JP2003235780A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP2003235780A
JP2003235780A JP2002044875A JP2002044875A JP2003235780A JP 2003235780 A JP2003235780 A JP 2003235780A JP 2002044875 A JP2002044875 A JP 2002044875A JP 2002044875 A JP2002044875 A JP 2002044875A JP 2003235780 A JP2003235780 A JP 2003235780A
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dryer
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Kenichi Kato
憲一 加藤
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ防止効果を有しつつも、洗浄槽に食器
等をセットしたり取り出したりする際などに食器洗い乾
燥機の洗浄槽内壁面を人体が触れる恐れのある場合、す
なわち扉が開の場合において、制御部への通電を停止す
ることなく、人体の感電防止を防止する食器洗い乾燥機
を提供することにある。 【解決手段】 洗浄槽12の内壁面とコモンモードコン
デンサの結線を開閉する結線開閉手段8と扉開閉検知手
段11を備え、扉開閉検知手段11が扉23の開を検出
した場合に、結線開閉手段8を開にして漏れ電流の流れ
る経路を遮断することにより、制御部10への通電を継
続した状態で、人体の感電防止を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズ防止効果を
有しつつも、制御部への通電を停止することなく、人体
の感電による危険を回避できる食器洗い乾燥機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、食器洗い乾燥機は、食器の洗浄槽
内に外部の給湯器から湯水を導入して洗浄槽底部に貯留
し、洗浄ポンプを作動させて貯留した水を吸引しノズル
から水を勢い良く噴射し、洗浄槽内に収容した食器類を
洗浄し、その後温風ファンにて温風ヒータの熱を食器類
に当てることにより乾燥を行うという構成のものが知ら
れている。
【0003】食器洗い乾燥機は、ポンプ、ヒータ、温風
ファン、給水弁などの負荷を制御して、洗い、すすぎ、
乾燥の各工程を逐次制御するものであり、各種負荷の他
に、各種検出手段、商用電源の交流電圧を直流の一定電
圧に変換する電源部、負荷を制御する制御部等から構成
される。
【0004】商用電源で食器洗い乾燥機を駆動する場
合、ノイズを抑制するために、商用電源と電源部の間
に、ディファレンシャルモードコンデンサ、コモンモー
ドコンデンサ、コモンモードチョークなどからなるライ
ンフィルタが従来より用いられている。
【0005】従来の食器洗い乾燥機は、図4に示すよう
な電気的な構成となっていた。以下、その構成について
説明する。
【0006】図4は従来の実施形態の食器洗い乾燥機の
ラインフィルタを備えた電源廻りの回路ブロック図であ
る。商用電源1にノイズ除去用のラインフィルタ2を介
して電源部9が接続される。電源部9には制御部10が
接続され、扉開閉検知手段11や図示しない各種検出手
段からの信号を元に負荷を駆動する。ラインフィルタ2
はディファレンシャルモードコンデンサ3、7及びコモ
ンモードチョークコイル6、さらにコモンモードコンデ
ンサ4、5からなり、コモンモードコンデンサ4、5の
直列接続点は、接地手段43を介して食器洗い乾燥機の
洗浄槽内壁面に接続される。接地手段43は図示しない
大地に接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗い乾燥機
は上述のように構成されており、食器洗い乾燥機の洗浄
槽内壁面が大地に接続されない場合、或いは大地への接
続状態が悪い場合等、洗浄槽に食器等をセットしたり取
り出したりする際などに食器洗い乾燥機の洗浄槽内壁面
を人体が触れた場合、コモンモードコンデンサ4、5、
接地手段43、洗浄槽内壁面、人体、大地の経路で流れ
る漏れ電流により感電する可能性があった。
【0008】これを解決する方法として、特開平7−3
1050号公報に見られるように、車両に搭載されたバ
ッテリを充電する際に充電用のコネクタを収容した収容
室を開閉する蓋体を開けた時(作業者が手で充電部を手
で触ることが可能な状態の時)に、バッテリと充電用の
コネクタとを結ぶ配線を開路することにより感電防止を
図るというものがある。これは、作業者が手で充電部を
手で触ることが可能な状態の時に、充電部の配線を開路
することにより感電防止を図るものである。
【0009】食器洗い乾燥機においては、運転条件や運
転状態等を記憶しておく必要があるため、洗浄槽に食器
等をセットしたり取り出したりする際などに食器洗い乾
燥機の洗浄槽内壁面を人体が触れる恐れのある場合、す
