JPH0666845B2 - 無鳴動端末収容方式 - Google Patents

無鳴動端末収容方式

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JPH0666845B2
JPH0666845B2 JP6359485A JP6359485A JPH0666845B2 JP H0666845 B2 JPH0666845 B2 JP H0666845B2 JP 6359485 A JP6359485 A JP 6359485A JP 6359485 A JP6359485 A JP 6359485A JP H0666845 B2 JPH0666845 B2 JP H0666845B2
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義人 櫻井
和雄 浜里
敏夫 林
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Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデイジタル交換機の公衆用加入者回路に係り、
特に公衆用加入者回路に無鳴動端末(フアクシミリ等)
を収容するに好適な無鳴動端末収容方式に関する。
〔発明の背景〕
従来のデイジタル交換機の一般加入者用加入者回路にお
ける無鳴動端末収容方式については例えば「デイジタル
加入者線交換機における無鳴動呼出方式」濃沼他,昭58
信学全大1763等が知られている。この方式を公衆用加入
者回路に転用した例を第3図ないし第5図により説明す
る。なお、公衆用加入者回路については、例えば「公衆
電話機用加入者回路全電子化の検討」石沢他,昭59信学
全大2007等が参照される。
まず、第3図は従来の公衆用加入者回路を例示するブロ
ック図である。第3図において、2つの給電回路1およ
び2の出力は端子A,Bおよび端子A′,B′により互いに
逆極性に接続され、加入者線路4を介して端末3に給電
する。なお給電回路1,2は制御回路5により制御可能で
ある。第4図は第3図の給電回路1,2の等価回路図であ
る。第4図において、給電回路1(2)は等価抵抗10,1
1および電源18による定電圧定抵抗給電回路と、定電流
源12,13による定電流給電回路とかな成る。なおスイッ
チ14,15は給電停止機能を示すものである。
第3図および第4図において、通常の電話による通話時
には、給電回路1,2の定電流源12,13による定電流給電回
路は常に給電状態にあり抵抗10,11および電源18による
定電圧定抵抗給電回路については、給電回路1の定電圧
定抵抗給電回路が給電状態で、給電回路2の定電圧定抵
抗給電回路が給電停止状態にある。また公衆電話への課
金時には、料金収納のために給電の極性を一時的に反転
させる。この給電の反転時には、給電回路1の定電圧定
抵抗給電回路を給電停止状態にし、給電回路2の定電圧
定抵抗給電回路を給電状態にして給電する。但し、定電
流給電回路については、給電回路1,2ともに常に給電状
態とし、給電回路1と2の間に一定の電流を流して、音
声信号の伝達に必要なバイアス電流を確保する。従って
端末3には常に見かけ上は定電圧定電流給電が行なわれ
る。
一方で無鳴動フアクシミリ等の無鳴動端末の収容時に
は、端末呼び出し時に交流信号を送って該端末を起動す
る必要があるが、このとき端末3は通常の電話機と異な
り10kΩ以上の高抵抗を有している。従って定電圧定抵
抗給電を行なおうとすると、電流がほとんど流れない。
第5図は第3図の給電回路1,2の回路構成図である。第
5図において、給電回路1(2)は出力トランジスタ10
1,103と、抵抗102,104と、電源105と、帰還回路106とか
ら電子回路で構成される。この給電回路1(2)の出力
トランジスタ101,103および帰還回路106により等価的に
第4図の定電圧定抵抗給電を行なう。このため無鳴動端
末の高抵抗負荷が接続されると、出力トランジスタ101,
103が飽和して給電特性の直線性が失なわれる。またバ
イアス電流が僅かになるため、信号電体のダイナミック
レンジの確保が困難になる。
そこでこれらを防止するために加入者回路内部でダミー
電流を流す方法がある。第6図は本方法を用いた公衆用
加入者回路の無鳴動端末収容方式を例示する機能ブロッ
ク図である。第6図において、加入者線路4の間に設け
た抵抗6とスイッチ7から成る回路が本方法によるダミ
ー電流を流す回路である。第6図の給電回路1,2は上記
の通常の電話による通話時と同様に、給電回路1,2の定
