JP2524183Y2 - スイッチ入力回路 - Google Patents

スイッチ入力回路

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JP2524183Y2
JP2524183Y2 JP1510091U JP1510091U JP2524183Y2 JP 2524183 Y2 JP2524183 Y2 JP 2524183Y2 JP 1510091 U JP1510091 U JP 1510091U JP 1510091 U JP1510091 U JP 1510091U JP 2524183 Y2 JP2524183 Y2 JP 2524183Y2
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忠司 能勢
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関西日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、制御装置の入力部等に
おいて外部スイッチの操作を検出するスイッチ入力回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチ入力回路11Aは、例え
ば図2に示すように、外部スイッチ12をスイッチ接続
端子13と電源Vccとの間に接続するようになってい
た。そして、外部スイッチ12がOFF(開)の場合に
は、プルダウン抵抗RPDを介してIC14の入力が接地
され、外部スイッチ12がON(閉)の場合には、電源
Vccからの電流によるプルダウン抵抗RPDでの電圧降下
がIC14の入力に印加されて、これらの操作を検出す
ることができる。
【0003】また、図3に示す従来のスイッチ入力回路
11Bは、スイッチ接続端子13に接続した外部スイッ
チ12の他方端を接地側に接続するようになっていた。
そして、この場合には、IC14の入力がプルアップ抵
抗RPUを介して電源Vccに接続され、これによって外部
スイッチ12のOFF時に電源VccがIC14の入力に
印加されるようにしている。外部スイッチ12がONの
場合には、この外部スイッチ12を介してIC14の入
力が接地されることになる。従って、この図3のスイッ
チ入力回路11Bの場合にも、外部スイッチ12の操作
を検出することができる。なお、上記図2及び図3にお
けるダイオードD11,D12と抵抗R11は、IC14を過
大な入力から保護するために接続されたものである
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
スイッチ入力回路11は、IC14の入力端子にプルダ
ウン抵抗RPDとプルアップ抵抗RPUのいずれが接続され
ているかによって、外部スイッチ12を電源Vccに接続
するか接地側に接続するかが規制されてしまう。このた
め、実際にこのスイッチ入力回路11A,11Bに外部
スイッチ12を接続する場合には、スイッチ入力回路1
1が上記図2と図3のいずれのタイプであるかを逐一確
認しながら作業を行う必要がある。しかも、外部スイッ
チ12のONに対して、図2のスイッチ入力回路11A
ではIC14の入力がHレベルとなり、図3ではIC1
4の入力がLレベルとなるため、この外部スイッチ12
の接続を誤ると、たとえON/OFF操作が検出された
としてもメーク接点とブレーク接点の関係が逆転し、操
作者の意図とは逆の動作を行うことになる。
【0005】従って、従来のスイッチ入力回路11A,
11Bは、外部スイッチ12を電源Vcc側と接地側のい
ずれに接続するかが予め決定されているため、配線作業
が煩わしいものとなるだけでなく、この接続を誤ると、
重大な誤動作を発生させるおそれがあるという問題が生
じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案のスイッチ入力回路は、ダイオードブリッジ
における交流入力端子の一方にスイッチ接続端子を設け
ると共に、この交流入力端子の他方に主電源よりも電圧
の低い副電源を接続し、スイッチング回路の制御端子間
にこのダイオードブリッジにおける直流出力端子の正負
極を接続したことを特徴としている。
【0007】
【作用】ダイオードブリッジは、2端子ずつの交流入力
端子と直流出力端子を有する4端子回路であり、直流出
力端子の正極には、交流入力端子のいずれの端子からで
も電源を供給することができ、この直流出力端子の負極