なわち蓋体としての扉(以下、扉という)が開の場合に
おいても、制御部10には常時通電しておくことが必要
である。
【0010】洗浄槽に食器等をセットしたり取り出した
りする際などに食器洗い乾燥機の洗浄槽内壁面を人体が
触れる恐れのある場合、すなわち扉が開の場合には、商
用電源からの充電部の配線を開路にした場合は、感電は
防止できるものの、制御部への通電が停止されるため、
運転条件や運転状態等を記憶するためには、不揮発性メ
モリ等の記憶手段が別に必要となる問題があった。
【0011】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、従来の
食器洗い乾燥機のノイズ防止効果を有しつつも、洗浄槽
に食器等をセットしたり取り出したりする際などに食器
洗い乾燥機の洗浄槽内壁面を人体が触れる恐れのある場
合、すなわち扉が開の場合において、制御部への通電を
停止することなく、人体の感電を防止する食器洗い乾燥
機を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1においては、開閉可能に密閉する蓋体を有
するケーシングの内部に、食器類を収容する洗浄槽と、
該洗浄槽に洗浄水及びすすぎ水を噴射するノズルと、前
記ノズルに前記洗浄水及びすすぎ水を循環供給するポン
プと、前記水を加熱する温水ヒータとを備え、前記ポン
プ及び温水ヒータを制御する制御手段とで構成される食
器洗い乾燥機において、前記洗浄槽は使用者が触れ得る
内壁面を導電体で構成するとともに、前記内壁面はアー
スに接地するするための接地手段を備え、前記制御手段
に電力を供給する商用電源のライン間に直列に接続され
たコンデンサと、前記コンデンサの直列接続点と前記接
地手段との結線を開閉する結線開閉手段を有することと
した。これにより、結線開閉手段を閉にすれば、接地手
段を介してコンデンサの直列接続点と食器洗い機洗浄槽
内壁面が接続されるため、ノイズ低減効果を図ることが
できる。結線開閉手段を開にすれば、接地手段とコンデ
ンサの直列接続点の結線が遮断されるため、漏れ電流の
経路が遮断されることとなり、人体が食器洗い乾燥機の
洗浄槽内壁面を触っても感電の恐れがない。また、接地
手段とコンデンサの直列接続点の結線、すなわち非充電
部を遮断するため、制御部への通電を停止することなく
漏れ電流の経路を遮断することができる。
【0013】また、請求項2においては、洗浄槽を開閉
する蓋体と、前記洗浄槽を開閉する蓋体の開閉状態を検
知する扉開閉検知手段とを有するとともに、前記扉開閉
検知手段の出力状態に応じて、前記結線開閉手段を開閉
することとした。これにより、扉が閉じられている場
合、すなわち、食器洗い乾燥機の洗浄槽内壁面を人体が
触れる恐れのない場合には、結線開閉手段を閉にすれ
ば、接地手段を介してコンデンサの直列接続点と食器洗
い機洗浄槽内壁面が接続されるため、ノイズ低減効果を
図ることができる。また、扉が開かれた場合、すなわ
ち、食器洗い乾燥機の洗浄槽内壁面を人体が触れる恐れ
のある場合には、接地手段とコンデンサの直列接続点の
結線が遮断されるため、漏れ電流の経路が遮断されるこ
ととなり、人体が食器洗い乾燥機の洗浄槽内壁面を触っ
ても感電の恐れがない。
【0014】また、請求項3においては、扉開閉検知手
段の状態が開状態の場合、前記結線開閉手段を開状態に
することとした。これにより、食器洗い乾燥機の扉が開
の場合、すなわち、洗浄槽内壁面を人体が触れる恐れの
ある場合には、接地手段とコンデンサの直列接続点の結
線を開にして、漏れ電流の経路を遮断するため、確実に
人体の感電を防止できる。
【0015】また、請求項4においては、食器洗い乾燥
機の運転を開始する運転操作手段と、前記運転操作手段
の操作により食器洗い乾燥機の動作状態を検知する動作
検知手段とを有するとともに、前記動作検知手段の出力
状態に応じて、前記結線開閉手段を開閉することとし
た。これにより、食器洗い乾燥機が運転動作中、すなわ
ち、ノイズ発生レベルが大きい場合は、結線開閉手段を
閉にすることで、接地手段を介してコンデンサの直列接
続点と食器洗い機洗浄槽内壁面が接続されるため、ノイ
ズ低減効果を図ることができる。また、食器洗い乾燥機
が停止動作中のみ、すなわち、ノイズ発生レベルが小さ
い場合のみ、結線開閉手段を開にして、漏れ電流の経路
を遮断するため、ノイズ抑制効果を維持することができ
るとともに、扉開閉検知手段が仮にON故障した場合に
おいても、確実に人体の感電防止を図ることができる。
【0016】また、請求項5においては、運転操作手段
の操作により食器洗い乾燥機の動作状態を検知する動作
検知手段の状態が停止状態の場合、前記結線開閉手段を
開状態にすることとした。これにより、食器洗い乾燥機
が停止動作中、すなわち、ノイズ発生レベルが小さい場
合は、結線開閉手段を開にして、漏れ電流の経路を遮断
するため、扉開閉検知手段11が仮にON故障した場合
においても、確実に人体の感電防止を図ることができ
る。
【0017】また、請求項6においては、開閉可能に密
閉する蓋体を有するケーシングの内部に、食器類を収容
する洗浄槽と、該洗浄槽に洗浄水及びすすぎ水を噴射す
るノズルと、前記ノズルに前記洗浄水及びすすぎ水を循
