JP2681475B2 - 電話加入者回路の給電方式 - Google Patents
電話加入者回路の給電方式Info
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- JP2681475B2 JP2681475B2 JP63018691A JP1869188A JP2681475B2 JP 2681475 B2 JP2681475 B2 JP 2681475B2 JP 63018691 A JP63018691 A JP 63018691A JP 1869188 A JP1869188 A JP 1869188A JP 2681475 B2 JP2681475 B2 JP 2681475B2
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- Japan
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- power supply
- circuit
- transistor
- subscriber circuit
- supply system
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電話交換機における加入者回路の給電方式に
関する。
関する。
(従来技術) 従来の構内交換機の加入者回路の給電回路は第2図に
示すような方式が用いられている。これは定電流給電方
式と呼ばれるもので、ある程度までの線路長に対して
は、線路の抵抗値によらず、一定の通話電流を供給しう
る点が、その特徴である。
示すような方式が用いられている。これは定電流給電方
式と呼ばれるもので、ある程度までの線路長に対して
は、線路の抵抗値によらず、一定の通話電流を供給しう
る点が、その特徴である。
この場合、通話電流の値はトランジスタQ1,Q2の夫々
のベースをエミッタ間に挿入されている定電圧ダイオー
ドZD1,ZD2のツェナー電圧値と、抵抗R1,R2の値によって
決定される。
のベースをエミッタ間に挿入されている定電圧ダイオー
ドZD1,ZD2のツェナー電圧値と、抵抗R1,R2の値によって
決定される。
通常、交換機の加入者機に接続して使用される標準電
話機は、20mA位の通話電流で十分に動作する。従って交
換機側は25mA程度の通話電流を供給できれば問題はな
い。
話機は、20mA位の通話電流で十分に動作する。従って交
換機側は25mA程度の通話電流を供給できれば問題はな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような交換機にスピーカホーンを接続した場
合、通話電流が不足し、このため電話機が満足に動作し
ない場合がある。この問題を解決するためには、加入者
回路の通話電流を増加させればよい。しかし通話電流の
値は、上述したようにトランジスタに接続された定電圧
ダイオードと抵抗値で決まってしまうので、通話電流を
変えるには、部品の交換をしなければならないことにな
り、実際に行うことは非常に困難である。
合、通話電流が不足し、このため電話機が満足に動作し
ない場合がある。この問題を解決するためには、加入者
回路の通話電流を増加させればよい。しかし通話電流の
値は、上述したようにトランジスタに接続された定電圧
ダイオードと抵抗値で決まってしまうので、通話電流を
変えるには、部品の交換をしなければならないことにな
り、実際に行うことは非常に困難である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の欠点を改善するために提案されたもの
で、通話電流の大きさを制御しうる加入者回路の給電方
式を提供することにある。
で、通話電流の大きさを制御しうる加入者回路の給電方
式を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は加入者回路を形
成する線路と給電用直流電源との間に挿入されているト
ランジスタのエミッタ側の合成抵抗値をスイッチのオン
/オフにより変化させることによって、通話電流の値を
変化させることを特徴とするものである。
成する線路と給電用直流電源との間に挿入されているト
ランジスタのエミッタ側の合成抵抗値をスイッチのオン
/オフにより変化させることによって、通話電流の値を
変化させることを特徴とするものである。
(実施例) 次に実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例を示すもので、(イ)図は電
話加入者回路の給電方式の概要を示す回路図、(ロ)図
は通話電流を制御するための制御回路を示す。(イ)図
において1は電話機、2は2−4変換回路を示す。3は
直流電源(一般には48Vが用いられる)。電話機1と2
−4変換回路2との間にはコンデンサを介して線路4,5
が設けられており、線路4にはトランジスタQ1のコレク
タが接続され、エミッタには抵抗R11,R12,R13の一端が
接続され、抵抗R11の他端は接地され、抵抗R12,R13の他
端は夫々ホトカプラPC11,PC12を介して接地されてい
る。定電圧ダイオードZD1はトランジスタQ1のベースと
接地間に接続されており、このトランジスタQ1のベース
は線路5に抵抗を介して接続されている。線路5に対し
ても上述した線路4と同様に回路が構成されている。
話加入者回路の給電方式の概要を示す回路図、(ロ)図
は通話電流を制御するための制御回路を示す。(イ)図
において1は電話機、2は2−4変換回路を示す。3は
直流電源(一般には48Vが用いられる)。電話機1と2
−4変換回路2との間にはコンデンサを介して線路4,5
が設けられており、線路4にはトランジスタQ1のコレク
タが接続され、エミッタには抵抗R11,R12,R13の一端が
接続され、抵抗R11の他端は接地され、抵抗R12,R13の他
端は夫々ホトカプラPC11,PC12を介して接地されてい
る。定電圧ダイオードZD1はトランジスタQ1のベースと
接地間に接続されており、このトランジスタQ1のベース
は線路5に抵抗を介して接続されている。線路5に対し
ても上述した線路4と同様に回路が構成されている。
(ロ)図においてはマイコン6の出力ポートには抵抗
を介してトランジスタQ3,Q4のベースが接続され、トラ
ンジスタQ3のエミッタは接続され、コレクタはホトカプ
ラPC11,PC21を介して電源7のマイナス側に接続され、
電源のプラス側は接地されている。トランジスタQ4のコ
レクタ側も同様にホトカプラPC12,PC22を介して電源の
マイナス側に接続され、トランジスタQ3,Q4のエミッタ
は接地されている。
を介してトランジスタQ3,Q4のベースが接続され、トラ
ンジスタQ3のエミッタは接続され、コレクタはホトカプ
