JP2525548B2 - コンクリ―トガ―ドフェンス - Google Patents

コンクリ―トガ―ドフェンス

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JP2525548B2
JP2525548B2 JP5292162A JP29216293A JP2525548B2 JP 2525548 B2 JP2525548 B2 JP 2525548B2 JP 5292162 A JP5292162 A JP 5292162A JP 29216293 A JP29216293 A JP 29216293A JP 2525548 B2 JP2525548 B2 JP 2525548B2
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智 池田
秀樹 田中
幸人 津島
弘義 平林
啓 佐藤
和之 望月
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートガードフ
ェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】ガードフェンスは、主として走行車線を
逸脱した車両が道路外あるいは対向車線に逸脱すことを
防止するため設けられるものであり、十分な逸脱防止効
果を備えていなければならない。また、ブレーキトラブ
ル等の緊急事態においては、車両をフェンスに擦りつけ
るようにして緊急停止するためにも用いられ、十分な安
定性と衝撃強度が要求される。そして従来のものとして
は、支柱にガードレールを取付けた鋼製ガードフェンス
が知られており、このガードフェンスに対して斜めに侵
入した車両は、その車両側面側を前記ガードレールに衝
突することにより逸脱が防止される。そして、図に示
すように、道路Rに設けたガードフェンスFに対して入
射角度Nで衝突する車両Kの挙動としては、矢印Aに示
すガードフェンスFに衝突し向きを変えて車線に復帰す
る車線復帰状態と、矢印Bに示すガードフェンスFに衝
突して停止するいわゆる取り込み状態と、矢印Cに示す
ガードフェンスFを乗り越えて対向車線に逸脱する場合
などがあり、前記車両復帰状態では、乗員に対する衝撃
力が比較的小さく、かつ後続車が車間距離を遵守するこ
とにより巻添え事故を防止することができる。
【0003】ところで従来の鋼製からなるガードフェン
スFは、支柱とガードレールを組み合わせた構造である
ため一般的に剛性が低く、重車両や高速道路などを走行
する車両Kが衝突すると、該車両Kが対向車線に逸脱し
て大事故を招く虞がある。また、前記鋼製ガードフェン
スFは、所定長さのものを一体物として強度を得るよう
にしているため、部分的に損傷を受けてもそのガードフ
ェンスF全体の逸脱防止効果が低下し全体的な補修が必
要となり、維持管理が煩雑となる面がある。さらに、鋼
製であるため防錆に塗装等を施してはいるが、海等に近
い場所では塩害により錆が発生し易く、錆の発生により
緊急時の車両Kの逸脱防止効果が低下し、長期使用にお
いて強度上の信頼性に劣るという問題があった。そこで
このような問題を考慮して、鋼製のガードフェンスFに
比べて強度及び耐久性に優れたプレキャストコンクリー
ト製からなるガードフェンスが注目されており、例えが
に示す平板状の壁本体からなるガードフェンスF1
や、公知ではないが図に示す上下2段に平坦傾斜面H
と車輪案内用傾斜面Sとを設けたガードフェンスF2な
どが開発されている。
【0004】また、ブロックの固定構造として、実開昭
60−162105号公報では、基礎コンクリートに凹
陥部を設け、ブロックの下部に凸部を長さ方向全長にわ
たって突設し、前記凹陥部に凸部を緩嵌すると共にモル
タルで接合するものや、基礎にアンカーを突設し、この
アンカーを挿入する竪穴をブロックに形成し、その竪穴
にコンクリートを充填するもの等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記平板状のガードフ
ェンスF1では、車両逸脱防止効果は期待できるもの
の、衝突した車両Kの向きを変えて車線復帰へと導くこ
