JP2604779Y2 - 3状態入力回路 - Google Patents

3状態入力回路

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JP2604779Y2
JP2604779Y2 JP1993075182U JP7518293U JP2604779Y2 JP 2604779 Y2 JP2604779 Y2 JP 2604779Y2 JP 1993075182 U JP1993075182 U JP 1993075182U JP 7518293 U JP7518293 U JP 7518293U JP 2604779 Y2 JP2604779 Y2 JP 2604779Y2
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input
resistor
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input circuit
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昌克 石田
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Mitsuba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はICなどの入力回路とし
て用いられる、L入力、H入力及び浮動入力状態からな
る3状態入力に対応した入力端子を有する入力回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】3状態入力回路として図2に於て符号2
により示されたような回路が知られている。図1におい
て、符号2は、通常は別の回路からなるもので、便宜
上、Hレベル、Lレベル及び浮動状態を取り得るスイッ
チとして示されている。この回路によれば、入力回路1
の入力端子INがLレベルである場合には、トランジス
タT1、T3がオンとなり、トランジスタT2、T4が
オフとなり、出力端子OUT2のみからHレベル出力が
発生する。次に、入力端子INがHレベルである場合に
は、トランジスタT2、T4がオンとなり、トランジス
タT1、T3がオフとなり、出力端子OUT1のみから
Hレベル出力が発生する。入力端子INが浮動レベルで
ある場合には、トランジスタT1、T4がオンとなり、
トランジスタT2、T3がオフとなり、両出力端子OU
T1、OUT2のいずれからもからHレベル出力が発生
しない。
【0003】このような回路は、車載用のICの一部と
して広く用いられるものであるが、部品の互換性の観点
から、12ボルト及び24ボルトのいずれの電源を用い
た場合でも使用可能であるのが望ましい。そこで、12
ボルト仕様の入力回路を24ボルト電源について使用し
ようとする場合、入力回路1の両電源端子Vcc-G間に
ツェナーダイオードZDを接続し、電源端子の接地側を
抵抗VRを介して接地すると共に、入力端子に抵抗RPを
直列接続して用いることが考えられる。これによれば、
ツェナーダイオードZD及び抵抗VRからなる直列回路
により、入力回路1に対しては適正な電源電圧が加えら
れ、入力端子INに抵抗RPが直列接続されていること
により、スイッチ2が接地された場合でも、入力回路1
に対して過大な電圧が加わらないようにすることができ
る。
【0004】その場合、T4に対して過大な逆電圧が加
わらないようにするためには、RP>R1であることを
要するが、スイッチ2がHレベル側に切り替わった場合
には、抵抗RPが過大となり、入力回路1に付随するI
Cが適切に作動できないことが考えられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本考案の主な目的は、電源電圧が変更さ
れた場合でも簡単に対応し得るような3状態入力回路を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本考
案によれば、L入力、H入力及び浮動入力状態からなる
3状態入力に対応した入力端子を有する入力回路であっ
て、入力側からみて順方向のダイオード及び第1の抵抗
を直列接続した回路と、前記とは逆方向のダイオード及
び第2の抵抗を直列接続した回路とを互いに並列に接続
したものを、入力端子に直列に接続し、前記第1の抵抗
の抵抗値が前記第2の抵抗の抵抗値よりも小さくなるよ
うに定めたことを特徴とする入力回路を提供することに
より達成される。
【0007】
【作用】このように入力端子において有効な抵抗値を、
入力端子のレベルがLレベルであるかHレベルかに応じ
て適切に切り替えることにより、電源電圧が変更された
場合でも、トランジスタを破壊することなく、しかも入
力回路としての機能を適切に果たし得るようにすること
