JP3118003U - プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】 底面盤と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、壁面盤を最も外側に配置する構造にすることにより、従来活用できなかったスペースを路肩や駐車場の端部の一部として使用可能にして、これらのスペースを広げることのできるプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を提供することにある。
【解決手段】 底面盤2と該底面盤2の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤3とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、底面盤2に連結孔21を形成し、地盤中に打設された支柱4の上端側に上記底面盤2の連結孔21を嵌合連結して固定すると共に、上記プレキャスト鉄筋コンクリートブロックを長さ方向に複数連接した。
【選択図】 図1

Description

この考案は、高速道路及び一般道路の路肩側防護柵、駐車場の境界防護柵に係り、特に、底面盤と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、壁面盤を最も外側に配置する構造にすることにより、従来活用できなかったスペースを路肩や駐車場の端部の一部として使用可能にして、スペースを広げるようにしたプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵に関するものである。
従来の高速道路及び一般道路の路肩側防護柵は、金属製のガードレール、ガードケーブル、ガードパイプ、ガードフェンスを使用していた。即ち、現場の地面に金属製の支柱を打ち込み、または、コンクリート製ブロックを設置し、これらの側面部分にガードレール、ガードケーブル、ガードパイプ、ガードフェンスの取り付け金具を介してボルトナットで締め付けて設置していた。
しかしながら、従来製品は、金属製品のため耐久性に欠けること、特に高速道路の防護柵は、緩衝効果を期待する余り、接触又は衝突時は、広範囲に防護柵が破損又は損傷し、防護柵の目的である道路外逸脱効果が損なわれ、破損箇所のすみやかな機能復旧に多大の時間と費用を要していた。
また、従来製品は、支柱やコンクリート製ブロックの側面部分にガードレールなどを道路側に突出させて取り付けているため、例えば図9に示すように、路肩の一部がこれらを取り付けるための設置スペースの一部として使用され、その分、路肩の側方余裕幅が狭められていた。図中において、101は既設のガードケーブル、102は左側路肩、103は道路本体の保護路肩である。
この考案は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、底面盤と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、壁面盤を最も外側に配置する構造にすることにより、従来活用できなかったスペースを路肩や駐車場の端部の一部として使用可能にして、これらのスペースを広げることのできるプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、高速道路又は一般道路の路肩側防護柵、駐車場の境界防護柵などとして使用されるブロックを、底面盤と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、当該プレキャスト鉄筋コンクリートブロックの底面盤に連結孔を形成し、当該プレキャスト鉄筋コンクリートブロックを支持すべく地盤中に打設された支柱の上端側に上記底面盤の連結孔を嵌合連結して固定すると共に、上記プレキャスト鉄筋コンクリートブロックを長さ方向に複数連接した手段よりなるものである。
ここで、請求項1の好ましい態様として、支柱の上端側の側面には両側の側方に向けて突出する係止片が形成され、連結孔の下部側には係止受け片が形成されている。また、壁面盤の壁面頭部の中央部分をその両側部分より低くした。或いは壁面盤の壁面頭部の両側部分をその中央部分より低くした。さらに、隣設するプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵同士を複数の連結部材で連結した。
以上の記載より明らかなように、この考案に係るプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵によれば、底面盤と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を固定支持する支柱を壁面盤より内側の底面盤の連結孔に連結固定する構造にすることにより、防護柵として機能する壁面盤を最も外側に配置することができ、従来活用できなかった支柱の外側のスペースを路肩や駐車場の端部の一部として使用可能にでき、これらのスペースを広げることができる。
また、壁面盤をプレキャスト鉄筋コンクリートブロックで構成することにより、耐久性の向上と共に防護柵本来の機能を強化できて衝突した自動車が逸脱するのを防ぐことができ、且つメンテナンスフリーの防護柵となり、施工も簡単で、経済性の面でも優れている等種々の極めて実用的有益なる効果を奏するものである。
また、請求項2のように、支柱の上端側の側面には両側の側方に向けて突出する係止片が形成され、連結孔の下部側には係止受け片が形成されているときには、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵に転倒荷重や浮き上がり荷重が作用する場合、支柱の係止片により連結孔の係止受け片が係止されて、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を転倒や浮き上がり変動から防ぐことができる。
また、請求項3のように、壁面盤の壁面頭部の中央部分をその両側部分より低くした場合、或いは請求項4のように、壁面盤の壁面頭部の両側部分をその中央部分より低くした場合には、壁面の威圧感が軽減される。
また、請求項5のように、隣設するプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵同士を複数の連結部材で連結した場合には、両者の連結結合を高めて、自動車の衝突に対する防護柵の破損や修復を少なくすることができる。