は、交流入力端子のいずれの端子へも接地することがで
きる。
【0008】このため、上記構成のように交流入力端子
の一方にスイッチ接続端子を設けてここに外部スイッチ
を接続すると共に、この交流入力端子の他方に主電源よ
りも電圧の低い副電源を接続すると、外部スイッチの他
方が主電源側に接続されている場合には、この外部スイ
ッチがONのときに、直流出力端子の正極に主電源から
の電源が供給され、負極はこれよりも電圧の低い副電源
が接地側となる。また、外部スイッチの他方が接地され
ている場合には、この外部スイッチがONとなったとき
に、直流出力端子の正極に副電源からの電源が供給さ
れ、負極は外部スイッチを介して接地される。さらに、
外部スイッチがOFFとなった場合には、いずれに接続
されていても、直流出力端子の両極が同電位となる。
【0009】従って、この直流出力端子の正負極をスイ
ッチング回路の制御端子に接続すれば、外部スイッチが
主電源側と接地側のいずれに接続されている場合であっ
ても、それぞれのON/OFF操作に基づいてスイッチ
ング回路が同じ動作を行うようになる。即ち、例えば外
部スイッチをメーク接点のスイッチとした場合には、こ
の外部スイッチの接続状態にかかわらず、メーク操作に
よってスイッチング回路から同じ出力を取り出すことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本考案の実施例
を詳述する。
【0011】図1は本考案の一実施例を示すものであっ
て、スイッチ入力回路の回路図である。
【0012】本実施例のスイッチ入力回路1は、スイッ
チング回路としてトランジスタQ1,Q2 のスイッチン
グ動作回路を用いた場合を示す。
【0013】ダイオードブリッジ3は、4個のダイオー
ドD1 〜D4 によって構成されている。そして、ダイオ
ードD1 のアノードとダイオードD2 のカソードとの間
の交流入力端子3aには、外部スイッチ2を接続するた
めのスイッチ接続端子4が設けられている。このスイッ
チ接続端子4には、図示のように、主電源Vcc側に接続
された外部スイッチ2a、又は、接地GND側に接続さ
れた外部スイッチ2bのいずれかが接続されるようにな
っている。また、ダイオードブリッジ3におけるダイオ
ードD3 のアノードとダイオードD4 のカソードとの間
の交流入力端子3bは、副電源VR を介して接地GND
に接続されている。この副電源VR は、主電源Vccと接
地GNDの電位とのほぼ中間の電圧を有する電源であ
る。尚、この副電源VR は、主電源Vccを抵抗によって
分圧して生成することもできる。
【0014】上記ダイオードブリッジ3におけるダイオ
ードD1 ,D3 のカソード側となる正極の直流出力端子
3cは、ベース抵抗R1 を介してnpnトランジスタQ
1 のベース端子に接続されている。また、ダイオードD
2 ,D4 のアノード側となる負極の直流出力端子3d
は、npnトランジスタQ1 のエミッタ端子に接続され
ている。そして、npnトランジスタQ1 のコレクタ端
子は、分圧抵抗R2 ,R3 を介して主電源Vccに接続さ
れている。従って、このnpnトランジスタQ1は、ダ
イオードブリッジ3の直流出力端子3c,3dに順方向
のベース−エミッタ間電圧が出力されると導通状態にな
ってスイッチング動作を行う。なお、npnトランジス
タQ1 のベース端子とエミッタ端子間に接続された抵抗
R4 は、ベース蓄積電荷を放電しスイッチング動作を高
速化させるためのものである。
【0015】上記npnトランジスタQ1 のコレクタ端
子に接続された分圧抵抗R2 ,R3間は、pnpトラン
ジスタQ2 のベース端子に接続されている。また、pn
pトランジスタQ2 は、エミッタ端子を主電源Vccに接
続され、コレクタ端子を出力抵抗R5 を介して接地GN
Dに接続されて、このコレクタ端子にスイッチ入力回路
1の出力端子5を設けている。従って、このpnpトラ
ンジスタQ2 は、npnトランジスタQ1 が導通する
と、自身も導通してスイッチング動作を行い、出力端子
5にnpnトランジスタQ1 のコレクタ出力を反転して
出力することができる。
【0016】上記構成のスイッチ入力回路1において、
まずスイッチ接続端子4と主電源Vccとの間に外部スイ
ッチ2aを接続した場合の動作を説明する。外部スイッ
チ2aがONになると、主電源Vccからの電流がスイッ
チ入力回路1に流入し、ダイオードブリッジ3の交流入
力端子3a,ダイオードD1 及び直流出力端子3cを介
してベース抵抗R1 を通りnpnトランジスタQ1 のベ