とは難しく、乗員に与える衝撃が大になることが予想さ
れる。一方,前記上下2段の傾斜面H,Sを有するガー
ドフェンスF2では、車両Kが比較的小さい入射角度N
で衝突すると、その車両Kは下部に設けた車輪案内用傾
斜面Sによって前記車両復帰状態へと導かれ、乗員の安
全性を高めることができる。ところで、比較的小さい、
例えば20度以下程度の前記入射角度Nで衝突する車両
Kを車線復帰状態へ導くことができ優れた安全性を有す
る前記ガードフェンスF2においても、これを道路の曲
線部分に設置した場合では、衝突する車両Kの入射角度
Nが大となり、車両Kが車輪案合用傾斜面Sに乗り上げ
て転倒を招くことが懸念され、道路の曲線部分への設置
には不向きな面がある。さらに、鋼製に代えてプレキャ
ストコンクリート製のガードフェンスを施工するには、
ガードフェンスの安定した据付けと、据付作業の効率化
を図る必要がある。
【0006】しかし、上記実開昭60−162105号
公報の凹陥部に凸部を緩嵌してモルタルで接合するもの
では、ブロックと基礎とをモルタルの密着力により固定
するため、凸部を凹陥部との嵌合だけでは、大型車両等
の衝突によりブロックが転倒する虞があり、また、アン
カーを竪穴に挿入するものでは、その挿入作業が煩雑と
なると共に、大型車両等により大きな衝突を受けると、
接合部分のコンクリートに亀裂が生じる虞があり、十分
な強度と安定性を得ることができなかった。特に、ガー
ドフェンスに車両が斜めに衝突した場合、ガードフェン
スに対してその長さ方向に移動する力が加わることとな
るが、上記実開昭60−162105号公報のもので
は、同一断面の凸部を長さ方向全長にわたって突設する
ものであるため、その凸部と凹陥部との緩嵌だけでは、
前記長さ方向に加わる力に対して十分な据付強度を得ら
れなかった。
【0007】そこで本発明は据付強度を効果的に向上す
ることができ、特に壁本体の長さ方向に加わる力に対し
て十分な据付強度を得ることができ、かつ衝突時におけ
る乗員の安全性の向上を図り、さらに施工が容易なコン
クリートガードフェンスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、84
度以上86度以下の角度で傾斜する平坦傾斜面を幅方向
両側に有し下方に向かって断面が一定に拡大するプレキ
ャストコンクリート製の壁本体と、この壁本体の下部に
設けられ前記壁本体より幅広なコンクリート製基礎と
を備え、前記壁本体の長さ方向一端面中央に縦突条を縦
設すると共に、長さ方向他端面中央に前記縦突条が係合
する縦受溝を縦設し、前記壁本体の上部に該壁本体の長
さ方向に渡って孔を設け、この孔に横締用部材を挿通
し、この横締用部材により前記壁本体の長さ方向にプレ
ストレストを付与すると共に、前記孔から突出した前記
横締用部材の接続端部を、前記壁本体の両端上部に形成
した接続用凹所に臨ませ、この接続用凹所の上部を開口
し、前記接続端部にカプラー 接続用のねじ部を設け、前
記壁本体の幅方向両側をアンカーボルトにより前記基礎
に固定すると共に、前記アンカーボルトの上部を収納可
能な取付用凹所を前記壁本体の両側の前記平坦傾斜面内
側に形成し、前記壁本体の下面に該壁本体の幅方向両側
に並んで複数の突起を突設すると共に、それら突起がそ
れぞれ嵌合する凹部を前記基礎に形成したものである。
【0009】請求項2の発明は、84度以上86度以下
角度で傾斜する平坦傾斜面を幅方向両側に有し下方に
向かって断面が一定に拡大するプレキャストコンクリー
ト製の壁本体と、前記壁本体が上部に固定され下部を土
中に埋設した基礎杭とを備え、前記壁本体の長さ方向
端面中央に縦突条を縦設すると共に、長さ方向他端面中
央に前記縦突条が係合する縦受溝を縦設し、前記壁本体
の上部に該壁本体の長さ方向に渡って孔を設け、この孔
に横締用部材を挿通し、この横締用部材により前記壁本
体の長さ方向にプレストレストを付与すると共に、前記
孔から突出した前記横締用部材の接続端部を、前記壁本
体の両端上部に形成した接続用凹所に臨ませ、この接続
用凹所の上部を開口し、前記接続端部にカプラー接続用
のねじ部を設け、前記壁本体の下部に前記基礎杭の上部
を遊挿する取付孔を形成すると共に、この取付孔を上部