以下、図面に記載の考案を実施するための最良の形態に基づいて、この考案をより具体的に説明する。
ここで、図1は路肩据え付け時のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の断面図、図2(A)は壁面頭部中央部分が壁面頭部両側部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の側面図、図2(B)は壁面頭部両側部分が壁面頭部中央部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の側面図、図3はプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の平面図、図4(A)は枠体の平面図、図4(B)は同図(A)のB−B矢視図、図4(C)は同図(A)のC−C矢視図、図5(A)は円筒鋼管の支柱の平面図及び中間省略の正面図、図5(B)はH型鋼の支柱の平面図及び中間省略の正面図、図6はプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の端部図、図7(A)は壁面頭部中央部分が壁面頭部両側部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を複数連接時の側面図、図7(B)は同図(A)の平面図、図8は壁面頭部両側部分が壁面頭部中央部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を複数連接時の側面図である。
図において、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は、高速道路又は一般道路の路肩側防護柵、駐車場の境界防護柵などとして使用されるブロックであって、底面盤2と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された壁面盤3とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成されている。
このプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は、従来の高速道路又は一般道路の路肩側防護柵、駐車場の境界防護柵などと異なり、地盤a中に打ち込まれた支柱4の地面上に露出する上端側に該ブロック1の底面盤2を連結して支持する構造にして、壁面盤3を最も外側に配置する構造にすることにより、従来活用できなかったスペースを路肩や駐車場の端部の一部として使用可能にして、スペースを広げることができる特徴を備えている。
プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は、現場で施工されるブロックと異なり、予め工場で製作されて、現場に搬入して設置されるプレキャスト鉄筋コンクリートブロックであるため品質が安定している。プレキャスト鉄筋コンクリートブロックの底面盤2及び壁面盤3の内部には、コンクリートブロックの強度を高めるために、縦横方向に図示しない鉄筋が配筋されている。
プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は、その長さ方向の前面側又は後面側からみて断面L字型の形状からなり、底面盤2の一側端から一体的に上向きに壁面盤3が垂直に立設された構造になっている。底面盤2の一端側と壁面盤3の下端と結合部分の内部には図示しない鉄筋が配筋されていて、自動車が壁面盤3に衝突しても簡単に壁面盤3が破損せずに、自動車が道路外に逸脱するのを防ぐ構造になっている。
プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の一部を構成する底面盤2は、例えば高速道路又は一般道路の路肩側の路面上に設置され、或いは駐車場の境界側の路面上に設置される。底面盤2の表面は路肩の一部となり、或いは境界側の路肩の一部となって、路肩のスペースを広げる役目を果たす。
底面盤2は平面からみてその両幅側は長さ方向に平行に形成され、長さ方向の一端部2aは両幅側に対して例えば少し斜めに形成され、長さ方向の他端部2bは両幅側に対して例えば直角に形成されている。長さ方向の一端部2aの傾斜方向は例えば壁面盤3の下端が結合されている幅端側が少し鋭角状になっている。
プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は底面盤2の長さ方向の一端部2aが少し斜めに形成されていることにより、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を長さ方向に連接する場合において、道路がカーブしている場合にはその少し斜めに形成されている部分を利用して道路の幅端側のカーブに追従して連接できる構造になっている。
底面盤2は例えば両幅間の中央部位に長さ方向に例えば2個の連結孔21が所定間隔で形成されている。なお、底面盤2に形成される連結孔21は1個或いは3個以上の場合もある。各連結孔21を通じて地盤a中に支柱4を打設して、地盤aから露出するその支柱4の上端側を連結孔21の内部にコンクリートを充填して固定し、地盤a中に打設した支柱4によってプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を地盤a上に固定支持する構造になっている。各連結孔21は平面からみて例えば方形状の形状している。
各連結孔21はその方形の孔周囲が例えば鋼製の枠体21aで構成されている。鋼製の枠体21aは、向かい合う二辺が例えばL型鋼で形成され、これと直角な二辺が例えば平板鋼で形成されている。二辺のL型鋼はその底面が枠体21aの内部側にそれぞれ突出するように取り付けられている。
つまり、鋼製の枠体21aは内部側に突出するL型鋼の底面により、枠体21aの下部の幅間隔は上部の幅間隔に比べて狭くなる係止受け片21bがそれぞれ形成されている。プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1が自動車の衝突や地震などの衝撃によって転倒荷重や浮き上がり荷重が作用しても、この狭くなる両係止受け片21bの上面側が支柱4の上端側に突出形成された後述の係止片41の下面側に係止されて、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の転倒や浮き上がり現象が防がれる構造になっている。