電流給電回路は給電状態にあり、給電回路1の定電圧定
抵抗給電回路が給電状態で、給電回路2の定電圧定抵抗
給電回路が給電停止状態にある。この状態で無鳴動端末
呼出し時には、スイッチ7を閉じて抵抗6にダミー電流
を流すことにより、上記の問題を解決する。しかしこの
方式では、抵抗6の消費電力が大きく、またスイッチ4
としてリレー等が必要であって、給電回路の集積回路化
と高密度実装化に不利である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記した従来技術の問題点を解決し、公
衆用加入者回路の集積回路化と高密度実装化の容易な無
鳴動端末収容方式を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、公衆用加入者回路の給電回路には定電圧定抵
抗給電機能と停電流給電機能が備わっていることを利用
して、無鳴動端末を収容するさいに2つの給電回路のう
ち一方の給電回路は定電流給電を停止して定電圧定抵抗
給電の状態に設定するとともに、他方の給電回路は定電
圧定抵抗給電を停止して定電流給電の状態に切り換えて
設定することにより、見かけ上は後者の給電回路がダミ
ー電流源として動作するようにした無鳴動端末収容方式
である。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の一実施例を第1図および第2図により説
明する。第1図は本発明による公衆用加入者回路の無鳴
動端末収容方式の一実施例を示す概要機能ブロック図で
ある。第1図において、デイジタル交換機の公衆用加入
者回路の2つの給電回路1,2は、抵抗10,11および電源18
による定電圧定抵抗給電機能と定電流源12,13による定
電流給電機能を併有し、かつ制御回路5の制御信号によ
って給電状態と給電停止状態の2つの状態に切り換えて
設定することが可能であって、この2つの給電回路1,2
の出力は端子A,Bおよび端子A′,B′により互いに逆極
性に接続され、加入者線路4を介して端末3に給電す
る。いまこの公衆用加入者回路が端末3として、高抵抗
を有するために定電圧定抵抗給電では端末への交流信号
の送受に必要な直流バイアス電流が得られない端末いわ
ゆる無鳴動端末3を収容するときには、本発明により図
示のように2つの給電回路1,2のうち一方の給電回路1
は定電流給電を停止して抵抗10,11および電源18による
定電圧定抵抗給電のみの状態に設定し、他方の給電回路
2は定電圧定抵抗給電を停止して定電流源12,13による
定電流給電のみの状態に設定する。これにより見かけ上
で後者の給電回路2がダミー電流源として動作し、2つ
の給電回路1,2間に一定のバイアス電流を流すことがで
きる。
つぎに第2図は本発明による公衆用加入者回路の無鳴動
端末収容方式の一実施例を示す第1図の給電回路1,2の
具体的な回路図である。第2図において、第5図と同じ
もの例えば出力トランジスタ101,103と、抵抗102,104
と、電源105には同じ符号を付してある。本回路は端子
B,A側が対称的に構成されていて、出力トランジスタ10
1,103と、抵抗102,104と、電源105と、帰還回路の抵抗2
01,202と、カレントミラー203,204と、カレントミラー2
09,210と電源208と、抵抗215,216は等価的な定電圧定抵
抗給電回路をなす。また出力トランジスタ101,103と、
抵抗102,104と、カンレントミラー205,206と、定電流源
207と、カレントミラー209,210と、抵抗215,216は定電
流給電回路をなす。さらにトランジスタ211,212と、抵
抗213,214は帰還回路のカレントミラー203,204を停止さ
せて定電圧電抵抗給電回路を給電停止状態とするスイッ
チをなし、トランジスタ217と、抵抗218はカレントミラ
ー206を停止させて定電流給電回路を給電停止状態とす
るスイッチをなす。
この構成で、本回路はいま端子B,A(B′,A′)の間に
負荷が接続されると、端子B,A(B′,A′)側が対称的
に動作して、エミッタ抵抗102と出力トランジスタ101を
介して負荷に電流が流れ、出力トランジスタ103とエミ
ッタ抵抗104を介して電源105に電流が吸い込まれる。こ
のときの負荷電流の一部は帰還回路の高抵抗201,202で
検出され、カレントミラー203,204の入力となる。この
カラントミラー203,204の出力はカレントミラー209,210
で折り返され、抵抗215,216によって出力トランジスタ1
01,103のバイアス電圧を決定する。すなわち負帰還回路