から下部に向かって前記壁本体の幅方向に拡大形成し、
かつ前記壁本体の上部に前記取付孔にコンクリートを充
填する充填孔を形成し、前記壁本体の下部に該壁本体よ
り幅広で前記取付孔を形成したプレキャストコンクリー
ト製の平板状基礎を一体に設けたものである。
【0010】
【作用】上記請求項1記載の構成により、84度以上8
6度以下の角度で傾斜する平坦傾斜面によって衝突車両
の転倒が抑制され、比較的大きな入射角度で大型車両等
衝突しても車両を車線復帰へと導くことができる。
また、壁本体を凹凸嵌合によって基礎に位置決めするこ
とができると共に、その凹凸嵌合とアンカーボルトによ
って側方からの衝撃に対して壁本体の据付強度が増し、
しかも、そのアンカーボルトの上部が、平坦傾斜面の内
側に形成された凹所に収納されて平坦傾斜面の外側に突
出しないため、車両に対して安全なものとなり、さら
に、壁本体の 上部に横締用部材によりプレストレストを
付与すると共に、縦突条と受溝との重なり部分により
隣合う壁本体が長さ方向に一体化されるため、衝撃に対
して強固なものとなる。特に、幅方向両側のアンカーボ
ルト及び幅方向両側に並んだ複数の突起と凹部との嵌合
により、壁本体の長さ方向に加わる力に対しての壁本体
の据付強度が増す。
【0011】上記請求項2記載の構成により、84度以
上86度以下の角度で傾斜する平坦傾斜面によって衝突
車両の転倒が抑制され、比較的大きな入射角度で大型車
両等が衝突しても該車両を車線復帰へと導くことができ
る。また、壁本体の上部に横締用部材によりプレストレ
ストを付与すると共に、縦突条と縦受溝とが嵌合して長
さ方向に一体化されるため、衝撃に対して強固なものと
なり、さらに、据付においては、取付孔を上部から下部
に向かって壁本体の幅方向に拡大形成することにより、
取付孔に基礎杭を挿入する作業が容易となり、基礎杭に
取付孔を合わせて壁本体を据付け、充填孔からコンクリ
ートを充填し、壁本体を基礎杭に一体的に固定すること
ができ、特に、壁本体に一体に形成した幅広な基礎によ
り、壁本体安定性に優れたものとなると共に、壁本体
の長さ方向に加わる力に対しても十分な据付強度が得ら
れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1ないし図は本発明の第1実施例を示
し、図1から図3にコンクリートガードフェンスの細部
の構成を示し、請求項に係わるコンクリートガードフェ
ンスを図4及び図5に示す。プレキャストコンクリート
製よりなる高強度コンクリートガードフェンス1(以
下、ガードフェンスという)は、図1の断面図に示すよ
うに、下方に向かってテーパ状に僅かに拡大する壁本体
2と、この壁本体2の下部に設けられ前記壁本体2の幅
寸法より幅広に形成されたコンクリート製の平板状基礎
3とを備え、前記壁本体2の幅方向両側には、水平傾斜
角である所定角度θが75度以上90度未満、好ましく
は79度以上82度未満あるいは84度以上86度以下
をなす平坦傾斜面4が形成され、本発明では84度以上
86度以下としている。前記ガードフェンス1の内部に
は図示しない鉄筋が配筋され、また、そのガードフェン
ス1の壁本体2は例えば高さが1040ミリ,長さが5
000ミリ程度に形成されている。前記平坦傾斜面4の
下部側には、長さ方向等間隔に断面切欠溝状で正面縦長
の取付用凹所5が複数形成され、この取付用凹所5の底
面からガードフェンス1の底面に挿通して塩ビ製の取付
用パイプ6が埋設され、この取付用パイプ6には固定部
材たるケミカルアンカー等のアンカーボルト7が挿通さ
れ、このアンカーボルト7の下部が前記基礎3に固定さ
れ、さらに、そのアンカーボルト7の上部が前記取付用
凹所5内に収納される。尚、前記基礎3は、プレキャス
トコンクリートあるいは現場打ちコンクリートにより形
成される。
【0013】前記所定角度θは、75度以上の方が75
度未満の場合よりも、衝突する車両の転倒が予防され、
90度であると衝突した車両を車線へと復帰する効果に
劣ることが実験及びシュミレーションにより明らかにな
り、さらに衝突する車両の種類により好ましい範囲があ
る。詳細には車両の走行比率におけるトラック、バスな