ース端子に流れ込む。そして、このnpnトランジスタ
Q1 のエミッタ端子からの電流は、ダイオードブリッジ
3の直流出力端子3d,ダイオードD4 及び交流入力端
子3bを介して主電源Vccよりも低電圧の副電源VR に
流れ出す。すると、npnトランジスタQ1 のベース−
エミッタ間電圧が主電源Vccと副電源VR との差の電位
となって、このnpnトランジスタQ1 とpnpトラン
ジスタQ2 を導通させ、スイッチ入力回路1の出力端子
5からHレベルを出力することができる。
【0017】次に、スイッチ入力回路1におけるスイッ
チ接続端子4と接地GNDとの間に外部スイッチ2bを
接続した場合の動作を説明する。外部スイッチ2bがO
Nになると、副電源VR からの電流がダイオードブリッ
ジ3の交流入力端子3b,ダイオードD3 及び直流出力
端子3cを介してベース抵抗R1 を通りnpnトランジ
スタQ1 のベース端子に流れ込む。そして、このnpn
トランジスタQ1 のエミッタ端子からの電流は、ダイオ
ードブリッジ3の直流出力端子3d,ダイオードD2 及
び交流入力端子3aを介して外部スイッチ2bを通り接
地GNDに流れ出す。すると、npnトランジスタQ1
のベース−エミッタ間電圧が副電源VRの電位となっ
て、このnpnトランジスタQ1 とpnpトランジスタ
Q2 を導通させ、この場合もスイッチ入力回路1の出力
端子5からHレベルを出力することができる。
【0018】また、これら外部スイッチ2a,2bがO
FFとなった場合には、共にダイオードブリッジ3の直
流出力端子3c,3dが同電位となるため、npnトラ
ンジスタQ1 とpnpトランジスタQ2 が非導通状態と
なり、スイッチ入力回路1の出力端子5からはLレベル
が出力されることになる。
【0019】この結果、本実施例のスイッチ入力回路1
によれば、主電源Vcc側に外部スイッチ2aを接続した
場合と接地GND側に外部スイッチ2bを接続した場合
のいずれであっても、これらのON/OFF操作を受け
付けると共に、外部スイッチ2a,2bの各ON/OF
F操作に応じて共通の出力を行うことができるようにな
る。
【0020】なお、本実施例では、スイッチング回路と
してnpnトランジスタQ1 とpnpトランジスタQ2
との回路を使用したが、これに限らず他の無接点スイッ
チング素子又は有接点のスイッチング素子による回路を
用いることができる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
のスイッチ入力回路は、スイッチ接続端子に接続する外
部スイッチを主電源側又は接地側のいずれに接続するこ
ともできるので、配線作業の煩わしさが解消されるとい
う効果を奏する。しかも、外部スイッチがいずれに接続
されている場合であっても、それぞれのON/OFF操
作によってスイッチング回路に同じ出力を行わせること
ができるので、接続ミスによって誤動作が発生するおそ
れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであって、スイッ
チ入力回路の回路図である。
【図2】従来例を示すものであって、スイッチ入力回路
の回路図である。
【図3】他の従来例を示すものであって、スイッチ入力
回路の回路図である。
【符号の説明】
2 ダイオードブリッジ 2a 交流入力端子 2b 交流入力端子 2c 直流出力端子 2d 直流出力端子 3 スイッチ接続端子 VR 副電源 Q1 npnトランジスタ Q2 pnpトランジスタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイオードブリッジにおける交流入力端子
    の一方にスイッチ接続端子を設けると共に、この交流入
    力端子の他方に主電源よりも電圧の低い副電源を接続
    し、スイッチング回路の制御端子間にこのダイオードブ
    リッジにおける直流出力端子の正負極を接続したことを
    特徴とするスイッチ入力回路。
JP1510091U 1991-02-22 1991-02-22 スイッチ入力回路 Expired - Lifetime JP2524183Y2 (ja)

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JPH04105726U JPH04105726U (ja) 1992-09-11
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