環供給するポンプと、前記水を加熱する温水ヒータとを
備え、前記ポンプ及び温水ヒータを制御する制御手段と
で構成される食器洗い乾燥機において、前記洗浄槽は使
用者が触れ得る内壁面を導電体で構成するとともに、前
記内壁面はアースに接地するするための接地手段を備
え、前記制御手段に電力を供給する商用電源のライン間
に直列に接続されたコンデンサと、前記コンデンサの直
列接続点と前記接地手段との結線の電流を検出する漏れ
電流検出手段を有することとした。これにより、食器洗
い乾燥機の洗浄槽内壁面が大地接地された場合は、漏れ
電流検出手段により、漏れ電流を検出することが可能と
なるとともに、大地接地が確実に行われているかどうか
を検出することができる。
【0018】また、請求項7においては、漏れ電流検出
手段が電流を検出しない場合、前記運転操作手段の出力
を無効にすることとした。これにより、大地接地されて
おらず人体が感電する恐れのある場合は、食器洗い乾燥
機の使用をできなくするため、安全性の高い食器洗い乾
燥機を提供することができる。
【0019】また、請求項8においては、漏れ電流検出
手段が電流を検出した場合、前記制御手段は大地接地さ
れてあることを報知する報知手段を有することとした。
これにより、食器洗い乾燥機の施工時に確実に大地接地
されているかどうかを認識することができるため、施工
性及び安全性の向上が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の食器洗い乾燥機の
第一の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態
の食器洗い乾燥機の電源廻りの回路ブロック図、図2は
本発明の実施形態の食器洗い乾燥機のラインフィルタを
備えた電源廻りの回路ブロック図、図5は本発明の実施
形態の食器洗い乾燥機の水路構成ブロック図、図6は本
発明の実施形態の食器洗い乾燥機の制御ブロック図、図
7は本発明の実施形態の食器洗い乾燥機の扉開閉に伴う
結線開閉手段の動作タイムチャート、図9は本発明の実
施形態の食器洗い乾燥機の扉開閉に伴う結線開閉手段の
設定フロー図である。
【0021】図1は本発明の実施形態の食器洗い乾燥機
の電源廻りの回路ブロック図である。商用電源1のライ
ン間に直列に接続されたコモンモードコンデンサ4、5
を介して電源部9が接続される。電源部9の次段には制
御部10が接続される。コモンモードコンデンサ4、5
は、電源部9及び図示しない負荷からの商用電源1への
ノイズの伝搬、及び商用電源1から食器洗い乾燥機本体
へのノイズの伝搬を阻止する。
【0022】図2は本発明の実施形態の食器洗い乾燥機
のラインフィルタを備えた電源廻りの回路ブロック図で
ある。商用電源1に、ラインフィルタ2を介して電源部
9が接続される。電源部9の次段には制御部10が接続
される。ラインフィルタ2は、ディファレンシャルモー
ドコンデンサ3、7及びコモンモードチョークコイル
6、さらにコモンモードコンデンサ4、5からなり、コ
モンモードコンデンサ4、5の直列接続点は結線開閉手
段8を介して接地手段43に接続される。食器洗い乾燥
機洗浄槽12の内壁面は接地手段43を介して、図示し
ない大地に接続する。ラインフィルタ2は、電源部9及
び図示しない負荷からの商用電源1へのノイズの伝搬、
及び商用電源1から食器洗い乾燥機本体へのノイズの伝
搬を阻止する。以下、本実施例(第一の実施例)におけ
る食器洗い乾燥機の電源廻りの回路ブロック図は、図2
のラインフィルタを備えた構成にて説明を実施する。
【0023】図5は、本発明の実施形態の食器洗い乾燥
機の水路構成ブロック図である。食器洗い乾燥機本体1
5の外装24内の洗浄槽12には上下食器カゴ25及び
26に洗浄水を噴射可能に上下ノズル17及び18が装
備され、その洗浄槽12の扉23の開閉状態を検知する
扉開閉検知手段11が設けられる。洗浄槽12はステン
レス、外装24は外側を絶縁塗装した板金で構成され、
洗浄槽12と外装24は電線40で結線される。洗浄槽
12と電線40及び外装24と電線40はそれぞれ図示
しないネジで固定される。外装24と電線40のネジ止
め部は接地手段43となる。一方、食器洗い乾燥機本体
15の外装24内の底カバー38上には循環/排水ポン
プ37が装備されると共に、この循環/排水ポンプ37
の駆動制御を行う電源部9、制御部10及び図示しない
商用電源へのノイズの伝搬を防止するためのラインフィ
ルタ2が収納される。さらに扉23の下方の外装24前
面には運転操作手段16が配置され、この運転操作手段
16からの操作信号が制御部10に入力される。前記循
環/排水ポンプ37には洗浄槽12内に貯留された洗浄
水を循環/排水ポンプ37に送給し上下ノズル17及び
18に循環洗浄水を送給するための導水管39が接続さ
れ、さらに外装24外部に排水を導くための排水管36
が接続される。一方、食器洗い機本体15の外装24外
部に位置する湯水混合栓42からの給水管41が、給水
弁32を介して洗浄槽12内に給水可能に配置され、か
かる湯水混合栓42には温水H及び冷水Cが供給され
る。前記給水弁32には前記制御部10の出力信号が入
力される。さて、洗浄槽12内側の所定位置には、洗浄