ができる。
【0008】
【実施例】以下に添付図面を参照しつつ実施例を用いて
本考案を詳細に説明する。
【0009】図1は本考案に基づく入力回路を示すもの
で、電源端子Vccと接地端子Gとの間には、順方向ダイ
オードD1、抵抗R3、順方向ダイオードD2、抵抗R
4、順方向ダイオードD3及び抵抗R5が直列接続され
ている。NPNトランジスタT1とPNPトランジスタ
T2とがそれぞれエミッタが共通接続されるように直列
接続され、トランジスタT1のコレクタは電源端子Vcc
に接続され、トランジスタT1のベースは、抵抗R3と
ダイオードD2との間のノードに接続されている。トラ
ンジスタT1、T2のエミッタは、抵抗R1を介して入
力端子INに接続されている。トランジスタT2のコレ
クタは一方の出力端子OUT1とされている。
【0010】更に、PNPトランジスタT4とNPNト
ランジスタT3とがそれぞれエミッタが共通接続される
ように直列接続され、トランジスタT4のコレクタは接
地端子Gに接続され、トランジスタT4のベースは、ダ
イオードD3と抵抗R5との間のノードに接続されてい
る。トランジスタT3、T4のエミッタは、抵抗R2を
介して入力端子INに接続されている。トランジスタT
3のコレクタは他方の出力端子OUT2とされている。
【0011】本実施例の場合、入力端子INと、前記と
同様にHレベル、Lレベル及び浮動レベルからなる3状
態を取り得るスイッチ2との間には、スイッチ2の側か
ら見て順方向のダイオードDH及び第1の抵抗RPHを直
列接続した回路と、前記とは逆方向のダイオードDL及
び第2の抵抗RPLを直列接続した回路とを互いに並列に
接続したものが、入力端子INに直列に接続されてい
る。また、第1の抵抗RPHの抵抗値が、前記第2の抵抗
RPLの抵抗値よりも小さくなるように定められている
(RPH<RPL)。
【0012】図1に示されて回路は、本来12ボルト電
源に適合するように設計された入力回路を24ボルト電
源で用いた例を示しているもので、以下にその作動の要
領を説明する。
【0013】このように、Vccが24ボルトであるが、
ツェナーダイオードZD及び抵抗VRの働きにより、入
力回路1の電源端子Vccと接地端子Gとの間には、約1
2ボルトの電圧が印加される。先ず、スイッチ2がLレ
ベルの場合には、入力端子INに対しては、逆方向のダ
イオードDL及び第1の抵抗RPLを直列接続した回路を
介してLレベル信号が加えられるが、RPL>R1となる
ように抵抗値を定めておけば、トランジスタT4に対し
て過大な逆電圧が加わることがない。スイッチ2がHレ
ベルの場合には、入力端子INに対しては、順方向のダ
イオードDH及び第1の抵抗RPHを直列接続した回路を
介してHレベル信号が加えられるが、RPH<R2となる
ように抵抗値を定めておけば、トランジスタT4のエミ
ッタに十分な電流を送り込むことができ、入力回路1を
適切に作動させることができる。また、スイッチ2が浮
動状態の場合には何等問題とならない。
【0014】上記実施例では、RPL>R1、RPH<R2
となるように第1及び第2の抵抗RPH、RPLの抵抗値を
定めたが、一般には、入力回路のトランジスタを破壊す
ることなく、しかも入力回路1を適切に作動させること
ができるように、第1の抵抗RPHの抵抗値が第2の抵抗
のRPLの抵抗値よりも十分に小さくなるように定めれば
良い。
【0015】
【考案の効果】このように同一のIC回路或いは入力回
路を例えば24ボルト電源及び12ボルト電源の両者に
対して簡単に対応させることができ、車載用IC回路等
における部品コストの低減或いは部品在庫管理を簡略化
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく3状態入力回路を示す回路図。
【図2】従来技術に基づく3状態入力回路を表す回路
図。
【符号の説明】
1 入力回路 2 スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L入力、H入力及び浮動入力状態から
    なる3状態入力に対応した入力端子を有する入力回路で
    あって、 入力側からみて順方向のダイオード及び第1の抵抗を直
    列接続した回路と、前記とは逆方向のダイオード及び第
    2の抵抗を直列接続した回路とを互いに並列に接続した
    ものを、入力端子に直列に接続し、前記第1の抵抗の抵
    抗値が前記第2の抵抗の抵抗値よりも小さくなるように
    定めたことを特徴とする入力回路。
JP1993075182U 1993-12-28 1993-12-28 3状態入力回路 Expired - Lifetime JP2604779Y2 (ja)

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