鋼製の枠体21aの四辺の外部側つまり底面盤2のコンクリート側となる部分には、連結孔21の孔周囲を構成する枠体21aが底面盤2と一体となって、底面盤2から外れないように、例えばアンカー21cがそれぞれ取り付けられている。アンカー21cは各辺の外側表面に例えば2本ずつそれぞれ外向きに直角に取り付けられている。
底面盤2の幅方向の一側端に一体的に取り付けられた壁面盤3は、防護柵として機能するもので、前記したように鉄筋コンクリートから構成されており、自動車の衝突に対して十分な強度を有していて、従来のガードレールなどに比べて耐久性が高められている。そして、衝突した自動車が壁面盤3の外に逸脱するのを防ぐことができる。また、自動車の衝突による破損箇所の最小化と速やかな復旧可能となる。
壁面盤3はその両端部3a、3bが平面からみて、それぞれ例えば45度のテーパーが付けられている。前記底面盤2の一端部2aに連なる壁面盤3の一端部3aは壁面の内面側から外面側に向けて例えば45度の角度で前方に突出する形状に形成されている。前記底面盤2の他端部2bに連なる壁面盤3の他端部3bは壁面の内面側から外面側に向けて例えば45度の角度で前方に切除される形状に形成されている。
壁面盤3はその両端部3a、3bにそれぞれテーパーが形成されることにより、このプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1間の取り付けが容易になり、また既設のガードレール端部との取り合いが容易になる。
壁面盤3は底面盤2の表面となる版面からの高さが例えば0.9メートル程である。また、壁面盤3は、その壁面頭部中央部分3cが図2(A)に示すように例えば0.15メートル程その壁面頭部両側部分3dより低くなっていたり、逆に壁面頭部両側部分3dが図2(B)に示すように例えば0.15メートル程その壁面頭部中央部分3cより低くなっていたりする。壁面頭部中央部分3cと壁面頭部両側部分3dの段差のある境界部分は上下に傾斜するテーパー状に形成されている。壁面盤3はその壁面頭部の高さに段差を設けることにより、壁面の威圧感が軽減されている。
支柱4は、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1が設置された地盤a中に打ち込まれて、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の底面盤2の連結孔21に支柱4の上端側が挿入されてコンクリートによって固められることで、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を設置箇所に固定支持する役目を果たす。支柱4には例えば円筒鋼管やH型鋼などが使用される。
支柱4の上端側の側面には両側の側方に向けて突出する係止片41が形成されている。両側に突出する係止片41の突出量は、連結孔21の上部側の幅間隔より僅かに狭く、且つ連結孔21の下部側の係止受け片21bが形成された幅間隔より広くなっていて、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1に転倒荷重や浮き上がり荷重が作用する場合には、支柱4の係止片41により連結孔21の係止受け片21bが係止されて、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を転倒や浮き上がり変動から防ぐようにしている。
次に、上記考案を実施するための最良の形態の構成に基づく作用について以下説明する。
工場で製作された各プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を設置場所まで搬送し、道路の路肩側や駐車場の境界部分の所定の設置箇所に据え付ける。この場合、壁面盤3を道路や駐車場の外側に向けて据え付けて、壁面盤3の内側のスペースを広げる。その後、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の底面盤2に形成された連結孔21に各支柱4を挿入し、重機を使用して各支柱4を地盤a中に打ち込む。
地盤a中に打ち込まれた各支柱4の上端側の側面に突設した係止片41の下面側が、連結孔21の下部側の係止受け片21bの上面に当接する位置で、支柱4の打ち込み作業は終了し、支柱4の上端側が存在する連結孔21の内部にコンクリートを流し込んで固めて、支柱4の上端側とプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の底面盤2の連結孔21とをコンクリートにより一体的に固定する。
長さ方向に隣設する各プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を順次据え付ける。この場合、隣設するプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1同士の連結結合を高めるため、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の底面盤2の他端部2bと隣のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の底面盤2の一端部2aとの隙間には複数の連結部材11が挿入される。各連結部材11はその一端側が底面盤2の他端部2bに形成された連結孔に挿入され、その他端側が隣設する底面盤2bの一端部2aに形成された連結孔に挿入される。
連続して設置するプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1同士は、例えば0.1メートルの隙間を設け、施工性、直線又は左右にシフトして路面の曲がり方向に追従できる。そして、隣り合うプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1の底面盤2の他端部2bと一端部2aとの隙間にはコンクリートを流し込んで固めて、隣り合う隙間およびプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1同士を連結する連結部材11をコンクリートにより一体的に固定する。隣り合うプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1同士は、連結部材11とコンクリートによって強固に固定されることになる。