どの大型車の比率を示す大型車混入率と、普通乗用車な
どの小型車混入率により、前記所定角度θに好ましい範
囲がある。そして前記大型車混入率が前記小型車混入率
より大の場合では、前記所定角度θは84度以上86度
以下が好ましく、これは比較的重量が重く寸法の大きな
大型車がコンクリートガードフェンス1に衝突する場
合、所定角度θが84度以上の方が84度未満に比べて
車両の転倒を抑制することができ、また86度以下の方
が86度を越えた場合に比べて車両を車線へと復帰する
効果が大となる。一方、前記小型車混入率が前記大型車
混入率より大の場合では、前記所定角度は79度以上8
2度以下が好ましく、これは比較的重量が軽く寸法の小
さな小型車がコンクリートガードフェンス1に衝突する
場合、79度以上の方が79度未満に比べて車両の転倒
を抑制することができ、また82度以下の方が82度を
越えた場合に比べて車両を車線へと復帰する効果が大と
なる。
【0014】前記壁本体2の長さ方向一端面中央には、
平面略半円形の突条10が縦設されるとともに、長さ方
向他端には、その突条10が係合する受溝11が縦設さ
れている。また、前記壁本体2の両端上部には、側端部
が開口しかつ上開口部12Aを有する接続用凹所12が形成
され、この取付用凹所12に対応して前記壁本体2の上部
には塩ビ製のパイプ13が埋設され、この孔たるパイプ13
に横締用部材であるPC鋼材14が挿通され、このPC鋼
材14のねじ部を有する接続端部14Aがそれぞれ前記接続
用凹所12内に臨み、その接続端部14A,14A相互がカプ
ラー15により接続される。なお、前記PC鋼材14には、
予めプレストレストを付与しており、定着具16により定
着している。
【0015】さらに、本実施例では、図4及び図5に示
すように、壁本体2の下部に円筒状の突起24を該壁本体
2の幅方向両側に並んで複数突設し、また、この突起24
が嵌め込まれる円筒状の凹部25を、現場打ちコンクリー
トあるいはプレキャストコンクリート製からなる基礎3
の上部に複数形成し、突起24と凹部25とが凹凸嵌合し
このように突起24を複数突設することにより、壁本体2
の据付強度の向上を図ることができ、さらに、壁本体2
はその長さ方向の衝撃に対しても安定したものとなる。
【0016】次に前記ガードフェンス1の施工について
説明すると、コンクリート製基礎3に複数の壁本体2,
2を並べ、突条10と受溝11を係合して隣合う壁本体
2,2相互を接続し、カプラー15により相互のPC鋼材
14の接続端部14A,14Aを連結して壁本体2,2を長さ
方向一体に剛結する。この場合、突条10と受溝11と
の係合により隣合う壁本体2,2の位置合わせが行わ
れ、かつ突条10と受溝11との重なり部分によって、
隣合う壁本体2,2が正面方向からの衝撃に対して強固
に連結され、さらに、そのPC鋼材14の端部14A,14A
相互の接続により一層強固に一体化される。また、その
連結作業は、壁本体2,2を並べた後に、上開口部12A
から工具あるいは手を差し入れて簡便に行うことができ
る。そして、図示しないドリルを取付用パイプ6に挿通
し、このパイプ6に連続する取付穴7Aをコンクリート
製の基礎3に穿設し、アンカーボルト7を基礎3に固定
する。この場合、アンカーボルト7の上部は取付用凹所
5内に収納されるため、壁本体2の外面に突起が現れず
車両Kに対して安全であるとともに、外観意匠も良好な
ものになる。
【0017】このようにして構築したガードフェンス1
にあっては、道路Rを走行する車両Kが、該ガードフェ
ンス1に対して入射角度Nで侵入してくると、車両Kの
ボディーが壁本体2に衝突した後、その車両Kを車線へ
と導き、衝突時における乗員の安全性を向上することが
できる。この場合、20度を越えるような比較的大きな
入射角度Nで車両Kが衝突しても、平坦傾斜面4が所定
角度θである84度以上86度以下で傾斜しているた
め、車両Kが平坦傾斜面4に乗り上げて転倒することが
抑制され、また、その所定角度θをなす平坦傾斜面4に
より車両Kを車線復帰へと導くことができる。さらに、
ボディーが衝突する平坦傾斜面4は平坦形状が長さ方向
に連続したものであるため、ボディーと平坦傾斜面4と