槽12内における食器の洗浄過程における洗浄水の通常
水位を検知可能に水位検出手段29が配置され、さらに
食器の洗浄過程における洗浄水の溢水を検知することが
できるように所要位置に溢水検知手段28が配置され
る。前記水位検出手段29び溢水検知手段28の検知結
果は前記制御部10に入力される。
【0024】図6は、本発明の実施形態の食器洗い乾燥
機の制御ブロック図である。図6に示すように制御部1
0には溢水検知手段28や水位検出手段29をはじめと
して扉開閉検知手段11及び運転操作手段16や、その
他の検出手段等の入力手段からの信号が入力される。一
方、制御部10の出力信号は駆動回路に入力され、この
駆動回路により排水/循環ポンプ37その他の駆動系が
駆動される。制御手段101は制御部10内にあって、
制御部10に入力される信号や時間算出手段102から
の信号を処理し、制御部10が出力する信号を決定する
とともに、前記時間算出手段102に食器洗い乾燥機の
動作信号を送っている。制御部10が扉開閉検知手段1
1により、扉23の開を検出した場合に、動作検知手段
104により食器洗い乾燥機が停止動作中であることを
検出した時は、運転操作手段16からの入力信号は全て
拒否され、循環/排水ポンプ37或いは温風ファン34
その他の全ての駆動系は動作しない。また、動作検知手
段104により食器洗い乾燥機が運転動作中であること
を検出した時は、循環/排水ポンプ37或いは温風ファ
ン33その他の全ての負荷の駆動系は動作を停止する。
制御部10が扉開閉検知手段11により、扉23の閉を
検出した場合に、動作検知手段104により食器洗い乾
燥機が停止動作中であることを検出した時は、運転操作
手段16からの入力信号に応じて、循環/排水ポンプ3
7或いは温風ファン33その他の駆動系が動作する。ま
た、動作検知手段104により食器洗い乾燥機が運転動
作中であることを検出した時は、運転動作は継続され
る。
【0025】次に本実施例の食器洗い乾燥機における運
転プログラムの一例について説明する。図9は本発明の
実施形態の食器洗い乾燥機の扉開閉に伴う結線開閉手段
の設定フロー図である。扉開閉検知手段11を検出し
(S1)、扉23が開の場合は、結線開閉手段8を開に
する(S2)。扉23が閉の場合は、結線開閉手段8を
閉にする(S3)。本結線開閉手段の設定フローは、例
えば1msec間隔で繰り返し実行されることにより、
常に扉23の開閉状態が監視されることになる。
【0026】図7は本発明の実施形態の食器洗い乾燥機
の扉開閉に伴う結線開閉手段の動作タイムチャートであ
る。制御部10が扉開閉検知手段11により、扉23の
開を検出した場合は、食器洗い乾燥機の動作状態に関わ
らず、結線開閉手段8を開にする。食器洗い乾燥機が停
止動作中(待機中)に扉23の開を検出した場合(A)
は、停止動作(待機)を継続する。この時、運転操作手
段16からの入力信号は全て拒否され、循環/排水ポン
プ37或いは温風ファン33その他の全ての駆動系は動
作せずに停止動作(待機)を継続する。また、食器洗い
乾燥機が運転動作中に扉23の開を検出した場合(B)
は、循環/排水ポンプ37或いは温風ファン33その他
の全ての負荷の駆動系は動作を一時停止する。その後制
御部10が扉開閉検知手段11により、扉23の閉を検
出した場合(C)、食器洗い乾燥機は一時停止する前の
運転動作を継続する。
【0027】上述のように、食器洗い乾燥機の扉23が
開の場合、すなわち、洗浄槽12の内壁面を人体が触れ
る恐れのある場合には、接地手段43とコモンモードコ
ンデンサ4、5の結線を開にして、漏れ電流の経路を遮
断するため、確実に人体の感電を防止できる。また、結
線開閉手段8は、食器洗い乾燥機の洗浄槽12の内壁面
とコモンモードコンデンサ4、5の直列接続点を開閉す
ることから、すなわち非充電部を開閉することから、制
御部10への通電を停止することなく、人体の感電防止
を防止することができる。結線開閉手段8の開閉に関わ
らず、制御部10は通電された状態であり、運転条件や
運転状態等がキャンセルされることはないため、別途記
憶手段を設けることも不要である。
【0028】ノイズは、循環/排水ポンプ37や温風フ
ァン33その他の駆動系が動作することにより発生レベ
ルが大きくなり、循環/排水ポンプ37や温風ファン3
3その他の駆動系が動作していない場合は、発生レベル
は小さい。ノイズ発生レベルが大きい場合は、結線開閉
手段8が閉となっているため、従来のラインフィルタと
同様の結線状態となり、ノイズの低減効果を維持でき
る。
【0029】以下、本発明の食器洗い乾燥機の第ニの実
施の形態を説明する。なお、第一の実施例と同一部分に
は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。図8は本発
明の実施形態の食器洗い乾燥機の運転状態に伴う結線開
閉手段8の動作タイムチャート、図10は本発明の実施
形態の食器洗い乾燥機の運転状態に伴う結線開閉手段の
全体の動作フロー図である。
【0030】食器洗い乾燥機が運転動作中の場合は、循
環/排水ポンプ37や温風ファン33その他の駆動系が
動作することにより発生するノイズレベルが大きくな
