JP2526367B2 - 縦葺き屋根構造 - Google Patents

縦葺き屋根構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋根の葺き上がり表
面が略平坦状に形成される縦葺き屋根構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したように屋根の葺き上がり
表面が略平坦状に形成される縦葺き屋根構造としては、
実開昭49−81522号や特公平1−52540号が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のものは、平板状
の屋根板を、野地板の上に間隔を置いて取付固定した補
強材の上に配置し、屋根板の側縁部を屋根板連結具の弾
性片の間に挿入することにより隣合う屋根板同士を連結
している。上記した屋根構造は、屋根板に何等の加工も
施す必要がないので簡易で且つ安価である利点を有する
が、屋根板を補強材に対して釘打ちすることにより固定
しているので、雨仕舞上重大な問題があった。
【0004】また、後者のものは、断面略C型に形成し
た長尺状の取付部材における開口部両側縁部に対して、
屋根板両側縁部に沿って形成した係合片を弾性的に嵌合
させることにより、隣合う屋根板同士を上記取付部材を
介して接合保持するものである。この屋根構造は、屋根
板両側縁部に形成した係合片を取付部材の開口部に対し
て弾性嵌合させることにより屋根板を容易に敷設できる
ため、施工性に優れると云う利点があるが、上記したよ
うな弾性嵌合により屋根板を確実に保持するためには、
墨出し作業を正確に行なう必要があった。
【0005】しかし、実際の現場においては、鉄骨やR
Cといった建物の躯体について、数ミリ単位の精度を得
ることは至難であり、屋根下地面の平面度としてはセン
チメートル単位の誤差を生じることが多い。このような
寸法誤差や建物の意匠に起因して、厳密な墨出し精度を
得ることができない結果、上記した屋根板の弾性嵌合が
不正確となり、確実な保持を行なうことができなかった
り、屋根面に歪みが現れたりする問題があった。また、
屋根板の厚みが1.2ミリ以上になると、弾性嵌合させ
るのに相当な力が必要となり、施工性が著しく低下する
問題もある。本発明は、上記したような縦葺き屋根構造
に対して、墨出しの寸法誤差を合理的に吸収する機能を
具備せしめることにより、雨仕舞性が高くさらに墨出し
精度に起因して屋根板材に歪みが生じるのを防止するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、屋根の葺き上がり表面が略平坦状に形成
される縦葺き屋根構造において、隣合わせに敷設される
屋根板と、これら屋根板同士の接合部下の位置に対応さ
せて屋根下地上に取付固定する長尺状の保持部材とから
なり、上記屋根板は左右両側縁部を内側に折り返して被
係合部を形成し、保持部材は、上面に沿って設けた開口
部を挟んで対向する両側縁部にそれぞれ係合部を形成し
て成る係合体と、該係合体を屋根下地上にて支持する支
持体とから構成すると共に、上記係合体を屋根下地に対
して横方向へスライドせしめるスライド手段と、そのス
ライド方向の動きを任意位置にて規制し且つ上下方向へ
の動きを定位置にて規制する位置規制手段とを具備し、
隣合う一方の屋根板の被係合部に係合体一方の係合部を
スライド係合させて固定すると共に、他方の屋根板の被
係合部を上記係合体他方の係合部に保持せしめるもので
ある。
【0007】また、上記屋根構造は、隣合う屋根板の被
係合部が各々係合される係合体両係合部間の開口に、係
合片を有する長尺状のカバー材を上方から弾性嵌係合せ
しめることにより、上記屋根板の両側縁部間を被覆する
とよい。
【0008】
【作用】以上の手段によれば、長尺状の保持部材は係合
体と該係合体を支持する支持部材とから成る。また、隣
合う屋根板同士は両側縁部に沿って形成した被係合部を
上記保持部材の係合部に係合することにより保持されて
いる。長尺状の係合体は上面が開口し、該開口部の両側
縁に沿って係合部を向い合わせに形成してある。上記、
保持部材は上記係合体を横方向へスライドさせるスライ
ド手段と、そのスライド方向の動きを任意位置にて規制
し、且つ上下方向の動きを定位置にて規制する位置規制
手段とを具備し、下地材に対して取付支持されている。
一方、屋根板の左右両側縁部は内側に折り曲げて上記保
持部材の係合部に対して係合する被係合部が形成してあ
る。
【0009】そして、野地面上において隣合わせに敷設
される一方の屋根板の被係合部に、各係合体一方の係合
部をスライド手段によりスライドさせて係合し、位置規
制手段によりその状態のまま動きを規制する。さらに、
