Ｂ）の開閉を判断して開
閉信号を出力するドア判断回路、（３１）は水位検知ス
イッチ（２６）の検知信号を受けて電磁開閉弁（８）を
制御する電磁開閉弁制御回路、（３２）はドア開閉判断
回路（３０）の開閉信号と水位検知スイッチ（２６）の
検知信号を受けて警音器であるブザー（３３）の動作を
制御する警音器制御回路、（３４）はオーバフロー検知
スイッチ（２７）の検知信号を受けて、排水ポンプ（ｌ
Ｏ）を駆動制御する排水ポンプ制御回路である。

次に、外部容器による給水の場合の処理について第２図
のフローチャートに基づいて説明する。

なお、給水管からの通常の給水の場合の処理は従来例と
同様であるので、その説明は省略する。まず、扉（１５
）を開けてヤカン等の外部容器により、洗浄庫（２）内
に洗浄水を注入すると給水が始まる（ステップ１１）。

このとき、ドアスイッチ（２８）は開となっており、ド
ア開閉判断回路り３ｏ）は扉（１５）が開の状態である
ことを判断して開信号を電磁開閉弁制御回路（３１）と
警報器制御回路（３２）に出力している。この開信号を
受けた電磁開閉弁制御回路（３１）は電磁開閉弁（８）
を閉じるように制御する。

次に、外部容器による給水により、洗浄水の水位が上昇
し、洗浄水が所定の水位に達したが否かの判断は水位検
知スイッチ（２６）の動作の有無によって行われる（ス
テップＳ　１２）。洗浄水が所定の水位に達して水位検
知スイッチ（２６）が動作させられると、その水位検知
スイッチ（２６）の検知信号が警報器制御回路（３２）
に出力される。水位検知スイッチ（２６）の検知信号と
ドア開閉判断回路（３０）の開信号を受けた警報器制御
回路（３２）はブザー（３３）を動作させてブザー音を
発生させる（ステップ８１３）。ブザー音の発生ととも
に使用者は洗浄水が所定の水位に、あると判断して外部
容器による給水を停止させる（ステップ５１４）。給水
を停止した後は、扉　（１５）を閉め（ステップ５１５
）、給水工程が終了し、次工程の洗浄が開始される（ス
テップＳ　１Ｂ）。

なお、ブザー音の発生に気付かない使用者がごく希れで
はあるが給水を続けた場合には、洗浄水が所定水位以上
となり、オーバフロー検知スイッチ（２７）が動作しく
ステップ５１７）、オーバフロー検知スイッチ（２７）
の検知信号を受けた排水ポンプ制御回路（３４）が排水
ポンプ（１０）を駆動制御するようにしている（ステッ
プ３１ｇ）。

［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり、洗浄庫の扉を開けて外
部給水した場合に、洗浄庫内の洗浄水が所定水位に達し
たときに水位検知手段が検知信号を出力し、その検知信
号と扉が開いているドアスイッチの検知信号とを受けた
警報器制御回路が警音器を動作させて警告音を発し、使
用者に給水停止を促すようにしたので、外部給水に水量
の誤認を少なくさせることができると共に水量のバラツ
キによる洗浄性能の低下も少なくさせるという効果を有
する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は同
実施例のフローチャート、第３図は従来の食器洗浄機の
断面図、第４図は同食器洗浄機のフローチャートである
。 図において、（２）は洗浄庫、（２６）は水位検知スイ
ッチ、（２７）はオーバフロー検知スイッチ、（３２）
は警音器制御回路、（３３）は警音器である。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　佐々木　宗　治

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 汚れた食器を扉を開いて洗浄庫に収納し、電磁開閉弁を
   開成して洗浄水を給水経路を介して洗浄庫内に給水し、
   洗浄水が所定の水位に達したことを水位検知手段が検知
   し、その検知に基づいて電磁開閉弁を閉成し、給水を停
   止させるようにした食器洗浄機において、洗浄庫の扉の
   開閉を検知するドアスイッチと、警告音を発する警音器
   と、ドアスイッチの開の検知信号と上記水位検知手段の
   オーバフロー検知信号を受けて警音器を動作させる警音
   器制御回路とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。