る。食器洗い乾燥機が停止動作中(待機)の場合は、循
環/排水ポンプ37や温風ファン33その他の駆動系が
動作しないことから、発生するノイズレベルが小さくな
る。
【0031】食器洗い乾燥機が運転動作中の場合は、発
生するノイズレベルが大きいため、結線開閉手段8を閉
にすることで、従来のラインフィルタと同様の結線状態
となり、ノイズの低減を図る。食器洗い乾燥機が停止動
作中(待機中)の場合は、発生するノイズレベルが小さ
くなるため結線開閉手段8を開にし、コモンモードコン
デンサ4、5を介して食器洗い乾燥機の洗浄槽12内壁
面に流れてくる漏れ電流を遮断する。食器洗い乾燥機
は、洗浄槽12及び食器カゴ25、26をステンレスで
構成しているため、洗浄槽12を人体が触れる恐れのあ
る場合、すなわち停止動作中(待機中)、一時停止中の
場合に、漏れ電流を結線開閉手段8にて遮断することに
より、人体の感電防止が図れる。
【0032】次に本実施例の食器洗い乾燥機における運
転プログラムの一例について説明する。図10は、本発
明の実施形態の食器洗い機の運転状態に伴う結線開閉手
段の全体の動作フロー図である。運転開始および一時停
止スイッチ111をON(S101)すると、扉開閉検
知手段11を検出し(S102)、扉23が開の場合は
運転を開始しない。扉23が閉の場合は、結線開閉手段
8を閉にし(S103)、運転動作を開始し(S10
4)、運転動作が所定時間実施される。運転終了時間に
なると(S105)、運転待機状態となり(S10
6)、結線開閉手段8を開にした(S107)後、ブザ
ー27を鳴らすことで運転終了報知(S108)を行
い、使用者に運転が終了したことを告げる。
【0033】上記運転動作の途中で一時停止スイッチ1
11がONされた場合は(S109)、運転動作を一時
停止(S110)した後、結線開閉手段8を開にする
(S111)。一時停止スイッチ111が再ONされる
までは、運転一時停止及び結線開閉手段8の開を継続す
る(S112)。再び一時停止スイッチ111がONさ
れた場合は(S112)、結線開閉手段8を閉にして
(S113)、運転一時停止する前の運転動作を継続す
る(S114)。
【0034】上記運転動作の途中で扉開閉検知手段11
の開を検出した場合は(S115)、運転動作を一時停
止(S116)にした後、結線開閉手段8を開にする
(S117)。扉開閉検知手段11が閉を検出するまで
は、運転一時動作の停止及び結線開閉手段8の開を継続
する(S118)。扉開閉検知手段11の閉を検出した
場合は(S118)、結線開閉手段8を閉にして(S1
19)、扉23が開になる前の運転動作を継続する(S
120)。
【0035】上記運転動作の途中でエラーが発生した場
合は(S121)、運転動作のエラー停止をして(S1
22)、結線開閉手段8を開に(S123)した後、運
転操作手段16のLED118をエラーに応じた方法で
点灯させるとともに、ブザー27を鳴らすことでエラー
報知(S124)を行い、使用者にエラーが発生したこ
とを告げる。
【0036】図8は本発明の実施形態の食器洗い乾燥機
の運転状態に伴う結線開閉手段の動作タイムチャートで
ある。運転操作手段16からの入力信号により運転動作
が開始する(A)までは、扉23の開閉に関わらず結線
開閉手段8は開とする。運転動作中に一時停止スイッチ
111がONされた場合(B)或いは扉開閉検知手段1
1により、扉23の開を検出した場合(D)は、食器洗
い乾燥機の運転動作を一時停止し、結線開閉手段8を開
とする。運転動作中に一時停止スイッチ111が押され
た場合(B)は、再度一時停止スイッチ111をONす
る(C)ことにより、結線開閉手段8を閉にして、一時
停止前の運転動作を継続する。運転動作中に扉開閉検知
手段11が扉23の開を検出した場合(D)において
は、扉開閉検知手段11が扉23の閉を検出する(E)
ことにより、結線開閉手段8を閉にして、一時停止前の
運転動作を継続する。
【0037】上述の通り、食器洗い乾燥機が運転動作
中、すなわち負荷が動作しているためにノイズ発生レベ
ルが大きい場合は、結線開閉手段8を閉にしているた
め、従来のラインフィルタと同様の結線状態となり、ノ
イズの低減が図れる。また、食器洗い乾燥機が停止動作
中(待機)或いは一時停止中の場合、すなわち負荷が動
作していないのためにノイズ発生レベルが小さい場合に
のみ、結線開閉手段8を開するため、機器のノイズによ
る誤動作等の影響は回避できる。結線開閉手段8は、接
地手段43とコモンモードコンデンサ4、5の直列接続
点の結線、すなわち非充電部を開閉することから、制御
部10は通電されたままの状態であり、運転条件や運転
状態等がキャンセルされることはないため、別途記憶手
段を設けることも不要である。更には、食器洗い乾燥機
の扉23が開の場合、すなわち、洗浄槽12の内壁面を
人体が触れる恐れのある場合には、食器洗い乾燥機の洗
浄槽12の内壁面とコモンモードコンデンサ4、5の結
線を開にして、漏れ電流の経路を遮断するため、確実に
人体の感電を防止できる。
【0038】本実施例では、食器洗い乾燥機が運転動作
時には必ず結線開閉手段8を閉にしたが、食器洗い乾燥