隣合う他方の屋根板の被係合部を上記係合体他方の係合
部に係合して保持することにより、隣合う屋根板同士が
下地上に取付支持される保持部材を介して接合され、保
持がなされる。上記係合体の両係合部の間に、係合片を
有する長尺状のカバー材を上方から弾性係合せしめるこ
とによれば、隣合う屋根板の両側縁部間の溝を被覆する
ことができる。上記したように構成される縦葺き屋根構
造において保持部材の係合体は屋根の流れ方向に沿って
取付支持され、接合部内に進入した雨水を排水部材とし
て流下させ軒側端から排水せしめる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2にて示す縦葺き屋根構造は、建築
躯体の屋根下地aの上に取付固定する保持部材2と、該
保持部材2により隣合う左右両側の接合縁部を同士を接
合し、縦葺き状態で保持される複数枚の屋根板1と、こ
れら屋根板1同士の接合部に上方から被嵌するカバー材
3とから構成される。
【0011】屋根板1は、塗装鋼板、メッキ鋼板、ステ
ンレス鋼板、アルミ合金板等の帯状金属板からなり、左
右両側縁を内側に折り返して被係合部11を形成してあ
る。被係合部11は保持部材2の係合部21と係合する
ことにより屋根板1自体を保持するものである。
【0012】保持部材2は、図2にて示すように、断面
略C型の長尺材からなる係合材2aと、該係合材2aの
下面に定間隔をおいて止着されるスライド片2cと、上
記係合材2aを下地aに対して取付固定する短尺状の支
持板2bとから構成してある。係合材2aは、屋根の流
れ方向に延びる長尺鋼板を断面略C形に屈曲させてな
り、開口部を上にした状態で支持板2b上に取付支持さ
れる。また、係合材2aの開口部を挟む左右両縁部を各
々内側へ向けて水平に折曲させることにより、前記屋根
板1の被係合部21内に挿入係合する係合部21を形成
してある。また、上記係合材2aの下面に沿って定間隔
をおいて止着するスライド片2cは、係合材2a幅より
も幾分長い短尺状の鋼板からなり、その一端部を下面側
へ向けてコ形に折曲して挿入片22を形成すると共に、
他端部を係合材2aの側部から幾分突出させた状態で係
合材2aの下面に対して溶着若しくは接着することによ
り止着してある。また、上記スライド片2cの他端部に
は止めねじ24を挿通させる長孔24cを開設してあ
る。
【0013】支持板2bは、上記係合材2aおよび断熱
材や遮音材等の野地材bを下地a上において所定の高さ
に保持するものであり、係合材2a下面に取り付けたス
ライド片2cと同じ間隔をおいて下地a上に取付固定さ
れる。支持板2bは、帯状板の両端部をクランク形に折
曲して側面視略ハット形に形成し、その中央部に受け凹
部25とスライド面26を凹設形成してある。上記スラ
イド面26は前記係合材2a下面に沿って定間隔をおい
て取付られるスライド片2cの挿入片22を摺動可能に
受ける面であり、同面の受け凹部25側に折片を止着す
ることにより、スライド片2cの挿入片22を摺動可能
に挿入する挿入部27を構成してある。また、上記支持
板2b上面の両端寄りの部分には立片28を各々立設
し、同片28より外側の面を野地材bの側縁部を載置す
る載置面29として構成し、該載置面29に載置した野
地材bの側面を上記立片28に付き当てて位置規制をす
るようになっている。さらに、上記支持板2bの上面に
は止めねじ24を螺合するねじ部24bを設けてある。
上記ねじ部24bは図1にて示すようにルーズ孔の裏面
にナット24’を溶接しても、若しくは支持板2b自体
にタップ加工を施してねじ孔として構成してもよい。ま
た支持板2b両端部の耳部には釘孔23を開設してあ
る。
【0014】また、屋根板1接合部の開口を塞ぐカバー
材3は、上記係合材2aと同じ長さの帯状金属板の左右
両側縁部を内側へ屈曲することにより、係合材2aの開
口部を挟む両左右両係合部21に弾性係合する弾性片3
1を形成して成る。尚、上記した係合材2a、スライド
片2c、支持板2bは、前記屋根板1と同様に、塗装鋼
板、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ合金板等の帯
状金属板及びC型鋼、アルミ合金等の押出形材からな
る。
【0015】次に上記した如く構成される縦葺き屋根構
造の施工行程を図5乃至図9に基づいて説明する。下地
a上面の墨出しに基づいて、屋根板1の接合部に対応す
る位置に沿って所定の間隔をおいて保持部材2の支持板
2bを配置し、下地aに対して釘止めする(図5)。
尚、上記した下地材aは、鉄骨、ALC等のコンクリー
トパネル、木片セメント板等、建築躯体側の強度構造、
部材の全てを指し、中間に断熱材等を介在させたものも
含む。
【0016】図6は、上記したように下地a上に取付固