の摩擦により、衝突時の勢いも軽減され、また、アンカ
ーボルト7を介して基礎3と壁本体2が一体化されるた
め、衝突車両Kの反対車線への逸脱も防止される。
【0018】このように本実施例では、請求項1に対応
して、84度以上86度以下の所定角度θで傾斜する平
坦傾斜面4を幅方向両側に有し下方に向かって一定に断
面が拡大するプレキャストコンクリート製の壁本体2
と、この壁本体2の下部に設けられ前記壁本体2より幅
広なコンクリート製基礎3とを備え、壁本体2の長さ
方向一端面中央に縦突条10を縦設すると共に、長さ方向
他端面中央に縦突条10が係合する縦受溝11を縦設し、壁
本体2の上部に該壁本体2の長さ方向に渡って孔たるパ
イプ13を設け、このパイプ13に横締用部材たるPC鋼材
14を挿通し、このにPC鋼材14より壁本体2の長さ方向
にプレストレストを付与すると共に、パイプ13から突出
したPC鋼材14の接続端部14Aを、壁本体2の両端上部
に形成した接続用凹所12に臨ませ、この接続用凹所12の
上部を開口し、接続端部14Aにカプラー15接続用のねじ
部を設け、壁本体2の幅方向両側をアンカーボルト7に
より基礎3に固定すると共に、このアンカーボルト7の
上部を収納可能な取付用凹所5を壁本体2の両側の平坦
傾斜面4内側に形成し、壁本体2の下面に該壁本体2の
幅方向両側に並んで複数の突起24突設すると共に、
れら突起24が嵌合する凹部25を基礎3に形成したもので
あるから、複数の突起24と凹部25との嵌合によ り、壁本
体2の長さ方向に加わる力に対して壁本体2の据付強度
を効果的に向上することができる。さらに、両側をアン
カーボルト7,7により固定するため、壁本体2の取付
強度が向上し、しかも、そのアンカーボルト7の上部
が、平坦傾斜面4の内側に形成された凹所5に収納され
て平坦傾斜面4の外側に突出しないため、車両Kに対し
て安全なものとなり、さらに、壁本体2の上部にPC鋼
材14によりプレストレストを付与すると共に、縦突条10
受溝11との重なり部分により隣合う壁本体2が長さ
方向に一体化されるため、衝撃に対して強固なものとな
る。また、壁本体2をプレキャストコンクリート製とし
たため強度的に優れたものとなり、また、84度以上8
6度以下の所定角度θで連続して傾斜する平坦傾斜面4
により、車両Kの転倒を防止し、かつ車両復帰へと導く
ことができ、衝突時における乗員の安全性の向上を図る
ことができ、特に道路Rの曲線部分などにおいて、車両
Kの入射角度Nが比較的大きな場合であっても、その車
両Kの転倒を抑制することができ、特に、大型車両の衝
突に対して安全なものとなる。また、下部に幅広な基礎
3を備えるものであるから、ガードフェンス1は安定性
に優れたものとなる。また、縦突条10と縦受溝11との係
合により隣合う壁本体2の位置合わせを容易に行うこと
ができ、かつ縦突条10と縦受溝11との重なり部分により
隣合う壁本体2,2が長さ方向に一体化され正面方向か
らの衝撃に対して強固なものとなる。また下部はアン
カーボルト7により、上部は壁本体2,2相互をPC鋼
材14を介して一体に連結したことにより、複数並べた壁
本体2,2は耐衝撃性に優れたものとなる。
【0019】さらに、実施例上の効果として、壁本体2
を高強度コンクリートにより成形し、また、PC鋼材14
により長さ方向にプレストレストを付与することによ
り、耐衝撃性が向上するとともに、従来の鋼製のものに
比べて海の近く等の塩害地域において耐久性が向上す
る。さらにまた、基礎3をプレキャストコンクリートに
より成形する場合は、高強度コンクリートにより成形す
れば、基礎3の強度も向上する。
【0020】図は本発明の第実施例を示し、上記第
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例のガードフェンス1A
は、壁本体2の内部に長さ方向等間隔で幅方向にテーパ
ー状をなす取付孔26を形成し、この取付孔26に現場打ち
コンクリート27を充填する充填孔28を、前記壁本体2の
上面に開設し、土中に基礎杭29を埋設している。そし
て、基礎杭29を所定間隔に打設し、その基礎杭29に取付
孔26を合わせて壁本体2を据付け、充填孔28よりコンク