機の動作状態検知手段104により運転動作の状態を検
知し、運転状態に応じて結線開閉手段8を開閉しても良
い。具体的な例としては、ノイズを多く発生する負荷、
例えば循環/排水ポンプ37や温風ファン33が動作し
ている場合は、結線開閉手段8を閉にして、ノイズの低
減を図り、動作していない場合は結線開閉手段8を開に
する。これにより、ラインフィルタ2の機能が必要な場
合に限って、ラインフィルタ2の機能を有効とすること
ができる。
【0039】以下、本発明の食器洗い乾燥機の第三の実
施の形態を説明する。なお、第一、第二の実施例と同一
部分には同一番号を付し、詳細な説明は省略する。図3
は本発明の実施形態の食器洗い乾燥機のラインフィルタ
を備えた電源廻りの回路ブロック図である。商用電源1
に、ラインフィルタ2を介して電源部9が接続される。
ラインフィルタ2は、ディファレンシャルモードコンデ
ンサ3、7及びコモンモードチョークコイル6、さらに
コモンモードコンデンサ4、5からなり、コモンモード
コンデンサ4、5の接続点は食器洗い乾燥機洗浄槽12
の内壁面に接続される。さらに、コモンモードコンデン
サ4、5の直列接続点から接地手段43を経由して大地
に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出手段13と、
漏れ電流検出手段13から得られた信号を直流に変換す
る整流部14を備えている。整流部14で直流に変換さ
れた漏れ電流は制御部10にA/D値として取り込まれ
る。
【0040】接地手段43が正常に大地(アース)に結
線されていない場合は、漏れ電流の経路が断たれるた
め、漏れ電流は流れない。制御部10が漏れ電流検出手
段13からの漏れ電流検出信号を検出しない場合は、運
転操作手段16からの入力信号は全て拒否され、食器洗
い乾燥機は停止動作(待機)を継続する。
【0041】接地手段43が正常に大地(アース)に結
線されいる場合は、コモンモードコンデンサ4、5、接
地手段43、大地(アース)の経路が形成されるために
常時漏れ電流が流れる。制御部10が、漏れ電流検出手
段13ににて漏れ電流を検出した場合、食器洗い乾燥機
は運転操作手段16からの入力信号に応じた動作を実施
する。
【0042】制御部10は、漏れ電流検出手段13から
の漏れ電流検出信号を常時監視し、継続して漏れ電流を
検出することによりはじめて運転操作手段16からの入
力信号に応じた動作を実施する。よって、接地手段43
と大地(アース)との接触不良、人体が食器洗い乾燥機
洗浄槽12の内壁面を触ることにより一時的に流れる漏
れ電流を検知しても、運転操作手段16からの入力信号
は全て拒否される。
【0043】また、制御部10が、漏れ電流検出手段1
3にて、漏れ電流を検出した際に、ブザー28や運転操
作手段16の各LED118で大地接地が正常であるこ
とを報知することにより、施工時の大地接地忘れの防止
を図ることができ、施工性及び安全性の向上が図れる。
【0044】なお、本発明の食器洗い乾燥機は、上述の
実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。
【0046】本発明は以上のように、開閉可能に密閉す
る蓋体を有するケーシングの内部に、食器類を収容する
洗浄槽と、該洗浄槽に洗浄水及びすすぎ水を噴射するノ
ズルと、前記ノズルに前記洗浄水及びすすぎ水を循環供
給するポンプと、前記水を加熱する温水ヒータとを備
え、前記ポンプ及び温水ヒータを制御する制御手段とで
構成される食器洗い乾燥機において、前記洗浄槽は使用
者が触れ得る内壁面を導電体で構成するとともに、前記
内壁面はアースに接地するするための接地手段を備え、
前記制御手段に電力を供給する商用電源のライン間に直
列に接続されたコンデンサと、前記コンデンサの直列接
続点と前記接地手段との結線を開閉する結線開閉手段を
有することとしたので、結線開閉手段を閉にすれば、接
地手段を介してコンデンサの直列接続点と食器洗い機洗
浄槽内壁面が接続されるため、ノイズ低減効果を図るこ
とができる。結線開閉手段を開にすれば、接地手段とコ
ンデンサの直列接続点の結線が遮断されるため、漏れ電
流の経路が遮断されることとなり、人体が食器洗い乾燥
機の洗浄槽内壁面を触っても感電の恐れがない。また、
接地手段とコンデンサの直列接続点の結線、すなわち非
充電部を遮断するため、制御部への通電を停止すること
なく漏れ電流の経路を遮断することができる。
【0047】食器洗い乾燥機の洗浄槽を開閉する蓋体
と、前記洗浄槽を開閉する蓋体の開閉状態を検知する扉
開閉検知手段とを有するとともに、前記扉開閉検知手段
の出力状態に応じて、前記結線開閉手段を開閉すること
としたので、扉が閉じられている場合、すなわち、食器
洗い乾燥機の洗浄槽内壁面を人体が触れる恐れのない場
合には、結線開閉手段を閉にすれば、接地手段を介して
コンデンサの直列接続点と食器洗い機洗浄槽内壁面が接
続されるため、ノイズ低減効果を図ることができる。ま
た、扉が開かれた場合、すなわち、食器洗い乾燥機の洗
浄槽内壁面を人体が触れる恐れのある場合には、接地手
段とコンデンサの直列接続点の結線が遮断されるため、
漏れ電流の経路が遮断されることとなり、人体が食器洗