定した支持板2bの一方、即ち葺き始め側となる図面右
側に野地材bと屋根板1とを載せた状態を示し、図示さ
れる屋根板1及び野地材bの右側縁は既に右隣の列の保
持部材により保持された状態である。上記状態におい
て、長尺状の係合材2aは下地aの流れ方向に沿って定
間隔をおいて取付固定した支持板2bの上に載せ、両立
片28にて挟まれる範囲の一番右側よりに寄せた状態と
し、係合材2a右側の係合部21を上記屋根板1の被係
合部11の下に位置させる(図6)。
【0017】次いで、図7にて示すように、係合材2a
を左側へ向けてスライドさせながら、係合材2aの右側
係合片21を屋根板1の被係合部11内に内側から挿入
すると同時に、各スライド片2cの挿入片22を対応す
る支持板2b上の挿入部27に挿入し、適切な保持状態
を得る。例えば上記屋根板1との接合位置が左右に幾分
ずれていたとしても、この寸法誤差を上記係合材2aの
スライドにより吸収して、最適な保持状態で接合するこ
とができる。
【0018】上記したように係合材2aを適切な位置ま
でスライドさせたならば、止めねじ24を各スライド片
2cの長孔24cを通して支持板2bの螺合孔24b’
に螺合させ、係合材2aを各支持板2b上に固定する。
尚、上記スライド片2cと挿入部27及び止めねじ24
との組み合せによれば、係合材2a及び係合部21の横
方向のスライド移動と任意位置での固定を可能にすると
共に、挿入片22が挿入部27内に対して水平に挿入さ
れることによる掛止強度により、係合材2aの上下方向
の動きを規制することができ、例えば屋根板1に加わる
負圧力にも確実に対応することができる。
【0019】図8にて示すように、野地材bの右側縁部
を上記保持部材2の載置面29に載置した後、上記屋根
板1の左隣に敷設する屋根板1の右側縁部の被係合部2
1を係合材2aの左側の係合部21に挿嵌して保持状態
とする(図9)。この状態において隣合う屋根板1同士
は左右の側縁部を接合した状態で保持されたことにな
る。
【0020】次に、図9にて示すように係合材2aの開
口部に長尺状のカバー材3を上から嵌合し、同カバー材
3下面の両弾性片31を上記屋根板1の被係合部11が
係合する両係合部21に対して係合せしめる。これによ
り隣合う屋根板1の接合部に沿って形成される開口部が
上記カバー材3によって被覆される。以後、上記したと
同じ行程にて屋根板1を順次屋根の左側に接続しながら
敷設し、保持部材2により接合して保持していく。
【0021】尚、上記カバー材は屋根板1との間の重合
部に防水ゴム等、弾性変形して密着する止水材を介在さ
せることにより、接合部内への浸入水量を効果的に減少
させることができる。また、上記実施例において野地材
bは、屋根板1の敷設と同時に保持部材2の上に載置し
たが、下地a上の所定位置に保持部材2を取付固定した
時点において、屋根板1の敷設に関わらず任意の範囲に
敷設してもよい。さらに、屋根面が流れ方向に極端に長
い場合は、流れ方向の中間にジョイント部を設ける。こ
のジョイント部は、保持部材2より一回り大きな(若し
くは一回り小さな)断面略C形の短尺材で適宜防水処理
を施すことになる。
【0022】図3及び図4は、縦葺き屋根構造の別の実
施例である。この屋根構造は、屋根板1及び係合材2
a、スライド片2cは前記したものと同様に構成される
が、前記支持板2bに相当する部材が上板2dと補強材
2eとを組み合わせることにより構成してある。上記上
板2dは、前記した第一実施例の支持板2bの左右両端
部の耳部を取り除くことにより構成され、両端部には2
個の通孔24dを開設してある。
【0023】一方、補強材2eは上記上板2dの脚材と
して機能する部材であり、断面ハット形の長尺材からな
り、その上面に所定間隔を置いて上記各上板2dの通孔
24dに対応する孔24eを形成すると共に、両側部の
耳に釘孔23’を開設して構成してある。上記補強材2
eは下地aの流れ方向に沿って2本平行に配置して釘ま
たは木ねじ止めし、さらに固定された両補強材2eにわ
たって上板2dを取付け、止めねじ若しくはビス24’
の螺合により補強材2eに対して各上板2dを一体的に
取付固定する。上記したように上板2dの両端部を補強
材2eの上面に対して取付固定するには、止めねじ24
を補強材2e上面に穿設したねじ孔24eに対して螺合
させるか、若しくはドリルビスを使用して補強材2eの
上面に穿孔してねじ込むが、その他既存の固定方法を採
用してもよい。また、上記補強材2eを下地aに止着す
るには、下地aが木材の場合、上記したように釘又は木
ねじを使用するが、下地aの材質が窯業系の場合はタッ
ピングビス、また鉄骨系の場合はドリルビスを使用す
る。
【0024】上記したように構成される屋根構造におい