リート27を取付孔26内に充填し、そのコンクリート27が
硬化して壁本体2が基礎杭29に固定される。また、壁本
体2の幅方向両側に、平板状の基礎3を一体に張り出
し、この基礎3は、プレキャストコンクリート製であっ
て、壁本体2と一体に形成され、また、取付孔26は基礎
3の内部に連続して形成されている。
【0021】このように本実施例では、請求項2に対応
して、84度以上86度以下の所定角度θで傾斜する平
坦傾斜面4を幅方向両側に有し下方に向かって断面が一
定に拡大するプレキャストコンクリート製の壁本体2
と、壁本体2が上部に固定され下部を土中に埋設した基
礎杭29とを備え、壁本体2の長さ方向一端面中央に縦突
条10を縦設すると共に、長さ方向他端面中央に縦突条10
が係合する縦受溝11を縦設し、壁本体2の上部に該壁本
体2の長さ方向に渡って孔たるパイプ13を設け、このパ
イプ13に横締用部材たるPC鋼材14を挿通し、このにP
C鋼材14より壁本体2の長さ方向にプレストレストを付
与すると共に、パイプ13から突出したPC鋼材14の接続
端部14Aを、壁本体2の両端上部に形成した接続用凹所
12に臨ませ、この接続用凹所12の上部を開口し、接続端
部14Aにカプラー15接続用のねじ部を設け、壁本体2の
下部に基礎杭29の上部を遊挿する取付孔26を形成すると
共に、この取付孔26を上部から下部に向かって壁本体2
の幅方向に拡大形成し、かつ壁本体2の上部に取付孔26
にコンクリート27を充填する充填孔28を形成し、壁本体
2の下部に壁本体2より幅広で取付孔26を形成したプレ
キャストコンクリート製の平板状基礎3を一体に設けた
ものであるから、車両Kの転倒を防止し、かつ車両復帰
へと導くことができ、衝突時における乗員の安全性の向
上を図ることができ、また、この例では、壁本体2の上
部にPC鋼材14によりプレストレストを付与すると共
に、縦突条10と受溝11とが嵌合して長さ方向に一体化
されるため、衝撃に対して強固なものとなる。また、据
付においては、取付孔26を上部から下部に向かって壁本
体2の幅方向に拡大形成することにより、取付孔26に基
礎杭29を挿入する作業が容易となり、その充填孔28から
コンクリート27を充填して基礎杭29と壁本体2とを一体
化し、さらに、壁本体2に一体に形成した幅広な基礎3
により、壁本体2が安定性に優れたものになると共に、
大型車両等の衝突により壁本体2の長さ方向に加わる力
に対しても十分な据付強度を得ることができる。
【0022】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば壁本体2の形状,寸法,大きさ
等は適宜選定可能であり、また突条,突起と溝,凹部
などの形状,寸法,大きさ等は形の合う凹と凸の部位が
相互に嵌め合わされるものであればよく、かつその配置
も適宜選定可能である。また、実施例では図示しなかっ
たがガードフェンスの設置後、各凹所5をモルタルコン
クリートなどにより埋め、傾斜面4と面一な平坦面に仕
上げることができる。さらに、壁本体と別体をなす基礎
は、現場打ちコンクリート製あるいはプレキャストコン
クリート製するかは適宜選定することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、84度以上86度以
下の角度で傾斜する平坦傾斜面を幅方向両側に有し下方
に向かって断面が一定に拡大するプレキャストコンクリ
ート製の壁本体と、この壁本体の下部に設けられ前記壁
本体より幅広なコンクリート製基礎とを備え、前記壁
本体の長さ方向一端面中央に縦突条を縦設すると共に、
長さ方向他端面中央に前記縦突条が係合する縦受溝を縦
設し、前記壁本体の上部に該壁本体の長さ方向に渡って
孔を設け、この孔に横締用部材を挿通し、この横締用部
材により前記壁本体の長さ方向にプレストレストを付与
すると共に、前記孔から突出した前記横締用部材の接続
端部を、前記壁本体の両端上部に形成した接続用凹所に
臨ませ、この接続用凹所の上部を開口し、前記接続端部
にカプラー接続用のねじ部を設け、前記壁本体の幅方向
両側をアンカーボルトにより前記基礎に固定すると共
に、前記アンカーボルトの上部を収納可能な取付用凹所