このようにして、各プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を地盤a中に打設する支柱4によって所定の設置箇所に固定支持すると共に、隣設するプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1同士を連結部材11及びコンクリートによって長さ方向に連接固定する。これにより、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は連続的な防護機能が確保される。
高速道路又は一般道路の路肩側や駐車場の境界部分に据え付けられるプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1は、防護柵として機能する壁面盤3が最も外側に配置され、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵1を固定支持する支柱4は壁面盤3より内側の底面盤2の連結孔21に連結固定される構造になっているため、従来活用できなかった支柱4の外側のスペースを路肩や駐車場の端部の一部として使用可能にでき、これらのスペースを広げることができる。
なお、この考案は上記考案を実施するための最良の形態に限定されるものではなく、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例えば上記考案を実施するための最良の形態において、壁面盤3には壁面頭部中央部分3c或いは壁面頭部両側部分3dが形成されている場合で説明したが必要に応じて省略してもよい。また、連結孔21の平面形状は方形状に限定されるものではない。支柱4は円筒鋼管又はH型鋼に限定されるものではない。さらに、プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の長さ方向の両端部は幅方向に傾斜するテーパー状でなく直角の場合もある。
この考案を実施するための最良の形態を示す路肩据え付け時のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の断面図である。 (A)はこの考案を実施するための最良の形態を示す壁面頭部中央部分が壁面頭部両側部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の側面図である。 (B)はこの考案を実施するための最良の形態を示す壁面頭部両側部分が壁面頭部中央部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の側面図である。 この考案を実施するための最良の形態を示すプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の平面図である。 (A)はこの考案を実施するための最良の形態を示す枠体の平面図である。 (B)は同図(A)のB−B矢視図である。 (C)は同図(A)のC−C矢視図である。 (A)はこの考案を実施するための最良の形態を示す円筒鋼管の支柱の平面図及び中間省略の正面図である。 (B)はこの考案を実施するための最良の形態を示すH型鋼の支柱の平面図及び中間省略の正面図である。 この考案を実施するための最良の形態を示すプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵の端部図である。 (A)はこの考案を実施するための最良の形態を示す壁面頭部中央部分が壁面頭部両側部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を複数連接時の側面図である。 (B)は同図(A)の平面図である。 この考案を実施するための最良の形態を示す壁面頭部両側部分が壁面頭部中央部分より低いプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵を複数連接時の側面図である。 従来説明図である。
符号の説明
1 プレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵
11 連結部材
2 底面盤
2a 一端部
2b 他端部
21 連結孔
21a 枠体
21b 係止受け片
21c アンカー
3 壁面盤
3a 一端部
3b 他端部
3c 壁面頭部中央部分
3d 壁面頭部両側部分
4 支柱
41 係止片
a 地盤

Claims (5)

  1. 高速道路又は一般道路の路肩側防護柵、駐車場の境界防護柵などとして使用されるブロックを、底面盤と該底面盤の据え付け時に最も外側となる一側端から上向きに立設された防護柵用の壁面盤とからなる断面L字型のプレキャスト鉄筋コンクリートブロックから構成し、当該プレキャスト鉄筋コンクリートブロックの底面盤に連結孔を形成し、当該プレキャスト鉄筋コンクリートブロックを支持すべく地盤中に打設された支柱の上端側に上記底面盤の連結孔を嵌合連結して固定すると共に、上記プレキャスト鉄筋コンクリートブロックを長さ方向に複数連接したことを特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵。
  2. 支柱の上端側の側面には両側の側方に向けて突出する係止片が形成され、連結孔の下部側には係止受け片が形成された請求項1記載のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵。
  3. 壁面盤の壁面頭部の中央部分をその両側部分より低くした請求項1記載のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵。
  4. 壁面盤の壁面頭部の両側部分をその中央部分より低くした請求項1記載のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵。
  5. 隣設するプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵同士を複数の連結部材で連結した請求項1記載のプレキャスト鉄筋コンクリート製防護柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113832837A (zh) * 2021-09-29 2021-12-24 广州机施建设集团有限公司 一种装配式防撞墙、焊接装置及一种装配式防撞墙的施工方法

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