ては、下地aの所定位置に両補強材2eを取付固定し、
この両補強材2eの上に沿って定間隔をおいて上板2d
をねじ止めした後は、前記した第一実施例と同様な行程
で屋根葺きが行なわれる。上記屋根構造においては、補
強材2eが下地材aの補強となって屋根面の強度を効果
的に増大することができる。尚、上記屋根構造において
野地材bの下と下地材aとの間に形成される空気層を流
通空気層として構成することによれば、屋根構成中の内
部結露の発生を効果的に防止することが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したも
のであるから、以下に列記する如き効果を奏する。 (1)隣合う屋根板同士の接合部に排水機能を有する長
尺状に構成した保持部材の係合材を配設したので、接合
部内に進入した雨水を上記係合材により確実に流下させ
て排水することができ、雨仕舞性が非常に高い。
【0026】(2)既に野地面上において一側を保持さ
れる屋根板の被係合部に対して、係合材の係合部をスラ
イド手段によりスライド係合させ、位置規制手段により
その状態を維持することができるので、墨出し精度に問
題があってもその寸法誤差を上記スライド距離により吸
収して適性な状態で両者を係合させ、確実に保持するこ
とができる。また、これに伴って、墨出し精度に起因す
る屋根板の歪みを無くすことができる。
【0027】(3)屋根板の被係合部と係合材の係合部
との間の係合をスライド手段によるスライド係合により
簡単且つ確実に行なえるので、従来のものと比較して屋
根板被係合部の形状をタイトにすることができ、また厚
板の使用も可能となるのでより強固な保持が可能とな
る。
【0028】(4)上記保持部材の係合材は長尺材から
なり、屋根板の接合部の全長にわたって保持力を確保で
きるので、屋根板保持の強度が極めて高い。 (5)また、係合材両係合部の間に、長尺状のカバー材
を上方から弾性係合せしめたものにおいては、屋根板接
合部の溝内に枯葉や塵等の浸入を極力防止することがで
き、さらに意匠性を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した縦葺き屋根構造の接合部
分を示す縦断面図。
【図2】 同屋根構造の保持部材を一部切欠して示す
斜視図。
【図3】 保持部材が長尺状の補強材を具備する実施
例の屋根構造を示す縦断面図。
【図4】 同屋根構造の保持部材を一部切欠して示す
斜視図。
【図5】 下地材の上に保持部材を取付固定した状態
を示す屋根接合部の縦断面図。
【図6】 保持部材の上に係合材を載せ、スライドす
る際の屋根接合部を示す縦断面図。
【図7】 係合材の係合部を屋根板の被係合部に係合
させた状態の屋根接合部を示す縦断面図。
【図8】 他方の係合部に残る屋根板の被係合部を係
合する状態の屋根接合部を示す縦断面図。
【図9】 隣合う屋根板同時を接合し、該接合部にカ
バー材を嵌挿する状態の屋根接合部を示す縦断面図。
【符号の説明】
a・・・下地材 b・・・野地材 1・・・屋根板 11・・・被係合部 2・・・保持部材 2a・・・係合材(係合体) 2b・・・支持板(支持体) 21・・・係合部 3・・・カバー材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の葺き上がり表面が略平坦状に形
    成される縦葺き屋根構造において、隣合わせに敷設され
    る屋根板と、これら屋根板同士の接合部下の位置に対応
    させて屋根下地上に取付固定する長尺状の保持部材とか
    らなり、上記屋根板は左右両側縁部を内側に折り返して
    被係合部を形成し、保持部材は、上面に沿って設けた開
    口部を挟んで対向する両側縁部にそれぞれ係合部を形成
    して成る係合体と、該係合体を屋根下地上にて支持する
    支持体とから構成すると共に、上記係合体を屋根下地に
    対して横方向へスライドせしめるスライド手段と、その
    スライド方向の動きを任意位置にて規制し且つ上下方向
    への動きを定位置にて規制する位置規制手段とを具備
    し、隣合う一方の屋根板の被係合部に係合体一方の係合
    部をスライド係合させて固定すると共に、他方の屋根板
    の被係合部を上記係合体他方の係合部に係合して保持せ
    しめる縦葺き屋根構造。
  2. 【請求項2】 隣合う屋根板の被係合部が各々係合さ
    れる係合体両係合部間の開口に、係合片を有する長尺状
    のカバー材を上方から弾性嵌係合せしめることにより、
    上記屋根板の両側縁部間を被覆して成る請求項1記載の
    縦葺き屋根構造。
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