を前記壁本体の両側の前記平坦傾斜面内側に形成し、前
記壁本体の下面に該壁本体の幅方向両側に並んで複数の
突起を突設すると共に、それら突起がそれぞれ嵌合する
凹部を前記基礎に形成したものであり、据付強度を効果
的に向上して大型車両等の大きな衝撃力に対して十分な
強度を得ることができると共に、壁本体の長さ方向に加
わる力に対しても十分な据付強度を得ることが可能で
かつ衝突時における乗員の安全性の向上を図り、さらに
施工が容易なコンクリートガードフェンスを提供するこ
とができる。
【0024】請求項2の発明は、84度以上86度以下
角度で傾斜する平坦傾斜面を幅方向両側に有し下方に
向かって断面が一定に拡大するプレキャストコンクリー
ト製の壁本体と、前記壁本体が上部に固定され下部を土
中に埋設した基礎杭とを備え、前記壁本体の長さ方向
端面中央に縦突条を縦設すると共に、長さ方向他端面中
央に前記縦突条が係合する縦受溝を縦設し、前記壁本体
の上部に該壁本体の長さ方向に渡って孔を設け、この孔
に横締用部材を挿通し、この横締用部材により前記壁本
体の長さ方向にプレストレストを付与すると共に、前記
孔から突出した前記横締用部材の接続端部を、前記壁本
体の両端上部に形成した接続用凹所に臨ませ、この接続
用凹所の上部を開口し、前記接続端部にカプラー接続用
のねじ部を設け、前記壁本体の下部に前記基礎杭の上部
を遊挿する取付孔を形成すると共に、この取付孔を上部
から下部に向かって前記壁本体の幅方向に拡大形成し、
かつ前記壁本体の上部に前記取付孔にコンクリートを充
填する充填孔を形成し、前記壁本体の下部に該壁本体よ
り幅広で前記取付孔を形成したプレキャストコンクリー
ト製の平板状基礎を一体に設けたものであり、一体に設
けた幅広な基礎により大型車両等の大きな衝撃力に対し
て十分な強度を得ることができる共に、壁本体の長さ方
向に加わる力に対して十分な据付強度を得ることが可能
、かつ衝突時における乗員の安全性の向上を図り、さ
らに取付孔に基礎杭を挿入する作業が容易で施工性に優
れたコンクリートガードフェンスを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す要部の拡大平面図で
ある。
【図4】本発明の第実施例を示す突起と凹部の嵌合状
態の断面図である。
【図5】本発明の第実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の第実施例を示す断面図である。
【図7】従来のガードフェンスに車両が衝突した場合を
説明する概略平面図である。
【図8】従来例を示すガードフェンスの断面図である。
【図9】従来例を示すガードフェンスの断面図である。
【符号の説明】
1,1A ガードフェンス 2 壁本体 3 基礎 4 平坦傾斜面 5 取付用凹所 7 アンカーボルト 10 突条 11 受溝12 接続用凹所 13 パイプ(孔) 14 PC鋼材(横締用部材) 14A 接続端部 15 カプラー 24 突起 25 凹部 26 取付孔 28 充填孔 29 基礎杭 θ 所定角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000228785 日本サミコン株式会社 新潟県新潟市弁天橋通1丁目8番23号 (73)特許権者 591197699 日本高圧コンクリート株式会社 北海道札幌市中央区南2条西3丁目8番 地 (73)特許権者 000230010 ジオスター株式会社 東京都港区芝4丁目2番3号 (73)特許権者 000229128 日本ゼニスパイプ株式会社 東京都中央区東日本橋2丁目24番14号 (73)特許権者 390004938 羽田コンクリート工業株式会社 東京都中央区日本橋2丁目16番11号 (73)特許権者 000201504 前田製管株式会社 山形県酒田市上本町6番7号 (73)特許権者 000005854 丸紅株式会社 大阪府大阪市中央区本町2丁目5番7号 (72)発明者 加藤 隆昭 東京都中央区築地1丁目8番2号 旭コ ンクリート工業株式会社内 (72)発明者 衣川 直紀 京都府京都市伏見区淀本町225 京阪コ ンクリート工業株式会社内 (72)発明者 比留間 豊 東京都中央区銀座五丁目一番十五号 