の抵抗215,216とエミッタ抵抗102,104で出力トランジス
タ101,103の利得を決める。したがって負帰還回路の抵
抗201,202と抵抗215,216とエミッタ抵抗102,103の値を
適当に選べば等価的に定電圧定抵抗給電を行なうことが
できる。またトランジスタ211,212と抵抗213,214からな
るスイッチの端子b,aから制御信号によりそれぞれ電流
を引き込むか、電流を流し込めば、カレントミラー203,
204は動作停止して、負帰還がかからなくなり、出力ト
ランジスタ101,103を駆動しなくなる。したがって定電
圧定抵抗給電は停止する。一方の定電流源207の出力は
カレントミラー206,205で折り返されて、カレントミラ
ー209,210の入力となる。したがって今年は定電流源207
の定電流値と抵抗215,216とエミッタ抵抗102,104の値で
決まる定電流値をもった定電流給電を出力トランジスタ
101,103を介して行なうことができる。またトランジス
タ217と抵抗218からなるスイッチの端子cに制御信号に
よる電流を流し込めばカレントミラー206が動作停止し
て、出力トランジスタ101,103を駆動しなくなる。した
がって定電流給電は停止する。
本回路により公衆用加入者回路の給電回路1,2を構成す
れば、第1図の無鳴動端末3への給電状態に給電回路1,
2を設定することは容易であり、また第6図の抵抗6と
スイッチ7がない通常の電話端末3への給電状態に給電
回路1,2を設定することももちろん容易である。すなわ
ち具体的には本回路による給電回路1,2の各端子Bと
A′,端子AとB′が接続された状態で、たとえば第1
図の無鳴動端末3への給電には、一方の給電回路1は制
御回路5の制御信号による電流をスイッチの端子cに加
えることにより定電流給電回路を動作停止させて、定電
圧定抵抗給電回路のみ動作させるとともに、他方の給電
回路2は制御回路5の制御信号による電流をスイッチの
端子bから引き、端子aに加えることにより定電圧定抵
抗給電回路を動作停止させて定電流給電回路のみ動作さ
せる。これにより給電回路2の定電流値を通常の電話端
末での通話時に端末へ流れる電流値に相当する値たとえ
ば20mA程度に設定すれば、給電回路1には十分な動作電
圧とバイアス電流が与えられ、加入者線路4を介した端
末3に高抵抗負荷の無鳴動端末3が接続されても問題は
ない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、無鳴動端末を収容するの
に公衆用加入者回路の内部に電力容量を大きな抵抗およ
びリレー等のスイッチを付加せずに若干の電子回路を付
加することで可能であり、特に給電回路を集積回路化す
るのに有利な回路構成をとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による公衆用加入者回路の無鳴動端末収
容方式の一実施例を示す概略機能ブロック図、第2図は
同じく給電回路図、第3図は従来の公衆用加入者回路を
例示するブロック図、第4図は同じく給電回路等価回路
図、第5図は同じく給電回路構成図、第6図は従来の公
衆用加入者回路の無鳴動端末収容方式を例示する概要機
能ブロック図である。 1,2……給電回路 3……端末 4……加入者線路 5……制御回路 10,11……等価抵抗 12,13……等価定電流源 18……電源 101,103……出力トランジスタ 106……帰還回路 203〜206,209,210……カレントミラー 207……定電流源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電圧定抵抗給電機能と定電流給電機能と
    を併有してかつ制御信号により給電状態と給電停止状態
    とに設定可能な2つの給電回路の出力を互いに逆極性に
    接続してなる公衆用加入者回路において、高抵抗を有す
    る無鳴動端末を収容するさいに一方の給電回路の定電流
    給電を停止して定電圧定抵抗給電のみの状態とするとと
    もに他方の給電回路の定電圧定抵抗給電を停止して定電
    流給電のみの状態とすることにより、2つの給電回路の
    間に一定のバイアス電流を流すようにした無鳴動端末収
    容方式。
JP6359485A 1985-03-29 1985-03-29 無鳴動端末収容方式 Expired - Lifetime JPH0666845B2 (ja)

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