JP4666639B2 - 防護柵装置 - Google Patents
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Description
所定の間隔で立設された支柱間に横木を架け渡してなる防護柵装置である。このような構造を備えた防護柵装置であれば、その目的や用途に限らず、本発明を適用することができる。
防護柵装置における支柱の材料や構造は特に限定されない。通常の防護柵装置と共通する技術が適用できる。
軸状をなす木材からなる。
横木の外周から中心に向かって切り込まれ長手方向に連続する。
横木の背割り溝に埋め込まれる。横木の補強機能を果たし、横木を支柱に連結固定するための機能を可撓連結具とともに果たす。
横木の端部に配置され、横木のうち支柱と対面する裏側に切り込み形成され、内端面に芯材が露出する。
連結用切り込み部に配置され、横木の芯材と支柱とを連結する。支柱に対する横木の撓みを許容する機能を有する。
連結用切り込み部を含む横木の端部外周に嵌め込まれ、芯材および可撓連結具の外周を囲む。横木の補強を果たし、芯材と横木との一体性を強化する機能も果たす。横木の端部を降雨や汚れ付着などから保護して、木材および金属の腐食や劣化を防止できる。
防護柵装置の施工は、支柱の施工工程、および、施工された支柱間に横木を架け渡す工程とを含む。
図1、2に示す実施形態は、防護柵装置の代表的な形態として、自動車道路の側方に沿って設置されるガードレール装置を示す。
道路面Rには支柱10が立設されている。支柱10は、従来の鋼材製ガードレールと同様の構造を有している。支柱10は、全体が鋼管材で構成されている。支柱10の下部は、道路面Rの地盤やコンクリート、アスファルトなどに埋め込まれていて、十分な剛性強度を有する状態である。支柱10の上端には鋼プレス品などからなるキャップが被せられている。支柱10は、一定間隔毎に設置されている。
支柱10,10間には、水平方向に横木20が架け渡されている。図1では、上下に間隔をあけて2段の横木20が配置されている。横木20は、間伐材などの丸太状の木材が使用されている。
図2、3は、横木20と支柱10との連結構造を詳しく示している。
図3(b)に示すように、横木20には、外周面の下端から垂直上方に延びて中心に至る背割り溝21が切り込まれている。背割り溝21は、横木20の軸方向で全長にわたって設けられている。
図2、図3(a)に示すように、芯板材22の端部に可撓連結具40を有する。可撓連結具40は、芯板材22の端面に溶接で固定されている。
横木20の端部には、鋼管材からなり断面C字形をなす保護管30が嵌め込まれている。図1に示すように、保護管30の開口部32は、防護柵装置の設置状態で、道路の中央側を向いて配置されている。保護管30は、支柱10の側方から可撓連結具40を経て、横木20の一部までを囲んでいる。
図4は、防護柵装置の使用状態において、横木20に車両の衝突などによる外力が加わったときの衝撃吸収機能を模式的に示している。
図5、6に示す実施形態は、基本的な材料や構造は前記実施形態と共通するが、可撓連結具40の構造などが少し違っている。前記実施形態と相違する点を主に説明する。
図6(a)(b)に示すように、芯板材22として、断面形状がT字形をなすものが使用できる。
図7、8に示す実施形態は、支柱取付ボルト12を使用せず、芯板材22に延長ねじ軸23を設けている。
図9に示す実施形態では、コ字形の可撓連結具40を用いる。前記図7の実施形態で用いられている左右一対のL字形をなす可撓連結具40を一体化させた構造を有する。
図10に示す実施形態は、支柱10側と横木20側とにそれぞれ可撓連結具40、50を設け連結ボルト51で連結固定する構造を備えている。
図11に示す実施形態は、上下2本の横木20を一体的に支柱10に取り付けられる構造を備えている。
12 支柱取付ボルト
14、26、53 取付ナット
20 横木
21 背割り溝
22 芯板材
23 延長ねじ軸
24 連結用切り欠き部
28 補強片
30 保護管
40、50 可撓連結具
42、52 ボルト用切り欠き
44、54 直交片
46、56 平行片
48 連結板
51 連結ボルト
Claims (8)
- 所定の間隔で立設された支柱間に横木を架け渡してなる防護柵装置であって、
軸状をなす木材からなり、外周から中心に向かって切り込まれ長手方向に連続する背割り溝と前記背割り溝に埋め込まれた金属材からなる芯材とを有する前記横木と、
前記横木の端部において前記支柱と対面する裏面側に切り込み形成され、内端面に前記芯材が露出する連結用切り込み部と、
前記連結用切り込み部に配置され、前記横木の前記芯材と前記支柱とを連結し、支柱に対する横木の撓みを許容する可撓連結具と、
前記連結用切り込み部を含む前記横木の端部外周に嵌め込まれ、前記芯材および可撓連結具の外周を囲む保護管と、
を備える防護柵装置。 - 前記横木は、前記芯材が前記背割り溝に接着固定されている、
請求項1に記載の防護柵装置。 - 前記可撓連結具は、前記横木の軸方向と直交する薄板状の直交片と、前記横木の軸方向と平行に延びる薄板状の平行片とを有する、
請求項1または2に記載の防護柵装置。 - 前記可撓連結具が、前記直交片と前記平行片とがL字形に配置されてなるL形可撓連結具である、
請求項3に記載の防護柵装置。 - 前記可撓連結具が、前記平行片の両端それぞれに前記直交片がコ字形をなすように配置されてなるコ字形可撓連結具である、
請求項3に記載の防護柵装置。 - 前記芯材のうち、前記連結用切り込み部に露出する端部に、連結用切り込み部に突き出し、前記可撓連結具と締結される延長ねじ軸を有する、
請求項1〜5の何れかに記載の防護柵装置。 - 前記保護管は、周方向の一部が開口するC字形をなし、前記連結用切り込み部の表側で前記横木の外周に前記開口が配置される、
請求項1〜6の何れかに記載の防護柵装置。 - 帯板状をなし、前記支柱に対して取り付けられる連結板をさらに備え、
前記連結板の両端それぞれに、前記可撓連結具が配置され、それぞれの可撓連結具に前記横木が連結されてなる、
請求項1〜7の何れかに記載の防護柵装置。
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