興 和コンクリート株式会社内 (72)発明者 赤間 淳一 東京都中央区銀座五丁目一番十五号 興 和コンクリート株式会社内 (72)発明者 大原 秀男 東京都港区新橋五丁目33番11号 日本ヒ ューム管株式会社内 (72)発明者 松葉 美晴 新潟県新潟市弁天橋通1丁目8番23号 日本サミコン株式会社内 (72)発明者 池田 智 北海道札幌市中央区南2条西3丁目8番 地 日本高圧コンクリート株式会社内 (72)発明者 田中 秀樹 東京都港区芝四丁目2番3号 日本プレ スコンクリート株式会社内 (72)発明者 津島 幸人 東京都中央区東日本橋二丁目24番14号 日本ゼニスパイプ株式会社内 (72)発明者 平林 弘義 東京都中央区日本橋2丁目16番11号 羽 田コンクリート工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 啓 山形県酒田市上本町6番7号 前田製管 株式会社内 (72)発明者 望月 和之 東京都千代田区大手町1丁目4番2号 丸紅株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−237707(JP,A) 実開 昭60−162105(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 84度以上86度以下の角度で傾斜する
    平坦傾斜面を幅方向両側に有し下方に向かって断面が一
    定に拡大するプレキャストコンクリート製の壁本体と、
    この壁本体の下部に設けられ前記壁本体より幅広なコン
    クリート製基礎とを備え、前記壁本体の長さ方向一端
    面中央に縦突条を縦設すると共に、長さ方向他端面中央
    に前記縦突条が係合する縦受溝を縦設し、前記壁本体の
    上部に該壁本体の長さ方向に渡って孔を設け、この孔に
    横締用部材を挿通し、この横締用部材により前記壁本体
    の長さ方向にプレストレストを付与すると共に、前記孔
    から突出した前記横締用部材の接続端部を、前記壁本体
    の両端上部に形成した接続用凹所に臨ませ、この接続用
    凹所の上部を開口し、前記接続端部にカプラー接続用の
    ねじ部を設け、前記壁本体の幅方向両側をアンカーボル
    トにより前記基礎に固定すると共に、前記アンカーボル
    トの上部を収納可能な取付用凹所を前記壁本体の両側の
    前記平坦傾斜面内側に形成し、前記壁本体の下面に該壁
    本体の幅方向両側に並んで複数の突起を突設すると共
    に、それら突起がそれぞれ嵌合する凹部を前記基礎に形
    成したことを特徴とするコンクリートガードフェンス。
  2. 【請求項2】 84度以上86度以下の角度で傾斜する
    平坦傾斜面を幅方向両側に有し下方に向かって断面が一
    定に拡大するプレキャストコンクリート製の壁本体と、
    前記壁本体が上部に固定され下部を土中に埋設した基礎
    杭とを備え、前記壁本体の長さ方向一端面中央に縦突条
    を縦設すると共に、長さ方向他端面中央に前記縦突条が
    係合する縦受溝を縦設し、前記壁本体の上部に該壁本体
    の長さ方向に渡って孔を設け、この孔に横締用部材を挿
    通し、この横締用部材により前記壁本体の長さ方向にプ
    レストレストを付与すると共に、前記孔から突出した前
    記横締用部材の接続端部を、前記壁本体の両端上部に形
    成した接続用凹所に臨ませ、この接続用凹所の上部を開
    口し、前記接続端部にカプラー接続用のねじ部を設け
    前記壁本体の下部に前記基礎杭の上部を遊挿する取付孔
    を形成すると共に、この取付孔を上部から下部に向かっ
    て前記壁本体の幅方向に拡大形成し、かつ前記壁本体の
    上部に前記取付孔にコンクリートを充填する充填孔を形
    成し、前記壁本体の下部に該壁本体より幅広で前記取付
    孔を形成したプレキャストコンクリート製の平板状基礎
    を一体に設けたことを特徴とするコンクリートガードフ
    ェンス。
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