い乾燥機の洗浄槽内壁面を触っても感電の恐れがない。
【0048】扉開閉検知手段の状態が開状態の場合、前
記結線開閉手段を開状態にすることとしたので、食器洗
い乾燥機の扉が開の場合、すなわち、洗浄槽内壁面を人
体が触れる恐れのある場合には、接地手段とコンデンサ
の直列接続点の結線を開にして、漏れ電流の経路を遮断
するため、確実に人体の感電を防止できる。
【0049】食器洗い乾燥機の運転を開始する運転操作
手段と、前記運転操作手段の操作により食器洗い乾燥機
の動作状態を検知する動作検知手段とを有するととも
に、前記動作検知手段の出力状態に応じて、前記結線開
閉手段を開閉することとしたので、食器洗い乾燥機が運
転動作中、すなわち、ノイズ発生レベルが大きい場合
は、結線開閉手段を閉にすることで、接地手段を介して
コンデンサの直列接続点と食器洗い機洗浄槽内壁面が接
続されるため、ノイズ低減効果を図ることができる。ま
た、食器洗い乾燥機が停止動作中のみ、すなわち、ノイ
ズ発生レベルが小さい場合のみ、結線開閉手段を開にし
て、漏れ電流の経路を遮断するため、ノイズ抑制効果を
維持することができるとともに、扉開閉検知手段が仮に
ON故障した場合においても、確実に人体の感電防止を
図ることができる。
【0050】運転操作手段の操作により食器洗い乾燥機
の動作状態を検知する動作検知手段の状態が停止状態の
場合、前記結線開閉手段を開状態にすることとしたの
で、食器洗い乾燥機が停止動作中、すなわち、ノイズ発
生レベルが小さい場合は、結線開閉手段を開にして、漏
れ電流の経路を遮断するため、扉開閉検知手段11が仮
にON故障した場合においても、確実に人体の感電防止
を図ることができる。
【0051】開閉可能に密閉する蓋体を有するケーシン
グの内部に、食器類を収容する洗浄槽と、該洗浄槽に洗
浄水及びすすぎ水を噴射するノズルと、前記ノズルに前
記洗浄水及びすすぎ水を循環供給するポンプと、前記水
を加熱する温水ヒータとを備え、前記ポンプ及び温水ヒ
ータを制御する制御手段とで構成される食器洗い乾燥機
において、前記洗浄槽は使用者が触れ得る内壁面を導電
体で構成するとともに、前記内壁面はアースに接地する
するための接地手段を備え、前記制御手段に電力を供給
する商用電源のライン間に直列に接続されたコンデンサ
と、前記コンデンサの直列接続点と前記接地手段との結
線の電流を検出する漏れ電流検出手段を有することとし
たので、食器洗い乾燥機の洗浄槽内壁面が大地接地され
た場合は、漏れ電流検出手段により、漏れ電流を検出す
ることが可能となるとともに、大地接地が確実に行われ
ているかどうかを検出することができる。
【0052】漏れ電流検出手段が電流を検出しない場
合、前記運転操作手段の出力を無効にすることとしたの
で、大地接地されておらず人体が感電する恐れのある場
合は、食器洗い乾燥機の使用をできなくするため、安全
性の高い食器洗い乾燥機を提供することができる。
【0053】漏れ電流検出手段が電流を検出した場合、
前記制御手段は大地接地されてあることを報知する報知
手段を有することとしたので、食器洗い乾燥機の施工時
に確実に大地接地されているかどうかを認識することが
できるため、施工性及び安全性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一、第二の実施形態の食器洗い乾
燥機の電源廻りの回路ブロック図
【図2】 本発明の第一、第二の実施形態の食器洗い乾
燥機のラインフィルタを備えた電源廻りの回路ブロック
【図3】 本発明の第三の実施形態の食器洗い乾燥機の
ラインフィルタを備えた電源廻りの回路ブロック図
【図4】 従来の実施形態の食器洗い乾燥機のラインフ
ィルタを備えた電源廻りの回路ブロック図
【図5】 本発明の実施形態の食器洗い乾燥機の水路構
成ブロック図
【図6】 本発明の実施形態の食器洗い乾燥機の制御ブ
ロック図
【図7】 本発明の第一の実施形態の食器洗い乾燥機の
扉開閉に伴う結線開閉手段の動作タイムチャート
【図8】 本発明の第二の実施形態の食器洗い乾燥機の
運転状態に伴う結線開閉手段の動作タイムチャート
【図9】 本発明の第一の実施形態の食器洗い乾燥機の
扉開閉に伴う結線開閉手段の設定フロー図
【図10】 本発明の第二の実施形態の食器洗い乾燥機
の運転状態に伴う結線開閉手段の全体の動作フロー図
【符号の説明】
1…商用電源、2…ラインフィルタ、3…コンデンサ 4…コンデンサ、5…コンデンサ、6…コモンモードチ
ョークコイル 7…コンデンサ、8…結線開閉手段、9…電源部、10
…制御部 11…扉開閉検知手段、12…食器洗い乾燥機洗浄槽 13…漏れ電流検出手段、14…整流部、15…食器洗
い乾燥機本体 16…運転操作手段、17…上ノズル、18…下ノズル 19…上ノズル部、20…残飯フィルター、21…洗剤
投入口 22…給湯口、23…扉、24…外装、25…食器カゴ
(上) 26…食器カゴ(下)、27…ブザー、28…溢水検知
手段 29…水位検出手段、30…水温検知手段、31…温水
ヒータ 32…給水弁、33…温風ファン、34…温風ヒータ 35…温風温度検知手段、36…排水管、37…循環/
排水ポンプ 38…底カバー、39…導水管、40…電線、41…給