ラPC11,PC21を介して電源7のマイナス側に接続され、
電源のプラス側は接地されている。トランジスタQ4のコ
レクタ側も同様にホトカプラPC12,PC22を介して電源の
マイナス側に接続され、トランジスタQ3,Q4のエミッタ
は接地されている。
(動作) 次にこの回路の動作について説明する。
交換機には、各回線の動作等に関するデータを持って
いる。例えば、その回線に接続されている電話機のタイ
プ、発信規制に関する情報などさまざまである。このよ
うなデータ(以下通話電流値設定データという)の1つ
として、通話電流の値を設定できるようにしておく。
いる。例えば、その回線に接続されている電話機のタイ
プ、発信規制に関する情報などさまざまである。このよ
うなデータ(以下通話電流値設定データという)の1つ
として、通話電流の値を設定できるようにしておく。
第2図の回路において、通話電流Iは ここに、VZ…ツェナー電圧 VBE……トランジスタQ1,Q2のベース・エミッタ
間電圧 R=R1=R2 である。
間電圧 R=R1=R2 である。
上式においてRの値を変化せしめれば、電流Iの値を
変化せしめることができる。
変化せしめることができる。
従って(イ)図においてホトカプラPC11,PC12,PC21,P
C22のすべてがオフの状態、ホトカプラPC12,PC22がオン
の状態、ホトカプラPC11,PC21がオンの状態などとする
ことにより加入者電流の制御を行うことができる。図示
の場合には4段階に電流を変化することができる。
C22のすべてがオフの状態、ホトカプラPC12,PC22がオン
の状態、ホトカプラPC11,PC21がオンの状態などとする
ことにより加入者電流の制御を行うことができる。図示
の場合には4段階に電流を変化することができる。
このホトカプラの制御の為には(ロ)図が用いられ
る。
る。
マイコン6は加入者回路の通話電流値設定データによ
ってトランジスタQ3,Q4のトランジスタのいずれかをオ
ンせしめ、例えばトランジスタQ3がオンとなった場合
は、ホトカプラPC11,PC21よりの発光により、受光用の
ホトカプラ(イ)図におけるホトカプラPC11,PC21をオ
ンせしめる。これによってトランジスタQ1,Q2のエミッ
タ側の合成抵抗を変化せしめ、通話電流の値を変化せし
めるものである。
ってトランジスタQ3,Q4のトランジスタのいずれかをオ
ンせしめ、例えばトランジスタQ3がオンとなった場合
は、ホトカプラPC11,PC21よりの発光により、受光用の
ホトカプラ(イ)図におけるホトカプラPC11,PC21をオ
ンせしめる。これによってトランジスタQ1,Q2のエミッ
タ側の合成抵抗を変化せしめ、通話電流の値を変化せし
めるものである。
なお、図示の場合は、トランジスタのエミッタ側に並
列に接続されている抵抗は3つの場合が示されている
が、抵抗の数は任意に変更できるものである。
列に接続されている抵抗は3つの場合が示されている
が、抵抗の数は任意に変更できるものである。
(発明の効果) 叙上のように、本発明は加入者回路を形成する線路と
給電用直流電源との間に挿入されているトランジスタの
エミッタ側の合成抵抗値をスイッチのオン/オフにより
変化させ、これによって通話電流の値を変化させるた
め、加入者回路の状態によって容易に、かつ構成も簡単
に、通話電流を適正化せしめうる効果を有する。
給電用直流電源との間に挿入されているトランジスタの
エミッタ側の合成抵抗値をスイッチのオン/オフにより
変化させ、これによって通話電流の値を変化させるた
め、加入者回路の状態によって容易に、かつ構成も簡単
に、通話電流を適正化せしめうる効果を有する。
第1図は本発明の加入者回路の給電方式の実施例、第2
図は従来例を示す。 1……電話機、2……2−4変換回路 3……直流電源、4,5……線路
図は従来例を示す。 1……電話機、2……2−4変換回路 3……直流電源、4,5……線路
Claims (1)
- 【請求項1】電話加入者回路を形成する線路と給電用直
流電源との間に通話電流設定用のトランジスタ回路を挿
入して一定の通話電流を前記線路に供給する電話加入者
回路の給電方式において、 前記トランジスタ回路には、 コレクタを線路側に接続し、エミッタを抵抗を介して電
源側に接続するトランジスタを設け、 直列抵抗を有するスイッチング素子を前記エミッタ側の
抵抗と並列に設け、 前記トランジスタ回路の前記スイッチング素子を制御す
る制御手段を設け、 前記スイッチング素子のオン/オフにより前記トランジ
スタのエミッタ側の合成抵抗の値を変化させることを特
徴とする電話加入者回路の給電方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018691A JP2681475B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 電話加入者回路の給電方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018691A JP2681475B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 電話加入者回路の給電方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194650A JPH01194650A (ja) | 1989-08-04 |
JP2681475B2 true JP2681475B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=11978646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63018691A Expired - Lifetime JP2681475B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 電話加入者回路の給電方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681475B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP63018691A patent/JP2681475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01194650A (ja) | 1989-08-04 |
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Legal Events
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