水管 42…湯水混合栓、43…接地手段 101…制御手段、102…時間算出手段、103…警
報報知手段 104…動作検知手段、110…電源スイッチ 111…運転開始および一時停止スイッチ、112…8
分コーススイッチ 113…標準コーススイッチ、114…念入りコースス
イッチ 115…乾燥のみ選択スイッチ、116…乾燥選択スイ
ッチ 117…加熱すすぎスイッチ、118…各LED

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能に密閉する蓋体を有するケーシ
    ングの内部に、食器類を収容する洗浄槽と、該洗浄槽に
    洗浄水及びすすぎ水を噴射するノズルと、前記ノズルに
    前記洗浄水及びすすぎ水を循環供給するポンプと、前記
    水を加熱する温水ヒータとを備え、前記ポンプ及び温水
    ヒータを制御する制御手段とで構成される食器洗い乾燥
    機において、前記洗浄槽は使用者が触れ得る内壁面を導
    電体で構成するとともに、前記内壁面はアースに接地す
    るするための接地手段を備え、前記制御手段に電力を供
    給する商用電源のライン間に直列に接続されたコンデン
    サと、前記コンデンサの直列接続点と前記接地手段との
    結線を開閉する結線開閉手段を有することを特徴とする
    食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の食器洗い乾燥機におい
    て、前記洗浄槽を開閉する蓋体と、前記洗浄槽を開閉す
    る蓋体の開閉状態を検知する扉開閉検知手段とを有する
    とともに、前記扉開閉検知手段の出力状態に応じて、前
    記結線開閉手段を開閉することを特徴とする食器洗い乾
    燥機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の食器洗い乾燥機におい
    て、前記扉開閉検知手段の状態が開状態の場合、前記結
    線開閉手段を開状態にすることを特徴とする食器洗い乾
    燥機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の食器洗い乾燥機におい
    て、前記食器洗い乾燥機の運転を開始する運転操作手段
    と、前記運転操作手段の操作により食器洗い乾燥機の動
    作状態を検知する動作検知手段とを有するとともに、前
    記動作検知手段の出力状態に応じて、前記結線開閉手段
    を開閉することを特徴とする食器洗い乾燥機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の食器洗い乾燥機におい
    て、前記運転操作手段の操作により食器洗い乾燥機の動
    作状態を検知する動作検知手段の状態が停止状態の場
    合、前記結線開閉手段を開状態にすることを特徴とする
    食器洗い乾燥機。
  6. 【請求項6】 開閉可能に密閉する蓋体を有するケーシ
    ングの内部に、食器類を収容する洗浄槽と、該洗浄槽に
    洗浄水及びすすぎ水を噴射するノズルと、前記ノズルに
    前記洗浄水及びすすぎ水を循環供給するポンプと、前記
    水を加熱する温水ヒータとを備え、前記ポンプ及び温水
    ヒータを制御する制御手段とで構成される食器洗い乾燥
    機において、前記洗浄槽は使用者が触れ得る内壁面を導
    電体で構成するとともに、前記内壁面はアースに接地す
    るするための接地手段を備え、前記制御手段に電力を供
    給する商用電源のライン間に直列に接続されたコンデン
    サと、前記コンデンサの直列接続点と前記接地手段との
    結線の電流を検出する漏れ電流検出手段を有することを
    特徴とする食器洗い乾燥機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の食器洗い乾燥機におい
    て、前記漏れ電流検出手段が電流を検出しない場合、前
    記運転操作手段の出力を無効にすることを特徴とする食
    器洗い乾燥機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の食器洗い乾燥機におい
    て、前記漏れ電流検出手段が電流を検出した場合、前記
    制御手段は大地接地されてあることを報知する報知手段
    を有することを特徴とする食器洗い乾燥機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009500066A (ja) * 2005-07-01 2009-01-08 オルシウス・コーポレイション 患者の体温調節のための1次熱交換器
JP2009247455A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機
JP2012000354A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Panasonic Corp 食器洗い機

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